JPH05314591A - テープ走行速度制御装置 - Google Patents
テープ走行速度制御装置Info
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- JPH05314591A JPH05314591A JP4117421A JP11742192A JPH05314591A JP H05314591 A JPH05314591 A JP H05314591A JP 4117421 A JP4117421 A JP 4117421A JP 11742192 A JP11742192 A JP 11742192A JP H05314591 A JPH05314591 A JP H05314591A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な回路構成で、滑らかに減速、加速動作
が行え、簡単に減速、加速、定速動作を切替えることの
できるテープ走行速度制御装置を得る。 【構成】 テープ送りリール周期及びテープ巻き取りリ
ール周期を各々計測9a9bし、また加算する手段10
をもち、また前記3系統を切替えるSW16および、前
記、いずれかのリール周期が所定の値より大きいか小さ
いかにより判断し切替えSW16を制御するSW制御部
17をもち、切替えSW16で選択された値を一定とす
る制御をリール速度信号出力部13よりリールモータ1
4に出力する構成とした。
が行え、簡単に減速、加速、定速動作を切替えることの
できるテープ走行速度制御装置を得る。 【構成】 テープ送りリール周期及びテープ巻き取りリ
ール周期を各々計測9a9bし、また加算する手段10
をもち、また前記3系統を切替えるSW16および、前
記、いずれかのリール周期が所定の値より大きいか小さ
いかにより判断し切替えSW16を制御するSW制御部
17をもち、切替えSW16で選択された値を一定とす
る制御をリール速度信号出力部13よりリールモータ1
4に出力する構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録・再生装置におけ
るテープ走行速度を制御するテープ走行速度制御装置に
関するものである。
るテープ走行速度を制御するテープ走行速度制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のテープ走行速度制御装置の
ブロック図であり、図において、1はドラム、2はテー
プ、3a,3bはハブ、4はハブ3aにテープを巻きつ
けたサプライリール(以下、SPリールという)、5は
ハブ3bにテープを巻きつけたテイクアップリール(以
下、TUリールという)、6はTUリール5を回転駆動
させるか、SPリールを回転駆動させるかを選択するメ
カニズム、7aはSPリールの回転に比例した矩形波を
検出するSPリールFG検出回路、7bはSPリールF
G検出回路7aと同様なTUリールFG検出回路、8は
計測クロック発生回路、9a,9bはSPリールFG検
出回路7a,TUリールFG検出回路7bで検出したリ
ールFGの単位周期を計測クロック発生回路で発生させ
た計測クロックでカウントする周期計測回路、10は周
期計測回路9a,9bでカウントした値を加算する加算
器、11は周期計測回路9a、9bでカウントした値に
従ってテープスピード指示を出力する制御回路、12は
テープスピード設定部、13は加算器10からの出力に
従ってリール速度信号を出力するリール速度信号出力
部、14はリールモータである。
ブロック図であり、図において、1はドラム、2はテー
プ、3a,3bはハブ、4はハブ3aにテープを巻きつ
けたサプライリール(以下、SPリールという)、5は
ハブ3bにテープを巻きつけたテイクアップリール(以
下、TUリールという)、6はTUリール5を回転駆動
させるか、SPリールを回転駆動させるかを選択するメ
カニズム、7aはSPリールの回転に比例した矩形波を
検出するSPリールFG検出回路、7bはSPリールF
G検出回路7aと同様なTUリールFG検出回路、8は
計測クロック発生回路、9a,9bはSPリールFG検
出回路7a,TUリールFG検出回路7bで検出したリ
ールFGの単位周期を計測クロック発生回路で発生させ
た計測クロックでカウントする周期計測回路、10は周
期計測回路9a,9bでカウントした値を加算する加算
器、11は周期計測回路9a、9bでカウントした値に
