JPH0530484Y2 - - Google Patents

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JPH0530484Y2
JPH0530484Y2 JP1986162261U JP16226186U JPH0530484Y2 JP H0530484 Y2 JPH0530484 Y2 JP H0530484Y2 JP 1986162261 U JP1986162261 U JP 1986162261U JP 16226186 U JP16226186 U JP 16226186U JP H0530484 Y2 JPH0530484 Y2 JP H0530484Y2
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JP
Japan
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door
opening
sealing member
air conditioner
side plate
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JP1986162261U
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JPS6369010U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、空調装置の開口部を開閉するドア
構造に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の空調装置のドア構造としては、第
6図に示すようなものがある。
これを簡単に説明すると、空調装置のブロアユ
ニツトのケース1には内気導入用の開口部2と外
気導入用の開口部3が設けられ、周縁部にウレタ
ン等のシール部材4を貼着したドア5を矢示A方
向に回動することにより開口部2をシール部材4
により密閉状態に閉鎖して開口部3から外気を導
入し、ドア5を矢示B方向に回動することにより
開口部3を閉鎖して開口部2から内気を導入する
ようになつている。
また、ドア閉鎖時の衝撃を緩和するため、第7
図に示すように、ケース1の開口部周辺にドア5
が当接するエアダンパ部材6を設け、そのドア5
に当接する側に空気孔7を開設し、ドア5が空気
孔7を閉塞することにより内部の空気を一時的に
封止するようにした考案も存在する(実開昭60−
108508号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の空調装置のド
ア構造にあつては、前者は図示のように中間位置
にある状態で開口部周辺から完全に離間している
ドア5のシール部材4が、開口部を閉鎖する瞬間
に開口部周辺に一時に当接して大きな打撃音を生
ずるという問題点があり、また後者はドア閉鎖時
の衝撃緩和には有効であるが、ドア5がエアダン
パ部材6に衝合した時に生ずる打撃音が残ると共
に、ドアのシール性にも問題がある。
この考案は、このような従来の問題点を解決し
得る空調装置のドア構造を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案による空調装置のドア構造
は、空調装置を構成する開口壁部に開口部を形成
すると共に、前記開口部を開閉するドアを設け、
前記ドアの両側部に相互にハの字形状に拡開した
側板を設け、前記開口部周辺に密接するシール部
材を前記ドアの自由端部側と前記側板との周縁部
に設け、前記側板に設けられたシール部材が、前
記自由端側の厚みより前記側板側の厚みを大きく
形成され、前記開口壁部に一体に設けられ相互に
ハの字形状に拡開した側壁部の内面に圧接するよ
うにしたことを特徴とする。
上記のように構成することにより、ドア閉鎖時
にはドアのハの字形状の側板に取り付けたシール
部材の一部が開口部周辺に密接した後、自由端側
に取り付けたシール部材が徐々に密接し、ドアが
閉じ終つた状態でシール部材の全部が開口部周辺
に完全に密接するので、ドア閉鎖時のシール性を
確保しながら打撃音を著しく低減させることがで
きる。
[実施例] 以下添付図面の第1図乃至第2図を参照してこ
の考案の実施例を説明するが、第6図に対応する
部分には同一の符号を付して示してある。
空調装置のブロアユニツトのケース1には、開
口部2が形成された開口壁部2aを有しており、
この開口部2を開閉するドア35がその枢軸部を
中心に回動自在に取付けられている。
このドア35はドア本体35aの両側部に断面
がハの字形状に拡開した側板35bが一体に設け
られ、このドア35の周縁にシール部材34を貼
着してその側面部の厚さbを自由端部の厚さaよ
りも大きくすると共に、開口部3の周辺にドア3
5の側板35bに対応してハの字形状に拡開した
側壁32が形成されている。
したがつて、ドア35を矢示A方向に回動した
時、まずシール部材34の側面の枢軸側が側壁3
2に摺接し、漸次自由端側まで摺接した後さらに
圧縮され、最後に自由端側が開口部2の辺縁に密
接してシールが完了する。
なお、ドア35が矢示B方向へ回動した時には
シール部材34側面が側壁32の平後部に漸次摺
接してシールが行われる。
更に、第5図は本考案の変形例を示す図であ
り、図示するように、開口部2の平面とドア3
5′の平面とを平行とせず、ドア閉鎖時、シール
部材34′が間隔の小さい側から漸次密接するよ
うにしてもよい。
この考案によるドア構造によれば、シール部材
の圧縮量がドア閉鎖中に漸次増加するので、その
操作力も第4図に示すようにドアの閉鎖に伴つて
次第に大きくなる。しかし、その初期の操作力が
小さく、ある程度加速がついた終期に操作力が暫
時に増大するので、第5図に示す従来のドアのよ
うにドア閉鎖時に急激に操作力が増大するものに
比し、適度な節度感を伴つて操作感もきわめて良
好となる。
[考案の効果] 以上述べたように、この考案による空調装置の
ドア構造は、ドアの周縁部に取り付けたシール部
材の開口部周辺に密接する部位がドアの閉鎖に伴
つて漸次増加するようにしたので、ドアの閉鎖に
伴つて周縁部に取り付けたシール部材が開口部周
辺に徐々に密接するようになり、ドアが開口部周
辺を衝撃的にたたくことがなく、ドア閉鎖時の打
撃音を著しく低減させることができる。
また、ドアの閉鎖時にはシール部材が全周に渡
つて開口部周辺に密接するので、シール性もきわ
めて良好である。
更に、側板に設けられたシール部材が、開口壁
部に一体に設けられ相互にハの字形状に拡開した
側壁部の内面に圧接するように構成したので、開
口面積を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部を示す斜視
図、第2図はドア閉鎖状態における第1図の断面
図、第3図は本考案の変形例を示す斜視図、第4
図はドアの操作力と開度との関係を示す線図、第
5図は従来の空調装置のドア構造の一例を示す斜
視図、第6図は従来の空調装置の他の例を示す一
部拡大断面図、第7図は従来の空調装置の他の例
を示す一部拡大断面図である。 1……ブロアユニツトのケース、2……開口
部、34……シール部材、35……ドア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空調装置を構成する開口壁部に開口部を形成す
    ると共に、前記開口部を開閉するドアを設け、 前記ドアの両側部に相互にハの字形状に拡開し
    た側板を設け、前記開口部周辺に密接するシール
    部材を前記ドアの自由端部側と前記側板との周縁
    部に設け、 前記側板に設けられたシール部材が、前記自由
    端側の厚みより前記側板側の厚みを大きく形成さ
    れ、前記開口壁部に一体に設けられ相互にハの字
    形状に拡開した側壁部の内面に圧接するようにし
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の空調装置のドア構造。
JP1986162261U 1986-10-24 1986-10-24 Expired - Lifetime JPH0530484Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986162261U JPH0530484Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

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JP1986162261U JPH0530484Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

Publications (2)

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JPS6369010U JPS6369010U (ja) 1988-05-10
JPH0530484Y2 true JPH0530484Y2 (ja) 1993-08-04

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54146547U (ja) * 1978-03-31 1979-10-12
JPS5819045Y2 (ja) * 1978-08-16 1983-04-19 本田技研工業株式会社 車輌のエアコン装置の通路開閉装置

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JPS6369010U (ja) 1988-05-10

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