JPH05301998A - 加硫性ゴム組成物および加硫ゴム - Google Patents
加硫性ゴム組成物および加硫ゴムInfo
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- JPH05301998A JPH05301998A JP5001009A JP100993A JPH05301998A JP H05301998 A JPH05301998 A JP H05301998A JP 5001009 A JP5001009 A JP 5001009A JP 100993 A JP100993 A JP 100993A JP H05301998 A JPH05301998 A JP H05301998A
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- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ムーニー粘度が10〜100(ML1+4 10
0℃)、エチレン/α−オレフィンの重量比が50/5
0〜90/10、ヨウ素価が20〜45であるエチレン
・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体が30〜80
wt%およびスチレン・共役ジオレフィンブロック共重
合体が20〜70wt%の2元からなるポリマー成分1
00重量部当たり、補強性充填剤を20〜150重量
部、イオウを3〜30重量部、スチレン系樹脂を0〜5
0重量部および伸展油を0〜100重量部含むことを特
徴とする加硫性ゴム組成物、およびそれを加硫して得ら
れる加硫ゴム。 【効果】 本発明の加硫性ゴム組成物を加硫すると、E
PDMが本来有する耐候性、耐オゾン性、耐熱性を損な
うことなく、高強度および高硬度を有する加硫ゴムを得
ることができる。
0℃)、エチレン/α−オレフィンの重量比が50/5
0〜90/10、ヨウ素価が20〜45であるエチレン
・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体が30〜80
wt%およびスチレン・共役ジオレフィンブロック共重
合体が20〜70wt%の2元からなるポリマー成分1
00重量部当たり、補強性充填剤を20〜150重量
部、イオウを3〜30重量部、スチレン系樹脂を0〜5
0重量部および伸展油を0〜100重量部含むことを特
徴とする加硫性ゴム組成物、およびそれを加硫して得ら
れる加硫ゴム。 【効果】 本発明の加硫性ゴム組成物を加硫すると、E
PDMが本来有する耐候性、耐オゾン性、耐熱性を損な
うことなく、高強度および高硬度を有する加硫ゴムを得
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加硫性エチレン・α−
オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム組成物およびそれ
を用いて製造した加硫ゴムに関する。かかる加硫性ゴム
組成物および加硫ゴムは、自動車用部品、工業用部品、
建築材料などの広い分野に利用できる。
オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム組成物およびそれ
を用いて製造した加硫ゴムに関する。かかる加硫性ゴム
組成物および加硫ゴムは、自動車用部品、工業用部品、
建築材料などの広い分野に利用できる。
【0002】
【従来の技術】現在、エチレン・α−オレフィン・非共
役ジエン共重合体(以下、α−オレフィンとしてプロピ
レンが一般的であることからEPDMと略すことがあ
る)は、加工性、耐候性、耐オゾン性、耐熱性などの点
で優れているため、自動車用部品、工業用部品、建築材
料などの分野で広く用いられている。しかし上記のよう
なEPDMの特長を損なわずに、EPDMにさらに高強
度、高硬度という特性を具備させることは従来困難であ
った。
役ジエン共重合体(以下、α−オレフィンとしてプロピ
レンが一般的であることからEPDMと略すことがあ
る)は、加工性、耐候性、耐オゾン性、耐熱性などの点
で優れているため、自動車用部品、工業用部品、建築材
料などの分野で広く用いられている。しかし上記のよう
なEPDMの特長を損なわずに、EPDMにさらに高強
度、高硬度という特性を具備させることは従来困難であ
った。
【0003】例えば硬度90(JIS K6301 ス
プリング式硬さ試験A形)以上の加硫ゴムを得るための
方法として下記の方法などが知られているが、それらは
いずれも問題点を有している。例えば天然ゴム、スチレ
ン・ブタジエンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴ
ムなどのジエン系ゴムをポリマー成分とする場合には加
硫剤を増量すれば上記硬度の加硫ゴムは得られるが、こ
の場合得られる加硫ゴムの耐候性、耐熱性が劣るという
欠点がある。
プリング式硬さ試験A形)以上の加硫ゴムを得るための
方法として下記の方法などが知られているが、それらは
いずれも問題点を有している。例えば天然ゴム、スチレ
