JPH0531430A - ウエブ塗布装置 - Google Patents

ウエブ塗布装置

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JPH0531430A
JPH0531430A JP18731691A JP18731691A JPH0531430A JP H0531430 A JPH0531430 A JP H0531430A JP 18731691 A JP18731691 A JP 18731691A JP 18731691 A JP18731691 A JP 18731691A JP H0531430 A JPH0531430 A JP H0531430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
coating
drum
roll
bead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18731691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kazama
研一 風間
Koichi Yamamoto
幸一 山本
Takashi Miyazaki
敬 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP18731691A priority Critical patent/JPH0531430A/ja
Publication of JPH0531430A publication Critical patent/JPH0531430A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C9/00Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
    • B05C9/06Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work

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  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】塗布条件の大きな変化にも係わらず、コーター
の交換を要することなく、ビードギャップの調整を容易
に行うこと。 【構成】塗布面と反対側の面に対して気体をドラム状の
気体噴出器10により噴射しながらウェブ3を浮上搬送
させながら前記塗布面に対して、塗布装置5から流出さ
せた塗布液をビードを形成させつつウェブ3上に塗布す
る装置において、未塗布ウェブ3を気体噴出器10の周
囲を巡らせるときにおける未塗布ウェブ3のガイド用入
側ロール4を、気体噴出器10の軸心に対して平行移動
可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮上搬送させているウ
ェブに対してその反対側の面に対して塗布液を塗布する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料などの製造における多層塗布な
どに際して、いわゆるスライドビード塗布装置が用いら
れている。かかる装置または使用する塗布液の物性の点
から、特公昭60−12107 号公報などにおいて、その開示
がある。他方、特公昭49−17853 号公報には、中空ドラ
ムに多数の気体噴出口を形成し、この中空ドラムを巡っ
てウェブを搬送する過程で、気体噴出口から気体を噴出
させてウェブをそのドラムから浮上させながら塗布を行
うことが知られている。この特公昭49−17853 号公報に
記載されたウェブの浮上搬送方式は、搬送ローラー群を
介しながら搬送する方式に比較して、既に塗布面の反対
側面に塗布層を有する場合であっても、その反対側の塗
布層を疵付けることなく塗布が可能であるなどの利点が
ある。この利点および従来の難点については、同公報に
も詳しい説明がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の浮上搬送方式
においては、ウェブが浮上したときのプロフィール、特
にウェブの幅方向の断面プロフィールが、ビードギャッ
プを定め、ビードギャップが幅方向に不均一であると、
縦ムラ状の塗布故障が生じる。通常、ウェブの幅方向の
断面プロフィールは、図2に示すように、幅方向中央側
が膨出した形状を示す。この膨出が過度であると、コー
ターエッジとの距離、すなわちビードギャップが幅方向
に均一とならず、塗布膜厚が幅方向に不均一となる。ま
た、噴出気体の滞留量に応じて凸状とならず逆に凹状と
なることもある。しかし、通常は、凸状となるために、
コーターエッジの形状は、図2に示すように、凹陥した
