JP2773194B2 - 高硬度ゴム組成物 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は高硬度ゴム組成物に関するものである。更に
詳細には,耐熱性,耐候性に優れたエチレン・α−オレ
フィン共重合ゴムからなる滑めらかな押出表面を与える
高硬度ゴム組成物に関するものである。
詳細には,耐熱性,耐候性に優れたエチレン・α−オレ
フィン共重合ゴムからなる滑めらかな押出表面を与える
高硬度ゴム組成物に関するものである。
本発明のゴム組成物は,自動車部品,工業用部品,建
築材料その他の広い範囲にわたって使用することができ
る。
築材料その他の広い範囲にわたって使用することができ
る。
<従来の技術> 本発明者らは,すでに,エチレン・α−オレフィン共
重合ゴム,液状ジュン系ゴム及び多量の硫黄の組合せを
特徴とし,混練加工性及び加硫ゴム特性に優れ,しか
も,滑めらかな押出表面を与える高硬度ゴム組成物を発
明している(特開昭60−262842,同62−135552,米国特特
許4,708,992号の各公報)。しかし,これらの発明は,
粘調な液体である液状ジエン系ゴムを用いるため,秤量
及び混練工程での液状ジエン系ゴムの取扱いの点におい
て問題を残しており,その改良が要望されていた。
重合ゴム,液状ジュン系ゴム及び多量の硫黄の組合せを
特徴とし,混練加工性及び加硫ゴム特性に優れ,しか
も,滑めらかな押出表面を与える高硬度ゴム組成物を発
明している(特開昭60−262842,同62−135552,米国特特
許4,708,992号の各公報)。しかし,これらの発明は,
粘調な液体である液状ジエン系ゴムを用いるため,秤量
及び混練工程での液状ジエン系ゴムの取扱いの点におい
て問題を残しており,その改良が要望されていた。
また,エチレン・α−オレフィン共重合ゴム,固体の
ジエン系ゴム及び多量の硫黄からなる高硬度ゴム組成物
としては,米国得許4,137,350号公報の例があるが,こ
の発明では,押出表面の改良に関する記載はない。ま
た,本発明者らの別の発明(特開昭61−143458号公報)
においては,押出加工性に関して押出機へのフィード性
については記載されているものの,押出表面の改良に関
する記載はない。
ジエン系ゴム及び多量の硫黄からなる高硬度ゴム組成物
としては,米国得許4,137,350号公報の例があるが,こ
の発明では,押出表面の改良に関する記載はない。ま
た,本発明者らの別の発明(特開昭61−143458号公報)
においては,押出加工性に関して押出機へのフィード性
については記載されているものの,押出表面の改良に関
する記載はない。
<発明が解決しようとする課題> 本発明の目的は,取扱い性に問題のある液状ジエン系
ゴムを用いることなく,滑めらかな押出表面を有し,し
かも高硬度を具えた高硬度ゴム組成物を与えることにあ
る。
ゴムを用いることなく,滑めらかな押出表面を有し,し
かも高硬度を具えた高硬度ゴム組成物を与えることにあ
る。
<問題を解決するための手段> 本発明者は,前記の目的を達成すべく鋭意検討の結
果,本発明に到達した。
果,本発明に到達した。
すなわち,本発明は, エチレン・α−オレフィン共重合ゴム100重量部,補
強剤60〜150重量部及び軟化剤0〜70重量部を含有する
未加硫のエチレン・α−オレフィン系ゴム組成物(A)
に,前記のエチレン・α−オレフィン共重合ゴム100重
量部あたり5〜40重量部の固体のジエン系ゴム(B)及
び該エチレン・α−オレフィン共重合ゴム100重量部あ
たり4〜15重量部の硫黄(C)を添加してなる未加硫ゴ
ム組成物を加硫してなる高硬度ゴム組成物に係るもので
ある。
強剤60〜150重量部及び軟化剤0〜70重量部を含有する
未加硫のエチレン・α−オレフィン系ゴム組成物(A)
に,前記のエチレン・α−オレフィン共重合ゴム100重
量部あたり5〜40重量部の固体のジエン系ゴム(B)及
び該エチレン・α−オレフィン共重合ゴム100重量部あ
たり4〜15重量部の硫黄(C)を添加してなる未加硫ゴ
