JPH02632Y2 - - Google Patents

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JPH02632Y2
JPH02632Y2 JP7602685U JP7602685U JPH02632Y2 JP H02632 Y2 JPH02632 Y2 JP H02632Y2 JP 7602685 U JP7602685 U JP 7602685U JP 7602685 U JP7602685 U JP 7602685U JP H02632 Y2 JPH02632 Y2 JP H02632Y2
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JP
Japan
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belt conveyor
suction
printed circuit
circuit board
box
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JP7602685U
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JPS61192294U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はセラミツクス印刷基板等の印刷基板を
乾燥炉から焼成炉へ移載したり焼成炉から乾燥炉
へ移載する場合等に使用する印刷基板搬送コンベ
ヤ用移載装置に関するものである。
(従来の技術) 自動スクリーン印刷装置において印刷されたセ
ラミツクス厚膜基板等の印刷基板を赤外線高速乾
燥炉に設置した第1のベルトコンベヤにおいて乾
燥後該赤外線高速乾燥炉の上方にある赤外線高速
焼成炉に設置した第2のベルトコンベヤに移載
し、該赤外線高速焼成炉内を通過する間に焼成す
るようにした印刷基板製造システムは本出願人が
先に実願昭59−130392号として出願済であるが、
この種の装置において第1のベルトコンベヤから
第2のベルトコンベヤに焼成前の印刷基板を移載
するには、従来は第1のベルトコンベヤにより送
られてきた印刷基板を該第1のベルトコンベヤの
終端位置にストツパをもつて整列させたうえ吸盤
により移載していた。ところが吸盤による移載は
ベルト進行中において第1のベルトコンベヤのメ
ツシユベルトに直接載置されている印刷基板を吸
盤により押圧することとなるため、印刷基板の裏
面がメツシユベルトにより傷付けられ、特に、両
面印刷基板を移載する場合には印刷面が傷付けら
れるおそれがあり、また、1枚の印刷基板につき
1個の吸盤を必要とするため構造が複雑になつて
高価となる。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとするところは前記のよう
な欠点を除き、ベルトコンベヤによつて送られて
きた印刷基板を傷付けることなく外のベルトコン
ベヤに適確に移載でき、しかも、構造が簡単で安
価な印刷基板搬送コンベヤ用移載装置を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、吸引源にフレキシブルチユーブとバ
ルブとを介して接続されたボツクス本体の底面部
に複数個の吸引孔を配設してなる吸引ボツクスを
その底面が第1のベルトコンベヤ4の終端上面に
近接する位置と第2のベルトコンベヤ5の始端上
面に近接する位置との間を往復動されるように設
けたことを特徴とするものである。
(作用) このように構成されたものは、第1のベルトコ
ンベヤに載せられてその終端上面に印刷基板が送
られてストツパにより整列されると、該第1のベ
ルトコンベヤの終端上面に近接する位置に底面が
あつてブロア等の吸引源にフレキシブルチユーブ
とバルブとを介してボツクス本体が接続されてい
る吸引ボツクスは前記バルブが開かれることによ
り吸引源と連通され、ボツクス本体の内部に吸引
力が生じるから該ボツクス本体の底面部に配設さ
れている各吸引孔の直下に整列されている印刷基
板は該ボツクス本体による押圧を加えることなく
浮き上がつて底面部に吸着される。そして、吸着
後はこの吸引ボツクスをその底面が第2のベルト
コンベヤの始端上面に近接する位置まで移動し、
バルブを閉じてボツクス本体内と吸引源との連通
を解けば底面部に吸着されていた印刷基板は自重
により直下にある第2のベルトコンベヤの始端上
面に整列され、以下、この作動が繰り返される。
(実施例) 次に、本考案を赤外線高速乾燥炉上に赤外線高
速焼成炉を設置した図示の上下2段式の印刷基板
製造システムに用いた装置を実施例として詳細に
説明する。
1はクリーンルームにある窯入、窯出ゾーンと
該クリーンルームから離れた移載ゾーンとの間に
設置される上下2段式の印刷基板製造システム本
体で、下段となるトンネル状の赤外線高速乾燥炉
2と上段となる赤外線高速焼成炉3とにより構成
され、下段となる赤外線高速乾燥炉2にはその内
部を通過するように窯入、窯出ゾーンから移載ゾ
ーンに向けて未乾燥の印刷基板を移送するための
メツシユベルトを使用した第1のベルトコンベヤ
4が設置され、他方、上段となる赤外線高速焼成
炉3にはその内部を通過するように移載ゾーンか
ら窯入、窯出ゾーンに向けて乾燥済の印刷基板を
移送するためのメツシユベルトを使用した第2の
ベルトコンベヤ5が設置されている。6は赤外線
高速乾燥炉2の架台7の一側に取付けられる移載
装置のベース台であつて、該ベース台6の両側上
面には摺動軸8,8が植設され、該摺動軸8,8
の上端は前記架台7の一側上方に取付けられたア
ームベース9に固定されている。また、前記ベー
ス台6の一側上方には第1のベルトコンベヤ4の
ドラム10と同一面上に位置させて該第1のベル
トコンベヤ4の終端に送られた印刷基板を感知す
るセンサ付のストツパ11が設けられている。ま
た、各摺動軸8にはスライドベアリング付パイプ
14に固定されコ形ベース15が上下に摺動可能
となるよう貫通して取付けられ、コ形ベース15
の上下にはローラチエーン16が取付けられ、該
ローラチエーン16はベース台6の下方に設けら
れた駆動用モータ付の減速機17のスプロケツト
とアームベース9に設けられたスプロケツトに巻
廻されて減速機17を正逆回転することによりコ
形ベース15を上下動させる。さらに、コ形ベー
ス15のベルト幅方向の中心には吸引ボツクス1
9を前後動させるためのシリンダ18が設けら
れ、該シリンダ18の軸先端には吸引ボツクス1
9がその底面を第1のベルトコンベヤ4の終端上
面に可及的に接近対向するように固定されてい
る。吸引ボツクス19には垂直アーム20が取付
けられており、この吸引ボツクス19はコ形ベー
ス15より下方に位置するようにシリンダ18の
先端に取付けられている。また、このコ形ベース
15にはシリンダ18を振り分けてスライドベア
リングが内装されたパイプ21が取付けられてお
り、そのパイプ21に摺動軸22が貫通されて一
端は前記垂直アーム20に固定され、他端は吸引
ボツクス19の必要前進長に合わせた長さとして
いるが特に固定されていない。なお、この吸引ボ
ツクス19は耐蝕性に優れたステンレス鋼板より
なるボツクス本体19aの底面部に印刷基板を吸
引するための吸引孔23を複数個配設したものと
しており、吸引時の印刷基板への衝撃を緩和する
ために薄いゴムシート19bが吸引孔23を避け
て張りつけられている。さらに、ボツクス本体1
9aの上部にはシリンダ24に連結されたバラン
ス式のバルブ25が該ボツクス本体19aの上面
壁を貫通して取付けられた吸引ダクト26の経路
の1箇所内に挿入されて設けられている。そし
て、この吸引ダクト26は長さに余裕のあるフレ
キシブルチユーブ27と連結され、その端末は図
示しない市販のリングブロア等の吸引源に接続さ
れている。なお、ボツクス本体19aの上面壁を
貫通して取付けられた吸引ダクト26は吸引力を
極力均等にさせるためダクト断面積を変化させる
ことが望ましく、また、コ形ベース15の上下動
の停止位置および吸引ボツクス19の前後動位置
は近接スイツチによつて電気信号により動作す
る。
なお、吸引ボツクス19をその底面が第1のベ
ルトコンベヤ4の終端上面に近接する位置と第2
のベルトコンベヤ5の始端上面に近接する位置と
の間を往復動するようにする機構は前記実施例に
記載したものに限定されることはなく、第1のベ
ルトコンベヤ4と第2のベルトコンベヤ5とが上
下に配置されている場合においても、例えば第7
図に示す第2の実施例のように旋回式にしたり、
第8図に示す第3の実施例のように摺動軸8,8
の代りに屈曲したガイドレール8a,8aを使用
して吸引ボツクス19が該ガイドレール8a,8
aに沿つてチエン駆動により往復動されるように
してもよく、また、第1のベルトコンベヤ4と第
2のベルトコンベヤ5は同一面上に配置して両者
間を吸引ボツクス19が水平移動されるようにし
てもよい。
(考案の効果) このような印刷基板搬送コンベヤ用移送装置
