JPH05315722A - 回路基板 - Google Patents

回路基板

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Publication number
JPH05315722A
JPH05315722A JP11873392A JP11873392A JPH05315722A JP H05315722 A JPH05315722 A JP H05315722A JP 11873392 A JP11873392 A JP 11873392A JP 11873392 A JP11873392 A JP 11873392A JP H05315722 A JPH05315722 A JP H05315722A
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JP
Japan
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pins
contact
circuit board
land
measurement
Prior art date
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Pending
Application number
JP11873392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Tomioka
昌則 冨岡
Masaki Miyamoto
正樹 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11873392A priority Critical patent/JPH05315722A/ja
Publication of JPH05315722A publication Critical patent/JPH05315722A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0266Marks, test patterns or identification means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/4007Surface contacts, e.g. bumps

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定用ピンとランド部との接触抵抗の影響を
少なくし、基板への回路形成途中における回路の中間検
査精度を向上させる。 【構成】 基板のランド部に測定用ピンの先端の接触部
と線接触または面接触する係合部を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は検査装置に接続された
測定用ピンと係合するランド部を備えた回路基板の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セラミック基板などの基板に混成集積回
路等の回路を設けた回路基板において、その回路の形成
途中において、中間検査を行うことがある。そして、そ
れがリードピンの取付前であった場合、検査装置と上記
回路基板との電気接続を、通常通り回路基板のリードピ
ンを検査装置に接続されたソケットに差し込むという形
で行うことができない。そこで、従来は図11(a)お
よび図11(a)のbーb断面図の図11(b)に示さ
れるように、上記検査装置に接続された測定用ピン2ー
1〜2ー5に係合する平坦なランド部3ー1〜3ー5を
基板1に設け、このランド部3ー1〜3ー5を上記回路
5へ基板1に形成された印刷配線6によって接続すると
共に、上記中間検査後に上記リードピンを上記ランド部
3ー1〜3ー5に接続するように構成されている。上記
中間検査時には、図11(b)に示されるように、ラン
ド部3ー1〜3ー5に、それぞれ測定用ピン2ー1〜2
ー5の先端の円錐状の接触部2aを押し当て係合するこ
とにより、上記検査装置と上記回路5とが測定用ピン2
ー1〜2ー5とランド部3ー1〜3ー5を介し電気的に
接続され検査される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回路基板は以上
のように構成されているので、ランド部への測定用ピン
の係合は上記ランド部の上方の一方向のみからであり、