ン・ブタジエンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴ
ムなどのジエン系ゴムをポリマー成分とする場合には加
硫剤を増量すれば上記硬度の加硫ゴムは得られるが、こ
の場合得られる加硫ゴムの耐候性、耐熱性が劣るという
欠点がある。
【0004】一方、EPDMのような不飽和炭化水素の
含有量の少ないゴムをポリマー成分とする場合には、単
に加硫剤を増量するだけでは上記硬度の加硫ゴムを得る
ことはできない。そこでポリマー成分としてEPDMを
使用する場合には、例えばエチレン含有量の多いEPD
Mを使用し、かつ多量のカーボンブラックなどの補強剤
および少量の軟化剤、可塑剤を配合する方法、あるいは
かかるEPDMに熱硬化性アルキルフェノール樹脂を添
加する方法が採られる。
含有量の少ないゴムをポリマー成分とする場合には、単
に加硫剤を増量するだけでは上記硬度の加硫ゴムを得る
ことはできない。そこでポリマー成分としてEPDMを
使用する場合には、例えばエチレン含有量の多いEPD
Mを使用し、かつ多量のカーボンブラックなどの補強剤
および少量の軟化剤、可塑剤を配合する方法、あるいは
かかるEPDMに熱硬化性アルキルフェノール樹脂を添
加する方法が採られる。
【0005】しかし前者の方法では、加硫性ゴム組成物
のムーニー粘度が大幅に上昇するためにバンバリーミキ
サーによる混練やロールによる加工が難しく、また得ら
れる加硫ゴムの硬度が不足するという問題がある。一方
後者の方法では、加硫性ゴム組成物の製造における加工
性は前者よりも優れているものの、加硫時において、常
圧連続加硫法はアルキルフェノール樹脂の硬化反応にお
いて生成する水がゴムの発泡を誘起して満足な製品を得
ることが難しいために適用しえず、生産性の劣る缶加硫
やプレス加硫などの加圧下での加硫方法しか採用できな
いという欠点がある。またかかる方法で得られる加硫ゴ
ムは変形後の形状の回復スピードすなわちスナッピー性
が劣るなどの問題を有している。
のムーニー粘度が大幅に上昇するためにバンバリーミキ
サーによる混練やロールによる加工が難しく、また得ら
れる加硫ゴムの硬度が不足するという問題がある。一方
後者の方法では、加硫性ゴム組成物の製造における加工
性は前者よりも優れているものの、加硫時において、常
圧連続加硫法はアルキルフェノール樹脂の硬化反応にお
いて生成する水がゴムの発泡を誘起して満足な製品を得
ることが難しいために適用しえず、生産性の劣る缶加硫
やプレス加硫などの加圧下での加硫方法しか採用できな
いという欠点がある。またかかる方法で得られる加硫ゴ
ムは変形後の形状の回復スピードすなわちスナッピー性
が劣るなどの問題を有している。
【0006】またEPDMにポリプロピレンなどのポリ
オレフィン系樹脂やポリスチレン系樹脂をブレンドして
硬度を上げる方法もあるが、ポリオレフィン系樹脂をブ
レンドした場合には加硫性ゴム組成物のムーニー粘度が
著しく上昇するため、特にロールでの加工性や押出時の
加工性が劣るという問題があり、ポリスチレン系樹脂を
ブレンドした場合には、加硫ゴムの強度が低いという問
題がある。
オレフィン系樹脂やポリスチレン系樹脂をブレンドして
硬度を上げる方法もあるが、ポリオレフィン系樹脂をブ
レンドした場合には加硫性ゴム組成物のムーニー粘度が
著しく上昇するため、特にロールでの加工性や押出時の
加工性が劣るという問題があり、ポリスチレン系樹脂を
ブレンドした場合には、加硫ゴムの強度が低いという問
題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、EPDMの優れた耐候性、耐オゾン性およ
び耐熱性などの特長を損なわずに、さらに高強度および
高硬度という特性を具備した加硫ゴム、およびそれを与
える加硫性ゴム組成物を提供することである。
する課題は、EPDMの優れた耐候性、耐オゾン性およ
び耐熱性などの特長を損なわずに、さらに高強度および
高硬度という特性を具備した加硫ゴム、およびそれを与
える加硫性ゴム組成物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討を行った結果、本発明を完成し
た。本発明は、ムーニー粘度が10〜100(ML1+4
100℃)、エチレン/α−オレフィンの重量比が50
/50〜90/10、ヨウ素価が20〜45であるエチ
レン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体が30〜
80wt%およびスチレン・共役ジオレフィンブロック
共重合体が20〜70wt%の2元からなるポリマー成
分100重量部当たり、補強性充填剤を20〜150重
量部、イオウを3〜30重量部、スチレン系樹脂0〜5
0重量部および伸展油を0〜100重量部含むことを特
徴とする加硫性ゴム組成物、およびこれを用いて連続加
硫法により製造した、耐候性、耐オゾン性、耐熱性に優
れ、高強度および高硬度を有する加硫ゴムである。
題を解決すべく鋭意検討を行った結果、本発明を完成し
た。本発明は、ムーニー粘度が10〜100(ML1+4
100℃)、エチレン/α−オレフィンの重量比が50
/50〜90/10、ヨウ素価が20〜45であるエチ
