JP2744165B2 - 脱穀装置の選別制御装置 - Google Patents

脱穀装置の選別制御装置

Info

Publication number
JP2744165B2
JP2744165B2 JP4110922A JP11092292A JP2744165B2 JP 2744165 B2 JP2744165 B2 JP 2744165B2 JP 4110922 A JP4110922 A JP 4110922A JP 11092292 A JP11092292 A JP 11092292A JP 2744165 B2 JP2744165 B2 JP 2744165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sorting
reduction
amount
ratio
sorting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4110922A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05304822A (ja
Inventor
肇 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP4110922A priority Critical patent/JP2744165B2/ja
Publication of JPH05304822A publication Critical patent/JPH05304822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2744165B2 publication Critical patent/JP2744165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扱室の下方側に設けら
れて選別対象物を選別処理する選別装置と、この選別装
置の処理能力を調節する調節手段と、前記調節手段を作
動させる制御手段とが設けられた脱穀装置の選別制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記脱穀装置の選別制御装置において、
従来では、例えば特開昭62‐213号公報に示される
ように、脱穀物の全流量を、扱胴のトルクや車速に基づ
いて検出する第1センサと、二番還元スロワの搬送途中
に設けられて二番還元物の量を検出する第2センサとの
出力に基づいて、全流量と二番還元量との割合が適正範
囲になるようにチャフシーブの開度(選別装置の処理能
力)を調節するようにしたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成は、脱穀
物の全流量(扱室からの漏下物と、二番還元物とを合わ
せた処理物の量)に対する二番還元物の量の割合を適正
に維持させることで、常に適正な選別処理が行えるよう
にしたものであるが、上記従来構成においては、次のよ
うな不利な点があり改善の余地がある。つまり、選別装
置への流入量を扱胴のトルクや車速によって検出する構
成であり、二番還元量を還元経路の搬送途中で検出する
構成であることから、例えば、脱穀処理対象物の性状の
違い、具体的には、作物の濡れ具合や着粒状態の違い等
に起因して、その検出値が同じであっても、選別装置上
に実際に存在する処理物の量と前記各センサの検出値と
が異なったものになるおそれがある。
【0004】本発明は、上記したような不具合を解消し
て、選別装置への流入量と、二番還元物の量とを精度よ
く検出して、それらの比率を適正に維持させることによ
り、確実に、選別制御を適正状態で行えるようにするこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の脱穀装置の選別
制御装置の特徴構成は、前記選別装置は、選別物移送用
の領域が、前記扱室から漏下する選別対象物を移送しな
がら選別処理する漏下処理物用の領域と、二番回収部に
て回収された後、前記選別装置に還元される二番回収物
を移送しながら選別処理する二番還元物用の領域とに区
分けされて構成され、前記漏下処理物用の領域における
選別対象物の層厚に基づいて、前記選別装置に流入する
選別対象物の流入量を検出する流入量検出手段と、前記
二番還元物用の領域における選別対象物の層厚に基づい
て、二番回収部にて回収された後前記選別装置に還元さ
れる二番回収物の還元量を検出する二番還元量検出手段
と、前記流入量検出手段と前記二番還元量検出手段の情
報に基づいて前記流入量に対する前記二番還元量の比率
を算出する二番還元率算出手段とが設けられ、、前記制
御手段は、前記二番還元率算出手段の情報に基づいて、
前記比率を設定比率に維持するように前記調節手段を作
動させるように構成されている点にある。
【0006】
【作用】扱室から漏下する選別対象物は、漏下処理物用
の領域にて移送しながら選別処理され、二番回収部にて
回収された後選別装置に還元される二番回収物は、前記
漏下処理物用の領域とは区分けされた状態で設けられる
二番還元物用の領域にて移送しながら選別処理されるこ
とになる。そして、流入量検出手段により、漏下処理物
用の領域における選別対象物の層厚に基づいて選別装置
に流入する選別対象物の流入量が検出される。又、二番
還元量検出手段により、二番還元物用の領域における選
別対象物の層厚に基づいて二番回収部にて回収された後
選別装置に還元される二番回収物の還元量が検出され
る。このように、選別装置に流入する選別対象物と、二
番回収物とが区分けされた状態で移送されているときの
層厚に基づいて、選別対象物の流入量と二番還元量とが
正確に検出され、流入量に対する二番還元量の比率、す
なわち二番還元率を、選別装置が適正な選別状態になる
ときの二番還元率、即ち設定比率に常に維持されるよう
に制御することによって、適正な選別状態を維持するこ
とができる。つまり、二番還元率が小さくなる場合には
二番回収物の量が少ないと考えられるので、例えばチャ
フ開度を閉じ側に調節して揺動選別板からの穀粒の漏下
量を少なくし、これによって二番回収物の量を適正量に
なるように増加させて一番回収物への藁屑等の混入を防
止できる。一方、二番還元率が大きくなる場合には二番
回収物の量が多すぎると考えられるので、例えば、チャ
フ開度を開き側に調節して揺動選別板からの穀粒の漏下
量を多くし、これによって二番回収物の量を適正量にな
るように減少させて一番回収部での回収量を増加させる
とともに、脱ぷや穀粒損傷等の発生を防止する。
【0007】
【発明の効果】従って、選別装置への流入量及び二番回
収物の量の夫々を選別装置上の層厚に基づいて精度よく
検出して、それらが適正な比率になるように選別装置の
処理能力を制御することで、作物の性状の違い等にかか
わらず、確実に、選別制御を適正状態で行えるようにな
った。
【0008】
【実施例】以下、本発明を、コンバインに搭載された脱
穀装置に適用した場合の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0009】図2に示す自脱型のコンバインは、左右一
対のクローラ走行装置1、脱穀装置2、操縦部3、刈取
部4等を備える。刈取部4は、分草具5、植立穀稈の引
き起こし装置6、刈り刃7を備え、刈り取られた穀稈は
搬送装置9によって脱穀装置2のフィードチェーン16
まで搬送される。又、搬送装置9の先端部に、株元セン
サS1が設けられている。そして、図3に示すように、
エンジンEからの動力が、脱穀クラッチ10を介して前
記脱穀装置2に伝達されると共に、走行クラッチ11及
び油圧式無段変速装置12を介して前記クローラ走行装
置1のミッション部13に伝達され、さらに、その動力
が刈取クラッチ14を介して前記刈取部4に伝達され
る。尚、脱穀装置2が動作中か否かを検出するために、
脱穀クラッチ10にその入切状態を検出する脱穀スイッ
チSW1が設けられている。
【0010】脱穀装置2は、図4及び図5に示すよう
に、扱胴8を収納する扱室A、刈取部4から供給される
穀稈を扱室Aに供給するフィードチェーン16、排塵用
の横軸流ファン17、脱穀後の処理物を選別するための
揺動選別板19及びトウミ18等からなる選別装置B、
選別された後の処理物を回収するための一番口20及び
二番回収部としての二番口21を備えている。前記扱室
Aの下部には、前記扱胴8の下側外周部に沿って脱穀処
理物漏下用の受網22が設けられ、脱穀後の処理物のう
ち単粒化した穀粒は受網22から揺動選別板19に漏下
する。一方、受網22から漏下できなった処理物は、受
網22の後端部より揺動選別板19に落下する。
【0011】前記揺動選別板19は、前方から後方に向
かって順次並ぶように配置されたグレンパン27、チャ
フシーブ24、及び、ストローラック23の夫々を備
え、前記チャフシーブ24から漏下し、更にグレンシー
ブ25から漏下した穀粒は一番口20から回収されてタ
ンク等に貯溜される。チャフシーブ24の後端やグレン
シーブ25の後端から落下した穀粒と藁屑との混合物は
二番口21から回収された後、スクリュー式の二番物還
元装置26によって扱室Aの後端部横側方位置まで上方
に搬送され、その先端部に設けた排出口28に内装され
縦軸芯周りに回転する回転板40によって前方側に吹き
飛ばされて揺動選別板19の前方側箇所に落下する。
【0012】尚、揺動選別板19上には、図5に示すよ
うに、処理物移送方向に平行な状態で、且つ、扱室Aの
機体内方側端部に近い位置に長尺状の仕切板38が立設
されて設けられ、更に、仕切板38の上端部を覆うよう
に下端部が配置され、且つ、前記受網22の機体内方側
部分の上端箇所によって上端部を支持された曲面状の流
下案内板41が、受網22と一定間隔を維持した状態で
設置されている。これによって、揺動選別板19上の処
理物は、扱室Aからの漏下処理物が大部分である機体横
方向外側の流れと、前記二番物還元装置26から排出さ
れる二番還元物からなる機体横方向内側の流れとに分け
られる。
【0013】前記受網22の下側には、図4及び図5に
示すように、前記仕切板38及び流下案内板41によっ
て機体横方向に分断された処理物の流れのうちの機体横
方向外側の処理物の層の厚さを検出する第1層厚センサ
S4と、機体横方向内側の処理物の層の厚さを検出する
第2層厚センサS5とが、夫々受網22に固着された弓
金39及び流下案内板41に取り付けて設けられてい
る。各層厚センサS4,S5は、図6に示すように、横
軸芯周りに揺動自在に垂下されたセンサバーTと、この
センサバーTの後方(処理物移送方向)への回動角度に
応じて抵抗値が変化するポテンショメータPMとから成
る。センサバーTは、処理物移送方向の下流部T1が上
流部T2よりも長い二股状に形成され、これにより、処
理物の層の厚さが薄いときは下流部T1が処理物に接当
し、層の厚さが厚くなると上流部T2が処理物に接当す
るように構成されている。
【0014】そして、処理物の層の厚さが厚くなる、即
ち処理物の量が多くなるほど、センサバーTの回動角度
が大きくなってポテンショメータPMの抵抗値が増大
し、そして、その抵抗値に応じた信号電圧が後述の制御
装置Hへ入力される。つまり、前記第1層厚センサS4
が、選別装置Bに流入する選別対象物の流入量を検出す
る流入量検出手段として機能し、又、前記第2層厚セン
サS5が、前記二番口21にて回収された後前記選別装
置Bに還元される二番回収物の還元量を検出する二番還
元量検出手段として機能することになる。
【0015】前記チャフシーブ24は、図7に示すよう
に、処理物移送方向(図中において右方向)に並置され
た複数個の帯板状部材24aが左右の側板に対して回動
自在に取り付けられ、各帯板状部材24aの下端部に枢
着された操作ロッド30を前後方向に押し引き操作する
ことによって、帯板状部材24aの角度が同時に変更さ
れる。その結果、各帯板状部材24aの平行が保たれな
がら、隣合うもの同士の間隔d(以下、チャフシーブ開
度という)が変更される。
【0016】前記チャフシーブ開度を変更調節するため
のシーブモータM1が設けられ、ギヤ式の連係機構3
1、揺動アーム32、レリーズワイヤ33を介して前記
操作ロッド30に連結されている。そして、印加電圧の
極性を変えてシーブモータM1を正逆に回転させること
によってチャフシーブ開度を開き側にしたり閉じ側にし
たりすることができる。又、揺動アーム32の回転角か
らチャフシーブ開度を検出するためのポテンショメータ
式のチャフシーブ開度センサS2が設けられている。
尚、29はチャフシーブ24を閉じ側に復帰付勢するス
プリングである。
【0017】前記トウミ18は、揺動選別板19上及び
それから漏下する藁屑を吹き飛ばすためのものであり、
その風力は、図8に示すように、ファンケースカバー1
8aの開度(以下、トウミ排風開度という)を変えるこ
とによって行われる。つまり、トウミ排風開度を大きく
するほどその開口部から逃げる風量が増加し、揺動選別
板19上の処理物を吹き飛ばす風力(以下、トウミ風力
という)が小さくなる。
【0018】トウミ排風開度の調節は、トウミモータM
2によって行われ、その印加電圧の極性を変えて正逆に
回転させると、連係機構34、揺動アーム35、ロッド
36,37を介してファンケースカバー18aが開閉す
る。図中、S3は揺動アーム35の回転角からトウミ排
風開度を検出するためのポテンショメータ式のトウミ排
風開度センサである。以上のことより、前記シーブモー
タM1と前記トウミモータM2が、前記選別装置Bの選
別処理能力を調節する調節手段として機能することにな
る。
【0019】図1に示すように、マイクロコンピュータ
利用の制御装置Hが設けられ、その制御装置Hに、前記
株元センサS1、前記チャフシーブ開度センサS2、前
記トウミ排風開度センサS3、前記第1層厚センサS
4、前記第2層厚センサS5及び前記脱穀スイッチSW
1からの各信号が入力されるとともに、前記制御装置H
からは、前記シーブモータM1及び前記トウミモータM
2に対する駆動信号が出力されている。又、前記制御装
置Hには、後述の二番還元率を手動設定するための二番
還元率設定ボリュームVRからの信号電圧が入力されて
おり、この入力電圧の高低によって二番還元率を大小に
設定できるようになっている。例えば、脱粒性が悪い処
理物に対しては二番還元率を大きくして極力一番回収物
への藁屑の混入を防止するとともに、逆に、脱粒性が良
い処理物に対しては二番還元率を小さくして穀粒の損傷
を回避しながら処理能力を上げることができる。
【0020】そして、前記制御装置Hを利用して、前記
第1層厚センサS4と前記第2層厚センサS5の検出情
報に基づいて、前記選別装置Bへの処理物の流入量に対
する前記二番還元量の比率、つまり二番還元率を算出す
る二番還元率算出手段200が構成されるとともに、前
記調節手段M1,M2を作動させる制御手段100が構
成されている。そして、上記制御手段100は、前記二
番還元率算出手段200の情報に基づいて、前記二番還
元率を設定比率に維持するように前記調節手段M1,M
2を作動させるように構成されている。尚、前記揺動選
別板19に流入した処理物が二番還元物として還元され
るまでに通常t秒(2〜3秒)時間を要するので、上記
二番還元率の算出においては、t秒前の流入量と現在の
二番還元量とが比較される。
【0021】次に、図9に示すフローチャートに基づい
て、前記制御装置Hの作動を説明する。先ず、脱穀スイ
ッチSW1及び株元センサS1が共にオンのとき、即
ち、脱穀装置2への穀稈供給がなされていることを確認
してから、第1層厚センサS4による流入量の検出と第
2層厚センサS5による二番還元量の検出とを行う。
尚、流入量についてはt秒間記憶保持される。
【0022】次に、上記二番還元量の検出値と、t秒前
の流入量の検出値との比率によって二番還元率を算出す
る。そして、この算出された二番還元率が前記二番還元
率設定ボリュームVRによって設定された設定比率に等
しいか否かを判断する。ここで、二番還元率の方が大き
い場合には二番還元量を減らすために、シーブモータM
1をチャフシーブ開度の開き側に調節するとともに、ト
ウミモータM2をトウミ排風開度の小側に調節する。一
方、二番還元率の方が小さい場合には二番還元量を増や
すために、シーブモータM1をチャフシーブ開度の閉じ
側に調節するとともに、トウミモータM2をトウミ排風
開度の大側に調節する。
【0023】〔別実施例〕上記実施例では、選別装置B
の処理能力を調節する調節手段をチャフシーブ開度を変
更するシーブモータM1とトウミ排風開度を変更するト
ウミモータM2とで構成したが、これ以外に、チャフシ
ーブ24をスライドシーブと呼ばれる遮蔽板に代え、こ
のスライドシーブを出退させて処理物が漏下する面積を
変更するようにした調節手段でも良く、又、揺動選別板
19の揺動回転数を変更するものでも良く、調節手段は
各種のものが使用できる。
【0024】又、上記実施例では、選別装置Bの処理能
力を調節するのに、チャフシーブ開度とトウミ排風開度
とを共に変更調節するようにしたが、例えば、トウミ排
風開度を一定にした条件でチャフシーブ開度のみ変更調
節するようにしてもよい。
【0025】又、上記実施例では、二番還元率を算出す
るときに、t秒前の流入量と現在の二番還元量とを比較
したが、定常状態で穀稈が脱穀選別処理されている場合
においては、現在の流入量と現在の二番還元量とを比較
するようにしてもかまわない。これにより、二番還元率
算出手段200の簡略化が図られる。
【0026】又、上記実施例では、作業者が二番還元率
設定ボリュームVRによって随時設定した設定比率と二
番還元率とを比較するように構成したが、設定ボリュー
ムVRによる設定ではなく予め制御装置H内に記憶設定
された設定比率と比較するように構成してもよい。
【0027】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】コンバインの概略側面図
【図3】コンバインの動力系統図
【図4】脱穀装置の概略縦断側面図
【図5】脱穀装置の上部の縦断正面図
【図6】流入量検出手段及び二番還元量検出手段の側面
【図7】チャフシーブ開度調節機構の側面図
【図8】トウミ排風開度調節機構の側面図
【図9】制御作動のフローチャート
【符号の説明】
A 扱室 B 選別装置 S4 流入量検出手段 S5 二番還元量検出手段 21 二番回収部 M1,M2 調節手段 100 制御手段 200 二番還元率算出手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室(A)の下方側に設けられて選別対
    象物を選別処理する選別装置(B)と、この選別装置
    (B)の処理能力を調節する調節手段(M1,M2)
    と、前記調節手段(M1,M2)を作動させる制御手段
    (100)とが設けられた脱穀装置の選別制御装置であ
    って、前記選別装置(B)は、選別物移送用の領域が、前記扱
    室(A)から漏下する選別対象物を移送しながら選別処
    理する漏下処理物用の領域と、二番回収部(2)にて
    回収された後、前記選別装置(B)に還元される二番回
    収物を移送しながら選別処理する二番還元物用の領域と
    に区分けされて構成され、 前記漏下処理物用の領域における選別対象物の層厚に基
    づいて、 前記選別装置(B)に流入する選別対象物の流
    入量を検出する流入量検出手段(S4)と、前記二番還
    元物用の領域における選別対象物の層厚に基づいて、
    番回収部(21)にて回収された後前記選別装置(B)
    に還元される二番回収物の還元量を検出する二番還元量
    検出手段(S5)と、前記流入量検出手段(S4)と前
    記二番還元量検出手段(S5)の情報に基づいて前記流
    入量に対する前記二番還元量の比率を算出する二番還元
    率算出手段(200)とが設けられ、、 前記制御手段(100)は、前記二番還元率算出手段
    (200)の情報に基づいて、前記比率を設定比率に維
    持するように前記調節手段(M1,M2)を作動させる
    ように構成されている脱穀装置の選別制御装置。
JP4110922A 1992-04-30 1992-04-30 脱穀装置の選別制御装置 Expired - Fee Related JP2744165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4110922A JP2744165B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 脱穀装置の選別制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4110922A JP2744165B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 脱穀装置の選別制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05304822A JPH05304822A (ja) 1993-11-19
JP2744165B2 true JP2744165B2 (ja) 1998-04-28

Family

ID=14548032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4110922A Expired - Fee Related JP2744165B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 脱穀装置の選別制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2744165B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62213A (ja) * 1985-06-26 1987-01-06 ヤンマー農機株式会社 選別装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05304822A (ja) 1993-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2744165B2 (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JP2613680B2 (ja) 脱穀選別制御装置
JP2721079B2 (ja) 脱穀装置の二番還元率又は二番還元量検出装置
JP2694086B2 (ja) 脱穀装置の詰まり検出装置
JP2721078B2 (ja) 脱穀装置の詰まり検出装置
JP2777010B2 (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JP2744166B2 (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JP2777013B2 (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JP2694087B2 (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JP2735432B2 (ja) 脱穀装置の詰まり検出装置
JP2622436B2 (ja) 脱穀装置の異常検出装置
JP2667597B2 (ja) 脱穀選別制御装置
JP2622435B2 (ja) 脱穀装置の異常検出装置
JP2880336B2 (ja) コンバインの選別制御装置
JP2613679B2 (ja) 脱穀選別制御装置
JP2613677B2 (ja) 脱穀選別制御装置
JP2777014B2 (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JP2613678B2 (ja) 脱穀選別制御装置
JP2622437B2 (ja) 脱穀装置の異常検出装置
JP3143328B2 (ja) 脱穀選別制御装置
JP2949033B2 (ja) 脱穀選別制御装置
JPH10113053A (ja) コンバインの選別制御装置
JP2637638B2 (ja) 脱穀選別制御装置
JPH05304817A (ja) 脱穀装置の詰まり検出装置
JP2613691B2 (ja) 脱穀装置の選別制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees