JPH05300904A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH05300904A
JPH05300904A JP4129885A JP12988592A JPH05300904A JP H05300904 A JPH05300904 A JP H05300904A JP 4129885 A JP4129885 A JP 4129885A JP 12988592 A JP12988592 A JP 12988592A JP H05300904 A JPH05300904 A JP H05300904A
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Japan
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circuit
delay
signal
variable
taps
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Application number
JP4129885A
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English (en)
Inventor
Toshiro Kondo
藤 敏 郎 近
Shinji Kishimoto
本 眞 治 岸
Kazunari Ishida
田 一 成 石
Toshio Ogawa
川 俊 雄 小
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波診断装置において、電気信号により遅
延時間を連続的に変化できる可変遅延回路を整相回路内
の遅延回路として用いダイナミックフォーカスを可能と
する。 【構成】 整相回路内の遅延回路として電気信号Vc0
Vcnにより静電容量が変化するキャパシタと固定抵抗
とを組み合わせて成る遅延回路260〜26nを複数個
多段に設けると共にこれらの各遅延回路260〜26n
の間には探触子の各振動子素子からの受波信号I0〜I
nを入力するタップT0〜Tnを設け、上記電気信号を
制御することによりタップ間の各セクションの遅延時間
を独立して連続的に変えるようにしたタップ付可変遅延
回路17aを用い、かつ上記各振動子素子からの受波信
号I0〜Inのそれぞれに上記タップ付可変遅延回路1
7aの任意のタップT0〜Tnを選択して複数個の信号
を一群として遅延加算するため各信号群ごとにタップ付
可変遅延回路17aをそれぞれ設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気信号により遅延時
間を連続的に変化できる可変遅延回路を整相回路内の遅
延回路として用いダイナミックフォーカスを可能とした
超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は、探触子により被検体
に超音波を送受波し、体内からの反射波信号に基づいて
被検体内部の情報を得るようになっている。ここで、被
検体内部の深さの異なる各部のいずれの場所においても
高い分解能の画像が得られるようにするため、体内から
の反射波の受信に際し、受波の焦点を時間の経過と共に
動的に変化させるダイナミックフォーカスが行われる。
このとき、上記受波の焦点合わせは、幅の狭い短冊状に
形成された振動子素子を複数個配列した探触子、あるい
は同心円状に配置した複数のリング状振動子素子から成
る探触子の上記それぞれの振動子素子からの受波信号
を、遅延線を用いて適宜遅延して加算することによって
行われる。この回路は一般に整相回路と呼ばれている。
そして、受波の焦点位置は上記の各々の遅延線の遅延時
間により定まるので、ダイナミックフォーカスは、複数
の受波信号に与えるべき遅延時間を体内からの反射波の
発生深度に応じて動的に変更することによって実現され
る。
【0003】上記の遅延時間の変更は、遅延線に適切な
間隔でタップを設け、これらのタップを電子スイッチを
用いて選択切り換えて行う。この場合、上記電子スイッ
チの切り換え時にノイズが発生して、遅延線を介して受
波信号に混入することがあり、診断情報に誤った信号が
出現することがあった。そこで、このような現象を改善
するために、上記電子スイッチとしてノイズの発生の少
ないスイッチを用いればよいが、このような電子スイッ
チは高価であるので遅延線のそれぞれのタップ毎に多数
設けると価格が上昇して経済的でないという欠点があっ
た。
【0004】以上のような問題点に対処して、タップ切
換スイッチを備えた遅延線をそれぞれ有し焦点区間を互
いに異ならせた二系統の整相回路を交互に使用すると共
に、一方の整相回路が使用されている間に他方の整相回
路のタップを切り換えるようにした装置が特開昭56-112
234号公報で提案されている。この公報に記載された超
音波診断装置において、ダイナミックフォーカスを実現
する整相回路では、二系統の整相回路を必要とするた
め、超音波診断装置の全体が大形化すると共に高価とな
るという問題点があった。このような問題点に対処する
ため、インダクタと逆電圧の大きさにより静電容量が変
化する可変容量ダイオードとを組み合わせて構成した可
変型の遅延線を用いた整相回路を有する超音波診断装置
が特開昭55-151280号公報で提案されている。
【0005】上記の公報に記載された従来の超音波診断
装置を図7を参照して説明する。図7において、符号T
Dは超音波探触子を示しており、diはその個々のエレ
メントである。符号A1は前置増幅器群を示しており、
eiはその個々の増幅器である。符号DLは可変型の遅
延線群を示しており、fiはその個々の遅延線である。
符号A2はバッファ増幅器群を示しており、giはその個
々の増幅器である。また、符号A3は加算増幅器を示し
ている。さらに、符号Pはマイクロ・コンピュータやフ
ァーム・ウェア(ROM等)を利用した制御中枢部を示
している。さらにまた、符号DAはディジタル・アナロ
グ変換器を示し、符号MXは信号分配器を示している。
【0006】上記超音波探触子TDの各エレメントdi
で受信した反射波信号は、それぞれ各前置増幅器eiで
増幅され、各遅延線fiでそれぞれ遅延され、各バッフ
ァ増幅器giで増幅され、加算増幅器A3によって加算増
幅される。このとき、制御中枢部Pは、個々の遅延線f
iの遅延量制御信号を順次出力する。この出力信号は、
ディジタル・アナログ変換器DAによって逐一アナログ
信号に変換され、信号分配器MXを通じて順次各遅延線
fiに与えられる。これらの各遅延線fiに与えられたア
ナログの制御信号は、その各遅延線fiごとに設けられ
たコンデンサCiに保持される。この保持時間は数百μs
程度でよいので、上記コンデンサCiは容量の小さなも
のでよい。
【0007】ここで、個々の遅延線fiは、例えば図8
に示すように構成される。図8において、符号Lはイン
ダクタを示し、VCは可変容量ダイオードを示し、Cは
高周波バイパス用のコンデンサを示している。この回路
は、通常のLC遅延線の静電容量素子を可変容量ダイオ
ードVCで置き換えたものになっている。この各可変容
量ダイオードVCのアノードは共通に接続され、そこに
アナログ制御信号が与えられる。さらに、その共通接続
点は、コンデンサCを介して接地される。なお、このコ
ンデンサCは、上記アナログ制御信号保持用のコンデン
サCiと共用できる。そして、可変容量ダイオードVC
の静電容量は、前記信号分配器MXを介して与えられる
アナログ制御信号に応じて変わるので、各遅延線fi
は、遅延時間が可変なものとなる。以上のように構成さ
れた超音波診断装置では、一系統の整相回路でダイナミ
ックフォーカスが可能であるが、超音波探触子TDの各
エレメントdiからの信号毎に可変型の遅延線fiを設け
る必要があり、装置の小形化及びコスト低下という点で
はまだ難点があった。
【0008】以上のような図7及び図8に示す超音波診
断装置の整相回路に対し、リニア電子走査型の超音波診
断装置において、1本のタップ付可変遅延線を用いてダ
イナミックフォーカスを実現しようとするものが「日本
超音波医学会講演論文集」第47巻(昭和60年11月発行)
第508頁〜第509頁に提案されている。この提案は、図9
に示すように、インダクタと可変容量ダイオードとから
成る集中定数型LC遅延線1に、適切な間隔でタップT
1,T2,T3,…,Tnを設けたものを用いて整相回路
とすることが考えられる。ここで、リニア電子走査型の
超音波探触子での多数のエレメントから選択された一群
のエレメントにおいて、中心のエレメントからの信号を
上記のタップT1に、上記中心より両端に行くに従って
各エレメントからの信号を順次遅延時間の短いタップT
2,T3,…,Tnに接続する。この場合、上記タップT
1,T2,T3,…,Tnの位置において上記集中定数型
LC遅延線1の遅延時間を特定の値に設定したとき、特
定の収束点で超音波ビームが正確に収束するようにでき
る。
【0009】さらに、図10に示すように、180°の位
相差のある受波信号の信号電圧を抵抗Rと可変容量ダイ
オードVCにより加算するように構成されたオールパス
フィルタ2を用いた可変遅延回路3が提案されており、
図11に示すように、上記の可変遅延回路3を複数個用
いて並列回路を構成して超音波診断装置の整相回路4と
することが特開昭62-137043号公報で提案されている。
【0010】上記の公報に記載され図10に示した可変
