JPS6224031Y2 - - Google Patents

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JPS6224031Y2
JPS6224031Y2 JP4909480U JP4909480U JPS6224031Y2 JP S6224031 Y2 JPS6224031 Y2 JP S6224031Y2 JP 4909480 U JP4909480 U JP 4909480U JP 4909480 U JP4909480 U JP 4909480U JP S6224031 Y2 JPS6224031 Y2 JP S6224031Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
seal rubber
clip
hook portions
hook
Prior art date
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Expired
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JP4909480U
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English (en)
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JPS56150841U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は船外機のエンジンカバー等に用いるシ
ールラバーの取付装置に関する。
上下に分割可能に構成されたケースカバー、た
とえば船外機のエンジンカバーは、第1図に示す
ようにアンダーカバー1と、アツパーカバー2と
からなり、両カバーの嵌め合い部に弾性を備えた
シールラバーを介設した構造からなつている。第
2図及び第3図はこの第1図のA部の部分拡大断
面図を示し、アンダーカバー1又はアツパーカバ
ー2′の端縁に、夫々断面U状のシールラバー3
を嵌着し、両カバーを嵌め合せた状態を示してい
る。このシールラバー3は、内蔵されたU状の芯
金4の挾圧力と、内面に設けた係合突起とによつ
て、カバー端縁からシールラバー3が抜け出ない
ようにしてある。しかしながら、使用を続け、カ
バーの着脱を繰返すと、経年変化も加わつて、芯
金4が永久変形を起し、シールラバー3がアンダ
ーカバー1又はアツパーカバー2′から抜け易く
なるという欠点があつた。
本考案は前記事情に鑑み、その欠点を解消した
シールラバーの取付装置を提供しようとするもの
である。
本考案はアンダーカバー又はアツパーカバーの
いずれか一方に、シールラバーを挾設してなる分
割可能なケースカバーにおいて、該シールラバー
を挾設したカバーと、シールラバーとの間に、U
状のクリツプを介設し、該クリツプは、その内外
面に先端の向きが相互に逆方向となるフツク部を
備えるとともに、外面のフツク部先端の向きを、
カバーへの挿入方向と同方向であつて、曲折部に
近い位置に配置し、内面のフツク部を開口部に近
い位置にそれぞれ配置したことを特徴とするシー
ルラバーの取付装置である。
以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第4図及び第5図において、11は抜け止め用
のクリツプで、該クリツプ11は弾性を有する金
属材、例えばバネ鋼(JIS:SUS,SK5等)から
なる所定幅の板材を用いて、U状に折曲し、その
内外面にフツク部12及び13を適当数、夫々、
抜き起してある。内面に夫々抜き起された一対の
フツク部12は、その先端が図示のようにクリツ
プ11の曲折部に向くように、即ちU状の開口部
と逆方向に向くように相対する両内面に設けられ
ている。また、外面に抜き起された一対のフツク
部13は、その先端が前記一対のフツク部12と
は逆方向に向き、且つフツク部12よりも曲折部
に近い位置に設けてある。なお、このクリツプ1
1の表面は適当な表面処理、例えばメツキなどを
施してある。
第7図において、16は前記クリツプ11を挿
入するためにアンダーカバー1の端縁内外壁に一
定間隔で周設した凹部である。なお、この凹部1
6はシールラバー3、即ちクリツプ11をアツパ
ーカバー2に設けるときは、アンダーカバー1に
代つてアツパーカバー2に設ける。また、前記ク
リツプ11の各フツク部12及び13は一対以
上、適当数を設けることができる。
本考案のシールラバー取付装置は次のようにし
て用いる。まず、アンダーカバー1(又はアツパ
ーカバー2)の端縁に設けた、いくつかの凹部1
6にクリツプ11を第7図に矢印で示すように押
込む。押込まれたクリツプ11は、第6図に示す
ようにその内側に夫々設けられた一対のフツク部
12の先端によつてアンダーカバー1の凹部16
の内外壁を挾圧する。次に従来のシールラバー3
を、そのクリツプ11の上からアンダーカバー1
(又はアツパーカバー2)に押込めばよい。その
結果、押込まれたシールラバー3の内面と、その
内面に設けた係合突起がクリツプ11の一対のフ
ツク部13に係合、噛合う状態となる。
従つて、いまシールラバー3に、それを引抜く
方向に力が作用した場合、クリツプ11の内側の
フツク部12の先端がアンダーカバー1(又はア
ツパーカバー2)の内外壁に喰込み、同時にシー
ルラバー3とクリツプ11のフツク部13とが係
合、噛合つているため、シールラバー3は、アン
ダーカバー1(又はアツパーカバー2)からは、
容易に抜け出ることがない。そのうえ、外面のフ
ツク部13をクリツプの曲折部に近い位置に配置
したことによつて、フツク部13とシールラバー
3の開口端部までの距離を長くとることができ、
より抜けにくゝなる。同様に内面のフツク部12
をクリツプの開口部に近い位置に配置したことに
よつて、フツク部12とアンダーカバーの開口端
部までの距離を長くとることができ、より抜けに
くゝなる。またアンダーカバー1(又はアツパー
カバー2)に設けた凹部16によつてクリツプ1
1の挿入部でシールラバー3が膨出することもな
い。
以上、従来の船外機のエンジンカバーに用いる
シールラバーにおいては、使用を続け、カバーの
着脱を繰返すと、経年変化も加わつて芯金が永久
変形を起し、カバーから抜け易いという欠点があ
つたが、本考案の取付装置によれば仮りに芯金が
永久変形を起しても、シールラバーがカバーから
容易に抜け出ることがない。従つてシールラバー
が抜け出て、屡々発生していたエンジンカバー内
部への浸水という事故も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は船外機の正面図、第2図及び第3図は
第1図のA部における従来例のエンジンカバーの
部分拡大断面図、第4図は本考案の装置に用いる
クリツプの一実施例を示す斜視図、第5図は同側
面図、第6図は本考案の装置を適用した状態を示
す部分拡大断面図、第7図はアンダーカバーの凹
部を示す斜視図である。 1……アンダーカバー、2……アツパーカバ
ー、3……シールラバー、11……クリツプ、1
2,13……フツク部、16……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンダーカバー又はアツパーカバーのいずれか
    一方に、シールラバーを挾設してなる分割可能な
    ケースカバーにおいて、該シールラバーを挾設し
    たカバーと、シールラバーとの間に、U状のクリ
    ツプを介設し、該クリツプは、その内外面に先端
    の向きが相互に逆方向となるフツク部を備えると
    ともに、外面のフツク部先端の向きを、カバーへ
    の挿入方向と同方向であつて曲折部に近い位置に
    配置し、内面のフツク部を開口部に近い位置にそ
    れぞれ配置したことを特徴とするシールラバーの
    取付装置。
JP4909480U 1980-04-11 1980-04-11 Expired JPS6224031Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4909480U JPS6224031Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4909480U JPS6224031Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56150841U JPS56150841U (ja) 1981-11-12
JPS6224031Y2 true JPS6224031Y2 (ja) 1987-06-19

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ID=29644075

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JP4909480U Expired JPS6224031Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11

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US7828302B2 (en) * 2007-08-15 2010-11-09 Federal-Mogul Corporation Lateral sealing gasket and method

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JPS56150841U (ja) 1981-11-12

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