レン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体が30〜
80wt%およびスチレン・共役ジオレフィンブロック
共重合体が20〜70wt%の2元からなるポリマー成
分100重量部当たり、補強性充填剤を20〜150重
量部、イオウを3〜30重量部、スチレン系樹脂0〜5
0重量部および伸展油を0〜100重量部含むことを特
徴とする加硫性ゴム組成物、およびこれを用いて連続加
硫法により製造した、耐候性、耐オゾン性、耐熱性に優
れ、高強度および高硬度を有する加硫ゴムである。
【0009】以下、本発明について詳しく説明する。ま
ず、本発明に用いるエチレン・α−オレフィン・非共役
ジエン共重合体について説明する。該共重合体の構成成
分であるα−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブ
テン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−
オクテンなどが挙げられ、中でもプロピレンおよび1−
ブテンが好ましい。
ず、本発明に用いるエチレン・α−オレフィン・非共役
ジエン共重合体について説明する。該共重合体の構成成
分であるα−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブ
テン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−
オクテンなどが挙げられ、中でもプロピレンおよび1−
ブテンが好ましい。
【0010】該共重合体中のエチレン/α−オレフィン
の重量比は50/50〜90/10、好ましくは65/
35〜90/10であり、より好ましくは70/30〜
85/15である。エチレン含有量がエチレンとα−オ
レフィンの重量合計の50%より少ないと加硫後の強度
が低くなり、また90%より多いと通常のゴム成形条件
での加工が難しいため、いずれも好ましくない。
の重量比は50/50〜90/10、好ましくは65/
35〜90/10であり、より好ましくは70/30〜
85/15である。エチレン含有量がエチレンとα−オ
レフィンの重量合計の50%より少ないと加硫後の強度
が低くなり、また90%より多いと通常のゴム成形条件
での加工が難しいため、いずれも好ましくない。
【0011】該共重合体の構成成分である非共役ジエン
としては、1,4−ペンタジエン、1,4−ヘキサジエ
ン、ジビニルベンゼン、ジシクロペンタジエン、メチレ
ンノルボルネン、エチリデンノルボルネン、ビニルノル
ボルネンなどが挙げられ、なかでもジシクロペンタジエ
ンおよびエチリデンノルボルネンが好ましい。
としては、1,4−ペンタジエン、1,4−ヘキサジエ
ン、ジビニルベンゼン、ジシクロペンタジエン、メチレ
ンノルボルネン、エチリデンノルボルネン、ビニルノル
ボルネンなどが挙げられ、なかでもジシクロペンタジエ
ンおよびエチリデンノルボルネンが好ましい。
【0012】該共重合体中の非共役ジエンの含有量は、
ヨウ素価が20〜45、好ましくは20〜35となる量
である。ヨウ素価が20未満の場合は加硫後の強度、伸
びが低いため好ましくない。逆にヨウ素価が45を超え
ると、加硫後の伸びが低下し、またコストが高くなるな
どの問題が生じる。
ヨウ素価が20〜45、好ましくは20〜35となる量
である。ヨウ素価が20未満の場合は加硫後の強度、伸
びが低いため好ましくない。逆にヨウ素価が45を超え
ると、加硫後の伸びが低下し、またコストが高くなるな
どの問題が生じる。
【0013】該共重合体のムーニー粘度(ML1+4 10
0℃)は10〜100、好ましくは20〜50である。
ムーニー粘度が10未満の場合には、加硫後の性能、例
えば引張強度が低下するという問題があり、またムーニ
ー粘度が100を超えると加硫性ゴム組成物の粘度が高
くなり過ぎて、バンバリーミキサーなどによる混練時の
加工性が悪化するために好ましくない。
0℃)は10〜100、好ましくは20〜50である。
ムーニー粘度が10未満の場合には、加硫後の性能、例
えば引張強度が低下するという問題があり、またムーニ
ー粘度が100を超えると加硫性ゴム組成物の粘度が高
くなり過ぎて、バンバリーミキサーなどによる混練時の
加工性が悪化するために好ましくない。
【0014】次に、本発明に用いるスチレン・共役ジオ
レフィンブロック共重合体について説明する。本発明に
用いるスチレン・共役ジオレフィンブロック共重合体に
おいて,共役ジオレフィンとは、1,3−ブタジエン、
イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、
1,3−ペンタジエンなどであり、特に1,3−ブタジ
エンが好ましい。
レフィンブロック共重合体について説明する。本発明に
用いるスチレン・共役ジオレフィンブロック共重合体に
おいて,共役ジオレフィンとは、1,3−ブタジエン、
イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、
1,3−ペンタジエンなどであり、特に1,3−ブタジ
エンが好ましい。
【0015】該ブロック共重合体の構造は、一般式
(A−B)n 、A−(B−A)n 、B−(A−B)
n (但し、Aはスチレンを主とする重合体ブロックであ
り、Bは共役ジオレフィンを主とする重合体ブロックで
あるが、AブロックとBブロックとの境界は必ずしも明
瞭に区別される必要はない。また、n は1以上の整数で
ある。)で表される線状ブロック共重合体、あるいは一
般式 [(A−B)n ]m −X、[A−(B−A)n ]m −X、 [B−(A−B)n ]m −X、(但し A、Bは前記と
同じであり、Xは分岐剤残基を示す。また n は1以
上、m は3以上の整数である。)で表される分岐状(ラ
ジアル)ブロック共重合体である。
(A−B)n 、A−(B−A)n 、B−(A−B)
n (但し、Aはスチレンを主とする重合体ブロックであ
り、Bは共役ジオレフィンを主とする重合体ブロックで
あるが、AブロックとBブロックとの境界は必ずしも明
瞭に区別される必要はない。また、n は1以上の整数で
ある。)で表される線状ブロック共重合体、あるいは一
般式 [(A−B)n ]m −X、[A−(B−A)n ]m −X、 [B−(A−B)n ]m −X、(但し A、Bは前記と
同じであり、Xは分岐剤残基を示す。また n は1以
上、m は3以上の整数である。)で表される分岐状(ラ
ジアル)ブロック共重合体である。
【0016】該ブロック重合体中のスチレン/共役ジオ
レフィンの重量比は、加硫ゴムの硬度を高くする上で3
0/70〜90/10が好ましく、より好ましくは40
/60〜90/10であり、さらに好ましくは60/4
0〜90/10である。
レフィンの重量比は、加硫ゴムの硬度を高くする上で3
0/70〜90/10が好ましく、より好ましくは40
/60〜90/10であり、さらに好ましくは60/4
0〜90/10である。
【0017】本発明で用いられるエチレン・α−オレフ
ィン・非共役ジエン共重合体およびスチレン・共役ジオ
レフィンブロック共重合体の2元からなるポリマー成分
において、エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共
重合体の配合比率は30〜80wt%である。エチレン
・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体の配合比率が
30wt%よりも少ないと加硫ゴムの伸びが低下するた
めに好ましくなく、また80wt%よりも多いと加硫ゴ
ムの硬度が低くなり所望の硬度が得られないなどの問題
を生じる。
ィン・非共役ジエン共重合体およびスチレン・共役ジオ
レフィンブロック共重合体の2元からなるポリマー成分
において、エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共
重合体の配合比率は30〜80wt%である。エチレン
・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体の配合比率が
30wt%よりも少ないと加硫ゴムの伸びが低下するた
めに好ましくなく、また80wt%よりも多いと加硫ゴ
ムの硬度が低くなり所望の硬度が得られないなどの問題
を生じる。
【0018】本発明の加硫性ゴム組成物は、上記のポリ
マー成分とともに補強性充填剤、イオウ、並びに必要に
応じてスチレン系樹脂および伸展油を含むものである。
マー成分とともに補強性充填剤、イオウ、並びに必要に
応じてスチレン系樹脂および伸展油を含むものである。
【0019】かかる補強性充填剤としては、カーボンブ
ラック、シリカなどが例示され、中でもカーボンブラッ
クが好ましい。該補強性充填剤の配合量は,ポリマー成
分100重量部に対し20〜150重量部であり、好ま
しくは30〜120重量部である。補強性充填剤の配合
量がかかる範囲にあれば加工性が良好であり、高硬度お
よび高強度を有する加硫ゴムを与える加硫性ゴム組成物
が得られる。
ラック、シリカなどが例示され、中でもカーボンブラッ
クが好ましい。該補強性充填剤の配合量は,ポリマー成
分100重量部に対し20〜150重量部であり、好ま
しくは30〜120重量部である。補強性充填剤の配合
量がかかる範囲にあれば加工性が良好であり、高硬度お
よび高強度を有する加硫ゴムを与える加硫性ゴム組成物
が得られる。
【0020】本発明におけるイオウ配合量は、ポリマー
成分100重量部に対し3〜30重量部であり、好まし
くは4〜15重量部である。イオウ配合量が3重量部よ
り少ないと加硫ゴムの強度、硬度が低くなり好ましくな
い。またイオウ配合量が30重量部を越えると、加硫後
の伸びが低下したり、過剰のイオウがブルームしたり
し、また加硫ゴムの硬度の改良効果が顕著でなくなり好
ましくない。
成分100重量部に対し3〜30重量部であり、好まし
くは4〜15重量部である。イオウ配合量が3重量部よ
り少ないと加硫ゴムの強度、硬度が低くなり好ましくな
い。またイオウ配合量が30重量部を越えると、加硫後
の伸びが低下したり、過剰のイオウがブルームしたり
し、また加硫ゴムの硬度の改良効果が顕著でなくなり好
ましくない。
【0021】本発明においてスチレン系樹脂は必ずしも
必須ではないが、加硫ゴムの硬度を向上させる目的で配