ものを一般的に用いている。
【0004】ある設定された製造条件の下で、ビードギ
ャップを幅方向に均一にするためには、コーターを前後
進させてウエブとコーターエッジとの間のギャップを調
整することが有効である。
【0005】しかしながら、工程の諸条件が大きく変化
した場合、たとえば気体噴出量、ウエブの物性などが変
化した場合、前述のコーターの位置調整では限界があ
り、この場合には、別の異なるエッジ形状をもつコータ
ーに交換する必要があった。しかし、この交換には多大
な手間を要し、生産能率を低下させる要因となってい
た。
【0006】したがって、本発明の課題は、コーターの
交換を要することなく、ビードギャップの調整を容易に
行うことができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、塗布面と反
対側の面に対して気体をドラム状の気体噴出器により噴
射しながらウェブを浮上搬送させながら前記塗布面に対
して、塗布装置から流出させた塗布液をビードを形成さ
せつつウェブ上に塗布する装置において、未塗布ウェブ
を前記気体噴出器の周囲を巡らせるときにおける未塗布
ウェブのガイド用入側ロールを、前記気体噴出器の軸心
に対して平行移動可能としたことで解決できる。
【0008】
【作用】本発明に従って、未塗布ウェブのガイド用入側
ロールを、前記気体噴出器の軸心に対して平行移動す
る、たとえば図1の実線の状態から仮想線の状態に水平
の平行移動させると、図2および図3に示すように、そ
の実線から仮想線の状態にウエブの断面プロフィールを
変化させることができ、もってコーターの交換無しにビ
ードギャップを調整できる。
【0009】
【実施例】以下本発明を図面を参照しながら具体的に説
明する。まず、塗布装置の概要を説明すると、1は中空
のエア吹き出しドラムで、その約半円筒壁面には吹き出
し口1a、1a…が多数形成されている。このドラム1
にはブロワー2が連通しており、このブロワー2からの
エアが各吹き出し口1a、1a…から吐出されるように
なっている。
【0010】かかる気体噴出器10に対して、ウェブ3
がガイド用入側ロール4を介して進入し、実施例では時
計方向にドラム1を約220度廻って、下流の冷風ゾー
ン(図示せず)などの冷却手段を有するゲル化処理工程
などを経て製品化される。
【0011】ウェブ3に対して、そのウェブ3がドラム
1を巡り、気体噴出器10からの吐出エア圧力により浮
上搬送される過程で、塗布装置5からビード塗布され
る。この塗布装置5は、実施例では、2つの流出スリッ
ト5A、5Bを有し、異なる塗布液6A、6Bがウェブ
3上に2層塗布される。すなわち、塗布装置5内に形成
された液溜め部5C、5Dにそれぞれポンプを介して押
し込まれた塗布液6A、6Bが流出スリット5A、5B
から流出され、2層状態でウェブ3上に向かう。
【0012】このとき、塗布装置5のヘッドの肩とウェ
ブ3表面とが僅かなクリアランスを有しており、かつウ
ェブ3が連続的に搬送されているので、各塗布液6A、
6Bは塗布ヘッドの肩とウェブ3表面との間においてビ
ードを形成しながら架橋状態で連続的に塗布される。
【0013】一方、当該塗布装置5による未塗布ウェブ
域からビード形成領域を包囲しかつウェブの搬送方向に
対して反対方向(下方向)において減圧チャンバー7が
設けられている。この減圧チャンバー7内は、導管8を
介してブロワーなどの減圧手段に連通ている。
【0014】このように構成された塗布装置において
は、反対側面に既に塗布がなされたウェブ3またはその
反対側面に塗布層を有しないウェブが、エア吹き出しド
ラム1を巡るとき、その各吹き出し口1a、1a…から
エアが吹き出され、ウェブ3が浮上状態で搬送される。
この搬送過程において、塗布装置5から塗布液6A、6
Bが2層塗布される。
【0015】さらに同時に、導管8を介して減圧チャン
バー7が減圧化され、その結果、塗布ヘッドの肩とウェ
ブ3表面との間に形成されているビードに対して下方へ
の引込み力が作用し、もって架橋状態が安定化する。
【0016】本発明においては、ガイド用入側ロール4
を、気体噴出器10のドラム1の軸心に対して平行移動
可能とした。このガイド用入側ロール4は、たとえば図
4に示す機構により任意の方向に平行移動可能とするの
が好ましい。図4に示された機構は、通常X−Yテーブ
ル機構と呼ばれるもので、対地固定のXテーブル20に
ボールネジ軸21が横方向に配設され、サーボモーター
22により回転するようになっている。23は縦方向に
配設されたYテーブルで、その背面部分において図示さ
れていない突出ブロックが、ボールネジ軸21に螺合
し、かつ案内体24、24に係合しており、サーボモー
ター22の駆動によりボールネジ軸21が回転すると
き、Yテーブル23は横方向(X方向)に移動される。