従ってテープスピード指示を出力する制御回路、12は
テープスピード設定部、13は加算器10からの出力に
従ってリール速度信号を出力するリール速度信号出力
部、14はリールモータである。
【0003】次に動作について説明する。メカニズム6
がTUリール5側につながり、ソールモータ13を回転
させることによってTUリール5を回転駆動させテープ
を図中、矢印方向に走行させると、SPリール4及びT
Uリール5が回転するので、各々の回転数に比例したリ
ールFGがSPリールFG検出回路7a,TUリールF
G検出回路7bで検出され、周期計測回路9a,9bに
おいて、各々のリールFG1周期を計測クロック発生回
路8で発生させた計測クロックでカウントする。また、
加算器10では、周期計測回路9a,9bで計測した値
を加算し、リール速度信号出力部13では、加算された
値に従ってリール速度信号を出力する。制御回路11で
は周期計測回路9a,9bの値を常に入力しており、必
要に応じてテープスピード設定部12にスピード設定信
号を送り、計測クロック発生回路8の計測クロック周期
を変えて、テープスピードを変更する。
がTUリール5側につながり、ソールモータ13を回転
させることによってTUリール5を回転駆動させテープ
を図中、矢印方向に走行させると、SPリール4及びT
Uリール5が回転するので、各々の回転数に比例したリ
ールFGがSPリールFG検出回路7a,TUリールF
G検出回路7bで検出され、周期計測回路9a,9bに
おいて、各々のリールFG1周期を計測クロック発生回
路8で発生させた計測クロックでカウントする。また、
加算器10では、周期計測回路9a,9bで計測した値
を加算し、リール速度信号出力部13では、加算された
値に従ってリール速度信号を出力する。制御回路11で
は周期計測回路9a,9bの値を常に入力しており、必
要に応じてテープスピード設定部12にスピード設定信
号を送り、計測クロック発生回路8の計測クロック周期
を変えて、テープスピードを変更する。
【0004】上記のように動作をする従来のテープ走行
速度制御装置において、テープ終端(始端)付近で減速
させる場合について説明する。いま、テープスピード設
定部12で設定された倍速数で図中の矢印方向にテープ
が走行し、SPリール周期とTUリール周期の和が一定
となるように制御されているとすると、制御回路11は
周期計測回路9aから出力される値が所定の値以下にな
ったとき(すなわち周期が所定の値以下になったとき)
制御回路11からテープスピード設定部12に対し、現
行走行速度より小さい値を設定する。テープ走行速度設
定方法は、計測クロック発生回路から出力される周期を
設定すると、それに従って周期計測回路9a,9bで計
測し、その各々の和の値に従ってリール速度信号出力部
から制御信号が出力される。従って、減速する為には、
現行計測クロックの周波数を下げるとリール周期が大き
くなる為減速することになる。よって、制御回路11は
所望の減速動作を行えるようにテープスピード設定部1
2に対し速度設定値を更新していくことによって、減速
動作を行う。
速度制御装置において、テープ終端(始端)付近で減速
させる場合について説明する。いま、テープスピード設
定部12で設定された倍速数で図中の矢印方向にテープ
が走行し、SPリール周期とTUリール周期の和が一定
となるように制御されているとすると、制御回路11は
周期計測回路9aから出力される値が所定の値以下にな
ったとき(すなわち周期が所定の値以下になったとき)
制御回路11からテープスピード設定部12に対し、現
行走行速度より小さい値を設定する。テープ走行速度設
定方法は、計測クロック発生回路から出力される周期を
設定すると、それに従って周期計測回路9a,9bで計
測し、その各々の和の値に従ってリール速度信号出力部
から制御信号が出力される。従って、減速する為には、
現行計測クロックの周波数を下げるとリール周期が大き
くなる為減速することになる。よって、制御回路11は
所望の減速動作を行えるようにテープスピード設定部1
2に対し速度設定値を更新していくことによって、減速
動作を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のテープ走行速度
制御装置は減速、加速動作を行う際、滑らかに減速動作
を行せようとすれば、制御回路からテープスピード設定
部に何度も設定値の更新をする必要があり、制御器の回
