JPH06255190A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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Publication number
JPH06255190A
JPH06255190A JP4702493A JP4702493A JPH06255190A JP H06255190 A JPH06255190 A JP H06255190A JP 4702493 A JP4702493 A JP 4702493A JP 4702493 A JP4702493 A JP 4702493A JP H06255190 A JPH06255190 A JP H06255190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
roller
printing
discharge
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP4702493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Nakadai
吉一 中台
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06255190A publication Critical patent/JPH06255190A/ja
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の目的にあった排紙方向や印字面の方
向が選択でき、かつ、経済的方法により実現する。 【構成】 印字時の用紙送り方向に排紙するための排紙
ローラ10と印字時の用紙送り方向とは逆方向に排紙す
るための排紙ローラ8を設け、どちらに排紙するかを選
択するための操作パネル15と選択スイッチ16から成
る選択手段とその選択手段に従って装置を駆動制御する
コントローラ32を有する構成とし、上記2つ排紙ロー
ラのどちらか一方で用紙4を排紙する場合の印字面の方
向ともう一方の排紙ローラで排紙する場合の印字面の方
向が異なるような用紙の搬送路を構成し、用紙の排紙方
向と印字面の方向を選択がなされるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等の印字装
置、特に用紙を往復させ各色を面順次で印字するカラー
印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、図5は従来の
熱転写記録装置の概略構成図である。用紙カセット3に
収納された用紙4はピックアップローラ5を経て、また
用紙4の動きに同期して、ボビンa27に巻き取られる
インクシート13はサーマルヘッド14とプラテンロー
ラ12で挟持され、印字を終了した用紙4の排紙方向は
排紙ローラb10とピンチローラ11により左方向に一
方向に限られていた。また、図に示さないが排紙方向を
切り換えるために排紙ローラより手前に切り換え機構と
別の排紙ローラを設けた手段や、図に示す排紙ローラb
10の先に排紙方向を切り換えるための図示しない新た
な装置を装着する手段が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の排紙方
向が1方向に限られた装置においては、その装置が印字
面を上にして排紙する場合には使用者が複数ページの印
字を行った場合に印字が終了し排紙された用紙のページ
順は逆順になるので使用者がページ順に並べ直すという
作業を行わなければならなかった。一方、その装置が印
字面を下にして排紙する場合には使用者が印字の内容を
早く確認したい時でも用紙が確実に排紙されるまで待ち
それから印字の内容を確認していた。
【0004】また、排紙ローラの位置によって特に装置
の設置されている範囲よりも外側に用紙トレイがある装
置の場合には、使用者が装置を設置する際に用紙トレイ
の設置スペースも考慮しなければならず、場合によって
は設置できないという不具合も発生した。
【0005】また、排紙方向を切り換えるために排紙ロ
ーラより手前に切り換え機構と別の排紙ローラを設けた
手段や、排紙ローラの先に排紙方向を切り換えるための
新たな別の装置をアタッチメントとして装着する手段を
用いた場合には、装置の大きさが大きくなったり、機構
が複雑なために用紙詰まりを発生したり、装置のコスト
が高くなるという不具合があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、用紙排紙口を
2つ設け使用者が選択できるようにし、かつ、低コスト
で実現できる装置を得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、印字時の用紙送り方向に排紙す
るための排紙ローラと印字時の用紙送り方向とは逆方向
に排紙するための排紙ローラを設け、どちらに排紙する
かを選択するための選択手段とその選択手段に従って装
置を駆動制御する駆動回路有する構成とし、請求項2の
発明は、上記2つ排紙ローラのどちらか一方で用紙を排
紙する場合の印字面の方向ともう一方の排紙ローラで排
紙する場合の印字面の方向が異なるような用紙の搬送路
を構成し、用紙の排紙方向と印字面の方向を選択がなさ
れるようにした。
【0008】
【作用】上記のように構成された記録装置においては、
操作パネル15上の選択スイッチ16が印字方向への排
紙となっている場合には、印字終了後、各ローラは印字
時の方向に回転し用紙はそのままの印字方向へ排紙さ
れ、操作パネル15上の選択スイッチ16が印字方向と
は逆方向への排紙となっている場合には、印字終了後、
各ローラは印字時の方向とは逆方向に回転し、用紙は印
字方向とは逆方向へ排紙される。
【0009】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて具体的に
説明する。図1は、本発明の1実施例を示す概略構成図
であり、熱転写記録装置に適用したものであり、装置の
側面図である。1は給紙ローラであり、給紙ローラ1に
は分離ローラ2が図示しない付勢手段により圧接され、
給紙ローラ1とは用紙4の送り方向に同期して回転する
ように図示しないトルクリミッタを介して動力が伝達さ
れている。3は用紙カセットで、用紙カセット3には用
紙4が複数枚積載されている。ピックアップローラ5
は、図示しない駆動装置がコントローラ32に制御され
給紙ローラ1が搬送方向の反時計回りに回転したときに
のみ給紙ローラ1と同じ方向に回転し、用紙カセット3
に積載された用紙4に圧接されるように構成されてい
る。ピックアップローラ5によって用紙4は上部より、
給紙ローラ1と分離ローラ2の圧接部へ搬送され、給紙
ローラ1と分離ローラ2の間を通って1枚が搬送され
る。
【0010】6は給紙シャッタで、図示しない駆動手段
により揺動し、用紙4の搬送路を切り換える。7は紙送
りローラ、8は排紙ローラa、9はキャプスタンロー
ラ、10は排紙ローラbでありそれぞれに対しピンチロ
ーラ11が図示しない付勢手段により圧接されていて、
駆動ローラである紙送りローラ7、排紙ローラa8、キ
ャプスタンスーラ9、排紙ローラb10はそれぞれ印字
方向の反時計方向及びその逆方向に回転し、用紙4を搬
送する。12はプラテンローラであり、プラテンローラ
12にはインクシート13と図示しない用紙4を挟んで
サーマルヘッド14が図示しない付勢手段によって圧接
されている。
【0011】また、プラテンローラ12は、紙送りロー
ラ7、排紙ローラa8、キャプスタンローラ9、排紙ロ
ーラb10と同一方向に回転し、インクシート13は、
印字時に用紙4とともに搬送されボビンa27によって
巻き取られる。28はボビンb、29〜31はインクシ
ートをガイドするガイドローラである。15は操作用パ
ネルであり、排紙方向の選択用の選択スイッチ16が付
設されている。17、18、19はセンサa、センサ
b、センサcで反射型センサであり用紙の先端及び後端
を検出する。20〜26、及び35〜37は用紙4をガ
イドするガイド板である。33は用紙トレイa、34は
用紙トレイbである。32はコントローラである。
【0012】次に、動作の説明を図1、図2、図3を用
いて説明する。図2は概略フローチャート、図3は給紙
動作、印字動作の概略タイミングチャート、図4は排紙
動作の概略タイミングチャートであり、図1に示す装置
はコントローラ32によって図2、図3、図4に示す動
作で駆動制御される。装置がスタートすると給紙動作を
行う。
【0013】給紙ローラ1、ピックアップローラ5が搬
送方向の反時計回りに回転し、用紙4を用紙カセット3
から取り出し1枚だけを搬送する。この時、用紙4は、
ガイド板36とガイド板37を通り、実線の位置にある
給紙シャッタ6とガイド板20に案内されながら後端側
より搬送される。用紙4の後端をセンサa17で検出す
ると紙送りローラ7、キャプスタンローラ9、プラテン
ローラ12、排紙ローラa8及びb10は、印字方向と
は逆の時計回りに回転する。用紙4は紙送りローラ7に
よって搬送されガイド板21、22によって案内されな
がら排紙ローラa8によりさらに搬送される。
【0014】用紙の先端がセンサa17を通過すると給
紙ローラ1、分離ローラ2、ピックアップローラ5は停
止し、用紙先端が給紙シャッタ6の先端と紙送りローラ
7の間に達したところで紙送りローラ7、キャプスタン
ローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及びb
10を停止する。次に給紙シャッタ6は支軸6aを支点
に時計方向に回転し破線の位置にくる。これにより用紙
カセット3側からの用紙通路は塞がれ、印字側に用紙通
路は切り換えられ、紙送りローラ7、キャプスタンロー
ラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及びb10
を印字方向の時計回りに回転する。用紙4は、給紙シャ
ッタ6とガイド板23に案内されプラテンローラ12と
サーマルヘッド14の間に案内され、ボビンb28から
ボビンa27に巻き取られるインクシート13と共にこ
こを通過し、さらにキャプスタンローラ9、ピンチロー
ラ11によって搬送され用紙4の先端がセンサc19に
達したところで紙送りローラ7、キャプスタンローラ
9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及びb10を
停止する。
【0015】次にサーマルヘッド14と、プラテンロー
ラ12の間にインクシート13と用紙14が挟持され印
字動作が開始される。用紙4は、キャプスタンローラ9
によって印字方向に搬送されると同時にサーマルヘッド
14によってインクシート13のインクが溶融され用紙
4に転写される。まず、インクシート13のイエローが
印字される。印字が終了すると紙送りローラ7、キャプ
スタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8
及びb10は、印字方向とは逆の時計回りに回転し、用
紙4の先端がセンサc19に達するまで用紙4を戻す。
同様にマゼンダが印字され、用紙4を戻し、同様にシア
ンが印字され、次に、排紙動作となる。
【0016】図2に示すように排紙動作は、排紙方向の
選択によって動作が切り換えられ、それぞれのタイミン
グチャートを図4に示す。図1の操作パネル15の選択
スイッチ16が、印字方向の排紙を選択している場合の
動作をまず説明する。印字が終了すると紙送りローラ
7、キャプスタンローラ9、プラテンローラ12、排紙
ローラa8及びb10は、印字方向の時計回りに回転
し、搬送されている用紙4の後端がセンサc19に達し
てから用紙4の後端が排紙ローラb10から確実に用紙
トレイb34に排紙されるまでの時間紙送りローラ7、
キャプスタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ロー
ラa8及びb10は、印字方向の時計回りに回転し、停
止する。この場合印字面は上である。選択スイッチ16
が、印字方向とは逆方向の排紙を選択している場合の動
作を説明する。
【0017】印字が終了すると紙送りローラ7、キャプ
スタンローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8
及びb10は、印字方向とは逆の反時計回りに回転し、
搬送されている用紙4の先端がセンサb18に達してか
ら用紙4の先端が排紙ローラa8から確実に用紙トレイ
a33排紙されるまでの時間紙送りローラ7、キャプス
タンローラ9、プラテンローラ12、排紙ローラa8及
びb10は、印字方向とは逆の反時計回りに回転し、停
止する。この場合、印字面は下である。印字が1枚の場
合にはここで終了し、複数枚の場合には、上記動作を繰
り返す。
【0018】上記記録装置は、熱転写記録装置に関する
1例を示したが、他の方式の記録装置にも応用できる。
また、印字方向の排紙で印字面を下にすることや印字と
は逆方向の排紙で印字面を上にすることも容易である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、経済的な
機構で2方向の排紙を得られ、使用者の目的にあった排
紙方向や、排紙された用紙の印字方向が選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写記録装置の1実施例の概略構成
図である。
【図2】本発明の熱転写記録装置の動作の概略フローチ
ャートである。
【図3】本発明の給紙動作、印字動作の概略タイミング
チャートである。
【図4】本発明の排紙動作の概略タイミングチャートで
ある
【図5】従来の熱転写記録装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 給紙ローラ 2 分離ローラ 3 用紙カセット 4 用紙 5 ピックアップローラ 6 給紙シャッタ 7 紙送りローラ 8 排紙ローラa 9 キャプスタンローラ 10 排紙ローラb 11 ピンチローラ 12 プラテンローラ 13 インクシート 14 サーマルヘッド 15 操作用パネル 16 選択スイッチ 17 センサa 18 センサb 19 センサc 20 ガイド板 21 ガイド板 22 ガイド板 23 ガイド板 24 ガイド板 25 ガイド板 26 ガイド板 27 ボビンa 28 ボビンb 29 ガイドローラ 30 ガイドローラ 31 ガイドローラ 32 コントローラ 33 用紙トレイa 34 用紙トレイb 35 ガイド板 36 ガイド板 37 ガイド板
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 29/60 C 8709−3F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクシートの有するインクを記録媒体
    に転写して画像記録を行う熱転写記録装置において、印
    字方向に記録媒体を搬送し排紙する排紙口と印字方向と
    は逆方向に記録媒体を搬送し排紙する排紙口を設け、前
    記記録装置には操作パネルとコントローラに制御される
    排紙方向選択手段を具備し、前記選択手段により印字方
    向の排紙かあるいは印字とは逆方向の排紙のいずれかに
    選択された駆動制御を行うことを特徴とする熱転写記録
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された熱転写記録装置に
    おいて、印字方向に記録媒体を搬送し排紙する排紙口と
    印字方向とは逆方向に記録媒体を搬送し排紙する排紙口
    のどちらか1方に排紙される場合には印字面が上方向、
    もう一方に排紙される場合には印字面が下方向とするこ
    とを特徴とする熱転写記録装置。
JP4702493A 1993-03-08 1993-03-08 熱転写記録装置 Pending JPH06255190A (ja)

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JP4702493A JPH06255190A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 熱転写記録装置

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JP4702493A JPH06255190A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 熱転写記録装置

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JPH06255190A true JPH06255190A (ja) 1994-09-13

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JP4702493A Pending JPH06255190A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 熱転写記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179718A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Toshiba Tec Corp ヘッド加圧力調整装置、画像形成装置及びヘッド加圧力調整方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179718A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Toshiba Tec Corp ヘッド加圧力調整装置、画像形成装置及びヘッド加圧力調整方法
US8648890B2 (en) 2011-02-28 2014-02-11 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Head pressurizing force adjusting device, image forming apparatus and method of adjusting head pressurizing force

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