JP2000241446A - 基板・ic用検査機のワイヤープローブ装置 - Google Patents

基板・ic用検査機のワイヤープローブ装置

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JP2000241446A
JP2000241446A JP11044426A JP4442699A JP2000241446A JP 2000241446 A JP2000241446 A JP 2000241446A JP 11044426 A JP11044426 A JP 11044426A JP 4442699 A JP4442699 A JP 4442699A JP 2000241446 A JP2000241446 A JP 2000241446A
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JP
Japan
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spring
conductive lead
probe
wire
wire probe
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JP11044426A
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English (en)
Inventor
Toshiki Kanbayashi
俊樹 神林
Yoshiro Hirai
芳郎 平居
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導通リードとバネ部が別体で半田接合のた
め、半田濡れ上がりによりバネ性を損ね、接合信頼性を
欠き、接合工数がかかりコストップになる。 【解決手段】 一方の端部には被検査部Aに接する接触
部1aと、他方の端部には導通リード2に接続するため
の接続部1bを備えたプローブ1と、検査用の信号を検
査装置に導く導通リード2の先端部にプローブ1に圧接
するためのバネ部2aを成形する。導通リード2のバネ
部2a以外には絶縁被膜7により被覆されている。導通
リードの材料は、電気抵抗値が小さく、且つ、バネ性を
有する部材、例えば、Be−Cu合金又はTi−Cu合
金が最適である。導通リードとバネ部が一つの部材のた
め半田接合作業は不要となり、コスト低減と、ワイヤー
プローブの信頼性がアップする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧接ピン構造の基
板・IC用検査機のワイヤープローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、AV機器及び携帯電話等の携帯機
器が市場に相次いで登場している。ICパッケージもま
すます超高密度・超小型化されている。回路基板やIC
チップを検査するのに被検査部であるピン端子に、検査
機のワイヤープローブの接触部を当接して検査するが、
プローブの接触部でピン端子を傷付けない様にバネによ
り一定の接触圧で行う圧接ピン構造の検査機が使用され
ている。
【0003】図3は、一般的な基板・IC用圧接ピン構
造検査機のワイヤープローブ装置を治具に組付けた状態
の部分拡大断面図である。図3において、1は、プロー
ブであり、一方の端部には被検査部A(例えば、ピン端
子)に接する接触部1aと、他方の端部には導通リード
2に接続するための接続部1bを備えている。2は、検
査用の信号を検査装置に導く導通リードで、その表面は
絶縁被膜7で被覆されている。3は、弾性を有するコイ
ル状のバネで、バネ3は導通リード2と後述する半田接
合又はカシメにより接続されソケット5内に内蔵されて
おり、ソケット5をプローブ1の接続部1bに接続させ
ることにより、プローブ1を所定のバネ圧で圧接する構
造になっている。
【0004】前記プローブ1を検査する所定の被検査部
箇所(ピン端子数)だけ治具(ストッパープレート4
a、固定プレート4b、ガイドプレート4c)に装着し
た後、プローブ1の接続部1bにソケット5を接続させ
る。
【0005】図4は、従来の導通リードの正面図であ
る。銅線6に絶縁被膜7として、例えば、ワニス等を塗
布した導通リード2の銅線部とバネ線径が、例えば、8
0μm程度のピアノ線等よりなるコイル状のバネ3とを
半田8により接合する。前記半田接合は、コイル状のバ
ネ3と導通リード2に半田用フラックスを付けておき、
予め半田小手に半田8を付けたものをコイル状のバネ3
と導通リード2に接触させて半田小手の半田8を乗り移
らせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては次のような問題点を有している。
即ち、ICの超高密度・超小型化に伴い端子ピッチが狭
くなるので、前記ソケットは邪魔になり、ソケットを用
いたワイヤープローブの使用は不適切になってしまう。
【0007】また、前記導通リードとバネが2体のため
その半田接合において、半田用フラックスが付いている
箇所は当然半田が濡れてしまうため、接合時に半田がバ
ネに濡れ上がりバネ性を損ねてしまう。これを避けるた
めにフラックスを付けておく面積を減らしたり、全くフ
ラックスを使わないと、接合が不完全であったり、ま
た、あたかも着いた様に見えてもバネと導通リードの両
端を引っ張ってみると簡単に取れてしまうと言う接合に
致命的な問題があった。更に、半田による接合作業は対
象物が非常に小さいため大変工数がかかり、歩留りの低
下と共にコストアップになる等の問題があった。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は、ICの超高密度・超小型化により端子
ピッチの狭い回路基板、ICチップ等の検査に対応で
き、信頼性が飛躍的に向上した安価な基板・IC用検査
機のワイヤープローブ装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における基板・IC用検査機のワイヤープロ
ーブ装置は、一方の端部には被検査部に接する接触部
と、他方の端部には導通リードに接続するための接続部
を備えたプローブと、検査用の信号を検査装置に導く導
通リードと、該導通リードと前記プローブとを圧接する
ためのバネ部からなる基板・IC用検査機のワイヤープ
ローブ装置において、前記バネ部は導通リードの先端部
に成形され、バネ部以外は絶縁被膜により被覆されてい
ることを特徴とするものである。
【0010】また、前記導通リードは、電気抵抗値が小
さく、且つ、バネ性を有する部材であることを特徴とす
るものである。
【0011】また、前記導通リードは、Be−Cu合金
であることを特徴とするものである。
【0012】また、前記導通リードは、Ti−Cu合金
であることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明におけ
る基板・IC用検査機のワイヤープローブ装置について
説明する。図1及び図2は、本発明の実施の形態に係わ
り、図1は、ワイヤープローブの部分拡大断面図であ
る。図2は、導通リードの正面図である。図において、
従来技術と同一部材は同一符号で示す。
【0014】図1において、10は、本発明のワイヤー
プローブ装置である。その構成について説明する。1
は、プローブであり、一方の端部には被検査部Aに接す
る接触部1aと、他方の端部には後述する導通リード2
の先端に成形したバネ部と接続する接続部1bを備えて
いる。2は、検査用の信号を検査装置に導く導通リード
である。図2に示す様に、導通リード2の先端にコイル
状のバネ部2aが成形されている。バネ部2a以外の導
通リード2の表面にはワニス等の絶縁被膜7で被覆され
ている。弾性を有するコイル状のバネ部2aで前記プロ
ーブ1の端部に形成された接続部1bを所定のバネ圧で
圧接している。
【0015】前記プローブ1は検査する所定のピン数だ
け治具4(ストッパープレート、固定プレート、ガイド
プレート等)に装着される。
【0016】前記導通リードの加工方法は、バネ性を持
たせるために、例えば、バネ圧90g/1.5mmたわ
み、バネ線径80μm程度のピアノ線(Fe−C合金)
に、Cu−Niメッキを施した材料時点で表面に絶縁部
材としてワニス等を塗布する。
【0017】前記ワニスが付いた状態で導通リードの先
端部を棒材に巻き付けて所定の径、例えば、0.3〜
0.4mm程度で所定の長さにコイル状のバネ部を成形
する。その後導通リード単品の長さに切断する。
【0018】前記単品の導通リードのバネ部のみホット
エアー等で加熱してバネに被覆されていたワニスを除去
する。ワニスを除去するのにバネ部のみを溶剤等に浸し
て除去しても良い。
【0019】上記した様に、導通リードの材料としてピ
アノ線を用いたが、ピアノ線の電気抵抗が、例えば、8
〜9Ωと少々高めのため信号を正しく取り難い場合もあ
るので、例えば、バネ圧60g/1.5mmたわみ、バ
ネ線径80μm程度のバネ材料として、Be−Cu合
金、電気抵抗3〜4Ωを使用しても良い。前記Be−C
u合金の導通リード材に時効処理、ワニス被覆、バネ部
成形、導通リード長さ切断、ワニス除去を行い導通リー
ドを完成させる。また、上記のBe−Cu合金の表面に
Niメッキを施しても良い。
【0020】上記した導通リードは、電気抵抗の低い材
料で、その先端部にバネ部を成形する構成により、検査
精度がアップし、従来の様に半田接合の問題、即ち、半
田の濡れ上がりによるバネ性が損なわれないこと。接合
信頼性の心配及び接合作業等がなくなる等の効果があ
る。
【0021】また、上記したBe−Cu合金の代わり
に、少しバネ性は落ちるが、導通リードの材料として、
Ti−Cu合金、リン青銅合金を使用しても、電気抵抗
が略3〜4Ωなので略同様な作用・効果が得られる。
【0022】上述した実施の形態において、材料時点で
線材にワニスを被覆していたが、材料時点でワニスを被
覆しなくても、バネ部形状を成形し所定の導通リード長
さに切断後にバネ部を除いた部分にワニスを塗布しても
良い。
【0023】
【発明の効果】前述したように、圧接ピン構造のワイヤ
ープローブの導通リードは一つの材料よりなり、その先
端部にバネ部を成形した構成のため、従来の半田接合の
問題点、即ち、バネ性の劣化、接合の信頼性、接合作業
のコストアップ等が完全に解消された。また、導通リー
ドの材料がバネ性を有し、且つ、電気抵抗が低く材料を
使用することにより被検査物との圧接を確保し、検査精
度を高く、安価な基板・IC用検査機のワイヤープロー
ブ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるワイヤープローブ
構造を示す部分拡大断面図である。
【図2】図1の導通リードの正面図である。
【図3】従来のワイヤープローブ構造を示す部分拡大断
面図である。
【図4】図3の導通リードの正面図である。
【符号の説明】
1 プローブ 1a 接触部 1b 接続部 2 導通リード 2a バネ部 7 絶縁被覆(ワニス) 10 ワイヤープローブ装置 A 被検査部(ピン端子)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端部には被検査部に接する接触部
    と、他方の端部には導通リードに接続するための接続部
    を備えたプローブと、検査用の信号を検査装置に導く導
    通リードと、該導通リードと前記プローブとを圧接する
    ためのバネ部からなる基板・IC用検査機のワイヤープ
    ローブ装置において、前記バネ部は導通リードの先端部
    に成形され、バネ部以外は絶縁被膜により被覆されてい
    ることを特徴とする基板・IC用検査機のワイヤープロ
    ーブ装置。
  2. 【請求項2】 前記導通リードは、電気抵抗値が小さ
    く、且つ、バネ性を有する部材であることを特徴とする
    請求項1記載の基板・IC用検査機のワイヤープローブ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記導通リードは、Be−Cu合金であ
    ることを特徴とする請求項2記載の基板・IC用検査機
    のワイヤープローブ装置。
  4. 【請求項4】 前記導通リードは、Ti−Cu合金であ
    ることを特徴とする請求項2記載の基板・IC用検査機
    のワイヤープローブ装置。
  5. 【請求項5】 前記導通リードは、リン青銅合金である
    ことを特徴とする請求項2記載の基板・IC用検査機の
    ワイヤープローブ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007003319A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Seiko Instruments Inc 水晶振動子の特性測定装置および特性測定方法
KR100759082B1 (ko) 2007-02-06 2007-09-19 주식회사 엔티에스 프로브장치 및 이의 제조방법
JP2015004518A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 大西電子株式会社 検査治具

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JP2007003319A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Seiko Instruments Inc 水晶振動子の特性測定装置および特性測定方法
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