JP2000333168A - データ伝送方法及びデータ伝送装置 - Google Patents

データ伝送方法及びデータ伝送装置

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JP2000333168A
JP2000333168A JP14324599A JP14324599A JP2000333168A JP 2000333168 A JP2000333168 A JP 2000333168A JP 14324599 A JP14324599 A JP 14324599A JP 14324599 A JP14324599 A JP 14324599A JP 2000333168 A JP2000333168 A JP 2000333168A
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JP14324599A
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Shigeyuki Yamashita
重行 山下
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のディジタル映像信号を多重化して形成し
た8ビットワード列データを、予め定められたコードの
ワード同期データを含むものとして、受信側において必
要なデータ同期状態が確実に得られように伝送できるも
のとする。 【解決手段】複数のディジタル映像信号もしくは複数の
ディジタル映像信号及び他のディジタル信号に、多重化
処理を施して8ビットワード列データを得るとともに、
得られた8ビットワード列データに、所定のワード間隔
を置いて、予め定められたコードの割当がなされた8ビ
ットワード同期データを含んだ付加ワードデータグルー
プを挿入することにより、複合8ビットワード列データ
を形成し、形成された複合8ビットワード列データをシ
リアルデータに変換して、それを伝送すべく送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、複数のディジタル映像信号、もしくは、
複数のディジタル映像信号及び他のディジタル信号に多
重化処理を施して8ビットワード列データを得るととも
に、得られた8ビットワード列データにワード同期デー
タを含んだ付加ワードデータグループを挿入して複合8
ビットワード列データを形成し、その複合8ビットワー
ド列データを伝送すべく送信するデータ伝送方法、及
び、斯かる方法が実施されるデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の信号情報をあらわす情報データを
含んだディジタルデータの伝送に関する分野において
は、ディジタルデータに基づく電気信号を得て、それを
同軸ケーブルあるいはツイステッドペアライン等が用い
られて形成された伝送路を通じて伝送するシステム,デ
ィジタルデータを光信号に変換し、オプティカル・ファ
イバーが用いられて形成された伝送路を通じて伝送する
システム等が実用化されている。ディジタルデータの伝
送形式は、一定のフレーム周期が設定されるSTM(Sy
nchronous Transfer Mode)形式と、定まったフレーム周
期が設定されないATM(Asynchronous Transfer Mod
e) 形式とに大別される。
【0003】こうしたディジタルデータ伝送システムが
採用されて形成された現在のディジタル網は、電話回線
網を基礎として発達してきている。そして、ディジタル
網による伝送は、その発展に伴って、効率の良いデータ
伝送を実現するためのデータの多重化と伝送されるべき
データに基づく信号の高速広帯域化とが必然的に追求さ
れており、ディジタルデータを多重化し、高速広帯域信
号として伝送する手法の一つとして、SDH(Synchron
ous Digital Hierarchy)と称される技術が、ITU−T
(旧CCIR)において確立されている。
【0004】SDHは、これからの高速広帯域サービス
に適合する新しいSTM形式を提唱するものであり、S
TM−1と呼ばれる基本単位を具えた同期多重化構造を
とる。STM−1は、図16に示される如くの、270
バイト(Byte;1バイト=8ビット(Bit)) のデータ区
分が各行を成すものとされたもとで、その9行分、即
ち、270バイト×9=2,430バイトを周期とする
伝送信号であり、斯かる単位周期区分は“フレーム”と
称される。各フレームを形成する9行の夫々における2
70バイトのうちの最初の9バイトが、セクションオー
バーヘッド(SOH)及びAUポインタを形成し、ま
た、270バイトのうちの残りの261バイトが、情報
領域を形成する。
【0005】セクションオーバーヘッド及びAUポイン
トは、合計9バイト×9=81バイトから成り、それに
は、A1,A2,B1,B2,C1,D1〜D12,E
1,E2,F1,K1,K2,H1,H2,H3,Z
1,Z2と称されるバイト分が含まれている。これらは
夫々図16に示される如くの内容を有しているが、その
うち、A1及びA2(フレームパターン)は8ビットワ
ード同期データであって、最初の行の冒頭における連続
する3バイトのA1及びそれに続く連続する3バイトの
A2が、各フレームにおける同期パターンを形成してい
る。斯かる8ビットワード同期データであるA1及びA
2の夫々は、予め定められたコードの割当がなされたも
のとされており、A1には“11110110”が割り
当てられており、A2には“00101000”が割り
当てられている。
【0006】STM−1の1周期は、例えば、125μ
秒に設定され、従って、伝送容量は、270バイト×9
×1/125×10-6秒×8=155.520メガビッ
ト/秒(155.520Mbps)である。
【0007】また、STM−1を用いた伝送をさらに発
展させ、複数のSTM−1を多重して行う高速伝送も提
案されており、その際における伝送信号はSTM−Nと
称される。STM−Nは、例えば、図17に示される如
く、複数のSTM−1であるSTM−1 #1,STM
−1 #2,・・・・・,STM−1 #nが、データ
多重化部MPにおいて、バイトインターリーブ多重され
ることにより形成される。
【0008】上述の如くのSDHを採用した通信サービ
スとして、米国におけるSONET(Synchronous Opti
cal Network)と称される高速データ伝送サービスが知ら
れている。
【0009】一方、映像信号の分野においても、伝達情
報の多様化及び再生画像の高品質化を実現する観点等か
らのディジタル化が図られており、例えば、ディジタル
化された映像信号を扱う高精細度テレビジョン(HDT
V)システム等が提案されている。そして、HDTVシ
ステムのもとにおけるディジタル化された映像信号等の
ディジタル映像信号は、例えば、図18に示される如く
のデータフォーマットに従うものとされる。
【0010】図18に示されるディジタル映像信号につ
いてのデータフォーマットは、図18のAに示される如
くの、映像信号における輝度信号成分をあらわす輝度信
号データ系列(Yデータ系列)と、図18のBに示され
る如くの、映像信号における色差信号成分をあらわす色
差信号データ系列(PB /PR データ系列)とから成
り、Yデータ系列及びPB /PR データ系列の夫々を形
成するワードデータの各々は、10ビット構成とされ
る。即ち、Yデータ系列及びPB /PR データ系列の夫
々は、10ビット量子化ディジタル信号である。そし
て、図18のAには、Yデータ系列における各水平期間
中の水平ブランキング期間及びその前後における映像デ
ータ期間の一部に対応する部分が示されており、また、
図18のBには、PB /PR データ系列における各水平
期間中の水平ブランキング期間及びその前後における映
像データ期間の一部に対応する部分が示されている。
【0011】Yデータ系列にあっては、各映像データ期
間に対応する部分の直前に、各々が10ビット構成とさ
れる4ワード(3FF(Y),000(Y),000
(Y),XYZ(Y))から成るタイミング基準コード
データ(SAV: Start ofActive Video )が配される
とともに、各映像データ期間に対応する部分の直後に、
