JP3441828B2 - 外壁の構成方法 - Google Patents

外壁の構成方法

Info

Publication number
JP3441828B2
JP3441828B2 JP03571095A JP3571095A JP3441828B2 JP 3441828 B2 JP3441828 B2 JP 3441828B2 JP 03571095 A JP03571095 A JP 03571095A JP 3571095 A JP3571095 A JP 3571095A JP 3441828 B2 JP3441828 B2 JP 3441828B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
wall
size
same height
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03571095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08232428A (ja
Inventor
三郎 左奈田
文雄 木村
敬子 穐本
正義 石井
昇 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP03571095A priority Critical patent/JP3441828B2/ja
Publication of JPH08232428A publication Critical patent/JPH08232428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3441828B2 publication Critical patent/JP3441828B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、この発明は、主とし
てコンクリート板からなる外壁パネルによって構成され
る住宅の外壁の構成方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、コンクリート板製の外壁パネル
は、ALC板その他の軽量気泡コンクリート板等が用い
られているが、それらは、通常規格化された同一形状の
パネルを用いて、パネル間の目地が同一間隔となるよう
に並べて外壁面を構成するようにしている。この場合、
窓などの開口部は、前記パネルを切断し、或いは、くり
抜くか又は切り欠いて形成している。すなわち、開口部
の大きさは、各外壁パネルのサイズとは無関係であり、
その開口部の大きさに合わせて適当にパネルを加工して
行っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来に
おいては、開口部とパネルとの間には統一された寸法上
の共通性がなく、このため、開口部が配置される部分で
は、上記のようにパネルを切断したり或いは切り欠くな
どの作業が必要で、現場作業の工数が増える欠点があ
る。又、予め工場で開口部にあわせて加工する場合で
も、パネルの種類が増加し、それだけコスト高となるこ
とになる。 【0004】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、開口部に合わせてパネルを現場で切断したり或い
は切り欠くなどの作業が不要で、且つ、パネルの種類を
低減出来るようにした住宅の外壁の構成方法を提供する
ことを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、縦方向の基本モジュール寸法をHと
し、横方向の基本モジュール寸法をWとした最小単位の
開口部寸法に対し、縦方向寸法を前記モジュール寸法の
整数n倍であるnHとし、横方向寸法を前記モジュール
寸法Wの整数n倍であるnWとし、更に、ハイサッシタ
イプの窓の上端レベルと同じ高さに形成された横目地模
様と、標準の高さの窓の上端レベルと同じ高さに形成さ
れた横目地模様と、別の窓の下端レベルと同じ高さに形
成された横目地模様のみを、上記ハイサッシタイプの窓
の上端レベルと同じ高さに形成された横目地模様と、標
準の高さの窓の上端レベルと同じ高さに形成された横目
地模様との間隔が、その標準の高さの窓の上端レベルと
同じ高さに形成された横目地模様と別の窓の下端レベル
と同じ高さに形成された横目地模様との間隔よりも小と
なった不等間隔となるようにして、表面に備えた各種サ
イズの外壁パネルを配置して外壁面を構成することを特
徴とするものである。 【0006】 【作用】上記構成によれば、モジュールに沿った各種サ
イズのパネルさえ用意しておけば、どのようなサイズ及
び形状の開口部を配置しても、パネルを切断したり或い
は切り欠くことなく、パネルを配置するだけで外壁を構
成することが出来る。 【0007】 【実施例】図1は、3階建住宅における開口部と外壁パ
ネルの配置を示す立面図である。この実施例において、
開口部は、前述したように、縦方向の基本モジュール寸
法をHとし、横方向の基本モジュール寸法をWとするも
ので、例えは図の開口部(1)は、縦方向寸法が6Hで、
横方向寸法が6Wであり、開口部(2)は、縦方向寸法が
7Hで、横方向寸法が6Wであり、開口部(3)(3)は、
縦方向寸法が7Hで、横方向寸法が2W、開口部(4)
は、縦方向寸法が4Hで横方向寸法が4W、開口部(5)
は、縦方向寸法が10H、横方向寸法が9Wであって、
このように、全ての開口部を、基本モジュール寸法H、
Wに従って形成している。 【0008】図2は、上記の外壁に使用される各種サイ
ズの外壁パネルを示している。(11)は、最も多く使用さ
れる一般サイズの外壁パネルであって、この外壁パネル
(11)は、縦方向の全長を、前記開口部の縦方向の基本モ
ジュール寸法Hに対して12Hの長さとし、横方向の全長
を、その横方向の基本モジュール寸法Wに対して3Wの
長さの長方形に形成されている。 【0009】そして、上記モジュール寸法に沿って、上
端から2Hの位置に1本目の横目地模様(12)が、同じく
3Hの位置に2本目の横目地模様(13)が、同じく8Hの
位置に3本目の横目地模様(14)が形成されている。これ
らのうち、1本目の横目地模様(12)は天井レベルと同じ
高さであって、図1でも示すように、これは窓の上端レ
ベルの最も高いハイサッシタイプの窓の上端レベルと同
じであり、2本目の横目地模様(13)は、標準の高さの窓
の上端レベルと同じ高さとなっている。また、3本目の
横目地模様(14)のレベルは、あるタイプの窓の下端レベ
ルと一致する。そして、このような構成とすることによ
り、上から1本目の横目地模様(12)と2本目の横目地模
様(13)との間隔が、2本目の横目地模様(14)と3本目の
横目地模様(14)との間隔はよりも小となった不等間隔と
なっている。 【0010】(15)は、上記一般の外壁パネル(11)よりも
幅を小さくした横方向寸法2Wの外壁パネルを、(16)は
同じく1Wの外壁パネルを示しており、何れも一般サイ
ズの外壁パネル(11)と同じ位置に横目地模様(12)〜(13)
を設けている。 【0011】そして、本発明では、これらのパネル以外
にも、上記基本モジュール寸法に沿った各種サイズのパ
ネルを用意することによって、一般サイズのパネル(11)
と開口部(1)〜(5)との間に、上記モジュール寸法に沿
って形成された適当なパネルを配置することで、外壁面
全体を構成するものである。例えば、図1においては、
前記縦方向寸法7H、横方向寸法6Wの開口部(2)の上
部に、縦方向寸法2Hで横方向寸法が6Wの窓上パネル
(17)を配置し、下側に、縦方向寸法が3Hで横方向寸法
が6Wの窓下パネル(18)を配置している。更に、開口部
(3)においては、左右一方の側に、12H×1Wのパネ
ル(16)を、他方の側に12H×2Wのパネル(15)を配置
している。また、開口部(1)の下側には、4H×6Wの
窓下パネル(21)を、上部側には、3H×6Wのパネル(2
2)を配置し、両側に前記標準の外壁パネル(11)を配置す
るようにしている。なお、図1では、便宜上、パネル表
面の目地模様(12)〜(14)を破線で現わし、各パネル間の
実目地(23)を実線で現わしている。 【0012】このように、開口部(1)〜(5)と一般サイ
ズのパネル(11)との間の空間は、常にモジュール寸法に
対応した大きさとなるから、それに対応したサイズの標
準パネルを1枚或いは複数枚配置することで、特別のサ
イズのパネルを用意する必要がなく、常に、標準のパネ
ルを使用することが出来、開口部に合わせてパネルを切
断したり、或いは切り欠くといった作業が不要である。 【0013】 【発明の効果】以上のように、この発明では、開口部と
外壁パネルがともに同じ基本モジュール寸法で構成され
ているため、開口部が位置する部分でパネルを切断した
り、或いは切り欠き又はくり抜きといった作業が不要
で、現場での施工時間を短縮できるとともに、パネルは
全てモジュールに対応した標準品で足りることから、部
品数も削減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例を示す3階建住宅の立面図で
ある。 【図2】同じく図1の建物に用いられる各種サイズの外
壁パネルの正面図である。 【符号の説明】 (1) 開口部 (2) 開口部 (3) 開口部 (4) 開口部 (5) 開口部 (11) 外壁パネル(12)(13)(14) 横目地模様 (15) 外壁パネル (16) 外壁パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 正義 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水 ハウス株式会社内 (72)発明者 安井 昇 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水 ハウス株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−77336(JP,U) 実開 平3−50164(JP,U) 実開 昭62−126413(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 13/08 E04B 2/94