遅延回路3の入力端子5には、超音波探触子6の振動子
素子の一つから出力された受波信号が入力され、第一の
トランジスタTr1で正相信号(エミッタ側)と、これに
対し180°の位相差のある逆相信号(コレクタ側)との
2信号に位相分割される。上記位相分割された正相信号
は、オールパスフィルタ2内の抵抗Rへ印加され、逆相
信号は、第二のトランジスタTr2を介して上記オールパ
スフィルタ2の可変容量ダイオードVCへ印加される。
そして、制御端子7からは直流制御信号が上記オールパ
スフィルタ2へ印加され、可変容量ダイオードVCの設
定容量値に従い、抵抗Rに入力される正相信号と上記可
変容量ダイオードVCに入力された逆相信号とに所定の
位相差を与えて合成し、信号遅延を行う。このような状
態で、図11に示す超音波探触子6の各振動子素子から
出力された受波信号は、受信増幅器8で増幅され、可変
遅延回路3で所定の遅延が与えられ、さらに固定遅延回
路9で固定遅延を与えられて、加算回路10で合成され
た後に出力端子11から出力される。以上のように構成
された整相回路4を用いた超音波診断装置においては、
一系統の整相回路4だけでダイナミックフォーカスを実
現することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示した
超音波診断装置の整相回路においては、超音波探触子T
Dの各エレメントdiからの信号毎に可変型の遅延線fi
を設ける必要があるので、高価な可変型の遅延線fiが
多数となり、装置の小形化及びコスト低下という点では
十分な効果は得られないものであった。また、図9に示
した整相回路においては、遅延線1の遅延時間を制御し
て変えると、タップT1,T2,T3,…,Tnのそれぞ
れの遅延時間は総て直線的に比例して変化するため、厳
密には上記の各タップ位置を切り換えることなく遅延線
1の遅延時間を変えてダイナミックフォーカスを実施す
る場合には、各エレメントの信号に与えるべき遅延時間
に誤差が生じることとなると共に、電子セクタ走査型の
超音波診断装置には適用できないものであった。さら
に、図10に示す可変遅延回路3を用いた図11の整相
回路4においても、超音波探触子6の各振動子素子から
の受波信号毎に上記可変遅延回路3を設ける必要がある
ので、図7に示した整相回路と同様の問題点を有するも
のであった。
【0012】そこで、本発明は、このような問題点を解
決し、電気信号により遅延時間を連続的に変化できる可
変遅延回路を整相回路内の遅延回路として用いダイナミ
ックフォーカスを可能とし、かつ装置を小形化できると
共にコスト低下を図ることができる超音波診断装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による超音波診断装置は、複数の振動子素子
が配列され超音波を送受波する探触子と、この探触子の
各振動子素子からの受波信号に所定の遅延時間を与える
遅延回路を有しこれらの遅延回路で位相が揃えられた受
波信号を加算して出力する整相回路と、この整相回路で
整相された信号を検波する検波器と、この検波器からの
出力信号を画像として表示する表示装置とを備えて成る
超音波診断装置において、上記整相回路は、その内部の
遅延回路として、電気信号により静電容量が変化するキ
ャパシタと固定抵抗とを組み合わせ又は電気信号により
抵抗が変化する素子と固定キャパシタとを組み合わせて
成る遅延回路を複数個多段に設けると共にこれらの各遅
延回路の間には上記探触子の各振動子素子からの受波信
号を入力するタップを設け、上記電気信号を制御するこ
とによりタップ間の各セクションの遅延時間を独立して
連続的に変えるようにしたタップ付可変遅延回路を用
い、かつ上記各振動子素子からの受波信号のそれぞれに
上記タップ付可変遅延回路の任意のタップを選択して複
数個の信号を一群として遅延加算するため各信号群ごと
にタップ付可変遅延回路をそれぞれ設けて成るものであ
る。
【0014】また、上記タップ付可変遅延回路内の遅延
回路は、電気信号により静電容量が変化する可変容量ダ
イオードと固定抵抗とを組み合わせたものとすればよ
い。
【0015】さらに、上記タップ付可変遅延回路内の遅
延回路は、電気信号により抵抗が変化する電界効果トラ
ンジスタと固定コンデンサとを組み合わせたものとして
もよい。
【0016】
【作用】このように構成された超音波診断装置は、その
整相回路内の遅延回路として、電気信号により静電容量
が変化するキャパシタと固定抵抗とを組み合わせ又は電
気信号により抵抗が変化する素子と固定キャパシタとを
組み合わせて成る遅延回路を複数個多段に設けると共に
これらの各遅延回路の間には上記探触子の各振動子素子
からの受波信号を入力するタップを設け、上記電気信号