各々が10ビット構成とされる4ワード(3FF
(Y),000(Y),000(Y),XYZ(Y))
から成るタイミング基準コードデータ(EAV: Endof
Active Video )が配される。同様にして、PB /PR
データ系列にあっても、各映像データ期間に対応する部
分の直前に、各々が10ビット構成とされる4ワード
(3FF(C),000(C),000(C),XYZ
(C))から成るSAVが配されるとともに、各映像デ
ータ期間に対応する部分の直後に、各々が10ビット構
成とされる4ワード(3FF(C),000(C),0
00(C),XYZ(C))から成るEAVが配され
る。勿論、Yデータ系列中のEAV及びSAVの夫々
は、Yデータ系列における各水平ブランキング期間に対
応する部分に配され、また、PB /PR データ系列中の
EAV及びSAVの夫々は、PB/PR データ系列にお
ける各水平ブランキング期間に対応する部分に配され
る。
【0012】斯かるYデータ系列及びPB /PR データ
系列が伝送されるに際しては、Yデータ系列及びPB
R データ系列に、各々のEAV及びSAVが配される
水平ブランキング期間に対応する部分が同期せしめられ
たもとでのワード多重化処理が施され、図19に示され
る如くのワード多重データ系列が、10ビット量子化デ
ィジタル信号として形成される。ワード多重データ系列
にあっては、各映像データ期間に対応する部分の直前
に、各々が10ビット構成とされる8ワード(3FF
(C),3FF(Y),000(C),000(Y),
000(C),000(Y),XYZ(C),XYZ
(Y))から成る多重タイミング基準コードデータ(多
重SAV)が配されるとともに、各映像データ期間に対
応する部分の直後に、各々が10ビット構成とされる8
ワード(3FF(C),3FF(Y),000(C),
000(Y),000(C),000(Y),XYZ
(C),XYZ(Y))から成る多重タイミング基準コ
ードデータ(多重EAV)が配されることになる。
【0013】このようなYデータ系列及びPB /PR
ータ系列から成るデータフォーマットに従うものとされ
るディジタル映像信号の伝送についても、送信側におい
て、伝送されるべきディジタル映像信号をあらわすデー
タに基づき、例えば、前述のA1及びA2の如くの、予
め定められたコードの割当がなされたワード同期データ
が付加された8ビットワード列データが形成され、その
8ビットワード列データが伝送されるべく送信される伝
送方式をもって行われるようにされることが、例えば、
送受信回路を構成するにあたって、前述のSDH用のも
の等とされる既存の集積回路素子(IC素子)を有効に
利用できる観点から、強く望まれるところとなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くに、送信側
において、伝送されるべきディジタル映像信号をあらわ
すデータに基づき、予め定められたコードの割当がなさ
れたワード同期データが付加された8ビットワード列デ
ータ形成され、その8ビットワード列データが伝送され
るべく送信される伝送方式をもってのディジタル映像信
号の伝送が望まれるもとにあって、単独のディジタル映
像信号についてのみならず、複数のディジタル映像信号
を多重化して伝送できることになれば、ディジタル映像
信号の効率的な利用が図られ、さらには、ディジタル映
像信号の利用範囲を拡大させることができる。そして、
ディジタル映像信号の効率的な利用、あるいは、ディジ
タル映像信号の利用範囲の拡大等は、例えば、業務用あ
るいは家庭用電子機器の分野における技術の更なる発展
をもたらすことになる。
【0015】しかしながら、従来にあっては、送信側に
おいて、伝送されるべきディジタル映像信号をあらわす
データに基づき、予め定められたコードの割当がなされ
たワード同期データが付加された8ビットワード列デー
タが形成され、その8ビットワード列データが伝送され
るべく送信される伝送方式をもって、複数のディジタル
映像信号を多重化して伝送することができる伝送システ
ムを実現させた具体例は見当たらない。また、斯かる複
数のディジタル映像信号を多重化して伝送することがで
きる伝送システムに関する技術について記載された文献
等も見出せない。
【0016】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
記載された発明は、伝送されるべきデータに基づき、例
えば、前述のA1及びA2の如くの、予め定められたコ
ードの割当がなされたワード同期データが付加された8
ビットワード列データが形成され、その8ビットワード
列データが伝送されるべく送信される伝送方式をもっ
て、複数のディジタル映像信号を多重化して伝送するこ
とができるデータ伝送方法、及び、それが実施されるデ
ータ伝送装置を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項8までのいずれかに記載され
た発明に係るデータ伝送方法は、複数のディジタル映像
信号もしくは複数のディジタル映像信号及び他のディジ
タル信号に、多重化処理を施して8ビットワード列デー
タを得るとともに、得られた8ビットワード列データ
に、所定のワード間隔を置いて、予め定められたコード
の割当がなされた8ビットワード同期データを含んだ付
加ワードデータグループを挿入することにより、複合8
ビットワード列データを形成し、その複合8ビットワー
ド列データをシリアルデータに変換して、シリアルデー
タを伝送すべく送信するものとされる。
【0018】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項5に記載された発明に係るデータ伝送方法は、複数の
ディジタル映像信号を、各々が10ビット量子化ディジ
タル信号がシリアル伝送されることにより得られ、相互
にビット同期関係にあるものとする。
【0019】また、本願の特許請求の範囲における請求
項9に記載された発明に係るデータ伝送装置は、複数の
ディジタル映像信号もしくは複数のディジタル映像信号
及び他のディジタル信号に多重化処理を施して8ビット
ワード列データを得るデータ多重化手段と、データ多重
化手段から得られる8ビットワード列データに、所定の
ワード間隔を置いて、予め定められたコードの割当がな
された8ビットワード同期データを含んだ付加ワードデ
ータグループを挿入することにより、複合8ビットワー
ド列データを形成する複合データ形成手段と、複合デー
タ形成手段から得られる複合8ビットワード列データを
シリアルデータに変換し、そのシリアルデータを伝送す
べく送信するデータ送出手段とを備えて構成される。
【0020】上述の如くの本願の特許請求の範囲におけ
る請求項1から請求項8までのいずれかに記載された発
明に係るデータ伝送方法によれば、伝送されるべく送信
される、複数のディジタル映像信号もしくは複数のディ
ジタル映像信号及び他のディジタル信号に多重化処理が
施されて得られる8ビットワード列データに基づく複合
8ビットワード列データには、予め定められたコードの
割当がなされた8ビットワード同期データが含まれてい
ることになる。このような8ビットワード同期データ
は、例えば、SDHにおいて用いられる8ビットワード
同期データA1及びA2とされ、しかも、例えば、8ビ
ットワード同期データA1が3個連続して連なる状態に
おかれ、さらに、それに続いて、8ビットワード同期デ
ータA2が3個連続して連なる状態におかれるものとさ
れる。
【0021】そして、予め定められたコードの割当がな
された8ビットワード同期データを含んで送信される、
複数のディジタル映像信号もしくは複数のディジタル映
像信号及び他のディジタル信号に多重化処理が施されて
得られる8ビットワード列データに基づく複合8ビット
ワード列データは、それを受ける受信側において、8ビ
ットワード同期データが、複合8ビットワード列データ
からの複数のディジタル映像信号もしくは複数のディジ
タル映像信号及び他のディジタル信号に多重化処理が施
されて得られる8ビットワード列データの再生、さらに
は、再生された8ビットワード列データからの複数のデ
ィジタル映像信号の再生のための処理に必要とされるワ
ード同期データとして、適正に検出されることになるも
のとされる。それゆえ、受信側にあっては、受信された
