JPH038015Y2 - - Google Patents

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JPH038015Y2
JPH038015Y2 JP1984127218U JP12721884U JPH038015Y2 JP H038015 Y2 JPH038015 Y2 JP H038015Y2 JP 1984127218 U JP1984127218 U JP 1984127218U JP 12721884 U JP12721884 U JP 12721884U JP H038015 Y2 JPH038015 Y2 JP H038015Y2
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JP
Japan
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cable
clip
bent
cylinder
case
Prior art date
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JP1984127218U
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JPS6143715U (ja
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Publication of JPH038015Y2 publication Critical patent/JPH038015Y2/ja
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Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、帯状のケーブル(例えば、フラツト
ケーブル、リボン電線、テープ電線、配織電線な
ど)の折曲部に使用するケーブルクリツプに関す
るものである。
〈従来の技術〉 種々の電子機器で使用されるフラツトケーブル
などの帯状のケーブルは、可撓性があつて曲げが
自在であることから、一般に機器内において、長
さに余裕を持つて配線されている。例えば、その
一例を図示すると、第12図の如くである。図に
おいて、フラツトケーブル1は外側ケース(外
筐)2に内装された電子機器本体3と裏蓋4との
間に長目に余裕をもつて配線されており、種々の
場合(例えば、機器の調整、故障などの際)、機
器本体3の引出しを容易にする一方、当該機器本
体3の収納時には、余つた分のフラツトケーブル
1を所望の蛇行間隔をもつて折り曲げて収納して
いる。そして、この折り曲げ収納の際、ケーブル
1には対応する折曲部分に、スムーズな折り曲げ
ができるように例えば、予め人為的に折り曲げる
などして、折り癖を付けている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、このような方法だと、ケーブルの折
曲部1a…にかなり大きな力が加わり、長期的に
はこの部分の損傷が大きく、ケーブル寿命の短縮
を招いている。またこのケーブル折曲部1a…は
電子機器の外側ケース3と直接触れることがある
ため、その際、ケースとの絶縁が不十分であつた
り、不測のノイズが混入したりして、機器自体の
誤動作の原因となることもある。さらにまた、一
応の折り癖が付いてはいるものの、単なる人為的
な折り癖のみによる場合、折曲部1a…の位置寸
法にバラツキが生じ易い。特に、小型の機器で
は、ケーブル占有スペースをなるべく小さく抑え
たいため、コンパクトに折り込んでいるが、この
折曲部1a…にバラツキがあると、所望スペース
通りに納まりがたく、無理な収納となる。このた
め、折曲部1a…にはさらに大きな力がかかり、
ときには収納不能となつて折り込みを遣り直しし
なければならないことがある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてさ
れたものである。基本的には帯状ケーブルの折曲
部にケーブルクリツプを挟み込むようにしたもの
である。かかるケーブルクリツプの特徴とする構
成は、ケーブルの折曲部の外側に被せられる少な
くとも一方が開口されかつ長さ方向に切割の挟着
用スリツトが形成された筒体と、該筒体の端部に
固着され当該筒体内のケーブルの折曲部の内部中
心に挿入される軸棒とからなる点にある。
〈作用〉 本考案では、上記構成により、ケーブルの折曲
部を、筒体の開口側から、該筒体の内側と軸棒と
の間に、挟着用スリツトを介して、収納すると、
ケーブルはあたかもΩ形状となつて挟着される。
〈実施例〉 第1図ないし第3図は本考案のケーブルクリツ
プCの一実施例を示したものである。
図において、11は少なくとも一方(図中、左
側)が開口された筒体、12はこの筒体11の長
さ方向に切割として形成された挟着用スリツト、
13は上記筒体11の端部(図中、右側端部)の
架設支持部14に固着され当該筒体11の中心に
延設して位置された軸棒である。
また、上記筒体11において、好ましくはこの
筒体11内部の一部に、ケーブル係止用の突起1
5を設けるとよい。さらにまたこの突起15に対
応して、上記軸棒13の開口側に少々拡径にした
膨出部13aを設けると、よりよい係止効果が得
られる。
かかる本考案のケーブルクリツプCは、第4図
に示すようにケーブル1の折曲部1a…に装着す
る。この装着方法は、ケーブル1の折曲部1a…
を予めU字形に曲げ、この状態で、筒体11の開
口側から、該筒体11の内側と軸棒13との間
に、挟着用スリツト12を介して、収納して行
う。そうすると、ケーブル1は、第5図に示すよ
うにあたかもΩ形状となつて挟着される。
この状態で、先ず、折曲部1aはその内側にお
いて、軸棒13にガイドされるため、鋭く折れる
ことはなく、常に軸棒13の外径に沿つて緩く曲
げられる。したがつて、当該部分での損傷はより
効果的に抑えられる。また、挟着用スリツト12
部分では、筒体11の両縁部がケーブル同士の拡
がろうとする対接部を強固に押圧するため、十分
な挟着強度が得られ、容易に抜けることはない。
勿論、上述のように筒体11内部に係止用の突起
15を設け、かつまた軸棒13に膨出部13aを
設けると、より一層大きな抜止効果が得られる。
また、このケーブルクリツプCによると、ケー
ブル1の所望位置を正確にかつ安定して折り曲げ
ることができる。例えば第6図の場合のように、
クリツプC…の装着位置により、ケーブルの蛇行
間隔(折曲高さ)Lを正確に設定することができ
る。勿論、この間隔はその後の激しい使用によつ
ても狂うことはない。また第7図の場合のよう
に、前後の各クリツプC…の装着位置を少々ずら
して、ケーブル占有スペースを小さくすることも
できる。
さらにまた、このケーブルクリツプCを装着し
た場合、例えば第8図に示すように、電子機器の
外側ケース2の底面2aとケーブル1の下側の折
曲部1aとが直接触れて擦り合う場合でも、この
折曲部分は、クリツプCにより保護される。した
がつて、ケーブルの擦り合いによる損傷も防止さ
れる。
〈変形例〉 第9図ないし第11図は本考案ケーブルクリツ
プの他の変形例を示したものである。
第9図の場合は、クリンプCの閉塞端側に一種
のコロ16を設け、かつこれに対応して、電子機
器の外側ケースの側板17側に当該コロ16が滑
走されるガイドレール18を設けて、ケーブル1
の出し入れを行うようにしたものである。また第
10図の場合も同様であるが、この場合は、クリ
ツプCの筒体11上部に引掛部19を設けると共
に、上記同様にして電子機器の外側ケースの天板
20側に当該引掛部19が滑合される吊りレール
21を設けたものである。これらいずれの場合
も、レール18,21の設置により、ケーブル1
の出し入れは、極めてスムーズに、かつずれなど
のバラツキがなく安定して行える。
第11図の場合には、クリツプCの閉塞端側に
突出軸22を設け、この軸22を電子機器の外側
ケースの側板17の貫通穴23に通して止具24
で止める場合で、例えばケーブル1の蛇行折曲の
最奥部の一個所をケース側に固定するようなとき
に有用であり、単独で、または上記のクリツプC
と組み合わせて用いるとよい。
なお、本考案の各例において、ケーブルクリツ
プの材質は、特に限定されないが、プラスチツク
や硬質のゴムなどが最もよい。
〈考案の効果〉 本考案は、以上の説明から明らかなように、帯
状のケーブルを折り曲げて電子機器内に収納する
際、構成が簡単でかつケーブルの折曲部に容易に
装着できるケーブルクリツプを使用して行うもの
であるため、ケーブルの折曲部に大きな力が加
わることがなく、長期的な損傷が和らげられ、ケ
ーブル寿命の大幅な延長を図ることができる。
またケーブルの折曲部が電子機器の外筐と直接接
触することがあつても、クリツプにより、絶縁は
十分おこなわれ、不測のノイズが混入することも
なく、機器自体の安定した動作が保証される。
またクリツプの装着により、従来の単なる折り癖
とは異なり、ケーブルは、常にクリツプの装着部
分から正確にかつ経時的に変化することなく安定
して、折り込まれる。したがつて、ケーブル占有
スペースは常に所望の設計通り納まる。この利点
は、特に小型の電子機器のケーブル収納におい
て、有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例になるケーブルクリ
ツプを示す一部欠截斜視図、第2図は第1図のA
方向矢視図、第3図は第1図クリツプの縦断面
図、第4図は上記ケーブルクリツプの使用状態
図、第5図はケーブルクリツプによるケーブル折
曲部の挟着状態を示すたて断面図、第6図および
第7図はケーブルの各折曲収納状態を示す側面
図、第8図はケーブル折曲部と機器本体の接触状
態を示す一部縦断正面図、第9図ないし第11図
は本考案の変形例になる各ケーブルクリツプを示
す部分説明図、第12図は電子機器における帯状
ケーブルの配線状態を示す斜視図である。 図中、C……ケーブルクリツプ、1……ケーブ
ル、1a……ケーブルの折曲部、11……筒体、
12……挟着用スリツト、13……軸棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブルの折曲部の外側に被せられる少なくと
    も互いに対向する内側に開口が開き、かつ長さ方
    向に切割の挟着用スリツトが形成された一対の筒
    体と、該一対の筒体の端部に固着され当該筒体内
    のケーブルの折曲部の内部中心に挿入される軸棒
    とからなることを特徴とするケーブルクリツプ。
JP12721884U 1984-08-22 1984-08-22 ケ−ブルクリツプ Granted JPS6143715U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12721884U JPS6143715U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 ケ−ブルクリツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12721884U JPS6143715U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 ケ−ブルクリツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6143715U JPS6143715U (ja) 1986-03-22
JPH038015Y2 true JPH038015Y2 (ja) 1991-02-27

Family

ID=30685865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12721884U Granted JPS6143715U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 ケ−ブルクリツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6143715U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6211140Y2 (ja) * 1981-05-07 1987-03-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6143715U (ja) 1986-03-22

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