JPS6131856Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6131856Y2 JPS6131856Y2 JP16571081U JP16571081U JPS6131856Y2 JP S6131856 Y2 JPS6131856 Y2 JP S6131856Y2 JP 16571081 U JP16571081 U JP 16571081U JP 16571081 U JP16571081 U JP 16571081U JP S6131856 Y2 JPS6131856 Y2 JP S6131856Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- stay
- seat
- back door
- stays
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車のドアの改良、とくに上向き
に開くドアの機能の増大を図つたものである。
に開くドアの機能の増大を図つたものである。
自動車のバツクドアなど、上端部を中心に回動
して上向きに開くドアにおいて、ドア内に引出し
可能なカバーを格納してドアを開いた際に広い屋
根が形成されるようにしたものが実開昭55−
41919号で提案されている。これは平板からなる
カバーをドアの内部のほぼ全面積を占めるように
内蔵させ、ドアを開いた際にドアの下端部からカ
バーを引出すようにしたものである。しかしなが
ら、ドアの内部にはロツク機構などが配置される
ため、上記構成のように移動するカバーが格納さ
れると上記機構の設置に大きな制約をうけること
になる。
して上向きに開くドアにおいて、ドア内に引出し
可能なカバーを格納してドアを開いた際に広い屋
根が形成されるようにしたものが実開昭55−
41919号で提案されている。これは平板からなる
カバーをドアの内部のほぼ全面積を占めるように
内蔵させ、ドアを開いた際にドアの下端部からカ
バーを引出すようにしたものである。しかしなが
ら、ドアの内部にはロツク機構などが配置される
ため、上記構成のように移動するカバーが格納さ
れると上記機構の設置に大きな制約をうけること
になる。
この考案はこのような従来の欠点の解決のため
なにされたものであり、ドアのロツク機構等の設
置に支障をきたすことなく屋根面積の増大という
目的を達成できるようにしたものである。すなわ
ち、この考案は、バツクドア等の上端部を中心に
回動して上向きに開くドアの両側部に引出し可能
なステーを格納し、ドアの下端部に引出し可能な
可撓性のシートを格納したものである。なお、上
端部を中心に回動するとは、上端部がヒンジで固
定されているばあいに限らず。上端部が移動しつ
つ上端部を中心に回動するばあいも含むものであ
る。
なにされたものであり、ドアのロツク機構等の設
置に支障をきたすことなく屋根面積の増大という
目的を達成できるようにしたものである。すなわ
ち、この考案は、バツクドア等の上端部を中心に
回動して上向きに開くドアの両側部に引出し可能
なステーを格納し、ドアの下端部に引出し可能な
可撓性のシートを格納したものである。なお、上
端部を中心に回動するとは、上端部がヒンジで固
定されているばあいに限らず。上端部が移動しつ
つ上端部を中心に回動するばあいも含むものであ
る。
以下、この考案の実施例を図面によつて説明す
る。第１，２図において、１は車体、２はそのバ
ツクドアであり、バツクドア２の下端から可撓性
のシート３が引き出され、その先端の支杆３１の
両端部が一対のステー４の先端部に係止され、こ
れによつてバツクドア２の下端から延長したシー
ルドを形成している。そして、開いたバツクドア
２とシート３とによつて屋根を構成し、この屋根
の下で人10が作業や食事ができるようになつてい
る。
る。第１，２図において、１は車体、２はそのバ
ツクドアであり、バツクドア２の下端から可撓性
のシート３が引き出され、その先端の支杆３１の
両端部が一対のステー４の先端部に係止され、こ
れによつてバツクドア２の下端から延長したシー
ルドを形成している。そして、開いたバツクドア
２とシート３とによつて屋根を構成し、この屋根
の下で人10が作業や食事ができるようになつてい
る。
ステー４はバツクドア２の両側部に引出し可能
に格納されている。すなわち、第３〜７図に示す
ように、バツクドア２の両側部にはドアのインナ
パネル２１に取付けられた取付片５０，５２によ
つて筒状のガイド５が取付けられ、このガイド５
中にステー４が摺動可能に差込まれている。２０
はトリム材である。第３〜５図は格納状態を示
し、ステー４およびガイド５はそれぞれ角形筒状
部材で構成され互いに逆側の返に開口が形成さ
れ、ステー４には板ばねからなるストツパ６，７
が取付けられてストツパ７がガイド５の下端開口
部近くに設けた係止穴５ａに嵌入することによつ
て格納状態が維持されている。またこの状態でガ
イド５の基端に設けたスプリング５１にステー４
の基端が圧着されてステー４のガタツキが防止さ
れている。ステー４の先端部には半円状の切欠き
が形成されてシートの支杆３１の端部が係止され
る係止部４４が形成されている。
に格納されている。すなわち、第３〜７図に示す
ように、バツクドア２の両側部にはドアのインナ
パネル２１に取付けられた取付片５０，５２によ
つて筒状のガイド５が取付けられ、このガイド５
中にステー４が摺動可能に差込まれている。２０
はトリム材である。第３〜５図は格納状態を示
し、ステー４およびガイド５はそれぞれ角形筒状
部材で構成され互いに逆側の返に開口が形成さ
れ、ステー４には板ばねからなるストツパ６，７
が取付けられてストツパ７がガイド５の下端開口
部近くに設けた係止穴５ａに嵌入することによつ
て格納状態が維持されている。またこの状態でガ
イド５の基端に設けたスプリング５１にステー４
の基端が圧着されてステー４のガタツキが防止さ
れている。ステー４の先端部には半円状の切欠き
が形成されてシートの支杆３１の端部が係止され
る係止部４４が形成されている。
バツクドア２の下端部にはその幅方向に延びる
円筒状のケース３０が取付けられ、この内部にシ
ート３が巻込まれ、シート３の端部の支杆３１が
ケース３０の開口部に係止されている。従つて、
支杆３１を引つばればシート３は引出され、手を
はなすと図示しないスプリングによつて第３図の
状態に巻き込まれるようにしている。勿論、巻込
みを手動操作その他の手段で行なえるようにして
もよい。
円筒状のケース３０が取付けられ、この内部にシ
ート３が巻込まれ、シート３の端部の支杆３１が
ケース３０の開口部に係止されている。従つて、
支杆３１を引つばればシート３は引出され、手を
はなすと図示しないスプリングによつて第３図の
状態に巻き込まれるようにしている。勿論、巻込
みを手動操作その他の手段で行なえるようにして
もよい。
上記ステー４およびシート３の格納状態ではバ
ツクドア２の開閉操作を何らの支障なく行なうこ
とができ、またステー４はバツクドア２の両側部
のみ、シート３は下端部のみに格納されているの
でロツク機構の設置には何ら支障を与えない。
ツクドア２の開閉操作を何らの支障なく行なうこ
とができ、またステー４はバツクドア２の両側部
のみ、シート３は下端部のみに格納されているの
でロツク機構の設置には何ら支障を与えない。
上記格納状態からバツクドア２を上向きに開い
た後、手かけ部４１を持つてステー４を引つばる
とストツパ７がガイド５の係止穴５ａとの係合が
外れて引き出され、奥側のストツパ６がガイド５
の前端の係止穴５ａに係止されることによつて停
止する。両側のステー４を引出した後支杆３１を
持つてシート３を引出し、支杆３１の両端部をス
テー４の先端の係止部４４に係止させる。これに
よつて第１，２図に示すように広い屋根が形成さ
れるので、これを日除け、雨よけとして利用し、
その下で作業や食事等をすることができる。
た後、手かけ部４１を持つてステー４を引つばる
とストツパ７がガイド５の係止穴５ａとの係合が
外れて引き出され、奥側のストツパ６がガイド５
の前端の係止穴５ａに係止されることによつて停
止する。両側のステー４を引出した後支杆３１を
持つてシート３を引出し、支杆３１の両端部をス
テー４の先端の係止部４４に係止させる。これに
よつて第１，２図に示すように広い屋根が形成さ
れるので、これを日除け、雨よけとして利用し、
その下で作業や食事等をすることができる。
以上説明したように、この考案は上向きに開く
ドアの一対のステーおよび可撓性のシートを引出
し可能に格納したものであり、格納位置はドアの
下端部および両側部に限られるためにドアのロツ
ク機構等の設置の支障にならず、シートの引出
し、格納操作も容易に行なうことができ、ドアを
屋根として利用するばあいに広い面積を与え、レ
ジヤーカー等としての付加価値を高めるものであ
る。
ドアの一対のステーおよび可撓性のシートを引出
し可能に格納したものであり、格納位置はドアの
下端部および両側部に限られるためにドアのロツ
ク機構等の設置の支障にならず、シートの引出
し、格納操作も容易に行なうことができ、ドアを
屋根として利用するばあいに広い面積を与え、レ
ジヤーカー等としての付加価値を高めるものであ
る。
第１図はこの発明の実施例を示す自動車の側面
図であつてバツクドアを開きシートを引出した状
態を示すもの、第２図はその後部の斜視図、第３
図はシートおよびステーの格納状態の縦断面図、
第４図はその−線断面図、第５図は−線
断面図、第６図はシートおよびステーの引出し状
態の縦断面図、第７図はその−線断面図であ
る。 ２……バツクドア、３……シート、４……ステ
ー、５……ガイド、６，７……ストツパ、３０…
…ケース。
図であつてバツクドアを開きシートを引出した状
態を示すもの、第２図はその後部の斜視図、第３
図はシートおよびステーの格納状態の縦断面図、
第４図はその−線断面図、第５図は−線
断面図、第６図はシートおよびステーの引出し状
態の縦断面図、第７図はその−線断面図であ
る。 ２……バツクドア、３……シート、４……ステ
ー、５……ガイド、６，７……ストツパ、３０…
…ケース。
Claims (1)
- 上端部を中心に回動して上向きに開く自動車の
ドアにおいて、ドアの両側部にはドアの下方向に
引出し可能なステーが格納され、ドアの下端部に
は上記両ステー間にわたる可撓性のシートがドア
の下方向に引出し可能に格納され、上記ステー引
出時に両ステー先端部とシート先端部とが係止す
る係止部がステーおよびシートに設けられたこと
を特徴とする自動車のドア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16571081U JPS5869529U (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 自動車のドア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16571081U JPS5869529U (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 自動車のドア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5869529U JPS5869529U (ja) | 1983-05-11 |
| JPS6131856Y2 true JPS6131856Y2 (ja) | 1986-09-17 |
Family
ID=29957899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16571081U Granted JPS5869529U (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 自動車のドア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5869529U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020051745A (ko) * | 2000-12-23 | 2002-06-29 | 이계안 | 자동차용 테일 게이트 |
-
1981
- 1981-11-05 JP JP16571081U patent/JPS5869529U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5869529U (ja) | 1983-05-11 |
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