JPH0530975Y2 - - Google Patents

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JPH0530975Y2
JPH0530975Y2 JP1985175538U JP17553885U JPH0530975Y2 JP H0530975 Y2 JPH0530975 Y2 JP H0530975Y2 JP 1985175538 U JP1985175538 U JP 1985175538U JP 17553885 U JP17553885 U JP 17553885U JP H0530975 Y2 JPH0530975 Y2 JP H0530975Y2
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JP
Japan
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engine
governor
throttle valve
clutch
carburetor
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JP1985175538U
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JPS6282825U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トラクタ等の動力作業機におけるエ
ンジン、特にガバナ付エンジンの制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕 この種の作業機は、ガバナによりエンジンを所
定の回転速度で運転し、その動力をクラツチ及び
変速機を介して走行車輪に伝達して一定の速度で
走行させるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、変速機を切換操作するに当り、エン
ジンを定速運転している状態でクラツチを断続す
ると、エンジンの回転が速いためクラツチ接続時
に比較的大きな衝撃が発生する。特にエンジンを
高速で運転している状態で、変速機の歯車を高速
側に切換える場合には、とりわけ衝撃が大きい。
本考案は上記の問題を解決することを目的とす
る。
ロ 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するために本考案による動力
作業記のエンジン制御装置は、以下の構成とした
ものである。
即ち、ガバナ付エンジン1を備えた動力作業機
において、ガバナシヤフト12の回動動作を気化
器18のスロツトル弁20に伝達する伝達機構内
に、ガバナによる調速設定状態を維持したままで
スロツトル弁20をアイドル状態に戻し回動させ
る補助部材13を設け、エンジンからの走行用動
力を断続するクラツチ3を切つたとき、それに連
動して上記補助部材13を介して気化器のスロツ
トル弁20をアイドル状態に戻し、クラツチ3を
入れたときには、上記補助部材13を介して気化
器18のスロツトル弁20をアイドル状態に戻す
動作が解除されて前記のガバナによる調速設定状
態に自動的に復帰するように構成したことを特徴
とする。
〔作用〕
エンジン1を定速運転している状態でクラツチ
3を切ると、それに連動して気化器18のスロツ
トル弁20がアイドル状態に閉じられてエンジン
1の回転数が低下するので、次のクラツチの接続
が円滑に行われ、衝撃の発生が防止される。
〔実施例〕
第1図は本考案エンジン制御装置を適用した乗
用作業機の側面図、第2図はその制御装置の概略
構成説明図を示す。
図において、1は作業機の前部に搭載したエン
ジンで、その後部に接続した動力取出軸2からク
ラツチ3・変速機4を介して後輪5を駆動する。
ただし前輪駆動あるいは四輪駆動の作業機にも適
用できる。6はステツプフロア7の前部に設けた
クラツチペダル、8はそのペダル6とクラツチ3
とを連動されるリンク、9はシート10の傍に設
けた変速機操作レバーである。
第2図において、11はエンジン1の傍に設け
たガバナアームで、ガバナシヤフト12を中心に
回動可能である。13はガバナアーム11の先端
部に軸14で回動可能に取付けた補助アームで、
軸14に巻掛けたばね15及びストツパ16によ
り常時ガバナアーム11の延長上に保持される。
17はその補助アーム13と、気化器18のスロ
ツトル弁操作アーム19とを連結するガバナロツ
ド、20はスロツトル弁を示す。
また図中21はガバナアーム11の傍に設けた
調速レバーで、その一端21aをガバナスプリン
グ22を介してガバナアーム11に連結し、他端
21bは操作ワイヤ23を介して操縦ハンドル2
4の傍に設けたエンジン制御レバー25に連結さ
れている。そしてその制御レバー25を回動操作
することによつて低速及び高速の2段階の定速運
転が得られるものである。
本考案は上記の構成において、前記のクラツチ
3の操作機構と、気化器18のスロツトル弁20
とを連動させたもので、図の場合は電気的に連動
させた例を示す。即ち、スロツトル弁20をアイ
ドル状態に回動させるための電磁ソレノイド26
を前記補助アーム13の傍に配置し、そのソレノ
イド26の電源スイツチの端子27a,27bを
クラツチペダル6とステツプフロア7とに対向さ
せて設けたものである。Eは電源を示す。
エンジン1をガバナにより定速運転している状
態でクラツチペダル6を踏んでクラツチ3を切る
と、スイツチ端子27a,27bが当接してソレ
ノイド26が通電され、プランジヤ28が吸引さ
れて連動レバー29を介して補助アーム13がば
