JPH05301399A - 両面記録装置 - Google Patents

両面記録装置

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JPH05301399A
JPH05301399A JP13007492A JP13007492A JPH05301399A JP H05301399 A JPH05301399 A JP H05301399A JP 13007492 A JP13007492 A JP 13007492A JP 13007492 A JP13007492 A JP 13007492A JP H05301399 A JPH05301399 A JP H05301399A
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JP
Japan
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unit
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Application number
JP13007492A
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English (en)
Inventor
Kenji Kamata
健志 鎌田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05301399A publication Critical patent/JPH05301399A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反転方式による構造の複雑化や信頼性の低
下、両方向搬送による搬送信頼性低下を招くことなく、
簡単な搬送構造により両面記録を可能とした信頼性の高
い両面記録装置を提供する。 【構成】 カットシート記録紙の両面に自動的に記録を
行うための記録部と搬送機構とを備えた記録装置におい
て、片面に記録を受けた記録紙を排紙スタッカ或は記録
紙給紙テーブルに選択的に切換え送出可能な機構を切換
え部と、これらの動作を制御する制御部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカットシート記録紙に印
字を行う記録装置の改良に関し、特に記録紙の両面に自
動的に印字を行うことを可能とした記録装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置、プリンタ、複写機等
に於いては、カットシート記録紙上に像を転写すること
により記録を行っているが、最近では記録紙の片面だけ
でなく両面に対して自動的に記録を行うことができる記
録装置が開発されており、これらの両面記録装置におい
ては片面に記録した後で裏面に記録するために、記録紙
を種々の方法で反転させたり、引き戻す等により、転写
部に記録紙裏面を給紙するようにしている。
【0003】このような両面記録装置として、例えば実
開平1−172551号公報、特開平4−32455号
公報、4−41361号公報には、片面記録済みの記録
紙を反転させる反転部や、一時的に保留する中間テーブ
ルを設けたプリンタ等が開示されているが、このような
構成であると部品点数が増大して、構造や搬送制御が複
雑化し、大型化や信頼性の低下をもたらす虞れが高い。
【0004】また、特開平3−112673号公報、1
12674号公報には、記録紙を往復動させて多色記録
を行う装置において、フェイスアップ排紙とフェイスダ
ウン排紙を選択的に行うための構成として、反転部を用
いた例の他に一色目の印字後の搬送途中で記録紙を逆方
向に引き戻して二色目の印字を行うようにした両方向搬
送のための機構が開示されているが、両方向搬送は一般
的にジャム発生頻度が高いために搬送信頼性が低く、し
かも紙ガイドやセンサ(アクチュエータ方式以外のも
の)に工夫が必要でコストアップを招くという欠点を有
する。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、反転方式による構造の複雑化や信頼性の低下、両方
向搬送による搬送信頼性低下を招くことなく、簡単な搬
送構造により両面記録を可能とした信頼性の高い両面記
録装置を提供することを目的としている。
【0006】
【発明の構成】上記目的を達成するため本発明は、カッ
トシート記録紙の両面に自動的に記録を行うための記録
部と搬送機構とを備えた記録装置において、片面に記録
を受けた記録紙を排紙スタッカ或は記録紙給紙テーブル
に選択的に切換え送出可能な機構を切換え部と、これら
の動作を制御する制御部とを備えたこと、前記記録紙給
紙テーブルは先端部に上下可動式のコーナー爪を有し、
前記切換え部から該テーブル上に送り込まれてきた片面
記録済みの記録紙は該コーナー爪上にセットされるこ
と、前記制御部は、前記切換え部により前記記録紙給紙
テーブル上に送り込まれた片面記録済みの記録紙を、裏
面記録のために再度前記記録部に向けて給送し、記録終
了後に前記切換え部の切換え動作により両面記録済みの
記録紙を前記排紙スタッカへ排紙することを特徴として
いる。
【0007】以下、添付図面に示した実施例により本発
明を詳細に説明する。図1は本発明を感熱記録装置に適
用した一実施例の概略構成説明図であり、この記録装置
は原稿テーブル1、原稿給紙手段2、原稿読取部3等か
ら成る原稿読取ユニット4と、サーマルヘッド7、プラ
テンローラ8、供給側インクフィルム9、巻取り側イン
クフィルム10等から成る記録部11と、記録紙テーブ
ル15、押上げ板16、記録紙給紙ローラ17、分離手
段18等から成る記録紙給紙部19と、切換え板25、
分岐爪26、排紙ローラ27、上板バネガイド28a及
び下板バネガイド28b等から成る切換え部29と、排
紙スタッカ30等を有する。なお、図示しない制御部
(CPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコピュー
タ)が上記各構成要素の動作を制御する。
【0008】原稿テーブル1上にスタックされた原稿D
は原稿給紙手段2(給紙ローラ2aとフリクションパッ
ド2b)によって一枚づつ分離されて原稿読取部3(密
着センサ3aと送りローラ3b)にて1行づつ読み取ら
れながら送られ、スタッカー30上に排出される。
【0009】記録紙テーブル15上の記録紙は押上げ板
16によって給紙ローラ17に押し付けられた状態で給
紙ローラ17により分離手段18に向けて給送される。
分離手段18は分離ローラ18aとフリクションパッド
18bとから成り、両者のニップ部を通過する時に記録
紙を分離して重送を阻止し、該ニップ部を通過した一枚
の記録紙をサーマルヘッド7とプラテンローラ8との間
の印字位置に供給する。前記制御部は、読取部3により
読み取られた原稿上の画像情報に基づいてサーマルヘッ
ドの駆動部に対して動作指令信号を出力し、サーマルヘ
ッドを構成する多数の発熱体を画像情報に応じて選択的
に発熱させてインクフィルム上のインクを記録紙上に一
行づつ転写せしめる。一行づつの印字動作に応じて記録
紙は搬送方向(副走査方向)に一行分だけ間欠的に搬送
され、記録紙先端部はその腰の力により実線位置にある
切換え板25と上板バネガイド28aに沿って排紙ロー
ラ27と上板バネガイド28aとの間に進入して、排紙
ローラ27によりスタッカ30上に排紙される(排紙
時)。
【0010】前記押上げ板16は、図示しないソレノイ
ドなどにより支点16aを中心として実線位置と点線位
置との間の回動可能であり、上述のように点線位置にあ
る時にテーブル15上の記録紙を給紙ローラ17に押し
付けて給送可能状態にする。切換え板25は、図示しな
いソレノイド等により実線で示す排紙位置と点線で示す
両面位置との間を移動可能に構成され、点線位置に移動
した時には印字位置から排出されてきた記録紙先端部を
下板バネガイド28bと排紙ローラ27との間に導いて
記録紙テーブル15上に送り込む。なお、この時排紙ロ
ーラ27は排紙の場合とは逆方向に回転する必要があ
り、図示しない駆動系切り替え手段等によって回転方向
を切り替えるよう構成する。
【0011】両面記録モードにおいては、切り替え板2
5は点線位置に移動され、印字位置において片面の印字
を受けた記録紙先端部を下板バネガイド28b側へ案内
し、排紙ローラ27の逆転により下板バネガイド28b
とスタッカ30との間の間隙から記録紙テーブル15上
に矢印Bで示すように送り込まれる。記録紙テーブル1
5上に送り込まれた片面印字済み記録紙は自重によって
(或は送りコロを用いて)テーブル15上をC方向に降
下してゆき、テーブル先端のストッパで停止する。この
時、該記録紙は一回目の印字時とは表裏を逆にして裏面
印字のための再給紙を待機することとなる。裏面の印字
に際しては、再び押上げ板16が点線位置に上昇するこ
とにより給紙ローラ17等によって記録紙を印字位置に
給送して裏面に印字を行わせる。この裏面印字時におい
て、切り替え板25は実線位置に移動しており、記録紙
の腰により記録紙先端部を上板バネガイド28bに沿っ
て排紙ローラ27上部に案内し、排紙ローラ27の排紙
方向への回転により矢印A方向へ排紙してスタッカ30
上にスタックする。
【0012】次に図2は記録紙テーブルの変形例であ
り、図1の実施例における分離ローラ18aとフリクシ
ョンパッド18bの代わりに、コーナー爪35を用いた
記録紙分離方式の例であり、このコーナー爪35を、固
定ではなく爪の自重によって最上部の記録紙の上面に爪
の下面が接触する自重可動方式としている。このことに
より、B方向からテーブル上に送り込まれてきた片面印
字済み記録紙(先端部)はコーナー爪35の上面にセッ
トされることとなるので、爪の下方に位置する他の記録
紙と分離することができ、複数枚同時給紙を確実に防止
することができ、信頼性を向上できる。
【0013】図3は排紙ローラ27の回転方向切り替え
のための機構の一例を示す図であり、モータの出力軸に
連結した出力ギヤ40からの駆動力を排紙ローラ27の
軸に連結した排紙ローラ軸ギヤ41に対して伝達すると
共に、排紙ローラ軸ギヤ41の回転方向を正逆切り替え
可能にするための機構である。この切り替え機構は、支
点軸42aを中心として回動可能に軸支されたL字形の
レバー42と、レバー42を反時計廻り方向へ回動させ
るバネ43と、支点軸42aと同軸状に配置されると共
にモータの出力ギヤ40と常時連結した連結ギヤ44
と、レバー42の右腕に回転自在に軸支され連結ギヤ4
4に常時連結して従動回転する左回転ギヤ45と、レバ
ー42の左腕に対して回転自在に軸支されると共に中間
ギヤ46を介して出力ギヤ40からの駆動トルクの伝達
を受ける左回転ギヤ47とを有する。
【0014】レバー42がバネ43により図示位置にあ
るときに、左回転ギヤ45は排紙ローラ軸ギヤ41と噛
合しており、出力ギヤ40が矢印方向に回転すると排紙
ローラ軸ギヤ41は時計廻り方向へ回転する。このと
き、切り替え板25が図1の実線位置にあれば、記録紙
はA方向へ排紙されることとなる。
【0015】これに対してバネ43に抗して図示しない
ソレノイド等によりレバーを時計廻り方向に回動させる
と、右回転ギヤ47だけが排紙ローラ軸ギヤ41と噛合
した状態となり、出力ギヤ40からのトルクは排紙ロー
ラ軸ギヤ41を反時計廻り方向へ回転させる。このと
き、切り替え板25が図1の点線位置にあれば、記録紙
はB方向へ送り込まれることとなる。ソレノイドによる
レバーの切り替えタイミングは上記制御部からの信号に
基づいて適正に行われる。
【0016】なお、上記実施例では感熱転写装置に本発
明の両面記録のための搬送機構を適用したが、本発明は
これに限らず、インクジェット方式の記録装置にも適用
可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、反転方式
による構造の複雑化や信頼性の低下、両方向搬送による
搬送信頼性低下を招くことなく、簡単な搬送構造により
両面記録を可能とし、搬送信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録装置の概略構成説明図で
ある。
【図2】記録紙テーブルの他の例を示す説明図である。
【図3】排紙ローラ切り替え機構の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 原稿テーブル、2 原稿給紙手段、3 原稿読取
部、4 原稿読取ユニット、7 サーマルヘッド、8
プラテンローラ、9 供給側インクフィルム、10巻取
り側インクフィルム、11 記録部、15 記録紙テー
ブル、16 押上げ板、17 記録紙給紙ローラ、18
分離手段、19 記録紙給紙部、25切換え板、26
分岐爪、27排紙ローラ、28a 上板バネガイド,
28b下板バネガイド,29 切換え部,30 排紙ス
タッカ,35 コーナー爪,40 出力ギヤ,41 排
紙ローラ軸ギヤ,42 支点軸,

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カットシート記録紙の両面に自動的に記
    録を行うための記録部と搬送機構とを備えた記録装置に
    おいて、片面に記録を受けた記録紙を排紙スタッカ或は
    記録紙給紙テーブルに選択的に切換え送出可能な機構を
    切換え部と、これらの動作を制御する制御部とを備えた
    ことを特徴とする両面記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録紙給紙テーブルは先端部に上下
    可動式のコーナー爪を有し、前記切換え部から該テーブ
    ル上に送り込まれてきた片面記録済みの記録紙は該コー
    ナー爪上にセットされることを特徴とする請求項1記載
    の両面記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記切換え部により前記
    記録紙給紙テーブル上に送り込まれた片面記録済みの記
    録紙を、裏面記録のために再度前記記録部に向けて給送
    し、記録終了後に前記切換え部の切換え動作により両面
    記録済みの記録紙を前記排紙スタッカへ排紙することを
    特徴とする請求項1記載の両面記録装置。
JP13007492A 1992-04-23 1992-04-23 両面記録装置 Pending JPH05301399A (ja)

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JP13007492A JPH05301399A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 両面記録装置

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JP13007492A JPH05301399A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 両面記録装置

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JPH05301399A true JPH05301399A (ja) 1993-11-16

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ID=15025374

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JP13007492A Pending JPH05301399A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 両面記録装置

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