しかも上記測定用ピンの先端の接触部が円錐状になって
いるため、ランド部と測定用ピンの接触は非常に接触面
積が狭い点接触となり、この二者間の抵抗値は接触面積
に反比例するため、接触部の抵抗値は非常に大きなもの
となる。とくに、図12に示されるように、回路5へ電
源を供給するランド部3ー1、3ー2は、検査時に検査
装置15の電圧発生部7のVsence(Hi)端子8
に接続線9で接続されたVout(Hi)端子10、お
よびVsence(Lo)端子11に接続線12で接続
されたVout(Lo)端子10、13に、それぞれ接
続線14で接続された測定用ピン2ー1、2ー2が押圧
係合され、その接触部に大電流(例えば、20アンペ
ア)が流れるので、接触部における接触抵抗および上記
接続線14の内部抵抗の影響によって大きな電圧降下が
生じる。そのため、上記回路5に所定の電源電圧が供給
されず検査の信頼性が失われ、また、その時、接触部が
発熱し、悪くすると回路基板4を破壊する危険性がある
等の問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、測定ピンとランド部との接触抵
抗の影響が少なく、基板への回路形成途中における回路
の中間検査を精度高く容易に行える回路基板を得ること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路基板
は基板のランド部に測定用ピンの先端の接触部と線接触
または面接触する係合部を設けたものである。また、測
定用ピンと係合するランド部を基板の表裏両面の一方の
面から側面に、または側面から両面に亙り形成したもの
である。
【0006】
【作用】この発明における回路基板は、ランド部と測定
用ピンの先端の接触部とが大きな接触面積で係合するた
め、接触抵抗が小さくなり中間検査の信頼性が高くな
る。また、測定用ピンをランド部に2方面から係合し得
るので、回路に電源を供給する第1と第2のランド部
に、検査装置の電圧発生部のVout(Lo、Hi)端
子、Vsence(Lo、Hi)端子の4端子が測定用
ピンを介し係合され、Vout端子に接続された測定ピ
ンとランド部との接触抵抗等による電圧降下が生じて
も、上記Vsence端子で読み取った電圧に基づき上
記電圧発生部に内蔵された制御回路によって上記Vou
t端子電圧が所定電圧に制御されるので、上記被検査回
路に所定の設定電圧が正しく印加され、Vout端子と
ランド部間の接触抵抗等による検査への影響が排除され
中間検査の信頼性が高くなる。
【0007】
【実施例】実施例1.以下、図1に示すこの発明の一実
施例による回路基板について説明する。図1(a)はそ
の平面図、図1(b)は図1(a)のbーb断面図であ
り、図1において図11と異なるところは、中間検査時
に測定用ピンと係合するランド部3ー1〜3ー5に、測
定用ピン2ー1〜2ー5の先端の円錐状の接触部2aと
係合する円錐状の凹部3aを形成した点である。回路基
板4の中間検査時には、図1(b)に示されるようにラ
ンド部3ー1〜3ー5の円錐状の凹部3aへ、図12に
示されるように検査装置15に接続線14で接続された
測定用ピン2ー1〜2ー5の先端の円錐状の接触部2a
を押し当てることにより、測定用ピン2ー1〜2ー5の
円錐状の接触部2aの外周面と、ランド部3の円錐状の
凹部3a内周面とが面接触し、測定用ピン2とランド部
3とが面接触により係合する。二者間の接触抵抗値はそ
の接触面積に反比例するため、この面接触による接触抵
抗値は点接触の従来のものに比べ非常に小さくなり、検
査装置15とランド部3ー1〜3ー5とが測定用ピン2
ー1〜2ー5を介し小さな接触抵抗で接続される。従っ
て、検査時において、図12に示されるように回路5に
電源を供給するランド部3ー1、3ー2へ、検査装置1
5の電圧発生部7のVout(Lo、Hi)端子10に
接続線14で接続された測定用ピン2ー1、2ー2が押
圧係合され、その接触部に大電流が流れてもランド部3
ー1、3ー2と測定用ピン2ー1、2ー2との接触部に
は大きな電圧降下および発熱を生じることなく、上記回
路5に所定の電源電圧が供給され、また、ランド部3ー
3〜3ー5に出力された回路5の出力信号が測定用ピン
2ー3〜2ー5を介し検査装置15に歪なく供給され信
頼性、安全性ともに高い検査が行える。
【0008】実施例2.図2はこの発明の実施例2によ
る回路基板を示し、図2(a)はその平面図、図2
(b)は図2(a)のbーb断面図であり、図2におい