は、第1のベルトコンベヤ4に載せられてその終
端上面に印刷基板が送られてセンサ付のストツパ
11により整列されると、該第1のベルトコンベ
ヤ4の終端上面に近接する位置に底面があつて吸
引源にフレキシブルチユーブ27とバルブ25と
を介してボツクス本体19aが接続されている吸
引ボツクス19はセンサ付のストツパ11により
発せられる信号で前記バルブ25が開かれること
により吸引源と連通され、ボツクス本体19aの
内部に吸引力が生じるから該ボツクス本体19a
の底面部に配設された各吸引孔23の直下に整列
されている印刷基板は吸引ボツクス19により押
圧を加えなくても浮き上がつて底面部に吸着され
る。そこで、吸着後はこの吸引ボツクス19をそ
の底面が第2のベルトコンベヤ5の始端上面に近
接する位置まで移動し、バルブを閉じれば、ボツ
クス本体19a内と吸引源との連通が解かれるの
で底面部に吸着されていた印刷基板は自重により
その直下にある第2のベルトコンベヤ5の始端上
面に整列されることとなるもので、印刷基板の移
載時にベルトコンベヤ4,5を停止させる必要が
ないので効率的なうえに印刷基板はベルトコンベ
ヤ4,5のメツシユベルトに押圧されることがな
いので裏面に傷がつくおそれもない。そして、ベ
ルトコンベヤ4,5のベルト幅と吸引ボツクス1
9の底面幅を略等しく設定しておくことによりそ
の底面部に配設された複数個の吸引孔をもつて各
種寸法の印刷基板を移載できることとなつて経済
的にも有利である。
従つて、本考案は在来の印刷基板搬送コンベヤ
用移載装置の問題点を解決したものとして実用的
価値極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠
正面図、第2図は同じく側面図、第3図は同じく
要部の一部切欠正面図、第4図は同じく要部の一
部切欠側面図、第5図は同じく要部の一部切欠平
面図、第6図は本考案を使用した印刷基板製造装
置の一部切欠正面図、第7図は本考案の第2の実
施例を示す一部切欠正面図、第8図は本考案の第
3の実施例を示す一部切欠正面図である。 4……第1のベルトコンベヤ、5……第2のベ
ルトコンベヤ、19……吸引ボツクス、19a…
…ボツクス本体、23……吸引孔、25……バル
ブ、27……フレキシブルチユーブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 吸引源にフレキシブルチユーブ27とバルブ
    25とを介して接続されたボツクス本体19a
    の底面部に複数個の吸引孔23を配設してなる
    吸引ボツクス19をその底面が第1のベルトコ
    ンベヤ4の終端上面に近接する位置と第2のベ
    ルトコンベヤ5の始端上面に近接する位置との
    間を往復動されるように設けたことを特徴とす
    る印刷基板搬送コンベヤ用移載装置。 2 第1のベルトコンベヤ4と第2のベルトコン
    ベヤ5とが上下に配置され、吸引ボツクス19
    が前後動と上下動する実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の印刷基板搬送コンベヤ用移載装
    置。
JP7602685U 1985-05-22 1985-05-22 Expired JPH02632Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7602685U JPH02632Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7602685U JPH02632Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61192294U JPS61192294U (ja) 1986-11-29
JPH02632Y2 true JPH02632Y2 (ja) 1990-01-09

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ID=30617785

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JP7602685U Expired JPH02632Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

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