合されてもよい。その配合量は、スチレン系樹脂をスチ
レン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体およびス
チレン・共役ジオレフィンブロック共重合体からなるポ
リマー成分100重量部当たり0〜50重量部、好まし
くは5〜50重量部、特に5〜30重量部である。該ス
チレン系樹脂の配合量が50重量部を越えると加硫後の
伸びおよび引張強度が低下するため好ましくない。
必須ではないが、加硫ゴムの硬度を向上させる目的で配
合されてもよい。その配合量は、スチレン系樹脂をスチ
レン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体およびス
チレン・共役ジオレフィンブロック共重合体からなるポ
リマー成分100重量部当たり0〜50重量部、好まし
くは5〜50重量部、特に5〜30重量部である。該ス
チレン系樹脂の配合量が50重量部を越えると加硫後の
伸びおよび引張強度が低下するため好ましくない。
【0022】このようなスチレン系樹脂としては、スチ
レンの単独重合体たるポリスチレンの他、ゴム変性ポリ
スチレン(HIPS)、スチレン・アクリロニトリル共
重合体などが挙げられるが,中でもポリスチレンが好ま
しい。
レンの単独重合体たるポリスチレンの他、ゴム変性ポリ
スチレン(HIPS)、スチレン・アクリロニトリル共
重合体などが挙げられるが,中でもポリスチレンが好ま
しい。
【0023】本発明の加硫性ゴム組成物が必要に応じて
含む伸展油の具体例としては、アロマティック油、ナフ
テン油、パラフィン油などのいわゆるプロセス油、ヤシ
油などの植物油などを挙げることができる。これらの中
でもプロセス油が好ましく、特にパラフィン油またはナ
フテン油が好ましい。
含む伸展油の具体例としては、アロマティック油、ナフ
テン油、パラフィン油などのいわゆるプロセス油、ヤシ
油などの植物油などを挙げることができる。これらの中
でもプロセス油が好ましく、特にパラフィン油またはナ
フテン油が好ましい。
【0024】該伸展油の配合量は、ポリマー成分100
重量部に対し0〜100重量部であり、所望の加硫性ゴ
ム組成物の加工性、加硫ゴムの硬度に応じてこの範囲か
ら任意に選択される。伸展油の配合量をかかる範囲から
選ぶことにより、加工性が良好であり、高強度および高
硬度を有する加硫ゴムを与える加硫性ゴム組成物を得る
ことができる。
重量部に対し0〜100重量部であり、所望の加硫性ゴ
ム組成物の加工性、加硫ゴムの硬度に応じてこの範囲か
ら任意に選択される。伸展油の配合量をかかる範囲から
選ぶことにより、加工性が良好であり、高強度および高
硬度を有する加硫ゴムを与える加硫性ゴム組成物を得る
ことができる。
【0025】本発明の加硫性ゴム組成物には、加工性改
良等のために必要に応じてポリエチレン系樹脂やポリプ
ロピレン系樹脂を配合することができる。
良等のために必要に応じてポリエチレン系樹脂やポリプ
ロピレン系樹脂を配合することができる。
【0026】また、本発明の加硫性ゴム組成物には、充
填剤、軟化剤、加硫促進剤、加硫助剤、加工助剤、消泡
剤、亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤など、ゴム用途
で通常用いられる配合剤を適宜添加することもできる。
填剤、軟化剤、加硫促進剤、加硫助剤、加工助剤、消泡
剤、亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤など、ゴム用途
で通常用いられる配合剤を適宜添加することもできる。
【0027】本発明の加硫性ゴム組成物の製造には、従
来公知の加工方法が適用できる。すなわち、ポリマー成
分に前記の配合剤を加え、オープンロールミル、バンバ
リーミキサー、ニーダーなどを用いて十分に混合して本
発明の加硫性ゴム組成物とする。
来公知の加工方法が適用できる。すなわち、ポリマー成
分に前記の配合剤を加え、オープンロールミル、バンバ
リーミキサー、ニーダーなどを用いて十分に混合して本
発明の加硫性ゴム組成物とする。
【0028】該加硫性ゴム組成物から本発明の加硫ゴム
を製造するには、加硫性ゴム組成物を、必要に応じて押
出成形、カレンダー成形などにより所望の形状に成形し
たのち、加硫する。加硫方法としては、プレス加硫、缶
加硫、ホットエアー加硫、UHF加硫、LCM加硫、P
CM加硫など、またはこれらを組み合わせてなる連続加
硫法を採ることができる。中でも長尺物を効率よく生産
できる連続加硫法は、本発明の加硫ゴムの製造方法とし
て好ましい。
を製造するには、加硫性ゴム組成物を、必要に応じて押
出成形、カレンダー成形などにより所望の形状に成形し
たのち、加硫する。加硫方法としては、プレス加硫、缶
加硫、ホットエアー加硫、UHF加硫、LCM加硫、P
CM加硫など、またはこれらを組み合わせてなる連続加
硫法を採ることができる。中でも長尺物を効率よく生産
できる連続加硫法は、本発明の加硫ゴムの製造方法とし
て好ましい。
【0029】本発明の加硫性ゴム組成物はそれ自体で加
硫ゴムの製造に供されるほか、ゴム製品の一部例えば表
層、リップ部、芯材部などとして,他のゴム組成物や樹
