JP2001261964A - 低弾性率高分子組成物およびそれを用いたシール材 - Google Patents

低弾性率高分子組成物およびそれを用いたシール材

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JP2001261964A
JP2001261964A JP2000398703A JP2000398703A JP2001261964A JP 2001261964 A JP2001261964 A JP 2001261964A JP 2000398703 A JP2000398703 A JP 2000398703A JP 2000398703 A JP2000398703 A JP 2000398703A JP 2001261964 A JP2001261964 A JP 2001261964A
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styrene
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ethylene
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Application number
JP2000398703A
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Inventor
Toshiaki Sakaki
俊明 榊
Tetsuro Mizoguchi
哲朗 溝口
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信ケーブルクロージャー等のシール材とし
て、低温下でも柔軟性を有する低弾性率の高分子組成物
を提供する。 【解決手段】(A)スチレン−イソプレン−スチレンブ
ロック共重合体の水素添加物および/またはスチレン−
ブタジエン−スチレンブロック共重合体の水素添加物、
(B)エチレン−プロピレン−ジエンを含むゴム成分、
および(C)前記高分子材料(A)と(B)の合計量1
00重量部に対し軟化剤200重量部以上を含有し、前
記(B)の少なくとも一部が動的架橋により架橋されて
いる低弾性率高分子組成物。この組成物は、−30℃の
低温下でもシール材として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂(S
EPS、SEBS)とゴム(EPDMを含む)との組成
物に関する。さらに詳しくは、本発明は前記高分子材料
を含有し、広範囲の温度下においても圧縮永久歪が小さ
く柔軟性に優れ、白己粘着性を有する低弾性率高分子組
成物とそれを用いた通信ケーブルクロージャー等のシー
ル材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信ケーブルクロージャー等のシ
ール材としては、スチレン−イソプレン−スチレンブロ
ック共重合体の水素添加物(本明細書ではSEPSと略
称することがある)、さらにはエチレン−プロピレン−
ジエンゴム(本明細書ではEPDMと略称することがあ
る)が用いられている。そしてこれらの高分子材料に軟
化剤として流動点が−20℃以上、特に−5℃のパラフ
ィンオイルが多く添加されている。
【0003】なお、ここでいうクロージャーとは電線や
光ファイバーの分岐・接続のための容器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、EPD
Mからなるシール材は長時間の加硫工程が必要であり、
また最近は環境保護の面から資源のリサイクルが叫ばれ
ているが、ゴム単独ではリサイクルが実用上不可能に近
く、超臨界水を用いたり、高濃度のオゾンで分解するな
ど高価な設備を必要とし、非常に手間のかかる方法でし
かリサイクルができない。
【0005】一方、SEPSやSEBSは熱可塑性樹脂
に属するものであるが、これらを用いたシール材は、高
温で変形し、また高流動点のオイルを用いるために-3
0℃での低温で圧縮永久歪が非常に増大するという性質
がある。圧縮永久歪が大きくなることは、シール性能の
悪化をもたらし、水の侵入を引き起こしたり内部ガスが
リークするなどの問題が出てくる。また、EPDMゴム
