JPH05317373A - 浴槽の肩当て用シャワー装置 - Google Patents

浴槽の肩当て用シャワー装置

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Publication number
JPH05317373A
JPH05317373A JP13305892A JP13305892A JPH05317373A JP H05317373 A JPH05317373 A JP H05317373A JP 13305892 A JP13305892 A JP 13305892A JP 13305892 A JP13305892 A JP 13305892A JP H05317373 A JPH05317373 A JP H05317373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoulder
bathtub
shower
nozzle
shower water
Prior art date
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Pending
Application number
JP13305892A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kakigi
俊之 柿木
Kazumasa Rokushima
一雅 六嶋
Shiyuuko Imoto
周子 井本
Teruo Masuda
輝夫 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP13305892A priority Critical patent/JPH05317373A/ja
Publication of JPH05317373A publication Critical patent/JPH05317373A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 肩のつぼにシャワー水を集中しやすい角度か
らシャワー水を噴射して効果的なマッサージをする。 【構成】 浴槽1のフランジ2に取り付けた肩当て用シ
ャワー装置に入浴者5の肩5aに向けてシャワー水を噴
射する肩当て用ノズル3を設ける。そして浴槽1に座っ
た入浴者5の背中の傾斜角度に対して±10゜の範囲の
斜め上方からシャワー水が肩に向けて噴射されるように
肩当て用ノズル3の向きを向ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入浴しながら肩にシャ
ワー水の強い噴流を与えて肩をマッサージするのに用い
る浴槽の肩当て用シャワー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、肩にシャワー水の噴流を与える肩
当て用シャワーとしては実開平2−141282号公報
に開示されるものがある。これは、肩当て用シャワー装
置を浴槽のフランジに取り付け、この各肩当て用シャワ
ー装置に固定的に設けた肩当て用ノズルから平行にシャ
ワー水を噴射して入浴姿勢のままの肩にシャワー水を当
てるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
にあっては単に肩にシャワー水を当てているだけなので
肩のつぼに効率よくシャワー水を当てて効果的なマッサ
ージができないという問題があった。本発明は上記問題
点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的とする
ところは肩のつぼにシャワー水を集中しやすい角度から
シャワー水を噴射して効果的なマッサージができる浴槽
の肩当てシャワー装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明浴槽の肩当て用シャワー装置は、浴槽1のフラン
ジ2に取り付けた肩当て用シャワー装置4に入浴者5の
肩5aに向けてシャワー水を噴射する肩当て用ノズル3
を設け、浴槽1に座った入浴者5の背中の傾斜角度に対
して±10゜の範囲の斜め上方からシャワー水が肩に向
けて噴射されるように肩当て用ノズル3の向きを向けて
成ることを特徴とする。
【0005】また肩当て用ノズル3の先端から入浴者5
の肩5a位置まで距離が100〜200mm程度になる
ように肩当て用ノズル3の位置を設定して成ることを特
徴とすることも好ましい。さらに噴流が左右に切り替わ
るように発振する発振型純流体素子27を肩当て用ノズ
ル3に設けて成ることを特徴とすることも好ましい。
【0006】さらに肩当て用ノズル3から噴出するシャ
ワー水の流量を6リットル/分〜11リットル/分にな
るように設定したことを特徴とすることも好ましい。
【0007】
【作用】上記構成によれば、浴槽1内に座ってもたれか
かった入浴者の肩に略垂直方向からシャワー水を当てる
ことができるものであって、肩のつぼにシャワー水を強
く当てることができて肩のマッサージを効果的に行うこ
とができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明を説明する概略図である。浴槽
1内に入浴者5が入って座って背中や肩5aを浴槽1の
傾斜せる側壁にもたれたとき、入浴者5の背中の傾斜角
度はαとなる。このαの傾斜角度の線上で肩5aの上方
にシャワー水を噴射する肩当て用ノズル3を配置してあ
り、このαの傾斜角度の線に対して±10゜の範囲から
シャワー水を噴射するように肩当て用ノズル3の向きを
