JPH05304817A - 脱穀装置の詰まり検出装置 - Google Patents

脱穀装置の詰まり検出装置

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JPH05304817A
JPH05304817A JP11092392A JP11092392A JPH05304817A JP H05304817 A JPH05304817 A JP H05304817A JP 11092392 A JP11092392 A JP 11092392A JP 11092392 A JP11092392 A JP 11092392A JP H05304817 A JPH05304817 A JP H05304817A
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JP11092392A
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Hajime Matsushita
肇 松下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱穀装置の本来構成を利用して、信頼性の高
い詰まり検出を行う。 【構成】 脱穀装置2へ穀稈が供給されているか否かを
検出する穀稈供給検出手段S1と、扱室Aから漏下する
漏下処理物の量を検出する漏下処理物量検出手段S4
と、二番回収部21にて回収された後選別装置B又は扱
室Aに還元される二番回収物の還元量を検出する二番還
元量検出手段S5と、漏下処理物量検出手段S4と二番
還元量検出手段S5の情報に基づいて漏下処理物量に対
する二番還元量の比率(二番還元率)を算出する二番還
元率算出手段200とが設けられ、扱室Aからの漏下処
理物をその下方側の選別装置Bに漏下させる受網22の
詰まり状態を判別する判別手段100が、二番還元率算
出手段200の情報に基づいて、二番還元率が設定比率
より大きい状態が所定時間以上継続すると、受網22が
詰まり状態にあると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀装置へ穀稈が供給
されているか否かを検出する穀稈供給検出手段と、扱室
からの漏下処理物をその下方側の選別装置に漏下させる
受網の詰まり状態を判別する判別手段とが設けられた脱
穀装置の詰まり検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記脱穀装置においては、例えば濡れた
刈取穀稈が脱穀処理された後、その処理物を扱室から選
別装置に漏下させるための受網が詰まり状態になると、
一番回収部の回収量が減少して選別処理能力が低下する
と共に、漏下できなかった処理物は扱室の終端の排出口
から排出されて、装置後方側に移送されながら選別され
ることになり、その結果、二番回収部の回収量が増加
し、又、穀粒が藁屑等に混ざって機外に放出されるいわ
ゆる三番ロスの量が増加するという好ましくない状態に
なる。そこで、従来、脱穀装置の詰まり検出装置では、
受網の詰まり状態を検出するために、網目部分に透過式
の光電センサーを取付け、この光電センサーからの信号
がON状態になったりOFF状態になったり変化すると
きは詰まり状態ではなく、OFF状態が継続すると詰ま
り状態であると判断するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来手段
では、多数の網目部分の全てに光電センサーを設置する
ことが困難であるため、適当箇所に複数個設けるもので
あっため、検出の信頼性が低いという問題点があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、脱穀装置に本来備わっている構
成を利用して、上記問題点のない詰まり検出装置を得る
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の脱穀装置の詰ま
り検出装置の特徴構成は、前記扱室から漏下する漏下処
理物の量を検出する漏下処理物量検出手段と、二番回収
部にて回収された後前記選別装置又は前記扱室に還元さ
れる二番回収物の還元量を検出する二番還元量検出手段
と、前記漏下処理物量検出手段と前記二番還元量検出手
段の情報に基づいて前記漏下処理物量に対する前記二番
還元量の比率を算出する二番還元率算出手段とが設けら
れ、前記判別手段は、前記二番還元率算出手段の情報に
基づいて、前記比率が設定比率より大きい状態が所定時
間以上継続すると、前記受網が詰まり状態にあると判断
する点にある。
【0006】
【作用】本発明の特徴構成によれば、漏下処理物量に対
する二番還元量の比率すなわち二番還元率を、受網が詰
まり状態になったときの二番還元率の値、即ち設定比率
と比較し、この設定比率よりも大きい状態が所定時間継
続すると受網が詰まり状態であると判断する。つまり、
受網が詰まり状態になると、一番回収物の量が減る代わ
りに二番回収物の量が増加し、その結果、扱室から漏下
する漏下処理物量があまり変わらなくても二番還元量の
割合が大きくなって二番還元率が大きくからである。逆
に、二番還元率が小さいときは、一番回収物の量が多く
なって二番回収物の量が減少していることになるので、
詰まり状態ではないと判断されるのである。
【0007】
【発明の効果】従って、本発明の特徴構成によれば、受
網の全体及び部分の詰まりに対して変化する二番還元率
に基づいて詰まりを判別するので、検出信頼性に優れた
脱穀装置の詰まり検出装置を得ることが出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を、コンバインに搭載された脱
穀装置に適用した場合の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0009】図2に示す自脱型のコンバインは、左右一
対のクローラ走行装置1、脱穀装置2、操縦部3、刈取
部4等を備える。刈取部4は、分草具5、植立穀稈の引
き起こし装置6、刈り刃7を備え、刈り取られた穀稈は
搬送装置9によって脱穀装置2のフィードチェーン16
まで搬送される。又、搬送装置9の先端部に、脱穀装置
2へ穀稈が供給されているか否かを検出する穀稈供給検
出手段としての株元センサS1が設けられている。そし
て、図3に示すように、エンジンEからの動力が、脱穀
クラッチ10を介して前記脱穀装置2に伝達されると共
に、走行クラッチ11及び油圧式無段変速装置12を介
して前記クローラ走行装置1のミッション部13に伝達
され、さらに、その動力が刈取クラッチ14を介して前
記刈取部4に伝達される。尚、脱穀装置2が動作中か否
かを検出するために、脱穀クラッチ10にその入切状態
を検出する脱穀スイッチSW1が設けられている。
【0010】脱穀装置2は、図4及び図5に示すよう
に、扱胴8を収納する扱室A、刈取部4から供給される
穀稈を扱室Aに供給するフィードチェーン16、排塵用
の横軸流ファン17、脱穀後の処理物を選別するための
揺動選別板19及びトウミ18等からなる選別装置B、
選別された後の処理物を回収するための一番口20及び
二番回収部としての二番口21を備えている。前記扱室
Aの下部には、前記扱胴8の下側外周部に沿って脱穀処
理物漏下用の受網22が設けられ、脱穀後の処理物のう
ち単粒化した穀粒は受網22から揺動選別板19に漏下
する。一方、受網22から漏下できなった処理物は、受
網22の後端部の排出口Wより揺動選別板19に落下す
る。つまり、上記受網22が、扱室Aからの漏下処理物
をその下方側の選別装置Bに漏下させることになる。
【0011】前記揺動選別板19は、前方から後方に向
かって順次並ぶように配置されたグレンパン27、チャ
フシーブ24、及び、ストローラック23の夫々を備
え、前記チャフシーブ24から漏下し、さらにグレンシ
ーブ25から漏下した穀粒は一番口20から回収されて
タンク等に貯溜される。チャフシーブ24の後端やグレ
ンシーブ25の後端から落下した穀粒と藁屑との混合物
は二番口21から回収された後、スクリュー式の二番物
還元装置26によって扱室Aの後端部横側方位置まで上
方に搬送され、その先端部に設けた排出口28に内装さ
れ縦軸芯周りに回転する回転板40によって前方側に吹
き飛ばされて揺動選別板19の前方側箇所に落下する。
【0012】尚、揺動選別板19上には、図4及び図5
に示すように、処理物移送方向に平行な状態で、且つ、
扱室Aの機体内方側端部に近い位置に長尺状の仕切板3
8が立設されて設けられ、更に、仕切板38の上端部を
覆うように下端部が配置され、且つ、前記受網22の機