ム組成物を加硫してなる高硬度ゴム組成物に係るもので
ある。
以下,本発明について詳しく説明する。
本発明で用いられる未加硫のエチレン・α−オレフィ
ン系ゴム組成物(A)は,エチレン・α−オレフィン共
重合ゴム100重量部,補強剤60〜150重量部及び軟化剤0
〜70重量部を含有する未加硫のゴム組成物である。
ン系ゴム組成物(A)は,エチレン・α−オレフィン共
重合ゴム100重量部,補強剤60〜150重量部及び軟化剤0
〜70重量部を含有する未加硫のゴム組成物である。
エチレン・α−オレフィン共重合ゴムはエチレン,1種
以上のα−オレフィン及び非共役ジエンからなる共重合
体であり,α−オレフィンとしてはプロピレン,1−ブテ
ン,1−ペンテン,1−ヘキセン等が例示され,非共役ジエ
ンとしてはジシクロペンタジエン,エチリデンノルボル
ネン,1・4−ヘキサジエン,メチルテトラヒドロインデ
ン,メチルノルボルネン等が例示される。
以上のα−オレフィン及び非共役ジエンからなる共重合
体であり,α−オレフィンとしてはプロピレン,1−ブテ
ン,1−ペンテン,1−ヘキセン等が例示され,非共役ジエ
ンとしてはジシクロペンタジエン,エチリデンノルボル
ネン,1・4−ヘキサジエン,メチルテトラヒドロインデ
ン,メチルノルボルネン等が例示される。
補強剤としては、カーボンブラック,無水シリカ,含
水シリカ,表面処理炭酸カルシウム,表面処面クレーな
どが挙げられ,これらを併用することもできる。しか
し,加硫ゴム特性及び未加硫ゴム加工性などの点からカ
ーボンブラックが望ましい。
水シリカ,表面処理炭酸カルシウム,表面処面クレーな
どが挙げられ,これらを併用することもできる。しか
し,加硫ゴム特性及び未加硫ゴム加工性などの点からカ
ーボンブラックが望ましい。
補強剤の含有量は,エチレン・α−オレフィン共重合
ゴム100重量部あたり60〜150重量部である。この範囲未
満では未加硫ゴムの加工性が劣り,この範囲を超えると
加硫ゴム特性が劣るためである。
ゴム100重量部あたり60〜150重量部である。この範囲未
満では未加硫ゴムの加工性が劣り,この範囲を超えると
加硫ゴム特性が劣るためである。
軟化剤としてはアロマ系プロセスオイル,ナフテン系
プロセスオイル及びパラフィン系プロセスオイルが挙げ
られるが,加硫ゴム組成物の汚染性などの点からナフテ
ン系プロセスオイル及びパラフィン系プロセスオイルが
望ましい。
プロセスオイル及びパラフィン系プロセスオイルが挙げ
られるが,加硫ゴム組成物の汚染性などの点からナフテ
ン系プロセスオイル及びパラフィン系プロセスオイルが
望ましい。
また,軟化剤として,DOS,DOPなどのポリ塩化ビニル用
可塑剤も用いることができる。
可塑剤も用いることができる。
軟化剤の含有量は,エチレン・α−オレフィン共重合
ゴム100重量部あたり,0〜70重量部である。この範囲を
超えると,目的とする加硫ゴム組成物の硬度が上昇しに
くいためである。
ゴム100重量部あたり,0〜70重量部である。この範囲を
超えると,目的とする加硫ゴム組成物の硬度が上昇しに
くいためである。
本発明に用いる固体のジエン系ゴム(B)(以下「ジ
エン系ゴム」と略称する。)としては,天然ゴム(N
R),ポリイソプレンゴム(IR),ポリブタジエンゴム
(BR),スチレン−ブタジエンゴム(SBR),アクリロ
ニトリルブタジエンゴム(NBR)などが挙げられ,特に
制約されるものではない。また、未加硫ゴム組成物のロ
ール加工性及び目的の加硫ゴム組成物の硬度の温度変化
の大きい点を考慮すると,ジエン系ゴム中のブタジエン
含有量が50重量%以上であり,更に,加硫ゴム組成物の
強度及び硬度の点から,該ブタジエン部の結合の50%以
上が1.2結合であるジエン系ゴムが望ましい。更に,目
的の加硫ゴム組成物により高い硬度を与えることから,
該ブタジエン含有量が50%以上で,ブタジエン部の結合
の50%以上が1.2結合であり,かつ,重量平均分子量と
数平均分子量の比(重量平均分子量/数平均分子量,以
下「Q」と略称する。)が2以下であるジエン系ゴムが