複合8ビットワード列データに基づく複数のディジタル
映像信号もしくは複数のディジタル映像信号及び他のデ
ィジタル信号に多重化処理が施されて得られる8ビット
ワード列データの再生処理、さらには、再生された8ビ
ットワード列データに基づく複数のディジタル映像信号
の再生処理のために必要とされるデータ同期状態が、確
実に得られる状態が確保される。
【0022】即ち、本願の特許請求の範囲における請求
項1から請求項8までのいずれかに記載された発明に係
るデータ伝送方法によれば、伝送されるべきデータに基
づき、予め定められたコードの割当がなされたワード同
期データが付加された8ビットワード列データが形成さ
れ、その8ビットワード列データが伝送されるべく送信
される伝送方式をもって、複数のディジタル映像信号を
多重化して伝送することができる。それゆえ、複数のデ
ィジタル映像信号の伝送を、例えば、SDH用のもの等
とされる既存のIC素子を有効に利用して構成すること
ができ、比較的安価に得られる送信回路及び受信回路を
もって行うことができることになる。
【0023】また、本願の特許請求の範囲における請求
項5に記載された発明に係るデータ伝送方法にあって
は、複数のディジタル映像信号もしくは複数のディジタ
ル映像信号及び他のディジタル信号に多重化処理を施し
て8ビットワード列データを得るにあたり、複数のディ
ジタル映像信号が、夫々、各々が10ビット量子化ディ
ジタル信号がシリアル伝送されることにより得られ、相
互にビット同期関係にあるものとされる。それにより、
複数のディジタル映像信号もしくは複数のディジタル映
像信号及び他のディジタル信号に基づく8ビットワード
列データが、確実に得られることになる。
【0024】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項9に記載された発明に係るデータ伝送装置にあって
は、データ送出部により伝送されるべく送信される、複
数のディジタル映像信号もしくは複数のディジタル映像
信号及び他のディジタル信号に多重化処理が施されて得
られる8ビットワード列データに基づく複合8ビットワ
ード列データには、予め定められたコードの割当がなさ
れた8ビットワード同期データが含まれていることにな
る。このような8ビットワード同期データは、例えば、
SDHにおいて用いられる8ビットワード同期データA
1及びA2とされ、しかも、例えば、8ビットワード同
期データA1が3個連続して連なる状態におかれ、さら
に、それに続いて、8ビットワード同期データA2が3
個連続して連なる状態におかれるものとされる。
【0025】そして、予め定められたコードの割当がな
された8ビットワード同期データを含んで送信される、
複数のディジタル映像信号もしくは複数のディジタル映
像信号及び他のディジタル信号に多重化処理が施されて
得られる8ビットワード列データに基づく複合8ビット
ワード列データは、それを受ける受信側において、8ビ
ットワード同期データが、複合8ビットワード列データ
からの複数のディジタル映像信号もしくは複数のディジ
タル映像信号及び他のディジタル信号に多重化処理が施
されて得られる8ビットワード列データの再生、さらに
は、再生された8ビットワード列データからの複数のデ
ィジタル映像信号の再生のための処理に必要とされるワ
ード同期データとして、適正に検出されることになるも
のとされる。それゆえ、受信側にあっては、受信された
複合8ビットワード列データに基づく複数のディジタル
映像信号もしくは複数のディジタル映像信号及び他のデ
ィジタル信号に多重化処理が施されて得られる8ビット
ワード列データの再生処理、さらには、再生された8ビ
ットワード列データに基づく複数のディジタル映像信号
の再生処理のために必要とされるデータ同期状態が、確
実に得られる状態が確保される。
【0026】即ち、本願の特許請求の範囲における請求
項9に記載された発明に係るデータ伝送装置によれば、
伝送されるべきデータに基づき、予め定められたコード
の割当がなされたワード同期データが付加された8ビッ
トワード列データが形成され、その8ビットワード列デ
ータが伝送されるべく送信される伝送方式をもって、複
数のディジタル映像信号を多重化して伝送することがで
きる。それゆえ、複数のディジタル映像信号の伝送を、
例えば、SDH用のもの等とされる既存のIC素子を有
効に利用して構成することができ、比較的安価に得られ
る送信回路及び受信回路をもって行うことができること
になる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本願の特許請求の範囲に
記載された発明に係るデータ伝送方法の一例が実施され
る、本願の特許請求の範囲に記載された発明に係るデー
タ伝送装置の例を示す。
【0028】図1に示される例においては、4チャンネ
ルのディジタル映像信号DV1,DV2,DV3及びD
V4が、データ多重部10に供給される。4チャンネル
のディジタル映像信号DV1〜DV4の夫々は、図19
に示される如くのワード多重データフォーマットに従っ
た、10ビット量子化ディジタル信号が、シリアル伝送
されることにより得られる、そのビット伝送速度を、例
えば、143Mbpsとするシリアルデータとされ、相
互にビット同期がとられたものとされる。また、データ
多重部10には、4チャンネルのディジタル映像信号D
V1〜DV4の夫々についての水平同期信号SHも供給
される。
【0029】データ多重部10においては、例えば、図
2に示される如くに、ビット伝送速度を143Mbps
として伝送されるビット列V1/0,V1/1,V1/
2,V1/3,V1/4,V1/5,・・・・として到
来するディジタル映像信号DV1,ビット伝送速度を1
43Mbpsとして伝送されるビット列V2/0,V2
/1,V2/2,V2/3,V2/4,V2/5,・・
・・として到来するディジタル映像信号DV2,ビット
伝送速度を143Mbpsとして伝送されるビット列V
3/0,V3/1,V3/2,V3/3,V3/4,V
3/5,・・・・として到来するディジタル映像信号D
V3、及び、ビット伝送速度を143Mbpsとして伝
送されるビット列V4/0,V4/1,V4/2,V4
/3,V4/4,V4/5,・・・・として到来するデ
ィジタル映像信号DV4の夫々について、各々の水平同
期信号SHを基準タイミングとしたもとでの8ビットワ
ード列データへの変換を行い、ディジタル映像信号DV
1に基づく個別8ビットワード列データ,ディジタル映
像信号DV2に基づく個別8ビットワード列データ,デ
ィジタル映像信号DV3に基づく個別8ビットワード列
データ、及び、ディジタル映像信号DV4に基づく個別
8ビットワード列データを形成する。そして、これらの
4個の個別8ビットワード列データにワード多重化処理
を施して、図2に示される如くの、8ビットワードデー
タV1/0〜V1/7,V2/0〜V2/7,V3/0
〜V3/7,V4/0〜V4/7,・・・・・が順次連
なって形成され、ワード伝送速度を143Mbps×4
/8=71.5MBpsとする8ビットワード列データ
DM(8)を得る。なお、図2における矢印tは、時間
経過をあらわす。
【0030】データ多重部10において得られるワード
伝送速度を71.5MBpsとする8ビットワード列デ
ータDM(8)は、複合データ形成部11に供給され
る。複合データ形成部11にあっては、8ビットワード
列データDM(8)が速度変換・ワード同期データ挿入
部12に供給される。また、速度変換・ワード同期デー
タ挿入部12には、ワードデータ送出部13から、予め
定められたコードの割当がなされた8ビットワード同期
データを含んだ複数の8ビットワードデータによって構
成される付加ワードデータグループDWSが供給され
る。
【0031】そして、速度変換・ワード同期データ挿入
部12においては、図3に示される如くに、ワード伝送
速度を71.5MBpsとする8ビットワード列データ
DM(8)に対して、そのワード伝送速度を、例えば、
71.5MBpsから77.76MBpsに変換する速
度変換を施すとともに、所定のワード間隔を置いて、ワ
ードデータ送出部13からの8ビットワード同期データ
を含んだ付加ワードデータグループDWSを挿入し、そ
れにより、4チャンネルのディジタル映像信号DV1〜
DV4に基づく、ワード伝送速度を、例えば、77.7
6MBpsとする複合8ビットワード列データDZ
(8)を形成する。なお、図3における矢印tも、時間
経過をあらわす。
【0032】図4は、速度変換・ワード同期データ挿入
部12についての具体構成例を示す。この図4に示され
る例においては、4チャンネルのディジタル映像信号D
V1〜DV4に基づく8ビットワード列データDM
(8)がスイッチ15に供給される。スイッチ15は、
スイッチ制御信号形成部16からの制御信号CSAに応
じて、所定の期間毎、例えば、1ms間毎の切換えを行
い、それにより、8ビットワード列データDM(8)
を、1ms間毎にメモリ部17とメモリ部18とに交互
に供給して、8ビットワード列データDM(8)につい
てのメモリ部17とメモリ部18とに対する振分供給を
行う。
【0033】また、メモリ部17とメモリ部18とに関
連して、メモリ制御信号形成部19が設けられており、
メモリ制御信号形成部19には、4チャンネルのディジ
タル映像信号DV1〜DV4の夫々におけるクロック信
号に同期した周波数を143MHzとするクロック信号
CAと、周波数を19.44MHzとするクロック信号
CBとが供給される。そして、メモリ制御信号形成部1
9は、クロック信号CAに基づいて、周波数を143M
Hz×4/8=71.5MHzとする書込制御信号QW
を発生するとともに、クロック信号CBに基づいて、周
波数を、19.44MHz×4=77.76MHzとす
る読出制御信号QRを発生し、書込制御信号QWと読出
制御信号QRとをメモリ部17及びメモリ部18の両者
に供給する。
【0034】それにより、メモリ部17においては、ス
イッチ15を通じて8ビットワード列データDM(8)
が供給される期間において、8ビットワード列データD
M(8)が、周波数を71.5MHzとする書込制御信
号QWに応じて、ワード伝送速度を71.5MBpsと
する状態で書き込まれる。また、メモリ部18において
も、スイッチ15を通じて8ビットワード列データDM
(8)が供給される期間において、8ビットワード列デ
ータDM(8)が、周波数を71.5MHzとする書込
制御信号QWに応じて、ワード伝送速度を71.5MB
psとする状態で書き込まれる。従って、メモリ部17
及びメモリ部18の夫々における8ビットワード列デー
タDM(8)のワード伝送速度を71.5MBpsとす
る状態での書込みが、スイッチ15の1ms間毎の切換
えに従って交互に1ms間づつ行われる。
【0035】メモリ部17に1ms間に亙って書き込ま
れた8ビットワード列データDM(8)は、その次の1
ms間のうちに、周波数を77.76MHzとする読出
制御信号QRに応じて、ワード伝送速度を77.76M
Bpsとする8ビットワード列データDM'(8)としてメ
モリ部17から読み出され、スイッチ20に供給され
る。また、メモリ部18に1ms間に亙って書き込まれ
た8ビットワード列データDM(8)も、その次の1m
s間のうちに、周波数を77.76MHzとする読出制
御信号QRに応じて、ワード伝送速度を77.76MB
psとする8ビットワード列データDM'(8)としてメモ
リ部18から読み出され、スイッチ20に供給される。
スイッチ20には、ワードデータ送出部13からの付加
ワードデータグループDWSも供給される。付加ワード
データグループDWSは、そのワード伝送速度を77.
76MBpsとするものとされる。
【0036】スイッチ20は、スイッチ制御信号形成部
16からの制御信号CSBに応じて、ワードデータ送出
部13からのワード伝送速度を77.76MBpsとす
る付加ワードデータグループDWS,メモリ部18から
読み出されたワード伝送速度を77.76MBpsとす
る8ビットワード列データDM'(8)、及び、メモリ部1
7から読み出されたワード伝送速度を77.76MBp
sとする8ビットワード列データDX'(8)の夫々を、所
定のワード期間分づつ順次取り出す。それにより、スイ
ッチ20から、図3に示される如くの、ワード伝送速度
が77.76MBpsに変換された8ビットワード列デ
ータDM'(8)に、所定のワード間隔を置いてワード伝送
速度を77.76MBpsとする付加ワードデータグル
ープDWSが挿入されて形成される、複合8ビットワー
ド列データDZ(8)が導出される。
【0037】ワードデータ送出部13からのワード伝送
速度を77.76MBpsとする付加ワードデータグル
ープDWSは、予め定められたコードの割当がなされた
8ビットワード同期データを含んだ複数の8ビットワー
ドデータによって構成されるが、例えば、その始端側部
分に少なくとも1個の任意の8ビットワードデータが配
され、それに続いて、3個の8ビットワード同期データ
A1(予め定められたコード“11110110”の割
当がなされている)が連なり、さらに、それに続いて、
3個の8ビットワード同期データA2(予め定められた
コード“00101000”の割当がなされている)が
連なって終端に至る構成を有したものとされる。
【0038】このような付加ワードデータグループDW
Sが挿入されて形成される複合8ビットワード列データ
DZ(8)は、その付加ワードデータグループDWSが
挿入された部分が、図5に示される如くとされる。図5
において、DMは、図4に示されるメモリ部17及び1
8の夫々から読み出された8ビットワード列データD
M'(8) を形成する8ビットワードデータをあらわして
おり、また、DXは、任意の8ビットワードデータをあ
らわしている。図5における矢印tも、時間経過をあら
わす。
【0039】ワードデータ送出部13からのワード伝送
速度を77.76MBpsとする付加ワードデータグル
ープDWSは、また、例えば、その始端側部分に少なく
とも1個の任意の8ビットワードデータが配され、それ
に続いて、3個の8ビットワード同期データA1が連な
り、さらに、それに続いて、3個の8ビットワード同期
データA2が連なって終端側部分に至り、その終端側部
分にも少なくとも1個の任意の8ビットワードデータが
配された構成を有したものとされる。
【0040】このような付加ワードデータグループDW
Sが挿入されて形成される複合8ビットワード列データ
DZ(8)は、その付加ワードデータグループDWSが
挿入された部分が、図6に示される如くとされる。図6
においても、DMは、図3に示されるメモリ部17及び
18の夫々から読み出された8ビットワード列データD
X'(8) を形成する各8ビットワードデータをあらわし
ており、また、DXは、任意の8ビットワードデータを
あらわしている。図6における矢印tも、時間経過をあ
らわす。
【0041】上述の如くにして、速度変換・ワード同期
データ挿入部12において形成される複合8ビットワー
ド列データDZ(8)は、複合データ形成部11から送
出されて、パラレル/シリアル(P/S)変換部21に
供給される。P/S変換部21にあっては、複合8ビッ
トワード列データDZ(8)に、パラレルデータをシリ
アルデータに変換するP/S変換を施して、複合8ビッ
トワード列データDZ(8)に基づくシリアルデータD
ZSを形成し、そのシリアルデータDZSを送信部22
に供給する。送信部22は、シリアルデータDZSを、
例えば、同軸ケーブルあるいはオプティカル・ファイバ
ーが用いられて形成されたデータ伝送路を通じて伝送す
べく、同軸ケーブルが用いられて形成されたデータ伝送
路に適した電気信号、あるいは、オプティカル・ファイ
バーが用いられて形成されたデータ伝送路に適した光信
号とされる伝送信号SZに変換して送信する。それによ
って、シリアルデータDZSの伝送が行われる。伝送信
号SZは、例えば、NZR符号が用いられての符号化処
理がなされたものとされる。
【0042】図7は、本願の特許請求の範囲に記載され
た発明に係るデータ伝送方法の他の例が実施される、本
願の特許請求の範囲に記載された発明に係るデータ伝送
装置の例を示す。
【0043】図7に示される例においては、2チャンネ
ルのディジタル映像信号DVa及びDVbとディジタル
音声信号DAもしくは他のディジタル補助信号DDが、
データ多重部30に供給される。2チャンネルのディジ
タル映像信号DVa及びDVbの夫々は、例えば、図1
9に示される如くのワード多重データフォーマットに従
った、10ビット量子化ディジタル信号が、シリアル伝
