JPH05306558A - 中空押出成形板 - Google Patents
中空押出成形板Info
- Publication number
- JPH05306558A JPH05306558A JP13566792A JP13566792A JPH05306558A JP H05306558 A JPH05306558 A JP H05306558A JP 13566792 A JP13566792 A JP 13566792A JP 13566792 A JP13566792 A JP 13566792A JP H05306558 A JPH05306558 A JP H05306558A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- board
- hollow
- extrusion molding
- base metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は取付け施工時に周辺縁に亀裂、欠け
等が生ずることを防止可能とした壁等に使用される中空
押出成形板を目的とする。 【構成】 薄肉の表板12と裏板13との間にリブ14を介在
させた中空押出成形板11であって、その表板12と裏板13
との夫々の四辺縁に、下地金具7のコーナー部に設けら
れたR面7aよりも大きな面取り部15を全長に亘って設
けた中空押出成形板の構造である。
等が生ずることを防止可能とした壁等に使用される中空
押出成形板を目的とする。 【構成】 薄肉の表板12と裏板13との間にリブ14を介在
させた中空押出成形板11であって、その表板12と裏板13
との夫々の四辺縁に、下地金具7のコーナー部に設けら
れたR面7aよりも大きな面取り部15を全長に亘って設
けた中空押出成形板の構造である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物の屋根,床,壁,
天井等に使用される中空押出成形板であって、特に施工
時に周辺縁に亀裂或いは欠け等が生ずることを防止可能
とした中空押出成形板に関するものである。
天井等に使用される中空押出成形板であって、特に施工
時に周辺縁に亀裂或いは欠け等が生ずることを防止可能
とした中空押出成形板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の公知技術としては、図4
及び図5(A),(B)に示す中空押出成形板1がある。
この中空押出成形板1は薄肉の表板2と裏板3との間に
リブ4を介在させることによって中空状に形成したもの
である。また、中空押出成形板1の表板2の短辺両側縁
には、幅の狭い面取り部5が設けられていた。
及び図5(A),(B)に示す中空押出成形板1がある。
この中空押出成形板1は薄肉の表板2と裏板3との間に
リブ4を介在させることによって中空状に形成したもの
である。また、中空押出成形板1の表板2の短辺両側縁
には、幅の狭い面取り部5が設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前述の従来の
中空押出成形板1を施工するに当たって、この中空押出
成形板1を図6(A),(B),(C)に示すように建て込
みすると、図に示す如く、硬質ゴム材等によるスペーサ
ー6を介在させて下地金具7に当接するような場合に
も、中空押出成形板1を建て起こす際に、又は下地金具
7上に乗せた際に、或いはコーナー部を水平面8に押し
付けたまま移動させる際等に、中空押出成形板1の所定
位置に夫々亀裂9が生じ、この部分が簡単に欠け落ちた
りする問題があった。
中空押出成形板1を施工するに当たって、この中空押出
成形板1を図6(A),(B),(C)に示すように建て込
みすると、図に示す如く、硬質ゴム材等によるスペーサ
ー6を介在させて下地金具7に当接するような場合に
も、中空押出成形板1を建て起こす際に、又は下地金具
7上に乗せた際に、或いはコーナー部を水平面8に押し
付けたまま移動させる際等に、中空押出成形板1の所定
位置に夫々亀裂9が生じ、この部分が簡単に欠け落ちた
りする問題があった。
【0004】従って、従来、下地金具7を介して建物の
躯体に中空押出成形板1を取り付ける場合には、図7
(A),(B)に示す如く、下地金具7のコーナー部のR
面7aを避けるために、硬質ゴム材等のスペーサー6を
中空押出成形板1と下地金具7との間に挟み込んだ上
に、中空押出成形板1を下地金具7に静かに当接しなけ
ればならない問題があった。更に、前述のようなスペー
サー6を使用しない場合には、中空押出成形板1を建て
込む現場に於いて、図7(C),(D)に示す如く、下地
金具7のコーナー部のR面7aと等しいか、或いはそれ
以上大きな面取り部10を穿設加工しなければならず、作
業性が著しく悪い問題があった。
躯体に中空押出成形板1を取り付ける場合には、図7
(A),(B)に示す如く、下地金具7のコーナー部のR
面7aを避けるために、硬質ゴム材等のスペーサー6を
中空押出成形板1と下地金具7との間に挟み込んだ上
に、中空押出成形板1を下地金具7に静かに当接しなけ
ればならない問題があった。更に、前述のようなスペー
サー6を使用しない場合には、中空押出成形板1を建て
込む現場に於いて、図7(C),(D)に示す如く、下地
金具7のコーナー部のR面7aと等しいか、或いはそれ
以上大きな面取り部10を穿設加工しなければならず、作
業性が著しく悪い問題があった。
【0005】更に、上述の如く、スペーサー6を挟み込
む場合も、或いは中空押出成形板1に大きな面取り部10
を現場加工する場合にも、何れも非常に手間がかかる上
に、スペーサー6の厚み精度が悪かったり、又は現場で
の面取り部10の加工精度が悪かったりすると、中空押出
成形板1の建て込み精度も悪くなるという問題があっ
た。本発明に係る中空押出成形板は、前述の従来の問題
点に鑑み開発された全く新規な技術であって、特に現場
での面取り加工やスペーサーの挟み込み等を不要とし、
且つ建て込み時に亀裂、欠け等が生ずることがない構造
を有する中空押出成形板を提供するものである。
む場合も、或いは中空押出成形板1に大きな面取り部10
を現場加工する場合にも、何れも非常に手間がかかる上
に、スペーサー6の厚み精度が悪かったり、又は現場で
の面取り部10の加工精度が悪かったりすると、中空押出
成形板1の建て込み精度も悪くなるという問題があっ
た。本発明に係る中空押出成形板は、前述の従来の問題
点に鑑み開発された全く新規な技術であって、特に現場
での面取り加工やスペーサーの挟み込み等を不要とし、
且つ建て込み時に亀裂、欠け等が生ずることがない構造
を有する中空押出成形板を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る中空押出成
形板は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術で
あって、その要旨は、建築物の屋根,床,壁,天井等に
使用される中空押出成形板に於いて、該中空押出成形板
の表板及び裏板の夫々の四辺縁に、中空押出成形板の取
り付けに使用される下地金具のコーナー部のR面より大
きな面取り部を設けたことである。
形板は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術で
あって、その要旨は、建築物の屋根,床,壁,天井等に
使用される中空押出成形板に於いて、該中空押出成形板
の表板及び裏板の夫々の四辺縁に、中空押出成形板の取
り付けに使用される下地金具のコーナー部のR面より大
きな面取り部を設けたことである。
【0007】
【作用】本発明に係る中空押出成形板は、上述の如く、
中空押出成形板の表板及び裏板の夫々の四辺縁に下地金
具のコーナー部のR面より大きな面取り部を設けたの
で、現場での中空押出成形板の面取り加工を不要とする
ことが出来る。且つ、建て込み時には、下地金具のコー
ナー部のR面に中空押出成形板の面取り部が必然的に当
接されるので、下地金具と中空押出成形板との間にスペ
ーサーを挟み込むことを不要とすると共に、中空押出成
形板の取付け施工精度を向上させ、且つ手早く施工する
ことが出来る。
中空押出成形板の表板及び裏板の夫々の四辺縁に下地金
具のコーナー部のR面より大きな面取り部を設けたの
で、現場での中空押出成形板の面取り加工を不要とする
ことが出来る。且つ、建て込み時には、下地金具のコー
ナー部のR面に中空押出成形板の面取り部が必然的に当
接されるので、下地金具と中空押出成形板との間にスペ
ーサーを挟み込むことを不要とすると共に、中空押出成
形板の取付け施工精度を向上させ、且つ手早く施工する
ことが出来る。
【0008】
【実施例】図により、本発明に係る中空押出成形板の一
実施例を具体的に説明すると、図1は本発明の中空押出
成形板の斜視説明図、図2(A),(B)は夫々図1の中
空押出成形板の要部の断面説明図、図3(A),(B)は
夫々図1の中空押出成形板を建て込む状態の要部の簡略
断面説明図である。
実施例を具体的に説明すると、図1は本発明の中空押出
成形板の斜視説明図、図2(A),(B)は夫々図1の中
空押出成形板の要部の断面説明図、図3(A),(B)は
夫々図1の中空押出成形板を建て込む状態の要部の簡略
断面説明図である。
【0009】図1及び図2(A),(B)に於いて、11は
本発明の中空押出成形板であって、薄肉の表板12と裏板
13との間にリブ14を介在させることによって中空状に形
成されている。また、中空押出成形板11の表板12及び裏
板13の夫々の四辺縁には、図3(A),(B)に示す下地
金具7のコーナー部に設けられたR面7aよりも大きな
面取り部15が夫々全長に亘って設けられている。特に、
中空押出成形板11の裏板13の面取り部15は少なくとも5
mm以上の幅を持って形成されている。
本発明の中空押出成形板であって、薄肉の表板12と裏板
13との間にリブ14を介在させることによって中空状に形
成されている。また、中空押出成形板11の表板12及び裏
板13の夫々の四辺縁には、図3(A),(B)に示す下地
金具7のコーナー部に設けられたR面7aよりも大きな
面取り部15が夫々全長に亘って設けられている。特に、
中空押出成形板11の裏板13の面取り部15は少なくとも5
mm以上の幅を持って形成されている。
【0010】本発明に係る中空押出成形板11は、上述の
如く、表板12及び裏板13の夫々の四辺縁に、下地金具7
のR面7aよりも大きな面取り部15が設けられているの
で、図3(A),(B)に示す如く、下地金具7を介して
建物の躯体に中空押出成形板11を何れの方向で建て込ん
でも、中空押出成形板11の面取り部15が必然的に下地金
具7のR面7aに当接(隙間がある場合もある)される
ので、中空押出成形板11の建て込みを極めて容易に、且
つ精度良く施工することが出来る。
如く、表板12及び裏板13の夫々の四辺縁に、下地金具7
のR面7aよりも大きな面取り部15が設けられているの
で、図3(A),(B)に示す如く、下地金具7を介して
建物の躯体に中空押出成形板11を何れの方向で建て込ん
でも、中空押出成形板11の面取り部15が必然的に下地金
具7のR面7aに当接(隙間がある場合もある)される
ので、中空押出成形板11の建て込みを極めて容易に、且
