JPH02214566A - ウエブ塗布装置 - Google Patents

ウエブ塗布装置

Info

Publication number
JPH02214566A
JPH02214566A JP3344189A JP3344189A JPH02214566A JP H02214566 A JPH02214566 A JP H02214566A JP 3344189 A JP3344189 A JP 3344189A JP 3344189 A JP3344189 A JP 3344189A JP H02214566 A JPH02214566 A JP H02214566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
coating
gas
coater
floating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3344189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2891360B2 (ja
Inventor
Takeshi Kishido
岸戸 健
Nobuhiro Isono
磯野 信紘
Takehiko Uchino
内野 武彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP1033441A priority Critical patent/JP2891360B2/ja
Publication of JPH02214566A publication Critical patent/JPH02214566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2891360B2 publication Critical patent/JP2891360B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C9/00Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
    • B05C9/04Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying liquid or other fluent material to opposite sides of the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C9/00Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
    • B05C9/06Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はウェブ(帯状可撓性支持体)を浮上支持して
塗布液を均一な膜厚に塗布する装置に関するものである
更に詳しくは、写真感光材料等のウェブの塗布面とは反
対側の面を、浮上支持しながら連続状に走行させて1種
または2種以上の塗布液を塗布する装置に関し、特に連
続的な両面塗布を行うのに適したウェブ塗布装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、ウェブの両面塗布技術としては、種々の手段、方
法が知られている。
例えば、 ■ウェブの片面に塗布し、これをゲル化した後、ゲル化
した面を直接支持ロールに接触させて、反対面に連続し
て塗布する方法(特公昭 48−44171号) ■無数の小孔もしくはスリットを有するロール曲面から
気体を噴出してウェブを浮上させ、塗布機(コーター)
の先端をウェブに押しつけて塗布する方法(特公昭 4
9−17853号)などが知られている。
しかし、上記従来技術では、 ■ゲル化した面を支持する支持ロール上にわずかな塵埃
やキズがあっても、ゲル化した塗布面は乱されてしまう
し、ロール上に塗布層の一部が付着残存しても同様であ
り、メンテナンスが極めて困難である。
■支持ロールの周速度がウェブの搬送速度とわずかでも
ずれれば、やはりゲル化した塗布層は大きく乱される。
又、特公昭49−17853号公報に記載の技術では、
■ウェブの巾が大きくなるとウェブの中手方向の浮き器
差が大きくなり、塗布機先端をウェブに均等に押しつけ
ることができないので、ウェブ全面にわたって均一な塗
布層を得ることは難しい。
■塗布機の前後でウェブの振動を抑える配慮がなされて
いないため、塗布ムラを発生し易い。
■塗布機を押しつけるという方法であるため写真感光材
料の塗布に一般的に用いられるスライドホッパー等のビ
ード塗布法を適用できないという欠点がある。
このため、本発明者等は、連続的に走行するウェブを挟
んで、互いにほぼ対向する位置にコーターと気体噴出器
を配設した塗布部を備え、該気体噴出器から気体を噴出
してウェブを浮上支持しながら塗布を行う塗布方法とそ
の装置を提案し、主に、ウェブの両面塗布用として実用