他方、Yテーブル23にも同様にボールネジ軸25、サ
ーボモーター26および案内体27、27が設けられ、
ボールネジ軸25に螺合し、かつ案内体27、27に係
合して移動基台28が配設されている。この基台28
に、前述のガイド用入側ロール4の軸受けが固定されて
いる。もちろん、ガイド用入側ロール4の他端にも同様
にX−Yテーブル機構が配設されている。
【0017】その結果、ガイド用入側ロール4は任意の
方向に移動可能とされている。また、望ましくは、図示
しないが、塗布装置のコーターエッジとウエブ3との離
間距離を検出するたとえばレーザー光を利用したギャッ
プ検出器により検出されたビードギャップ量に応じて、
前記の各サーボモーター22、26を駆動させて、ガイ
ド用入側ロール4の位置を調整するようになっている。
【0018】なお、前記例はガイド用入側ロール4を3
60度位置調整可能としてあるが、たとえば水平方向の
み、垂直方向のみ、あるいはドラム1と同心の円弧方向
のみなどの単一方向のみに移動させるようにしてもよ
い。また、ガイド用入側ロール4の配設位置としては、
図1に示す偏位角度θとして、30〜50度が好ましい。さ
らに、透孔1aは、ドラム1を巡るウェブ3の円が接線
をなす部分まで形成するのが好適である。
【0019】(実施例)図1および図4に示す態様にお
いて、外面までの半径R:100mmのドラム1に対し
て、半径r:25mmのガイド用入側ロールを垂直線に対
して偏位角度θ:40に配置し、それらの離間距離Sを
20mmとした条件の下で、写真感光材料の塗布を行うと
ともに、ガイド用入側ロール4を左方に1mm移動させた
場合においても塗布を行ったところ、図3に示すよう
に、ビードの形成位置における浮き量は大きく変化する
ことが判明した。また、これによって、図2に示すよう
に、コーターエッジとの離間距離が幅方向全体に均一化
し、塗布性の点からも、移動前は縦ムラ状の塗布故障が
発生していたのに対して、移動後はその塗布故障が全く
発生しなかった。
【0020】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、塗布条件
の大きな変化にも係わらず、コーターの交換を要するこ
となく、ビードギャップの調整を容易に行うことができ
るなどの利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置例の概要断面図である。
【図2】コーター、ウエブおよび気体噴出器の関係を示
す平面図である。
【図3】ガイド用入側ロールの移動前後におけるウエブ
の浮き量の変化を示すグラフである。
【図4】ガイド用入側ロールの移動手段例の概要図であ
る。
【符号の説明】
1…中空ドラム、、3…ウェブ、4…ガイド用入側ロー
ル、5…塗布装置、7…減圧チャンバー、10…気体噴
出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】塗布面と反対側の面に対して気体をドラム
    状の気体噴出器により噴射しながらウェブを浮上搬送さ
    せながら前記塗布面に対して、塗布装置から流出させた
    塗布液をビードを形成させつつウェブ上に塗布する装置
    において、 未塗布ウェブを前記気体噴出器の周囲を巡らせるときに
    おける未塗布ウェブのガイド用入側ロールを、前記気体
    噴出器の軸心に対して平行移動可能としたことを特徴と
    するウェブ塗布装置。
JP18731691A 1991-07-26 1991-07-26 ウエブ塗布装置 Pending JPH0531430A (ja)

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JP18731691A JPH0531430A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ウエブ塗布装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046647A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Fujifilm Corp 塗布装置及び塗布方法
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CN106475277A (zh) * 2015-08-25 2017-03-08 株式会社思可林集团 涂敷装置及涂敷方法
WO2021240888A1 (ja) * 2020-05-27 2021-12-02 日東電工株式会社 塗工装置、フィルムの製造システム、および、フィルムの製造方法

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