JPH0518927U - スライドドアのレールカバーリング機構 - Google Patents

スライドドアのレールカバーリング機構

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Publication number
JPH0518927U
JPH0518927U JP7418291U JP7418291U JPH0518927U JP H0518927 U JPH0518927 U JP H0518927U JP 7418291 U JP7418291 U JP 7418291U JP 7418291 U JP7418291 U JP 7418291U JP H0518927 U JPH0518927 U JP H0518927U
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JP
Japan
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slide
cover
vehicle body
door
slide door
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7418291U
Other languages
English (en)
Inventor
武明 三平
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
Priority to JP7418291U priority Critical patent/JPH0518927U/ja
Publication of JPH0518927U publication Critical patent/JPH0518927U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体に沿ってスライドするスライドドア1の
内側に設けられたスライドレール5をカバーする機構に
おいて、構造が簡単で、見栄えも良く、動作のためのス
ペースも小さくてすむようにする。 【構成】 ロール状に巻き取り可能なカバー9の先端を
車体側に固定し、他端をスライドドア側に取り付ける。
カバー9は常に巻き取り方向にばねによって付勢されて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のスライドドアのスライドレールをカバーするカバーリング 機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車(特にトラックのキャブ)に設けられたスライドドアの動作を図 4〜図6に基づいて説明する。スライドドア1は概略車体3の外面に沿ってスラ イドし開閉を行う。このスライドドア1の内側にはスライドレール5が設けられ ている。これに対し、車体側にはスライドガイド7が設けられている。このスラ イドガイド7がスライドレール5に嵌合し、スライドして開閉動作を行うスライ ドドア1を安定して支えるようになっている。スライドドア1が閉じた状態(図 4)において、スライドレール5が室内側から露出して見栄えを損なわないよう にするため、カバー9が設けられている。このカバー9は、スライドレール5と 並行して略中央に設けられた折目11により上下2つが折り畳まれ、上方に跳ね 上げられる(図5)構造を有する。この跳ね上げはスライドドアの動きと連動し て行われる。
【0003】 この従来例の動作を簡単に説明する。まず、スライドドア1が閉じた状態にお いては、スライドレール5はカバー9によりカバーされている(図4)。次にス ライドドア1を車体外側に所定量だけ移動(図5中の白抜矢印13)させるとス ライド可能の状態となる。この時、スライドガイド7もアーム15の動きにより 一緒に移動する。このスライドドア1の動きに連動して、図示しない連動機構を 介し、カバー9が跳ね上げられる。この状態で、スライドドア1を概略車体に沿 ってスライドさせれば、スライドドア1を開くことができる(図6)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、以上の従来技術によれば、スライドドア1を車体の外側へ所定量移動 させる動き(図5中の13)、あるいは、スライドさせる動きに連動してカバー 9を上方に跳ね上げる動作を行わせる連動が難しく、連動機構が複雑になってし まう。また、カバー9は、スライドドア1のスライドに邪魔にならないように早 めに跳ね上げられる必要があり、この時、スライドレール5は室内側に露出して しまい見栄えが悪いものであった。さらに、跳ね上げる動作及び跳ね上げた状態 において、スライドドア1の内側に大きなスペースが必要となってしまうもので あった。
【0005】 この考案は、以上の問題点を解決するために成されたもので、構造が簡単で、 スライドレールが室内側に露出することがなく、動作のためのスペースも小さく てすむスライドドアのレールカバーリング機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために成されたもので、概略車体に沿ってス ライドするスライドドアの内側に設けられたスライドレールに対し、車体側に設 けられたスライドガイドが嵌合し、このスライドレールを室内側からカバーする フレキシブルなロール状のカバーの一端が車体側又はスライドドア側に固定され 、他端はバネによってロール状に巻き取る方向に付勢された状態でスライドドア 側又は車体側に取付けられているものである。
【0007】
【作用】
スライドドアを閉じた状態では、ロール状のカバーが巻き出されスライドレー ルをカバーする。スライドドアをスライドさせる状態の途中においては、スライ ド量に応じてロール状のカバーが巻き出され、室内側から見える範囲のスライド レールをカバーする。スライドドアを開けてしまうとカバーは巻き取られる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。なお、スライドド アの開閉動作自体は従来例を示す図4〜図6と同一である。