路規模またはステップ数が増加するという問題点があっ
た。
制御装置は減速、加速動作を行う際、滑らかに減速動作
を行せようとすれば、制御回路からテープスピード設定
部に何度も設定値の更新をする必要があり、制御器の回
路規模またはステップ数が増加するという問題点があっ
た。
【0006】本発明は上記ような問題点を解消するため
になされたもので、簡単な回路構成で、非常に滑らかに
減速、加速動作を行せることができ、また非常に簡単に
減速、加速、定速動作を切替えることのできるテープ走
行速度制御装置を得ることを目的とする。
になされたもので、簡単な回路構成で、非常に滑らかに
減速、加速動作を行せることができ、また非常に簡単に
減速、加速、定速動作を切替えることのできるテープ走
行速度制御装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るテ
ープ走行制御装置は、両リール周期を各々計測し、両リ
ール周期和一定サーボ、前記いずれかのリール周期一定
サーボを切替えるものである。また、両リールの周期和
一定サーボと前記いずれかのリール周期一定サーボの切
替えタイミングとしてリール周期を用いたものである。
さらに、両リールの周期和一定サーボと前記いずれかの
周期一定サーボの切替えタイミングとしてテープ巻き取
りリール周期とテープ送り出しリール周期の比を用いた
ものである。
ープ走行制御装置は、両リール周期を各々計測し、両リ
ール周期和一定サーボ、前記いずれかのリール周期一定
サーボを切替えるものである。また、両リールの周期和
一定サーボと前記いずれかのリール周期一定サーボの切
替えタイミングとしてリール周期を用いたものである。
さらに、両リールの周期和一定サーボと前記いずれかの
周期一定サーボの切替えタイミングとしてテープ巻き取
りリール周期とテープ送り出しリール周期の比を用いた
ものである。
【0008】請求項2の発明に係るテープ走行制御装置
は、両リールの周期を各々計測し、両リールの周期の2
乗和一定サーボ、前記いずれかのリール周期一定サーボ
を切替えるものである。また、両リールの周期2乗和一
定サーボと前記いずれかのリール周期一定サーボの切替
えタイミングとしてリール周期を用いたものである。ま
た、両リールの周期2乗和一定サーボと前記いずれかの
リール周期一定サーボの切替えタイミングとしてテープ
巻き取り、リール周期とテープ送り出しリール周期の比
を用いたものである。さらに、両リールの周期2乗和一
定サーボの切替えタイミングとしてテープ巻き取りリー
ル周期とテープ送り出しリール周期の比を用いたもので
ある。
は、両リールの周期を各々計測し、両リールの周期の2
乗和一定サーボ、前記いずれかのリール周期一定サーボ
を切替えるものである。また、両リールの周期2乗和一
定サーボと前記いずれかのリール周期一定サーボの切替
えタイミングとしてリール周期を用いたものである。ま
た、両リールの周期2乗和一定サーボと前記いずれかの
リール周期一定サーボの切替えタイミングとしてテープ
巻き取り、リール周期とテープ送り出しリール周期の比
を用いたものである。さらに、両リールの周期2乗和一
定サーボの切替えタイミングとしてテープ巻き取りリー
ル周期とテープ送り出しリール周期の比を用いたもので
ある。
【0009】請求項3の発明に係るテープ走行制御装置
は、両リールの周期を各々計測し、各々の周期の2乗を
演算し、両リールの周期の2乗和一定サーボと前記いず
れかのリール周期の2乗一定サーボを切替えるものであ
る。また、両リールの周期の2乗和一定サーボと前記い
ずれかのリール周期の2乗一定サーボの切替えタイミン
グとしてリール周期を用いたものである。さらに、両リ
ールの周期2乗和一定サーボと前記いずれかのリール周
期の2乗一定サーボの切替えタイミングとしてテープ巻
き取りリール周期とテープ送り出しリールの比を用いた
ものである。
は、両リールの周期を各々計測し、各々の周期の2乗を
演算し、両リールの周期の2乗和一定サーボと前記いず
れかのリール周期の2乗一定サーボを切替えるものであ
る。また、両リールの周期の2乗和一定サーボと前記い
ずれかのリール周期の2乗一定サーボの切替えタイミン
グとしてリール周期を用いたものである。さらに、両リ
ールの周期2乗和一定サーボと前記いずれかのリール周
期の2乗一定サーボの切替えタイミングとしてテープ巻
き取りリール周期とテープ送り出しリールの比を用いた
ものである。
【0010】
【作用】本発明における両リールの和一定サーボは、図
8で示すように、テープ速度一定で走行でき、両リール
の周期の2乗の和一定サーボは、図9で示すように、前
記両リールの周期の和一定サーボより、さらに正確なテ
ープ速度一定制御を行うことすができる。
8で示すように、テープ速度一定で走行でき、両リール
の周期の2乗の和一定サーボは、図9で示すように、前
記両リールの周期の和一定サーボより、さらに正確なテ
ープ速度一定制御を行うことすができる。
【0011】また、テープ巻き取りリール周期一定サー
ボは、図10bに示すように加速動作、テープの送り出
しリール周期一定サーボは図10aに示すように減速動
作を行う。
ボは、図10bに示すように加速動作、テープの送り出
しリール周期一定サーボは図10aに示すように減速動
作を行う。
【0012】また、リールの周期の2乗一定サーボは、
リール周期一定サーボより、さらに大きな加速、減速動
作が得られる。
リール周期一定サーボより、さらに大きな加速、減速動
作が得られる。
【0013】上記のようにして得られる、加速、減速、
定速動作を、リール周期または、テープ巻き取りリール
とテープ送り出しリール周期の比が、ある値になった時
点で切替え、所望の速度制御を行うことは可能である。
定速動作を、リール周期または、テープ巻き取りリール
とテープ送り出しリール周期の比が、ある値になった時
点で切替え、所望の速度制御を行うことは可能である。
【0014】
実施例1.以下、本発明を図に基づいて説明する。図1
は本発明の一実施例によるテープ走行速度制御装置を示
すブロック図である。図において、図7との同一番号の
ブロックは、全く同じものであることを示し、15a、
15bは乗算器、16は切替えスイッチ(以下、切替S
Wという)、17はスイッチ制御部(以下、SW制御部
という)である。
は本発明の一実施例によるテープ走行速度制御装置を示
すブロック図である。図において、図7との同一番号の
ブロックは、全く同じものであることを示し、15a、
15bは乗算器、16は切替えスイッチ(以下、切替S
Wという)、17はスイッチ制御部(以下、SW制御部
という)である。
【0015】メカニズム6がTUリール5側につなが
り、リールモーター13を回転させることよってTUリ
ール5を回転駆動させるとSPリール4及びTUリール
5が回転するので、各々の回転数に比例したリールFG
がSPリールFG検出回路7a,TUリールFG検出回
路7bで検出され、周期計測回路9a,9bにおいて各
々のリールFG1周期を計測クロック発生回路8で発生
させた計測クロックでカウントする。また加算器10で
は、周期計測回路9a,9bで計測した値を加算し、S
W制御部17では、周期計測回路9a,9bの値によっ
てTUリール周期XN…(A)両リール周期和…(B)
SPリール周期XN…(C)の3つの値から1つを選択
し、その値に従ってリール速度信号出力部13から制御
信号が出力される。乗算器15a,15bは切替えSW
16を切替えた時、速度差を少なくするためである。
り、リールモーター13を回転させることよってTUリ
ール5を回転駆動させるとSPリール4及びTUリール
5が回転するので、各々の回転数に比例したリールFG
がSPリールFG検出回路7a,TUリールFG検出回
路7bで検出され、周期計測回路9a,9bにおいて各
々のリールFG1周期を計測クロック発生回路8で発生
させた計測クロックでカウントする。また加算器10で
は、周期計測回路9a,9bで計測した値を加算し、S
W制御部17では、周期計測回路9a,9bの値によっ
てTUリール周期XN…(A)両リール周期和…(B)
SPリール周期XN…(C)の3つの値から1つを選択
し、その値に従ってリール速度信号出力部13から制御
信号が出力される。乗算器15a,15bは切替えSW
16を切替えた時、速度差を少なくするためである。
【0016】以上のように構成されたリール制御装置に
おいてテープ終端(始端)付近でテープ速度を減速させ
る動作について説明する。いま、テープスピード設定部
12で設定された倍速数で図中矢印方向にテープが走行
し、両リール周期和一定サーボ(図8に示す)が行われ
ているものとする。このとき、周期計測回路9aに取り
込まれた値は、SW制御部17で設定された値Mより大
きく、その時切替えSW16は、Bの加算器10の出力
を選択するものとする。テープが矢印方向に走行すると
SPリール径は小さくなりSPリールFG周期は小さく
なり、従って周期計測回路9aは徐々に小さくなってい
く、SW制御部17では、周期計測回路9aの値が設定
値Mより小さくなった時点で切替えSW16をBからC
に切替える。すると、周期和一定サーボからテープ送り
出しリール周期一定サーボに切替り減速する。テープ送
り出しリール周期一定サーボは図10aで示され、ま
た、この実施例の動作を図4に示す。区間Aでは、テー
プ送り出しリール周期>Mであり、両リール周期和一定
サーボが行われている。区間Bでは、テープ送り出しリ
ール周期<Mとなったため、テープ送り出しリール周期
一定サーボに切替わり、減速が行われている。
おいてテープ終端(始端)付近でテープ速度を減速させ
る動作について説明する。いま、テープスピード設定部
12で設定された倍速数で図中矢印方向にテープが走行
し、両リール周期和一定サーボ(図8に示す)が行われ
ているものとする。このとき、周期計測回路9aに取り
込まれた値は、SW制御部17で設定された値Mより大
きく、その時切替えSW16は、Bの加算器10の出力
を選択するものとする。テープが矢印方向に走行すると
SPリール径は小さくなりSPリールFG周期は小さく
なり、従って周期計測回路9aは徐々に小さくなってい
く、SW制御部17では、周期計測回路9aの値が設定
値Mより小さくなった時点で切替えSW16をBからC
に切替える。すると、周期和一定サーボからテープ送り
出しリール周期一定サーボに切替り減速する。テープ送
り出しリール周期一定サーボは図10aで示され、ま
た、この実施例の動作を図4に示す。区間Aでは、テー
プ送り出しリール周期>Mであり、両リール周期和一定
サーボが行われている。区間Bでは、テープ送り出しリ
ール周期<Mとなったため、テープ送り出しリール周期
一定サーボに切替わり、減速が行われている。
【0017】実施例2.上記実施例1では周期計測回路
9a,9bで計測したリール周期をそのまま加算した
が、各々のリール周期の2乗を2乗演算器18a,18
bで求めて、それを加算した値が一定になるような制御
を行ってもよく、この制御を行なうと図9(実施例2)
のように、さらに正確なテープ速度一定制御が行える。
また、切替えSW16を切替えるタイミングを決定する
方法及びその手順は上記一実施例と全く同様である。
9a,9bで計測したリール周期をそのまま加算した
が、各々のリール周期の2乗を2乗演算器18a,18
bで求めて、それを加算した値が一定になるような制御
を行ってもよく、この制御を行なうと図9(実施例2)
のように、さらに正確なテープ速度一定制御が行える。
また、切替えSW16を切替えるタイミングを決定する
方法及びその手順は上記一実施例と全く同様である。
【0018】また、この実施例2の動作を図5に示す。
区間Aでは、テープ送り出しリール周期>Mであり、両
リール周期の2乗和一定サーボが行われている。区間B
では、テープ送り出しリール周期<Mとなったため、テ
ープ送り出しリール周期一定サーボに切替わり、減速が
行われている。
区間Aでは、テープ送り出しリール周期>Mであり、両
リール周期の2乗和一定サーボが行われている。区間B
では、テープ送り出しリール周期<Mとなったため、テ
ープ送り出しリール周期一定サーボに切替わり、減速が
行われている。
【0019】実施例3.上記実施例2では、各々のリー
ル周期の2乗和一定サーボとテープ巻き取りリール周期
または、テープ送り出しリール周期が一定となる制御を
選択していたが、実施例3では図3のように、2乗演算
器18a,18bの出力を、各々15a、15bの乗算
器に接続することにより、上記各々のリール周期の2乗
和一定サーボと、上記いずれかのリール周期の2乗一定
サーボと切替えられることになる。また、切替えSW1
6を切替えるタイミングを決定する方法及びその手順は
上記一実施例と全く同様である。
ル周期の2乗和一定サーボとテープ巻き取りリール周期
または、テープ送り出しリール周期が一定となる制御を
選択していたが、実施例3では図3のように、2乗演算
器18a,18bの出力を、各々15a、15bの乗算
器に接続することにより、上記各々のリール周期の2乗
和一定サーボと、上記いずれかのリール周期の2乗一定
サーボと切替えられることになる。また、切替えSW1
6を切替えるタイミングを決定する方法及びその手順は
上記一実施例と全く同様である。
【0020】また、この実施例の動作を図6に示す。区
間Aでは、テープ送り出しリール周期>Mであり、両リ
ール周期の2乗和一定サーボが行われている。区間Bで
は、テープ送り出しリール周期<Mとなったため、テー
プ送り出しリール周期の2乗一定サーボに切替わり、減
速が行われている。図5の区間Bと図6の区間Bを比べ
るとわかるようにテープ送り出しリール周期の2乗一定
サーボの方が大きな減速動作が得られていることがわか
る。これは、加速動作についても同様な効果が得られ
る。
間Aでは、テープ送り出しリール周期>Mであり、両リ
ール周期の2乗和一定サーボが行われている。区間Bで
は、テープ送り出しリール周期<Mとなったため、テー
プ送り出しリール周期の2乗一定サーボに切替わり、減
速が行われている。図5の区間Bと図6の区間Bを比べ
るとわかるようにテープ送り出しリール周期の2乗一定
サーボの方が大きな減速動作が得られていることがわか
る。これは、加速動作についても同様な効果が得られ
る。
【0021】なお、上記実施例では、テープ送り出しリ
ール周期とテープ巻き取りリール周期の和を一定とする
サーボと前記いずれかのリール周期一定サーボとの切替
えと、各々の周期の周期の2乗の和と前記いずれかのリ
ール周期一定サーボとの切替えと、各々の周期の2乗の
和と前記いずれかのリール周期の2乗一定サーボとの切
替えについて述べたが、前記、各々のリール周期和一定
サーボと、前記いずれかのリール周期の2乗一定サーボ
との切替えでもよく、その組合せについては、いずれで
も行うことができる。また、乗算器15a、15bは切
替えSW16を切替えた時の速度差を少なくする為に設
けたが、この機能をテープスピード設定部12に含め
て、切替え時の速度を一致させることが可能であること
はいうまでもない。
ール周期とテープ巻き取りリール周期の和を一定とする
サーボと前記いずれかのリール周期一定サーボとの切替
えと、各々の周期の周期の2乗の和と前記いずれかのリ
ール周期一定サーボとの切替えと、各々の周期の2乗の
和と前記いずれかのリール周期の2乗一定サーボとの切
替えについて述べたが、前記、各々のリール周期和一定
サーボと、前記いずれかのリール周期の2乗一定サーボ
との切替えでもよく、その組合せについては、いずれで
も行うことができる。また、乗算器15a、15bは切
替えSW16を切替えた時の速度差を少なくする為に設
けたが、この機能をテープスピード設定部12に含め
て、切替え時の速度を一致させることが可能であること
はいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によればテープ巻
き取りリール周期とテープ送りリール周期のリール周期
和または、リール周期2乗和と前記いずれかのリール周
期または、いずれかのリール周期の2乗したものとを切
替えその値が一定になるように制御を行うので加速、減
速定速動作を切替えるだけで、非常に滑らかに加速、減
速動作を行うことができる。
き取りリール周期とテープ送りリール周期のリール周期
和または、リール周期2乗和と前記いずれかのリール周
期または、いずれかのリール周期の2乗したものとを切
替えその値が一定になるように制御を行うので加速、減
速定速動作を切替えるだけで、非常に滑らかに加速、減
速動作を行うことができる。
【図1】本発明の一実施例によるテープ走行速度制御装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例によるテープ走行速度制御
装置を示すブロック図である。
装置を示すブロック図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例によるテープ走行速
度制御装置を示すブロック図である。
度制御装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例の動作を説明するための図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例2の動作を説明するための図で
ある。
ある。
【図6】本発明の実施例3の動作を説明するための図で
ある。
ある。
【図7】従来のテープ走行制御装置を示すブロック図で
ある。
ある。
【図8】両リール周期和一定サーボ例を示す図である。
【図9】両リール周期2乗和一定サーボ例を示す図であ
る。
る。
【図10】テープ巻き取りリール周期一定サーボ(a)
