JPH05315559A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH05315559A
JPH05315559A JP4143305A JP14330592A JPH05315559A JP H05315559 A JPH05315559 A JP H05315559A JP 4143305 A JP4143305 A JP 4143305A JP 14330592 A JP14330592 A JP 14330592A JP H05315559 A JPH05315559 A JP H05315559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
insulating film
type region
impurity
semiconductor substrate
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Pending
Application number
JP4143305A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Hiraide
誠治 平出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Publication of JPH05315559A publication Critical patent/JPH05315559A/ja
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置において、互いに逆の導電型を有
する領域間を低抵抗で接続することができる製造容易な
配線構造を提供する。 【構成】 半導体基板10の表面には、N+ 型領域16
及びP+ 型領域18を形成すると共にフィールド絶縁膜
12を覆って絶縁膜20を形成する。N+ 型領域16及
びP+ 型領域18にそれぞれ対応した接続孔を20等の
絶縁膜に形成した後、絶縁膜20上には順次にオーミッ
ク接触用のTi等の金属層30Aと、不純物拡散防止用
のTiN等の導電層32Aと、高融点金属又はそのシリ
サイド(W又はWSi等)からなる導電層34Aとを形
成する。そして、これらの層30A,32A,34Aの
積層をパターニングすることにより該積層の残存部から
なる配線層36を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンプリメンタリM
OS型LSI等の半導体装置の配線構造に関し、特に互
いに逆の導電型を有する領域間を接続する配線層として
オーミック接触用の金属層と不純物拡散防止用の導電層
と高融点金属又はそのシリサイドからなる導電層との積
層を用いたことにより低抵抗接続を可能としたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンプリメンタリMOS型LSI
の配線構造としては、図5に示すように高融点金属を用
いたものが知られている(例えば、特開平3−1012
53号公報参照)。
【0003】例えばシリコンからなる半導体基板10の
表面には、フィールド絶縁膜12、薄い絶縁膜14、N
+ 型領域16、P+ 型領域18等が形成されている。基
板上面を覆って絶縁膜20を形成した後、この絶縁膜2
0及び絶縁膜14にはP+ 型領域18に対応した接続孔
を形成する。そして、基板上面には、ポリシリコン層2
2を堆積形成する。
【0004】次に、ポリシリコン層22、絶縁膜20及
びその下の絶縁膜にN+ 型領域16に対応した接続孔を
形成してから、基板上面にTiN(チタンナイトライ
ド)層24及びWSi(タングステンシリサイド)層2
6を順次に堆積形成する。そして、レジスト層をマスク
とする選択的イオン注入処理によりポリシリコン層22
においてP+ 型領域18と接続される部分22PにP型
決定不純物をドープして該部分22PをP型化し且つ低
抵抗化する。この後、ポリシリコン層22、TiN層2
4及びWSi層26の積層を所望の配線パターンに従っ
てパターニングすることにより該積層の残存部からなる
配線層28を形成する。
【0005】このようにして得られる配線構造におい
て、TiN層24は、不純物拡散防止層として作用す
る。すなわち、リン、ヒ素等のN型決定不純物は、WS
i等の高融点金属シリサイド中での拡散係数が大きいの
で、TiN層24を設けないでおくと、不純物ドーピン
グ後の800〜900℃程度の熱処理の際にWSi層2
6を介して横方向に拡散してP+ 型領域18の表面に達
する。このため、領域18の表面でのオーミック接触が
損われ、接触抵抗が増大する。このような事態の発生を
未然に防止するため、TiN層24をWSi層26の下
に配置してN型決定不純物の横方向拡散を防ぐようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
ると、TiN層24を領域16のシリコン表面に直接接
触させているため、良好なオーミック接触を得るのが困
難である。その上、TiN層24の下にポリシリコン層
22を配置する構成であるため、領域16と18とで別
工程で接続孔を形成したり、ポリシリコン層22に選択
的に不純物をドープしたりする必要があり、製造工程が
複雑である。
【0007】この発明の目的は、互いに逆の導電型を有
する領域間を低抵抗で接続することができる製造容易な
配線構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による半導体装
置は、(a)半導体基板と、(b)この半導体基板の表
面に互いに離間して形成され、互いに逆の導電型を有す
る第1及び第2の不純物ドープ領域と、(c)前記半導
体基板の表面を覆って形成された絶縁膜であって、前記
第1及び第2の不純物ドープ領域にそれぞれ対応した第
1及び第2の接続孔を有するものと、(d)前記絶縁膜
の上に前記第1及び第2の接続孔を介して前記第1及び
第2の不純物ドープ領域を相互接続するように形成され
た配線層であって、下から順にオーミック接触用の金属
層と、不純物拡散防止用の導電層と、高融点金属又はそ
のシリサイドからなる導電層とを積層したものとをそな
えたものである。
【0009】
【作用】この発明の構成によれば、不純物拡散防止用の
導電層の下にオーミック接触用の金属層を設けたので、
配線層と第1及び第2の不純物ドープ領域との間に良好
なオーミック接触を形成することができる。また、ポリ
シリコン層を使用しないので選択的な不純物ドーピング