体内方側部分の上端箇所によって上端部を支持された曲
面状の流下案内板41が、受網22と一定間隔を維持し
た状態で設置されている。これによって、揺動選別板1
9上の処理物は、扱室Aからの漏下処理物が大部分であ
る機体横方向外側の流れと、前記二番物還元装置26か
ら排出される二番還元物からなる機体横方向内側の流れ
とに分けられる。
【0013】前記受網22の下側には、図4及び図5に
示すように、前記仕切板38及び流下案内板41によっ
て機体横方向に分断された処理物の流れのうち、機体横
方向外側の処理物の層の厚さを検出する第1層厚センサ
S4と、機体横方向内側の処理物の層の厚さを検出する
第2層厚センサS5とが、夫々受網22に固着された弓
金39及び流下案内板41に取り付けて設けられてい
る。各層厚センサS4,S5は、図6に示すように、横
軸芯周りに揺動自在に垂下されたセンサバーTと、この
センサバーTの後方(処理物移送方向)への回動角度に
応じて抵抗値が変化するポテンショメータPMとから成
る。センサバーTは、処理物移送方向の下流部T1が上
流部T2よりも長い二股状に形成され、これにより、処
理物の層の厚さが薄いときは下流部T1が処理物に接当
し、層の厚さが厚くなると上流部T2が処理物に接当す
るように構成されている。
【0014】そして、処理物の層の厚さが厚くなる、即
ち処理物の量が多くなるほど、センサバーTの回動角度
が大きくなってポテンショメータPMの抵抗値が増大
し、そして、その抵抗値に応じた信号電圧が後述の制御
装置Hへ入力される。つまり、前記第1層厚センサS4
が、前記扱室Aから漏下する漏下処理物の量を検出する
漏下処理物量検出手段として機能し、又、前記第2層厚
センサS5が、前記二番口21にて回収された後前記選
別装置Bに還元される二番回収物の還元量を検出する二
番還元量検出手段として機能することになる。
【0015】前記チャフシーブ24は、図7に示すよう
に、処理物移送方向(図中において右方向)に並置され
た複数個の帯板状部材24aが左右の側板に対して回動
自在に取り付けられ、各帯板状部材24aの下端部に枢
着された操作ロッド30を前後方向に押し引き操作する
ことによって、帯板状部材24aの角度が同時に変更さ
れる。その結果、各帯板状部材24aの平行が保たれな
がら、隣合うもの同士の間隔d(以下、チャフシーブ開
度という)が変更される。
【0016】前記チャフシーブ開度を変更調節するため
のシーブモータM1が設けられ、ギヤ式の連係機構3
1、揺動アーム32、レリーズワイヤ33を介して前記
操作ロッド30に連結されている。そして、印加電圧の
極性を変えてシーブモータM1を正逆に回転させること
によってチャフシーブ開度を開き側にしたり閉じ側にし
たりすることができる。又、揺動アーム32の回転角か
らチャフシーブ開度を検出するためのポテンショメータ
式のチャフシーブ開度センサS2が設けられている。
尚、29はチャフシーブ24を閉じ側に復帰付勢するス
プリングである。
【0017】前記トウミ18は、揺動選別板19上及び
それから漏下する藁屑を吹き飛ばすためのものであり、
その風力は、図8に示すように、ファンケースカバー1
8aの開度(以下、トウミ排風開度という)を変えるこ
とによって行われる。つまり、トウミ排風開度を大きく
するほどその開口部から逃げる風量が増加し、揺動選別
板19上の処理物を吹き飛ばす風力(以下、トウミ風力
という)が小さくなる。
【0018】トウミ排風開度の調節は、トウミモータM
2によって行われ、その印加電圧の極性を変えて正逆に
回転させると、連係機構34、揺動アーム35、ロッド
36,37を介してファンケースカバー18aが開閉す
る。図中、S3は揺動アーム35の回転角からトウミ排
風開度を検出するためのポテンショメータ式のトウミ排
風開度センサである。以上のことより、前記シーブモー
タM1と前記トウミモータM2が、前記選別装置Bの選
別処理能力を調節する調節手段として機能することにな
る。
【0019】図1に示すように、マイクロコンピュータ
利用の制御装置Hが設けられ、その制御装置Hに、前記
株元センサS1、前記チャフシーブ開度センサS2、前
記トウミ排風開度センサS3、前記第1層厚センサS
4、前記第2層厚センサS5及び前記脱穀スイッチSW
1からの各信号が入力されている。又、前記制御装置H
からは、前記シーブモータM1及び前記トウミモータM
2に対する駆動信号が出力されるとともに、警報ランプ
34a、警報ブザー34b及び文字表示器34cを備え
るモニター34に対する信号が出力されている。
【0020】そして、前記制御装置Hを利用して、前記
第1層厚センサS4と前記第2層厚センサS5の情報に
基づいて前記漏下処理物量に対する前記二番還元量の比
率、つまり二番還元率を算出する二番還元率算出手段2
00と、前記受網22の詰まり状態を判別する判別手段
100とが構成されている。尚、前記扱室Aから漏下し
た漏下処理物が二番還元物として還元されるまでに通常
t秒(2〜3秒)時間を要するので、上記二番還元率の
算出においては、t秒前の漏下処理物量と現在の二番還
元量とが比較される。そして、上記判別手段100は、
前記二番還元率算出手段200の情報に基づいて、前記
二番還元率が設定比率より大きい状態が所定時間(例え
ば10秒間)以上継続すると、前記受網22が詰まり状
態にあると判断するように構成されている。
【0021】尚、前記制御装置Hは、前記二番還元率算
出手段200の情報に基づいて、前記二番還元率を上記
設定比率よりも小さい値に設定されている比率(比率<
設定比率)に維持するように前記シーブモータM1及び
前記トウミモータM2を調節作動させるように構成され
ている。例えば、脱粒性が悪い処理物に対しては上記比
率(二番還元率)を大きく設定して極力一番回収物への
藁屑の混入を防止するとともに、逆に、脱粒性が良い処
理物に対しては上記比率(二番還元率)を小さく設定し
て穀粒の損傷を回避しながら処理能力を上げるようにす
る。
【0022】次に、図9に示すフローチャートに基づい
て、前記制御装置Hの作動を説明する。尚、この処理は
割り込み処理にて一定時間毎(例えば、数10mse
c)に実行される。先ず、脱穀スイッチSW1及び株元
センサS1が共にオンのとき、即ち、脱穀装置2への穀
稈供給がなされていることを確認してから、第1層厚セ
ンサS4による漏下処理物量の検出と第2層厚センサS
5による二番還元量の検出とを行う。尚、漏下処理物量
についてはt秒間記憶保持される。
【0023】次に、上記二番還元量の検出値と、t秒前
の漏下処理物流入量の検出値との比率(二番還元量の検
出値/t秒前の漏下処理物流入量の検出値)によって二
番還元率を算出する。そして、この算出された二番還元
率が予め設定されている前記規定比率に等しいか否かを
判断し、この判断結果に基づいて前記シーブモータM1
及び前記トウミモータM2を自動調節する。即ち、二番
還元率の方が大きい場合には二番還元量を減らすため
に、シーブモータM1をチャフシーブ開度の開き側に調
節するとともに、トウミモータM2をトウミ排風開度の
小側に調節する。一方、二番還元率の方が小さい場合に
は二番還元量を増やすために、シーブモータM1をチャ
フシーブ開度の閉じ側に調節するとともに、トウミモー
タM2をトウミ排風開度の大側に調節する。
【0024】次に、上記算出された二番還元率が設定比
率よりも大きいか否かを判断する。二番還元率が設定比
率より大きければ、所定時間経過判定用のタイマーを加
算処理した後所定時間経過したかどうかを判定し、所定
時間経過していれば前記警報ランプ34aの点灯、警報
ブザー34bの作動、及び、文字表示器34c上への
‘ツマリハッセイ’の表示等にて詰まり警報を作動し
て、作業者に受網22の詰まりを知らせる。上記におい
て、タイマーが所定時間経過していなければそのままリ
ターンする。又、二番還元率が設定比率よりも大きくな
ければ、警報作動を解除すると共に、上記タイマーをリ
セットする。
【0025】〔別実施例〕上記実施例では、脱穀装置2
へ穀稈が供給されているか否かを検出する穀稈供給検出
手段として、搬送装置9の先端部に設けた株元センサS
1を用いたが、扱室A内に設けた穀稈存否検出センサを
用いてもよい。
【0026】又、上記実施例では、受網22の詰まり状
態を検出するものについて例示したが、扱室Aから漏下
する漏下処理物を漏下させる受網以外の各種漏下装置の
詰まり状態の検出に適用でき、例えば、揺動選別板19
のチャフシーブ24の詰まりを検出することも可能であ
る。
【0027】又、上記実施例では、扱室Aから漏下する
漏下処理物の量を検出する漏下処理物量検出手段とし
て、揺動選別板19上の処理物の層厚を検出する層厚セ
ンサS4を使用したが、これに限らず、車速センサや扱
室Aへの穀稈供給量を検出する稈厚センサ等で代用して
もよい。また、二番回収部21にて回収された後選別装
置Bに還元される二番回収物の還元量を検出する二番還
元量検出手段についても、層厚センサS5に限らず、例
えば、前記二番物還元装置26の排出口28から排出さ
れる処理物の排出通路に突き出るように抵抗板を設け、
この抵抗板が処理物の接当作用で揺動する角度によって
検出するようにしてもよい。この場合には、揺動選別板
19上の処理物の流れを仕切板38によって流入物と還
元物とに区分するこよは必ずしも必要ではない。尚、二
番回収部21にて回収された二番回収物を選別装置Bで
はなく、扱室Aに還元するようにしてもよい。
【0028】又、上記実施例では、二番還元率を算出す
るときに、t秒前の漏下処理物量と現在の二番還元量と
を比較したが、定常状態で穀稈が脱穀選別処理されてい
る場合においては、現在の漏下処理物量と現在の二番還
元量とを比較するようにしてもかまわない。これによ
り、二番還元率算出手段200の簡略化が図られる。
【0029】又、上記実施例では、受網22の詰まりを
検出するのに、二番還元率が設定比率より大きい状態が
所定時間継続したときには、直ちに詰まり状態であると
判断していたが、これ以外に、上記詰まり状態の判別回
数を計数して、その回数が所定回数に達したときに詰ま
り状態であると判断するようにしてもよい。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】コンバインの概略側面図
【図3】コンバインの動力系統図
【図4】脱穀装置の概略縦断側面図
【図5】脱穀装置の上部の縦断正面図
【図6】漏下処理物量検出手段及び二番還元量検出手段
の側面図
【図7】チャフシーブ開度調節機構の側面図
【図8】トウミ排風開度調節機構の側面図
【図9】制御作動のフローチャート
【符号の説明】
2 脱穀装置 A 扱室 B 選別装置 S1 穀稈供給検出手段 S4 漏下処理物量検出手段 S5 二番還元量検出手段 21 二番回収部 22 受網 100 判別手段 200 二番還元率算出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀装置(2)へ穀稈が供給されている
    か否かを検出する穀稈供給検出手段(S1)と、扱室
    (A)からの漏下処理物をその下方側の選別装置(B)
    に漏下させる受網(22)の詰まり状態を判別する判別
    手段(100)とが設けられた脱穀装置の詰まり検出装
    置であって、 前記扱室(A)から漏下する漏下処理物の量を検出する
    漏下処理物量検出手段(S4)と、二番回収部(21)
    にて回収された後前記選別装置(B)又は前記扱室
    (A)に還元される二番回収物の還元量を検出する二番
    還元量検出手段(S5)と、前記漏下処理物量検出手段
    (S4)と前記二番還元量検出手段(S5)の情報に基
    づいて前記漏下処理物量に対する前記二番還元量の比率
    を算出する二番還元率算出手段(200)とが設けら
    れ、 前記判別手段(100)は、前記二番還元率算出手段
    (200)の情報に基づいて、前記比率が設定比率より
    大きい状態が所定時間以上継続すると、前記受網(2
    2)が詰まり状態にあると判断する脱穀装置の詰まり検
    出装置。
JP11092392A 1992-04-30 1992-04-30 脱穀装置の詰まり検出装置 Pending JPH05304817A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072288A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Yanmar Co Ltd コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011072288A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Yanmar Co Ltd コンバイン

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