JP2821804B2 - ウェブ塗布装置 - Google Patents

ウェブ塗布装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C9/00Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
    • B05C9/06Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浮上搬送されているウェブに対してその反
対側の面に対して塗布液を塗布する装置に関する。
〔従来の技術〕
感光材料や磁気記録媒体の製造における多層塗布など
に際して、いわゆるスライドビード塗布装置が用いられ
ている。
かかる装置または使用する塗布液の物性の点から、特
公昭60−12107号公報などにおいて、その開示がある。
他方、特公昭49−17853号公報には、中空ドラムに多
数の気体噴出口を形成し、この中空ドラムを巡ってウェ
ブを搬送する過程で、気体噴出口から気体を噴出させて
ウェブをそのドラムから浮上させながら塗布を行うこと
が知られている。
さらに、米国特許第2,681,294号においては、ビード
の形成個所の下方に減圧チャンバーを設けてビードを安
定化させることが開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 前記特公昭49−17853号公報に記載されたウェブの浮
上搬送方式は、搬送ローラー群を介しながら搬送する方
式に比較して、既に塗布面の反対側面に塗布層を有する
場合であっても、その反対側の塗布層を疵付けることな
く塗布が可能であるなどの利点がある。この利点および
従来の難点については、同公報にも詳しい説明がある。
一方、前述のように、米国特許第2,681,294号では、
スライドビード塗布方式においては、ビードの形成個所
の下方に、減圧チャンバーを設けてビードを安定化させ
ており、確かにビードの安定化に大きく寄与するが、こ
の技術はあくまでウェブをバックロールにして保持しな
がら搬送するものであり、減圧チャンバーによる減圧効
果がウェブの搬送性になんら影響を与えない。
しかるに、本発明者らは、塗布性を高め、さらに反対
側面に塗布層を有するウェブに対して塗布を行う場合、
前述の浮上搬送方式が有効であり、これによると、減圧
チャンバーによるビードおよびウェブ浮上搬送の安定化
により、きわめて良好な塗布性が得られることを発見し
た。
したがって、本発明の課題は、浮上搬送方式の下で、
良好な塗布性を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、塗布面と反対側の面に対して気体を噴射
しながらウェブを浮上搬送させながら前記塗布面に対し
て、塗布装置から流出させた塗布液をビードを形成させ
つつウェブ上に塗布する装置において、 前記未塗布ウェブ域からビード形成領域を包囲しかつ
ウェブの搬送方向に対して反対方向において減圧チャン
バーを設け、この減圧チャンバーを介して減圧を行うよ
うにし、さらに、ウェブの減圧チャンバー進入位置にお
ける接線と、ビード形成位置におけるウェブの接線との
交角が145度以下であることで解決できる。
〔作用〕
本発明では、ウェブを気体噴射器などにより浮上搬送
する過程で、未塗布ウェブ域からビード(塗布装置から
の塗布液がウェブ表面に転移するときの架橋状態の塗布
液)形成領域を包囲しかつウェブの搬送方向に対して反
対方向において減圧チャンバーを設け、この減圧チャン
バーを介して減圧を行うこととしている。
ウェブの浮上搬送方式においては、ウェブが少なくと
も気体噴射器への進入位置からビード形成領域まで安定
して搬送されることが、良好な塗布性を得るために重要
である。具体的には、ウェブが気体噴射器表面から充分
な浮き量をもって浮上するとともに、ビード形成領域ま
での間において、ウェブの癖(皺、波、幅方向の変形な
ど)や振動が解消されることである。
しかるに、本発明に従って、減圧チャンバーを設けて
ウェブを下方に吸引すると、ウェブの搬送張力に対し
て、気体噴射器からの気体吐出圧力に減圧力が加算され
るので、充分な浮き量が確保される。しからば、単に充
分な浮き量を確保すためには、気体噴射器からの気体噴
射量(または圧力)を高めればよいかもしれないが、こ
の場合には、特にウェブの幅方向に対して均一な浮き量
を確保することは極めて難しく、かつウェブの振動が増
大してしまう。したがって、塗布性が悪化する。しか
し、減圧チャンバーを介してウェブを吸引すると、その
減圧領域において、減圧力により、それ以外の領域と比
較して、ウェブと気体噴射器間の気体圧力が低下し、ウ
ェブと気体噴射器間の気体が、減圧領域の前後からこの
減圧領域に流れ込んでくるため、この減圧領域におい
て、ウェブの癖や振動を生じる。その結果、ビード形成
領域では、これらを解消し、常に一定のウェブの浮き量
を得ることができ、安定かつ良好な塗布が可能となる。
そして、前記公報に開示された、単にウェブの搬送張力
と気体噴射器からの気体吐出圧力とをバランスさせる従
来例では見られなかった、特にウェブの癖および振動を
解消する効果が見出された。
この効果は、ウェブの減圧チャンバー進入位置におけ
る接線と、ビード形成位置におけるウェブの接線との交
角が145度以下である、すなわち減圧力の作用する領域
が大きいと、より顕著に現れる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明を図面を参照しながら具体的に説明する。
第1図において、1は中空のエア吹き出しドラムで、
その約半円筒壁面には吹き出し口1a、1a…が多数形成さ
れている。このドラム1にはブロワー2が連通してお
り、このブロワー2からのエアが各吹き出し口1a、1a…
から吐出されるようになっている。
かかる気体噴出器に対して、ウェブ3が搬送ローラー
4群を介して進入し、実施例では時計方向にドラム1を
約180度廻って、下流の冷風ゾーン(図示せず)などの
冷却手段を有するゲル化処理工程などを経て製品化され
る。
ウェブ3に対して、そのウェブ3がドラム1を巡り、
気体噴射器からの吐出エア圧力により浮上搬送される過
程で、塗布装置5からビード塗布される。この塗布装置
5は、実施例では、2つの流出スリット5A、5Bを有し、
異なる塗布液6A、6Bがウェブ3上に2層塗布される。す
なわち、塗布装置5内に形成された液溜め部5C、5Dにそ
れぞれポンプを介して押し込まれた塗布液6A、6Bが流出
スリット5A、5Bから流出され、2層状態でウェブ3上に
向かう。このとき、塗布装置5のヘッドの肩とウェブ3
表面とが僅かなクリアランスを有しており、かつウェブ
3が連続的に搬送されているので、各塗布液6A、6Bは塗
布ヘッドの肩とウェブ3表面との間においてビードを形
成しながら架橋状態で連続的に塗布される。
一方、本発明においては、当該塗布装置5による未塗
布ウェブ域からビード形成領域を包囲しかつウェブの搬
送方向に対して反対方向(下方向)において減圧チャン
バー7が設けられている。
実施例においては、減圧チャンバー7のウェブ3の進
入側縁7aがウェブ3の下面に近接しているとともに、そ
の第1図左端は塗布装置5にクリアランス無しに接触し
ている。また、減圧チャンバー7は導管8を介してブロ
ワーなどの減圧手段に連結されている。
このように構成された塗布装置においては、反対側面
に既に塗布がなされたウェブ3またはその反対側面に塗
布層を有しないウェブが、エア吹き出しドラム1を巡る
とき、その各吹き出し口1a、1a…からエアが吹き出さ
れ、ウェブ3が浮上状態で搬送される。この搬送過程に
おいて、塗布装置5から塗布液6A、6Bが2層塗布され
る。
さらに同時に、導管8を介して減圧チャンバー7が減
圧化され、その結果、塗布ヘッドの肩とウェブ3表面と
の間に形成されているビードに対して下方への引込み力
が作用し、もって架橋状態が安定化する。
他方、元来ウェブ3には、それ自体の癖や搬送過程で
の振動がみられる。しかるに、単にウェブ3を気体噴出
器のみを浮上手段とし、ウェブ3をビード形成位置まで
搬送して塗布を行う限り、ウェブ3の癖やその振動を解
消することはできない。これに対して、本発明に従っ
て、ウェブ3の進入位置から少なくともビード形成位置
までを減圧チャンバー7を介してウェブ3を引き込む
と、そのビード形成位置においてウェブ3の癖が解消さ
れるとともに、ウェブ3の振動が無くなる。
この理由は次記の通りである。すなわち、減圧領域に
おいて、第3図のように、ウェブ3とドラム1表面との
間の気体圧力が低下し、その前後から気体が流れ込み、
ウェブ3の浮き量がこの領域で増大する。ウェブ3の浮
き量が大きい領域でウェブ3の癖や振動が出現する傾向
にあるので、この減圧領域でそれらを出現させることに
より、結果的に塗布性に影響を及ぼすビード形成位置で
のウェブ3の浮き量は一定となる。
一方、ウェブ3の減圧チャンバー7進入位置、実施例
では進入側縁7aにおける接線l1と、ビード形成位置にお
けるウェブの接線l2との交角θが145度以下であること
が好ましい。逆に145度を超えると、すなわち進入側縁7
aからビード形成位置との距離が短いと、軸方向の浮き
量のバランスを採り難くなり、しかもウェブ3の振動を
充分解消することが難しい。前記交角θの下限について
は限定されないが、45度以上であるのが望まれる。
他方、気体噴出器からの噴出圧力としては、ドラム1
の内部圧力基準で300〜2000mm Aqが好ましい。気体、通
常エアの噴出量としては、0.3〜5.0cc/cm2/secが望まし
い。エア噴出口は、ランダムに形成した円、あるいは適
宜の形状のものなどとすることができる。また、ドラム
1の幅方向に開口面積率を異ならせることもできる。減
圧チャンバー7内の減圧力としては、10〜40mm Aq、特
に20〜30mm Aqが好ましい。ウェブ3に作用させる張力
としては、0.05〜0.5kg/cmが好ましい。減圧チャンバー
7の両端はウェブ3の搬送経路に従う円弧を有する端板
により仕切るのが好ましい。進入側縁7aと搬送している
ウェブ3の表面との離間距離Gは、0.2〜3.0mmが望まし
い。
ドラム1の断面形状としては、通常は円形のものを用
いるのが望ましいが、少なくともウェブ3の進入位置か
らビードの形成位置までの円弧が形成されていれば、他
の部分の形状について必ずしも限定されない。
塗布装置としては、実施例では、スライドホッパー型
の塗布装置であるが、前述の塗布原理に基づいてビード
を形成させる形式の塗布装置であれば、限定されるもの
ではなく、たとえば押出し型塗布装置も用いることがで
きる。もちろん、1層塗布の場合、あるいは3層以上の
塗布の場合においても、本発明を適用できる。
本発明におけるウェブとしては、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)、セルローストリアセテートなどのプ
ラスチックフィルム、紙などのを挙げることかできる。
〔実施例〕
以下実施例を示し、本発明の効果を明らかにする。
(実施例1〜2)、(比較例1) 第1図に示す塗布装置により、150μmのPETフィルム
に対して感光材料を2層塗布した。
このとき、前記の交角θを変えながらビード部での浮
き量、ビード部でのウェブの振動状況、塗布性を調べた
ところ、第2図の結果を得た。
(比較例2) 減圧チャンバーを設けないことを除いて、上記実施例
と同一の条件で、塗布した。結果を第2図に示した。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、浮上搬送方式の利点を
生かしながら、良好な塗布性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置例の概要図、第2図は実施例での結
果を示す説明図、第3図は減圧領域およびビード形成領
域でのウェブの形状の説明図である。 1……中空ドラム、3……ウェブ、5……塗布装置、7
……減圧チャンバー、θ……交角、l1、l2……接線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05C 5/02 B05D 1/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗布面と反対側の面に対して気体を噴射し
    ながらウェブを浮上搬送させながら前記塗布面に対し
    て、塗布装置から流出させた塗布液をビードを形成させ
    つつウェブ上に塗布する装置において、 前記未塗布ウェブ域からビード形成領域を包囲しかつウ
    ェブの搬送方向に対して反対方向において減圧チャンバ
    ーを設け、この減圧チャンバーを介して減圧を行うよう
    にし、ウェブの減圧チャンバー進入位置における接線
    と、ビード形成位置におけるウェブの接線との交角が14
    5度以下であることを特徴とするウェブ塗布装置。
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