JPH05318836A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH05318836A
JPH05318836A JP30886291A JP30886291A JPH05318836A JP H05318836 A JPH05318836 A JP H05318836A JP 30886291 A JP30886291 A JP 30886291A JP 30886291 A JP30886291 A JP 30886291A JP H05318836 A JPH05318836 A JP H05318836A
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JP
Japan
Prior art keywords
head
printing
paper
line
print data
Prior art date
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Pending
Application number
JP30886291A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Sugimoto
達也 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP30886291A priority Critical patent/JPH05318836A/ja
Publication of JPH05318836A publication Critical patent/JPH05318836A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】用紙の表裏から印字などのデータを反転して印
字出力するようにして明確な印字を行う。 【構成】用紙12の表面に印字を行う第1の印字ヘッド
11と、この第1ヘッド11からnライン分の距離Lの
位置に設置され、用紙12の裏面に印字を行う第2の印
字ヘッド14とを設け、第1ヘッド11においてはドッ
トイメージに基づいて印字を行い、第2ヘッド14にお
いては、そのドットイメージを用紙の搬送方向に対して
左右反転したドットイメージに基づいて、その第1ヘッ
ド11による印字が行われた用紙がnライン分の距離L
だけ搬送されてから印字を行うもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドットイメージに基
づいて用紙に印字する印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印字装置は、例えば図5に示すよ
うなワイヤドットマトリックスプリンタが知られてい
る。すなわち、ステッピングモータ(図示せず)により
回転される搬送ローラ(図示せず)又はプラテン1等に
より図中に示す矢印Pの方向に搬送される用紙2は、前
記プラテン1に対向配置されたドットインパクトヘッド
3により印字される。
【0003】ところで、用紙2には、伝票用紙等のよう
に複数枚の用紙が重ねられ、各用紙の間にカーボン紙が
挿入されたもの又は用紙の裏面に複写用の感圧材が塗布
された感圧紙などを使用することがある。このような用
紙を複数枚重ねたもの使用する場合には、重ねられた用
紙をその重ねられた状態のまま搬送し、その表面の用紙
にインパクトドットヘッド3により重ね打ち印字を行っ
て、表面の用紙及び2枚目以降の用紙を介して伝達され
るドットピンの圧力(インパクト)により、2枚目以降
の用紙に表面の用紙に印字された内容が複写される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の印字装
置においては、伝票等の用紙を複数枚重ねたものを使用
すると、その各用紙の紙質等にもよるが、一般に用紙の
重ね枚数が多くなるにつれて、インパクトドットヘッド
3のドットピンの圧力が低下して、重ねられた下層の用
紙ほど印字濃度が薄くなるという問題があった。
【0005】インパクトドットヘッド3の印字圧力は、
インパクトドットヘッド3に印加する電圧及び通電時間
で制御できるが、電圧を高くしたり、通電時間を長くす
る等の制御を行って過度に印字圧力を増大させると、時
にインパクトドットヘッド3のドットピンが上層の用紙
を突き抜けて、用紙を破損する等の問題があった。
【0006】そこでこの発明は、用紙の表裏から印字な
どのデータを反転して印字出力するようにして明確な印
字を行うことができる印字装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ドットイメ
ージに基づいて用紙に印字を行う印字装置において、用
紙を搬送する搬送手段と、この搬送手段により用紙が搬
送される搬送路に設けられ、ドットイメージに基づいて
用紙の表面に印字を行う第1の印字ヘッドと、ドットイ
メージを用紙の搬送方向に対して左右反転にしたドット
イメージに変換する左右変換手段と、搬送路の第1の印
字ヘッドから予め設定された距離だけ離れた位置に設け
られ、左右変換手段により変換された左右反転のドット
イメージに基づいて用紙の裏面に印字を行う第2の印字
ヘッドとを設けたものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明において、搬送手段に
より、用紙は搬送路を介して第1の印字ヘッドへ搬送さ
れ、第1の印字ヘッドにより、ドットイメージに基づい
て用紙の表面に印字が行われる。さらに左右変換手段に
より左右反転されたドットイメージに基づいて、第2の
印字ヘッドにより用紙の裏面に印字が行われる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0010】図1において、11は第1の印字ヘッドと
しての第1ヘッドである。この第1ヘッド11は用紙1
2が搬送される搬送路の所定箇所の上部に設けられてお
り、そのインクリボン(図示せず)により前記搬送路を
搬送される用紙12の表面に印字を行うようになってい
る。すなわち、この第1ヘッド11と前記搬送路を搬送
される用紙12を介して対向配置された第1のプラテン
13が設けられ、この第1のプラテン13等の回転によ
り前記用紙12が搬送路を図中に示す矢印Pの方向に搬
送されるようになっている。
【0011】前記搬送路の前記第1ヘッドと距離Lだけ
離れた位置の下部に、第2の印字ヘッドとしての第2ヘ
ッド14が設けられているが、この第2ヘッド14はイ
ンクリボンを使用しないで、前記搬送路を搬送される用
紙12の裏面に印字を行うようになっている。すなわ
ち、前記第2ヘッド14と前記搬送路を搬送される用紙
12を介して対向配置された第2のプラテン15が設け
られ、この第2のプラテン15の回転により、前記用紙
12がさらに先の搬送路を搬送されるようになってい
る。なお、前記第1ヘッド11と前記第2ヘッド14と
の間の距離Lは、用紙の搬送ステップにおいてnステッ
プ分の搬送距離となっている。図2に要部回路構成のブ
ロック図を示す。
【0012】21はこの装置の電気的制御を操作する制
御部としてのCPU(central pro-cessor unit )であ
る。このCPU21が行う処理のプログラムデータが記
憶されたROM(read only memory)22及び前記CP
U21が処理を行うときに使用する各種メモリのエリア
が形成されたRAM(random access memory)23は、
システムバス24を介して前記CPU21と接続されて
いる。
【0013】また、I/O(input/output)部25も前
記システムバス24を介して前記CPU21と接続され
ており、このI/O部25には、前記第1ヘッド11及
び前記第2ヘッド14により構成されたヘッド部26を
駆動制御するヘッド駆動回路27、前記第1ヘッド及び
第2ヘッドを載置したキャリアをそれぞれ駆動するため
のキャリアモータ28を駆動制御するキャリアモータ駆
動回路29及び用紙を搬送するためのステッピングモー
タ30を駆動制御する搬送モータ駆動回路31が接続さ
れている。
【0014】前記ヘッド駆動回路27においては、図3
に示すように、CPU21からI/O部25を介して送
信されたデータ信号Dが、第1レジスタ27a1、第2
レジスタ、第3レジスタ、…第nレジスタ27a2のn
個のレジスタにより構成されたメモリ27aに入力され
る。このデータ信号Dによって供給される1ラインの印
字データが、最初に前記第1レジスタ27a1に記憶さ
れる。この第1レジスタ27a1に記憶された1ライン
の印字データは、ただちに第1ヘッドドライバ27bに
出力され、この第1ヘッドドライバ27bでは、入力さ
れた1ラインの印字データに基づいて、前記第1ヘッド
11に対して通電制御を行って印字を行わせる。
【0015】前記メモリ27aのn個のレジスタはデー
タ信号Dから1ラインの印字データが供給される度に、
記憶された内容を更新するようになっている。すなわ
ち、例えば、まず第1番目ラインの印字データが供給さ
れ、前記第1レジスタ27a1に記憶される。次に第2
番目ラインの印字データが供給されると、前記第1レジ
スタ27a1に記憶された第1番目ラインの印字データ
は、第2レジスタに記憶され前記第1レジスタ27a1
には、供給された第2番目ラインの印字データが記憶さ
れる。以下同様にして更新されていき、データ信号Dか
ら第n番目ラインの印字データが供給されると、前記第
nレジスタ27a2には、第1番目ラインの印字データ
が記憶され、前記第1レジスタ27a1には、第n番目
ラインの印字データが記憶されることになる。
【0016】前記メモリ27aの第nレジスタ27a2
に記憶された1ラインの印字データは、ただちに左右変
換手段としての印字データ変換部27cに出力される。
この印字データ変換部27cでは、入力された1ライン
の印字データが、その印字開始ビットと印字終了ビット
が反転するように変換される。すなわち、1列目ドッ
ト、2列目ドット、…、n−1列目ドット、n列目ドッ
トというように配列しているデータをn列目ドット、n
−1列目ドット、…、2列目ドット、1列目ドットとい
うように配列させる。このように前記印字データ変換部
27cにおいて変換された1ラインの印字データは、第
2ヘッドドライバ27dに出力され、この第2ヘッドド
ライバ27dでは、入力されたその変換された1ライン
の印字データに基づいて、前記第2ヘッド14に対して
通電制御を行って印字を行わせる。
【0017】なお、前記ステッピングモータ30は、前
記第1のプラテン13及び前記第2のプラテン15と共
に図示しない用紙搬送ローラの回転駆動を行い搬送手段
を構成している。
【0018】このような構成の本実施例においては、ま
ずCPU21から、第1番目ラインの印字データがヘッ
ド駆動回路27のメモリ27aに供給される。供給され
たその第1番目ラインの印字データは、まずメモリ27
aの第1レジスタ27a1に記憶されて、第1ヘッドド
ライバ27bに出力される。第1ヘッドドライバ27b
により、入力された第1番目ラインの印字データに基づ
いて第1ヘッド11を通電制御して、用紙12の表面に
第1番目ラインの印字が行われる。次に第2番目ライン
の印字データがヘッド駆動回路27に供給されると、メ
モリ27aの第1レジスタ27a1に記憶されていた第
1番目ラインの印字データは第2レジスタに記憶され、
供給された第2番目ラインの印字データが第1レジスタ
27a1に記憶されて、第1ヘッドドライバ27bに出
力される。この様にして第1ヘッド11による第2番目
ラインの印字が行われる。同様にして、第1ヘッド11
による第3番目ライン、第4番目ライン、…、第n−1
番目ラインの印字が順に行われる。
【0019】そして、第n番目ラインの印字データがヘ
ッド駆動回路27に供給されると、メモリ27aの第n
−1レジスタに記憶されていた第1番目ラインの印字デ
ータが、第nレジスタ27a2に記憶されて、印字デー
タ変換部27cに出力される。この印字データ変換部2
7cの第1番目ラインの印字データは印字開始ビットと
印字終了ビットとが反転するように変換され、その反転
した印字データが第2ヘッドドライバ27dに出力され
る。第2ヘッドドライバ27dにより、入力されたその
反転した第1番目ラインの印字データに基づいて第2ヘ
ッド14を通電制御して、用紙12の裏面に反転した第
1番目ラインの印字が行われる。
【0020】図4に印字データ変換部27cにより変換
された印字データの例を示す。すなわち、図4(a)に
第1ヘッド11により印字する「漢」という字のドット
イメージを示し、この「漢」という字のドットイメージ
を印字データ変換部27cで変換し第2ヘッド14によ
り印字するドットイメージを図4(b)に示す。もちろ
ん印字データ変換部27cでは、このドットイメージの
各1ラインのドットデータ毎に変換されるだけなので、
実際には図4(b)に示すドットイメージ全体としては
形成されていない。
【0021】一方第n−1レジスタには、第n−2レジ
スタに記憶されていた第2番目ラインの印字データが記
憶され、その第n−2レジスタには、第n−3レジスタ
に記憶されていた第3番目ラインの印字データが記憶さ
れる。このようにして第2レジスタには、第1レジスタ
27a1に記憶されていた第n−1番目ラインの印字デ
ータが記憶され、その第1レジスタ27a1には、ヘッ
ド駆動回路27に供給された第n番目ラインの印字デー
タが記憶されて、第1ヘッドドライバ27bに出力され
る。第1のヘッドドライバ27bは入力された第n番目
ラインの印字データに基づいて第1ヘッド11を通電制
御して、用紙12の表面に第n番目ラインの印字を行
う。
【0022】以下第1ヘッド11により用紙12の表面
に第n+1番目ライン、第n+2番目ライン、…の印字
が行われ、第2ヘッド14により用紙12の裏面に第2
番目ライン、第3番目ライン、…の反転された印字デー
タによる印字が行われる。
【0023】このように本実施例によれば、用紙の裏面
に反転したドットイメージに基づいた印字を行う第2ヘ
ッド14を設けたことにより、伝票等の用紙を複数枚重
ねたものを使用した場合に、通常の用紙の表面からの印
字を行った後に、表面の印字と一致するように反転した
印字データに基づいて最下層の裏面に印字できる。従っ
ての下層の用紙の印字を明確にすることができる。さら
に複数枚の用紙への印字品質を全体的に向上させる事が
できる。
【0024】なお、この実施例においては、複数枚の用
紙を重ねたものについて説明したが、もちろん、この発
明は複数枚の用紙を重ねたものに限定されるものではな
く、用紙の表裏から印字などのデータを反転して印字出
力するようにした印字装置に係わるものである。
【0025】また、この実施例においては、ワイヤドッ
トマトリックスプリンタについて説明したが、この発明
はワイヤドットマトリックスプリンタに限定されるもの
ではなく、例えばサーマルプリンタの各種のプリンタに
適用可能である。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
用紙の表裏から印字などのデータを反転して印字するよ
うにしたので、用紙にその表裏から印字出力を制御で
き、明確な印字を行うことができる印字装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略構成を示す図。
【図2】同実施例の要部回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例のヘッド駆動回路及びヘッド部の詳細
を示す図。
【図4】同実施例の印字データ変換部により変換された
データを示す図。
【図5】従来例の概略構成を示す図。
【符号の説明】
11…第1ヘッド(第1の印字ヘッド)、14…第2ヘ
ッド(第2の印字ヘッド)、21…CPU、27…ヘッ
ド駆動回路、27c…印字データ変換部、30…ステッ
ピングモータ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図5】
【図2】
【図3】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 P

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドットイメージに基づいて用紙に印字を
    行う印字装置において、前記用紙を搬送する搬送手段
    と、この搬送手段により用紙が搬送される搬送路に設け
    られ、前記ドットイメージに基づいて前記用紙の表面に
    印字を行う第1の印字ヘッドと、前記ドットイメージを
    用紙の搬送方向に対して左右反転にしたドットイメージ
    に変換する左右変換手段と、前記搬送路の前記第1の印
    字ヘッドから予め設定された距離だけ離れた位置に設け
    られ、前記左右変換手段により変換された左右反転のド
    ットイメージに基づいて前記用紙の裏面に印字を行う第
    2の印字ヘッドとを設けたことを特徴とする印字装置。
JP30886291A 1991-11-25 1991-11-25 印字装置 Pending JPH05318836A (ja)

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JP30886291A JPH05318836A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 印字装置

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JP30886291A JPH05318836A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 印字装置

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JP30886291A Pending JPH05318836A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 印字装置

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