JPH0530492Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車に設けられているサンルーフ
を被覆する自動車用サンシエード装置に係り、特
に、そのガイドレールおよびこのガイドレールに
嵌合される被ガイド部材の改良に関する。

〔従来技術とその問題点〕

サンルーフを備えている自動車においては、必
要に応じてルーフウインドから車室内に導入され
る光を遮断するためのサンシエード装置が設けら
れていることがある。このサンシエード装置は、
ばねにより巻取り方向に回転習性を与えられてい
る巻取りドラムに巻回されているシート状のシエ
ード本体を有し、ルーフウインドの両側に配設さ
れている１対のガイドレールにシエード本体の両
側に突設した被ガイド部材を嵌合し、シエード本
体を巻取りドラムから引き出してルーフウインド
をその内側において被覆するようになつている。

このような自動車用サンシエード装置の従来の
ものの一例として実開昭61−110424号公報に記載
のものがあり、このものは、前記被ガイド部材
を、シエード本体の前端に取り付けられたガイド
バーの両側に突設したガイドシユーにより構成
し、このガイドシユーをガイドレールに摺接して
シエード本体を移動するようにしていた。

しかしながら、このような従来の自動車用サン
シエード装置においては、シエード本体を移動さ
せる際にシエード本体前端のガイドバーが両ガイ
ドレールに対し直交した位置から傾斜状態になる
とシエード本体の移動が非常に重くなるし、最悪
の場合にはシエード本体が途中で止つてしまうこ
ともある。

このため、ガイドレールにグリースなどを塗布
してシエード本体が軽く移動できるようにする必
要があるが、グリースなどをガイドレールに塗布
すると汚れが付着しやすくなるという問題点があ
る。

〔考案の目的〕

本考案は、このような従来のものにおける問題
点を克服し、シエード本体を軽く移動することが
できる自動車用サンシエード装置を提供すること
を目的とする。

〔考案の概要〕

本考案は、両側に１対のガイドレールを設け、
シエード本体の両側に突設した被ガイド部材をこ
れらのガイドレールに嵌合し、ガイドレールに沿
つて被ガイド部材を走行してシエード本体を移動
するようにした自動車用サンシエード装置におい
て、前記被ガイド部材を、小径部の先端側に段部
を介して大径部が形成されているローラにより構
成するとともに、前記ガイドレールに、前記大径
部が遊嵌される収納部と、この収納部の外端に前
記ローラの段部が係合し得るように突設され前記
ローラの小径部が遊嵌し得るスリツトが形成され
ているガイド壁とを設け、ローラの上の小径部が
ガイドレールのガイド壁のスリツトの縁に沿つて
移動することによりシエード本体を軽く移動でき
るようにしたものである。

〔考案の実施例〕

以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。

第１図ないし第４図は本考案に係る自動車用サ
ンシエード装置の全体を示すものであり、シエー
ド本体１の巻取り部２は、角柱の頂部の１隅を削
落して開放したケーシング３を有しており、この
ケーシング３には、ケーシング３を車体に取付け
るための複数本のブラケツト４，４…が突設され
ている。前記ケーシング３の両端には軸受５，５
が嵌着されており、これらの軸受５，５には、第
５図に示す巻取り軸６が回転自在に支持されてい
る。この巻取り軸６にはシエード本体１の端部が
固定されており、また巻取り軸６は図示しないコ
イルばねによりシエード本体１を巻取る方向に回
転習性を与えられている。なお、シエード本体１
の表面全域から先端縁にかけては植毛加工が施こ
されている。

前記ケーシング３の下部には斜め上方に突出す
るブラケツト７が突設されており、このブラケツ
ト７の両端部には断面コ字状のレール保持具８
Ａ，８Ｂがその凹部が相互に対向するように取付
けられている。各レール保持具８Ａ，８Ｂには、
それぞれ先端部を下方に弯曲されたガイドレール
９Ａ，９Ｂがシエード本体１の幅より多少小さい
間隔をもつて突設されている。これらのガイドレ
ール９Ａ，９Ｂは、車室の内壁に沿うものであ
り、しかも車室の内壁の寸法は車室の前後におい
て異なつているため本実施例においては、ガイド
レール９Ｂがガイドレール９Ａより多少長くされ
ている。両ガイドレール９Ａ，９Ｂの断面形状は
相互に鏡面対称とされており、各ガイドレール９
Ａ，９Ｂの断面形状を代表として第６図に示すガ
イドレール９Ｂの断面において説明すると、ガイ
ドレール９Ｂは、上壁１１と、この上壁１１より
内側に突出する下壁１２と、側壁１３とにより断
面ほぼコ字状に形成された収納部１０を有してお
り、この収納部１０の外端には、ガイドレール９
Ｂの側壁１３と平行なガイド壁１４が立設されて
いる。そして、このガイド壁１４の上下方向のほ
ぼ中間部にはスリツト１５がガイドレール９Ｂの
一端から他端にわたつて形成されている。さら
に、各ガイドレール９Ａ，９Ｂの先端部には、ほ
ぼ三角形状のストツパ１６Ａ，１６Ｂが取付けら
れている。これらのストツパ１６Ａ，１６Ｂは相
互に鏡面対称とされており、これらのストツパ１
６Ａ，１６Ｂを代表として第７図に示すストツパ
１６Ｂにより説明すると、このストツパ１６Ｂは
頂壁１７とこの頂壁１７の外周に連設された周壁
１８とにより全体として深皿状をなすように形成
されており、このストツパ１６Ｂの頂壁１７の内
面には、周壁１８の端縁よりはるかに長く突出す
る２本のスリーブ１９，１９が突設されている。
また、前記周壁１８には、前記ガイドレール９Ｂ
の端部の長手方向に対し端部に至るにつれて外側
に傾斜する直線状のガイド面２０が形成されてい
る。そして、前記ガイドレール９Ｂの側壁１３の
外側からガイドレール９Ｂを介して各スリーブ１
９にねじ止めすることにより各スリーブ１９はガ
イドレール９Ｂのスリツト１５を介してガイドレ
ール９Ｂの内側に達し、したがつて、前記ストツ
パ１６Ｂはガイドレール９Ｂの内端から内側に突
出した位置を取ることになる。さらに、前記スト
ツパ１６Ｂの頂壁１７および周壁１８の外面には
植毛加工が施されている。

一方、前記シエード本体１は、布地の表面に遮
熱材としてのアルミニウム皮膜を形成して構成さ
れており、このシエード本体１の先端部には、シ
エード本体１の幅方向の中央部が自重により弛ん
で外部からの光の侵入を許容することがないよう
にするため、第８図に示すように、樹脂含侵フエ
ルトのような剛性のある３枚の芯材２１ａ，２１
ｂ，２１ｃがシエード本体１の引出し方向に間隔
を隔ててシエード本体１の幅方向の全域にわたつ
て埋設されている。また、このシエード本体１の
先端縁は、長さの異なる両ガイドレール９Ａ，９
Ｂにおいてシエード本体１の先端縁の両端部が同
時にストツパ１６Ａ，１６Ｂに到達できるように
するため長さの長いガイドレール９Ｂ側がガイド
レール９Ａ側より多少前方に突出するよう両ガイ
ドレール９Ａ，９Ｂの長手方向に対し直交する方
向に対し傾斜している。なお、先端の芯体２１
ａ，２１ｂが埋設されている部位のシエード本体
１の幅は他の部位より狭く、両ガイドレール９
Ａ，９Ｂの上壁１１，１１間の間隔にほぼ等しく
されている。

前記芯体２１ａ，２１ｂ間には、両端がシエー
ド本体１の両端から突出する骨材２２ａが配設さ
れており、また、前記芯体２１ｂ，２１ｃ間に
は、同じく両端がシエード本体１の両端から突出
する骨材２２ｂが配設されている。そして、シエ
ード本体１の先端側に位置する骨材２２ａは、シ
エード本体１の先端縁と平行となるように両ガイ
ドレール９Ａ，９Ｂの長手方向に対し直交する方
向に対し傾斜しており、また他の骨材２２ｂは、
両ガイドレール９Ａ，９Ｂの長手方向に対し直交
する方向に位置している。さらに、これらの骨材
２２ａ，２２ｂの両端における間隔は、対応する
ガイドレール９Ａまたは９Ｂの先端部に形成され
ている各弯曲部２３Ａ，２３Ｂの端部間の直線距
離にほぼ等しくされている。さらに、各弯曲部２
３Ａ，２３Ｂの両端には、それぞれ前記ガイドレ
ール９Ａ，９Ｂに支持されるローラ２４が回転自
在に突設されている。このローラ２４は、前述し
た第６図に詳示するように、ガイドレール９Ｂの
上壁１１および下壁１２間の間隔より小さくかつ
スリツト１５の幅より大きな外径とされ前記収納
部１０内に遊嵌状態で収納可能な大径部２５を有
しており、この大径部２５の内側には、スリツト
１５の幅より小さな外径とされスリツト１５内に
遊嵌される小径部２６が段部２７を介して形成さ
れている。したがつて、各ローラ２４の小径部２
６がガイド壁１４のスリツト１５の上縁もしくは
下縁上を転動して各ローラ２４は安定的に走行す
るし、またシエード本体１の横方向へのずれは段
部２７がガイド壁１４に接合することにより拘束
される。さらにまた、前記各ローラ２４の外周面
には植毛加工が施こされており、アルミニウムの
ような材質により形成されているガイドレール９
Ａ，９Ｂとの衝突音が発生しない。

先端の芯体２１ａおよびこの芯体２１ａに隣接
する芯体２１ｂの幅方向中央部には、全体として
長方形をなす開口（図示せず）が形成されてお
り、この開口に嵌合するフツクケース２８がシエ
ード本体１の表面において凸状をなし、かつシエ
ード本体１の裏面において凹状をなすように取付
けられている。このフツクケース２８は、具体的
には、第９図に示すように、シエード本体１の表
面に取付けられている有底深皿状の第１フツクケ
ース２９と、シエード本体１の裏面に第１フツク
ケース２９に嵌合するように取付けられている枠
状の第２フツクケース３０とにより形成されてお
り、シエード本体１の裏面側においてフツクケー
ス２８内には前記骨材２２ａがほぼ横断方向に延
在するように露出している。このフツクケース２
８内に臨む骨材２２ａにはフツク３１が揺動自在
に支持されている。このフツク３１の軸方向長さ
は、フツクケース２８内に臨む骨材２２ａの長さ
とほぼ等しくされており、したがつて、フツク３
１は骨材２２ａの軸方向には移動し得ない。この
フツク３１は、前記骨材２２ａに嵌合する軸受部
３２から直線状に放射方向に延在する平板状の操
作摘み３３を有しており、この操作摘み３３は指
で挟持しやすいように軸受部３２から離間するに
つれて両側に拡開する等脚台形状に形成されてい
る。一方、前記軸受部３２から前記操作摘み３３
と約120度の角度を隔てて放射方向に延在するフ
ツク部３４が形成されており、このフツク部３４
の先端部は円弧状に外側に弯曲している。なお、
前記骨材２２ａおよびフツク３１間にはフツク３
１を第９図において時計方向に付勢する図示しな
いコイルばねが介装されており、常時フツク３１
は第９図示のような位置を取るようになつてい
る。そして、シエード本体１を巻取り部２から引
出すために操作摘み３３を第９図においてコイル
ばねに抗して反時計方向に回動してシエード本体
１を引張ると、フツク３１のフツク部３４は前記
フツクケース２８内に完全に退避するようになつ
ている。

前記フツク３１のフツク部３４は、シエード本
体１のほぼ完全引出状態において第１０図に示す
ホルダ３５の保持アーム３６に係合し得るように
なつている。このホルダ３５は、両ガイドレール
９Ａ，９Ｂの先端間の中央位置に臨む車室内の内
装カバー３７に固着される基板３８を有してお
り、この基板３８上には上方が多少ルーフウイン
ド３９寄りに傾斜しているコ字状の保持アーム３
６が突設され、この保持アーム３６の水平アーム
４０に前記フツク部３４が係合されるようになつ
ている。なお、このルーフウインド３９は、一例
として車体の頂部の隅部に弯曲状に形成されてい
る。

つぎに、前述した実施例の作用について説明す
る。

サンルーフのルーフウインド３９を開放してい
る状態においては、シエード本体１は巻取り部２
の巻取り軸６に図示しないコイルばねによりほぼ
その全量を巻取られており、シエード本体１の先
端部の両側において各骨材２２ａ，２２ｂの両端
に突設されたローラ２４，２４…がガイドレール
９Ａ，９Ｂに嵌合している。このような状態から
シエード本体１を引出してルーフウインド３９か
ら車室内に導入される光を遮断するためには、シ
エード本体１のフツク３１の操作摘み３３を指に
取つて両ガイドレール９Ａ，９Ｂの先端部へ巻取
り部２のコイルばねに抗して引張る。すると、両
骨材２２ａ，２２ｂの各ローラ２４の小径部２６
が各ガイドレール９Ａ，９Ｂのガイド壁１４のス
ルツト１５の一方の縁を転動するようにして両ガ
イドレール９Ａ，９Ｂに各ローラ２４が案内され
てシエード本体１は次第に引出されていく。その
際、フツク３１の操作摘み３３に作用する指の力
がシエード本体１の左右に均等に働かないとシエ
ード本体１の先端部が両ガイドレール９Ａ，９Ｂ
の幅方向に対し傾斜状態になつてしまい、シエー
ド本体１が移動しにくくなるが、シエード本体１
の先端部がこのように傾斜状態になろうとする
と、一方の骨材２２ａまたは２２ｂの一方のロー
ラ２４と他方の骨材２２ｂまたは２２ａの他側に
位置するローラ２４のそれぞれの段部２７がガイ
ドレール９Ａ，９Ｂのガイド壁１４に当接してシ
エード本体１が大きく傾斜するのを防止すること
ができる。したがつて、シエード本体１の走行を
安定的に行なうことができる。

前述したようにしてシエード本体１を引出し
て、このシエード本体１の先端部がガイドレール
９Ａ，９Ｂの弯曲部２３Ａ，２３Ｂの先端側に到
達すると、シエード本体１の両骨材２２ａ，２２
ｂは弯曲部２３Ａ，２３Ｂのほぼ端部に位置する
ことになるので、シエード本体１の先端部は弯曲
部２３Ａ，２３Ｂの両端間においては平面状に位
置してガイドレール９Ａ，９Ｂの弯曲部２３Ａ，
２３Ｂ間からは多少外れるものの、骨材２２ｂよ
り後方のシエード本体１は両ガイドレール９Ａ，
９Ｂの直線部分の内側に平面状に位置することに
なり、両ガイドレール９Ａ，９Ｂとシエード本体
１とに隙間が形成されて外部光が車室内に漏れ入
るおそれはない。その後シエード本体１をさらに
引出すと、シエード本体１の先端部が各ストツパ
１６Ａ，１６Ｂのガイド面２０，２０に乗り上げ
るようにしてガイドレール９Ａ，９Ｂの先端部に
対し斜め外方に突出し、シエード本体１の先端は
ルーフウインド３９に接合する。その際、シエー
ド本体１の先端には植毛加工が施こされているの
で、ルーフウインド３９に接合しても衝突音は発
生しない。そして、この状態においては、ストツ
パ１６Ａ，１６Ｂのスリーブ１９にシエード本体
１に先端側の骨材２２ａのローラ２４，２４が当
接してシエード本体１は停止される。なお、シエ
ード本体１の先端縁は、両ガイドレール９Ａ，９
Ｂの長さの差に応じて傾斜状に形成されているの
で、シエード本体１の先端はストツパ１６Ａ，１
６Ｂのガイド面２０，２０に同時に接合すること
ができる。そこで、フツク３１の操作摘み３３か
ら手を離すと、ばねの作用によりフツク３１が回
動してフツク３１のフツク部３４がホルダ３５の
水平アーム４０に係合し、シエード本体１により
ルーフウインド３９からの光が車室内へ侵入する
のを完全に遮断することができる。

一方、シエード本体１により被覆されているル
ーフウインド３９を開放するには、フツク３１の
操作摘み３３を指に取り、ばねに抗してフツク３
１を回動せしめ、そのフツク部３４のホルダ３５
の水平アーム４０に対する係合を解除する。する
と、巻取り部２内に設けられているコイルばね
（図示せず）の作用によりシエード本体１が巻取
り部２方向に引張られ、シエード本体１の両骨材
２２ａ，２２ｂの両端に突設されている各ローラ
２４の小径部２６が両ガイドレール９Ａ，９Ｂの
ガイド壁１４のスリツト１５の一方の縁に沿つて
転動するようにしてシエード本体１のほぼ全長が
巻取り部２の巻取り軸６に巻取られる。

このように本実施例によれば、特殊形状の複数
個のローラ２４が特殊形状のガイドレール９Ａ，
９Ｂに沿つて転動するようにして案内されるの
で、シエード本体１の走行を安定的に行なうこと
ができ、シエード本体１が途中で停止してしまう
おそれがない。また、ストツパ１６Ａ，１６Ｂや
各ローラ２４の外周には植毛加工が施こされてい
るので、ローラ２４の大径部２５がガイドレール
９Ａ，９Ｂの各ガイド壁１４に衝突したり、シエ
ード本体１の先端部がストツパ１６Ａ，１６Ｂの
ガイド面２０に衝突したりしても、騒音が発生す
るおそれがない。さらに、シエード本体１の先端
部には、２本の骨材２２ａ，２２ｂが間隔を隔て
て配設されており、各骨材２２ａ，２２ｂの両端
にローラ２４，２４が支持されているので、シエ
ード本体１の先端部が斜めになる事態が避けら
れ、シエード本体１の走行をより安定的になせる
ばかりでなく、ガイドレール９Ａ，９Ｂの先端部
に弯曲部２３Ａ，２３Ｂが形成されていても、シ
エード本体１の全体がガイドレール９Ａ，９Ｂの
内側から外れるようにして平面状になつてしまい
外部光の侵入を許容するおそれがない。また、両
骨材２２ａ，２２ｂは、ガイドレール９Ａ，９Ｂ
の長さの差に対応するように、骨材２２ａを傾斜
してシエード本体１の先端縁も傾斜しており、ま
たシエード本体１の先端部は各ストツパ１６Ａ，
１６Ｂのガイド面２０，２０に乗り上げてルーフ
ウインド３９に当接して停止するので、シエード
本体１によるルーフウインド３９の被覆時にシエ
ード本体１の先端側から光が侵入するおそれはな
い。さらにまた、シエード本体１をルーフウイン
ド３９の被覆状態においてホルダ３５の水平アー
ム４０に係合して停止せしめるフツク３１は操作
摘み３３を兼ねており、しかもシエード本体１の
幅方向の中央部にひとつだけ形成されているので
取扱いが簡単で、しかもホルダ３５の水平アーム
４０に対する係脱を目視しやすい。

〔考案の効果〕

以上説明したように本考案は、両側に１対のガ
イドレールを設け、シエード本体の両側に突設し
た被ガイド部材をこれらのガイドレールに嵌合
し、ガイドレールに沿つて被ガイド部材を走行し
てシエード本体を移動するようにした自動車用サ
ンシエード装置において、前記被ガイド部材を、
小径部の先端側に段部を介して大径部が形成され
ているローラにより構成するとともに、前記ガイ
ドレールに、前記大径部が遊嵌される収納部と、
この収納部の外端に前記ローラの段部が係合し得
るように突設され前記ローラの小径部が遊嵌し得
るスリツトが形成されているガイド壁とを設けた
ので、ローラが転動して走行することができ、シ
エード本体の走行を軽くしかも安定的に行なうこ
とができるという優れた効果を奏することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る自動車用サンシエード装
置の実施例を示す平面図、第２図、第３図および
第４図はそれぞれ第１図の正面図、左側面図、右
側面図、第５図および第６図はそれぞれ第１図の
−線、−線による拡大断面図、第７図Ａ
は第１図のストツパの拡大縦断面図、第７図Ｂは
第７図Ａの−線による断面図、第８図および
第９図はそれぞれ第１図の−線、−線に
よる拡大断面図、第１０図はホルダ近傍の車体の
構成を示す縦断面図である。 １……シエード本体、２……巻取り部、６……
巻取り軸、９Ａ，９Ｂ……ガイドレール、１６
Ａ，１６Ｂ……ストツパ、２０……ガイド面、２
１ａ，２１ｂ，２１ｃ……芯体、２２ａ，２２ｂ
……骨材、２４……ローラ、２５……大径部、２
６……小径部、２７……段部、２８……フツクケ
ース、３１……フツク、３３……操作摘み、３４
……フツク部、３５……ホルダ、３９……ルーフ
ウインド、４０……水平アーム。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ 両側に１対のガイドレールを設け、シエード
   本体の両側に突設した被ガイド部材をこれらの
   ガイドレールに嵌合し、ガイドレールに沿つて
   被ガイド部材を走行してシエード本体を移動す
   るようにした自動車用サンシエード装置におい
   て、前記被ガイド部材を、小径部の先端側に段
   部を介して大径部が形成されているローラによ
   り構成するとともに、前記ガイドレールに、前
   記大径部が遊嵌される収納部と、この収納部の
   外端に前記ローラの段部が係合し得るように突
   設され前記ローラの小径部が遊嵌し得るスリツ
   トが形成されているガイド壁とを設けたことを
   特徴とする自動車用サンシエード装置。 ２ 前記ローラの外周には植毛加工が施こされて
   いる実用新案登録請求の範囲第１項記載の自動
   車用サンシエード装置。