JP2519292Y2 - スライドドア用カーテンの支持構造 - Google Patents

スライドドア用カーテンの支持構造

Info

Publication number
JP2519292Y2
JP2519292Y2 JP1989024198U JP2419889U JP2519292Y2 JP 2519292 Y2 JP2519292 Y2 JP 2519292Y2 JP 1989024198 U JP1989024198 U JP 1989024198U JP 2419889 U JP2419889 U JP 2419889U JP 2519292 Y2 JP2519292 Y2 JP 2519292Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
slide door
vehicle body
support structure
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989024198U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02115017U (ja
Inventor
広治 島崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
Priority to JP1989024198U priority Critical patent/JP2519292Y2/ja
Publication of JPH02115017U publication Critical patent/JPH02115017U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519292Y2 publication Critical patent/JP2519292Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両におけるスライドドア用カーテンの支持
構造に関する。
(従来技術) 車両の一形式として、車体の外側に沿って移動可能に
組付けられて車体の一側開口部を開閉するスライドドア
を備えた車両がある。この種車両においてスライドドア
の窓部をカーテンで覆う場合、カーテンは一般に第5図
または第6図に示すように支持される。
第5図に示す第1支持構造においては、車体の内側に
おける一側開口部1の上方にスライドドア2の移動方向
に延びるカーテンレール3が固定されていて、カーテン
4はその上縁部にてカーテンレール3に移動可能に支持
されている。また、第6図に示す第2支持構造において
は、スライドドア2における窓部2aの上下両方にカーテ
ンレール3a、3bが固定されていて、カーテン4はその上
下両縁部にてカーテンレール3a、3bに移動可能に支持さ
れている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記した第1支持構造においては、カーテ
ン4が上縁部にて支持されて吊下されているにすぎない
ため、車室内が狭くなるとともに、カーテン4が車両の
左右方向に揺れ、またスライドドア2を開放する場合に
はその都度カーテン4を開けなければならない。一方、
上記した第2支持構造においては、スライドドア2を開
閉する際にカーテン4は車体の外側に擦れて汚れ、これ
を解消するにはスライドドア2の開放時の外側への飛出
し量を大きくしなければならない。従って、本考案の目
的は、これら両支持構造の不具合を全て解消することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記した車両におけるスライドドア用カーテ
ンの支持構造であり、前記車体の内側における前記開口
部の上方に固定されて前記スライドドアの移動方向に延
び前記カーテンの上縁部を移動可能に支持するアッパレ
ールと、前記スライドドアの内側に一端を固定されて前
記窓部の下方にて前記アッパレールに平行に延び前記カ
ーテンの下縁部を移動可能に支持する巻取り可能なロア
レールと、前記車体の開口部における前記スライドドア
の開放移動側の内側縁部に設けられ前記ロアレールを引
出し可能に巻取る巻取り手段を備えていることを特徴と
するものである。
(考案の作用・効果) かかる構成の支持構造においてはカーテンはアッパ、
ロア両レールにて上下各縁部を移動可能に支持されてい
て、スライドドアを開放すべく移動させるとこの移動に
伴ってロアレールが巻取り手段により巻取られ、かつロ
アレールの巻取りに伴ってカーテンが開かれる。また、
スライドドアを閉塞すべく移動させるとこの移動に伴っ
てロアレールが引出される。このため、スライドドアの
閉塞後カーテンを容易に閉じることができる。従って、
カーテンは車体の外側に擦れて汚れるようなことがな
く、またスライドドアの開放時その都度手で開く必要が
ない。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明するに、
第1図および第2図には本考案に係るカーテンの支持構
造が示されている。これら両図は第5図および第6図に
示すスライドドアを備えた車両の車室内の一側を示して
おり、当該車両においては車体11の一側に乗降用の開口
部12が形成され、同車体11の外側に沿って移動可能にス
ライドドア13が組付けられている。このスライドドア13
は外側に沿って移動することにより開口部12を開閉す
る。このスライドドア13の窓部13aを覆うカーテン14は
本考案に係る支持構造により支持されている。
支持構造はアッパレール21、ロアレール22および巻取
手段23からなり、アッパレール21は車体11の内側におけ
るスライドドア13の上方に固定されて同ドア13の移動方
向に延びている。アッパレール21は通常のカーテンレー
ルと同様のもので、長手方向に摺動可能に組付けられて
スリット状開口部から突出する多数のカーテン把持具を
備えている。ロアレール22は可撓性の紐状のもので、そ
の先端が第3図および第4図に示すようにスライドドア
13の内側先端部に設けたブラケット13bに回動自在に連
結され、かつその後端側が巻取手段23にて巻取られてい
る。この状態で、ロアレール22はスライドドア13の窓部
13aの下方にて同ドア13の移動方向に延びている。巻取
手段23はリール状のもので、車体11の内側に固定したブ
ラケット23aに回転可能に支持したドラム23bと、これを
一方の回転方向へ常時付勢する渦巻きバネ23cとにより
構成され、ロアレール22の後端がドラム23bに連結され
ている。この状態で、巻取り手段23はロアレール22を常
時巻取り方向に付勢している。かかる支持構造において
は、カーテン14の上縁部がアッパレール21の各把持具に
より支持され、かつカーテン14の下縁部に設けた各リン
グがロアレール22に挿入されている。これにより、カー
テン14は両レール21、22に沿って開閉可能である。
かかる構成の支持構造において、カーテン14はアッ
パ、ロア両レール21、22にて上下各縁部を移動可能に支
持されていて、スライドドア13を開放すべく移動させる
とスライドドア13の移動に伴ってロアレール22が巻取り
手段23により巻取られる。このため、スライドドア13の
窓部13aを覆っていたカーテン14はロアレール22の巻取
りに伴って自動的に開かれる。またスライドドア13を閉
塞すべく移動させると、スライドドア13の移動に伴って
ロアレール22が引出される。このため、スライドドア13
の閉塞後カーテン14を容易に閉じることができる。従っ
て、かかる支持構造によれば、カーテン14が車体11の外
側に擦れて汚れるようなことがなく、またスライドドア
13の開放時カーテン14をその都度手で開く必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るカーテンの支持構造を
示すスライドドア閉塞時の車室内の一側斜視図、第2図
はスライドドア開放時の第1図に対応する斜視図、第3
図は同支持構造の概略平面図、第4図はロアレールの先
端の連結状態を示す斜視図、第5図および第6図は従来
の支持構造の2つの例をそれぞれ示す車両一側の概略正
面図である。 符号の説明 11……車体、12……開口部、13……スライドドア、13a
……窓部、14……カーテン、21……アッパレール、22…
…ロアレール、23……巻取り手段。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の外側に沿って移動可能に組付けられ
    て同車体の一側開口部を開閉するスライドドアの窓部を
    覆うカーテンの支持構造であり、前記車体の内側におけ
    る前記開口部の上方に固定されて前記スライドドアの移
    動方向に延び前記カーテンの上縁部を移動可能に支持す
    るアッパレールと、前記スライドドアの内側に一端を固
    定されて前記窓部の下方にて前記アッパレールに平行に
    延び前記カーテンの下縁部を移動可能に支持する巻取り
    可能なロアレールと、前記車体の開口部における前記ス
    ライドドアの開放移動側の内側縁部に設けられ前記ロア
    レールを引出し可能に巻取る巻取り手段を備えているこ
    とを特徴とするスライドドア用カーテンの支持構造。
JP1989024198U 1989-03-02 1989-03-02 スライドドア用カーテンの支持構造 Expired - Lifetime JP2519292Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989024198U JP2519292Y2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02 スライドドア用カーテンの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989024198U JP2519292Y2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02 スライドドア用カーテンの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02115017U JPH02115017U (ja) 1990-09-14
JP2519292Y2 true JP2519292Y2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=31243846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989024198U Expired - Lifetime JP2519292Y2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02 スライドドア用カーテンの支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519292Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2542625Y2 (ja) * 1989-09-08 1997-07-30 愛知機械工業株式会社 スライドドアにおけるカーテン支持構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924572Y2 (ja) * 1980-05-14 1984-07-20 冨士産業株式会社 バンタイプ自動車のスライドドア部の構造
JPS6023417U (ja) * 1983-07-26 1985-02-18 豊田通商株式会社 車両窓の遮蔽体規制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02115017U (ja) 1990-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03505438A (ja) 自動車サンバイザミラー用カバー
JP2519292Y2 (ja) スライドドア用カーテンの支持構造
JPH0120087B2 (ja)
US2881831A (en) Vehicle window screen
JPH0724272Y2 (ja) サンルーフのシェード装置
JPS5924572Y2 (ja) バンタイプ自動車のスライドドア部の構造
JPH067939Y2 (ja) サンルーフのシェード構造
JP2533113Y2 (ja) 自動車のドアの雨避け
JP2542625Y2 (ja) スライドドアにおけるカーテン支持構造
JP3485045B2 (ja) 車両の電動スライドドア装置
JP2523583Y2 (ja) 跳ね上げ式バックドアのプルベルト
JPH0140730Y2 (ja)
JP2597796Y2 (ja) 車両のスライドドア用カーテンの支持構造
JPH0316731Y2 (ja)
JPS6340362Y2 (ja)
JPH0629071Y2 (ja) 自動車の開閉屋根装置
JPH0722342Y2 (ja) 自動車のキャンバストップ構造
JPH02212220A (ja) 電動スライド式サンバイザ
JPH0518927U (ja) スライドドアのレールカバーリング機構
US3367391A (en) Slatted closure structure for window, door and like openings
KR200151110Y1 (ko) 차량의 인사이드 도어그립
JPH056176Y2 (ja)
JP3024279U (ja) 自動車用カバー装置
JPH061456Y2 (ja) サンルーフの巻取式シェード構造
JPH06538Y2 (ja) 戸の開閉構造