最も望ましい。また,かかるジエン系ゴムの中として
は,ポリブタジエンゴム及びスチレン−ブタジエンゴム
が望ましい。
エン系ゴム」と略称する。)としては,天然ゴム(N
R),ポリイソプレンゴム(IR),ポリブタジエンゴム
(BR),スチレン−ブタジエンゴム(SBR),アクリロ
ニトリルブタジエンゴム(NBR)などが挙げられ,特に
制約されるものではない。また、未加硫ゴム組成物のロ
ール加工性及び目的の加硫ゴム組成物の硬度の温度変化
の大きい点を考慮すると,ジエン系ゴム中のブタジエン
含有量が50重量%以上であり,更に,加硫ゴム組成物の
強度及び硬度の点から,該ブタジエン部の結合の50%以
上が1.2結合であるジエン系ゴムが望ましい。更に,目
的の加硫ゴム組成物により高い硬度を与えることから,
該ブタジエン含有量が50%以上で,ブタジエン部の結合
の50%以上が1.2結合であり,かつ,重量平均分子量と
数平均分子量の比(重量平均分子量/数平均分子量,以
下「Q」と略称する。)が2以下であるジエン系ゴムが
最も望ましい。また,かかるジエン系ゴムの中として
は,ポリブタジエンゴム及びスチレン−ブタジエンゴム
が望ましい。
本発明におけるQは,液状クロマトグラフを使用し,
温度40℃,展開溶媒としてテトラヒドロフラン(THF)
を用いて得られる分子量分布から求められる。
温度40℃,展開溶媒としてテトラヒドロフラン(THF)
を用いて得られる分子量分布から求められる。
ジエン系ゴム(B)の添加量は,エチレン・α−オレ
フィン共重合ゴム100重量部あたり5〜40重量部,望ま
しくは10〜30重量部,最も望ましくは13〜27重量部であ
る。この範囲未満では,目的の加硫ゴム組成物につい
て,十分な硬度上昇が得られず,この範囲を超えると,
硬度は上昇するが,伸びないし強度などの加硫ゴム特性
が低下するためである。
フィン共重合ゴム100重量部あたり5〜40重量部,望ま
しくは10〜30重量部,最も望ましくは13〜27重量部であ
る。この範囲未満では,目的の加硫ゴム組成物につい
て,十分な硬度上昇が得られず,この範囲を超えると,
硬度は上昇するが,伸びないし強度などの加硫ゴム特性
が低下するためである。
本発明におけるジエン系ゴム(B)は単独で用いても
よいが,補強剤,軟化剤等を添加した状態で用いること
もできる。この際の補強剤の添加量は,補強剤の重量部
とエチレン・α−オレフィン共重合ゴムの重量部の比に
対し,補強剤の重量部とジエン系ゴムの重量部の比の方
が小さく,かつ,ジエン系ゴム100重量部あたり10〜80
重量部の補強剤を用いることが望ましい。また,軟化剤
はジエン系ゴム100重量部当り0〜50重量部で用いるの
が望ましい。
よいが,補強剤,軟化剤等を添加した状態で用いること
もできる。この際の補強剤の添加量は,補強剤の重量部
とエチレン・α−オレフィン共重合ゴムの重量部の比に
対し,補強剤の重量部とジエン系ゴムの重量部の比の方
が小さく,かつ,ジエン系ゴム100重量部あたり10〜80
重量部の補強剤を用いることが望ましい。また,軟化剤
はジエン系ゴム100重量部当り0〜50重量部で用いるの
が望ましい。
本発明に用いられる硫黄(C)は,粉末硫黄又は不溶
性硫黄のいづれでもよく,エチレン・α−オレフィン共
重合ゴム100重量部あたり4〜15重量部,望ましくは5
〜12重量部,更に望ましくは5〜10重量部用いられる。
硫黄がこの範囲未満では目的の加硫ゴム組成物の硬度の
上昇が不十分であり,また,この範囲を超えると,伸び
などの加硫ゴム特性が劣り,ブルームによる外観の悪化
を生じやすいためである。
性硫黄のいづれでもよく,エチレン・α−オレフィン共
重合ゴム100重量部あたり4〜15重量部,望ましくは5
〜12重量部,更に望ましくは5〜10重量部用いられる。
硫黄がこの範囲未満では目的の加硫ゴム組成物の硬度の
上昇が不十分であり,また,この範囲を超えると,伸び
などの加硫ゴム特性が劣り,ブルームによる外観の悪化
を生じやすいためである。
本発明において特に重要な点は,本発明の特徴を有す
