JP4103802B2 - ガスケットおよびガスケットを備えた冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫のガスケット構造及びそれを備えた冷蔵庫に関するものである。
従来より、冷蔵庫の扉は扉周縁にガスケットを有している。(例えば、特許文献1参照)
以下図面を参照しながら上記従来のガスケットを説明する。
図7は従来の冷蔵庫の扉に備えたガスケットの分解断面図である。図7に示すように扉11の凹溝12内にガスケット13の係止部14を挿入することにより、ガスケット13は扉11の裏面に取付けられ、扉を閉じるとガスケット13のシール部15に内蔵されたマグネット16の吸着力によってフランジ面17に吸着し扉11と本体間のシールを行う。
特開平9−133455号公報
しかしながら、上記従来の構成は、ガスケット13のシール部15が冷蔵庫箱体のフランジ面12(観音開き式冷蔵庫においては回転仕切体のフランジ面)と平行なため、冷蔵室扉を閉めるときガスケット13と冷蔵庫箱体のフランジ面12(観音開き式冷蔵庫においては回転仕切体のフランジ面)とが面接触となり、接触時の衝撃音が大きいという欠点があった。
また観音開き式冷蔵庫においては、組立バラツキにより回転仕切体の平行度が出ていないとき、回転仕切体とガスケット13のシールが出来ず、冷蔵室庫内に結露が発生することがあるという欠点があった。
本発明は従来の課題を解決するもので、ガスケットの断面形状を変えることによりガスケットとフランジ面との衝撃音を低減した冷蔵庫を提供するものである。
またガスケットの圧縮代を増やすことができ、観音開き式冷蔵庫においては、組立バラツキに左右されずに回転仕切体とガスケットのシール性を向上することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、箱体の前面開口部に位置し、前面開口部をシールする扉に備えたガスケットにおいて、前記ガスケットの内部の空間部の一部に軟質発泡体を配置することにより、前記前面開口部のフランジ面に対向して前記ガスケットの当接面を傾斜させ、前記ガスケットと前記フランジ面の接触初期を線接触とするものであり、扉閉成時、ガスケットとフランジ面の接触音を低減することができる。
本発明によれば、箱体の前面開口部に位置し、前面開口部をシールする扉に備えたガスケットにおいて、前記ガスケットの内部の空間部の一部に軟質発泡体を配置することにより、前記前面開口部のフランジ面に対向して前記ガスケットの当接面を傾斜させ、前記ガスケットと前記フランジ面の接触初期を線接触とするものであり、扉閉成時、ガスケットとフランジ面の接触音を低減することができる。
請求項に記載の発明は、箱体の前面開口部に位置し、前面開口部をシールする扉に備えたガスケットにおいて、前記ガスケットの内部の空間部の一部に軟質発泡体を配置することにより、前記前面開口部のフランジ面に対向して前記ガスケットの当接面を傾斜させ、前記ガスケットと前記フランジ面の接触初期を線接触とするものであり、扉閉成時、ガスケットとフランジ面の接触音を低減することができるとともに、ガスケットの内部に設けた軟質部材により、ガスケットとフランジ面の接触性が高まり、シール性を向上することが出来る。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のガスケットを備えた扉を有する冷蔵庫であり、扉閉成時、ガスケットとフランジ面の接触音を低減した使い勝手のよい冷蔵庫を提供できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、ヒンジ式扉を備えたものであり、ガスケットとフランジ面の接触音が比較的大きくなりやすいヒンジ式扉の衝撃音を低減できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。また、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の冷蔵室の要部平面断面図、図2は同実施の形態の要部拡大断面図である。
図1、2において、冷蔵庫21は前面を開口した断熱箱体22を有し、上部に冷蔵室23、中央部に野菜室、下部に冷凍室を備えている。冷蔵室23の前面開口部には左右にヒンジ式の冷蔵室扉24、25を有し、ヒンジ部26、27を回転軸として回動する。また、冷蔵室扉24の反ヒンジ側には冷蔵室扉24の閉動作により回転して仕切部を構成する回転仕切体28を備えている。また、冷蔵室扉24、25の庫内側にはドアポケット29、30を有している。
冷蔵室扉24の庫内側周縁には、凹部37に取り付けられた軟質の合成樹脂(例えば塩化ビニル樹脂)で一体成形されているガスケット31を有し、ガスケット本体31は、回転仕切体28のフランジ面35に対向するシール面39をフランジ面35に対して傾斜させるために、伸縮部32、33により持ち上げられ、さらに伸縮部34によって内側へ引っ張られるように構成している。
上記構成により、冷蔵室扉24、25閉成時、回転仕切体28のフランジ面35に対向するガスケット31のシール面39は、接触初期、接触点38がフランジ面35に先に当接し、従来のシール面がフランジ面35に面接触していたものから線接触に変わるので、ガスケット31とフランジ面35の接触時の衝撃音が低減される。
また、冷蔵室23の前面開口部には左右にヒンジ式の冷蔵室扉24、25を有し、ヒンジ部26、27を回転軸として回動するとともに、冷蔵室扉24の反ヒンジ側には冷蔵室扉24の閉動作により回転して仕切部を構成する回転仕切体28を備えたものであるので、冷蔵室23の左右中央部に固定した仕切りがなく、使い勝手を向上した上で、ガスケット31とフランジ面35の接触音が比較的大きくなりやすいヒンジ式扉の衝撃音を低減できる。また特に、回転仕切体を備えた観音開き式扉の回転仕切体とガスケットとの接触音を低減することができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の冷蔵室の要部平面断面図、図4は同実施の形態の要部拡大断面図である。なお、実施の形態1と同一構成部分については、詳細な説明を省略し異なる部分についてのみ説明する。
図3、4において、冷蔵室扉24の庫内側周縁には、凹部47に取り付けられた軟質の合成樹脂(例えば塩化ビニル樹脂)で一体成形されているガスケット41を有し、ガスケット本体41は、空間部42に配置されている軟質発泡体(例えばポリエチフォーム)43によって、ガスケット41の回転仕切体28のフランジ面35に対向するシール面44をフランジ面35に対して傾斜させている。
上記構成により、冷蔵室扉24、25閉成時、回転仕切体28のフランジ面35に対向するガスケット41のシール面44は、接触初期、接触点45がフランジ面35に先に当接し、従来のシール面がフランジ面35に面接触していたものから線接触に変わるので、ガスケット41とフランジ面35の接触時の衝撃音が低減される。また、軟質発泡体42が、ガスケット41とフランジ面35の衝突時の緩衝材の役目をし、ガスケット41とフランジ面45の衝撃音がさらに低減される。
さらに、冷蔵室扉24、25閉時、空間部42に配置されている軟質発泡体43によって、ガスケット41のシール面44とフランジ面35の接触度合が高まり、シール性を向上することが出来る。また、組立バラツキにより回転仕切体28の平行度が出ていないときでも、回転仕切体28とガスケット41のシール性が向上し、回転仕切体28周辺の結露を防止できる。
なお、実施の形態1で説明したシール面を傾斜させたガスケットの内部に、さらに本実施の形態で説明した軟質発泡体42を配置してもよい。この場合、シール面の傾斜を確実に確保しながら、軟質発泡体42が、ガスケット41とフランジ面35の衝突時の緩衝材の役目を果たし、衝撃音が確実に低減される。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3による冷蔵庫の冷蔵室の要部平面断面図、図6は同実施の形態の要部拡大断面図である。なお、実施の形態1と同一構成部分については、詳細な説明を省略し異なる部分についてのみ説明する。
図5、6において、冷蔵室扉24の庫内側周縁には、凹部37に取り付けられた軟質の合成樹脂(例えば塩化ビニル樹脂)で一体成形されているガスケット51を有し、ガスケット本体51は、凹部37の近傍の固定部にクサビ状の軟質部材52を配置し、ガスケット51の回転仕切体28のフランジ面35に対向するシール面53をフランジ面35に対して傾斜させている。
上記構成により、冷蔵室扉24、25閉成時、回転仕切体28のフランジ面35に対向するガスケット51のシール面53は、接触初期、接触点54がフランジ面35に先に当接し、従来のシール面がフランジ面35に面接触していたものから線接触に変わるので、ガスケット51とフランジ面35の接触時の衝撃音が低減される。また、ガスケット51の固定部でガスケット51の当接面を傾斜させることで新規のガスケットを用いる必要がなく、従来のガスケットを流用でき、コスト低減が可能となる。
なお、冷蔵室23の前面開口部に左右にヒンジ式の冷蔵室扉24、25を有し、ヒンジ部26、27を回転軸として回動するとともに、冷蔵室扉24の反ヒンジ側に冷蔵室扉24の閉動作により回転して仕切部を構成する回転仕切体28を備えた観音開き式扉を有する冷蔵庫で、一方の扉の閉動作時、他方の扉の閉状態を維持するラッチ機構の保持を若干解除し、前記扉に備えたガスケットのシール解除が風圧の逃がし代として働くようにラッチの保持力を設定してもよい。この場合、一方の扉を閉めるときに発生する風圧の逃がし代を持つことにより、回転仕切体とガスケットとの接触音を低減することができる。
また、上記のラッチ保持力の設定と、フランジ面35に対向するシール面39をフランジ面35に対して傾斜させた構造を組み合わせたものとしてもよい。この場合、ガスケット31のシール面39とフランジ面35との線接触と、風圧の逃がし代の設定の相乗効果により、回転仕切体とガスケットとの接触音をさらに低減することができる。
以上のように、本発明は、ガスケットとフランジ面の接触音を低減し、シール性を向上することができ、冷蔵庫等のガスケットを有する扉を備えた機器に適用できる。
本発明の実施の形態1による冷蔵庫の冷蔵室の要部平面断面図 同実施の形態の要部拡大断面図 本発明の実施の形態2による冷蔵庫の冷蔵室の要部平面断面図 同実施の形態の要部拡大断面図 本発明の実施の形態3による冷蔵庫の冷蔵室の要部平面断面図 同実施の形態の要部拡大断面図 従来の冷蔵庫の扉に備えたガスケットの分解断面図
符号の説明
21 冷蔵庫
22 断熱箱体
23 冷蔵室
24、25 冷蔵室扉
28 回転仕切体
31、41、51 ガスケット本体
35 フランジ面
39、44、53 シール面
42 空間部
43、52 軟質発泡体

Claims (4)

  1. 箱体の前面開口部に位置し、前面開口部をシールする扉に備えたガスケットにおいて、前記ガスケットの内部の空間部の一部に軟質発泡体を配置することにより、前記前面開口部のフランジ面に対向して前記ガスケットの当接面を傾斜させ、前記ガスケットと前記フランジ面の接触初期を線接触とすることを特徴とするガスケット。
  2. 請求項1に記載のガスケットを備えた扉を有することを特徴とする冷蔵庫。
  3. ヒンジ式扉を備えたことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 左右にヒンジ式扉を有し、扉の閉動作により回転して仕切部を構成する回転仕切体を備えた観音開き式扉を有することを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
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