組成物は種々の用途に向けて成分の異なるいくつかのも
のが知られているが、通信ケーブルクロージャーの分野
においてシール用として使用しようとするときは、やは
り−30℃〜0℃の低温領域でも圧縮永久歪が小さく柔
軟性に優れていることが要求される。しかしながら、こ
れまでに知られたEPDM組成物を低温領域における前
記シール用に供することは、特性面から困難である。例
えば、従来公知の組成物では、−20℃での圧縮永久歪
みが90%を越え、また室温と−20℃では硬度の変化
も非常に大きいことから、−20℃のような低温におけ
るシール性が悪化し、もれが発生する恐れがある。また
硬度が上昇することによって、シールに必要な圧縮が十
分に行えないという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
者らは、上記課題を解決するために種々研究した結果、
SEPSやSEBSとEPDMを動的架橋によりアロイ
化することにより、意外にも射出成形ができるばかりか
リサイクルも可能であり、高温でも変形が小さく、また
低温での圧縮永久歪を小さくできることを知見し、さら
に検討して本発明を完成したものである。
【0007】すなわち、本発明は、 1)(A)スチレン−イソプレン−スチレンブロック共
重合体の水素添加物および/またはスチレン−ブタジエ
ン−スチレンブロック共重合体の水素添加物、(B)エ
チレン−プロピレン−ジエンゴムを含むゴム成分、およ
び(C)前記高分子材料(A)と(B)の合計量100
重量部に対し軟化剤200重量部以上を含有し、前記
(B)の少なくとも一部が動的架橋により架橋されてい
ることを特徴とする低弾性率高分子組成物、 2)エチレン−プロピレン−ジエンゴムの架橋が樹脂加
硫剤によってなされている上記1)記載の低弾性率高分
子組成物、 3)軟化剤がパラフィンオイルである上記1)記載の低
弾性率高分子組成物、 4)パラフィンオイルの流動点が−35℃以下である上
記3)記載の低弾性率高分子組成物、 5)スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
の水素添加物が、エチレン−プロピレンを交互に繰り返
すブロックとエチレン単独からなるブロックの両ブロッ
クを有するスチレン−エチレン−エチレン−プロピレン
−スチレンブロック共重合体を含有する上記1)記載の
低弾性率高分子組成物、 6)軟化剤を前記高分子材料(A)と(B)の合計量1
00重量部に対し300重量部以上含有する上記1)記
載の低弾性率高分子組成物、 7)エチレン−プロピレン−ジエンゴム中のエチレン含
量が55重量%以下である上記1)記載の低弾性率高分
子組成物、 8)(A)スチレン−イソプレン−スチレンブロック共
重合体の水素添加物および/またはスチレン−ブタジエ
ン−スチレンブロック共重合体の水素添加物、(B)エ
チレン−プロピレン−ジエンゴムを含むゴム成分、およ
び(C)前記高分子材料(A)と(B)の合計量100
重量部に対し軟化剤200重量部以上を含有し、前記
(B)の少なくとも一部が動的架橋により架橋されてい
る低弾性率高分子組成物を用いることを特徴とするシー
ル材、および 9)ケーブルと筐体の隙間のシール用である上記8)記
載のシール材、である。
【0008】本発明の低弾性率高分子組成物は、前記の
ような組成を有するものであり、その低弾性率の程度は
JIS A硬度で表わすときが通常10以下である。ま
た、シール部材としては、その硬度を23℃における1
/1サイズコーン針入度で規定するとき、10以上、好
ましくは20以上、さらに好ましくは30以上である
が、本発明の高分子組成物の硬度はこの規定を充分満足
する程度に低弾性率である。また、実用上、射出成形が
可能な程度に低弾性率である。
【0009】本組成物は、柔軟であってかつ低温でも圧
縮永久歪が小さく、射出成形で容易に成形可能であり、
また成型物を細断して再度射出成形できること、すなわ
ちリサイクル性があり、この点においてもシール材とし
て好適である。本発明の低弾性率高分子組成物は、軟化
剤の存在下でEPDMを含むゴム成分(以下、単に「E
PDMゴム」と称することがある)(B)を前記の熱可
塑性樹脂(A)とアロイ化したものである。ここでいう
アロイ化は、熱可塑性樹脂(A)がEPDMゴムと均一
に混和されていて、熱可塑性樹脂を海相とすればその中
にEPDMゴムが島相で存在する状態と考えられる。
【0010】前記熱可塑性樹脂(A)はそれ単独では7
0℃以上の高温下で変形する性質を有しているが、本発
明の組成物は高温下においてもこのような変形が実質上
阻止されおり、しかも低温下においてはEPDMゴムの
有する特性(低温での圧縮永久歪が小さい)を保持す
る。すなわち、前記熱可塑性樹脂単独では達成できない
低温での圧縮永久歪が小さいという機能が付与されてい
る。しかも前記熱可塑性樹脂と同様に150℃以上で射
出成形による成形が可能であり、またシール材として使
用後は単に破砕するだけでリサイクルすることもでき
る。
【0011】EPDMゴムと前記熱可塑性樹脂(A)と
の配合比は、上記の機能が発揮するように選択される
が、通常はEPDMゴムが25〜75重量%、前記熱可
塑性樹脂(A)が75〜25重量%の範囲であり、好ま
しくは30〜70重量%/70〜30重量%の割合であ
る。EPDMゴム量が多くなり過ぎると動的架橋が困難
になり、押し出し成形を実施しようとしても適当な成形
物が得られなくなる。一方、EPDMゴム量が少なすぎ
ると圧縮永久歪が大きくなり柔軟性に欠けてくる。
【0012】本発明の低弾性率高分子組成物において、
軟化剤は柔軟性を付与するための機能を果たすが、とり
わけ流動点が−35℃以下のパラフィンオイルを添加す
ることにより、低温下での柔軟性が確保され、圧縮永久
歪を小さくすることができる。また、本発明の組成物は
その中のEPDMの少なくとも一部が動的架橋されるこ
とが特徴である。ここでいう動的架橋は、前期熱可塑性
樹脂とEPDMを高温溶融状態でブレンドし、これにゴ
ムを架橋する薬剤を添加することによって、混合中にE
PDMゴムを架橋させ、前記熱可塑性樹脂中に前記ゴム
を微分散させる手法である。この動的架橋によって、上
記のアロイ化が均一かつ効率よく達成でき、上記のよう
な性能が付与される。
【0013】ここで、EPDMの少なくとも一部が動的
架橋されている状態は、得られた低弾性率高分子組成物
を溶剤に溶解したときに、不溶成分が架橋を施す前の溶
剤不溶成分量よりも多くなっているかどうかによって判
定できる。換言すると、動的架橋前の不溶分(%)と動
的架橋後の不溶分(%)を比較して、後者が多い状態を
いう。クロージャー材料としては非常に柔軟で、追従性
が要求される他に、耐候性、耐老化性、使用温度下で弾
性を有すること(低圧縮永久歪)が必要となる。本発明
の組成物を構成する前記熱可塑性樹脂およびEPDMゴ
ムは主鎖に二重結合を有しないために、非常に耐候性に
優れる。さらに二重結合を有しないために、耐老化性に
優れている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
[熱可塑性樹脂(A)]シール材用の熱可塑性樹脂
(A)として、前記のような針入度にするためには、軟
化剤なしでも柔軟性を有するものが望まれる。室温下に
おいて、軟化剤を要することなくゴム状弾性を有する熱
可塑性樹脂としてはスチレン−イソブチレン−スチレン
ブロック共重合体(SIS)やその水素添加物(SEP
S)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合
体(SBS)やその水素添加物(SEBS)、さらにス
チレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体(S
IBS)等が挙げられる。ここで、耐候性を考慮すると
ソフトセグメントに二重結合をほとんど有しないSEP
SやSEBS、ソフトセグメントに二重結合を全く有し
ないSIBSが適しているが、SIBSは圧縮永久歪が
大きい点で好ましくない。従って、本発明ではSEPS
および/またはSEBSが使用されるが、ここでいうS
EPSとしてはエチレンユニットがブロック状に入った
SEEPSも包含する。
【0015】なお、SEPSはSISに水素添加したも
のであるが、エチレンとプロピレンは必ず交互に並んで
いる。SEEPSではこのエチレンとプロピレンの交互
に並んだユニットの他にエチレンのみによるユニットが
ブロック状に存在する。ブロック共重合体中のスチレン