を制御することによりタップ間の各セクションの遅延時
間を独立して連続的に変えるようにしたタップ付可変遅
延回路を用いることにより、一系統の整相回路だけでダ
イナミックフォーカスを可能とすることができる。ま
た、上記のタップ付可変遅延回路は、探触子の各振動子
素子からの受波信号のそれぞれに上記タップ付可変遅延
回路の任意のタップを選択して複数個の信号を一群とし
て遅延加算するため各信号群ごとにそれぞれ設けること
により、整相回路内のタップ付可変遅延回路の数を少な
くすることができ、上記整相回路を小形化かつ安価とす
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による超音波診断装置に
おける整相回路の実施例を示すブロック図である。この
超音波診断装置は、被検体に超音波を送受波し体内から
の反射エコーに基づいて被検体内部の診断情報を得るも
ので、例えば短冊状に形成された複数の振動子素子が一
列状に配列され超音波を送受波する探触子と、この探触
子の各振動子素子からの受波信号に所定の遅延時間を与
える遅延回路を有しこれらの遅延回路で位相が揃えられ
た受波信号を加算して出力する整相回路と、この整相回
路で整相された信号を検波する検波器と、この検波器か
らの出力信号を画像として表示する表示装置とを備えて
成る。
【0018】そして、上記の整相回路(図1の符号12
参照)は、図1に示すように、図示外の探触子の各振動
子素子からの受波信号を入力する入力端子#1,#2,
#3,…,#nのうち複数個の入力端子ごとに入力信号
線13,13,…が接続された複数個の入力側のクロス
ポイントスイッチ14a,14b,…,14mと、これ
らの各クロスポイントスイッチ14a〜14mのそれぞ
れの出力信号線15,15,…に各タップが接続され電
気信号により上記各タップ単位で複数セクションに分割
された各セクションの遅延時間をそれぞれ独立して連続
的に変化できるタップ付可変遅延回路17a,17b,
…,17mと、これらのタップ付可変遅延回路17a〜
17mの出力端子に入力信号線18,18,…が接続さ
れた出力側のクロスポイントスイッチ19と、このクロ
スポイントスイッチ19の出力信号線20,20,…に
各タップが接続された出力側のLC遅延線21とから成
る。
【0019】なお、図1において、符号22は上記の各
タップ付可変遅延回路17a〜17mの動作を制御する
制御回路を示しており、符号23は入力側のクロスポイ
ントスイッチ14a〜14m及び出力側のクロスポイン
トスイッチ19並びに上記の制御回路22の動作を制御
する制御部を示しており、符号24は整相回路12の出
力端子を示している。
【0020】ここで、本発明においては、上記整相回路
12内のタップ付可変遅延回路17a〜17mは、図2
に示すように、制御端子250,251,…,25nから
の電気信号Vc0,Vc1,…,Vcnにより遅延時間が変
化する遅延回路260,261,…,26nを複数個多段
に設けると共に、これらの各遅延回路260〜26nの
間には上記探触子の各振動子素子からの受波信号を入力
するタップT0,T1,…,Tnを設け、上記電気信号V
c0〜Vcnを制御することによりタップ間の各セクショ
ンの遅延時間を独立して連続的に変えるように構成され
ている。
【0021】更に詳しく説明すると、図2において、符
号270,271,…,27nは、定電流信号を定電圧信
号に変換する電流−電圧変換回路を示している。また、
符号280,281,…,28nは、定電圧信号を定電流
信号に変換する電圧−電流変換回路を示している。さら
に、符号290,291,…,29nは、上記各タップT
0〜Tnから入力する受波信号I0,I1,…,Inのそ
れぞれに一定の遅延時間t,2t,…,ntを与える固
定遅延回路を示している。このような状態で、上記各タ
ップT0〜Tnから入力した受波信号I0〜Inのそれぞ
れには各固定遅延回路290〜29nで一定の遅延時間
が付与され、その後各電流−電圧変換回路270〜27
nを介して定電圧信号に変換されて上記各遅延回路26
0〜26nへ入力し、この遅延回路260〜26nからの
出力信号は定電圧信号として各電圧−電流変換回路28
0〜28nへ送出される。このようにして、上記各タッ
プT0〜Tnから入力された受波信号に各遅延回路260
〜26nにより所定の遅延時間を与えられ順次加算され
た信号は、出力信号Ioutとして出力用のタップToutか
ら出力される。なお、上記各タップT0〜Tnに複数の
受波信号が接続された場合は、それらの信号は加算され
て各タップT0〜Tnに入力される。
【0022】前記制御端子250〜25nに印加される
制御電圧Vc0,Vc1,…,Vcnにより各遅延回路260
〜26nで付与される遅延時間をそれぞれt0(Vc0),
1(Vc1),…,tn(Vcn)とすると、タップToutか
らの出力信号Iout(t)は、次のように表される。 Iout(t)=I0[t−{t0(Vc0)+t1(Vc1)+…+tn(Vcn)}] +I1[t−{t1(Vc1)+…+tn(Vcn)}] … … … +In[t−tn(Vcn)] …(1) すなわち、タップT0から入力する受波信号I0には{t
0(Vc0)+t1(Vc1)+…+tn(Vcn)}なる遅延時間
が、タップT1から入力する受波信号I1には{t1(V
c1)+…+tn(Vcn)}なる遅延時間が、タップTnか
ら入力する受波信号Inにはtn(Vcn)なる遅延時間
がそれぞれ付与されることとなる。このとき、制御電圧
Vc0,Vc1,…,Vcnはそれぞれ独立して変化させる
制御法を採用すると、各受波信号I0,I1,…,Inに
与えられる遅延時間は、順次単調減少する大きさに設定
できる。
【0023】いま、上記各遅延回路260〜26nで与
える最小遅延時間をtとすると、各タップT0〜Tnか
ら入力する受波信号I0,I1,…,Inに付与される最
小遅延時間は、それぞれnt,(n−1)t,…,tとな
る。そこで、予め上記受波信号I0,I1,…,Inのそ
れぞれに一定の遅延時間t,2t,…,ntを与えるこ
とにより、入力する各受波信号I0,I1,…,Inの相
対遅延時間を零とすることができる。
【0024】図2に示す各遅延回路260〜26nの内
部構成は、図3(a),(b),(c)に示すような回
路とされている。まず、図3(a)において、符号R,
R′は任意の値の抵抗を示し、符号Cはキャパシタを示
し、符号A0は差動増幅器を示している。次に、図3
(b)において、符号A1は利得が“−1”で位相反転
の増幅器を示しており、符号A2は利得が“+1”の増
幅器を示している。さらに、図3(c)は第一のトラン
ジスタTr1で利得が“+1”の増幅器を構成し、第二の
トランジスタTr2で利得が“−1”の増幅器を構成した
もので、同図(b)に示した回路と同じ動作原理で働く
ものである。なお、図3(c)において、符号Ciは結
合コンデンサを示し、符号rは第一のトランジスタTr1
のバイアス電位を与える抵抗を示しており、上記第一の
トランジスタTr1のコレクタ側の抵抗Rcはエミッタ側
の抵抗Reと同じ値にして、該第一のトランジスタTr1
のコレクタ側とエミッタ側の信号電圧の利得の絶対値を
等しくし、かつコレクタ側の位相を反転させている。ま
た、第二のトランジスタTr2のエミッタ側の抵抗Re′
は、出力インピーダンスを低くするためのものである。
【0025】図3(a),(b),(c)に示す回路に
おいて、入力端における入力電圧をEin,出力端におけ
る出力電圧をEoutとし、定数をsとすると、この回路
網の伝達関数は次式で表される。 ここに、s=jω(j:複素数、ω:信号の角周波数)
である。なお、上記式(2)は、1次全域通過伝達関数
に相当する。この場合、位相推移量をβ(ω)とする
と、 で与えられる。ここで、上記式(2)より遅延時間Tgd
を求めると、次式のようになる。 この式(4)において、(ωRC)2≪1なる場合、遅
延時間Tgdは、ωの大きさによらず、2RCの値とな
る。従って、CあるいはRを変化させることにより、遅
延時間Tgdを連続的に制御可能となる。
【0026】上述の図3(a),(b),(c)に示す
回路においてキャパシタCを変化させる手段としては、
同図(d)に示す回路を用いればよい。この回路は、二
つの可変容量ダイオードVC1,VC2の陰極同士を共通
接続しこの陰極に対して高抵抗r′を介して逆電圧Ec
を印加し、その電圧値に応じて端子A,B間の静電容量
を変化させるもので、図3(a)〜(c)に示したキャ
パシタCの代わりに用いる。従って、図3(d)に示す
回路を同図(a),(b),(c)に示す回路のキャパ
シタCの代わりに用いることにより、図3(a),
(b),(c)の回路は、制御信号としての逆電圧Ec
により遅延時間が可変の遅延回路となる。
【0027】また、上述の図3(a),(b),(c)
に示す回路において抵抗Rを変化させる手段としては、
電気信号により抵抗が変化する電界効果トランジスタを
用いればよい。この電界効果トランジスタは、そのゲー
ト電圧を制御することにより抵抗値が可変できるため、
図3(a),(b),(c)に示す回路の抵抗Rの代わ
りに用いることにより、同図(a),(b),(c)の
回路は、制御信号としてのゲート電圧により遅延時間が
可変の遅延回路となる。
【0028】次に、図2に示す電流−電圧変換回路27
0〜27nの内部構成を示すと、図4(a)に示す回路
のようになる。この回路において、トランジスタQ
1は、ベース接地の増幅回路を構成しており、入力端に
おける入力インピーダンスは非常に低く、コレクタ電流
は入力電流にほぼ比例した大きさになる。従って、コレ
クタ抵抗Rcによる信号電圧は、入力信号電流に比例し
た大きさになる。また、他のトランジスタQ2とそのエ
ミッタ抵抗Reとで構成された高入力インピーダンスに
より、低出力インピーダンスのエミッタフォロワの出力
端における出力信号電圧も、入力信号電流に比例した大
きさになる。なお、図4(a)において、符号Ciは結
合コンデンサを示し、符号rはトランジスタQ2のベー
ス動作電位を与えるための抵抗である。
【0029】また、図2に示す電圧−電流変換回路28
0〜28nの内部構成を示すと、図4(b)に示す回路
のようになる。この回路は、トランジスタQ3と、その
エミッタに接続された抵抗Reと、結合コンデンサCi
と、上記トランジスタQ3のベース動作電位を与えるた
めの抵抗rとでエミッタフォロワの回路に構成されてい
る。この回路で、トランジスタQ3の出力短絡順電流利
得が十分大きいと、高入力インピーダンスの入力端に印
加された信号電圧に比例したコレクタ電流が出力端に得
られる。従って、この回路により、定電圧信号を定電流
信号に変換することができる。
【0030】そして、図4(a)に示す回路と(b)に
示す回路とを組み合わせることにより、同図(c)に示
すように、定電圧信号の入力端子In1と、定電流信号の
入力端子In2とを備え、これらの入力端子In1及びIn2
から入力した信号が加算されて出力端子OUTから定電
圧信号が出力される回路が構成される。この回路は、図
2において、例えば電圧−電流変換回路280と電流−
電圧変換回路271とを組み合わせたものとなる。
【0031】そして、以上のように構成された本発明の
整相回路12を示す図1において、上記各タップ付可変
遅延回路17a〜17mは、前記入力側のクロスポイン
トスイッチ14a〜14mの出力信号線15,15,…
に図2に示す各タップT0〜Tnをそれぞれ接続するこ
とにより、探触子の各振動子素子からの受波信号のうち
複数個の信号、例えば四つの受波信号を一群として加算
して形成した各信号群ごとにそれぞれ設けられている。
【0032】次に、このように構成された整相回路12
の動作について、図1を参照して説明する。まず、図示
外の探触子の各振動子素子からの受波信号は図示外の増
幅器で増幅された後、各入力端子#1〜#nに定電流信
号源として印加される。これらの入力端子#1〜#nに
は、例えば四個の入力端子#1〜#4,#5〜#8,…
ごとに各クロスポイントスイッチ14a,14b,…,
14mが設けられているので、これらのクロスポイント
スイッチ14a〜14mとその出力信号線15,15,
…にそれぞれ接続されたタップ付可変遅延回路17a〜
17mとにより、例えば四つの受波信号ごとにそれぞれ
適切な遅延を与えた後、一群として加算した信号群が形
成される。すなわち、これらのタップ付可変遅延回路1
7a〜17mでは、制御回路22からの制御信号Ec
(図2における制御信号Vc0,Vc1,Vcn)により、
被検体の生体内を超音波が伝播する速さに対応して超音
波ビームの収束点を深い所へ移動させるダイナミックフ
ォーカスを実現するために、受波信号に適宜の遅延時間
が与えられる。このように遅延時間が与えられた各タッ
プ付可変遅延回路17a〜17mの出力信号は、定電流
信号源となっており、それぞれ出力側のクロスポイント
スイッチ19へその入力信号線18,18,…を介して
入力する。このクロスポイントスイッチ19へ入力した
信号は出力側のLC遅延線21へ送出されるが、上記ク
ロスポイントスイッチ19の出力信号線20,20,…
は、上記LC遅延線21に適宜の間隔で設けられたタッ
プと同数だけ設けられており、上記各タップ付可変遅延
回路17a〜17mにより適宜の遅延時間を与えられた
信号は、さらにクロスポイントスイッチ19により選択
されたタップを介してLC遅延線21へ入力し、そのタ
ップ位置に対応した遅延時間に相当する遅延が与えら
れ、それぞれの信号が加算される。このとき、入力側の
各クロスポイントスイッチ14a〜14m及び出力側の
クロスポイントスイッチ19は、制御部23からの制御
信号S2,S3により、超音波ビームの偏向角に対応した
遅延時間が与えられるように制御される。以上のように
して、整相回路12により遅延が与えられ加算されて整
相された信号は、出力端子24から出力され、図示外の
検波器で検波された後、表示装置に入力して画像として
表示される。
【0033】このような構成及び動作により、整相回路
12内の各タップ付可変遅延回路17a〜17mがその
制御端子に電気信号を入力するだけで遅延時間を連続的
に変化することができるので、一系統の整相回路12だ
けで超音波ビームの収束点を連続的に移動するダイナミ
ックフォーカスが実現できる。また、上記の各タップ付
可変遅延回路17a〜17mは、探触子の多数の振動子
素子からの受波信号のチャンネルごとに設けなくてもよ
いので、可変遅延回路の設置数を少なくすることができ
る。
【0034】図5は本発明の第二の実施例における整相
回路を示すブロック図である。この実施例の整相回路1
2′は、上記各タップ付可変遅延回路17a〜17mか
らの出力信号のそれぞれに時間経過と共に変化する遅延
を与える遅延回路30a,30b,…,30mを付加す
ると共に、これらの遅延回路30a〜30mの遅延時間
を各タップ付可変遅延回路17a〜17mからの出力信
号ごとに独立して制御するようにしたものである。この
ため、制御回路22からは上記付加された各遅延回路3
0a〜30mに対して、別の制御信号Ec′が送出され
るようになっている。このことにより、上記タップ付可
変遅延回路17a〜17mの各タップ毎に与えるべき遅
延時間の制御量を小さくすることができる。従って、各
タップ付可変遅延回路17a〜17mの構成を小形化す
ることができ、コスト低減を図ることができる。
【0035】図6は本発明の第三の実施例における整相
回路を示すブロック図である。この実施例の整相回路1
2″は、リニア電子走査型の超音波診断装置に適用した
構成を示している。図6において、探触子31は、幅の
狭い短冊状の振動子素子321,322,…,32nを多
数配列して成る。これらの振動子素子321〜32nか
らの受波信号は、上記探触子31に接続されたスイッチ
群33内の各電子スイッチX1〜Xnのうち例えば5個
ずつのグループだけを順次閉じて行くことにより、特定
の位置の一群の振動子素子からの受波信号を入力するよ
うになっている。従って、信号の受信位置の移動は、上
記電子スイッチX1〜Xnを開閉操作して例えば5個ず
つのグループを順次移動させることにより行う。上記ス
イッチ群33からの受波信号は、定電流源変換回路34
に入力して定電流源に変換され、例えば5本の出力信号
電流はクロスポイントスイッチ35(図1におけるクロ
スポイントスイッチ14に相当する)を介してタップ付
可変遅延回路36(図1におけるタップ付可変遅延回路
17に相当する)に導入される。このタップ付可変遅延
回路36は、前述の図2に示した回路構成と同一の内部
構成とされており、ここでは1〜mのm個のタップが設
けられている。そして、上記m個のタップのうち例えば
2個ずつを1セクションとしてnセクションに分割され
ており、各セクションごとに遅延時間が連続的に制御で
きるようになっている。なお、図6において、リニア電
子走査を行うためのスイッチ群33及びクロスポイント
スイッチ35の制御、ダイナミックフォーカスを行うた
めのタップ付可変遅延回路36における遅延時間の制御
などの一連の制御は、制御部37(図1における制御部
23に相当する)によって行われる。このようにして、
探触子31の各振動子素子321〜32nからの受波信
号には、各々に適当な遅延時間を時間経過と共に連続し
て変化させて付与することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
整相回路内の遅延回路として図2に示すように構成され
たタップ付可変遅延回路を用いることにより、その制御
端子に印加する電気信号だけで遅延時間を連続的に変化
させて所望の位置に超音波ビームの収束点を移動するこ
とができる。従って、従来の整相回路内の遅延線のよう
にノイズが発生することがないので、二系統の整相回路
を設けて交互に使用する必要はなく、一系統の整相回路
だけでダイナミックフォーカスを実現することができ
る。また、上記のタップ付可変遅延回路は、探触子の各
振動子素子からの受波信号のそれぞれに上記タップ付可
変遅延回路の任意のタップを選択して複数個の信号を一
群として遅延加算するため各信号群ごとにそれぞれ設
け、各受波信号のチャンネルごとには設けなくてもよい
ので、整相回路内のタップ付可変遅延回路の数を少なく
することができ、上記整相回路を小形化することができ
る。これらのことから、回路規模を小さくすることがで
き、装置を小形化できると共にコスト低下を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による超音波診断装置における整相回
路の実施例を示すブロック図、
【図2】 タップ付可変遅延回路の内部構成を示すブロ
ック図、
【図3】 図2に示す各遅延回路の内部構成を示す回路
図、
【図4】 図2に示す電流−電圧変換回路の内部構成及
び電圧−電流変換回路の内部構成を示す回路図、
【図5】 本発明の第二の実施例における整相回路を示
すブロック図、
【図6】 本発明の第三の実施例における整相回路を示
すブロック図、
【図7】 従来の超音波診断装置における整相回路の一
例を示す回路図、
【図8】 図7における遅延線の内部構成例を示す回路
図、
【図9】 従来装置における他の整相回路の例を示す回
路図、
【図10】 従来の可変容量ダイオードを用いた可変遅
延回路の内部構成例を示す回路図、
【図11】 図10に示す可変遅延回路を用いた従来の
整相回路を示すブロック図。
【符号の説明】
12,12′,12″…整相回路、 14a〜14m…
入力側のクロスポイントスイッチ、 17a〜17m…
タップ付可変遅延回路、 19…出力側のクロスポイン
トスイッチ、 21…出力側のLC遅延線、 22…制
御回路、 23…制御部、 250〜25n…制御端
子、 260〜26n…遅延回路、 I0〜In…受波信
号、 T0〜Tn…タップ、 Vc0〜Vcn…制御電圧
(電気信号)、 VC1,VC2…可変容量ダイオード、
R…固定抵抗、 C…固定コンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 川 俊 雄 千葉県柏市新十余二2番1号 株式会社日 立メディコ技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の振動子素子が配列され超音波を送
    受波する探触子と、この探触子の各振動子素子からの受
    波信号に所定の遅延時間を与える遅延回路を有しこれら
    の遅延回路で位相が揃えられた受波信号を加算して出力
    する整相回路と、この整相回路で整相された信号を検波
    する検波器と、この検波器からの出力信号を画像として
    表示する表示装置とを備えて成る超音波診断装置におい
    て、上記整相回路は、その内部の遅延回路として、電気
    信号により静電容量が変化するキャパシタと固定抵抗と
    を組み合わせ又は電気信号により抵抗が変化する素子と
    固定キャパシタとを組み合わせて成る遅延回路を複数個
    多段に設けると共にこれらの各遅延回路の間には上記探
    触子の各振動子素子からの受波信号を入力するタップを
    設け、上記電気信号を制御することによりタップ間の各
    セクションの遅延時間を独立して連続的に変えるように
    したタップ付可変遅延回路を用い、かつ上記各振動子素
    子からの受波信号のそれぞれに上記タップ付可変遅延回
    路の任意のタップを選択して複数個の信号を一群として
    遅延加算するため各信号群ごとにタップ付可変遅延回路
    をそれぞれ設けて成ることを特徴とする超音波診断装
    置。
  2. 【請求項2】 上記タップ付可変遅延回路内の遅延回路
    は、電気信号により静電容量が変化する可変容量ダイオ
    ードと固定抵抗とを組み合わせたものである請求項1記
    載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 上記タップ付可変遅延回路内の遅延回路
    は、電気信号により抵抗が変化する電界効果トランジス
    タと固定コンデンサとを組み合わせたものである請求項
    1記載の超音波診断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000033087A (ja) * 1998-05-28 2000-02-02 Hewlett Packard Co <Hp> グル―プ内プロセッサを有するフェ―ズドアレイ音響装置
JP2008514335A (ja) * 2004-09-30 2008-05-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ マイクロビーム形成を行うトランスデューサの構造

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JP2000033087A (ja) * 1998-05-28 2000-02-02 Hewlett Packard Co <Hp> グル―プ内プロセッサを有するフェ―ズドアレイ音響装置
JP4579357B2 (ja) * 1998-05-28 2010-11-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ グループ内プロセッサを有するフェーズドアレイ音響装置
JP2008514335A (ja) * 2004-09-30 2008-05-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ マイクロビーム形成を行うトランスデューサの構造

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