JPH05316956A - レバーかりんとうの製造方法 - Google Patents

レバーかりんとうの製造方法

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JPH05316956A
JPH05316956A JP4166660A JP16666092A JPH05316956A JP H05316956 A JPH05316956 A JP H05316956A JP 4166660 A JP4166660 A JP 4166660A JP 16666092 A JP16666092 A JP 16666092A JP H05316956 A JPH05316956 A JP H05316956A
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liver
karinto
ozone
kneaded
fried dough
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Midori Watanabe
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  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動物質、植物質、海草類等を材料とし、オゾ
ン処理を施すことによって、栄養価の高いレバーかりん
とうの製造方法を提供することを目的とする。 [構成] 多種類の性質を異にする混合材料の一部又は
全部にオゾン処理を施して、澱粉とベーキングパウダー
と共に混合して練合し一昼夜熟成後、再度練合して、適
当な幅員に切断して高温度の油にて揚げ、自然乾燥す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高栄養価のあるレバー
かりんとうの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のかりんとうの製造方法は固く練合
した小麦粉を短冊形に切断したものを狐色に油で揚げた
後、黒砂糖の蜜の中に入れて攪拌しながら固形させて製
造する方法が提案され、現在においてもかりんとうに対
する製造方法について進歩した文献が存在しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のかりんとうの製
造方法では原料が澱粉すなわち小麦粉と砂糖とを混合し
て成るもので子供に与える嗜好品としてバランスのとれ
た栄養価のあるものでないという問題点がある。また、
糖類が主体であるので成長盛りの子供の歯に対し悪影響
が多い欠点もある。
【0004】また、原料を狐色に油揚げした後、黒砂糖
の蜜の中に入れて攪拌するのに時間と労力を要して経済
的でない問題点もあった。
【0005】そこで、本発明は多種の栄養価の高い材料
を混合し、該混合材料を練合熟成した後、短冊状に切断
して高温度の油にて油揚げしたバランスのとれた高栄養
価の高いレバーかりんとうの製造方法を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレバーかりんとうの製造方法において、多
種類の性質を異にする混合材料を使用し、該材料中の全
部又は一部にオゾン処理を施して澱粉とベーキングパウ
ダーと共に混合して練合を充分行って一昼夜熟成してお
き、再度練合した後、偏平状に形成して短冊状に形成し
適当な幅員に順次切断して高温度にて油揚を行うもので
ある。
【0007】上記の混合材料中、レバー、野菜(しょう
が、パセリ、人参)に対してオゾン処理を施すの外、材
料中特にレバーに対しては脱臭作用のため牛乳に浸漬し
て浸透させる。
【0008】また、澱粉(小麦粉)及びベーキングパウ
ダーを一たん篩にかけて粒子を一定にして他の材料と粘
着を増大させる。
【0009】また、レバーかりんとうの栄養素を高める
ために、煮干し、黒砂糖、しょうが、人参、ひじき、パ
セリ等を小さくきざみ、これに小麦粉及びべーキングパ
ウダーを混合し一たん攪拌した後、全材料を練合して一
昼夜熟成させる。
【0010】一昼夜熟成した全材料を再度練合して適当
の厚味をもたせて展延した後適当な幅員に切断して高温
油処理を施して製成するものである。
【0011】
【作用】上記のようにして製造されたレバーかりんとう
は、従来のかりんとうとは異なり、栄養素を豊富に含み
子供のおやつに好適であって、発育の促進を助け、子供
以外の大人にとっても栄養は勿論体力の増強に働く。
【0012】
【実施例】実施例について説明すると、小麦粉、レバ
ー、しょうが、パセリ、人参、ベーキングパウダー、牛
乳、黒砂糖、ひじき、煮干し等を原材料として使用する
ものであって、これ等の材料を衛生的方面よりオゾン処
理を施して消毒、殺菌、脱臭作用を行い、嗜好的食品と
なす。
【0013】レバーは一たんオゾン処理を施した後さら
に牛乳中に浸漬して脱臭作用を行う。
【0014】そして材料の混合割合は、小麦粉1kg、
レバー225g、しょうが100g、パセリ70g、ベ
ーキングパウダー25g、牛乳100cc、黒砂糖21
0g、ひじき130g、煮干し(内蔵を除く)30gの
割合で微細に処理して混合し、練合して一昼夜熟成させ
た後、再度つきたてのおもちのようになるまで練合して
艶が出るまで攪拌する。そして得たる材料を長さ5cm
幅5mm位の短冊状に切断し、170℃の温度で6分程
度油揚げをなすことにより狐色を呈しバットにあげて自
然冷却してレバーかりんとうを製造することができる。
【0015】オゾン処理をすることはオゾンOに脱
臭、殺菌、消毒、解毒等の作用を有し、従ってレバーそ
の他野菜等に付属するウイルスを殺菌して保存性を保つ
の外レバーには蛋白質その他ビタミン、鉄分等を多量に
含んで子供等の発育に役立つ。
【0016】また、ひじきは一たん水戻しを行い柔らか
くし、殊に干ひじきは食品として100g中55mgの
鉄分を含み健康的には最高のものである。
【0017】しょうがは成分としてジンゲロン、ショー
ガオールであって健胃剤として消化不良や、食欲不振に
用い、水分の代謝やその他の新陳代謝をよくする作用が
ある。殊にしょうがは消臭殺菌作用があり、油の酸化防
止に効果を奏する。
【0018】パセリは一たん水洗いを施す。パセリはビ
タミンCを含み、繊維質が1.9倍もホウレン草に比し
てある。ビタミンCは体内の成長に有効に働く。
【0019】人参は表皮をなるべく剥がさないように水
洗いを施し、カロチンを多く含有する植物であって体内
にはいるとビタミンAに変化して目、皮膚、粘膜等を守
る働きをする。
【0020】黒砂糖は一般の糖類に比して糖度が低いの
で、従ってエネルギーも低いがミネラル分が豊富であ
る。
【0021】煮干しは内蔵を除去するだけであって、煮
干しにはカルシウムが多く含まれて骨の発育、老化防止
となる。
【0022】上記全材料を夫々カッターに掛けて細粉
し、小麦粉とベーキングパウダーと共に練合した材料を
容器に1日間充填して熟成し、1日経過後再度練合して
餅状に形成して偏平状となし前述のように処理してふく
らみのあるレバーかりんとうを製造する。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようであるので
以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】従来のかりんとうより若干固目であるので
よく噛むことによって顎が丈夫になるので大脳の発達と
共に歯の発達がよい。
【0025】また、よく噛むことによって虫歯の防止と
共に満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防ぎ、肥満の防止
となる。
【0026】6種の基礎食品の混合によって骨を丈夫に
して健康体を保持することができる。
【0027】油で揚げた菓子であるから歯裏に食べかす
がつかない。
【0028】鉄分、カルシウム、ビタミンを豊富に含み
ミネラルの含有によって美容に最適であり、成長時期に
ある子供の栄養にも好適であり、骨粗鬆症の予防とな
り、さらに糖尿病者の栄養補給及び貧血の予防に効果を
奏する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動物質及び植物質、海草類等を材料とし、
    これにオゾン処理を施し、レバーは再度牛乳に浸漬する
    第一工程と、植物質としてしょうが、パセリ、人参、黒
    砂糖、ひじき、その他煮干し、牛乳等を材料とする第二
    工程と第一工程の材料に小麦粉及びベーキングパウダー
    を混合してカッターにかけて全材料を全部よく練合した
    第三工程の結合を経て得たる混合材料を24時間熟成さ
    せた後、再度練合して偏平状に形成し、食油にて高温処
    理することを特徴とするレバーかりんとうの製造方法。
JP4166660A 1992-05-16 1992-05-16 レバーかりんとうの製造方法 Expired - Lifetime JP2676605B2 (ja)

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JPH05316956A true JPH05316956A (ja) 1993-12-03
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06277004A (ja) * 1993-03-23 1994-10-04 Internatl Process Foods:Kk 揚げ菓子および揚げ菓子の製造方法
JP2012095591A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Nisshin Foods Kk バッターミックス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06277004A (ja) * 1993-03-23 1994-10-04 Internatl Process Foods:Kk 揚げ菓子および揚げ菓子の製造方法
JP2012095591A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Nisshin Foods Kk バッターミックス

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