る未加硫のエチレン・α−オレフィン系ゴム組成物
(A)に,ジエン系ゴム(B)及び硫黄(C)を添加す
る点にある。一般に,ゴム組成物の押出表面が滑らかで
あるためには,ゴム組成物に含まれる補強剤が,ゴム組
成物中の一部に偏在することなく,全体に均一に分配さ
れていることが必要である。ところが,エチレン・α−
オレフィン共重合ゴムとジエン系ゴムを共に組成として
含有するゴム組成物においては,補強剤をゴム組成物中
に均一に存在させることが困難であった。それは,補強
剤に対する分配能力が,エチレン・α−オレフィン共重
合ゴムとジエン系ゴムの間で大きく異なるため,添加し
た補強剤はジエン系ゴムの方により多く偏在してしま
い,よって,滑らかな押出表面を有するゴム組成物を得
ることができなかったのである。
る未加硫のエチレン・α−オレフィン系ゴム組成物
(A)に,ジエン系ゴム(B)及び硫黄(C)を添加す
る点にある。一般に,ゴム組成物の押出表面が滑らかで
あるためには,ゴム組成物に含まれる補強剤が,ゴム組
成物中の一部に偏在することなく,全体に均一に分配さ
れていることが必要である。ところが,エチレン・α−
オレフィン共重合ゴムとジエン系ゴムを共に組成として
含有するゴム組成物においては,補強剤をゴム組成物中
に均一に存在させることが困難であった。それは,補強
剤に対する分配能力が,エチレン・α−オレフィン共重
合ゴムとジエン系ゴムの間で大きく異なるため,添加し
た補強剤はジエン系ゴムの方により多く偏在してしま
い,よって,滑らかな押出表面を有するゴム組成物を得
ることができなかったのである。
本発明者らは,かかる現象に着目し,本発明の構成を
もってすれば,エチレン・α−オレフィン共重合ゴムと
ジエン系ゴムを共に含有するゴム組成物においても,補
強剤が均一に分散でき,よって,押出表面が滑らかであ
るゴム組成物を実現できることを見い出したのである。
もってすれば,エチレン・α−オレフィン共重合ゴムと
ジエン系ゴムを共に含有するゴム組成物においても,補
強剤が均一に分散でき,よって,押出表面が滑らかであ
るゴム組成物を実現できることを見い出したのである。
エチレン・α−オレフィン系ゴム組成物(A)とジエ
ン系ゴム(B)を混合するには,密閉型混練機及び/又
はミキシングロールにて,エチレン・α−オレフィン共
重合ゴム,補強剤及び軟化剤を混練して得られるエチレ
ン・α−オレフィン系ゴム組成物(A)とジエン系ゴム
(B)とを,再度,密閉型混練及び/又はミキシングロ
ールを用いて混練する方法,エチレン・α−オレフィン
系ゴム組成物(A)を混練した密閉型混練機及び/又は
ミキシングロールからエチレン・α−オレフィン系ゴム
組成物(A)を排出することなく,ジエン系ゴム(B)
を投入し,混練を続ける方法が挙げられる。
ン系ゴム(B)を混合するには,密閉型混練機及び/又
はミキシングロールにて,エチレン・α−オレフィン共
重合ゴム,補強剤及び軟化剤を混練して得られるエチレ
ン・α−オレフィン系ゴム組成物(A)とジエン系ゴム
(B)とを,再度,密閉型混練及び/又はミキシングロ
ールを用いて混練する方法,エチレン・α−オレフィン
系ゴム組成物(A)を混練した密閉型混練機及び/又は
ミキシングロールからエチレン・α−オレフィン系ゴム
組成物(A)を排出することなく,ジエン系ゴム(B)
を投入し,混練を続ける方法が挙げられる。
このとき,エチレン・α−オレフィン系ゴム組成物
(A)とジエン系ゴム(B)との混合の混練時間は短時
間で,ローター,ロールの回転数が小さい方がのぞまし
い。
(A)とジエン系ゴム(B)との混合の混練時間は短時
間で,ローター,ロールの回転数が小さい方がのぞまし
い。
また,ジエン系ゴム(B)として,ジエン系ゴムと補
強剤,軟化剤等を予め密閉型混練機及び/又はミキシン
グロールを用いて混練することによって得られる未加硫
のジエン系ゴム組成物を用いてもよい。
強剤,軟化剤等を予め密閉型混練機及び/又はミキシン
グロールを用いて混練することによって得られる未加硫
のジエン系ゴム組成物を用いてもよい。