処理が不要になり、製造工程が簡単となる。
【0010】
【実施例】図1〜4は、この発明の一実施例による配線
構造を得るための一連の工程を示すものであり、各々の
図に対応する工程(1)〜(4)を順次に説明する。
【0011】(1)例えばシリコンからなる半導体基板
10の表面には、フィールド絶縁膜12、薄い絶縁膜1
4、N+ 型領域16、P+ 型領域18等が形成されてい
る。絶縁膜12,14は、基板表面を酸化するなどして
形成されるもので、シリコンオキサイド等からなるもの
である。基板上面にCVD(ケミカル・ベーパー・デポ
ジション)法等によりシリコンオキサイド等からなる絶
縁膜20を形成した後、この絶縁膜20及び絶縁膜14
には、レジスト層をマスクとする選択エッチング処理に
よりN+ 型領域16及びP+ 型領域18にそれぞれ対応
した接続孔を形成する。そして、基板上面には、スパッ
タ処理を真空を破らずに連続して行なうことによりTi
層30及びTiN層32を順次に形成する。Ti層30
は、オーミック接触を得るためのもので、極く薄くてよ
い。TiN層32は、不純物の横方向拡散を防止するた
めのものである。
【0012】(2)次に、TiN層32を覆ってCVD
法等によりWSi層34を形成する。WSi層34は、
配線抵抗を低減するためのものである。
【0013】(3)次に、Ti層30、TiN層32及
びWSi層34からなる積層を所望の配線パターンに従
ってパターニングすることにより残存するTi層30
A、TiN層32A及びWSi層34Aからなる配線層
36を形成する。この結果、N+ 型領域16及びP+
領域18は、配線層36によって相互接続される。
【0014】(4)この後、基板上面には、CVD法等
によりリンケイ酸ガラス等の層間絶縁膜38を形成す
る。そして、表面の平坦性を改善すべく絶縁膜38を流
動化するためと、WSi層34Aを低抵抗化するために
約1000℃で熱処理を行なう。
【0015】上記のようにして得られる配線構造は、コ
ンプリメンタリMOS型LSI等で用いるに好適なもの
で、TiN層32Aの下にTi層30Aを設けたことに
より領域16,18と配線層36との間に良好なオーミ
ック接触を得ることができる。
【0016】なお、層34(34A)の材料としては、
WSi等の高融点金属シリサイドの代りに、W等の高融
点金属を用いてもよい。この場合、図4の熱処理は、絶
縁膜38の流動化のみを意図して800〜900℃で行
なわれる。また、この発明の配線層36は、N型領域間
を接続したり、P型領域間を接続したりするためにも使
用できることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、互い
に逆の導電型を有する領域間を接続する配線層として下
から順にオーミック接触用の金属層と不純物拡散防止用
の導電層と高融点金属又はそのシリサイドからなる導電
層とを積層したものを用いたので、低抵抗接続が可能で
製造容易な配線構造を実現できる効果が得られるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】〜
【図4】 この発明の一実施例による配線構造を得るた
めの一連の工程を示す基板断面図である。
【図5】 従来の配線構造を示す基板断面図である。
【符号の説明】
10:半導体基板、12,14,20,38:絶縁膜、
16:N+ 型領域、18:P+ 型領域、30,30A:
Ti層、32,32A:TiN層、34,34A:WS
i層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)半導体基板と、 (b)この半導体基板の表面に互いに離間して形成さ
    れ、互いに逆の導電型を有する第1及び第2の不純物ド
    ープ領域と、 (c)前記半導体基板の表面を覆って形成された絶縁膜
    であって、前記第1及び第2の不純物ドープ領域にそれ
    ぞれ対応した第1及び第2の接続孔を有するものと、 (d)前記絶縁膜の上に前記第1及び第2の接続孔を介
    して前記第1及び第2の不純物ドープ領域を相互接続す
    るように形成された配線層であって、下から順にオーミ
    ック接触用の金属層と、不純物拡散防止用の導電層と、
    高融点金属又はそのシリサイドからなる導電層とを積層
    したものとをそなえた半導体装置。
JP4143305A 1992-05-08 1992-05-08 半導体装置 Pending JPH05315559A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4143305A JPH05315559A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 半導体装置
US08/631,036 US5858868A (en) 1992-05-08 1997-04-15 Method of manufacturing a laminated wiring structure preventing impurity diffusion therein from N+ and P+ regions in CMOS device with ohmic contact

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4143305A JPH05315559A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 半導体装置

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JPH05315559A true JPH05315559A (ja) 1993-11-26

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ID=15335673

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JP4143305A Pending JPH05315559A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 半導体装置

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JP (1) JPH05315559A (ja)

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