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 縦方向の基本モジュール寸法をHとし、
    横方向の基本モジュール寸法をWとした最小単位の開口
    部寸法に対し、縦方向寸法を前記モジュール寸法の整数
    n倍であるnHとし、横方向寸法を前記モジュール寸法
    Wの整数n倍であるnWとし、更に、ハイサッシタイプ
    の窓の上端レベルと同じ高さに形成された横目地模様
    と、標準の高さの窓の上端レベルと同じ高さに形成され
    た横目地模様と、別の窓の下端レベルと同じ高さに形成
    された横目地模様のみを、上記ハイサッシタイプの窓の
    上端レベルと同じ高さに形成された横目地模様と、標準
    の高さの窓の上端レベルと同じ高さに形成された横目地
    模様との間隔が、その標準の高さの窓の上端レベルと同
    じ高さに形成された横目地模様と別の窓の下端レベルと
    同じ高さに形成された横目地模様との間隔よりも小とな
    った不等間隔となるようにして、表面に備えた各種サイ
    ズの外壁パネルを配置して外壁面を構成することを特徴
    とする外壁の構成方法。
JP03571095A 1995-02-23 1995-02-23 外壁の構成方法 Expired - Fee Related JP3441828B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03571095A JP3441828B2 (ja) 1995-02-23 1995-02-23 外壁の構成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03571095A JP3441828B2 (ja) 1995-02-23 1995-02-23 外壁の構成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08232428A JPH08232428A (ja) 1996-09-10
JP3441828B2 true JP3441828B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=12449425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03571095A Expired - Fee Related JP3441828B2 (ja) 1995-02-23 1995-02-23 外壁の構成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3441828B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08232428A (ja) 1996-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3441828B2 (ja) 外壁の構成方法
JP3441830B2 (ja) 外壁の開口部の構造
JP3441829B2 (ja) 外壁の付帯部材の構造
JP2005133304A (ja) サッシの接合構造
JP3382744B2 (ja) 住宅の外壁の構成方法
JP2602822Y2 (ja) インナーバルコニユニット
JP3106161B2 (ja) 防火用面戸板及びその取合わせ処理方法
JP2693824B2 (ja) 面取建物ユニット
JPS592259Y2 (ja) ケンチクヨウガイソウバンノ コ−ナヒフクグ
JP3169290B2 (ja) 建物の壁
JPH08232433A (ja) 外壁の窓などのフレームの取付け構造
JP3193584B2 (ja) 木枠ユニットおよび天井構造
JPH0323465Y2 (ja)
JPH0810120Y2 (ja) 化粧板
JPH0681443A (ja) 石材パネル
JP2693823B2 (ja) 面取建物ユニット
JP3117540B2 (ja) 窓の取付方法
JPS6029560Y2 (ja) 建築外壁構造
JPH03115653A (ja) 外壁板の施工方法
JP2758842B2 (ja) 水切り板の取付構造
JP3026730B2 (ja) 家屋の外壁の構造
JPH07252949A (ja) サニタリールームユニット
JP3020492U (ja) 組立家屋の外壁構造
JPS61204450A (ja) 床パネル
JP2000145169A (ja) 住 宅

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees