JPH0665067U - シートのスライド機構 - Google Patents

シートのスライド機構

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JPH0665067U
JPH0665067U JP013195U JP1319593U JPH0665067U JP H0665067 U JPH0665067 U JP H0665067U JP 013195 U JP013195 U JP 013195U JP 1319593 U JP1319593 U JP 1319593U JP H0665067 U JPH0665067 U JP H0665067U
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band
seat
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JP013195U
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Inventor
実 菰原
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池田物産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の目的はシートのスライド機構のロアメ
ンバーにごみ等が侵入することを安価なごみ侵入防止手
段によって確実に防止することにある。 【構成】シート1の台座2を越えてシートスライド機構
3のロアメンバー4にごみ侵入防止手段として被覆帯1
6を被着するが、該被覆帯16には短手方向に多数個の
折曲溝16Aが形成されることによって折曲可能とさ
れ、かつ長手方向によって形成された突起16Bをロア
メンバー4の上面のスリット4Aに嵌合することにより
横ずれを阻止され、台座2の前後においてガイド9によ
ってガイドされることによりロアメンバー4上面に密着
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば自動車に前後スライド可能に設置されるシートのスライド機構 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
該シートのスライド機構は上面にスリットを有するチャンネル状のロアメンバ ーと、該ロアメンバー内を前後スライドするアッパーメンバーとからなるが、ロ アメンバーにはスリットを介してごみ等が侵入し易く、ごみ等が侵入すればそれ が干渉して円滑なスライドが出来なくなる。 そこで該ロアメンバーにごみ等が侵入するのを防止する手段として従来図6に 示す構成が提供されている。図において(1) はシート本体であり、該シート本体 (1) は台座(2) を介してスライド機構(3) 上に設置されている。
【0003】 該スライド機構(3) は上面にスリット(4A)を有するチャンネル状のロアメンバ ー(4) と、該ロアメンバー(4) 内をローラー(5A)を介して前後スライドするアッ パーメンバー(5) とからなり、該アッパーメンバー(5) が台座(2) の下面に取付 けられている。
【0004】 ごみ侵入防止手段としては該ロアメンバー(4) 上面を被覆帯(6) で被覆する構 成となっており、該被覆帯(6) は前後に分割され、夫々シート本体(1) の前後両 側に設けられている巻取装置(7) に巻取られるようになっている。該台座(2) の 前後縁からはアーム(8) に支持されているローラー(9) を差出し、該ローラー(9 ) によって該被覆帯(6) を押さえてガイドする。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構成では被覆帯(6) は巻取装置(7) に巻取られるので、被覆帯(6) は 軟質なものにする必要があり、そのために被覆帯(6) がロアメンバー(4) 上で横 ずれし易くロアメンバー(4) を完全に被覆してごみ等の侵入を防止することは困 難である。 また被覆帯(6) を巻取るために四個の巻取装置(7) をシート本体(1) の台座(2 ) に取付ける必要があり、そのために高価なごみ侵入防止手段となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、上面にスリット(4A)を 有するチャンネル状のロアメンバー(4) と、該ロアメンバー(4) 内を前後スライ ドするアッパーメンバー(5) とからなり、その上に台座(2) を介してシート本体 (1) が設置されているシートのスライド機構(3) において、ロアメンバー(4) 上 面に該シート本体(1) の台座(2) を越して被覆帯(16)を被着し、該被覆帯(16)は 短手方向に多数個の折曲溝(16A) が形成され、かつ長手方向に沿ってロアメンバ ー(4) 上面のスリット(4A)に嵌合する突起(16B) が形成され、該台座(2) の前後 には該被覆帯(16)のガイド(9) が取付けられているシートのスライド機構(3) を 提供するものである。
【0007】
【作用】
シートスライド機構(3) はロアメンバー(4) とアッパーメンバー(5) とからな り、該ロアメンバー(4) の上面には被覆帯(16)が被着されている。該被覆帯(16) には短手方向に多数個の折曲溝(16A) が形成され、それによって該被覆帯(16)は 彎曲しにくい剛性のある可撓性材料で作られていても折曲可能とされ、該被覆帯 (16)はシート本体(1) の台座(2) を越えてロアメンバー(4) の上面に被覆されて おり、該台座(2) の前後でガイド(9) によってガイドされている。そして該被覆 帯(16)の長手方向に沿って突起(16B) が形成されており、該突起(16B) が該スラ イド機構(3) のロアメンバー(4) のスリット(4A)に嵌合することによって該被覆 帯(16)はロアメンバー(4) から横ずれすることを阻止されている。
【0008】
【実施例】
本考案を図1〜図5に示す一実施例によって説明すれば、シート本体(1) は台 座(2) を介してスライド機構(3) 上に設置されており、該スライド機構(3) は上 面にスリット(4A)を有するチャンネル状のロアメンバー(4) と、該ロアメンバー (4) 内をローラー(5A)を介して前後スライドするアッパーメンバー(5) とからな る。 上記スライド機構(3) のロアメンバー(4) の上面には被覆帯(16)が被着される ことによってごみ等が該ロアメンバー(4) 内に侵入することを防止されている。
【0009】 該被覆帯(16)は剛性のあるプラスチックあるいはゴム等の可撓性材料によって 作られており、したがって彎曲しにくゝ、裏面には所定間隔をおいて短手方向に は多数個のV形の折曲溝(16A) が形成されており、それによって該被覆帯(16)は 折曲可能とされ、また長手方向に沿って複数個の突起(16B) が形成されている。 かくして該被覆帯(16)はロアメンバー(4) の上面に被着された状態で図4に示 すように突起(16B) がロアメンバー(4) 上面のスリット(4A)に嵌合して該被覆帯 (16)の横ずれを阻止せしめている。
【0010】 該被覆帯(16)はシート本体(1) の台座(2) を越えてロアメンバー(4) の上面に 被着され、該ロアメンバー(4) にビス(10)によって止着されているが、該被覆帯 (16)が該台座(2) を越える際に該被覆帯(16)の突起(16B) は図5に示す台座(2) に形成されているガイド溝(2A)に嵌合しており、また該被覆帯(16)は台座(2) 前 後においてアーム(8) に支持されているガイドローラー(9) によってガイドされ てロアメンバー(4) 上面に密着するようになっている。
【0011】
【考案の効果】
したがって本考案においては、シートのスライド機構のロアメンバー内にごみ が侵入することが安価なごみ侵入防止手段によって確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
図1〜図5は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】シート斜視図
【図2】スライド機構部分側面切欠きシート側面図
【図3】被覆帯部分斜視図
【図4】ロアメンバー断面図
【図5】スライド機構を省いたシート斜視図
【図6】従来例のシートスライド機構説明図
【符号の説明】
1 シート本体 2 台座 3 スライド機構 4 ロアメンバー 4A スリット 5 アッパーメンバー 9 ガイドローラー 16 被覆帯 16A 折曲溝 16B 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にスリットを有するチャンネル状のロ
    アメンバーと、該ロアメンバー内を前後スライドするア
    ッパーメンバーとからなり、その上に台座を介してシー
    ト本体が設置されているシートのスライド機構におい
    て、ロアメンバー上面に該シート本体の台座を越して被
    覆帯を被着し、該被覆帯は短手方向に多数個の折曲溝が
    形成され、かつ長手方向に沿ってロアメンバー上面のス
    リットに嵌合する突起が形成され、該台座の前後には該
    被覆帯のガイドが取付けられていることを特徴とするシ
    ートのスライド機構
JP1993013195U 1993-02-26 1993-02-26 シートのスライド機構 Expired - Lifetime JP2570053Y2 (ja)

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JPH0665067U true JPH0665067U (ja) 1994-09-13
JP2570053Y2 JP2570053Y2 (ja) 1998-04-28

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ID=11826383

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