て図11と異なるところは、中間検査時に測定ピン2ー
1〜2ー5と係合するランド部3ー1〜3ー5に、測定
用ピン2ー1〜2ー5の先端の円錐状の接触部2aと係
合するスルーホール16を形成した点である。回路基板
4の中間検査時には、図1(b)に示されるようにラン
ド部3ー1〜3ー5に形成されたスルーホール16へ、
図12に示されるように検査装置15に接続線14で接
続された測定用ピン2ー1〜2ー5の先端の円錐状の接
触部2aを押し当てることにより、測定用ピン2ー1〜
2ー5の円錐状の接触部2aの外周面が、ランド部3ー
1〜3ー5のスルーホール16の開口端周辺に線接触
し、測定用ピン2ー1〜2ー5とランド部3ー1〜3ー
5とが線接触により係合する。二者間の接触抵抗値はそ
の接触面積に反比例するため、この線接触による接触抵
抗値は点接触の従来のものに比べ非常に小さくなり、検
査装置15とランド部3ー1〜3ー5とが測定用ピン2
ー1〜2ー5を介し小さな接触抵抗で接続される。従っ
て、検査時において、図12に示されるように回路5に
電源を供給するランド部3ー1、3ー2へ、検査装置1
5の電圧発生部7のVout(Lo、Hi)端子10に
接続線14で接続された測定用ピン2ー1、2ー2が押
圧係合され、その接触部に大電流が流れてもランド部3
ー1、3ー2と測定用ピン2ー1、2ー2との接触部に
は大きな電圧降下および発熱を生じることなく、上記回
路5に所定の電源電圧が供給され、また、ランド部3ー
3〜3ー5に出力された回路5の出力信号が測定用ピン
2ー3〜2ー5を介し検査装置15に歪なく供給され信
頼性、安全性ともに高い検査が行える。
【0009】実施例3.図3はこの発明の実施例3によ
る回路基板を示し、図3(a)はその平面図、図3
(b)は図3(a)のbーb断面図であり、図3におい
て図11と異なるところは、中間検査時に測定ピン2ー
1〜2ー5と係合するランド部3ー1〜3ー5に、スル
ーホール17を形成すると共に、その一端開口部に測定
用ピン2ー1〜2ー5の先端の円錐状の接触部2aと係
合するテーパ状の係合部17a形成した点である。回路
基板4の中間検査時には、図3(b)に示されるように
ランド部3ー1〜3ー5に形成されたスルーホール17
の係合部17aへ、図12に示されるように検査装置1
5に接続線14で接続された測定用ピン2ー1〜2ー5
の先端の円錐状の接触部2aを押し当てることにより、
測定用ピン2ー1〜2ー5の円錐状の接触部2aの外周
面が、ランド部3ー1〜3ー5のスルーホール3bの係
合部17aに面接触し、測定用ピン2ー1〜2ー5とラ
ンド部3ー1〜3ー5とが面接触により係合する。その
作用効果については前述実施例と同様であるのでその説
明を省略する。
【0010】実施例4.図4はこの発明の実施例4によ
る回路基板を示し、図4(a)はその平面図、図4
(b)は図4(a)のbーb断面図であり、図4におい
て図11と異なるところは、中間検査時に測定用ピン2
ー1〜2ー5と係合し、後工程でクリップリード18が
接合されるランド部3ー1〜3ー5において、上記クリ
ップリード18が接合されない奥側の位置に、測定用ピ
ン2ー1〜2ー5と係合する盛り半田等の分厚い軟質の
導電部材19を配設した点である。回路基板4の中間検
査時には、図4(b)に示されるようにランド部3ー1
〜3ー5に形成された分厚い軟質の導電部材である盛り
半田19へ、図12に示されるように検査装置15に接
続線14で接続された測定用ピン2ー1〜2ー5の先端
の円錐状の接触部2aを押し付ける。盛り半田19はや
わらかく、一方測定用ピン2ー1〜2ー5の先端部は円
錐状であるため、この先端部が上記盛り半田19に突き
刺さった状態となり、測定用ピン2ー1〜2ー5の円錐
状の接触部2aの外周面が、ランド部3ー1〜3ー5の
盛り半田19に面接触し、測定用ピン2ー1〜2ー5と
ランド部3ー1〜3ー5とが面接触により係合する。な
お、作用効果については前述実施例と同様であるのでそ
の説明を省略する。
【0011】実施例5.図5はこの発明の実施例5によ
る回路基板を示し、図5(a)はその平面図、図5
(b)は図5(a)のbーb断面図であり、図5におい
て図11と異なるところは、中間検査時に測定用ピン2
ー1〜2ー5と係合し、後工程でクリップリード18が
接合されるランド部3ー1〜3ー5において、上記クリ
ップリード18が接合されない左右片側半分の位置に、
測定用ピン2ー1〜2ー5と係合する盛り半田等の分厚
い軟質の導電部材19を配設した点である。回路基板4
の中間検査時には、図5(b)に示されるようにランド
部3ー1〜3ー5に形成された分厚い軟質の導電部材で
ある盛り半田19へ、図12に示されるように検査装置
15に接続線14で接続された測定用ピン2ー1〜2ー
5の先端の円錐状の接触部2aを押し付ける。盛り半田
19はやわらかく、一方測定用ピン2ー1〜2ー5の先
端部は円錐状であるため、この先端部が上記盛り半田1
9に突き刺さった状態となり、測定用ピン2ー1〜2ー
5の円錐状の接触部2aの外周面が、ランド部3ー1〜
3ー5の盛り半田19に面接触し、測定用ピン2ー1〜
2ー5とランド部3ー1〜3ー5とが面接触により係合
する。なお、作用効果については前述実施例と同様であ
るのでその説明を省略する。
【0012】実施例6.図6はこの発明の実施例6によ
る回路基板を示し、図6(a)はその平面図、図6
(b)は図6(a)のbーb断面図であり、図6におい
て図11と異なるところは、中間検査時に測定用ピン2
ー1〜2ー5と係合するランド部3ー1〜3ー5を、図
において基板1の上面から側面に亙って設け、基板1の
上方および側方の二方から測定用ピンと係合し得るよう
にした点である。回路基板4の中間検査時には、図1
(b)に示されるようにランド部3ー1、3ー2へ、基
板1の側方から図7に示されるように検査装置15のV
out(Hi、Lo)端子10、13に接続線14で接
続された測定用ピン2ー1、2ー2の先端の円錐状の接
触部2aを押し当て係合すると共に、上方からはVse
nce(Hi、Lo)端子8、11に接続線21で接続
された測定用ピン20ー1、20ー2の円錐状の接触部
2aを押し当て係合する。Vout端子10、13から
測定用ピン2ー1、2ー2を介しランド部3ー1、3ー
2へは大電流が流れるが、Vsence端子8、11か
ら測定用ピン20ー1、20ー2を介しランド部3ー
1、3ー2へは微弱な電流しか流れない。従って、Vo
ut端子10、13に接続された測定ピン2ー1、2ー
2とランド部3ー1、3ー2との接触抵抗等による電圧
降下が生じても、上記Vsence端子8、11で読み
取った電圧に基づき上記検査装置15に内蔵された制御
回路(図示せず)によって上記Vout端子10、13
の電圧が所定電圧に制御されるので、回路5に所定の設
定電圧が正しく印加され、また、ランド部3ー3〜3ー
5に出力された回路5の出力信号が測定用ピン2ー3〜
2ー5を介し検査装置15に歪なく供給される。このよ
うにVout端子10、13とランド部3ー1、3ー2
間の接触抵抗等による検査への影響が排除され中間検査
の信頼性が高くなる。
【0013】実施例7.図8はこの発明の実施例7によ
る回路基板を示し、図8(a)はその平面図、図8
(b)は図8(a)のbーb断面図であり、図8におい
て図11と異なるところは、基板1の裏面側にランド部
3ー6〜3ー10を、表面側に設けられたランド部3ー
1〜3ー5に対応して設け、上記ランド部3ー1〜3ー
5とランド部3ー6〜3ー10とをそれぞれスルーホー
ル22で電気的に接続した点である。回路基板4の中間
検査時には、図1(b)に示されるようにランド部3ー
1、3ー2に設けられたスルーホール22の、図におい
て上側開口部に、図7に示されるように検査装置15の
Vsence(Hi、Lo)端子8、11に接続線21
で接続された測定用ピン20ー1、20ー2の先端の円
錐状の接触部2aが係合され、下側開口部には、Vou
t(Hi、Lo)端子10、13に接続線14で接続さ
れた測定用ピン2ー1、2ー2の円錐状の接触部2aが
係合される。なお、作用効果については前述実施例と同
様であるのでその説明を省略する。
【0014】実施例8.図9はこの発明の実施例8によ
る回路基板を示し、図9(a)はその平面図、図9
(b)は図9(a)のbーb断面図であり、図9におい
て図11と異なるところは、基板1の裏面側にランド部
3ー6〜3ー10を、表面側に設けられたランド部3ー
1〜3ー5に対応して設け、上記ランド部3ー1〜3ー
5とランド部3ー6〜3ー10とを、両端部がテーパ状
のスルーホール22でそれぞれ電気的接続した点であ
る。回路基板4の中間検査時には、図1(b)に示され
るようにランド部3ー1、3ー2に設けられたスルーホ
ール22の、図において上側のテーパ状開口部に、図7
に示されるように検査装置15のVsence(Hi、
Lo)端子8、11に接続線21で接続された測定用ピ
ン20ー1、20ー2の先端の円錐状の接触部2aが係
合され、下側のテーパ状開口部には、Vout(Hi、