送されることにより得られる、そのビット伝送速度を、
例えば、270Mbpsとするシリアルデータとされ、
相互にビット同期がとられたものとされる。そして、デ
ィジタル音声信号DAもしくは他のディジタル補助信号
DDは、ワード伝送速度を、例えば、20Mbps×2
/8=5MBpsとする8ビットワードデータとされ
る。また、データ多重部30には、2チャンネルのディ
ジタル映像信号DVa及びDVbの夫々についての水平
同期信号SHも供給される。
【0044】データ多重部30においては、ビット伝送
速度を270Mbpsとして伝送されるビット列として
到来するディジタル映像信号DVa及びビット伝送速度
を270Mbpsとして伝送されるビット列として到来
するディジタル映像信号DVbの夫々について、各々の
水平同期信号SHを基準タイミングとしたもとでの8ビ
ットワード列データへの変換を行い、ディジタル映像信
号DVaに基づく個別8ビットワード列データ及びディ
ジタル映像信号DVbに基づく個別8ビットワード列デ
ータを形成する。そして、これらの2個の個別8ビット
ワード列データにワード多重化処理を施して、ワード伝
送速度を270Mbps×2/8=67.5MBpsと
する8ビットワード列データを得る。
【0045】さらに、データ多重部30においては、デ
ィジタル映像信号DVa及びディジタル映像信号DVb
に夫々基づく2個の個別8ビットワード列データにワー
ド多重化処理が施されて得られる、ワード伝送速度を6
7.5MBpsとする8ビットワード列データに、ディ
ジタル音声信号DAもしくは他のディジタル補助信号D
Dを重ねる多重化処理を施し、それにより得られるディ
ジタル音声信号DAもしくは他のディジタル補助信号D
Dの多重化がなされた8ビットワード列データに、その
ワード伝送速度を77.76MBpsに変更する伝送速
度変換処理を施して、ワード伝送速度を77.76MB
psとする8ビットワード列データDN(8)を得る。
【0046】このようなディジタル音声信号DAもしく
は他のディジタル補助信号DDの多重化がなされた8ビ
ットワード列データDN(8)は、補助データが挿入さ
れた部分が、図8に示される如くとされる。図8におい
て、DNは、8ビットワード列データDN(8) を形成
する各8ビットワードデータをあらわしており、また、
図8における矢印tは、時間経過をあらわす。
【0047】上述の如くにしてデータ多重部30におい
て得られるワード伝送速度を77.76MBpsとする
8ビットワード列データDN(8)は、複合データ形成
部31に供給される。複合データ形成部31にあって
は、8ビットワード列データDN(8)がワード同期デ
ータ挿入部32に供給される。さらに、ワード同期デー
タ挿入部32には、水平同期信号SHが供給されるとと
もに、ワードデータ送出部33から、予め定められたコ
ードの割当がなされた8ビットワード同期データ、例え
ば、各々に予め定められたコード“11110110”
が割り当てられた3個の8ビットワード同期データA1
及び各々に予め定められたコード“00101000”
が割り当てられた3個の8ビットワード同期データA
2、を含んだ複数の8ビットワードデータによって構成
される付加ワードデータグループDWSが供給される。
付加ワードデータグループDWSは、そのワード伝送速
度を77.76MBpsとするものとされる。
【0048】そして、ワード同期データ挿入部32にお
いては、ワード伝送速度を77.76MBpsとする8
ビットワード列データDN(8)に対し、水平同期信号
SHに応じて設定されるタイミングをもって、各水平ブ
ランキング期間に対応する部分における多重補助データ
の領域に挿入された補助データのうちの、多重SAVの
直前における6ワードデータ分を、付加ワードデータグ
ループDWSに含まれる8ビットワード同期データ、即
ち、各々に予め定められたコード“11110110”
が割り当てられた3個の8ビットワード同期データA1
及び各々に予め定められたコード“00101000”
が割り当てられた3個の8ビットワード同期データA2
をもって置き換えるデータ置換処理を行って、複合8ビ
ットワード列データDZ(8)を得る。それにより、ワ
ード同期データ挿入部32において、ワード伝送速度を
77.76MBpsとする8ビットワード列データDN
(8)における各水平ブランキング期間に対応する部分
に、3個の8ビットワード同期データA1と3個の8ビ
ットワード同期データA2とが、付加ワードデータグル
ープDWSとして挿入されて、複合8ビットワード列デ
ータDZ(8)が形成されることになる。
【0049】このような、3個の8ビットワード同期デ
ータA1と3個の8ビットワード同期データA2とが付
加ワードデータグループDWSとして挿入された複合8
ビットワード列データDZ(8)は、その3個の8ビッ
トワード同期データA1と3個の8ビットワード同期デ
ータA2とが挿入された部分が、図9に示される如くと
される。図9においても、DNは、8ビットワード列デ
ータDN(8) を形成する各8ビットワードデータをあ
らわしており、また、図8における矢印tは、時間経過
をあらわす。
【0050】図10は、ワード同期データ挿入部32に
ついての具体構成例を示す。この図10に示される例に
おいては、ワード伝送速度を77.76MBpsとする
8ビットワード列データDN(8)が、スイッチ34の
選択接点34aに供給されるとともに、ワードデータ送
出部33からの予め定められたコードの割当がなされた
8ビットワード同期データを含んだ複数の8ビットワー
ドデータによって構成される付加ワードデータグループ
DWSが、スイッチ34の選択接点34bに供給され
る。付加ワードデータグループDWSは、それに含まれ
る3個の8ビットワード同期データA1と3個の8ビッ
トワード同期データA2とが、8ビットワード列データ
DN(8)の各水平ブランキング期間に対応する部分に
おける多重補助データの領域中の多重SAVの直前にお
ける6ワードデータ分に同期するものとなるように設定
される。
【0051】そして、スイッチ34には、水平同期信号
SHが供給される制御信号形成部35からの、水平同期
信号SHに基づくタイミングを有した制御信号SSも供
給され、スイッチ34は、制御信号SSにより、その可
動接点34cが、8ビットワード列データDN(8)の
各水平ブランキング期間に対応する部分における多重S
AVの直前における6ワードデータ分が到来するとき、
付加ワードデータグループDWSが供給される選択接点
34bに接続され、その他のとき、8ビットワード列デ
ータDN(8)が供給される選択接点34aに接続され
るように制御される。
【0052】その結果、スイッチ34の可動接点34c
には、8ビットワード列データDN(8)の各水平ブラ
ンキング期間に対応する部分における多重SAVの直前
における6ワードデータ分が到来するとき、選択接点3
4bを通じて、付加ワードデータグループDWSに含ま
れる3個の8ビットワード同期データA1と3個の8ビ
ットワード同期データA2とが取り出され、その他のと
き、選択接点34aを通じて、8ビットワード列データ
DN(8)が取り出される。それにより、スイッチ34
の可動接点34cに、ワード伝送速度を77.76MB
psとする8ビットワード列データDN(8)における
各水平ブランキング期間に対応する部分に3個の8ビッ
トワード同期データA1と3個の8ビットワード同期デ
ータA2とが置換挿入されて成る、ワード伝送速度を7
7.76MBpsとする複合8ビットワード列データD
Z(8)が得られる。
【0053】上述の如くにして、ワード同期データ挿入
部32において形成される複合8ビットワード列データ
DZ(8)は、複合データ形成部31から送出されて、
P/S変換部36に供給される。P/S変換部36にあ
っては、複合8ビットワード列データDZ(8)に、パ
ラレルデータをシリアルデータに変換するP/S変換を
施して、複合8ビットワード列データDZ(8)に基づ
くシリアルデータDZSを形成し、そのシリアルデータ
DZSを送信部37に供給する。送信部37は、シリア
ルデータDZSを、例えば、同軸ケーブルあるいはオプ
ティカル・ファイバーが用いられて形成されたデータ伝
送路を通じて伝送すべく、同軸ケーブルが用いられて形