及びテープ送り出しリール周期一定サーボ(b)の例を
示す図である。
及びテープ送り出しリール周期一定サーボ(b)の例を
示す図である。
1 ドラム 2 テープ 3a、3b ハブ 4 サプライリール(SPリール) 5 テイクアップリール(TUリール) 6 メカニズム 7a SPリールFG検出回路 7b TUリールFG検出回路 8 計測クロック発生回路 9a、9b 周期計測回路 10 加算器 11 制御器 12 テープスピード設定部 13 リール速度信号出力部 14 リールモータ 15a、15b 乗算器 16 切替えスイッチ(切替えSW) 17 スイッチ制御部(SW制御部) 18a、18b 2乗演算器
Claims (3)
- 【請求項1】 テープ巻き取りリール及びテープ送り出
しリールを持ち各々のリール回転周期を計測する手段及
び、各々のリール周期を加算する加算手段をもつテープ
走行速度制御装置において、テープ巻き取りリール周期
と、テープ送り出しリール周期の和を一定とする第1の
制御と上記いずれかのリール周期を一定とする第2の制
御を切替えることによって減速、加速、定速制御を行う
ことを特徴とするテープ走行速度制御装置。 - 【請求項2】 テープ巻き取りリール周期及びテープ送
り出しリールを持ち各々リール回転周期を計測する手段
及び各々のリール周期の2乗和を演算する手段をもつテ
ープ走行速度制御装置において、テープ巻き取り取りリ
ール周期の2乗とテープ送り出しリール周期の2乗の和
を一定とする第1の制御と、上記いずれかのリール周期
を一定とする第2の制御とを切替えることによって減
速、加速、定速制御を行うことを特徴とするテープ走行
速度制御装置。 - 【請求項3】 テープ巻き取りリール及びテープ送り出
しリールを持ち各々のリール回転周期を計測する手段及
び各々のリール周期の2乗和を演算する手段をもつテー
プ走行速度制御装置において、テープ巻き取りリール周
期の2乗とテープ送り出しリール周期の2乗の和を一定
とする第1の制御と、上記いずれかのリール周期の2乗
を一定とする第2の制御とを切替えることによって減
速、加速、定速制御を行うことを特徴とするテープ走行
速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04117421A JP3089820B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | テープ走行速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04117421A JP3089820B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | テープ走行速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05314591A true JPH05314591A (ja) | 1993-11-26 |
JP3089820B2 JP3089820B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=14711234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04117421A Expired - Fee Related JP3089820B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | テープ走行速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089820B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0589665U (ja) * | 1992-05-12 | 1993-12-07 | 株式会社クボタ | 屋根における軒先構造 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP04117421A patent/JP3089820B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3089820B2 (ja) | 2000-09-18 |
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