JP2570053Y2 - シートのスライド機構 - Google Patents

シートのスライド機構

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JP2570053Y2
JP2570053Y2 JP1993013195U JP1319593U JP2570053Y2 JP 2570053 Y2 JP2570053 Y2 JP 2570053Y2 JP 1993013195 U JP1993013195 U JP 1993013195U JP 1319593 U JP1319593 U JP 1319593U JP 2570053 Y2 JP2570053 Y2 JP 2570053Y2
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JP
Japan
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lower member
pedestal
covering band
seat
slide mechanism
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JP1993013195U
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JPH0665067U (ja
Inventor
実 菰原
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は例えば自動車に前後ス
ライド可能に設置されるシートのスライド機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 該シートのスライド機構は上面にスリ
ットを有するチャンネル状のロアメンバーと、該ロアメ
ンバー内を前後スライドするアッパーメンバーとからな
るが、ロアメンバーにはスリットを介してごみ等が侵入
し易く、ごみ等が侵入すればそれが干渉して円滑なスラ
イドが出来なくなる。そこで該ロアメンバーにごみ等が
侵入するのを防止する手段として従来図6に示す構成が
提供されている。図において(1) はシート本体であり、
該シート本体(1) は台座(2) を介してスライド機構(3)
上に設置されている。
【0003】 該スライド機構(3) は上面にスリット(4
A)を有するチャンネル状のロアメンバー(4) と、該ロア
メンバー(4) 内をローラー(5A)を介して前後スライドす
るアッパーメンバー(5) とからなり、該アッパーメンバ
ー(5) が台座(2) の下面に取付けられている。
【0004】 ごみ侵入防止手段としては該ロアメンバ
ー(4) 上面を被覆帯(6) で被覆する構成となっており、
該被覆帯(6) は前後に分割され、夫々シート本体(1) の
前後両側に設けられている巻取装置(7) に巻取られるよ
うになっている。該台座(2) の前後縁からはアーム(8)
に支持されているローラー(9) を差出し、該ローラー
(9) によって該被覆帯(6) を押さえてガイドする。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来構成では被
覆帯(6) は巻取装置(7) に巻取られるので、被覆帯(6)
は軟質なものにする必要があり、そのために被覆帯(6)
がロアメンバー(4) 上で横ずれし易くロアメンバー(4)
を完全に被覆してごみ等の侵入を防止することは困難で
ある。また被覆帯(6) を巻取るために四個の巻取装置
(7) をシート本体(1) の台座(2) に取付ける必要があ
り、そのために高価なごみ侵入防止手段となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来の課
題を解決するための手段として、上面にスリット(4A)を
有するチャンネル状のロアメンバー(4) と、該ロアメン
バー(4) 内を前後スライドするアッパーメンバー(5) と
からなり、その上に台座(2) を介してシート本体(1) が
設置されているシートのスライド機構(3) において、ロ
アメンバー(4) 上面に該シート本体(1) の台座(2) を
動可能に越して剛性がありかつ可撓性を有する被覆帯(1
6)を被着し、該被覆帯(16)は短手方向に多数個の折曲溝
(16A) が形成され、かつ長手方向に沿って該台座(2) の
ガイド溝(2A)およびロアメンバー(4) 上面のスリット(4
A)に嵌合する突起(16B) が形成され、該台座(2) の前後
には該被覆帯(16)をロアメンバー(4) 上面に密着せしめ
ガイド(9) が取付けられているシートのスライド機構
(3) を提供するものである。
【0007】
【作用】 シートスライド機構(3) はロアメンバー(4)
とアッパーメンバー(5) とからなり、該ロアメンバー
(4) の上面には剛性がありかつ可撓性を 有する被覆帯(1
6)が被着されている。該被覆帯(16)には短手方向に多数
個の折曲溝(16A) が形成され、それによって該被覆帯(1
6)はめくれ上りのないか 彎曲しにくい剛性のある可撓
性材料で作られていても折曲可能とされてい る。シート
本体(1) が前後スライドする時、該被覆帯(16)はロアメ
ンバー(4 ) 上面を越えて摺動するが、該被覆帯(16)は該
台座(2) の前後でガイド(9)によってガイドされシート
本体(1) のスライド時でもロアメンバー(4) 上面 に密着
するようにされている。そして該被覆帯(16)の長手方向
に沿って突起(16B) が形成されており、該突起(16B) が
該台座(2) のガイド溝(2A)および該スライド機構(3) の
ロアメンバー(4) のスリット(4A)に嵌合することによっ
、シート本体(1) スライド時にあっても該被覆帯(16)
台座(2) およびロアメンバー(4) から横ずれすること
を阻止されている。
【0008】
【実施例】 本考案を図1〜図5に示す一実施例によっ
て説明すれば、シート本体(1) は台座(2) を介してスラ
イド機構(3) 上に設置されており、該スライド機構(3)
は上面にスリット(4A)を有するチャンネル状のロアメン
バー(4) と、該ロアメンバー(4) 内をローラー(5A)を介
して前後スライドするアッパーメンバー(5) とからな
る。上記スライド機構(3) のロアメンバー(4) の上面に
は被覆帯(16)が被着されることによってごみ等が該ロア
メンバー(4) 内に侵入することを防止されている。
【0009】 該被覆帯(16)は剛性のあるプラスチック
あるいはゴム等の可撓性材料によって作られており、し
たがって彎曲しにくゝ、裏面には所定間隔をおいて短手
方向には多数個のV形の折曲溝(16A) が形成されてお
り、それによって該被覆帯(16)は折曲可能とされ、また
長手方向に沿って複数個の突起(16B) が形成されてい
る。かくして該被覆帯(16)はロアメンバー(4) の上面に
被着された状態で図4に示すように突起(16B) がロアメ
ンバー(4) 上面のスリット(4A)に嵌合して該被覆帯(16)
の横ずれを阻止せしめている。
【0010】 該被覆帯(16)はシート本体(1) の台座
(2) を越えてロアメンバー(4) の上面に被着され、該ロ
アメンバー(4) にビス(10)によって止着されているが、
該被覆帯(16)が該台座(2) 摺動する際に該被覆帯(1
6)の突起(16B) は図5に示す台座(2) に形成されている
ガイド溝(2A)に嵌合 ることによって横ずれすることを
阻止されており、また該被覆帯(16)は台座(2) 前後にお
いてアーム(8) に支持されているガイドローラー(9) に
よってガイドされてロアメンバー(4) 上面に密着するよ
うになっている。
【0011】
【考案の効果】 したがって本考案においては、シート
がスライドする際 にも、被覆帯が横ずれすることなくシ
ートのスライド機構のロアメンバー上 面に密着している
ので該ロアメンバー内にごみが侵入することが確実に防
止される。
【図面の簡単な説明】
図1〜図5は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】 シート斜視図
【図2】 スライド機構部分側面切欠きシート側面図
【図3】 被覆帯部分斜視図
【図4】 ロアメンバー断面図
【図5】 スライド機構を省いたシート斜視図
【図6】 従来例のシートスライド機構説明図
【符号の説明】 1 シート本体 2 台座2A ガイド溝 3 スライド機構 4 ロアメンバー 4A スリット 5 アッパーメンバー 9 ガイドローラー 16 被覆帯 16A 折曲溝 16B 突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にスリットを有するチャンネル状のロ
    アメンバーと、該ロアメンバー内を前後スライドするア
    ッパーメンバーとからなり、その上に台座を介してシー
    ト本体が設置されているシートのスライド機構におい
    て、ロアメンバー上面に該シート本体の台座を摺動可能
    越して剛性がありかつ 可撓性を有する被覆帯を被着
    し、該被覆帯は短手方向に多数個の折曲溝が形成され、
    かつ長手方向に沿って該台座のガイド溝およびロアメン
    バー上面のスリットに嵌合する突起が形成され、該台座
    の前後には該被覆帯をロアメン バー上面に密着せしめる
    ガイドが取付けられていることを特徴とするシートのス
    ライド機構
JP1993013195U 1993-02-26 1993-02-26 シートのスライド機構 Expired - Lifetime JP2570053Y2 (ja)

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JPH0665067U JPH0665067U (ja) 1994-09-13
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ID=11826383

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JP2019006170A (ja) * 2017-06-21 2019-01-17 株式会社オートネットワーク技術研究所 スライド装置
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