更に,本発明において,エチレン・α−オレフィン系
ゴム組成物(A)及び未加硫ジエン系ゴム組成物を得る
際に,ゴム業界で公知である充填剤,加工助剤,消泡
剤,亜鉛華,ステアリン酸,加硫促進剤,老化防止剤な
どを加えることができ,エチレン・α−オレフィン系ゴ
ム組成物(A)とジエン系ゴム(B)の混合物を得る際
に,追加の補強剤,軟化剤の他に,ゴム業界で公知であ
る充填剤,加工助剤,消泡剤,亜鉛華,ステアリン酸,
加硫促進剤,加硫剤,老化防止剤などを加えることがで
きる。
ゴム組成物(A)及び未加硫ジエン系ゴム組成物を得る
際に,ゴム業界で公知である充填剤,加工助剤,消泡
剤,亜鉛華,ステアリン酸,加硫促進剤,老化防止剤な
どを加えることができ,エチレン・α−オレフィン系ゴ
ム組成物(A)とジエン系ゴム(B)の混合物を得る際
に,追加の補強剤,軟化剤の他に,ゴム業界で公知であ
る充填剤,加工助剤,消泡剤,亜鉛華,ステアリン酸,
加硫促進剤,加硫剤,老化防止剤などを加えることがで
きる。
硫黄(C)は,ジエン系ゴム(B)と同時に混練もで
きるが,未加硫ゴム組成物のスコーチ性を考慮するとエ
チレン・α−オレフィン系ゴム組成物(A)とジエン系
ゴム(B)とを混合した後に,比較的低温で密閉型混練
機及び/又はミキシングロールを用いて混練する方が望
ましい。この際に,追加の補強剤,軟化剤の他に,ゴム
業界で公知である充填剤,加工助剤,消泡剤,亜鉛華,
ステアリン酸,加硫促進剤,加硫剤,老化防止剤などを
加えることができる。
きるが,未加硫ゴム組成物のスコーチ性を考慮するとエ
チレン・α−オレフィン系ゴム組成物(A)とジエン系
ゴム(B)とを混合した後に,比較的低温で密閉型混練
機及び/又はミキシングロールを用いて混練する方が望
ましい。この際に,追加の補強剤,軟化剤の他に,ゴム
業界で公知である充填剤,加工助剤,消泡剤,亜鉛華,
ステアリン酸,加硫促進剤,加硫剤,老化防止剤などを
加えることができる。
本発明の高硬度ゴム組成物はいずれの加硫法,即ちプ
レス加硫,缶加硫,射出成形,ホットエアー加硫,UHF加
硫,LCM加硫,PCM加硫等もしくはこれらの組合せよりなる
連続加硫法を取ることができる。
レス加硫,缶加硫,射出成形,ホットエアー加硫,UHF加
硫,LCM加硫,PCM加硫等もしくはこれらの組合せよりなる
連続加硫法を取ることができる。
本発明の高硬度ゴム組成物は,自動車部品,工業用部
品,建築材料などの広い範囲にわたって使用することが
でき,その用途として例えば自動車部品ではパッキン
類,ホース類,水切りゴム,グラスランラバー,ウェザ
ーストリップ,軟質ソリッド及び硬質ソリッドゴムの複
合体の硬質ソリッドゴム部分,ドアーシール,トランク
シールに適用されるスポンジゴムとソリッドゴムの複合
体のソリッドゴム部分,泥除け等が,工業用部品では,
ゴムロール,シール材,パッキン等が,建築材料ではセ
ッティングブロック,ゴムタイル,ガスケット等が例示
される。
品,建築材料などの広い範囲にわたって使用することが
でき,その用途として例えば自動車部品ではパッキン
類,ホース類,水切りゴム,グラスランラバー,ウェザ
ーストリップ,軟質ソリッド及び硬質ソリッドゴムの複
合体の硬質ソリッドゴム部分,ドアーシール,トランク
シールに適用されるスポンジゴムとソリッドゴムの複合
体のソリッドゴム部分,泥除け等が,工業用部品では,
ゴムロール,シール材,パッキン等が,建築材料ではセ
ッティングブロック,ゴムタイル,ガスケット等が例示
される。
<実施例> 以下,実施例により本発明を説明するが,本発明はこ
れらの例のみに限定されるものではない。
れらの例のみに限定されるものではない。
本発明におけるQは下記の方法で得た分子量分布より
求めた。
求めた。
東洋曹達製HLC−802UPを使用,分配カラムとして103,
104,106,107のカラムを選択し,屈析計を検出機として
用い,展開溶媒とし,THFを使用し,40℃でゴム状物質の
分子量分布を測定した。
104,106,107のカラムを選択し,屈析計を検出機として