脂組成物と複合されて、ゴム製品の製造に供される。
硫ゴムの製造に供されるほか、ゴム製品の一部例えば表
層、リップ部、芯材部などとして,他のゴム組成物や樹
脂組成物と複合されて、ゴム製品の製造に供される。
【0030】本発明の加硫ゴムは、耐候性、耐オゾン
性、耐熱性に優れ、高強度および高硬度を有するため、
自動車用部品、工業用部品、建築材料などの広い分野に
利用することができる。かかる自動車用部品としてはパ
ッキン類、ホース類、水切りゴム、グラスランラバー、
ウェザーストリップ、軟質ソリッド及び硬質ソリッドゴ
ムの複合体のソリッドゴム部分、ドアーシール、トラン
クシールに適用されるスポンジゴムとソリッドゴムの複
合体のソリッドゴム部分、泥よけなどが、工業用部品と
しては、ゴムロール、シール材、パッキンなどが、建築
材料としてはセッティングブロック、ゴムタイル、ガス
ケットなどが挙げられる。
性、耐熱性に優れ、高強度および高硬度を有するため、
自動車用部品、工業用部品、建築材料などの広い分野に
利用することができる。かかる自動車用部品としてはパ
ッキン類、ホース類、水切りゴム、グラスランラバー、
ウェザーストリップ、軟質ソリッド及び硬質ソリッドゴ
ムの複合体のソリッドゴム部分、ドアーシール、トラン
クシールに適用されるスポンジゴムとソリッドゴムの複
合体のソリッドゴム部分、泥よけなどが、工業用部品と
しては、ゴムロール、シール材、パッキンなどが、建築
材料としてはセッティングブロック、ゴムタイル、ガス
ケットなどが挙げられる。
【0031】
【発明の効果】本発明の加硫性ゴム組成物を加硫する
と、EPDMが本来有する耐候性、耐オゾン性、耐熱性
を損なうことなく、高強度および高硬度を有する加硫ゴ
ムを得ることができる。
と、EPDMが本来有する耐候性、耐オゾン性、耐熱性
を損なうことなく、高強度および高硬度を有する加硫ゴ
ムを得ることができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例を挙げ本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0033】実施例1〜18 BR型バンバリーミキサーにて、表−1のうち、EPD
Mからヒタノール1501までの配合剤を混練した後、
さらに表−1の酸化カルシウム以下、残りの配合剤を添
加して10インチオープンロールで混練し、加硫性ゴム
組成物を作製した。得られた加硫性ゴム組成物をプレス
加硫装置を用い、160℃にて20分加硫した。EPD
Mおよびスチレン・ブタジエンブロック共重合体(S
B)の種類と性質を表−2および表−3にそれぞれ示
す。ポリマー成分およびポリスチレンの組み合わせ、イ
オウ配合量および得られた加硫ゴムの物性を表−4、表
−5、表−6に示す。なお、加硫ゴムの物性は、JIS
K6301及びASTM D2240に準拠して測定
した。
Mからヒタノール1501までの配合剤を混練した後、
さらに表−1の酸化カルシウム以下、残りの配合剤を添
加して10インチオープンロールで混練し、加硫性ゴム
組成物を作製した。得られた加硫性ゴム組成物をプレス
加硫装置を用い、160℃にて20分加硫した。EPD
Mおよびスチレン・ブタジエンブロック共重合体(S
B)の種類と性質を表−2および表−3にそれぞれ示
す。ポリマー成分およびポリスチレンの組み合わせ、イ
オウ配合量および得られた加硫ゴムの物性を表−4、表
−5、表−6に示す。なお、加硫ゴムの物性は、JIS
K6301及びASTM D2240に準拠して測定
した。
【0034】比較例1〜4 表−7に示すポリマー成分およびポリスチレンの組み合
わせおよびイオウ配合量にて、実施例と同様の方法によ
り配合剤を混練したのち加硫した。得られた加硫ゴムの
物性を表−7に示す。
わせおよびイオウ配合量にて、実施例と同様の方法によ
り配合剤を混練したのち加硫した。得られた加硫ゴムの
物性を表−7に示す。
【0035】本発明の実施例1〜18の加硫ゴムは、い
ずれも高強度および高硬度を有している。一方、ポリマ
ー成分のうちEPDMが80wt%を越える比較例1の
加硫ゴムは実施例8〜10の加硫ゴムに比べて硬度が低
い。ポリマー成分としてスチレン・共役ジオレフィンブ
ロック共重合体を含まない比較例2の加硫ゴムは、硬度
は優れるが引張強度が劣る。イオウ配合量が少ない比較
例3、4の加硫ゴムも、硬度あるいは引張強度が劣る。
ずれも高強度および高硬度を有している。一方、ポリマ
ー成分のうちEPDMが80wt%を越える比較例1の
加硫ゴムは実施例8〜10の加硫ゴムに比べて硬度が低
い。ポリマー成分としてスチレン・共役ジオレフィンブ
ロック共重合体を含まない比較例2の加硫ゴムは、硬度
は優れるが引張強度が劣る。イオウ配合量が少ない比較
例3、4の加硫ゴムも、硬度あるいは引張強度が劣る。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 53/02 LLY 7142−4J 91/00 LSJ 7415−4J (72)発明者 重松 広信 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 和田木 健 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 金原 敏勝 愛知県稲沢市北島町西の町30番地 豊田合 成株式会社技術センター内 (72)発明者 渡辺 一成 愛知県稲沢市北島町西の町30番地 豊田合 成株式会社技術センター内 (72)発明者 田中 利幸 愛知県稲沢市北島町西の町30番地 豊田合 成株式会社技術センター内
Claims (5)
- 【請求項1】 ムーニー粘度が10〜100(ML1+4
100℃)、エチレン/α−オレフィンの重量比が50
/50〜90/10、ヨウ素価が20〜45であるエチ
レン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体が30〜
80wt%およびスチレン・共役ジオレフィンブロック
共重合体が20〜70wt%の2元からなるポリマー成
分100重量部当たり、補強性充填剤を20〜150重
量部、イオウを3〜30重量部、スチレン系樹脂を0〜
50重量部および伸展油を0〜100重量部含むことを
特徴とする加硫性ゴム組成物。 - 【請求項2】 α−オレフィンがプロピレンまたは1−
ブテンであり、非共役ジエンがジシクロペンタジエンま
たはエチリデンノルボルネンである請求項1に記載の加
硫性ゴム組成物。 - 【請求項3】 スチレン/共役ジオレフィンの重量比が
30/70〜90/10であり、共役ジオレフィンが
1,3−ブタジエンである請求項1に記載の加硫性ゴム
組成物。 - 【請求項4】 スチレン系樹脂がポリスチレンである請
求項1に記載の加硫性ゴム組成物。 - 【請求項5】 請求項1に記載の加硫性ゴム組成物を用
いて、連続加硫法により製造した加硫ゴム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-1397 | 1992-01-08 | ||
JP139792 | 1992-01-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=11500361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5001009A Pending JPH05301998A (ja) | 1992-01-08 | 1993-01-07 | 加硫性ゴム組成物および加硫ゴム |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5597860A (ja) |
EP (1) | EP0574591A4 (ja) |
JP (1) | JPH05301998A (ja) |
CA (1) | CA2104775A1 (ja) |
TW (1) | TW256848B (ja) |
WO (1) | WO1993014160A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008201973A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Meiwa Rubber Kogyo Kk | 工業用ゴムロール組成物 |
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---|---|---|---|---|
DE19512472A1 (de) * | 1994-04-04 | 1995-10-05 | Sumitomo Chemical Co | Kautschukzusammensetzung mit hoher Härte |
US5732436A (en) * | 1995-08-21 | 1998-03-31 | Feigenbaum; Jeffery J. | Replacement wiper blade |
AU7371400A (en) * | 1999-09-17 | 2001-04-17 | Procter & Gamble Company, The | Radiation crosslinked elastomeric materials |
AU7371200A (en) * | 1999-09-17 | 2001-04-17 | Procter & Gamble Company, The | Low stress relaxation elastomeric materials |
US8578046B2 (en) | 2005-10-20 | 2013-11-05 | Qualcomm Incorporated | System and method for adaptive media bundling for voice over internet protocol applications |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3445543A (en) * | 1965-12-13 | 1969-05-20 | Phillips Petroleum Co | Cured blend of diene block copolymer,olefin rubber and polystyrene |
JPS5423958B2 (ja) * | 1971-08-20 | 1979-08-17 | ||
US3897405A (en) * | 1973-01-02 | 1975-07-29 | Goodrich Co B F | EPDM polymers grafted with vulcanization accelerators |
CA1078679A (en) * | 1975-09-15 | 1980-06-03 | Arthur A. Blaskiewicz | Epdm copolymer rubber-highly unsaturated rubber (filled) blends |
US4350795A (en) * | 1977-06-13 | 1982-09-21 | The Firestone Tire & Rubber Company | Thermoplastic elastomer blends |
JPS5423958A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-22 | Nippon Electric Co | Laminated ceramic capacitor |
JPS60163944A (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-26 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | ゴム組成物 |
JPH0635520B2 (ja) * | 1984-09-03 | 1994-05-11 | 旭化成工業株式会社 | 熱可塑性高弾性エラストマ−の組成物 |
JPS6357662A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-12 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 耐熱性に優れたシリンジ用ガスケツト |
US4778852A (en) * | 1987-04-06 | 1988-10-18 | The Firestone Tire & Rubber Company | Roofing composition |
JPH0813907B2 (ja) * | 1987-11-27 | 1996-02-14 | 日本合成ゴム株式会社 | 防振・防音・遮音材用ゴム組成物 |
EP0387436A1 (en) * | 1989-03-16 | 1990-09-19 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Rubber compositions |
US5348994A (en) * | 1992-03-05 | 1994-09-20 | Exxon Research & Engineering Co. | Polymer-modified functionalized asphalt compositions and methods of preparation (C-2747) |
-
1992
- 1992-12-31 TW TW081110527A patent/TW256848B/zh active
-
1993
- 1993-01-06 EP EP93901559A patent/EP0574591A4/en not_active Ceased
- 1993-01-06 WO PCT/JP1993/000004 patent/WO1993014160A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1993-01-06 CA CA002104775A patent/CA2104775A1/en not_active Abandoned
- 1993-01-07 JP JP5001009A patent/JPH05301998A/ja active Pending
-
1995
- 1995-07-21 US US08/505,708 patent/US5597860A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008201973A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Meiwa Rubber Kogyo Kk | 工業用ゴムロール組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2104775A1 (en) | 1993-07-09 |
EP0574591A1 (en) | 1993-12-22 |
US5597860A (en) | 1997-01-28 |
EP0574591A4 (en) | 1995-07-26 |
TW256848B (ja) | 1995-09-11 |
WO1993014160A1 (fr) | 1993-07-22 |
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