JPS63110230A - ゴム組成物の製造方法 - Google Patents

ゴム組成物の製造方法

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JPS63110230A
JPS63110230A JP25386886A JP25386886A JPS63110230A JP S63110230 A JPS63110230 A JP S63110230A JP 25386886 A JP25386886 A JP 25386886A JP 25386886 A JP25386886 A JP 25386886A JP S63110230 A JPS63110230 A JP S63110230A
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JP
Japan
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rubber
weight
ethylene
rubber composition
propylene
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JP25386886A
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English (en)
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Masaki Ogawa
雅樹 小川
Yasuaki Shiomura
恭朗 塩村
Toshiki Takizawa
滝沢 俊樹
Yoshiyuki Morimoto
森本 芳之
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明ハ、エチレン−プロピレン−ジオレフィン共重合
ゴム(以下EPDMゴム)を主成分とし、耐候性や耐熱
性とともに耐亀裂成長性や耐摩耗性等にも浸れるゴム組
成物の製造方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) EPDEゴムは、主鎖に二重結合を殆ど有していないた
め、本質的に優れ九耐候性と耐熱性を持っておシ、この
特性をタイヤに活かす几め、種々の検討が行なわれてき
た。例えば、タイヤサイドウオール用にこのコ0ムを使
用するとその優れた耐候性によって、今まで耐候性を確
保する之めに使用してき之アミン系老化防止剤やパラフ
ィン系ワックスの減量、場合によっては不要となる可能
性がある。然しなから、確かにとのgPDMゴムは、耐
候性や耐熱性には優れているが、反面、破壊強度や屈曲
耐久性はジエン系ゴムに比べて数段劣シ、ジエン系ゴム
にアミン系老化防止剤を併用した方が有効であシ、採用
まで九至っていないのが実状である。
本発明者等は、種々検討t−重ね九結果、このEPDM
ゴムとジエン系ゴムとを併用し次ゴム組成物の加硫ゴム
物性が、通常のジエン系ゴムのみのゴム組成物に比べて
物性が劣るのは、ゴムとブレンドして使用する充填剤、
特にカーボンブラックがジエン系ゴムの方に偏在してし
まう。その結果充填剤を殆ど含有していないgPDMゴ
ム部分が破壊核となって破壊がおこシ、大幅な物性低下
を引き起こして論ることを突き止め友。
なお、現在市場にあるEPDMゴムに強制的に充填剤を
入れるマスターパッチ練シのゴムでは破壊強度や屈曲耐
久性は一応向上するものの、その改良効果は小さく、よ
シー層の改良向上が必要となっていた。
(問題を解決する為の手段) 本発明者等はこの問題点を解決するため、鋭意、研究を
重ねた結果、特定構造のEPDMゴムに予め、カー&ン
ブラックを練シ込み、これと併用するジエン系ゴムと残
シのカーボンブラックを混練シする方法でゴム組成物を
調製すれば、優れた物性のゴム組成物が得られることを
見出し、本発明に到達するに至った。
即ち、本発明は、ゴム成分100ii部当シ下記条件を
すべて満たすエチレン−プロピレン−ジオレフィン共重
合ゴムを20〜100重量部、カーyk”ンブラックを
35〜200重量部を含有して成る加硫可能なゴム組成
物を製造する際に、予めエチレン−プロピレンと−ジオ
レフィン共重合ゴム100重量部当シ、10〜1003
(i部のカーボンブラックを練シ込んでおくことを特徴
とするゴム組成物の製造方法を提供するものである。
A、ガラス転移温度Tg(DSCで測定)≦−50℃B
、ヨウ素価=10〜34゜ 0.1量平均分子量≧22万。
D、エチレン含有量=68〜85モルチ。
E0分子量分布(My/Mn )≧3.00F、95≦
1.5 X (ヨウ素価)+(エチレン含有量)≦12
0G、90≦(重量平均分子量)X10−4+(エチレ
ン含有量)≦110以下その詳細に就いて説明する。
先ず第一に本発明では特定構造のEPDMゴム100重
量部当υ、10〜100″をi部のカーボンブラックを
予め練シ込んでおく必要がある。これは−方のゴム成分
であるジエン系ゴムと一緒に混練りするとカーーンブラ
ックがすべてジエン系ゴム層に偏在してしまい、カーボ
ン補強が全くなされなかったEPDMが入部が破壊核と
なシ、がムの破壊がかこシ、その物性を極端に低下させ
るからである。その際、予め練シ込むカーがンブラック
の量がEPDMゴム100重量部当シ、10重重量よシ
も少なhと、予めカーがンブラックを練シ込む効果が少
なく、ま念逆に100fii部よシも多いとカーがンブ
ラックの分散不良を起すようになシ好ましくない。
ま九、使用するEPDMコ°ムは、特許請求の範囲に記
載したA−Gの構造条件をすべて同時に満たしている必
要がある。
その理由は、同時に満たさないと、予めカーボンブラッ
クを練シ込む効果が小さいばかシでなく、耐摩耗性、破
壊強度、ジエン系ゴムとの接着強度、耐候性や耐熱性等
の必要な諸物性を同時に満九すことができないからであ
る。
逐次、必要な構造条件に就いて説明するにのゴムのDS
C測定によるガラス転移温度Tg+4−50℃以下が好
まし込。その理由は一50℃よシも高いと、十分な耐亀
裂成長性と屈曲耐久性が得られないからである。
次にこのゴムのヨウ素価は10〜34が好ましり、これ
は10よシも小さいと十分な耐亀裂成長性、破断時強度
や破断時伸びが得られない、また34よシも高すと加熱
後の耐摩耗性が低下するので好ましくないからでおる。
なお、附言すればヨウ素価のベーXとなりて込るジオレ
フィン成分は、一般1c:rストが高く、ゴム↓品に使
用するゴム組成物としては、この第三成分の量をなるべ
く低く抑え、その中で最も性能の良いゴムを製造するこ
とが工業的見地からみたこのゴムの重要な課題の一つで
ある。
また、このゴムの重量平均分子量は22万以上が好まし
b0即ち22万以上の分子量で耐亀裂成長性や耐摩耗性
の改良効果が著しく、併せて予想外のことであるがジエ
ン系ゴムとの接着強度も大幅に向上するからである。反
面、分子量を増加させて行くと、粘度が急激に増加し、
未加硫ゴムの加工性を著しく低下させる欠点がある。こ
の対策としては重量平均分子量が24万を越える領域で
は、油展ゴムとしての使用が好ましい。九だ、ゴムの重
量平均分子量が40万を越えると加工性確保に必要なオ
イル量が極めて多くなシ、そのため加硫後の物性例えば
耐摩耗性が大幅に低下するので好ましくない。油展用の
オイル種としては、・Iラフィニツクオイルが好ましい
また、このゴムのエチレン含有量は、68〜85モルチ
が好ましい。その理由はエチレン含有量が68モルチよ
シも低いと、ヨウ素価を34を越えるようにしても、耐
亀裂成長性、破断時強度や破断時伸びの改良効果が非常
に小さく、また一方、85モルチよシも高りと、ポリエ
チレン樹脂に近くなり、破断時伸びが小さくなシ、ゴム
弾性をあまシ示さなくなるので好ましくない。
次にこのゴムの分子量分布(My/Mn )は、3.0
以上が好まし−。その理由は、この価が3.0よりも低
いと、ロール作業性が悪く工業的使用が難しくなるから
である。
ま之、このゴムは次の2式を満足することが好ましい。
Φ95≦1,5X(ヨウ素価)+(エチレン含有量)≦
120・90≦(1jfJk+均分子量)×lO+(エ
チレン含有量)≦110これは、rl、5X(ヨウ素価
)+(エチレン含有量)」が95よシも小さhと十分な
耐亀裂成長性、破断時強度や破断時伸びが得られな−、
また1 20t−越えると耐熱劣化性や加熱後の耐摩耗
性が低下するからである。
また一方「(2i量平均分子量) X 10−4+(エ
チレン含有量)」が90よシも小さいと、ジエン系ゴム
との共加硫性や耐亀裂成長性が不十分であシ、110を
越えるとカーボンの分散やロール作業性等の加工性が悪
くなるばかりでなく、フ9ム組成物の弾性率が高くなシ
過ぎて工業的使用が難かしくなるからである。
また、このゴムのジオレフィン成分としては、加硫特性
の面からエチリデンノル2ルネンがよシ好ましい。
次に本発明のEPDMゴムの量であるが、ゴム成分10
0重量部当り20〜100重量部が好ましい。
これは20重活部よシも少ないと十分な耐候性や耐熱劣
化性を得ることが出来ないからである。なおその理由は
明確ではないが、 IEPDMゴムのブレンド量を増や
して行くと30重量部程度から急激に耐候性や耐熱劣化
性が向上する特徴があシ、30重量部以上がよシ好まし
め。
また、カーメンブラックの量は、ゴム100重量部当シ
35〜200重量部が好まし+V−h0これは35重量
部よシも少なhと、がム加硫物の破壊強度即ち、破断時
強度や破断時伸びが不十分であシ、また200]i量部
よシも多りと、未加硫時の加工性が十分に取れなくなる
からである。
カーがンブラックの岳加方法ではタイヤサイドウオール
のように耐候性や屈曲耐久性を重視するゴム組成物に対
しては、予めEPDMゴムに練り込trカーゴンブラッ
クの濃度が、最終的にゴム組成物の中のカーボンブラッ
クの濃度よシも低りことが好ましい。
またタイヤトレッドのように耐摩耗性を重視するゴム組
成物に対しては、予めEPDMゴムに練υ込むカーボン
ブラックの濃度が、最終的にゴム組成物の中のカーメン
ブラックの濃度よシも高いことが好ましい。
ま之、カーメンブラックの構造面ではタイヤトレッドの
ように耐摩耗性を重視するゴム組成物に対しては、予め
mpDMゴムに練シ込むカーメンブラックのヨウ素吸着
量が、後から添加するカーがンブラックのそれよシも大
きbことが好ましい。
一方タイヤサイドウ中−ルのように耐候性や屈曲耐久性
を重視するゴム組成物に対しては、予めEPDMゴムに
練シ込むカーメンブラックのヨウ素吸着量が後から添加
するカーメンブラックのそれよシも小さいことが好まし
い。
次にEPDM以外のゴム成分は、ジエン系ゴムの群より
還ばれる少なくとも一つのゴムであシ、その等があげら
れる。
本発明のゴム組成物は、一般的に使用されるジエン系ゴ
ムのみの組成物に比べると、極めて耐候性や耐熱性に優
れているので、アミン系老化防止剤やノ9ラフイン系ワ
ックスを必要としない。念だ、EPDMゴムの使用量が
少ない場合、例えば20重量部未満のような場合には、
少量添加した方がペターな場合もある。この場合でもア
ミン系老化防止剤ならば、0.3重量部以下、パラフィ
ン系ワックスならば、0.5重量部以下の使用で十分で
ある。
勿論この両者91併用使用も可能である。
次に本発明に使用するEPDMゴムの製法に就いて説明
する。即ち、EPDMゴムは、炭化水素溶媒中、(al
 VO(OR)nXS−n(Rは炭化水素残基、Xはハ
ロゲン元素、O≦n≦3)又は、”α4(Xはハロゲン
元素)で表わされるバナジウム化合物と(hl R′m
ALx’、−0(a/は炭化水素残基、X′はハロゲン
元素、0≦m≦3)で示される有機アルミニウム化合物
から形成される触媒の存在下、エチレン、プロピレンお
よヒ第三成分として例えば、エチリデンノル?ルネンを
、希望するモノマー単位組成になるよう調整し、ランダ
ム共重合によって製造出来る。
触媒の一方の成分であるバナジウム化合物の具体例とし
ては、VO(OCH3)C12,VO(OCH3)2C
2゜vO(OCH3)5.vO(OC2H5)C20,
vO(OC2H5)2C2゜VO(OC2H5)3. 
VO(OC2H5)、5Br、5.VO(QC3H,)
C20゜VO(QC,H,) 1,5 CLl、5. 
VO(QC,H,) 2CL、 VO(QC3H,) 
3゜VO(0−nC4)T、)Ct21 VO(0−T
IC4H7)2C2゜VO(0−1soC4Hp)C2
0,VO(0−seec4H7)3 1VO(QC5H
,1) 1.s CLl、5. VOCA3ヤVCl4
あるいは、これらの混合物があげられる。これら化合物
の中でもvO(OC2H5)C20とvOCt3が特に
好着しい。
又、有機アルミニウム化合物の具体例としては、(cH
3)2人zcz 、 (cu3)、、5AzCz1,5
. (cu3)Azcz2゜(02H5)2AtC2,
(C2H5)1,5AtCt1.5 # (C2H5)
AtC22+(C5H7)2ktct 、 CC,H7
)1.5ktct、51 (C3H,)AIC22゜(
C6H1s) t5Atct1,5 e Cc6H13
)At2CLや(C6馬ρAtct2゜あるいは、これ
らの混合物等があげられる。
有機アルミニウム化合物とバナジウム化合物の使用割合
は、AL化合物/V化合物(モル比)として2〜50.
特に5〜30の範囲が好ましい。
その濃度は、バナジウム化合物が0.01〜5ミリモル
/リットル、好ましくは、0.1〜2.0ミリモル/リ
ットルである。
炭化水素溶媒としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、
オクタンまたは灯油のような脂肪族炭化水素やベンゼン
、トルエンまたはキシレンのような芳香族炭化水素の単
独または、その混合物として用いることが出来る。
?リフ−中のエチレン含有量は、共重合の際のモノマー
供給fをコントロールすることによって、調節出来るが
、その含量を85モルチ以上にするのは、工業的には困
難である。
重合温度は、0〜100℃、好ましくは、20〜80℃
、重合圧力は、O〜50 ′Kg/crn”に保持する
。また、生成するEPDMゴムの分子量の調節には、水
素を使用する。
(実施例) 以下実施例により本発明をより具体的に説明する。
先ず、用いた試験方法およびEPDMゴムに就いて説明
する。
〈試験法〉 (1)  耐亀裂成長性 試験片6 onx 100mX 1.0認の中央に0.
3皿の傷を入れ、振動数300サイクル/分、歪50%
の条件下で伸長歪を与え、この傷が20m5に成長する
1での時間を測り次式にて評価した。
この値が大きい程、耐亀裂成長性が良いことを示す。
(2)耐摩耗性(熱処理後) オリジナルのサンプルと120℃の恒温槽に24時間放
置(熱処理)したサンプルとの摩耗量の比を求め、これ
をペースにして、次式にて評価した。
なお摩耗試験は、アクロン摩耗(Britiah 5t
andard903 Part A9(1957)、荷
重6tbs、角度15°2本すり1000回)に準じて
行った。
%−S、’し。
この値が大きい程耐摩耗性が良いことを示す。
(3)耐熱劣化性 試験片: 150itX 150itX 2.Omの加
硫ゴムシートのオリジナルのサンプルと120℃の恒温
槽に24時間放[(熱処理)したサンプルとの破断時強
度比を求め、これをペースにして次式により評価した。
ただし。
この値が大きい程耐熱劣化性が良いことを示す。
(4)  破断時強度と破断時伸び; サンプル形状は、JIS 3号を使用しJIS K63
01に従って測定した。
(5)耐候性 試験片2 ofix 100itX 1.Om翼のゴム
板を長さ方向に50%伸長、40℃、オゾン濃度50 
pphmの恒温槽中に放置し、内眼でクラックが確認で
きるまでの時間を求め、次式により評価した。
この値が大きい程、耐候性が良いことを示す。
〈供試EPDMゴム〉 タイヤのトレッド用に供したEPDMプムの試料名と構
造特性との関係を第1表に示す。
なおwc1表の試作−3のEPDMゴム(未油展)は、
次のようにして作製し九。攪拌装置を備えた15リツト
ルのステンレス製重合器を用いて下記の方法により連続
的にエチレン、プロピレンとエチリデンノ/l/&ルネ
ンの共重合を行なった。
重合器上部から重合溶媒としてヘキサンを毎時5リツト
ルの速度で連続的に供給した。一方、重合器下部から重
合器中の重合液が常に5リツトルになるように重合液全
抜き出した。触媒として(a)vO(OC2H5)C2
0を重合器中の濃度が0,28ミリモA/ / IJ 
ット、、tb) (C2H5) 1.5ktCL、5ノ
0 [カ1.85ミリモル/リットルとなるように、夫
々、重合器上部から連続的に供給した。また、重合器上
部からエチレン45モル%とグローレフ55モル%の混
合ガスを毎時450リツトルの速度で、また、エチリデ
ンノルボルネンは毎時25.9の速度で、それぞn、供
給した。また、分子量調節剤として水素ガスを毎時3.
2リツトルの速度で供給した。
重合温度は、重合器外部に取り付けたジャケットによっ
て41℃にコントロール、重合器内の圧力は、4.8 
ky / cm’とした。
重合器下部から取シ出し比重合液は、スチームス) I
Jッピング処理後、80℃で一昼夜乾燥後、真空下に乾
燥を行った。EPDMゴムの収量は、毎時265Iで6
つ念。なお、その玉量平均分子量とMw /MnはGP
Cにて測定した。
〔実施例1〜2.比較例1〜3〕 この実施例と比較例は、本発明の特定構造のEPDMゴ
ムと従来のジエン系及び構造を満たさないgPDMゴム
とを対比したもので、その結果を第2表に示す。第2表
の結果よp本発明のEPDMゴムが耐候性や耐熱性に茄
えて、耐亀裂成長性においても、極めて優れた特性を有
することが判る。
この実施例、比較例は、EPDMゴム組成物の調製に際
し、予めカーボンブラックを練シ込んだEPDMゴムを
使用する方法(マスターバッチ法)と従来の方法とを対
比したもので、その結果を第3表に示す。第3表の結果
よシこのマスターパッチ法が耐亀裂成長性、耐熱劣化性
、破断時強度。
破断時伸びや耐摩耗性において、飛躍的な改良効果を有
することが判る。
〔実施例5〜7.比較例4〜101 この実施例、比較例は予めEPDMゴムにカーゼンブラ
ックを混練シしておく本発明のゴム組成物製造法(マス
ターパッチ法)において、特許請求の範囲に記載したE
PDMゴムの構造要件A〜Gの効果を検討し次ものであ
る。
゛ その結果を第4表に示す。第4表よシこのマスター
パッチ法においても、使用するEPDMゴムがA〜Gの
すべての構造条件を満足することが優れ次物性を得るた
めに必要であることが判る。
〔実施例8〜10.比較例11〜12〕この実施例、比
較例は、EPDMゴムのit−検討したもので、その結
果を第5表に示す。第5表より特性全発揮するてはEP
DMの量は20重量部以上必要なことが判る。
〔実施例11〜12.比較例13〜16〕この実施例、
比較例は、力−ゼンブラックの量を検討したものでその
結果を第6表に示す。第6表の結果よりその量が35〜
200を置部の範囲だ限定されることが判る。
(発明の効果) 以上説明し九とおり、 (1)  特許請求の範囲に記載し九構造要件A−Gを
同時に満足するEPDMゴムを予め、カーボンブラック
と混練シする方法(マスターバッチ法)だでEPDMゴ
ム組成物を調製する方法によシ、本来このEPDMゴム
が有する耐候性、耐熱性に加えて従来欠点とされてい念
破壊強度、屈曲耐久性、耐亀裂成長性や耐摩耗性におい
ても飛躍的に改良向上することが出来た。
(2)なお本発明のEPDMゴムの構造要件A〜Gを満
足するようにいくつかのEPDMゴムをブレンドしても
よいわけであるが、構造要件A−Gのすべてを同時に満
たす一種類のゴムを使用する方が破断時の強度や伸び、
耐亀裂成長性や耐摩耗性等においてより優れ念物性が得
らnる。
(3)加えて加工作業性もより一層向上し、従来までの
工業用品等文論のこと今後はタイヤ製品製造にこのEP
DMゴム組成物が利用され、性能向上ひいて市場拡大に
寄与することが期待される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ゴム成分100重量部当り下記条件をすベて満た
    すエチレン−プロピレン−ジオレフィン共重合ゴムを2
    0〜100重量部、カーボンブラックを35〜200重
    量部を含有して成る加硫可能なゴム組成物を製造する際
    に、予めエチレン−プロピレン−ジオレフィン共重合ゴ
    ム100重量部当り、10〜100重量部のカーボンブ
    ラックを練り込んでおくことを特徴とするゴム組成物の
    製造方法。 A、ガラス転移温度Tg(DSCで測定)≦−50℃B
    、ヨウ素価=10〜34。 C、重量平均分子量≧22万。 D、エチレン含有量=68〜85モル%。 E、分子量分布(Mw/Mn)≧3.0。 F、95≦1.5×(ヨウ素価)+(エチレン含有量)
    ≦120G、90≦(重量平均分子量)×10^−^4
    +(エチレン含有量)≦110(2)エチレン−プロピ
    レン−ジオレフィン共重合ゴム以外のゴム成分が、ジエ
    ン系ゴムの群より選ばれる少なくとも一つのゴムである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のゴム
    組成物の製造方法。 (3)エチレン−プロピレン−ジオレフィン共重合ゴム
    のジオレフィン成分が、エチリデンノルボルネンである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のゴム
    組成物の製造方法。 (4)エチレン−プロピレン−ジオレフィン共重合ゴム
    が、油展ゴムとして用いられることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載のゴム組成物の製造方法。 (5)ゴム組成物中にアミン系の老化防止剤を実質的に
    含有していないことを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載のゴム組成物の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0386887A2 (en) * 1989-03-09 1990-09-12 Sumitomo Chemical Company, Limited High-hardness rubber composition
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JP2013249019A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Bridgestone Corp タイヤ
JP2016128549A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 住友ゴム工業株式会社 被覆ゴム組成物

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