つ精度良く施工することが出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る中空押出成形板は、上述の
如く、中空押出成形板の表板及び裏板の夫々の四辺縁に
下地金具のコーナー部R面より大きな面取り部を設けた
ので、中空押出成形板の取付け施工時に現場で面取り加
工を施したり、或いは中空押出成形板と下地金具との間
に硬質ゴム材よりなるスペーサーを介在させて施工する
等の繁雑作業を全く不要とすることが出来る。従って、
中空押出成形板の取付け施工を極めて容易にすると共
に、迅速且つ精度良く実施することが出来る。更に、本
発明に係る中空押出成形板は、取付け施工の際に中空押
出成形板の面取り加工した各コーナー縁が、必然的に下
地金具のコーナー部R面に当接されるので、納まりが極
めて良く、これによって中空押出成形板の取付け施工時
に、該中空押出成形板の一部に亀裂或いは欠け等が発生
することを防止することが出来る等の特徴を有するもの
である。
如く、中空押出成形板の表板及び裏板の夫々の四辺縁に
下地金具のコーナー部R面より大きな面取り部を設けた
ので、中空押出成形板の取付け施工時に現場で面取り加
工を施したり、或いは中空押出成形板と下地金具との間
に硬質ゴム材よりなるスペーサーを介在させて施工する
等の繁雑作業を全く不要とすることが出来る。従って、
中空押出成形板の取付け施工を極めて容易にすると共
に、迅速且つ精度良く実施することが出来る。更に、本
発明に係る中空押出成形板は、取付け施工の際に中空押
出成形板の面取り加工した各コーナー縁が、必然的に下
地金具のコーナー部R面に当接されるので、納まりが極
めて良く、これによって中空押出成形板の取付け施工時
に、該中空押出成形板の一部に亀裂或いは欠け等が発生
することを防止することが出来る等の特徴を有するもの
である。
【図1】本発明の中空押出成形板の斜視説明図である。
【図2】図1の中空押出成形板の要部の断面説明図であ
る。
る。
【図3】図1の中空押出成形板を建て込む状態の要部の
簡略断面説明図である。
簡略断面説明図である。
【図4】従来の中空押出成形板の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】図4の中空押出成形板の要部の拡大断面説明図
である。
である。
【図6】図4の中空押出成形板のコーナー部に亀裂が発
生した状態を示す説明図である。
生した状態を示す説明図である。
【図7】図4の中空押出成形板を取付け施工する際の要
部の断面説明図である。
部の断面説明図である。
1…中空押出成形板 2…表板 3…裏板 4…リブ 5…面取り部 6…スペーサー 7…下地金具 7a…下地金具
のR面 8…水平面 9…亀裂 10…面取り部 11…中空押出成形板 12…表板 13…裏板 14…リブ 15…面取り部
のR面 8…水平面 9…亀裂 10…面取り部 11…中空押出成形板 12…表板 13…裏板 14…リブ 15…面取り部
Claims (1)
- 【請求項1】 建築物の屋根,床,壁,天井等に使用さ
れる中空押出成形板に於いて、該中空押出成形板の表板
及び裏板の夫々の四辺縁に、中空押出成形板の取り付け
に使用される下地金具のコーナー部のR面より大きな面
取り部を設けたことを特徴とする中空押出成形板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13566792A JPH05306558A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 中空押出成形板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13566792A JPH05306558A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 中空押出成形板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05306558A true JPH05306558A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=15157123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13566792A Withdrawn JPH05306558A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 中空押出成形板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05306558A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100427702C (zh) * | 2005-03-29 | 2008-10-22 | 朴圣德 | 建筑用镶板以及使用建筑用镶板的气体发生槽圆弧形顶盖 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP13566792A patent/JPH05306558A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100427702C (zh) * | 2005-03-29 | 2008-10-22 | 朴圣德 | 建筑用镶板以及使用建筑用镶板的气体发生槽圆弧形顶盖 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |