JPH0530950U - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH0530950U JPH0530950U JP2204092U JP2204092U JPH0530950U JP H0530950 U JPH0530950 U JP H0530950U JP 2204092 U JP2204092 U JP 2204092U JP 2204092 U JP2204092 U JP 2204092U JP H0530950 U JPH0530950 U JP H0530950U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所要アドレスと一致すると命令を停止する手
段を外付けされた情報処理装置の命令停止を確実に実行
し、装置のサイクルタイムの向上を図ることを目的とす
る。 【構成】 命令アドレスと所要アドレスとの一致を検出
する一致検出回路(2-3)と、一致検出回路(2-3) の出力
と、一致状態を記憶する記憶回路(3) の出力との論理和
回路(3-1) の出力により情報処理装置(1) の命令を停止
させる。
段を外付けされた情報処理装置の命令停止を確実に実行
し、装置のサイクルタイムの向上を図ることを目的とす
る。 【構成】 命令アドレスと所要アドレスとの一致を検出
する一致検出回路(2-3)と、一致検出回路(2-3) の出力
と、一致状態を記憶する記憶回路(3) の出力との論理和
回路(3-1) の出力により情報処理装置(1) の命令を停止
させる。
Description
【0001】
本考案は、情報処理装置に関し、特に所要アドレスになると命令を停止する手 段を外付けされた情報処理装置に関するものである。
【0002】 情報処理、通信の分野で広く情報処理装置が用いられている。情報処理装置は 、一般にコントロールストレージに格納しているマイクロプログラムによって運 用されている。この既設の情報処理装置に機能アップを行うとか、情報処理装置 の障害を調査するために、大規模集積回路(以後LSI と記す)を付設する。
【0003】 この付設したLSI と、情報処理装置自身に格納され処理の運用を司っているLS I との間を転送される信号は、LSI 内部信号に比して転送速度が遅い。従って、 付設したLSI を正常に動作させるためには、サイクルタイムの低下を余儀なくさ れており、このサイクルタイム低下をなくして済む情報処理装置が要望されてい る。
【0004】
障害調査のために、所要アドレスになるとマイクロプログラムを停止させる停 止手段を外付けした情報処理装置は、従来図3に示すように構成されている。即 ち情報処理装置システムはマイクロプログラムを格納したコントロール・ストレ ージ(CS)3と情報処理装置として動作するLSI-1 とで構成されている。
【0005】 更にLSI-1 はマイクロプログラムを漸次実行するように制御するシーケンス制 御部1-1 と、実行するマイクロプログラム(以後マイクロ命令と記す)(MIA1) のアドレスを格納するレジスタ1-2 と実行の次アドレスを格納するレジスタ(MI R )1-3 とで構成されている。シーケンス制御部1-1 はLSI-1 のマイクロ命令の 停止信号(HLTST )と実行待ち信号(WAIT)と他部分を制御する他制御信号を出 力する。
【0006】 セットイネーブル回路1-4 はレジスタ1-2 を制御する。例えば、HLTST,WAIT, 他の停止信号のいずれかがセットイネーブル回路1-4 に入力されると、レジスタ 1-2 のアドレスアップは停止される。
【0007】 マイクロ命令を停止する命令停止手段として動作するLSI-2 は、停止を指示す るストップ指示アドレスを格納するレジスタ2-1 とLSI-1 によって指示され、マ イクロ命令のアドレス(MIA2)をセットするレジスタ2-2 とレジスタ2-1 と2-2 の内容の一致を検出する一致検出回路とレジスタ2-2 のセットイネーブル回路2- 4 とで構成されている。
【0008】 例えば、シーケンス制御部1-1 からWAIT信号が出力されると、α遅延してセッ トイネーブル回路2-4 に送られ、レジスタ2-2 のマイクロ命令の更新(MIA2)を 停止する。
【0009】 マイクロ命令が漸次実行されるが、メモリリクエスト等、何らかの原因でアク セスが待ち状態となった場合(例えば共有メモリバスのリクエスト競合のため) 、シーケンス制御部1-1 は、マイクロ命令の更新を停止するWAIT信号を出力する 。
【0010】 上記状態は図4に示すようになる。即ち、マイクロ命令Dの実行時何らかの原 因で待ち状態が生じた時、シーケンス制御部1-1 はWAIT信号を出力する。この信 号は、LSI-1 内にて少し遅れて a点にてWAIT1 が有効となりMIA1の更新を b点か つ d点で抑える。
【0011】 一方、MIA2を停止させるWAIT2 信号は、上記したαかつLSI-2 内ディレイの遅 れを生じて、 c点にてWAIT2 が有効となる。従って、MIA2は b点で更新され、d 点でE状態で更新抑止することになる。この状態で図3のアドレスストップ回路 の動作を示したのが図5である。
【0012】 つまりアドレスDでストップさせたい場合、WAIT2 が遅れMIA2において、Dが 1マイクロ命令実行サイクルで完了してしまい、Eの状態で更新抑止になるので 、一致検出回路はストップ信号が1サイクルで消えてしまい実際にシステム全体 を停止させるべきHLTST 信号が有効にならないという不都合が生じる。
【0013】 これに対処しようとすると、クロックを遅くし少なくとも図4で示す c点が含 まれるようなクロックにせねばならなくなり、処理装置の処理速度を遅くせねば ならない。
【0014】
上記したように、従来の情報処理装置では、待ち状態の発生信号の遅れにより サイクルを遅くして一致検出信号が確実にシーケンス制御部で受信されるように せねばならず、サイクルアップが図れずシステムの性能向上が困難であった。
【0015】 本考案はこのような点に鑑みて創作されたもので、簡易な構成で待ち状態によ ってサイクルに左右されることなく、サイクルアップ可能な情報処理装置を提供 することを目的としている。
【0016】