【0009】 車体の外面に概略沿ってスライドするスライドドア1の内側には、スライドレ ール5が設けられている。このスライドレール5に対し各々スライドガイド7が 嵌合している。このスライドガイド7は、アーム15により常に同一姿勢を保っ たまま、スライドドア1の車体内外方向の動きに追従できるようになっている。 これらのスライドレール5は、図2に示すようにスライドドア1のドアインナパ ネル17に対して設けられ、上方及び下方は一部がドアトリム19によって覆わ れる。そして、中央部分はアーム15が動けるように開口部21を形成している 。この開口部21をドアトリム19の内側から覆うように、カバー9が配置され る。このカバー9は、部屋や車室内などに設けられるロールブラインドに使用さ れるのとほぼ同一の部材から成り、フレキシブルであって、ロール状に丸めるこ とができる。図3に示すように、このカバー9の一端にはボルト穴23が空けら れ、ホルトナットにより車体側すなわちスライドガイド7側に固定される。他端 は、スライドドア1側に固定される回転中心軸25の外周にぜんまいばねやコイ ルばねなどのばね29を介して取付けられた筒体27の外側に、固定が行われる 。前記ばね29は、カバー9の他端をロール状に巻き取る方向に筒体27を常に 付勢する。
【0010】 以下、本実施例の動作について説明する。スライドドア1が閉められている状 態(図1)では、ロール状のカバー9の一端は十分に引き出され、室内側に露出 するスライドレール5を全長にわたってカバーしている。スライドドア1を車体 外側に向かって所定量移動させると従来と同様にロックが外れ、スライドレール 5に沿ってスライド可能となる。この状態でスライドを行いスライドドア1を開 くと、そのスライド量に応じてカバー9が巻き取られる。さらに、スライドドア 1が完全に閉じると、カバー9はすべてロール状に巻き取られる。そして、スラ イドドア1を逆方向にスライドし閉じようとすると再びカバー9が巻き出され、 スライドレール5をカバーする。
【0011】 このように、カバー9をばね29により常に巻き取り方向に付勢しておくこと で、従来のようにスライドドア1の動きに連動してカバー9(図4〜図6)を動 かす複雑な連動機構は不必要となる。また、スライドドア1のスライド量に応じ てカバー9の巻き出しあるいは巻き取りが行われるので、スライドの途中におい てもスライドレール5が室内に向かって露出してしまうことがなく、見栄えを向 上できる。また、従来のようにカバー9が2つ折りになって跳ね上がる動作に比 べ、ロール状に巻き取られる動作は、動作に伴うスペースがほとんど無くてすみ 、また巻き取られたロール状のカバー9の体積も十分小さくできるので、全体と して動作あるいは設置のためのスペースを小さくできる。
【0012】 なお、本実施例のスライドドア1は車体前方へスライドして開閉するものであ ったが、他の実施例では、車体後方へスライドして開閉するものにも適用可能な ことは言うまでもない。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、フレキシブルなカバーをばねにより ロール状に巻き取る方向に付勢するという簡単な構造によってドアのスライド量 に応じてカバーを巻き出し、スライドレールを常にカバーし露出を防止できる。 また、巻き取る動作及び巻き取り後のためのスペースも小さくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る機構を備えたスライド
ドア内側面の斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のカバーを示すB方向斜視図である。
【図4】従来のスライドドアが閉じた状態を示す斜視図
である。
【図5】従来のスライドドアが開こうとする直前の斜視
図である。
【図6】従来のスライドドアが開ききった状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 スライドドア 5 スライドレール 7 スライドガイド 9 カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】概略車体に沿ってスライドするスライドド
    アの内側に設けられたスライドレールに対し、車体側に
    設けられたスライドガイドが嵌合し、このスライドレー
    ルを室内側からカバーするフレキシブルなロール状のカ
    バーの一端が車体側又はスライドドア側に固定され、他
    端はバネによってロール状に巻き取る方向に付勢された
    状態でスライドドア側又は車体側に取付けられているこ
    とを特徴とするスライドドアのレールカバーリング機
    構。
JP7418291U 1991-08-22 1991-08-22 スライドドアのレールカバーリング機構 Withdrawn JPH0518927U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7418291U JPH0518927U (ja) 1991-08-22 1991-08-22 スライドドアのレールカバーリング機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7418291U JPH0518927U (ja) 1991-08-22 1991-08-22 スライドドアのレールカバーリング機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0518927U true JPH0518927U (ja) 1993-03-09

Family

ID=13539777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7418291U Withdrawn JPH0518927U (ja) 1991-08-22 1991-08-22 スライドドアのレールカバーリング機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0518927U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9593520B2 (en) 2015-06-10 2017-03-14 Hyundai Motor Company Sliding door module structure for vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9593520B2 (en) 2015-06-10 2017-03-14 Hyundai Motor Company Sliding door module structure for vehicle

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951102