JPH05306580A - 車両停止装置 - Google Patents

車両停止装置

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JPH05306580A
JPH05306580A JP1726893A JP1726893A JPH05306580A JP H05306580 A JPH05306580 A JP H05306580A JP 1726893 A JP1726893 A JP 1726893A JP 1726893 A JP1726893 A JP 1726893A JP H05306580 A JPH05306580 A JP H05306580A
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vehicle
wheels
roller
wheel
region
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JP1726893A
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Haruyoshi Kuramoto
晴義 倉本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 急速進入、急発進等によっても、自動車が飛
び出すことのない車両停止装置を提供する。 【構成】 駐車スペースの奥側の、少なくとも進入した
車輪24aの一方が当接する位置に、回転可能に支持さ
れたローラ14を配置する一方、進入した手前側の少な
くとも車輪が位置する領域を、回転可能な棒材22・・
・等を配置して車輪が滑り易く空転できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両停止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】駐車場等では、駐車スペースを区画し、
この区画内に自動車を停止させる。この際、前進状態
で、あるいはバックの状態で自動車を進入させるが、自
動車の停止位置を運転者に知らせるために、奥側に車輪
に当たるいわゆる車止めというブロックが固定されてい
るのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に、車止め
のブロックが配置されているだけでは、勢い良く進入し
た際に、あるいはブレーキペダルとアクセルペダルを誤
って踏んでしまった際には車止めを乗り越えて自動車が
飛び出し、大きな事故を招くおそれがある。一方、停止
状態の自動車を発進させる際に、誤って急発進する事故
等もある。特に、立体駐車場においては、急発進してフ
ェンス等を破って落下事故につながる可能性があり、極
めて危険である。そこで、本発明は、急速進入、急発進
等によっても、自動車が飛び出すことのない車両停止装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、駐車スペー
スの奥側の、少なくとも進入した車輪の一方が当接する
位置に、回転可能に支持されたローラを配置する一方、
進入した手前側の少なくとも車輪が位置する領域を、車
輪が滑り易く空転できるように摩擦の小さい領域とした
ことを特徴とする。また、基台の奥側端に回転可能に支
持されたローラを配置し、基台の手前側の車輪が位置す
る領域を、車輪が滑り易く空転できるように摩擦の小さ
い領域としても良い。前記ローラに当接した車輪が接地
する領域を、車輪が滑り易く車輪が空転すなるように摩
擦の小さい領域としても良い。また、車輪が滑り易く空
転するようにした摩擦の小さい領域として、回転可能な
棒材を複数配置するようにすることもできる。前記棒材
の両端を回転自在に支持するとともに、該棒材を棒材の
並列方向に延びる支持棒により下側から支持するように
しても良い。基台の奥側端に回転可能に支持されたロー
ラを配置するとともに、該ローラに当接した車輪が接地
する領域に、回転可能な棒材を複数配置し、前記基台の
手前側の少なくとも車輪が位置する領域に、回転可能な
棒材を複数配置するようにしても良い。
【0005】
【作用】作用について説明する。駐車スペースに自動車
を進入させ、奥側のローラに車輪が当たって、車輪が回
転しても、この車輪の回転に伴ってローラも回転し、車
輪がローラ上に乗り上がることがない。また、ローラに
当接した車輪が接地する領域に、車輪が滑り易くなるよ
うに複数の棒材を配置して摩擦の小さい領域としておく
ことにより、急発進、急進入による車両の飛び出しが防
止できる。また、手前側に複数配置した棒材上に駆動輪
が位置している場合に、車両が急発進、急進入しても、
棒材が回転するとともに、ローラにより自動車はその場
に位置することとなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1に本発明に係る車輪
の停止装置の平面図、断面側面図および正面図を示す。
車輪停止装置10を構成する板状の基板12の奥側に
は、回転可能なローラ14が配置されている。このロー
ラ14は、基板12の一端に対向して起立するローラ受
け16、16に軸支されている。
【0007】基板12幅方向の端縁部には、全長にわた
って側壁18、18が設けられている。すなわち、基板
12と側壁18、18により断面凹状の基台20を構成
している。この基台20の凹部20a内のタイヤの進入
側から約1/3の領域に、小径の棒材22が複数所定間
隔に配置されている。この棒材22・・・は、側壁1