上記目的は、図1に示す如く、 命令を逐次実行する情報処理装置(1) に外付けされた命令停止手段(2) におい て、 所要アドレスをセットする第1のレジスタ(2-1) と、該情報処理装置(1) で実 行される命令アドレスがセットされる第2のレジスタ(2-2) と、該第1のレジス タ(2-1) と第2のレジスタ(2-2) のアドレスの一致を検出する一致検出回路(2-3 ) と、該一致検出回路(2-3) の出力と該一致検出回路(2-3) の一致状態を記憶す る記憶回路(2) の出力とを入力とする論理和回路(3-1) とから構成され、 該論理和回路(3-1) 出力により前記情報処理装置(1) の命令を停止させること により達成される。
【0017】
マイクロ命令が所要アドレスになると、一致検出手段が出力信号を出力し、こ の出力信号を記憶回路が記憶しておき、当該アドレスのマイクロ命令の実行が終 了すると、マイクロ命令を停止し、直ちに情報処理装置の命令を停止するだけで なく、待ち状態に左右されないマイクロ命令の停止が可能となる。
【0018】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。図1は本考案の一実 施例の回路図であり、従来と異なる部分は、一致検出回路2-3 に記憶手段として 動作するフリップフロップ回路(以下FF回路と記す)3とオワ回路3-1 とを設け た点と、レジスタ2-2 のMIA2の変更を禁止する信号のWAIT信号を用いない点であ る。
【0019】 一致検出したことをFF回路3に記憶し、オワ回路3-1 に入力する。なお、FF回 路3の一致信号の取出しは、待ち(WAIT)信号が出力される場合に取出される。 本考案の特徴は、一致検出回路2-3 から直接、または一度FF回路3で受けたも のかの何れかの信号をシーケンス制御部1-3 に入力するようにしたことである。
【0020】 動作を図2を参照しながら説明する。停止アドレスDをレジスタ2-1 にセット し、マイクロ命令のアドレス即ち、レジスタ2-2 の内容がDとなり、一致検出回 路2-3 がアドレスの一致を検出すると、FF回路3は一致検出を記憶する。
【0021】 この記憶された一致検出状態は、WAIT信号が出力されている間の a点以降一致 していることをシーケンス制御部1-1 に伝える。シーケンス制御部1-1 はHLTST 信号を出力することとなる。
【0022】
【考案の効果】 以上説明したように本考案によれば、極めて簡易な回路構成で、サイクルアッ プの障害が除去でき、装置性能を向上する上で極めて有効である。
【図1】 本考案の一実施例の回路図
【図2】 本考案のタイムチャート
【図3】 従来の情報処理装置の要部構成図
【図4】 従来装置のタイムチャート
【図5】 従来装置の待ち信号を無くした場合のタイム
チャート
チャート
1 情報処理装置 1-1 シーケンス制御部 1-2 レジスタ 1-3 次アドレスレジスタ 1-4 セットイネーブル回路 2 命令停止手段 2-1 ストップ指示アドレスレジスタ 2-2 レジスタ 2-3 一致検出回路 2-4 セットイネーブル回路 3 記憶回路 3-1 オワ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 桜井 康智 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)考案者 神阪 裕士 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)考案者 上村 明利 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)考案者 村田 雄志 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)考案者 野田 敬人 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 命令を逐次実行する情報処理装置(1) に
外付けされた命令停止手段(2) において、 所要アドレスをセットする第1のレジスタ(2-1) と、該
情報処理装置(1) で実行される命令アドレスがセットさ
れる第2のレジスタ(2-2) と、該第1のレジスタ(2-1)
と第2のレジスタ(2-2)のアドレスの一致を検出する一
致検出回路(2-3) と、該一致検出回路(2-3) の出力と該
一致検出回路(2-3) の一致状態を記憶する記憶回路(2)
の出力とを入力とする論理和回路(3-1) とから構成さ
れ、 該論理和回路(3-1) 出力により前記情報処理装置(1) の
命令を停止させることを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2204092U JPH0530950U (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2204092U JPH0530950U (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530950U true JPH0530950U (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=12071833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2204092U Pending JPH0530950U (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530950U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59133655A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | Toshiba Corp | アドレス・ストツプ制御回路 |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP2204092U patent/JPH0530950U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59133655A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | Toshiba Corp | アドレス・ストツプ制御回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19941108 |