JPH057820A - ウエブ塗布装置 - Google Patents
ウエブ塗布装置Info
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- JPH057820A JPH057820A JP16712891A JP16712891A JPH057820A JP H057820 A JPH057820 A JP H057820A JP 16712891 A JP16712891 A JP 16712891A JP 16712891 A JP16712891 A JP 16712891A JP H057820 A JPH057820 A JP H057820A
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- Japan
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- web
- coating
- coating device
- bead
- decompression chamber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】浮上搬送方式の下で、減圧チャンバー内の気流
の乱れを防止し、もって塗布ムラを解消すること。 【構成】塗布面と反対側の面に対して気体をドラム状の
気体噴射器により噴射しながらウェブ3を浮上搬送させ
ながら前記塗布面に対して、塗布装置5から流出させた
塗布液をビードを形成させつつウェブ3上に塗布する装
置において、未塗布ウェブ域からビード形成領域を包囲
しかつウェブ3の搬送方向に対して反対方向において減
圧チャンバー7を設け、この減圧チャンバー7を介して
減圧を行うように構成し、さらに減圧チャンバー7のウ
ェブ3と直交し対向する壁7Aの上面ととの離間距離S
が、浮上搬送状態においてウェブ3の幅方向に関して、
均一となるように変化させた。
の乱れを防止し、もって塗布ムラを解消すること。 【構成】塗布面と反対側の面に対して気体をドラム状の
気体噴射器により噴射しながらウェブ3を浮上搬送させ
ながら前記塗布面に対して、塗布装置5から流出させた
塗布液をビードを形成させつつウェブ3上に塗布する装
置において、未塗布ウェブ域からビード形成領域を包囲
しかつウェブ3の搬送方向に対して反対方向において減
圧チャンバー7を設け、この減圧チャンバー7を介して
減圧を行うように構成し、さらに減圧チャンバー7のウ
ェブ3と直交し対向する壁7Aの上面ととの離間距離S
が、浮上搬送状態においてウェブ3の幅方向に関して、
均一となるように変化させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮上搬送させているウ
ェブに対してその反対側の面に対して塗布液を塗布する
装置に関する。
ェブに対してその反対側の面に対して塗布液を塗布する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料などの製造における多層塗布な
どに際して、いわゆるスライドビード塗布装置が用いら
れている。かかる装置または使用する塗布液の物性の点
から、特公昭60−12107 号公報などにおいて、その開示
がある。他方、特公昭49−17853 号公報には、中空ドラ
ムに多数の気体噴出口を形成し、この中空ドラムを巡っ
てウェブを搬送する過程で、気体噴出口から気体を噴出
させてウェブをそのドラムから浮上させながら塗布を行
うことが知られている。さらに、米国特許第2,681,294
号においては、ビードの形成個所の下方に、減圧チャン
バーを設けてビードを安定化させることが開示されてい
る。
どに際して、いわゆるスライドビード塗布装置が用いら
れている。かかる装置または使用する塗布液の物性の点
から、特公昭60−12107 号公報などにおいて、その開示
がある。他方、特公昭49−17853 号公報には、中空ドラ
ムに多数の気体噴出口を形成し、この中空ドラムを巡っ
てウェブを搬送する過程で、気体噴出口から気体を噴出
させてウェブをそのドラムから浮上させながら塗布を行
うことが知られている。さらに、米国特許第2,681,294
号においては、ビードの形成個所の下方に、減圧チャン
バーを設けてビードを安定化させることが開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特公昭49−17853
号公報に記載されたウェブの浮上搬送方式は、搬送ロー
ラー群を介しながら搬送する方式に比較して、既に塗布
面の反対側面に塗布層を有する場合であっても、その反
対側の塗布層を疵付けることなく塗布が可能であるなど
の利点がある。この利点および従来の難点については、
同公報にも詳しい説明がある。
号公報に記載されたウェブの浮上搬送方式は、搬送ロー
ラー群を介しながら搬送する方式に比較して、既に塗布
面の反対側面に塗布層を有する場合であっても、その反
対側の塗布層を疵付けることなく塗布が可能であるなど
の利点がある。この利点および従来の難点については、
同公報にも詳しい説明がある。
【0004】一方、前述のように、米国特許第2,681,29
4 号では、スライドビード塗布方式においては、ビード
の形成個所の下方に、減圧チャンバーを設けてビードを
安定化させており、確かにビードの安定化に大きく寄与
するが、この技術はあくまでウェブをバックロールにし
て保持しながら搬送するものであり、減圧チャンバーに
よる減圧効果がウェブの搬送性になんら影響を与えな
い。
4 号では、スライドビード塗布方式においては、ビード
の形成個所の下方に、減圧チャンバーを設けてビードを
安定化させており、確かにビードの安定化に大きく寄与
するが、この技術はあくまでウェブをバックロールにし
て保持しながら搬送するものであり、減圧チャンバーに
よる減圧効果がウェブの搬送性になんら影響を与えな
い。
【0005】しかるに、本発明者らは、塗布性を高め、
さらに反対側面に塗布層を有するウェブに対して塗布を
行う場合、前述の浮上搬送方式が有効であり、これを減
圧チャンバーによるビードとウェブ浮上搬送の安定化に
より、きわめて良好な塗布性が得られることを発見し
た。
さらに反対側面に塗布層を有するウェブに対して塗布を
行う場合、前述の浮上搬送方式が有効であり、これを減
圧チャンバーによるビードとウェブ浮上搬送の安定化に
より、きわめて良好な塗布性が得られることを発見し
た。
【0006】さらに、かかる構成の下で、新たな問題に
直面した。すなわち、従来の減圧チャンバー7において
は、その入側の壁7Aの上端面は、図2の仮想線で示す
ように、気体噴射器1の表面と幅方向に関して均一とさ
れていた。しかるに、現実に、ウェブ3を浮上搬送させ
ると、その浮上力が幅方向中央部分が両側より強いため
と思われるが、ウェブ3の搬送状態断面形状は外方に膨
出した態様となる。その結果、図2から明らかなよう
に、入側の壁7Aの上端面とウェブ3との離間距離は、
中央部分が短く、両側部分が長くなる。したがって、減
圧チャンバー7内を減圧した場合、入側の壁7Aの上端
面とウェブ3との間隙から侵入する外気の量が幅方向に
関して均一でなく、もって減圧チャンバー7内における
気流の乱れが生じ、これがビードの形成を不安定化させ
ている。ビードの形成が幅方向に不安定であると、塗布
ムラが幅方向に生じる。
直面した。すなわち、従来の減圧チャンバー7において
は、その入側の壁7Aの上端面は、図2の仮想線で示す
ように、気体噴射器1の表面と幅方向に関して均一とさ
れていた。しかるに、現実に、ウェブ3を浮上搬送させ
ると、その浮上力が幅方向中央部分が両側より強いため
と思われるが、ウェブ3の搬送状態断面形状は外方に膨
出した態様となる。その結果、図2から明らかなよう
に、入側の壁7Aの上端面とウェブ3との離間距離は、
中央部分が短く、両側部分が長くなる。したがって、減
圧チャンバー7内を減圧した場合、入側の壁7Aの上端
面とウェブ3との間隙から侵入する外気の量が幅方向に
関して均一でなく、もって減圧チャンバー7内における
気流の乱れが生じ、これがビードの形成を不安定化させ
ている。ビードの形成が幅方向に不安定であると、塗布
ムラが幅方向に生じる。
【0007】したがって、本発明の課題は、減圧チャン
バー内の気流の乱れを防止し、もって塗布ムラを解消す
ることにある。
バー内の気流の乱れを防止し、もって塗布ムラを解消す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、塗布面と反
対側の面に対して気体をドラム状の気体噴射器により噴
射しながらウェブを浮上搬送させながら前記塗布面に対
して、塗布装置から流出させた塗布液をビードを形成さ
せつつウェブ上に塗布する装置において、前記未塗布ウ
ェブ域からビード形成領域を包囲しかつウェブの搬送方
向に対して反対方向において減圧チャンバーを設け、こ
の減圧チャンバーを介して減圧を行うように構成し、さ
らに減圧チャンバーのウェブと直交し対向する壁の上面
ととの離間距離が、浮上搬送状態においてウェブの幅方
向に関して、均一となるように変化させたことで解決で
きる。
対側の面に対して気体をドラム状の気体噴射器により噴
射しながらウェブを浮上搬送させながら前記塗布面に対
して、塗布装置から流出させた塗布液をビードを形成さ
せつつウェブ上に塗布する装置において、前記未塗布ウ
ェブ域からビード形成領域を包囲しかつウェブの搬送方
向に対して反対方向において減圧チャンバーを設け、こ
の減圧チャンバーを介して減圧を行うように構成し、さ
らに減圧チャンバーのウェブと直交し対向する壁の上面
ととの離間距離が、浮上搬送状態においてウェブの幅方
向に関して、均一となるように変化させたことで解決で
きる。
【0009】
【作用】本発明では、ウェブを気体噴射器などにより浮
上搬送する過程で、未塗布ウェブ域からビード(塗布装
置からの塗布液がウェブ表面に転移するときの架橋状態
の塗布液)形成領域を包囲しかつウェブの搬送方向に対
して反対方向において減圧チャンバーを設け、この減圧
チャンバーを介して減圧を行うこととしている。かかる
下で、減圧チャンバーのウェブと直交し対向する壁の上
面ととの離間距離が、浮上搬送状態においてウェブの幅
方向に関して、均一となるように変化させると、外気の
侵入量がウェブの幅方向に関して均一となり、その結
果、減圧チャンバー内の気流の乱れを防止でき、もって
ビードの形成を安定化でき、主に幅方向の塗布ムラを解
消できる。
上搬送する過程で、未塗布ウェブ域からビード(塗布装
置からの塗布液がウェブ表面に転移するときの架橋状態
の塗布液)形成領域を包囲しかつウェブの搬送方向に対
して反対方向において減圧チャンバーを設け、この減圧
チャンバーを介して減圧を行うこととしている。かかる
下で、減圧チャンバーのウェブと直交し対向する壁の上
面ととの離間距離が、浮上搬送状態においてウェブの幅
方向に関して、均一となるように変化させると、外気の
侵入量がウェブの幅方向に関して均一となり、その結
果、減圧チャンバー内の気流の乱れを防止でき、もって
ビードの形成を安定化でき、主に幅方向の塗布ムラを解
消できる。
【0010】
【実施例】以下本発明を図面を参照しながら具体的に説
明する。図1において、1は中空のエア吹き出しドラム
で、その約半円筒壁面には吹き出し口1a、1a…が多
数形成されている。このドラム1にはブロワー2が連通
しており、このブロワー2からのエアが各吹き出し口1
a、1a…から吐出されるようになっている。
明する。図1において、1は中空のエア吹き出しドラム
で、その約半円筒壁面には吹き出し口1a、1a…が多
数形成されている。このドラム1にはブロワー2が連通
しており、このブロワー2からのエアが各吹き出し口1
a、1a…から吐出されるようになっている。
【0011】かかる気体噴出器に対して、ウェブ3が搬
送ローラー4群を介して進入し、実施例では時計方向に
ドラム1を約180度廻って、下流の冷風ゾーン(図示
せず)などの冷却手段を有するゲル化処理工程などを経
て製品化される。
送ローラー4群を介して進入し、実施例では時計方向に
ドラム1を約180度廻って、下流の冷風ゾーン(図示
せず)などの冷却手段を有するゲル化処理工程などを経
て製品化される。
【0012】ウェブ3に対して、そのウェブ3がドラム
1を巡り、気体噴射器からの吐出エア圧力により浮上搬
送される過程で、塗布装置5からビード塗布される。こ
の塗布装置5は、実施例では、2つの流出スリット5
A、5Bを有し、異なる塗布液6A、6Bがウェブ3上
に2層塗布される。すなわち、塗布装置5内に形成され
た液溜め部5C、5Dにそれぞれポンプを介して押し込
まれた塗布液6A、6Bが流出スリット5A、5Bから
流出され、2層状態でウェブ3上に向かう。このとき、
塗布装置5のヘッドの肩とウェブ3表面とが僅かなクリ
アランスを有しており、かつウェブ3が連続的に搬送さ
れているので、各塗布液6A、6Bは塗布ヘッドの肩と
ウェブ3表面との間においてビードを形成しながら架橋
状態で連続的に塗布される。
1を巡り、気体噴射器からの吐出エア圧力により浮上搬
送される過程で、塗布装置5からビード塗布される。こ
の塗布装置5は、実施例では、2つの流出スリット5
A、5Bを有し、異なる塗布液6A、6Bがウェブ3上
に2層塗布される。すなわち、塗布装置5内に形成され
た液溜め部5C、5Dにそれぞれポンプを介して押し込
まれた塗布液6A、6Bが流出スリット5A、5Bから
流出され、2層状態でウェブ3上に向かう。このとき、
塗布装置5のヘッドの肩とウェブ3表面とが僅かなクリ
アランスを有しており、かつウェブ3が連続的に搬送さ
れているので、各塗布液6A、6Bは塗布ヘッドの肩と
ウェブ3表面との間においてビードを形成しながら架橋
状態で連続的に塗布される。
【0013】一方、本発明においては、当該塗布装置5
による未塗布ウェブ域からビード形成領域を包囲しかつ
ウェブの搬送方向に対して反対方向(下方向)において
減圧チャンバー7が設けられている。実施例において
は、減圧チャンバー7のウェブ3の進入側(入側)の壁
7Aの上面がウェブ3の下面に近接している。また、減
圧チャンバー7の途中には、仕切り壁7Bがウェブ3に
近接して起立しており、仕切り壁7Bで仕切られた減圧
チャンバー7の入側室は導管8を介してブロワーなどの
減圧手段に連結されている。
による未塗布ウェブ域からビード形成領域を包囲しかつ
ウェブの搬送方向に対して反対方向(下方向)において
減圧チャンバー7が設けられている。実施例において
は、減圧チャンバー7のウェブ3の進入側(入側)の壁
7Aの上面がウェブ3の下面に近接している。また、減
圧チャンバー7の途中には、仕切り壁7Bがウェブ3に
近接して起立しており、仕切り壁7Bで仕切られた減圧
チャンバー7の入側室は導管8を介してブロワーなどの
減圧手段に連結されている。
【0014】このように構成された塗布装置において
は、反対側面に既に塗布がなされたウェブ3またはその
反対側面に塗布層を有しないウェブが、エア吹き出しド
ラム1を巡るとき、その各吹き出し口1a、1a…から
エアが吹き出され、ウェブ3が浮上状態で搬送される。
この搬送過程において、塗布装置5から塗布液6A、6
Bが2層塗布される。
は、反対側面に既に塗布がなされたウェブ3またはその
反対側面に塗布層を有しないウェブが、エア吹き出しド
ラム1を巡るとき、その各吹き出し口1a、1a…から
エアが吹き出され、ウェブ3が浮上状態で搬送される。
この搬送過程において、塗布装置5から塗布液6A、6
Bが2層塗布される。
【0015】さらに同時に、導管8を介して減圧チャン
バー7が減圧化され、その結果、塗布ヘッドの肩とウェ
ブ3表面との間に形成されているビードに対して下方へ
の引込み力が作用し、もって架橋状態が安定化する。
バー7が減圧化され、その結果、塗布ヘッドの肩とウェ
ブ3表面との間に形成されているビードに対して下方へ
の引込み力が作用し、もって架橋状態が安定化する。
【0016】さて、本発明においては、図2の実線で示
されているように、吹き出しドラム1の外表面と、減圧
チャンバー7の入側壁7Aの上端面とが、たとえば中央
部分が大きく離間し、両側部分が短く離間しており、ウ
ェブ3の搬送状態において、ウェブ3の下面との離間距
離Sが幅方向に関して均一となるように減圧チャンバー
7の入側壁7Aの上端面の形状が定められている。
されているように、吹き出しドラム1の外表面と、減圧
チャンバー7の入側壁7Aの上端面とが、たとえば中央
部分が大きく離間し、両側部分が短く離間しており、ウ
ェブ3の搬送状態において、ウェブ3の下面との離間距
離Sが幅方向に関して均一となるように減圧チャンバー
7の入側壁7Aの上端面の形状が定められている。
【0017】かかる構成により、外気の侵入量がウェブ
の幅方向に関して均一となり、その結果、減圧チャンバ
ー内の気流の乱れを防止でき、もってビードの形成を安
定化でき、主に幅方向の塗布ムラを解消できる。
の幅方向に関して均一となり、その結果、減圧チャンバ
ー内の気流の乱れを防止でき、もってビードの形成を安
定化でき、主に幅方向の塗布ムラを解消できる。
【0018】本発明において、減圧チャンバー7の入側
壁7Aの上端面の形状を定めるのに、予めその形状をも
った減圧チャンバー7を種々用意して、ウェブ3の厚
み、材質ウエブの張力、ドラムの内圧などによって適宜
選択するほか、図3に示すように、種々の形状の補助板
9を用意し、それらの補助板9群から選択して、入側壁
7Aの挿入溝内に挿入してボルト10などで固定するこ
とができる。
壁7Aの上端面の形状を定めるのに、予めその形状をも
った減圧チャンバー7を種々用意して、ウェブ3の厚
み、材質ウエブの張力、ドラムの内圧などによって適宜
選択するほか、図3に示すように、種々の形状の補助板
9を用意し、それらの補助板9群から選択して、入側壁
7Aの挿入溝内に挿入してボルト10などで固定するこ
とができる。
【0019】また、図4および図5に示すように、長手
方向に長孔90aを有する多数の補助板90、90…を
入側壁7Aにボルト10により取付け、ウェブ3の種類
や気体噴射量などに応じて、浮上搬送するウェブ3の形
状に応じて、各補助板90、90…群を長孔90aをガ
イドとして進退させて、多数の補助板90、90…群の
上面を結ぶ形状が、ウェブ3との離間距離を幅方向に実
質的に均一となるように定めることができる。
方向に長孔90aを有する多数の補助板90、90…を
入側壁7Aにボルト10により取付け、ウェブ3の種類
や気体噴射量などに応じて、浮上搬送するウェブ3の形
状に応じて、各補助板90、90…群を長孔90aをガ
イドとして進退させて、多数の補助板90、90…群の
上面を結ぶ形状が、ウェブ3との離間距離を幅方向に実
質的に均一となるように定めることができる。
【0020】一方、上述は、入側壁7Aの上面の形状に
ついて説明したが、仕切り壁7Bの上面を同様に定める
ことができる。
ついて説明したが、仕切り壁7Bの上面を同様に定める
ことができる。
【0021】(実施例)図3に示す態様をもつ減圧チャ
ンバー7を用いて、減圧状態において実際に塗布を行っ
たところ、減圧チャンバー内の気流の乱れがなく、ビー
ドの乱れもなく安定化しており、良好な塗布を行うこと
ができた。また、仕切り壁についても、その上面の形状
を設定したところ、より良好な塗布を行うことができ
た。
ンバー7を用いて、減圧状態において実際に塗布を行っ
たところ、減圧チャンバー内の気流の乱れがなく、ビー
ドの乱れもなく安定化しており、良好な塗布を行うこと
ができた。また、仕切り壁についても、その上面の形状
を設定したところ、より良好な塗布を行うことができ
た。
【0022】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、浮上搬送
方式の利点を生かしながら、減圧チャンバー内の気流の
乱れを防止し、もって塗布ムラを解消することができ
る。
方式の利点を生かしながら、減圧チャンバー内の気流の
乱れを防止し、もって塗布ムラを解消することができ
る。
【図1】本発明装置例の概要断面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】他の例の斜視図である。
【図4】さらに別の例の右側面図である。
【図5】その断面図である。
1…中空ドラム、3…ウェブ、5…塗布装置、7…減圧
チャンバー、7A…入側壁、9、90…補助板。
チャンバー、7A…入側壁、9、90…補助板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】塗布面と反対側の面に対して気体をドラム
状の気体噴射器により噴射しながらウェブを浮上搬送さ
せながら前記塗布面に対して、塗布装置から流出させた
塗布液をビードを形成させつつウェブ上に塗布する装置
において、 前記未塗布ウェブ域からビード形成領域を包囲しかつウ
ェブの搬送方向に対して反対方向において減圧チャンバ
ーを設け、この減圧チャンバーを介して減圧を行うよう
に構成し、さらに減圧チャンバーのウェブと直交し対向
する壁の上面ととの離間距離が、浮上搬送状態において
ウェブの幅方向に関して、均一となるように変化させた
ことを特徴とするウェブ塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16712891A JPH057820A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | ウエブ塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16712891A JPH057820A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | ウエブ塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057820A true JPH057820A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15843956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16712891A Pending JPH057820A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | ウエブ塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057820A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002506712A (ja) * | 1998-03-10 | 2002-03-05 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | 継目を通る連続塗工を伴うウェブ塗布方法 |
JP2006297269A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Toppan Printing Co Ltd | 塗工方法および塗工装置 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP16712891A patent/JPH057820A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002506712A (ja) * | 1998-03-10 | 2002-03-05 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | 継目を通る連続塗工を伴うウェブ塗布方法 |
JP2006297269A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Toppan Printing Co Ltd | 塗工方法および塗工装置 |
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