成されたデータ伝送路に適した電気信号、あるいは、オ
プティカル・ファイバーが用いられて形成されたデータ
伝送路に適した光信号とされる伝送信号SZに変換して
送信する。それによって、シリアルデータDZSの伝送
が行われる。伝送信号SZは、例えば、NZR符号が用
いられての符号化処理がなされたものとされる。
【0054】図11は、本願の特許請求の範囲に記載さ
れた発明に係るデータ伝送方法の一例に従って図1に示
されるデータ伝送装置における送信部22から送信され
る、複合8ビットワード列データDZ(8)が変換され
て得られたシリアルデータDZSに基づく伝送信号SZ
を受信するデータ受信装置の一例を示す。
【0055】この図11に示されるデータ受信装置の例
にあっては、例えば、同軸ケーブルが用いられて形成さ
れたデータ伝送路に適した電気信号、あるいは、オプテ
ィカル・ファイバーが用いられて形成されたデータ伝送
路に適した光信号とされる伝送信号SZを受信する受信
部40が備えられている。受信部40は、伝送信号SZ
を受信するとき、受信された伝送信号SZに基づくシリ
アルデータDZSを再生し、再生されたシリアルデータ
DZSをシリアル/パラレル(S/P)変換・ワード同
期データ検出部41に供給する。
【0056】S/P変換・ワード同期データ検出部41
にあっては、シリアルデータDZSにシリアル/パラレ
ル変換が施されて、図12のAもしくは図13のAに示
される如くの、例えば、ワード伝送速度を77.76M
Bpsとするパラレルデータである複合8ビットワード
列データDZ(8)が形成される。そして、S/P変換
・ワード同期データ検出部41から得られる複合8ビッ
トワード列データDZ(8)は、速度変換・ワード同期
データ分離部42に供給される。
【0057】また、S/P変換・ワード同期データ検出
部41においては、複合8ビットワード列データDZ
(8)における付加ワードデータグループDWS中の、
連続する3個の8ビットワード同期データA1とそれに
続く連続する3個の8ビットワード同期データA2とを
検出して、ワード同期データ検出出力信号SWSを送出
する。このワード同期データ検出出力信号SWSは、例
えば、S/P変換・ワード同期データ検出部41におい
て検出される、複合8ビットワード列データDZ(8)
における付加ワードデータグループDWS中の連続する
3個の8ビットワード同期データA1及びそれに続いて
連続する3個の8ビットワード同期データA2のうちの
最後のものとなる8ビットワード同期データA2に対応
して、図12のBもしくは図13のBに示される如くに
得られる。
【0058】このようにして、S/P変換・ワード同期
データ検出部41から得られるワード同期データ検出出
力信号SWSは、同期信号形成部43に供給される。そ
して、同期信号形成部43においては、ワード同期デー
タ検出出力信号SWSに基づくワード同期信号CWが形
成される。
【0059】S/P変換・ワード同期データ検出部41
からの複合8ビットワード列データDZ(8)が供給さ
れる速度変換・ワード同期データ分離部42には、同期
信号形成部43からのワード同期信号CWも供給され
る。そして、速度変換・ワード同期データ分離部42に
おいては、ワード同期信号CWによる同期制御が行われ
るもとで、複合8ビットワード列データDZ(8) か
ら、ワード伝送速度を77.76MBpsとする8ビッ
トワード列データDM’(8) と、付加ワードデータグ
ループDWSとが分離されて取り出されるとともに、取
り出された8ビットワード列データDM’(8) に、ワ
ード伝送速度を77.76MBpsとするものから、ワ
ード伝送速度を71.5MBpsとするものへの速度変
換が施されて、8ビットワード列データDM(8) が再
生される。
【0060】速度変換・ワード同期データ分離部42に
おいて再生された8ビットワード列データDM(8)
は、データ分離部44に供給される。データ分離部44
には、同期信号形成部43からのワード同期信号CWも
供給される。そして、データ分離部44においては、ワ
ード同期信号CWによる同期制御が行われるもとで、ワ
ード伝送速度を71.5MBpsとする8ビットワード
列データDM(8) を構成する各8ビットワードデータ
における8個のビットデータの夫々が、個別に取り出さ
れる状態が継続されて、8ビットワード列データDM
(8) に基づく、各々がビット伝送速度を71.5MB
ps×8/4=143Mbpsとするシリアルデータと
された4チャンネルのディジタル映像信号DV1,DV
2,DV3及びDV4が再生される。それにより、デー
タ分離部44から、再生された4チャンネルのディジタ
ル映像信号DV1〜DV4が導出される。
【0061】図14は、本願の特許請求の範囲に記載さ
れた発明に係るデータ伝送方法の他の例に従って図7に
示されるデータ伝送装置における送信部37から送信さ
れる、複合8ビットワード列データDZ(8)が変換さ
れて得られたシリアルデータDZSに基づく伝送信号S
Zを受信するデータ受信装置の一例を示す。
【0062】この図14に示されるデータ受信装置の例
にあっては、例えば、同軸ケーブルが用いられて形成さ
れたデータ伝送路に適した電気信号、あるいは、オプテ
ィカル・ファイバーが用いられて形成されたデータ伝送
路に適した光信号とされる伝送信号SZを受信する受信
部50が備えられている。受信部50は、伝送信号SZ
を受信するとき、受信された伝送信号SZに基づくシリ
アルデータDZSを再生し、再生されたシリアルデータ
DZSをS/P変換・ワード同期データ検出部51に供
給する。
【0063】S/P変換・ワード同期データ検出部51
にあっては、シリアルデータDZSにシリアル/パラレ
ル変換が施されて、図15のAに示される如くの、例え
ば、ワード伝送速度を77.76MBpsとするパラレ
ルデータである複合8ビットワード列データDZ(8)
が形成される。そして、S/P変換・ワード同期データ
検出部51から得られる複合8ビットワード列データD
Z(8)は、ワード同期データ分離部52に供給され
る。
【0064】また、S/P変換・ワード同期データ検出
部51においては、複合8ビットワード列データDZ
(8)に付加ワードデータグループDWSとして含まれ
る連続する3個の8ビットワード同期データA1とそれ
に続く連続する3個の8ビットワード同期データA2と
を検出して、ワード同期データ検出出力信号SWSを送
出する。このワード同期データ検出出力信号SWSは、
例えば、S/P変換・ワード同期データ検出部51にお
いて検出される、複合8ビットワード列データDZ
(8)における3個の8ビットワード同期データA1及
びそれに続いて連続する3個の8ビットワード同期デー
タA2のうちの最後のもの、即ち、3個の8ビットワー
ド同期データA1及び3個の8ビットワード同期データ
A2のうちの最後のものとなる8ビットワード同期デー
タA2に対応して、図15のBに示される如くに得られ
る。
【0065】このようにして、S/P変換・ワード同期
データ検出部51から得られるワード同期データ検出出
力信号SWSは、同期信号形成部53に供給される。そ
して、同期信号形成部53においては、ワード同期デー
タ検出出力信号SWSに基づくワード同期信号CWが形
成される。
【0066】S/P変換・ワード同期データ検出部51
からの複合8ビットワード列データDZ(8)が供給さ
れるワード同期データ分離部52には、同期信号形成部
53からのワード同期信号CWも供給される。そして、
ワード同期データ分離部52においては、ワード同期信
号CWによる同期制御が行われるもとで、複合8ビット
ワード列データDZ(8) から、ワード伝送速度を7
7.76MBpsとする8ビットワード列データDN
(8) が分離されて取り出されるとともに、3個の8ビ
ットワード同期データA1及びそれに続く連続する3個
の8ビットワード同期データA2が、付加ワードデータ
グループDWSとして、分離されて取り出される。
【0067】ワード同期データ分離部52において得ら
れた8ビットワード列データDN(8) は、データ分離
部54に供給される。データ分離部54には、同期信号
形成部53からのワード同期信号CWも供給される。そ
して、データ分離部54においては、ワード同期データ
分離部52において得られた8ビットワード列データD
N(8) に、そのワード伝送速度を77.76MBps
から67.5MBpsに変更する伝送速度変換処理を施
して、ワード伝送速度を5MBpsとするディジタル音
声信号DAもしくは他のディジタル補助信号DDの多重
化がなされた8ビットワード列データを得る。
【0068】さらに、データ分離部54においては、ワ
ード同期信号CWによる同期制御が行われるもとで、ワ
ード伝送速度を5MBpsとするディジタル音声信号D
Aもしくは他のディジタル補助信号DDの多重化がなさ
れた8ビットワード列データから、ディジタル音声信号
DAもしくは他のディジタル補助信号DDを分離すると
ともに、ワード伝送速度を67.5MBpsとする8ビ
ットワード列データを構成する各8ビットワードデータ
における8個のビットデータの夫々が、個別に取り出さ
れる状態が継続されて、8ビットワード列データに基づ
く、各々がビット伝送速度を67.5MBps×8/2
=270Mbpsとするシリアルデータとされた2チャ
ンネルのディジタル映像信号DVa及びDVbが再生さ
れる。それにより、データ分離部54から、再生された
2チャンネルのディジタル映像信号DVa及びDVbが
導出される。
【0069】上述の図1あるいは図7に示されるデータ
伝送装置が用いられて実施される本願の特許請求の範囲
に記載された発明に係るデータ伝送方法の例にあって
は、4チャンネルのディジタル映像信号あるいは2チャ
ンネルのディジタル映像信号とディジタル音声信号もし
くは他のディジタル補助信号が多重伝送されるようにな
されているが、多重伝送されるディジタル映像信号の数
あるいはディジタル映像信号とディジタル音声信号もし
くは他のディジタル補助信号との数は、これらの例に限
られるものではなく、任意の数となすことができる。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項8までのいず
れかに記載された発明に係るデータ伝送方法によれば、
伝送されるべく送信される、複数のディジタル映像信号
もしくは複数のディジタル映像信号及び他のディジタル
信号に多重化処理が施されて得られる8ビットワード列
データに基づく複合8ビットワード列データには、予め
定められたコードの割当がなされた8ビットワード同期
データが含まれていることになり、このような8ビット
ワード同期データは、例えば、SDHにおいて用いられ
る8ビットワード同期データA1及びA2とされ、しか
も、例えば、8ビットワード同期データA1が3個連続
して連なる状態におかれ、さらに、それに続いて、8ビ
ットワード同期データA2が3個連続して連なる状態に
おかれるものとされる。そして、このように予め定めら
れたコードの割当がなされた8ビットワード同期データ
を含んで送信される、複数のディジタル映像信号もしく
は複数のディジタル映像信号及び他のディジタル信号に
多重化処理が施されて得られる8ビットワード列データ
に基づく複合8ビットワード列データは、それを受ける
受信側において、8ビットワード同期データが、複合8
ビットワード列データからの複数のディジタル映像信号
もしくは複数のディジタル映像信号及び他のディジタル
信号に多重化処理が施されて得られる8ビットワード列
データの再生、さらには、再生された8ビットワード列
データからの複数のディジタル映像信号の再生のための
処理に必要とされるワード同期データとして、適正に検
出されることになるものとされるので、受信側にあって
は、受信された複合8ビットワード列データに基づく複
数のディジタル映像信号もしくは複数のディジタル映像
信号及び他のディジタル信号に多重化処理が施されて得
られる8ビットワード列データの再生処理、さらには、
再生された8ビットワード列データに基づく複数のディ
ジタル映像信号の再生処理のために必要とされるデータ
同期状態が、確実に得られる状態が確保される。
【0071】即ち、本願の特許請求の範囲における請求
項1から請求項8までのいずれかに記載された発明に係
るデータ伝送方法によれば、伝送されるべきデータに基
づき、予め定められたコードの割当がなされたワード同
期データが付加された8ビットワード列データが形成さ
れ、その8ビットワード列データが伝送されるべく送信
される伝送方式をもって、複数のディジタル映像信号を
多重化して伝送することができ、それゆえ、複数のディ
ジタル映像信号の伝送を、例えば、SDH用のもの等と
される既存のIC素子を有効に利用して構成することが
でき、比較的安価に得られる送信回路及び受信回路をも
って行うことができることになる。
【0072】また、本願の特許請求の範囲における請求
項5に記載された発明に係るデータ伝送方法にあって
は、複数のディジタル映像信号もしくは複数のディジタ
ル映像信号及び他のディジタル信号に多重化処理を施し
て8ビットワード列データを得るにあたり、複数のディ
ジタル映像信号が、夫々、各々が10ビット量子化ディ
ジタル信号がシリアル伝送されることにより得られて、
相互にビット同期関係にあるものとされ、それにより、
複数のディジタル映像信号もしくは複数のディジタル映
像信号及び他のディジタル信号に基づく8ビットワード
列データが、確実に得られることになる。
【0073】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項9に記載された発明に係るデータ伝送装置にあって
は、データ送出部により伝送されるべく送信される、複
数のディジタル映像信号もしくは複数のディジタル映像
信号及び他のディジタル信号に多重化処理が施されて得
られる8ビットワード列データに基づく複合8ビットワ
ード列データには、予め定められたコードの割当がなさ
れた8ビットワード同期データが含まれていることにな
り、このような8ビットワード同期データは、例えば、
SDHにおいて用いられる8ビットワード同期データA
1及びA2とされ、しかも、例えば、8ビットワード同
期データA1が3個連続して連なる状態におかれ、さら
に、それに続いて、8ビットワード同期データA2が3
個連続して連なる状態におかれるものとされる。
【0074】そして、予め定められたコードの割当がな
された8ビットワード同期データを含んで送信される、
複数のディジタル映像信号もしくは複数のディジタル映
像信号及び他のディジタル信号に多重化処理が施されて
得られる8ビットワード列データに基づく複合8ビット
ワード列データは、それを受ける受信側において、8ビ
ットワード同期データが、複合8ビットワード列データ
からの複数のディジタル映像信号もしくは複数のディジ
タル映像信号及び他のディジタル信号に多重化処理が施
されて得られる8ビットワード列データの再生、さらに
は、再生された8ビットワード列データからの複数のデ
ィジタル映像信号の再生のための処理に必要とされるワ
ード同期データとして、適正に検出されることになるも
のとされる。それゆえ、受信側にあっては、受信された
複合8ビットワード列データに基づく複数のディジタル
映像信号もしくは複数のディジタル映像信号及び他のデ
ィジタル信号に多重化処理が施されて得られる8ビット
ワード列データの再生処理、さらには、再生された8ビ
ットワード列データに基づく複数のディジタル映像信号
の再生処理のために必要とされるデータ同期状態が、確
実に得られる状態が確保される。
【0075】即ち、本願の特許請求の範囲における請求
項9に記載された発明に係るデータ伝送装置によれば、
伝送されるべきデータに基づき、予め定められたコード
の割当がなされたワード同期データが付加された8ビッ
トワード列データが形成され、その8ビットワード列デ
ータが伝送されるべく送信される伝送方式をもって、複
数のディジタル映像信号を多重化して伝送することがで
きる。それゆえ、複数のディジタル映像信号の伝送を、
例えば、SDH用のもの等とされる既存のIC素子を有
効に利用して構成することができ、比較的安価に得られ
る送信回路及び受信回路をもって行うことができること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の特許請求の範囲に記載された発明に係
るデータ伝送方法の一例が実施される、本願の特許請求
の範囲に記載された発明に係るデータ伝送装置の例を示
すブロック構成図である。
【図2】 本願の特許請求の範囲に記載された発明に係
るデータ伝送方法の一例の説明に供されるタイムチャー
トである。
【図3】 本願の特許請求の範囲に記載された発明に係
るデータ伝送方法の一例の説明に供されるタイムチャー
トである。
【図4】 図1に示されるデータ伝送装置の例における
速度変換・ワード同期データ挿入部の具体構成例を示す
ブロック構成図である。
【図5】 本願の特許請求の範囲に記載された発明に係
るデータ伝送方法の例の説明に供されるタイムチャート
である。
【図6】 本願の特許請求の範囲に記載された発明に係
るデータ伝送方法の例の説明に供されるタイムチャート
である。
【図7】 本願の特許請求の範囲に記載された発明に係
るデータ伝送方法の他の例が実施される、本願の特許請
求の範囲に記載された発明に係るデータ伝送装置の例を
示すブロック構成図である。
【図8】 本願の特許請求の範囲に記載された発明に係
るデータ伝送方法の他の例の説明に供されるタイムチャ
ートである。
【図9】 本願の特許請求の範囲に記載された発明に係
るデータ伝送方法の他の例の説明に供されるタイムチャ
ートである。
【図10】 図7に示されるデータ伝送装置の例におけ
るワード同期データ挿入部の具体構成例を示すブロック
構成図である。
【図11】 本願の特許請求の範囲に記載された発明に
係るデータ伝送方法の一例に従って送信される伝送信号
を受信するデータ受信装置の一例を示すブロック構成図
である。
【図12】 図11に示されるデータ受信装置の動作説
明に供されるタイムチャートである。
【図13】 図11に示されるデータ受信装置の動作説
明に供されるタイムチャートである。
【図14】 本願の特許請求の範囲に記載された発明に
係るデータ伝送方法の他の例に従って送信される伝送信
号を受信するデータ受信装置の一例を示すブロック構成
図である。
【図15】 図14に示されるデータ受信装置の動作説
明に供されるタイムチャートである。
【図16】 ディジタルデータの伝送にあたって用いら
れるSTM−1の説明に供される概念図である。
【図17】 ディジタルデータの伝送にあたりSTM−
1が多重化されて得られるSTM−Nの説明に供される
概念図である。
【図18】 ディジタル映像信号のデータフォーマット
の一例の説明に供される概念図である。
【図19】 ディジタル映像信号のデータフォーマット
の一例の説明に供される概念図である。
【符号の説明】
10,30・・・データ多重部, 11,31・・・複
合データ形成部, 12・・・速度変換・ワード同期デ
ータ挿入部, 13,33・・・ワードデータ送出部,
15,20,34・・・スイッチ, 16・・・スイ
ッチ制御信号形成部, 17,18・・・メモリ部,
19・・・メモリ制御信号形成部, 21,36・・・
P/S変換部, 22,37・・・送信部, 32・・
・ワード同期データ挿入部, 35・・・制御信号形成
部, 40,50・・・受信部,41,51・・・S/
P変換・ワード同期データ検出部, 42・・・速度変
換・ワード同期データ分離部, 43,53・・・同期
信号形成部, 44,54・・・データ分離部, 52
・・・ワード同期データ分離部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のディジタル映像信号もしくは複数の
    ディジタル映像信号及び他のディジタル信号に、多重化
    処理を施して8ビットワード列データを得るとともに、
    該8ビットワード列データに、所定のワード間隔を置い
    て、予め定められたコードの割当がなされた8ビットワ
    ード同期データを含んだ付加ワードデータグループを挿
    入することにより、複合8ビットワード列データを形成
    し、該複合8ビットワード列データをシリアルデータに
    変換して、該シリアルデータを伝送すべく送信するデー
    タ伝送方法。
  2. 【請求項2】8ビットワード列データに、付加ワードデ
    ータグループの挿入に先立っての伝送速度変換を施すこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】付加ワードデータグループを、同一の8ビ
    ットワード同期データが複数個連なる部分を含むものに
    選定することを特徴とする請求項1または2記載のデー
    タ伝送方法。
  4. 【請求項4】付加ワードデータグループを、第1の8ビ
    ットワード同期データが複数個連なる部分と、上記第1
    の8ビットワード同期データとは異なる第2の8ビット
    ワード同期データが複数個連なる部分と、を含むものに
    選定することを特徴とする請求項3記載のデータ伝送方
    法。
  5. 【請求項5】複数のディジタル映像信号を、各々が10
    ビット量子化ディジタル信号がシリアル伝送されること
    により得られ、相互にビット同期関係にあるものとする
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか
    に記載のデータ伝送方法。
  6. 【請求項6】複数のディジタル映像信号の夫々につい
    て、水平同期信号を基準タイミングとする個別8ビット
    ワード列データへの変換を行い、該変換により得られる
    複数の個別8ビットワード列データにワード多重化処理
    を施して8ビットワード列データを得ることを特徴とす
    る請求項5記載のデータ伝送方法。
  7. 【請求項7】複数のディジタル映像信号の夫々につい
    て、水平同期信号を基準タイミングとする個別8ビット
    ワード列データへの変換を行い、該変換により得られる
    複数の個別8ビットワード列データにワード多重化処理
    を施し、さらに、該ワード多重化処理により得られるデ
    ータと他のディジタル信号とに多重化処理を施して8ビ
    ットワード列データを得ることを特徴とする請求項5記
    載のデータ伝送方法。
  8. 【請求項8】他のディジタル信号を、ディジタル音声信
    号を含むものとすることを特徴とする請求項7記載のデ
    ータ伝送方法。
  9. 【請求項9】複数のディジタル映像信号もしくは複数の
    ディジタル映像信号及び他のディジタル信号に多重化処
    理を施して8ビットワード列データを得るデータ多重化
    手段と、 該データ多重化手段から得られる8ビットワード列デー
    タに、所定のワード間隔を置いて、予め定められたコー
    ドの割当がなされた8ビットワード同期データを含んだ
    付加ワードデータグループを挿入することにより、複合
    8ビットワード列データを形成する複合データ形成手段
    と、 該複合データ形成手段から得られる複合8ビットワード
    列データをシリアルデータに変換し、該シリアルデータ
    を伝送すべく送信するデータ送出手段と、を備えるデー
    タ伝送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1667467A1 (en) * 2004-12-06 2006-06-07 Thomson Licensing S.A. Method and apparatus for encoding or decoding two digital video signals multiplexed in a single-video signal path
EP1667465A1 (en) * 2004-12-06 2006-06-07 Thomson Licensing Method and apparatus for encoding or decoding two digital video signals multiplexed in a single-video signal path
US7839932B2 (en) 2004-12-06 2010-11-23 Thomson Licensing Method and apparatus for encoding or decoding two digital video signals arranged in a single-video signal path

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