用い,展開溶媒とし,THFを使用し,40℃でゴム状物質の
分子量分布を測定した。
実施例におけるエチレン・α−オレフィン系ゴム組成
物(A)及び未加硫のジエン系ゴム組成物は表1に示す
配合と混練方法及び条件に従がって調製した。エチレン
・α−オレフィン系ゴム組成物(A)とジエン系ゴム
(B)又は未加硫のジエン系ゴム組成物の混合は表1に
示す混練方法及び条件に従がって実施した。更に,これ
らに硫黄(C)及び加硫促進剤を表1に示す配合と混練
方法及び条件に従がって加えた。得られた未加硫ゴム組
成物は,JIS K6300に従がったムーニー粘度測定及び下記
条件で押出加工を行ない,リボン状の押出成形品の作成
を行なった。押出成形品の表面(片面)を肉眼で観察
し,0.5〜1mm程度の凸部の個数を数え,1m当りの個数を求
めた。
物(A)及び未加硫のジエン系ゴム組成物は表1に示す
配合と混練方法及び条件に従がって調製した。エチレン
・α−オレフィン系ゴム組成物(A)とジエン系ゴム
(B)又は未加硫のジエン系ゴム組成物の混合は表1に
示す混練方法及び条件に従がって実施した。更に,これ
らに硫黄(C)及び加硫促進剤を表1に示す配合と混練
方法及び条件に従がって加えた。得られた未加硫ゴム組
成物は,JIS K6300に従がったムーニー粘度測定及び下記
条件で押出加工を行ない,リボン状の押出成形品の作成
を行なった。押出成形品の表面(片面)を肉眼で観察
し,0.5〜1mm程度の凸部の個数を数え,1m当りの個数を求
めた。
更に,未加硫ゴム組成物は160℃の熱プレスで20分加
硫して2mm厚さの加硫ゴム組成物を得た。このものの加
硫ゴム特性をJIS K6301に従がって測定した。これらの
測定結果を表3に示す。
硫して2mm厚さの加硫ゴム組成物を得た。このものの加
硫ゴム特性をJIS K6301に従がって測定した。これらの
測定結果を表3に示す。
押出加工の条件 押出機 スクリュー径45mm,スクリュー長さ/径の比
16 スクリュー回転数 30rpm ダイ 2mm×20mmのリボン状ダイ 温度 ダイ 80℃ シリンダー 60℃ 比較例においては,表2に示す配合及び混練方法及び
条件に従がって未加硫ゴム組成物を調製し,その他は実
施例と同じ操作によって実施した。得られた測定結果を
表3に示す。
16 スクリュー回転数 30rpm ダイ 2mm×20mmのリボン状ダイ 温度 ダイ 80℃ シリンダー 60℃ 比較例においては,表2に示す配合及び混練方法及び
条件に従がって未加硫ゴム組成物を調製し,その他は実
施例と同じ操作によって実施した。得られた測定結果を
表3に示す。
本発明による実施例1〜6はいづれも,高硬度及び滑
めらかな押出表面を共に具備したゴム組成物を実現して
いる。一方,本発明の特徴である,未加硫のエチレン・
α−オレフィン系ゴム組成物(A)に,ジエン系ゴム
(B)及び硫黄(C)を添加するという要件を満足しな
い比較例のゴム組成物においては,硬度又は押出表面の
滑めらかさにおいて劣っており,本発明の目的に照らし
て好ましくないことがわかる。
めらかな押出表面を共に具備したゴム組成物を実現して
いる。一方,本発明の特徴である,未加硫のエチレン・
α−オレフィン系ゴム組成物(A)に,ジエン系ゴム
(B)及び硫黄(C)を添加するという要件を満足しな
い比較例のゴム組成物においては,硬度又は押出表面の
滑めらかさにおいて劣っており,本発明の目的に照らし
て好ましくないことがわかる。
<発明の効果> 以上詳述したように,本発明により,取扱い性に問題
のある液状ジエン系ゴムを用いることなく高い硬度と滑
らかな押出表面を具備した高硬度ゴム組成物を提供する
ことができる。
のある液状ジエン系ゴムを用いることなく高い硬度と滑
らかな押出表面を具備した高硬度ゴム組成物を提供する
ことができる。
*1エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン 共重合ゴム ムーニー粘度(ML1+4100℃) 40 エチレン含量(重量%) 35 ヨウ素価 15 *2エチレン−プロピレン−エチリデンノボルネン 共重合ゴム ムーニー粘度(ML1+4100℃) 45 エチレン含量(重量%) 50 ヨウ素価 12 *3表面処理炭酸カルシュウム 白石工業社製 *4ポリブタジエンゴム ムーニー粘度(ML1+4100℃) 42 1,2結合含量(%) 80 Q 1.7 *5ポリブタジエンゴム ムーニー粘度(ML1+4100℃) 45 1,2結合含量(%) 75 Q 2.3 *6ポリブタジエンゴム ムーニー粘度(ML1+4100℃) 55 1,2結合含量(%) 26 Q 1.4 *7スチレンブタジエンゴム ムーニー粘度(ML1+4100℃) 70 ブタジエン含量(重量%) 63 ブタジエン部の1,2結合含量(%) 50 Q 1.5 *8加硫促進剤 住友化学工業社製 *9混練方法及び条件I 混練機 BRタイプバンバリーミキサー ロータ回転数(rpm)57.5/51.2(前/後ローター) 混練開始時のチャンバー温度(℃) 70 充填率(%) 約70 混練時間(分) 4 *10混練方法及び条件II 混練機 BRタイプバンバリーミキサー ローター回転数(rpm) 57.5/51.2(前/後ロータ
ー) 混練開始時のチャンバー温度(℃) 70 充填率(%) 約63 混練時間(分) 4 *11混練方法及び条件III 混練機 BRタイプバンバリーミキサー ローター回転数(rpm) 57.5/51.2(前/後ロータ
ー) 混練開始時のチャンバー温度(℃) 70 充填率(%) 約70 混練時間(分) 1 *12混練方法及び条件IV 混練方法及び条件IIで得られたエチレン・α−オレ
フィン系ゴム組成物をバンバリーミキサーより排出する
ことなく,ジエン系ゴムを投入して,下記条件で混練を
続ける。
ー) 混練開始時のチャンバー温度(℃) 70 充填率(%) 約63 混練時間(分) 4 *11混練方法及び条件III 混練機 BRタイプバンバリーミキサー ローター回転数(rpm) 57.5/51.2(前/後ロータ
ー) 混練開始時のチャンバー温度(℃) 70 充填率(%) 約70 混練時間(分) 1 *12混練方法及び条件IV 混練方法及び条件IIで得られたエチレン・α−オレ
フィン系ゴム組成物をバンバリーミキサーより排出する
ことなく,ジエン系ゴムを投入して,下記条件で混練を
続ける。
充填率(%) 約70 混練時間(分) 1(追加の混練時間) *13混練方法及び条件V 混練機 8インチ径ミキシングロール ロール回転数(rpm) 20/24(前/後ロール) ロール温度(℃) 50−60 混練量 5倍量 混練時間(分) 15 *14混練方法及び条件VI 混練機 8インチ径ミキシングロール ロール回転数(rpm) 20/24(前/後ロール) ロール温度(℃) 50−60 混練時間(分) 5
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI (C08L 23/16 9:00) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 23/08 C08L 23/16 C08K 3/06
Claims (4)
- 【請求項1】エチレン・α−オレフィン共重合ゴム100
重量部,補強剤60〜150重量部及び軟化剤0〜70重量部
を含有する未加硫のエチレン・α−オレフィン系ゴム組
成物(A)に,前記のエチレン・α−オレフィン共重合
ゴム100重量部あたり5〜40重量部の固体のジエン系ゴ
ム(B)及び該エチレン・α−オレフィン共重合ゴム10
0重量部あたり4〜15重量部の硫黄(C)を添加してな
る未加硫ゴム組成物を加硫してなる高硬度ゴム組成物。 - 【請求項2】固体のジエン系ゴム(B)のブタジエン含
有量が50重量%以上であり,かつ,該ブタジエン部の結
合の50%以上が1,2結合である請求項1記載の高硬度ゴ
ム組成物。 - 【請求項3】固体のジエン系ゴム(B)の重量平均分子
量と数平均分子量の比(重量平均分子量/数平均分子
量)が2以下である請求項2記載の高硬度ゴム組成物。 - 【請求項4】固体のジエン系ゴム(B)が,エチレン−
ブタジエンゴムである請求項1,2又は3記載の高硬度ゴ
ム組成物。
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US07/437,607 US4946888A (en) | 1989-03-09 | 1989-11-17 | High-hardness rubber composition |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2000344979A (ja) * | 1999-06-01 | 2000-12-12 | Jsr Corp | 高硬度加硫ゴム組成物 |
JP2004002682A (ja) * | 2002-04-12 | 2004-01-08 | Toyoda Gosei Co Ltd | 水系液体接触ゴム部品 |
CN101802078B (zh) | 2007-10-03 | 2013-05-01 | 住友橡胶工业株式会社 | 胎侧用橡胶组合物及具有使用该组合物的胎侧的轮胎、以及胎搭接部用橡胶组合物及具有使用胎搭接部用橡胶组合物的胎搭接部的轮胎 |
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JP6401551B2 (ja) * | 2013-09-12 | 2018-10-10 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂複合材料及びその製造方法 |
CN104262693A (zh) * | 2014-08-29 | 2015-01-07 | 朱其贵 | 一种高硬度无机增强型橡胶料 |
CN108752667A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-11-06 | 嘉兴东升橡塑有限公司 | 一种变压器密封件及其生产方法 |
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---|---|---|---|---|
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NL137200C (ja) * | 1962-11-15 | 1900-01-01 | ||
DE1570090C3 (de) * | 1965-05-14 | 1979-11-22 | Uniroyal Gmbh, 5100 Aachen | Verfahren zur verbesserten S-Vulkanisation von Äthylen-Propylen-Terpolymerisate enthaltenden Elastomerengemischen |
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DE3626240A1 (de) * | 1986-08-02 | 1988-02-04 | Continental Gummi Werke Ag | Steife, daempfungsarme gummimischung |
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JPS63126559U (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-18 | ||
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- 1989-11-17 US US07/437,607 patent/US4946888A/en not_active Expired - Fee Related
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-
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