向けてある。このようにシャワー水を噴射するようにな
っていると、肩上部に位置する肩のつぼにシャワー水を
略垂直に当てることができて効果的なマッサージができ
る。また肩当て用ノズル3の先端から肩5aまでの距離
Lが100〜200mm程度になるように肩当て用ノズ
ル3の位置を設定してある。この距離は望ましくは15
0mmである。上記距離Lが100〜200mmである
と、肩5aに当たるシャワー水が強すぎることも弱すぎ
ることもなく快適な刺激を与えることができる。さらに
肩当て用ノズル3から噴射するシャワー水の流量は6リ
ットル/分〜11リットル/分になるように設定してあ
る。流量が6リットル/分以下になると、効果がなく、
11リットル/分以上にしても効果が向上することな
く、無駄である。
【0009】下記の表1は実験結果を示す。これは上記
Lを200mmとした状態で流量を変化させて評価した
ものである。ここで噴出圧力はノズルからの噴出すると
きの圧力であり、発振周波数は後述する発振型純流体素
子27で発振する周波数である。
【0010】
【表1】
【0011】また図2は浴槽1の全体の平面図であり、
図3は浴槽全体の背面図であり、図4は浴槽の配管を説
明する斜視図であり、図5は浴槽の全体のシステムを示
す管路図である。浴槽1の側方には循環ポンプ8を配置
してあり、浴槽1内の吸入口9と循環ポンプ8とを吸入
管10にて連結してあり、循環ポンプ8にて浴槽1内の
湯を吸入できるようになっている。また浴槽1の内壁面
には浴槽1に気泡混じりの浴湯を噴射する背用の噴射ノ
ズル11や足用の噴射ノズル12を複数個設けてあり、
この噴射ノズル11,12と循環ポンプ8とがノズル給
水管13,14にて連結してあり、噴射ノズル11,1
2に浴湯を供給できるようになっている。浴槽1のフラ
ンジ2には空気吸入口15を設けてあり、空気吸入口1
5と噴射ノズル11,12とを空気配管16にて連結し
てあり、これにより噴射ノズル11,12に空気が供給
できるようになっている。浴槽1のフランジ2には入浴
者の肩に対応する位置で一対の肩当て用シャワー装置4
を配置してあり、肩当て用シャワー装置4と循環ポンプ
8とを肩当て用シャワー給水管18にて連結してあり、
浴湯が肩当て用シャワー装置4に供給されるようになっ
ている。浴槽1の操作はリモコン20にて行われるよう
になっており、各運転パターンの選択、及び流量の強弱
調節、噴流変化の周波数調節などが行えるようになって
いる。リモコン20からの信号はリモコン受光部21に
送られ、循環ポンプ8に収められた制御部22に伝えら
れるようになっている。
【0012】吸入口9から吸い込まれた浴湯は循環ポン
プ8から、ポンプユニット内部において循環流量を制御
する流量制御弁23を介してノズル給水管13,14、
肩当て用シャワー給水管18に供給されるようになって
いる。ノズル給水管13,14及び肩当て用シャワー給
水管18には夫々モータバルブのような背用流路切換弁
24、足用流路切換弁25、肩用流路切換弁26を設け
てあり、浴湯の供給を切り換えられるようになってい
る。背用流路切換弁24及び足用流路切換弁25を通っ
てノズル給水管13,14を介して循環してきた浴湯
は、噴射ノズル11,12で空気配管16からの空気と
混合され、浴槽1内に気泡混じりの噴流が噴射される。
肩用流路切換弁26を通って肩当て用シャワー給水管1
8を介して循環してきた浴湯は、肩当て用シャワー装置
4に供給され、肩当て用シャワー装置4の肩当て用ノズ
ル3から噴射される。噴射ノズル11,12、肩当て用
シャワー装置4に循環供給する浴湯の流量は制御部22
で、ステッピングモータを用いて弁開度にて流量を制御
できる流量制御弁23を制御することにより循環流量を
調節することができ、噴射ノズル11,12、肩当て用
シャワー装置4の肩当て用ノズル3から噴射される噴流
の強弱調節や、様々なバリエーションの噴流が得られ
る。
【0013】一対の肩当て用シャワー装置4は浴槽1の
フランジ2に人間の両肩に対応するように設置される
が、この一対の肩当て用シャワー装置4は図2に示すよ
うに人間の頭の幅より十分に広い間隔を隔てて設置され
る。具体的には一対の肩当て用シャワー装置4の中心間
の間隔aは362mmである。この一対の肩当て用シャ
ワー装置4にはシャワー水を噴射する肩当て用ノズル3
が設けられるが、この肩当て用ノズル3は先端に行く程
内側に向くように傾斜しており、肩当て用ノズル3から
噴射されるシャワー水が肩のつぼである肩井に集中的に
当たるようになっている。図2で符号bの印の部分が浴
槽1内に入って座ったとき人間の肩の肩井がくるおおよ
その位置であり、この間隔cは具体的には200mmで
ある。上記肩当て用ノズル3は内側に向けてβの角度傾
斜しているが、この角度は具体的には17゜である。こ
のように構成することにより肩当て用ノズル3から噴射
されるシャワー水が肩のつぼである肩井に集中的に当た
り効果的なマッサージがされる。また肩当て用ノズル3
は図3に示すように上下方向にもγの角度傾斜してお
り、入浴者5の肩5aに略垂直方向からシャワー水を当
てることができるようになっている。このγの傾斜角度
は具体的には44゜である。浴槽1の側壁の角度δは約
50゜であり、背中をもたれたときの体の角度も約50
゜となり、±10゜の範囲の角度からシャワー水が噴射
され、肩5aに略垂直にシャワー水が当たって肩のつぼ
の肩井が効果的に刺激される。
【0014】また肩当て用ノズル3内には図6に示すよ
うにフィードバック発振型純流体素子のような発振型純
流体素子27を内装してあり、発振型純流体素子27の
発振にて噴流の向きを交互に切り換えるようになってい
る。つまり発振型純流体素子27の主ノズル28から噴
射される噴流がフィードバック管路29の負圧にて切り
換わり、図6のイ方向やロ方向に交互に噴射される。こ
れにより肩当て用ノズル3からシャワー水がパルス状の
交互に噴射されて一層マッサージ効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように浴槽のフランジに
取り付けた肩当て用シャワー装置に入浴者の肩に向けて
シャワー水を噴射する肩当て用ノズルを設け、浴槽に座
った入浴者の背中の傾斜角度に対して±10゜の範囲の
斜め上方からシャワー水が肩に向けて噴射されるように
肩当て用ノズルの向きを向けてあるので、浴槽内に座っ
てもたれかかった入浴者の肩に略垂直方向からシャワー
水を当てることができるものであって、肩のつぼにシャ
ワー水を強く当てることができて肩のマッサージを効果
的に行うことができるものである。
【0016】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、肩当て用ノズルの先端から入浴者の肩位置まで距離
が100〜200mm程度になるように肩当て用ノズル
の位置を設定してあるので、適当な強さのシャワー水を
肩に当てて快適なマッサージができるものである。さら
に本発明の請求項3記載の発明にあっては、噴流が左右
に切り替わるように発振する発振型純流体素子を肩当て
用ノズルに設けているので、シャワー水がパルス状に交
互に噴射されて一層マッサージ効果が得られるものであ
る。
【0017】さらにまた本発明の請求項4記載の発明に
あっては、肩当て用シャワーノズルから噴出するシャワ
ー水の流量を6リットル/分〜11リットル/分になる
ように設定しているので、適当な流量で快適なマッサー
ジができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明する概略図である。
【図2】同上の浴槽全体の平面図である。
【図3】同上の浴槽全体の背面図である。
【図4】同上の浴槽の配管を示す斜視図である。
【図5】同上の全体のシステムの管路図である。
【図6】肩当て用ノズルの内部構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 浴槽 2 フランジ 3 肩当て用ノズル 4 肩当て用シャワー装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 輝夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽のフランジに取り付けた肩当て用シ
    ャワー装置に入浴者の肩に向けてシャワー水を噴射する
    肩当て用ノズルを設け、浴槽に座った入浴者の背中の傾
    斜角度に対して±10゜の範囲の斜め上方からシャワー
    水が肩に向けて噴射されるように肩当て用ノズルの向き
    を向けて成ることを特徴とする浴槽の肩当て用シャワー
    装置。
  2. 【請求項2】 肩当て用ノズルの先端から入浴者の肩位
    置まで距離が100〜200mm程度になるように肩当
    て用ノズルの位置を設定して成ることを特徴とする請求
    項1記載の浴槽の肩当て用シャワー装置。
  3. 【請求項3】 噴流が左右に切り替わるように発振する
    発振型純流体素子を肩当て用ノズルに設けて成ることを
    特徴とする請求項1記載の浴槽の肩当て用シャワー装
    置。
  4. 【請求項4】 肩当て用ノズルから噴出するシャワー水
    の流量を6リットル/分〜11リットル/分になるよう
    に設定して成ることを特徴とする請求項1記載の浴槽の
    肩当て用シャワー装置。
JP13305892A 1992-05-26 1992-05-26 浴槽の肩当て用シャワー装置 Pending JPH05317373A (ja)

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JP13305892A JPH05317373A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 浴槽の肩当て用シャワー装置

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JP13305892A JPH05317373A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 浴槽の肩当て用シャワー装置

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JPH05317373A true JPH05317373A (ja) 1993-12-03

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ID=15095845

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JP (1) JPH05317373A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159668A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Matsushita Electric Works Ltd 水流噴出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 20000606