に供してきた(特願昭56−175801)。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の装置では、ウェブがある程度
以上の幅を有している場合気体噴出器に浮上支持される
ウェブの幅手方向の浮上量分布が変化してビードギャッ
プが不均一になり、塗膜厚変動や塗布ムラの発生するこ
とがあった。
即ち、気体噴出器に浮上支持されるウェブは該ウェブと
気体噴出器の間隙に発生する静圧の幅手方向分布(以下
背圧分布と呼ぶ)が理想的に維持されていれば、第4図
(a)のように幅手方向の浮上量が左右対称で、しかも
、はぼ均一な浮上量とすることが可能である。しかし、
主として製造条件に由来するウェブの微小な形状の違い
によって、ウェブの幅手方向走行位置は比較的容易に変
化する。一方、前記背圧分布は前記気体噴出器上及びそ
の前後のウェブの幅手方向走行位置の変化によって大幅
に変化するので、同図(a)、 (C)のように幅手方
向の浮上量分布が大幅に変化してしまうことが起る。こ
の結果、ビードギャップが不均一化し塗膜厚変動や塗布
ムラが生じることとなる。
この発明は上記の点に鑑み、浮上支持状態のウェブに外
乱が加わっても、幅手方向の浮上量分布を常に一定に維
持することができるウェブ塗布装置を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明は連続的に走行す
るウェブを挟んで、互いにほぼ対向する位置にコーター
と気体噴出器を配設した塗布部を備え、該気体噴出器か
ら気体を噴出して前記ウェブを浮上支持しながら塗布を
行うウェブ塗布装置において、前記塗布部の前部または
後部の少なくとも一方に、前記ウェブの幅手方向の走行
位置を調整する位置調整手段を設け、ウェブの走行位置
を適宜調整して幅手方向の浮上量を一定に維持できるよ
うに構成したものである。
〔実施例〕
以下、この発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明
する。
第1図は本願ウェブ塗布装置の全体構成を示す縦断面図
、第2図は走行位置調整手段が塗布部の後部に配設され
た気体噴出器上のウェブの両耳ガイド板である場合の塗
布部近傍の斜視図、第3図は走行位置調整手段がウェブ
支持ロールである場合の塗布部近傍の斜視図である。
図において、1は第一コーター、2は第二コーターで、
該第−および第二コーター1,2はウェブ3の導入部り
、と導出部D2にそれぞれこの順序で設けられている。
該コーター1.2は各々湧出スリットla、lbおよび
2a、2bを備え、該湧出スリットla、lbおよび2
a、2bから湧出する塗布液りによって、二層塗布を行
えるようになっている。
即ち、第一コーター1は導入部D1付近でウェブ3の表
面3aに塗布液りを塗布して塗膜を形成する塗布部T、
を、第二コーター2は導出部D2付近でウェブ3の裏面
3bに塗膜を形成する塗布部T2をそれぞれ構成し、ウ
ェブ3の両面塗布を実現できるように構成されている。
前記ウェブ3は補助ローラ4に接触支持されて導入部り
、に搬入された後、主ローラ5に接触支持されて回り込
み、第一コーター1の近傍を通過する時、該コーター1
で表面3aに塗布されて冷風ゾーン6へと搬送されるよ
うになっている。
7.8は減圧チャンバで、該減圧チャンバ7゜8は各コ
ーター1.2の塗布液りのビード(コーターからウェブ
表面に架橋された状態の塗布液)を適宜吸引して、塗布
液りのウェブ表面への転移を安定化するためのものであ
る。該減圧チャンバ7.8のうち、一方のチャンバ7は
第一コーター1のビードギャップB、の下側、他方のチ
ャンバ8は第二コーター2のビードギャップB2の下側
にそれぞれ設けられている。
前記冷風ゾーン6はウェブ3の表面3aに塗られた塗布
液りを冷却して塗膜のゲル化を促進するためのもので、
ウェブ3の裏面3b(未塗布面)を接触支持することで
冷却しながら搬送する搬送ローラ群9と、ウェブ3の表
面3a(既塗布面)に冷風を当てて冷却する小孔(また
は)スリット群10とを備えている。この冷風ゾーン6
内の温度は、塗布条件(塗布液りの温度、塗膜の厚さ、
塗布速度など)やウェブ走行条件(ウェブ温度、ウェブ
厚、ウェブ走行速度など)にもよるが、通常、冷風ゾー
ン6を出て第二コーター2に搬送される時のウェブ3の
温度が10°C前後となるよう調整されている。
11は気体噴出器で、該気体噴出器11はウェブ3を浮
上支持しなからウェブ3を第二コーター2の近傍で回り
込ませ、裏面3b(未塗布面)に塗布液りの塗膜を形成
するためのものである。即ち、気体噴出器11の外殻の
ウェブ抱き面11aは滑らかな円筒面からなり、その表
面部に多数設けられた微小気体噴出孔Fから該気体噴出
器ll内の気体をウェブ3の表面3aに向けて噴出し、
ウェブ3の表面3a(既塗布面)を保護しながらコータ
ー2によって塗布を行って浮上搬送できるようになって
いる。なお、ウェブ抱き面11aに対向する非つェブ抱
き面11bは、円筒面になっている必要はなく、微小気
体噴出孔Fも備えていなくてもよい。
前記塗布部Ttの前部または後部の少なくとも一方には
、ウェブ3の幅手方向の走行位置を調整するための位置
調整手段12が設けられている。
該位置調整手段12は、浮上走行中のウェブ3が塗布部
付近で幅手方向の位置ズレを起こして前記背圧分布の変
化につながり第4図(b)、 (C)のような偏った浮
上状態に陥るのを防止するためのものである。この位置
調整手段12の構成は種々考えられるが、第2図の如く
、ウェブ3の両耳を塗布部とは別途配設された気体噴出
器11′上でガイドして該ウェブの走行位置を規制する
両耳ガイド板121.121’として構成してもよいし
、第3図の如く、前記気体噴出器11’に対して非平行
にする方向(矢印イーイ′方向)に角度調整可能な気体
噴出器からなるウェブ支持ロール122゜123として
構成してもよい。
即ち、第2図において、両耳ガイド板121゜121′
はウェブ3より若干幅広になるように気体噴出器上に配
設され、第二コーター2の塗布部T!の後部(下流側)
に設けられ、ウェブ3の幅手方向(矢印ローロ′方向)
に気体噴出器11′上を移動できるようになっている。
この両耳ガイド板121,121’は、ウェブ3の浮上
量分布に応じて、浮上量の不均一状態を解消するようウ
ェブ3の耳位置を両側壁121a、121a’でガイド
して規制できるようになっている。
ここで、ウェブ3の浮上量分布の監視方法はいろいろ考
えられるが、例えば、気体噴出器11のウェブ抱き面1
1aに、ウェブ3とのギャップを測定する非接触センサ
ー(図示せず)を幅手方向の適所に複数個所設けておけ
ばよい。
また、浮上量の不均一状態に対して、ガイド板121,
121’を動かす方向は浮上量の大きい方から小さい方
へとなるが、どれだけ移動させればよいかは実測データ
を集め、それを参照して決めるなり、浮上量を監視しな
がら徐々にガイド板を移動させて浮上量のバランスがと
れたところで移動をやめるような方法にて決定すればよ
い。
このように、ギャップセンサーと演算処理部を組み合わ
せれば、ガイド板121,121’の移動位置は自動制
御システムとして構成されることとなる。なお、第2図
中、13は気体噴出器からなるウェブ支持ロールである
また、第3図において、気体噴出器からなるウェブ支持
ロール122は塗布部T2の後部に設けられ、該支持ロ
ール122を気体噴出器11に対して傾けると、その傾
斜角に応じてウェブは幅手方向に移動し、気体噴出器l
l上とその前後でのウェブの幅手方向の走行位置の関係
が変化して前記背圧分布が調整され、浮上量の不均一状
態を解消するよう構成されるようになっている。即ち、
ウェブ3は支持ロール122の中心軸に対して直角方向
に走行しようとするから、中心軸が傾けば左右に走行方
向を変えることとなる。
このウェブ支持ロール122とウェブ3の相互作用をよ
り確実なものにするため、該ウェブ支持ロール122の
ウェブ抱き角θが90″以上となるような関係にするこ
とが好ましい。このウェブ支持ロール122の気体噴出
器11に対する傾き角は、前記ガイド板121,121
’の場合と同様に、ギャップセンサー及び演算処理部と
適宜組み合わせることにより自動制御システムを構成し
てもよい。
また、塗布部T2の前部(上流側)に位置調整手段12
としてウェブ支持ロール123を置く場合もある。この
場合、塗布面の状態によっては接触式ロールであっても
差し支えない。このウェブ支持ロール123も気体噴出
器IIに対して非平行の方向(矢印ハーバ′方向)に角
度調整できるように構成されている。要するに、ウェブ
の幅手方向の走行位置が気体噴出器11上を中心として
その前後で変化できるようにすればどのようにしてもよ
い。ただ、接触式ロールを使用する場合はウェブ3の既
塗布面である表面3aを支持できないことや、ロールと
ウェブの相互作用が強すぎてウェブの巻きつき現象やウ
ェブ振動などを引き起こさないような抱き角の調整に配
慮することが望ましい。
なお、気体噴出器(ウェブの位置調整手段12として用
いる支持ロールを含む)で浮上支持に用いる気体として
はN2ガス、空気等、安全上問題のないものであれば何
でもよいが、最も一般的には空気である。
浮上支持部において反対面に塗布された被塗布ウェブは
、その後、図示しない冷風ゾーンにおいて無接触の状態
で両面に冷風を当てながら塗布層をゲル化した後、導出
部D2を通過して無接触乾燥ゾーンへ搬送されて行くが
、この無接触でのゲル化する部分あるいは無接触乾燥ゾ
ーンにおいて被塗布ウェブが走行方向に垂直な方向に変
動(又は振動)しても、浮上支持部において吸収されて
伝播せず、均一な塗布が可能であるようになっている。
しかして、両面未塗布のウェブ3は補助ローラ4に接触
支持されて導入部り、に搬入され、主ローラ4に接触支
持されながら第一コーター1の近傍を回り込み、湧出ス
リン)Ia、Ibから湧出される塗布液りによって表面
3aに二層塗布される。
次に、ウェブ3は冷風ゾーン6内で小孔群10からの冷
風を受けながら搬送ローラ9で接触支持搬送されて10
°C前後にまで冷却され、気体噴出δ11へと搬送され
る。気体噴出器11のウェブ抱き面11aの気体噴出孔
Fから噴出される気体に既塗布状態の表面3aを浮上支
持されたウェブ3は、第二コーター2によって裏面3b
が塗布される。この時、ウェブ抱き面11a上の背圧分
布の偏りによってウェブ3の浮上量分布のバランスがく
ずれてしまうことがあるが、ウェブの位置調整手段によ
り該浮上量分布は適宜補正される。即ち、ウェブの両耳
ガイド板121,121’を幅手方向に移動させて位置
調整するか、気体噴出器からなるロール122.123
を気体噴出器11に対して非平行に角度調整することに
より、ウェブ3は幅手方向に適正位置まで移動される。
この結果、浮上量分布は均一に維持されるからビードギ
ャップB+、Bzが常に均一となり塗布条件の変化も起
きずに、両面を均一塗布されたウェブ3は導出部D2か
ら導出され、冷却・乾燥工程へと搬送され両面塗布工程
が終了する。
なお、この発明で使用する被塗布ウェブとしては、ポリ
エチレンテレフタレート、三酢酸セルロース等のプラス
チックフィルム、ペーパー等写真感光材料用ウェブ等を
使用することができる。
また、浮上支持部での曲面を構成する材質には特に制約
はなく中空部の内圧に耐え得るものであれば何でもよい
が、表面にハードクロムメツキを施した真ちゅう鋼ある
いはステンレス鋼が望ましく、この場合のように貫通孔
を設ける際には穴あけ加工の容易さを考えるとベークラ
イトあるいはアクリル樹脂等のプラスチック材料も用い
ることができる。
また、この発明を実施するに当たっては、浮上支持部に
おいてゲル化された塗布層に気体が衝突するが、該塗布
層がこの気体の動圧により乱されないようにするため、
浮上支持部に進入する直前の該塗布層の温度を10℃前
後にまで下げて塗布層のゲル強度を上げておくことが望
ましい。
以上、実施例について説明したが、この発明の実施例は
これに限定されず、気体噴出器としては浮上支持部にお
いてその外表面としてウェブとの間隙に高静圧を保つた
め連続した曲面を有し、該曲面から気体が噴出可能であ
り、かつ、この発明の条件さえ満足すればどんなもので
もよい。
即ち、外形がロール状であったり、気体を気体噴出器の
内部から外部へ通過させる部分が貫通孔であったりする
必要はなく、他の構成の気体噴出器を配した塗布装置で
もよい、たとえば気体噴出器の形としては、半円筒形で
も楕円筒形でもよいし、浮上支持部のみ外表面に曲率を
もたせ、他は平面で構成された様な形でもよい。
一方、気体噴出器内部に供給された気体を外部へと通過
させる部分は、気体を通過させるとともに、圧力損失を
与えることが大きな役割であるから貫通孔の断面形状は
丸穴でも多角形の穴でもよいし、焼結性金属等の多孔質
体Pによって浮上支持部の気体噴出器外殻を構成するよ
うな形式でもよい。
さらに、気体噴出器を中空とせずに、その気体人口から
浮上支持部における外表面に至るまですべてを前記のよ
うな多孔質体によって構成することも可能である。
〔発明の効果〕
以上の如く、この発明は連続的に走行するウェブを挟ん
で、互いにほぼ対向する位置にコーターと気体噴出器を
配設した塗布部を備え、該気偽噴出器から気体を噴出し
て前記ウェブを浮上支持しながら塗布を行うウェブ塗布
装置において、前記塗布部の前部または後部の少な(と
も一方に、前記ウェブの幅手方向の走行位置を調整する
位置調整手段を設けたことを特徴としているので、ウェ
ブの走行位置を任意に調整することができる。このため
、ウェブの幅手方向の浮上量分布のバランスがくずれて
も、その幅方向走行位置を前記気体噴出器の前後で適宜
変えて前記気体噴出器上の背圧分布を調整し均一な浮上
量分布に復帰させ、かつその状態を維持することができ
る。
この結果、ウェブ浮上量を最適化して均一なビードギャ
ップを維持することにより、均一な厚さと表面状態の塗
膜形成が実現し、ウェブの高品質化と生産の安定化に多
大な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願ウェブ塗布装置の全体構成を示す縦断面図
、第2図は走行位置調整手段が塗布部の後部に配設され
た気体噴出器上のウェブの両耳ガイド板である場合の塗
布部近傍の斜視図、第3図は走行位置調整手段がウェブ
支持ロールである場合の塗布部近傍の斜視図、第4図は
従来装置におけるウェブ走行の位置ずれによる浮上量変
化を示す説明図である。 l・−第一コーター 2・−第二コーター 3−・−ウェブ 3a・・−ウェブ表面 3b−−・ウェブ裏面 4−・補助ローラ 5−・主ローラ 6・・−冷風ゾーン 7.8−・・減圧チャンバ 9−・搬送ローラ群 10・・・小孔群 11−気体噴出器 11a−ウェブ抱き面 11b・−非つニブ抱き面 12・−・−位置調整手段 121.121’・−・両耳ガイド板 123.123−一・ウェブ支持ロールD1−導入部 D2−導出部 B6.Bt−・−ビードギャップ T1.Tt−・塗布部 り一・塗布液 F−・気体噴出孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続的に走行するウェブを挟んで、互いにほぼ対
    向する位置にコーターと気体噴出器を配設した塗布部を
    備え、該気体噴出器から気体を噴出して前記ウェブを浮
    上支持しながら塗布を行うウェブ塗布装置において、前
    記塗布部の前部または後部の少なくとも一方に、前記塗
    布部の近傍に別途配設された気体噴出器上のウェブの幅
    手方向の走行位置を調整する位置調整手段を設けたこと
    を特徴とするウェブ塗布装置。
  2. (2)前記位置調整手段が、前記塗布部の近傍に別途配
    設された気体噴出器上のウェブの両耳ガイド板である請
    求項1に記載のウェブ塗布装置。
  3. (3)前記位置調整手段が、前記気体噴出器の中心軸に
    対して非平行に調整可能なウェブ支持ロールである請求
    項1に記載のウェブ塗布装置。
JP1033441A 1989-02-13 1989-02-13 ウエブ塗布装置 Expired - Fee Related JP2891360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1033441A JP2891360B2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ウエブ塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1033441A JP2891360B2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ウエブ塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02214566A true JPH02214566A (ja) 1990-08-27
JP2891360B2 JP2891360B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=12386621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1033441A Expired - Fee Related JP2891360B2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ウエブ塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2891360B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5763164A (en) * 1980-10-02 1982-04-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Coating device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5763164A (en) * 1980-10-02 1982-04-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Coating device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2891360B2 (ja) 1999-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4548837A (en) Method and apparatus for coating
JP2008253867A (ja) 塗布装置
JPH02214566A (ja) ウエブ塗布装置
US5136966A (en) Web coating apparatus
JP3836068B2 (ja) 空気浮上式ウェブ走行支持装置及びそれを用いた塗工装置
JP2724400B2 (ja) ウエブ塗布装置
JP2724398B2 (ja) ウエブ塗布装置
JPH0375227B2 (ja)
JP2577622B2 (ja) ウエブ塗布装置
JP2724399B2 (ja) ウエブ塗布装置
JP2009241019A (ja) 塗布方法
EP0494678A1 (en) Method for manufacturing magnetic recording medium
JPH02211272A (ja) ウエブ塗布装置
JP2001286809A (ja) ウェブの搬送装置
EP0097494B1 (en) Coating apparatus
JP2597129B2 (ja) ウエブ振動吸収装置
JPH0377973B2 (ja)
JP2534901B2 (ja) ウエブ塗布装置
JPH0375230B2 (ja)
JPH02211271A (ja) ウエブ塗布装置
JPH02119968A (ja) ウエブ塗布装置
JPH02119969A (ja) ウエブ塗布装置
JPH0531430A (ja) ウエブ塗布装置
JPH02237676A (ja) 塗布装置
JPH02214565A (ja) ウエブ塗布装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees