JPH049860Y2 - - Google Patents

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JPH049860Y2
JPH049860Y2 JP13839187U JP13839187U JPH049860Y2 JP H049860 Y2 JPH049860 Y2 JP H049860Y2 JP 13839187 U JP13839187 U JP 13839187U JP 13839187 U JP13839187 U JP 13839187U JP H049860 Y2 JPH049860 Y2 JP H049860Y2
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JP
Japan
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drawer
rail
spring member
fixed rail
section
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は引出し装置に関するものである。
〔従来の技術〕
引出し装置は例えばキヤビネツト等に用いられ
ている。引出し装置は、収納部に固定レールが設
けられてなる装置本体と、該固定レールにスライ
ド自在に係合するスライドレールを備えて上記収
納部に引出し自在に収納される引出し部とを具備
した構成となつている。
而して、上記引出し部は、上記固定レール及び
スライドレールによつて上記収納部から引出さ
れ、収納されることができる。
一方、実開昭57−122001号公報に示されている
如く、引出し部(電気機器ユニツト)がスプリン
グによりレールに案内されて自動的に引出される
ようにした考案が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記考案においては、第7図に示す
如く、スプリング1は電気機器ユニツト2の上部
に取付けられている。上記スプリング1はレール
3から距離Lだけ離間している。従つて、上記電
気ユニツト2とレール3との間に摩擦がある場
合、上記電気機器ユニツト2には、上記スプリン
グ1によつて上記距離Lに基づくモーメント力F
が付与される。このために、上記電気機器ユニツ
ト2とレール3との間に大きな摩擦が作用する等
して該電気機器ユニツト2は、上記レール3に沿
つて矢示A方向へ円滑に移動できないという問題
点があつた。
そこで、本考案は上記実情に鑑みてなされたも
ので、引出し部をレールに沿つて収納部から円滑
に引出し又は収納できるようにした引出し装置を
提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本考案に係る引出し
装置は、スライドレールに復元力を与えるばね部
材が固定レールに沿つて設けられ、上記復元力に
抗して引出し部をロツクするロツク手段が設けら
れたものである。
〔作用〕
ばね部材の復元力は固定レールに沿つて引出し
部に加えられる。上記引出し部は、上記復元力に
よつて収納部から自動的に引出され、又は、収納
される。又、上記引出し部は、ロツク手段によつ
て上記復元力に抗して所定位置にロツクされる。
以下に本考案の実施例を第1図乃至第6図に基
づき説明する。
装置本体11の収納部12には固定レール13
が設けられている。
上記収納部12内に収納される引出し部14に
は、上記固定レール13にスライド自在に係合す
るスライドレール16が設けられている。従つ
て、上記引出し部14は、上記固定レール13及
びスライドレール16によつて上記収納部12に
引出し自在に収納されることになる。
上記スライドレール16に矢示B又はC方向の
復元力を与えるばね部材17が上記固定レール1
3に沿つて設けられている。
又、上記ばね部材17の復元力に抗して上記引
出し部14をロツクするロツク手段18が設けら
れている。
詳述すると、上記スライドレール16は第2図
に示す如く、ボールベアリング15……によつて
上記固定レール13に対してスライドする構成と
することができる。
又、上記ばね部材17は巻ばねによつて構成で
きる。この場合、上記ばね部材17は上記固定レ
ール13の基端側に設けられた支軸19に引き出
し可能に巻装され、当該ばね部17を引出すには
引張力T以上の力が必要である。上記ばね部材1
7の端部17aは、上記固定レール13に沿つて
引出されると共に例えば、第4図に示す如く折曲
されて上記スライドレール16の基端16aに取
付けられる構成にすることができる。これによ
り、上記スライドレール16を備えた引出し部1
4には、収納方向(矢示B方向)の引張力Tが常
時付与されていることになる。なお、第6図に示
す如く、上記ばね部材17の巻き方向を上記と逆
にすれば、ばねが上記固定レール13に密接して
設けられる。
又、上記ロツク手段18は、例えば第2図に示
す如く、固定レール13に設けられた箱部20内
から圧縮ばね21によつて外部へ突出するように
常時付勢されたボール22と、該ボール22の略
半分が係入するように上記スライドレール16に
設けられた穴部23とから構成できる。この場
合、上記穴部23は、上記引出し部14が最も外
部に引出されたときに上記ボール22が係入する
ようにその位置が特定されている。
次に、動作について説明する。
引出し部14は、ばね部材17の引張力Tによ
つて装置本体11の収納部12内に常時収納され
ている。
次に、第5図に示す如く、ばね部材17の引張
力Tに抗して上記引出し部14を上記収納部12
内から引出すと、該引出し部14が最も引出され
たときにロツク手段18が作動する。このため
に、上記引出し部14はその位置で停止する。
次に、上記引出し部14を収納方向に若干押す
と、ロツク手段18が解除される。即ち、ボール
22が穴部23から脱出する。このため、上記引
出し部14はばね部材17に引張られて収納部1
2内に収納される。
而して、第5図に示す如く、ばね部材17はス
ライドレール16に取付けられ、その結果、該ば
ね部材17の引張力Tが作用する方向は、固定レ
ール13の軸芯lに重なつている。このために、
従来技術の如く、モーメント力は発生せず、従つ
て、引出し部14は固定レール13及びスライド
レール16によつて円滑に移動できる。
なお、ばね部材17は圧縮ばねにより構成でき
る。この場合には、引出し部14は常時引出し方
向に付勢されることになるために、ロツク手段1
8は引出し部14が収納部12に収納された状態
でロツクされるように構成される。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案によれば、引出し部を
収納方向へ引張るばね部材は固定レールに沿つて
設けられているので、引出し部には従来技術の如
きモーメント力が作用せず、従つて、引出し部と
レールとの間には摩擦等が作用しない。このため
に、引出し部は円滑に引出され、又、収納され
る。又、引出し部はロツク手段により所定位置に
確実にロツクされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体斜視図、第2図は縦断面図、第3
図は拡大斜視図、第4図はスライドレールとばね
部材との係合状態を示す横断面図、第5図は動作
説明図、第6図は変形例を示す横断面図、第7図
は従来技術の問題点を説明する説明図である。 11……装置本体、12……収納部、13……
固定レール、14……引出し部、15……ボール
ベアリング、16……スライドレール、17……
ばね部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 収納部に固定レールが設けられてなる装置本体
    と、上記固定レールにスライド自在に係合するス
    ライドレールを備えて上記収納部に引出し自在に
    収納される引出し部とを具備してなる引出し装置
    において、 上記スライドレールに復元力を与えるばね部材
    が上記固定レールに沿つて設けられ、上記復元力
    に抗して上記引出し部をロツクするロツク手段が
    設けられたことを特徴とする引出し装置。
JP13839187U 1987-09-10 1987-09-10 Expired JPH049860Y2 (ja)

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JP13839187U JPH049860Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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JP13839187U JPH049860Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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JPS6443744U JPS6443744U (ja) 1989-03-15
JPH049860Y2 true JPH049860Y2 (ja) 1992-03-11

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JP2020000298A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 日本アキュライド株式会社 引き込み装置付きスライドレール

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JPS6443744U (ja) 1989-03-15

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