ね15に抗して軸14を中心に第2図で反時計方
向に回動する。するとガバナロツド17を介して
スロツトル弁20がアイドル位置に回動してエン
ジン1の回転速度が低下する。
次いで変速機4を切換操作した後、クラツチペ
ダル6から足を離すと、スイツチ端子27a,2
7bが離れてソレノイド26への通電が断たれ、
プランジヤ28・連動レバー29がもとの位置に
戻る。すると補助アーム13がばね15によつて
ガバナアーム11の延長上に復帰し、スロツトル
弁20がもとの開度状態に戻るもので、その際エ
ンジン1がアイドル状態からガバナによるもとの
定速運転状態に戻るまでの回転速度の低い状態
で、クラツチ3が接続されるので衝撃が少ない。
この場合、ダンパ付のクラツチを用いると更に衝
撃を少なくできる。
なお、電磁ソレノイド26の電源スイツチは、
クラツチ3内に配置してもよい。また電磁ソレノ
イド26を用いることなく、クラツチペダル6と
スロツトル弁20とをワイヤ等で連動させること
もできる。
ハ 考案の効果 本考案は上記の構成であるから、クラツチ3を
切ると、それに連動して補助部材(補助アーム)
を介して気化器18のスロツトル弁20がアイド
ル状態に閉じられてエンジン1の回転速度が低下
し、エンジンの過回転が防止されて燃料の浪費等
が抑制される。また次にクラツチ3を接続する際
には、エンジン1の回転速度が低下しているの
で、円滑に接続することができると共に、ガバナ
による設定された速度に自動的に復帰させること
ができる。しかも上記の機能は、既存のガバナ付
エンジンにおけるガバナと気化器のスロツトル弁
との間に補助部材を設け、その補助部材とクラツ
チ操作機構とを連動させるだけの極めて簡単な構
成によつて達成できるので、安易・安価に製作で
きる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案エンジン制御装置を適用した乗
用作業機の側面図、第2図はその制御装置の概略
構成説明図である。 1はエンジン、3はクラツチ、6はクラツチペ
ダル、18は気化器、20はスロツトル弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガバナ付エンジンを備えた動力作業機におい
    て、ガバナシヤフトの回動動作を気化器のスロツ
    トル弁に伝達する伝達機構内に、ガバナによる調
    速設定状態を維持したままでスロツトル弁をアイ
    ドル状態に戻し回動させる補助部材を設け、エン
    ジンからの走行用動力を断続するクラツチを切つ
    たとき、それに連動して上記補助部材を介して気
    化器のスロツトル弁をアイドル状態に戻し、クラ
    ツチを入れたときには、上記補助部材を介して気
    化器のスロツトル弁をアイドル状態に戻す動作が
    解除されて前記のガバナによる調速設定状態に自
    動的に復帰するように構成したことを特徴とする
    動力作業機のエンジン制御装置。
JP1985175538U 1985-11-14 1985-11-14 Expired - Lifetime JPH0530975Y2 (ja)

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JP1985175538U JPH0530975Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

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JP1985175538U JPH0530975Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

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JPS6282825U JPS6282825U (ja) 1987-05-27
JPH0530975Y2 true JPH0530975Y2 (ja) 1993-08-09

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ID=31114955

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717570Y2 (ja) * 1988-06-21 1995-04-26 石川島芝浦機械株式会社 移動農機のアクセル装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502132A (ja) * 1973-05-15 1975-01-10
JPS6094827A (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 Nissan Shatai Co Ltd マニユアルミツシヨン車の定速走行制御装置

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JPS502132A (ja) * 1973-05-15 1975-01-10
JPS6094827A (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 Nissan Shatai Co Ltd マニユアルミツシヨン車の定速走行制御装置

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JPS6282825U (ja) 1987-05-27

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