JPH0646387Y2 - 振動浴漕 - Google Patents

振動浴漕

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JPH0646387Y2
JPH0646387Y2 JP722489U JP722489U JPH0646387Y2 JP H0646387 Y2 JPH0646387 Y2 JP H0646387Y2 JP 722489 U JP722489 U JP 722489U JP 722489 U JP722489 U JP 722489U JP H0646387 Y2 JPH0646387 Y2 JP H0646387Y2
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JP
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bath
vibrating
hot water
bathtub
vibrating body
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JP722489U
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JPH02130288U (ja
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久人 原賀
康利 稲富
隆志 小畑
光明 橋田
浩一 内山
謙治 森山
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、振動浴槽に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、振動浴槽の一形態として、浴槽にバイブレーター
を取付けて、浴槽及び浴槽内の浴湯を振動させることに
より、入浴者に振動を与えてマッサージをするものがあ
る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上記振動の発生源は、電気的に駆動するバイ
ブレーターであるために、漏電事故防止等のための安全
性の確保が必要であり、構造の簡易化、製造コストの低
減等を図る上で問題があった。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本考案では、浴槽本体の壁体に設けた噴出ノズ
ルおよび循環パイプ接続口に浴湯循環流路を介して循環
ポンプを連通連設すると共に、浴湯循環流路の中途に
は、一端を外気に連通させた吸気パイプを連通連設し、
しかも上記噴出ノズルの噴射方向には弾性素材よりなる
振動体を噴出ノズルを被覆する状態で浴槽本体に配設
し、同振動体の内側面に噴出ノズルより気泡混りの浴湯
を噴出することにより同振動体を振動可能に構成してな
る振動浴槽を提供せんとするものである。
また、振動体には、浴湯流出孔を穿設したこと、振動体
の表面には、指圧用突起を突設したことにも特徴を有す
る。
(ホ)実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図に
示す(A)は、本考案に係る振動浴槽であり、同振動浴
槽(A)は、浴槽本体(1)の前後壁(1a)(1b)に、
それぞれ浴湯を噴出させるための足側噴出ノズル(3)
と背側噴出ノズル(3′)とを設けている。
そして、浴槽本体(1)の後壁(1b)と浴室壁(W)と
の間には、同浴室壁(W)に取付けた制御装置(30)に
より制御可能とした循環ポンプ(B)を設置している。
また、上記循環ポンプ(B)と浴槽本体(1)との間に
は、浴湯循環流路(20)を介設しており、浴湯循環流路
(20)は、浴槽本体(1)から循環ポンプ(B)へ浴湯
を送るための浴湯吸込パイプ(図示せず)と、同ポンプ
部(B)から浴槽本体(1)内に浴湯を噴流状に送るた
めの浴湯強送パイプ(21)とから構成している。
しかも、上記浴湯強送パイプ(21)は、一端を循環ポン
プ(B)の吐出口に連通連結し、他端を浴槽本体(1)
に設けた足側の循環パイプ接続口(2)と背側の循環パ
イプ接続口(2′)にそれぞれ連通連結している。
さらに、上記パイプ接続口(2)(2′)の近傍に位置
する浴湯強送パイプ(21)内には、第2図に示すよう
に、それぞれ足該噴出ノズル(3)と背側噴出ノズル
(3′)を設け、各ノズル(3)(3′)の吐出端にス
ロート(40)(40)を取付けている。(41)は、各パイ
プ接続口(2)(2′)に取付けたスロート保護カバー
である。
また、上記浴湯強送パイプ(21)には、一端を外気に連
通させた吸気パイプ(50)の他端を、各パイプ接続口
(2)(2′)の近傍に位置させて連通連結して、同吸
気パイプ(50)中を通して、空気を浴湯流通負圧を利用
して吸込むようにしている。
また、スロート(40)は、固定基部(40a)と、同固定
基部(40a)の先端に基端を首振り調節自在に嵌合させ
たスロート先端部(40b)とから構成している。(42)
は、浴槽本体(1)の外側に設けた化粧カバーであり、
同カバー(42)により浴湯循環流路(20)と循環ポンプ
(B)を被覆している。
かかる構成により、循環ポンプ(B)を駆動させて浴槽
本体(1)内の浴湯を浴湯吸込パイプ中を通して吸込む
と共に、同浴湯を浴湯強送パイプ中を通して強制的に浴
槽本体(1)内へ足側噴出ノズル(3)と背側噴出ノズ
ル(3′)より噴出させることができる。
この際、各噴出ノズル(3)(3′)より噴出される浴
湯には、同浴湯の流通負圧により吸気パイプ(50)中を
通して空気が吸込まれ、浴湯に混合した空気が気泡とな
って浴槽本体(1)内へ噴出されるものである。
以下第1図及び第2図にもとづき説明する。
すなわち、振動体(4)は、弾性素材よりなる薄肉板体
により浴槽内方へ膨出させた形状とし、同振動体(4)
の周縁部に発泡スチロール等の弾性を具備する当接部材
(7)を設けて、同当接部材(7)を浴槽本体(1)の
後壁(1b)に密着状態に当接させ、同当接部材(7)の
上片部下面を、浴槽本体(1)の上縁部(1c)に係止さ
せるための係止部(7a)としている。
しかも、振動体(4)は、内側から外側に向って、ウレ
タン系のエストマー層(4c)と発泡ウレタン層(4d)と
FRP層(4e)とを重ね合わせた三層構造として、振動性
とクッション性とを兼備させている。
さらに、かかる振動体(4)は、第1図に示すように、
入浴者の頭部を安定載置可能に頭部載置用凹部(4b)を
設けている。
そして、上記した振動体(4)は、浴槽本体(1)の後
壁(1b)の上部に噴出ノズル(3′)を被覆状態に係止
・固定し、同ノズル(3′)より噴出される浴湯が頭部
載置用凹部(4b)の内面に衝突して、振動体(4)全体
を振動させるようにしている。
従って、入浴者は、振動体(4)の頭部載置用凹部(4
b)に頭部を載せて楽な入浴姿勢をとることにより、振
動する振動体(4)により頭部に快いマッサージを受け
ることができる。
しかも、振動体(4)の振動の強弱調節は、背側噴出ノ
ズル(3′)より噴出される気泡浴湯の噴出圧・噴出量
調節により行なうことができるようにしている。
また、気泡浴湯は、背側噴出ノズル(3′)より間欠的
に噴出して、振動体(4)を振動させることもできる。
また、振動体(4)の表面の所定個所には、指圧用突起
(6)を突設して、同突起(6)が、頭部載置用凹部
(4b)に頭部を載置した入浴者のつぼに当接して、指圧
効果を奏するようにしている。
また、振動体(4)には浴湯流出孔(5)を設けて、同
浴湯流出孔(5)より背側噴出ノズル(3′)から噴出
された気泡浴湯を適当に振動体(4)内より流出させる
ことにより、振動体(4)内の滞溜浴湯により、同振動
体(4)の振動性能が低下するのを防止すると共に、入
浴者の首等に気泡混じりの浴湯を当てることができるよ
うにしている。
また、第3図に示す(10)は、他の実施例としての振動
体であり、入浴者の背部を安定支持可能に背部支持用凹
部(10b)を設けている。(10a)は、後壁(1b)に振動
体(10)を係止するための係止部である。(11)は浴湯
流出孔、(12)は指圧用突起である。
かかる構成により、入浴者は、振動体(10)の背部支持
用凹部(10b)に背部を当てて楽な入浴姿勢をとること
により、振動する振動体(10)により背部に快いマッサ
ージを受けることができる。
また、上記した振動体(4)(10)は、いずれも着脱自
在に浴槽本体(1)の後壁(1b)に取付けることができ
るために、同振動体(4)(10)を取外して背側噴出ノ
ズル(3′)より噴出される浴湯を直接体に当てること
もできる。
また、噴出ノズルを具備する浴槽であれば、既存のもの
でも振動体(4)(10)を振動させて同様のマッサージ
効果を生起させることができる。
また、振動体(4)(10)の大きさは、使用者の大形に
応じて、例えば、子供用、女性大人用、男性大人用に大
別して形成し、使用者に最適のマッサージ効果を与える
ことができるようにすることができる。
(ヘ)効果 本考案によれば、入浴者の頭部や背部を支持するため
に、浴槽本体の側壁に設けた振動体を、同浴槽本体に設
けた噴出ノズルより噴出する気泡浴湯により振動させる
ことができるために、バイブレーター使用の場合のよう
な漏電事故防止のための安全策を講じる必要がなく、ま
た、噴出ノズルを装備する既存の浴槽に振動体を取付け
ることにより、同浴槽を振動浴槽にすることができる。
また、振動体に浴湯流出孔を設け、或はその表面に指圧
用突起を設けることにより、使用者(入浴者)に、振動
によるマッサージ効果以外に指圧効果も同時に与えるこ
とができるために、入浴者にとって疲労回復効果が大き
く快適な入浴を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る振動浴湯の斜視図。 第2図は、第1図のI−I線断面図。 第3図は、他の実施例としての振動体の使用状態斜視
図。 (A):振動浴槽 (1):浴槽本体 (3):足側噴出ノズル (3′):背側噴出ノズル (4)(10):振動体
フロントページの続き (72)考案者 橋田 光明 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 内山 浩一 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 森山 謙治 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽本体(1)の壁体に設けた噴出ノズル
    (3)(3′)及び循環パイプ接続口(2)(2′)に
    浴湯循環流路(20)を介して循環ポンプ(B)を連通連
    設すると共に、浴湯循環流路(20)の中途には、一端を
    外気に連通させた吸気パイプ(50)を連通連設し、しか
    も上記噴出ノズル(3′)の噴出方向には弾性素材より
    なる振動体(4)を噴出ノズル(3′)を被覆する状態
    で浴槽本体(1)に配設し、同振動体(4)の内側面に
    噴出ノズル(3′)より気泡混りの浴湯を噴出すること
    により同振動体(4)を振動可能に構成してなる振動浴
    槽。
  2. 【請求項2】振動体(4)には、浴湯流出孔(5)を穿
    設してなる請求項1記載の振動浴槽。
  3. 【請求項3】振動体(4)の表面には、指圧用突起
    (6)を突設してなる請求項1記載の振動浴槽。
JP722489U 1989-01-24 1989-01-24 振動浴漕 Expired - Lifetime JPH0646387Y2 (ja)

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JPH02130288U JPH02130288U (ja) 1990-10-26
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