Lo)端子10、13に接続線14で接続された測定用
ピン2ー1〜2ー5の円錐状の接触部2aが係合され
る。なお、作用効果については前述実施例と同様である
のでその説明を省略する。
【0015】実施例9.図10はこの発明の実施例9に
よる回路基板を示し、図10(a)はその平面図、図1
0(b)は図10(a)のbーb断面図であり、図10
において図11と異なるところは、中間検査時に測定用
ピン2ー1〜2ー5と係合するランド部3ー1〜3ー5
を、図において基板1の上面から側面を通り下面に亙っ
て設け、このランド部3ー1〜3ー5に、図10(b)
に示されるように基板1の上方および下方の二方から測
定用ピン2ー1〜2ー5、20ー1、20ー2と係合す
るようにした点である。なお、作用効果については前述
実施例と同様であるのでその説明を省略する。
【0016】実施例10.なお、以上の実施例において
は、基板1のランド部に先端部が円錐状の測定用ピンと
係合する円錐状の凹部または丸穴のスルーホールを設け
たものに付いて述べたが、これに限らず、例えば、角錘
状の凹部または角穴のスルーホールとし先端部が角錘状
の測定ピンと係合するようにしても良く、前述の実施例
と同様の作用効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ラン
ド部に中間検査時などにおいて測定用ピンと面接触また
は線接触し係合する係合部を設けているので、測定用ピ
ンとランド部とが大きな接触面積で係合し接触抵抗が小
さくなり信頼性の高い検査が行われ、かつ、発熱による
回路基板の破壊が防止される。また、基板の2面以上の
面に亙ってランド部を形成しているので、一つのランド
部に測定用ピンを2方向から係合することができ、ラン
ド部の幅を大きくすることなく2個の測定ピンを係合し
得、一方の測定ピンに大電流が流れランド部との接触部
において大きな電圧降下が生じても他の測定ピンで読み
取った電圧で設定電圧の補正が行えるため回路基板の中
間検査時等において回路に所定の設定電圧が正しく印加
され、測定用ピンとランド部間の接触抵抗による検査へ
の影響が排除され中間検査の信頼性が高くなり品質の高
い回路基板が得られ、かつ、回路基板が小型化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における回路基板を示す平
面図および断面図である。
【図2】この発明の他の実施例2における回路基板を示
す平面図および断面図である。
【図3】この発明の他の実施例3における回路基板を示
す平面図および断面図である。
【図4】この発明の他の実施例4における回路基板を示
す平面図および断面図である。
【図5】この発明の他の実施例5における回路基板を示
す平面図および断面図である。
【図6】この発明の他の実施例6における回路基板を示
す平面図および断面図である。
【図7】図6に示される回路基板と検査装置との接続の
一例を示す図である。
【図8】この発明の他の実施例7における回路基板を示
す平面図および断面図である。
【図9】この発明の他の実施例8における回路基板を示
す平面図および断面図である。
【図10】この発明の他の実施例9における回路基板を
示す平面図および断面図である。
【図11】従来の回路基板を示す平面図および断面図で
ある。
【図12】図11に示される回路基板と検査装置との接
続を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2ー1 測定用ピン 3ー1 ランド部 3a 凹部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回路基板は以上
のように構成されているので、ランド部への測定用ピン
の係合は上記ランド部の上方の一方向のみからであり、
しかも上記測定用ピンの先端の接触部が円錐状になって
いるため、ランド部と測定用ピンの接触は非常に接触面
積が狭い点接触となり、この二者間の抵抗値は接触面積
に反比例するため、接触部の抵抗値は場合によっては無
視できないほど大きくなる。とくに、図12に示される
ように、回路5へ電源を供給するランド部3ー1、3ー
2は、検査時に検査装置15の電圧発生部7のVsen
ce(Hi)端子8に接続線9で接続されたVout
(Hi)端子10、およびVsence(Lo)端子1
1に接続線12で接続されたVout(Lo)端子1
0、13に、それぞれ接続線14で接続された測定用ピ
ン2ー1、2ー2が押圧係合され、その接触部に多くの
電流を流す必要があるとき、接触部における接触抵抗お
よび上記接続線14の内部抵抗の影響によって大きな電
圧降下が生じる。そのため、上記回路5に所定の電源電
圧が供給されず検査の信頼性が失われ、また、その時、
接触部が発熱し、悪くすると回路基板4を破壊する危険
性がある等の問題点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】実施例6.図6はこの発明の実施例6によ
る回路基板を示し、図6(a)はその平面図、図6
(b)は図6(a)のbーb断面図であり、図6におい
て図11と異なるところは、中間検査時に測定用ピン2
ー1〜2ー5と係合するランド部3ー1〜3ー5を、図
において基板1の上面から側面に亙って設け、基板1の
上方および側方の二方から測定用ピンと係合し得るよう
にした点である。回路基板4の中間検査時には、図1
(b)に示されるようにランド部3ー1、3ー2へ、基
板1の側方から図7に示されるように検査装置15のV
out(Hi、Lo)端子10、13に接続線14で接
続された測定用ピン2ー1、2ー2の先端の円錐状の接
触部2aを押し当て係合すると共に、上方からはVse
nce(Hi、Lo)端子8、11に接続線21で接続
された測定用ピン20ー1、20ー2の円錐状の接触部
2aを押し当て係合する。基板回路に多くの電流を流す
とき、電源電圧供給用の測定用ピン2−1、2−2とラ
ンド部3−1、3−2間にも多くの電流が流れることに
なり、両者間の接触抵抗及び、測定用ピン2−1、2−
2と検査装置15間の接続線14の配線抵抗による電圧
降下も無視できない。しかし、Vout端子10、13
に接続された測定ピン2ー1、2ー2とランド部3ー
1、3ー2との接触抵抗等による電圧降下が生じても、
上記Vsence端子8、11で読み取った電圧に基づ
き上記検査装置15に内蔵された制御回路(図示せず)
によって上記Vout端子10、13の電圧が所定電圧
に制御されるので、回路5に所定の設定電圧が正しく印
加され、また、ランド部3ー3〜3ー5に出力された回
路5の出力信号が測定用ピン2ー3〜2ー5を介し検査
装置15に歪なく供給される。このようにVout端子
10、13とランド部3ー1、3ー2間の接触抵抗等に
よる検査への影響が排除され中間検査の信頼性が高くな
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査装置に接続された測定用ピンと係合
    するランド部を備えた回路基板において、上記ランド部
    に上記測定用ピンと面接触または線接触し係合する係合
    部を設けたことを特徴とする回路基板。
  2. 【請求項2】 検査装置に接続された測定用ピンと係合
    するランド部を備えた基板において、上記ランド部に上
    記測定用ピンと係合する凹部を設けたことを特徴とする
    回路基板。
  3. 【請求項3】 検査装置に接続された測定用ピンと係合
    するランド部を備えた回路基板において、上記ランド部
    に上記測定用ピンと係合するスルーホール部を設けたこ
    とを特徴とする回路基板。
  4. 【請求項4】 検査装置に接続された測定用ピンと係合
    するランド部を備えた回路基板において、上記ランド部
    に上記測定用ピンと係合する軟質の導電部材を設けたこ
    とを特徴とする回路基板。
  5. 【請求項5】 検査装置に接続された測定用ピンと係合
    するランド部を備えた回路基板において、上記ランド部
    を上記回路基板の両面に形成すると共に上記両面に形成
    したランド部を導電部材で接続したことを特徴とする回
    路基板。
  6. 【請求項6】 検査装置に接続された測定用ピンと係合
    するランド部を備えた回路基板において、上記ランド部
    を上記回路基板の一方の面から側面に亙って配設したこ
    とを特徴とする回路基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344847A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Murata Mfg Co Ltd 部品内蔵基板、この部品内蔵基板を用いた部品内蔵モジュール、および部品内蔵基板の製造方法

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