JPH0530049A - 映像分配方式 - Google Patents

映像分配方式

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JPH0530049A
JPH0530049A JP3202543A JP20254391A JPH0530049A JP H0530049 A JPH0530049 A JP H0530049A JP 3202543 A JP3202543 A JP 3202543A JP 20254391 A JP20254391 A JP 20254391A JP H0530049 A JPH0530049 A JP H0530049A
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JP
Japan
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channel
video signal
clock
input
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3202543A
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English (en)
Inventor
Susumu Sato
晋 佐藤
Hiroshi Ichibagase
広 一番ケ瀬
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小回路規模で高画質、かつLSI化に有利で
あるような映像分配方式を実現する。 【構成】 送信側に、ディジタル化されたNチャネル映
像信号にチャネル識別のためのコードを付加するチャネ
ル識別信号挿入部31と、チャネル識別情報が付加され
た各映像信号をフレーム同期パターンとともにビット多
重するTDM多重化装置2とを備える。受信側には、所
望の選択チャネル番号を入力するための入力装置9と、
受信されたビット多重化ディジタル映像信号の中からチ
ャネル識別情報が入力選択チャネルと一致するディジタ
ル映像信号のみを選択出力するディジタルチューナ32
とを備える。また、このディジタルチューナ32には、
上記受信映像信号の中から伝送路クロックを抽出し、N
分周クロックを生成するクロック生成回路と、受信映像
信号から、上記クロック生成回路からのN分周クロック
によって1チャネルのみを取り出すフリップフロップと
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、広帯域の加入者シス
テムなどにおいて、ヘッドエンドからCATV等の多チ
ャネル映像信号を伝送分配し、加入者において分配され
た信号から所望のチャネルを選択する映像分配方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として、図3並びに図
4に示すようなものがあった。この図は、第3回光通信
システムシンポジウム資料(電子情報通信学会、光通信
システム研究専門委員会編、1989年12月)9頁〜
14頁に示されたもので、図3において、1a〜1xは
ヘッドエンドからの多チャネル映像信号(#1,#2,
…,#N)をそれぞれアナログからディジタルに変換す
るN個のA/Dコンバータであり、映像信号とは無関係
の高周波スペクトルを除去するローパスフィルタ(LP
F)を内蔵している。2は上記N個のA/Dコンバータ
1a〜1xの出力をビット毎に時分割多重するTDM多
重化装置、3はその逆を行うTDM多重分離装置、4a
〜4xは分離された各チャネルの映像信号をディジタル
からアナログに変換するN個のD/Aコンバータ、5a
〜5xはアナログ信号をFM変調するN個の変調器、6
はN個の変調器5a〜5xの出力を周波数多重するFD
M多重化装置、7は映像信号受信器、8はチャネル選択
信号を発生するチャネルデコーダ、9はチャネル選択の
ための入力装置である。
【0003】また、図4は上記TDM多重化装置2とT
DM多重分離装置3の詳細な構成例を示した図であり、
図において、10a〜10xは各チャネル毎のN個の入
力バッファ、11は並列入力を直列変換するシフトレジ
スタ、12はクロック発生部、13はフレーム同期パタ
ーン挿入部、14はフレーム同期パターン発生部、15
は直列入力された信号を並列変換するシフトレジスタ
で、出力にラッチを備えている。16は入力信号からク
ロック成分を抽出し、各種の分周クロックを発生するク
ロック生成回路、17はフレームカウンタ、18a〜1
8xは多重分離された信号の出力を制御するアンド回
路、19a〜19xは出力バッファ、20はフレーム同
期パターン検出部、21はフレーム同期回路である。
【0004】次に動作について説明する。従来の一例と
して、ここでは図3に示すように例えばNチャネルの映
像信号を多重化する場合について考える。まず、並列入
力されたNチャネルの映像信号は、それぞれMビットA
/Dコンバータ1a〜1xによってディジタル変換され
た後、TDM多重化装置2によって時分割多重されて直
列信号として伝送路へ送出される。一方、受信された映
像信号はTDM多重分離装置3によって各チャネル毎に
分離され、それぞれMビットD/Aコンバータ4a〜4
xに入力されてアナログ変換される。そして、変調器5
a〜5xによってFM変調され、FDM多重化装置6に
よって周波数多重された後にRF信号として映像信号受
信器7へ送られる。映像信号受信器7において所望の映
像を受信するには、チャネルデコーダ8によって入力装
置9からの入力をチャネル選択信号とし、このチャネル
選択信号に基づいて映像信号受信器7内の局部発振回路
の発振周波数を変え、受信した上記RF信号のうちの1
チャネルに同調し、ベースバンド信号を再生した後に映
像を映し出す。
【0005】また、従来のTDM多重化装置2,TDM
多重分離装置3の構成例では、図4に示すように、送信
側においてまず、各チャネルのデータをそれぞれ入力バ
ッファ10a〜10xを介してシフトレジスタ11に並
列に入力する。シフトレジスタ11は、クロック発生部
12の出力クロックによって、チャネル#1→#Nの順
序で打ち出され、フレーム同期パターン挿入部13にお
いて、フレーム同期パターン発生部14で発生させたフ
レーム同期パターンが挿入され、直列信号として伝送路
に送出される。
【0006】受信側においては、受信した直列信号がシ
フトレジスタ15に入力され、クロック生成回路16の
出力クロックにより順次シフトされ、各チャネルのデー
タがそれぞれ正規の位置にシフトされた時、フレームカ
ウンタ17より出力イネーブル信号が出て、アンド回路
18a〜18xが開き、出力バッファ19a〜19xを
介して出力される。
【0007】また、受信信号はシフトレジスタ15を経
由してフレーム同期パターン検出部20に送られ、ここ
でフレーム同期パターンを検出し、フレーム同期回路2
1によってフレーム同期を取った後に、上記フレーム同
期パターンに同期したクロックがクロック生成回路16
から出力される。
【0008】以上のように、従来の映像分配方式は、受
信側において、全チャネルを一度多重分離した後にFM
変調し、これを周波数多重した後に選局を行うという構
成になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像分配方式は
以上のように構成されており、受信側において常に全チ
ャネルが一度多重分離され、その後、チャネル毎にD/
A変換、FM変調を行い、周波数多重を行った後に選局
するため、回路規模が非常に大きくなっていた。また、
D/A変換後にFM変調、FDM多重、FDM分離、F
M復調を行うという処理の多さから受信映像の画質が劣
化するという課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、受信側においてディジタル信号の
まま選局することにより、回路規模が小さく、高画質
で、かつディジタル信号のまま大部分の処理を行なうこ
とによりLSI化に有利であるような映像分配方式を提
供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像分配
方式はNチャネルの映像信号がビット多重される場合に
用いられるものであり、送信側において、ディジタル化
されたNチャネルの映像信号にチャネル識別のための情
報を付加するチャネル識別情報付加手段と、チャネル識
別情報が付加された各映像信号をビット毎に時分割多重
する多重化手段とを備えるとともに、受信側において
は、所望の選択チャネルを入力するための入力手段と、
受信されたビット多重化ディジタル映像信号の中からチ
ャネル識別情報が入力選択チャネルと一致するディジタ
ル映像信号のみを選択出力する選択手段とを備え、上記
選択手段には、上記受信映像信号の中からクロックを抽
出し、N分周クロックを生成するクロック生成回路と、
上記受信映像信号から上記N分周クロックによって1チ
ャネルのみを取り出すフリップフロップとを備えること
により、映像信号をディジタル信号のまま選局するよう
にしたものである。
【0012】
【作用】この発明において受信側に備えられた選択手段
は、受信された多重化ディジタル映像信号の中から、チ
ャネル識別情報が入力選択チャネルと一致する映像信号
をディジタル信号のまま選局するので、入力映像信号を
各チャネル毎に全て多重分離する必要がなく、従って、
処理数が少なく、小回路規模での映像分配が行われる。
また、フリップフロップを用いてデータを間引くことに
より、回路の大部分が低速で動作可能であることから、
消費電力が小さく、容易にLSI化できる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1,図2は実施例の全体構成と要部構成を示す
ブロック図であり、図1並びに図2において、前記図3
並びに図4と対応する部分には同一符号を付して、その
説明は省略する。
【0014】図1において、30は送信側にあって各A
/Dコンバータ1a〜1xから出力されるディジタル映
像信号を伝送路フレームへマッピングしスタッフ情報を
挿入する速度変換スタッフ情報挿入部、31は映像信号
のチャネルを識別するためのチャネルコード(チャネル
識別信号)を各ディジタル映像信号に挿入するチャネル
識別信号挿入部であり、本願のチャネル識別情報付加手
段として、送信側の速度変換スタッフ情報挿入部30と
TDM多重化装置2の間に設けられている。32は受信
側にあって入力される多重化映像信号をディジタル信号
のまま処理し、加入者に所望のチャネルを選択出力する
部分(選択手段)であり、以後、これをディジタルチュ
ーナと呼ぶ。このディジタルチューナ32の詳細構成は
図2に示し、後に説明する。33は、ディジタルチュー
ナ32からのディジタル映像信号をアナログ変換するD
/Aコンバータ4の出力から、映像とは無関係の高周波
成分を取り除くローパスフィルタ(LPF)、34はこ
のLPF33の出力からベースバンドビデオ信号を再生
する映像信号処理回路、35はベースバンドビデオ信号
を受信して映像を再生する映像信号受信器である。
【0015】また、図2において、36は受信された多
重化映像信号中から、クロック生成回路16からのN分
周クロックを用いて1チャネルのみを出力するフリップ
フロップ、37はシフトレジスタ15から並列入力され
たデータから映像情報部分のみを取り出して速度変換す
るデスタッフ速度変換部、38はシフトレジスタ15か
らのMビット並列データからチャネル識別信号を取り出
し、入力装置9から入力されチャネルデコーダ8によっ
てコード変換された入力選択チャネルと比較して一致不
一致を検出するチャネル一致検出判定部、39はフレー
ムカウンタ17の出力をデコードし、各種の処理パルス
を発生するデコーダ、40は映像信号のクロックと伝送
フレームのクロックが非同期であった場合にスタッフ情
報を検出するスタッフ情報検出部、41はデコーダ39
からの処理パルスとスタッフ情報検出部40からの情報
を基に映像信号処理用のタイミングを発生する映像信号
用タイミング生成回路である。
【0016】次に動作について説明する。ここでは、図
1に示すように、例えばNチャンネルの映像信号をビッ
ト多重する場合で、映像信号のクロックと伝送フレーム
のクロックが非同期の場合について考える。まず、並列
入力されたNチャネルの映像信号は、MビットA/Dコ
ンバータ1a〜1xによってディジタル変換された後、
速度変換スタッフ情報挿入部30へ送られる。速度変換
スタッフ情報挿入部30では、伝送路側クロックへの速
度変換と、伝送路フレームへのマッピングを行なう際の
固定スタッフ挿入、クロックの位相調整のためのスタッ
フ並びにスタッフ情報の挿入が行なわれる。固定スタッ
フ,スタッフ,スタッフ情報の挿入位置は伝送路フレー
ムの先頭に対して固定されている。速度変換後の映像信
号はチャネル識別信号挿入部31へ送られ、各チャネル
毎に異なった,チャネル識別のためのコードが挿入され
る。このチャネル識別コードは、例えば1〜Nまでの数
値を2進数表示したもので、挿入される位置は伝送路フ
レームの先頭に対して固定されており、例えば各チャネ
ルの保守用に割り当てられたバイトのうちの未使用のバ
イトを用いることができる。チャネル識別信号挿入部3
1の出力は、TDM多重化装置2によって、例えばチャ
ネル毎にフレーム同期パターンが挿入された後にビット
毎に時分割多重されて、直列信号として伝送路へ送出さ
れる。
【0017】一方、受信された多重化映像信号からは、
入力装置9から加入者によって入力され,チャネルデコ
ーダ8によってコード変換されたチャネル選択信号に一
致したチャネルの信号がディジタルチューナ32によっ
て選択され、MビットD/Aコンバータ4に出力され
る。MビットD/Aコンバータ4では、入力されたディ
ジタル映像信号がアナログ変換された後、LPF33に
出力される。LPF33では、入力されたアナログ映像
信号のうち,映像に不必要な高周波成分が取り除かれ、
映像信号処理回路34へ出力され、映像信号処理回路3
4においてベースバンドビデオ信号が再生される。そし
て、映像信号受信器35おいて、加入者に所望の映像が
出力される。
【0018】ここで、TDM多重化装置2の動作は従来
方式と同様であるため詳細な説明を省略するが、ディジ
タルチューナ32については図2を用いてその動作例を
説明する。まず、受信された直列形式の多重化映像信号
は2分岐され、一方はクロック生成回路16に入力され
て伝送路クロックが抽出された後、N分周、M×N分周
クロックを発生し、ディジタルチューナ32内や、それ
以降の各部にクロックが分配される。このクロックは、
伝送路クロック1クロック幅単位での位相調整が可能で
ある。入力映像信号のもう一方はフリップフロップ(D
−FF)36へ入力される。フリップフロップ36で
は、クロック生成回路16からのN分周クロックによっ
て入力データがN個おきに出力され、従って、1チャネ
ルの映像信号のみが取り出される。
【0019】フリップフロップ36の出力はシフトレジ
スタ15に入力されて、Mビット並列信号に展開され
る。シフトレジスタ15の並列出力は4分岐され、一方
からはフレーム同期パターン検出部20によって同期パ
ターンが検出され、フレーム同期回路21においてフレ
ーム同期が取られる。そして、フレーム同期パターン検
出部20によってフレーム同期パターンが検出され、各
ビットが正規の順序で出力されるようになるまでフレー
ム同期回路21からシフトパルスが出力され、シフトレ
ジスタ15内のデータをシフトする。シフトレジスタ1
5の他の一方の出力はチャネル一致検出判定部38へ入
力される。チャネル一致検出判定部38では、フレーム
同期が確立した場合にデコーダ39から出力されるパル
スを基に、入力信号からチャネル識別信号を検出し、そ
の結果と加入者によって入力装置9から入力され,チャ
ネルデコーダ8によってコード変換された入力選択チャ
ネルを比較し、両者が不一致の場合はチャネルシフト信
号をクロック生成回路16へ出力し、他のチャネルをフ
リップフロップ36が出力するよう,クロック生成回路
16からのクロック出力を伝送路クロック1クロック分
シフトさせる。デコーダ39では、フレームカウンタ1
7のカウント出力をデコードし、各種制御情報検出,処
理のためのタイミングパルスを発生する。
【0020】4分岐されたシフトレジスタ15出力のう
ちの第3の出力はスタッフ情報検出部40へ入力され、
デコーダ39からのタイミングパルスに従ってスタッフ
情報を検出し、検出結果を映像信号用タイミング生成回
路41へ出力する。映像信号用タイミング生成回路41
では、デコーダ39からの固定スタッフ位置、スタッフ
位置指示パルスとスタッフ情報検出部40の検出結果を
基に、映像信号処理のためのクロック、制御パルスを発
生する。
【0021】シフトレジスタ15からの残るもう一方の
出力はデスタッフ速度変換部37に入力され、ここで、
フレーム同期パターン,固定スタッフを取り外して映像
信号だけが取り出される。そして速度変換されて、加入
者に所望のチャネルのディジタル映像信号が再生,出力
される。以上がディジタルチューナ32の一動作例であ
る。
【0022】以上、本発明に係る一実施例を説明してき
たが、本実施例では、加入者が所望のチャネルを入力す
る入力装置9とチャネルデコーダ8をディジタルチュー
ナ32に接続し、ディジタルチューナ32においては、
この入力に基づいて、多重化映像信号をRF変換するこ
となくディジタル信号のまま処理し、加入者に所望のチ
ャネルを選択出力するようにしたので、回路規模が小さ
く、処理数が少なくなって高画質が得られ、また、フリ
ップフロップ36を用いてデータを間引くことにより、
回路の大部分が低速で動作可能であることから消費電力
が小さく、ディジタルチューナ部が容易にLSI化でき
得るような装置構成が可能となっている。また、NTS
C方式の映像を受信する場合、映像信号処理回路34の
後にRF変換部を設ければ、現在市販されているテレビ
での受信が可能となる。
【0023】なお、上記実施例では、多重化されるチャ
ネル数並びに各チャネルの並列ビット数を指定しなかっ
たが、この値は2以上であれば幾つであっても構わな
い。
【0024】また、伝送方式は、電気,光のどちらでも
よく、光で行う場合は、TDM多重変換後にE/O変換
部を,ディジタルチューナ入力前にO/E変換部を設け
れば良い。
【0025】また、映像側のクロックと伝送路側のクロ
ックが同期している場合には、速度変換スタッフ情報挿
入部のスタッフ情報挿入機能とディジタルチューナ中の
スタッフ情報検出部は不要となる。
【0026】更に、チャネル識別信号,並びにチャネル
選択信号は、各チャネルが区別できれば良く、必ずしも
チャネル番号の2進表示である必要はない。また、チャ
ネル識別信号の挿入位置は、フレームの先頭に対して固
定されていればどこでも良い。
【0027】また、上記実施例では、ディジタルチュー
ナを図2のような構成としたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、これに、入力装置,チャネルデコー
ダ,LPF,D/Aコンバータ,映像信号処理回路、更
に送受信が光で行われる場合はO/E変換部を含めるこ
とが可能であることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、送信
側に、ディジタル化されたNチャネルの映像信号にチャ
ネル識別のための情報を付加するチャネル識別情報付加
手段と、チャネル識別情報が付加された各映像信号をビ
ット毎に時分割多重する多重化手段とを備えるととも
に、受信側に、所望の選択チャネルを入力するための入
力手段と、受信されたビット多重化ディジタル映像信号
の中からチャネル識別情報が入力選択チャネルと一致す
るディジタル映像信号のみを選択出力する選択手段とを
備え、上記選択手段には、上記受信映像信号の中からク
ロックを抽出し、N分周クロックを生成するクロック生
成回路と、上記受信映像信号から上記N分周クロックに
よって1チャネルのみを取り出すフリップフロップとを
備えることにより、映像信号をディジタル信号のまま選
局するようにしたので、送信側においては従来の送信方
式を僅かに変更するだけで、受信側においては従来より
も安価で小規模の装置を用意することによって、従来よ
りも高画質の映像サービスが受けられるという効果があ
る。また、フリップフロップを用いてデータを間引くこ
とにより、回路の大部分が低速で動作可能であることか
ら消費電力が小さく、容易にLSI化できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す映像分配方式のブロ
ック構成図である。
【図2】実施例のディジタルチューナの詳細を示すブロ
ック構成図である。
【図3】従来方式を示すブロック構成図である。
【図4】従来方式におけるTDM多重化装置とTDM多
重分離装置を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1a〜1x A/Dコンバータ 2 TDM多重化装置(多重化手段) 4 D/Aコンバータ 8 チャネルデコーダ 9 入力装置(入力手段) 15 シフトレジスタ 16 クロック生成回路 17 フレームカウンタ 20 フレーム同期パターン検出部 21 フレーム同期回路 30 速度変換スタッフ情報挿入部 31 チャネル識別信号挿入部(チャネル識別情報付加
手段) 32 ディジタルチューナ(選択手段) 33 LPF(ローパスフィルタ) 34 映像信号処理回路 35 映像信号受信器 36 フリップフロップ 37 デスタッフ速度変換部 38 チャネル一致検出判定部 39 デコーダ 40 スタッフ情報検出部 41 映像信号用タイミング生成回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】以上、本発明に係る一実施例を説明してき
たが、本実施例では、加入者が所望のチャネルを入力す
る入力装置9とチャネルデコーダ8をディジタルチュー
ナ32に接続し、ディジタルチューナ32においては、
この入力に基づいて、多重化映像信号をRF変換するこ
となくディジタル信号のまま処理し、加入者に所望のチ
ャネルを選択出力するようにしたので、回路規模が小さ
く、処理数が少なくなって高画質が得られ、また、フリ
ップフロップ36を用いてデータを間引くことにより、
回路の大部分が低速で動作可能であることから消費電力
が小さく、ディジタルチューナ部が容易にLSI化でき
得るような装置構成が可能となっている。また、NTS
C方式の映像を受信する場合、現在市販されているテレ
ビのほとんどが映像信号入力端子を有することから、特
別なモニターを設置することなく受信が可能となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また、上記実施例では、ディジタルチュー
ナを図2のような構成としたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、これに、入力装置,チャネルデコー
ダ,LPF,D/Aコンバータ,映像信号処理回路、更
に送受信が光で行われる場合はO/E変換部を含めるこ
とが可能であることはいうまでもない。更に、上記実施
例では映像信号についてのみ論じたが、これに、映像に
付随した音声の処理回路を加えることが可能であり、受
信側においては、ディジタルチューナ32内に設けるこ
とが可能であることは言うまでもない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 送信側に、ディジタル化されたN(2以
    上の整数)チャネルの映像信号にチャネル識別のための
    情報を付加するチャネル識別情報付加手段と、チャネル
    識別情報が付加された各映像信号をビット毎に時分割多
    重する多重化手段とを備え、 受信側に、所望の選択チャネルを入力するための入力手
    段と、受信されたビット多重化ディジタル映像信号の中
    からチャネル識別情報が入力選択チャネルと一致するデ
    ィジタル映像信号のみを選択出力する選択手段とを備
    え、上記選択手段には、上記受信映像信号の中からクロ
    ックを抽出し、N分周クロックを生成するクロック生成
    回路と、上記受信映像信号から上記N分周クロックによ
    って1チャネルのみを取り出すフリップフロップとを備
    えたことを特徴とする映像分配方式。
JP3202543A 1991-07-17 1991-07-17 映像分配方式 Pending JPH0530049A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0799484A (ja) * 1993-09-28 1995-04-11 Nec Corp チャンネル選択方式及びデータ受信装置
JPH07297863A (ja) * 1994-04-28 1995-11-10 Nec Corp データ多重伝送装置
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US6678286B1 (en) 1999-01-19 2004-01-13 Fujitsu Limited Image transmission method and image transmission system

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