8、18に回転可能に軸支されている。なお、この棒材
22・・・には回転抵抗が加わっており、通常の車輪の
進入、退出の際には回転せず、急発進、急進入の際の大
きな力が加わった際にのみ回転可能である。なお、前記
側壁18、18は、車輪のはみ出し防止の役割も果たし
ている。
【0008】前記基台20の凹部20aに先端側から進
入する車輪を、奥側を24a、手前側(進入側)を24
bとする。基台20の凹部20a内に進入した車輪24
aが前記ローラ14に当接した際に、車輪24aが接地
する凹部20aの領域に、棒材23・・・が回転可能に
軸支されている。この棒材23・・・は前記棒材22と
同様に、回転抵抗が加わっており、通常の車輪の進入、
退出の際には回転せず、急発進、急進入の際の大きな力
が加わった際にのみ回転可能である。なお、各棒材22
・・・、棒材23・・・を凹部20a全面に設けるよう
にすることもできる。
【0009】上述するように構成された車輪の停止装置
10を、2つを1組として所定の駐車スペースに自動車
の車輪の間隔に配置して固定し、車両停止装置とするこ
とができる。なお、駐車スペースに車両の片側の車輪2
4a、24bが載るために1つの車輪停止装置10を配
置して車両停止装置としても良い。
【0010】上述するような1組の基台20上に車両を
駐車する際の、ローラ14および棒材22・・・および
棒材23・・・の作用について説明する。自動車は、駆
動の方式により、後輪駆動車、前輪駆動車、四輪駆動車
に分けられる。まず、後輪駆動車を例に説明する。後輪
駆動車がバックの状態で進入した際には、後輪が車輪2
4a、前輪が車輪24bとなる。駆動輪は車輪24aで
ある。この自動車を、バックで駐車スペースに駐車する
場合には、後輪24a(駆動輪)がローラ14に当たる
までバックし、この状態でさらにバックしようとして後
輪24aを反時針方向に回転しても、これに伴ってロー
ラ14も時針方向に回転するとともに、棒材23・・・
が反時針方向に回転する。このため、後輪24aがその
場で空転するのみで、バック不能となる。車輪24aが
ローラ14を乗り越えようとしても、ローラ14が時針
方向に回転して車輪24aを戻すこととなる。(図1参
照)。すなわち、自動車が急進入しても、ローラ14か
ら後方に飛び出すことがない。一方、自動車が停止状態
で駐車スペースから出る際に、誤って奥側方向に急発進
しても、上記同様に自動車は移動不能となる。また、後
輪24aを退出方向に急発進するように駆動しても、後
輪24aが棒材23・・・上で空転して、退出が阻まれ
る。なお、低速で後輪24aを駆動した際には、棒材2
3・・・の回転抵抗により空転することなく、退出する
ことができる。
【0011】一方、後輪駆動車が前進状態で進入した場
合について述べる。この場合には、後輪駆動車が前進状
態で進入した際には、前輪が車輪24a、後輪が車輪2
4bとなる。駆動輪は車輪24bである。この自動車
を、前進状態で駐車スペースに駐車する場合には、前輪
24aがローラ14に当たるまで前進して前進が規制さ
れるとともに、この状態でさらに前進しようとしても後
輪24bが棒材22・・・上で空転するのみで、前進不
能となる。また、停止状態で、後輪24bを急発進(前
進あるいは後退)しても、後輪24bが棒材22・・・
上で空転するのみで、自動車の急な退出あるいは後退が
防止される。
【0012】次に、前輪駆動車についてみると、前輪駆
動車をバックで駐車スペースに駐車する場合は、後輪駆
動車を前進状態で進入した場合と同様である。また、前
輪駆動車を前進状態で駐車スペースに駐車する場合は、
後輪駆動車をバックで進入した場合と同様である。
【0013】さらに、四輪駆動車についてみると、車輪
24a、24bが共に駆動するものである。したがっ
て、急進入および急退出の際、あるいは急発進(前進お
よび後退)しようとする際には、上述するように、車輪
24a、24bが空転するのみであり、自動車の移動は
規制される。
【0014】図2を参照して変形例について説明する。
上記車輪停止装置10において、基板12と各棒材22
・・・および棒材23・・・との間に、それぞれ支持棒
26を配置した。この実施例では、支持棒26が存在す
るため、棒材22・・・および棒材23・・・・の撓み
を防止することができる。なお、棒材22・・・および
棒材23・・・・は、支持棒26と点接触しているのみ
であり、回転の妨げにはならない。この実施例ては、支
持棒26を凹部20aの中央に1本配置したが、複数本
配置するようにしても良い。
【0015】上記実施例の変形例について説明する。こ
の実施例では、停止した自動車が衝撃等により移動する
のを防止するために、棒材22・・・および棒材23・
・・のうち、車輪24a、24bより進入側の棒材22
aおよび23aを大径にしたり(図3)、若干上方に設
けるようにしても良い。このようにすると、自動車のサ
イドブレーキ等の掛け忘れがあったとしても、棒材22
a、23aに阻まれて自動車の移動が防止される。
【0016】上記実施例では、車輪停止装置10の棒材
22・・・および棒材23・・・により車輪24a、2
4bが空転するようにしたが、棒材22・・・および棒
材23・・・を配置した領域A、Bが滑りやすくなるよ
うに、従来知られているプラスチック材やシート材を貼
り付けたり、塗料等を塗布するようにしても良い。ま
た、基台20の凹部20a内全面に塗料を塗布したり、
シート材やプラスチック材を貼り付けるようにしても良
い。すなわち、本発明においては、基台20の領域A、
Bに該当する位置で、車輪がスリップして空転するよう
に、滑り易くすれば良い。また、領域Aに棒材23・・
・等を配置しない車輪停止装置であっても良い。
【0017】上記実施例において、基台20の各車輪2
4a、24bの載置部分のみとし、中間部分を削除した
ものでも良い。この場合、搬送も容易となり、コストを
下げることも可能となる。以上本発明の好適な実施例を
挙げて種々説明したが、本発明は上記実施例に限定され
るものでなく、基台の側壁の高さを高くするなど、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得ること
はもちろんである。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る車両停止装置は上述するよ
うに構成されているので、急発進、急進入しても、ロー
ラおよび棒材等の作用により駐車スペースから自動車が
飛び出すことがない等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輪停止装置の平面図、断面側面
図およず正面図である。
【図2】本発明に係る車輪停止装置の平面図および断面
側面図である。
【図3】他の実施例を示す断面側面図である。
【図4】他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 車輪停止装置 12 基板 14 ローラ 16 ローラ受け 20 基台 20a 凹部 22 棒材 23 棒材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車スペースの奥側の、少なくとも進入
    した車輪の一方が当接する位置に、回転可能に支持され
    たローラを配置する一方、 進入した手前側の少なくとも車輪が位置する領域を、車
    輪が滑り易く空転できるように摩擦の小さい領域とした
    ことを特徴とする車両停止装置。
  2. 【請求項2】 基台の奥側端に回転可能に支持されたロ
    ーラを配置し、基台の手前側の車輪が位置する領域を、
    車輪が滑り易く空転できるように摩擦の小さい領域とし
    たことを特徴とする車両停止装置。
  3. 【請求項3】 ローラに当接した車輪が接地する領域
    を、車輪が滑り易く車輪が空転すなるように摩擦の小さ
    い領域としたことを特徴とする請求項1または2記載の
    車両停止装置。
  4. 【請求項4】 車輪が滑り易く空転するようにした摩擦
    の小さい領域として、回転可能な棒材を複数配置するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1、2または3記載の
    車両停止装置。
  5. 【請求項5】 棒材の両端を回転自在に支持するととも
    に、該棒材を棒材の並列方向に延びる支持棒により下側
    から支持するようにしたことを特徴とする請求項4記載
    の車両停止装置。
  6. 【請求項6】 基台の奥側端に回転可能に支持されたロ
    ーラを配置するとともに、該ローラに当接した車輪が接
    地する領域に、回転可能な棒材を複数配置し、前記基台
    の手前側の少なくとも車輪が位置する領域に、回転可能
    な棒材を複数配置したことを特徴とする車両停止装置。
JP5017268A 1992-02-05 1993-02-04 車両停止装置 Expired - Lifetime JPH07113288B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1249492 1992-02-05
JP4-12494 1992-02-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05306580A true JPH05306580A (ja) 1993-11-19
JPH07113288B2 JPH07113288B2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=11806940

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5017268A Expired - Lifetime JPH07113288B2 (ja) 1992-02-05 1993-02-04 車両停止装置

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JP (1) JPH07113288B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104563571A (zh) * 2015-01-05 2015-04-29 深圳市八百通智能技术有限公司 一种车辆准确快速入位的装置
CN114658274A (zh) * 2022-05-20 2022-06-24 衡水奇佳停车设备有限公司 一种用于停车设备的机械式防冲防晃车板

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03191179A (ja) * 1989-12-19 1991-08-21 Teikin Kk 車止めと駐車場

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JPH07113288B2 (ja) 1995-12-06

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