JPH0530260Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0530260Y2 JPH0530260Y2 JP1984028243U JP2824384U JPH0530260Y2 JP H0530260 Y2 JPH0530260 Y2 JP H0530260Y2 JP 1984028243 U JP1984028243 U JP 1984028243U JP 2824384 U JP2824384 U JP 2824384U JP H0530260 Y2 JPH0530260 Y2 JP H0530260Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- driver
- cab
- circuit
- supply system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Keying Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は運転室を2つ有する車両の運転室毎に
設けた電力供給系の切換装置に関する。
設けた電力供給系の切換装置に関する。
〈背景技術〉
例えば、クレーン車等では、車両を走行させる
際の運転室とは別に、クレーン操作が行ない易い
高い位置にクレーン操作用の運転室を設けるよう
にしている。
際の運転室とは別に、クレーン操作が行ない易い
高い位置にクレーン操作用の運転室を設けるよう
にしている。
ところが、従来のクレーン車では、クレーン操
作用の運転室で車両を走行操作することはできな
いようになつていた。
作用の運転室で車両を走行操作することはできな
いようになつていた。
従つて、工事現場内におけるちよつとの距離の
間を、クレーン車を使用して資材の運搬を何度も
往復して行なうような場合に、2つの運転室の間
をその度毎に昇り降りしなければならず、非常に
煩わしいものであつた。
間を、クレーン車を使用して資材の運搬を何度も
往復して行なうような場合に、2つの運転室の間
をその度毎に昇り降りしなければならず、非常に
煩わしいものであつた。
かかる煩わしさを解消するために、クレーン操
作用の運転室でも車両を走行させることができる
ようにしたクレーン車が考えられている。
作用の運転室でも車両を走行させることができる
ようにしたクレーン車が考えられている。
この場合、各運転室毎に第1図に示すような回
路を備えていた。即ち、各運転室31毎にキース
イツチ28を設けると共に、ジエネレータ29及
びバツテリ30からの電力を、各種車載電気負荷
に供給する電力供給回路32も各キースイツチ2
8と対応させて設け、それぞれのキースイツチ2
8により対応する電力供給回路32を開閉するよ
うに構成している。
路を備えていた。即ち、各運転室31毎にキース
イツチ28を設けると共に、ジエネレータ29及
びバツテリ30からの電力を、各種車載電気負荷
に供給する電力供給回路32も各キースイツチ2
8と対応させて設け、それぞれのキースイツチ2
8により対応する電力供給回路32を開閉するよ
うに構成している。
しかしながら、このようなクレーン車では、一
方の運転室31のキースイツチ28がオン状態に
あつてその電力供給回路32が閉成しているとき
に、他方の運転室31のキースイツチ28をオン
して対応する電力供給回路32が閉成したので
は、種々の不具合が発生する。
方の運転室31のキースイツチ28がオン状態に
あつてその電力供給回路32が閉成しているとき
に、他方の運転室31のキースイツチ28をオン
して対応する電力供給回路32が閉成したので
は、種々の不具合が発生する。
〈考案の目的〉
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
一方の運転室で走行操作が行なわれているときに
は、他の運転室からは走行操作できないようにし
て上記不具合を解消することを目的とする。尚、
本出願人は実開昭57−177809号において、2つの
運転室を有する車両の駐車ブレーキについて提案
を行つている。
一方の運転室で走行操作が行なわれているときに
は、他の運転室からは走行操作できないようにし
て上記不具合を解消することを目的とする。尚、
本出願人は実開昭57−177809号において、2つの
運転室を有する車両の駐車ブレーキについて提案
を行つている。
〈考案の概要〉
このため、本考案は運転室を2つ設けた車両に
おいて、電源からの電力を車載電気負荷へ供給す
るための電力供給回路と、該電力供給回路を開閉
操作するキースイツチ回路とからなる電力供給系
を各運転室毎に設けると共に、他方の運転室側の
電力供給系の電力供給回路が閉状態になつたこと
を検知して自運転室の電力供給系を開状態とする
回路切換手段を、各運転室の電力供給系にそれぞ
れ設けることにより、両方の運転室の電力供給系
が同時には通電できないようにして運転安全性を
向上させるようにした。
おいて、電源からの電力を車載電気負荷へ供給す
るための電力供給回路と、該電力供給回路を開閉
操作するキースイツチ回路とからなる電力供給系
を各運転室毎に設けると共に、他方の運転室側の
電力供給系の電力供給回路が閉状態になつたこと
を検知して自運転室の電力供給系を開状態とする
回路切換手段を、各運転室の電力供給系にそれぞ
れ設けることにより、両方の運転室の電力供給系
が同時には通電できないようにして運転安全性を
向上させるようにした。
〈実施例〉
以下、本考案の実施例を説明する。
第2図は本考案の1実施例をヘツドライト回路
を例にとつて示した回路構成図である。
を例にとつて示した回路構成図である。
第2図において、1はエンジン駆動力により発
電するジエネレータ、2はバツテリで、2つの第
1及び第2運転室3,4毎に対応させて設けられ
た互いに並列なそれぞれの電力供給系10,20
を介して車載電気負荷としてのヘツドランプ5に
電力を供給する。
電するジエネレータ、2はバツテリで、2つの第
1及び第2運転室3,4毎に対応させて設けられ
た互いに並列なそれぞれの電力供給系10,20
を介して車載電気負荷としてのヘツドランプ5に
電力を供給する。
次に前記電力供給系の構成を説明する。
各電力供給系10,20は、ジエネレータ1及
びバツテリ2からの電力をヘツドランプ5に供給
するための電力供給回路11,21と、該電力供
給回路11,21を開閉操作するキースイツチ回
路12,22とでそれぞれ構成されている。そし
て、各電力供給回路11,21は、バツテリリレ
ー13,23の常開接点13A,23Aと、各運
転室3,4内に配置されるライテイングスイツチ
14,24と、ダイオード15,25との直列回
路になつている。また、各キースイツチ回路1
2,22は、各運転室3,4内に配置される車両
始動用のキースイツチ16,26と、前記バツテ
リリレー13,23の励磁コイル13B,23B
との直列回路からなり、対応する電力供給回路1
1,21及びヘツドランプ5に対して並列接続し
ている。更に、各電力供給系10,20には、他
方の運転室側の電力供給回路が閉状態になつたこ
とを検知して自分の運転室側の電力供給系を開状
態にする回路切換手段としてのキヤンセルリレー
17,27がそれぞれ設けられている。その具体
的な構成は、各キースイツチ回路12,22のキ
ースイツチ16,26と励磁コイル13B,23
Bとの間に、キヤンセルリレー17,27の常閉
接点17A,27Aを直列に接続し、キヤンセル
リレー17,27の励磁コイル17B,27B
を、他方の電力供給回路21,11のバツテリリ
レー23,13の常開接点23A,13Aとライ
テイングスイツチ24,14との間とアース間に
直列接続している。
びバツテリ2からの電力をヘツドランプ5に供給
するための電力供給回路11,21と、該電力供
給回路11,21を開閉操作するキースイツチ回
路12,22とでそれぞれ構成されている。そし
て、各電力供給回路11,21は、バツテリリレ
ー13,23の常開接点13A,23Aと、各運
転室3,4内に配置されるライテイングスイツチ
14,24と、ダイオード15,25との直列回
路になつている。また、各キースイツチ回路1
2,22は、各運転室3,4内に配置される車両
始動用のキースイツチ16,26と、前記バツテ
リリレー13,23の励磁コイル13B,23B
との直列回路からなり、対応する電力供給回路1
1,21及びヘツドランプ5に対して並列接続し
ている。更に、各電力供給系10,20には、他
方の運転室側の電力供給回路が閉状態になつたこ
とを検知して自分の運転室側の電力供給系を開状
態にする回路切換手段としてのキヤンセルリレー
17,27がそれぞれ設けられている。その具体
的な構成は、各キースイツチ回路12,22のキ
ースイツチ16,26と励磁コイル13B,23
Bとの間に、キヤンセルリレー17,27の常閉
接点17A,27Aを直列に接続し、キヤンセル
リレー17,27の励磁コイル17B,27B
を、他方の電力供給回路21,11のバツテリリ
レー23,13の常開接点23A,13Aとライ
テイングスイツチ24,14との間とアース間に
直列接続している。
次に作用を説明する。
例えば、第2運転室4のキーイツチ26がオフ
になつている状態、即ち走行操作されていないと
きに、第1運転室3のキースイツチ16をオンに
すると、バツテリリレー13が励磁されてその常
開接点13Aが閉成され、電力供給回路11が閉
状態となる。すると、第2運転室4に対応するも
う一方の電力供給系20のキヤンセルリレー27
が励磁されて、その常閉接点27Aが開成する。
従つて、第1運転室3で走行操作しているときに
第2運転室4のキースイツチ26をオンにして
も、バツテリリレー23の励磁コイル23Bには
電流が流れず、バツテリリレー23は励磁されず
に常開接点23Aは開状態のまま保持される。こ
のため、第2運転室4側の電力供給回路21は閉
状態とならないので、第1運転室3側のライテイ
ングスイツチ14のオン・オフ操作によつてのみ
ヘツドライト5が点・消燈する。
になつている状態、即ち走行操作されていないと
きに、第1運転室3のキースイツチ16をオンに
すると、バツテリリレー13が励磁されてその常
開接点13Aが閉成され、電力供給回路11が閉
状態となる。すると、第2運転室4に対応するも
う一方の電力供給系20のキヤンセルリレー27
が励磁されて、その常閉接点27Aが開成する。
従つて、第1運転室3で走行操作しているときに
第2運転室4のキースイツチ26をオンにして
も、バツテリリレー23の励磁コイル23Bには
電流が流れず、バツテリリレー23は励磁されず
に常開接点23Aは開状態のまま保持される。こ
のため、第2運転室4側の電力供給回路21は閉
状態とならないので、第1運転室3側のライテイ
ングスイツチ14のオン・オフ操作によつてのみ
ヘツドライト5が点・消燈する。
同様にして、第1運転室3のキースイツチ16
がオフの状態のときに、第2運転室4側のキース
イツチ26をオンにしたときは、バツテリリレー
23の常開接点23Aの閉動作に伴つて、第1運
転室3に対応している電力供給系10のキヤンセ
ルリレー17が作動し、その電力供給回路11は
開状態のままとなる。従つて、この場合は、第2
運転室4側のライテイングスイツチ24のオン・
オフ操作によつてのみヘツドライト5が点・消燈
する。
がオフの状態のときに、第2運転室4側のキース
イツチ26をオンにしたときは、バツテリリレー
23の常開接点23Aの閉動作に伴つて、第1運
転室3に対応している電力供給系10のキヤンセ
ルリレー17が作動し、その電力供給回路11は
開状態のままとなる。従つて、この場合は、第2
運転室4側のライテイングスイツチ24のオン・
オフ操作によつてのみヘツドライト5が点・消燈
する。
このようにすれば、先に操作した運転室側の電
力供給系にのみ電力が供給されるようになるの
で、運転室が2つあるような車両において両方の
運転席から同時に走行操作ができるといつた不具
合が解消する。
力供給系にのみ電力が供給されるようになるの
で、運転室が2つあるような車両において両方の
運転席から同時に走行操作ができるといつた不具
合が解消する。
尚、本実施例では、キヤンセルリレーの常閉接
点を、キースイツチ回路に設けたが、電力供給回
路に設けるようにしてもよい。また、本考案を適
用する車載電気負荷回路はヘツドライト回路だけ
でないことは言うまでもない。
点を、キースイツチ回路に設けたが、電力供給回
路に設けるようにしてもよい。また、本考案を適
用する車載電気負荷回路はヘツドライト回路だけ
でないことは言うまでもない。
〈考案の効果〉
以上述べたように本考案によれば、一方の電力
供給系で車載電気負荷への電力供給が行なわれて
いるときには、他方の電力供給系を開状態として
電力供給ができないようにしたので、運転室が2
つありどちらでも走行操作できるような車両にお
いて両方の運転席から同時に走行操作ができると
いつた不具合が解消する。
供給系で車載電気負荷への電力供給が行なわれて
いるときには、他方の電力供給系を開状態として
電力供給ができないようにしたので、運転室が2
つありどちらでも走行操作できるような車両にお
いて両方の運転席から同時に走行操作ができると
いつた不具合が解消する。
第1図は従来の電力供給系回路図、第2図は本
考案の1実施例を示す回路構成図である。 1……ジエネレータ、2……バツテリ、3……
第1運転室、4……第2運転室、5……ヘツドラ
イト、10,20……電力供給系、11,21…
…電力供給回路、12,22……キースイツチ回
路、13,23……バツテリリレー、14,24
……ライテイングスイツチ、15,25……ダイ
オード、16,26……キースイツチ、17,2
7……キヤンセルリレー。
考案の1実施例を示す回路構成図である。 1……ジエネレータ、2……バツテリ、3……
第1運転室、4……第2運転室、5……ヘツドラ
イト、10,20……電力供給系、11,21…
…電力供給回路、12,22……キースイツチ回
路、13,23……バツテリリレー、14,24
……ライテイングスイツチ、15,25……ダイ
オード、16,26……キースイツチ、17,2
7……キヤンセルリレー。
Claims (1)
- 運転室を2つ設けた車両において、電源からの
電力を車載電気負荷へ供給するための電力供給回
路と、該電力供給回路を開閉操作するキースイツ
チ回路とからなる電力供給系を各運転室毎に設け
ると共に、他方の運転室側の電力供給系の電力供
給回路が閉状態になつたことを検知して自運転室
の電力供給系を開状態とする回路切換手段を、各
運転室の電力供給系にそれぞれ設けたことを特徴
とする車両の電力供給系切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2824384U JPS60142433U (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 車両の電力供給系切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2824384U JPS60142433U (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 車両の電力供給系切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60142433U JPS60142433U (ja) | 1985-09-20 |
JPH0530260Y2 true JPH0530260Y2 (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=30525942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2824384U Granted JPS60142433U (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 車両の電力供給系切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60142433U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5880344U (ja) * | 1981-11-27 | 1983-05-31 | 三菱電機株式会社 | 自動車の電源制装置 |
-
1984
- 1984-03-01 JP JP2824384U patent/JPS60142433U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60142433U (ja) | 1985-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3088617B2 (ja) | 駐車ブレーキの操作装置および駐車ブレーキの解除方法 | |
JPH0530260Y2 (ja) | ||
JPS58206433A (ja) | トロリ−アシストダンプトラツク用ホイストインタロツク装置 | |
US4694125A (en) | Collector device for trolley-assisted vehicles | |
JPH09149508A (ja) | 電気自動車用電源装置 | |
JP2680064B2 (ja) | 鉄道車両 | |
US4369428A (en) | Parking brake warning system | |
JPH0515513Y2 (ja) | ||
JP3508355B2 (ja) | キャブオーバ型電気自動車用電源装置 | |
JP3044739U (ja) | 車両の盗難防止装置 | |
CN215042714U (zh) | 一种汽车路障通过性预警系统 | |
JP7501354B2 (ja) | 車両の非常停止装置 | |
JPH08223793A (ja) | 車両の電源切換装置 | |
KR102192893B1 (ko) | 자율주행 차량용 리던던시 전원공급시스템 | |
JPH0524601Y2 (ja) | ||
JPH0227158A (ja) | 車両のエンジン始動装置 | |
JPH0667187U (ja) | 扉連動ステップの制御装置 | |
JP2550556Y2 (ja) | 作業用動力の制御回路 | |
JPH0237642Y2 (ja) | ||
JP2535624Y2 (ja) | オールテレンクレーン車のエンジン停止回路 | |
JPS6326265Y2 (ja) | ||
JP3070805U (ja) | トラックの安全回路 | |
JPS6346251Y2 (ja) | ||
JPH0519551Y2 (ja) | ||
JPH0616980Y2 (ja) | 自動車のスタ−タ制御装置 |