(ハードセグメントに相当)量が少ないと室温下での弾
性が減少し(すなわち、圧縮永久歪が大きくなる)、多
いと硬くなり過ぎる。通常、スチレン量は10〜35重
量%であることが好ましい。
【0016】次に、前記熱可塑性樹脂の分子量はその値
が大きいほど強度が高くなり、また軟化剤の吸収量が大
きくなることからみて有利である。この点において分子
量は一般的に10万以上であることを要し、好ましくは
15万以上、さらに好ましくは20万以上である。な
お、コーン針入度の上限としては特に限定はないが、取
り扱いを考慮すると一般的に200以下がよく、好まし
くは150以下、さらに好ましくは100以下である。
【0017】[EPDMを含むゴム成分(B)]EPD
Mは、前記熱可塑性樹脂(A)と混和されるゴムとし
て、親和性、耐候性、圧縮永久歪を考慮すると好適であ
る。本発明においては、EPDMと共にEPDM以外の
ゴムをブレンドすることを妨げるものではないが、ゴム
中のEPDM量は50重量%以上とするのが好ましい。
EPDMはそのエチレン量が高いとき、強度も高くな
り、軟化剤の高充填が可能になるが、その一方で0℃以
下の低温で結晶化し急激に硬度が上がり圧縮永久歪みが
大きくなる。そのために、シール材のように低温下でも
機能が発揮される分野、特にケーブルクロージャー用シ
ール材の場合は、エチレン量が60重量%以下、好まし
くは55重量%以下のEPDMが用いられる。
【0018】EPDMを構成するジエンとしては、エチ
リデンノルボーネン、ジシクロペンタンジエンが一般的
であるが、本発明におけるEPDMはいずれのジエンで
あってもよい。EPDM中のジエン量は、その量が多い
ときは加硫速度が早くなる点において有利であるが、耐
候性、耐老化性を考慮して通常15重量%以下であるも
のが用いられ、好ましくは10重量%以下である。 [軟化剤(C)]軟化剤は、EPDM、SEPS,SE
BS等と親和性の高いものが好ましく使用されるが、通
常パラフィンオイルが好適である。そのなかでも、低温
下でもシール材等としての機能発揮させる目的からは、
ロウ成分を除去して流動点を下げたものが好ましく用い
られる。すなわち、パラフィンの流動点はJIS K2
269の測定基準において一般的に−15℃であるが、
上記のように低温特性が要求される分野においては−3
5℃以下の流動点を有するものが好ましい。このような
パラフィンオイルの具体例としては、ダイアナプロセス
PX−90(出光興産株式会社製、流動点−45℃)が
挙げられる。
【0019】軟化剤の量は、一般に所望のシール材硬度
に合うように添加されるが、通常は前記熱可塑性樹脂
(A)と前記EPDMゴム(B)の合計量100重量部
に対し150重量部以上を要し、好ましくは200重量
部以上、さらに好ましくは300重量部以上である。添
加の上限量は、本発明組成物が目的とする機能を損なわ
ない限りにおいて特に制限はないが、一般的に前記合計
量100重量部に対し、約1000重量部までである。
【0020】[架橋剤、加硫促進剤および加硫活性化
剤]本発明において、EPDMゴムを架橋するための架
橋剤としては、硫黄や、通常の樹脂型加硫剤が使用可能
であり、とりわけ樹脂型加硫剤を有利に用い得る。樹脂
型加硫剤の例としては、アルキルフェノール・ホルムア
ルデヒド樹脂が挙げられ、その具体例としてはタッキロ
ール(田岡化学製)がある。樹脂型加硫剤を用いると
き、硫黄よりも加硫が迅速に起る。架橋剤は、前記EP
DMゴム100重量部に対し、通常2〜20重量部、好
ましくは5〜17重量部使用される。
【0021】前記架橋剤に加えて、加硫促進剤、加硫活
性化剤を添加してもよい。加硫促進剤は主として硫黄架
橋時に添加されるが、通常のチアゾール系、チウラム
系、ジチオカーバメート系、スルフェンアミド系等のも
のが使用できる。加硫促進剤は、前記EPDMゴム10
0重量部に対し、通常2〜20重量部程度使用される。
また、加硫活性化剤としては、亜鉛華、ステアリン酸等
を用いることができる。加硫活性化剤は、前記EPDM
ゴム100重量部に対し、通常0.1〜100重量部程
度使用される。
【0022】[その他の添加剤]本発明の低弾性率高分
子組成物には、品質向上等を目的に加工助剤、補強剤、
着色剤、老化防止剤、光安定化剤、紫外線吸収剤、難燃
剤、粘着付与剤等を適宜添加することができる。補強剤
としてはシリカ、カーボンブラック等が挙げられ、前記
熱可塑性樹脂(A)と前記EPDMゴム(B)の合計量
100重量部に対し0〜300重量部を添加できる。充
填剤としては、炭酸カルシウム、クレイ、炭酸マグネシ
ウム等が挙げられ、前記熱可塑性樹脂(A)と前記EP
DMゴムゴム(B)の合計量100重量部に対し0〜3
00重量部を添加できる。難燃剤としては、水酸化アル
ミニウム、三酸化アンチモン等が挙げられ、前記熱可塑
性樹脂(A)と前記EPDMゴム(B)の合計量100
重量部に対し0〜100重量部を添加できる。また、粘
着付与剤としてはクマロン−インデン樹脂、脂肪族系炭
化水素樹脂、脂環族系炭化水素樹脂等や、液状ポリブデ
ン、液状ポリイソプレン等の低分子成分等が挙げられ、
前記熱可塑性樹脂(A)と前記EPDMゴム(B)の合
計量100重量部に対し0〜200重量部を添加でき
る。
【0023】[低弾性率高分子組成物の調製]本発明組
成物の調製は、前記熱可塑性樹脂(A)、前記EPDM
を含むゴム成分(B)および軟化剤(C)を、適宜の添
加剤と共に混練し、動的架橋することによって実施され
る。すなわち、この調製は、(i)EPDMゴム、加硫
剤・加硫活性剤、熱可塑性樹脂および軟化剤と、その他
の添加成分を混練、ブレンドする工程と、(ii)これら
の混和物をEPDMの少なくとも一部が架橋されるよう
に動的架橋に付する工程、により行われる。
【0024】上記の混練、ブレンド工程は、ゴムの種
類、添加剤の種類等に対応して次のように実施するのが
有利である。 1)樹脂型加硫剤を用いる場合 ゴム成分が混練によって粉末化する場合は、ゴムを粉末
化し、これに樹脂型加硫剤、加硫活性剤を添加し、次い
で熱可塑性樹脂を加えてから、軟化剤を添加して、ブレ
ンドし吸収させる。軟化剤は、熱可塑性樹脂に添加して
それとゴムをブレンドしてもよい。
【0025】一方、ゴム成分が混練によって粉末化しな
い場合は、ゴムに加硫活性剤、充填剤等を添加して混練
し、ペレタイザーでペレット化する。このものに熱可塑
性樹脂と樹脂型加硫剤を加え、次いで軟化剤を添加し
て、よくブレンドし吸収させる。この方法によると、樹
脂型加硫剤と混練により粉末化しないゴムとの混練を続
けることによって起るゴム焼けを防止できる。 2)硫黄系加硫剤を用いる場合 ゴム成分が混練によって粉末化する場合は、前記樹脂型
加硫剤を使用するときと同様に、ゴムを粉末化して、こ
れに硫黄系加硫剤、加硫活性剤を添加し、次いで熱可塑
性樹脂を加えてから、軟化剤を添加して、ブレンドし吸
収させる。軟化剤は熱可塑性樹脂に添加して、それをゴ
ムとブレンドし、吸収させてもよい。
【0026】一方、ゴム成分が混練によって粉末化しな
い場合は、ゴムに硫黄、加硫促進剤、加硫活性剤、充填
剤等を添加し混練し、ペレタイザーでペレット化する。
このものに熱可塑性樹脂と樹脂型加硫剤を加え、次いで
軟化剤を添加して、よくブレンドし吸収させる。軟化剤
の量が多いときは、全成分を一度に混練機中や押出機中
で混練しようとしても、スリップを起して均一な分散を
達成できないことがある。この場合、軟化剤は熱可塑性
樹脂とゴム成分の両方に、時間をかけて吸収させること
によってスリップを起こすことなく混練できる。
【0027】次に、上記の混練工程の後、動的架橋工程
に付するが、この工程は通常のゴム混練機を使用して実
施できる。例えば、ニーダーやバンバリーミキサーを使
用することも可能であるが、とりわけ押出機、なかでも
二軸押出機が好適であり、回転数は50〜500rpm
程度がよい。動的架橋は、通常160〜200℃で行わ
れる。[シール材]本発明のシール材は、上記の低弾性
率高分子組成物を用いて作製される。シール材は、その
硬度が23℃における1/1サイズコーン針入度で規定
するとき通常10以上であることを要し、20以上であ
ると好ましく、30以上であるとさらに好ましい。シー
ル材の形状は適宜に選択され、射出成形により作製でき
る。上記の低弾性率高分子組成物は、例えばケーブルと
筐体との隙間のシール用として好適である。
【0028】
【実施例】以下に、実施例および比較例をあげて本発明
をさらに具体的に説明する。なお、実施例および比較例
で得た高分子組成物の物性は次の方法により測定し、後
述の表1(実施例)および表2(比較例)に示した。 [試験方法] 圧縮永久歪: JIS K6262の方法に従い、測定
温度70℃、測定時間24時間で測定した。また、測定
温度−30℃および−20℃でも同様にして測定した。
−30℃、−20℃では圧縮から開放後、試験温度下の
まま30分間放置後の厚みを測定し、圧縮永久歪を測定
した。ゴム組成物が低温下であってもシール用部材とし
て使用できるためには、−20℃での圧縮永久歪が40
以下であることが好ましい。
【0029】コーン針入度: JISK2220のちょ
う度測定法に従い、1/1サイズの円錐Aを使用して測
定した。測定温度は23℃とした。 リサイクル性: 成形物を細断し、射出成形またはプレ
ス成形できるかどうかにより判断した。 ○ ;リサイクルできる。 × ;リサイクルできない。
【0030】実施例1 EPDM(住友化学工業製のエスプレン532;エチレ
ンとプロピレンの合計量100に対するエチレンの含
量;51重量%、125℃におけるムーニー粘度;8
1、ジエン:エチリデンノルボーネン比率3.5%、ジ
エン成分;ENB)50重量部、樹脂加硫剤(田岡化学
製、タッキロール250−II)6重量部、亜鉛華2.5
重量部とをニーダーで混練し、粉砕されたゴムを得た。
一方、スチレン−エチレン−プロピレンブロック共重合
体(クラレ製、セプトン4077)50重量部に、軟化
剤(出光興産製、ダイアナプロセスオイルPX−90)
400重量部を添加して、よくブレンドし、吸収させ
た。これに、前記の細断ゴムを混ぜ合わせ2日間放置し
た後、押出機(アイペックス製、HTM3838−2)
で動的加硫を行った。このときの回転数は200rp
m、温度は170℃とした。かくして得られた高分子組
成物は非常に柔軟であった。この高分子組成物を射出成
型機(住友重機械製、SG25−HIPRO MIIA)
を用いて成形し、物性を測定した。
【0031】実施例2 スチレン−エチレン−プロピレンブロック共重合体(ク
ラレ製、セプトン4077)50重量部に、軟化剤(出
光興産製、ダイアナプロセスオイルPX−90)400
重量部を添加して、よくブレンドし、吸収させた。これ
に、EPDM(住友化学工業製、エスプレン532)5
0重量部、酸化亜鉛2.5重量部、ステアリン酸0.5
重量部を添加し、混練機(モリヤマ製、ミックスラボM
L−500)で2分間混練した。このとき、温度は17
0℃、回転数は100rpmとした。その後、樹脂加硫
剤(田岡化学製、タッキロール250−III)6重量部
を添加し、混練トルクが最大になるまで混練した。この
混練物をプレス成形して得た成形物の物性を測定した。
【0032】実施例3 スチレン−エチレン−プロピレンブロック共重合体(ク
ラレ製、セプトン4077)50重量部に、軟化剤(出
光興産製、ダイアナプロセスオイルPX−90)400
重量部を添加して、よくブレンドし、吸収させた。これ
に、EPDM(住友化学工業製のエスプレン532)5
0重量部、酸化亜鉛2.5重量部、ステアリン酸0.5
重量部を添加し、混練機(モリヤマ製、ミックスラボM
L−500)で2分間混練した。その後、加硫促進剤T
ET、BZ、TTTEを各0.25重量部添加し、さら
に1.5分後混練後、硫黄0.5重量部、加硫促進剤M
を0.5重量部添加し、混練トルクが最大になった後、
さらに1分間混練した。この混練物をプレス成形して得
た成形物の物性を測定した。
【0033】実施例4 スチレン−エチレン−プロピレンブロック共重合体(ク
ラレ製、セプトン4077)50重量部に、軟化剤(出
光興産製、ダイアナプロセスオイルPX−90)400
重量部を添加して、よくブレンドし、吸収させた。これ
に、EPDM(住友化学工業製のエスプレン670)1
00重量部(このうち50重量部は油展分)、さらに酸
化亜鉛2.5重量部、ステアリン酸0.5重量部を添加
し、混練機(モリヤマ製、ミックスラボML−500)
で2分間混練した。その後、加硫促進剤TET、BZ、
TTTEを各0.25重量部添加し、さらに1.5分混
練後、硫黄0.5重量部、加硫促進剤Mを0.5重量部
添加し、混練トルクが最大になった後、さらに1分間混
練した。この混練物をプレス成形して得た成形物の物性
を測定した。
【0034】比較例1 SEPS(クラレ製、セプトン2063)100重量部
に、軟化剤(出光興産製、ダイアナプロセスオイルPW
−380)500重量部を添加し、混練したものをプレ
ス成形した。得られた成形物の物性を測定し、その結果
を表1に示す。このものは、70℃でへたりを生じ、シ
ール材として使用できなかった。 比較例2 SEBS(旭化成製、タフテックH1075)100重
量部に、軟化剤(出光興産製、ダイアナプロセスオイル
PW−380)500重量部を添加し、混練したものを
プレス成形した。得られた成形物の物性を測定し、その
結果を表1に示す。このものは、70℃でへたりを生
じ、シール材として使用できなかった。
【0035】比較例3 EPDM(住友化学製のエスプレン532)100重量
部に表1に示す配合剤を添加し、混練した。この混練物
をプレス成形し、得た成形物の物性を測定した。その結
果を表1に示す。このものは、容易にリサイクルできな
かった。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 53:02) C08L 53:02) Fターム(参考) 4F070 AA63 AB08 AC05 AE08 GA06 GA08 GB03 GC05 4H017 AA31 AB17 AC01 AC16 AE02 AE05 4J002 AE051 BB153 BP012 BP032 CC054 DA046 FD010 FD021 FD130 FD144 FD146 FD150 GJ02 GQ00 5G375 AA08 BA26 BB01 CA02 CB03 DB23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)スチレン−イソプレン−スチレンブ
    ロック共重合体の水素添加物および/またはスチレン−
    ブタジエン−スチレンブロック共重合体の水素添加物、
    (B)エチレン−プロピレン−ジエンゴムを含むゴム成
    分、および(C)前記高分子材料(A)と(B)の合計
    量100重量部に対し軟化剤200重量部以上を含有
    し、前記(B)の少なくとも一部が動的架橋により架橋
    されていることを特徴とする低弾性率高分子組成物。
  2. 【請求項2】エチレン−プロピレン−ジエンゴムを含む
    ゴム成分の架橋が樹脂加硫剤によってなされている請求
    項1記載の低弾性率高分子組成物。
  3. 【請求項3】軟化剤がパラフィンオイルである請求項1
    記載の低弾性率高分子組成物。
  4. 【請求項4】パラフィンオイルの流動点が−35℃以下
    である請求項3記載の低弾性率高分子組成物。
  5. 【請求項5】スチレン−イソプレン−スチレンブロック
    共重合体の水素添加物が、エチレン−プロピレンを交互
    に繰り返すブロックとエチレン単独からなるブロックの
    両ブロックを有するスチレン−エチレン−エチレン−プ
    ロピレン−スチレンブロック共重合体を含有する請求項
    1記載の低弾性率高分子組成物。
  6. 【請求項6】軟化剤を前記高分子材料(A)と(B)の
    合計量100重量部に対し300重量部以上含有する請
    求項1記載の低弾性率高分子組成物。
  7. 【請求項7】エチレン−プロピレン−ジエンゴム中のエ
    チレン含量が55重量%以下である請求項1記載の低弾
    性率高分子組成物。
  8. 【請求項8】(A)スチレン−イソプレン−スチレンブ
    ロック共重合体の水素添加物および/またはスチレン−
    ブタジエン−スチレンブロック共重合体の水素添加物、
    (B)少なくとも一部が動的架橋により架橋されている
    エチレン−プロピレン−ジエンを含むゴム成分、および
    (C)前記高分子材料(A)と(B)の合計量100重
    量部に対し軟化剤200重量部以上を含有し、前記
    (B)の少なくとも一部が動的架橋により架橋されてい
    る低弾性率高分子組成物を用いることを特徴とするシー
    ル材。
  9. 【請求項9】ケーブルと筐体との隙間のシール用である
    請求項8記載のシール材。
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