JPH0712159B2 - 高次デイジタル伝送システム - Google Patents

高次デイジタル伝送システム

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JPH0712159B2
JPH0712159B2 JP13841086A JP13841086A JPH0712159B2 JP H0712159 B2 JPH0712159 B2 JP H0712159B2 JP 13841086 A JP13841086 A JP 13841086A JP 13841086 A JP13841086 A JP 13841086A JP H0712159 B2 JPH0712159 B2 JP H0712159B2
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signal
demultiplexer
block
digital
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ヨハネス・ベルトルド・ブッヒネル
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エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0602Systems characterised by the synchronising information used
    • H04J3/0605Special codes used as synchronising signal
    • HELECTRICITY
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    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/04Distributors combined with modulators or demodulators
    • H04J3/047Distributors with transistors or integrated circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はN個の並列入力端子を有しているマルチプレク
サと、N個の並列出力端子を有しているデマルチプレク
サとを具えており、N個の相互同期をとったディジタル
信号流を前記マルチプレクサと前記デマルチプレクサと
の間の共通ディジタル通路を経て伝送する伝送システム
にあって、ここにn≧2とし、かつ前記ディジタル信号
流を周期的に、しかもシンボル−順序でインターリーブ
して合成ディジタル信号を形成すべく前記マルチプレク
サを配置し、前記伝送システムが少なくとも1個のブロ
ックエンコーディング回路及び少なくとも1個のブロッ
クデコーディング回路も具えるようにした高次ディジタ
ル伝送システムに関するものである。
ディジタルマルチプレクサでは、N個の入り信号流(支
流)を合成して1個の出信号流を形成し、またデマルチ
プレクサでは反対の動作を行なう。入り信号流の多重化
はインターリービングによって行われ、このことは或る
2進信号流1からの或るビットに或る2進信号2からの
1ビットを追従させることを意味する。斯して得られる
出信号流は、N個の入信号流のディジタルレートのN倍
に等しいか、又はそれよりも高いディジタルレートを有
する。これは出信号流がそれ固有のフレームワード及び
出信号流に加えられる数個のサービスビットを必要とす
ることに起因している。支流(tributary)の信号流と
多重クロックとの間の周波数差を補償する対策もする。
これは各支流信号がそれ固有の自走クロック周波数を有
しているから必要である。このためにアイドルビット
を、これらのビットの状態を示す制御ビットと一緒に多
重信号に挿入する。この処理は正の位置調整と称され、
これは一般に独立同期信号流を多重化する最も簡単な方
法である。
ディジタル信号を長距離にわたり伝送する場合には、伝
送システムの送信機部にディジタル信号をエンコーディ
ングするものを用い、かつ受信機部にディジタル信号を
デコーディングするものを用いてディジタル信号をディ
ジタル通路に適合させるようにするのが普通である。こ
のディデジタル通路は例えば対称又は同軸のケーブル
や、光ファイバで構成したり、或いは空気伝搬路とする
ことができる。通常斯様にディジタル信号をディジタル
通路に適合させる目的の1つは、直流成分を抑圧して、
伝送システムに交流カップリングの使用を可能とし、か
つ再生器の直流給電を伝送システムから伝送ケーブルを
経て行えるようにすることにある。他の目的は伝送すべ
きディジタル信号のパルス密度を高めたり、又は再生回
路に必要とされるクロック信号の再生が可能となるよう
にパルス密度を最小とすることにある。
ブロックコーディング回路には、例えば「フィリップス
テレコミュニケーション レビュー」(Philips Tele
communication Review),vo1.34.NO.2,1976年6月,第7
2〜第86頁に記載されている変換表の如き一般にコード
変換表と称されているものが使用される。入力端子に供
給されるビット流をn個の予定数のビットから成る連続
ブロックに分割する直/並列変換器がエンコーディング
回路の入力端子に設けられる。n個のビットから成るブ
ロックはその後変換コードマトリックスを用いて或る特
定命令に従ってm個のシンボルから成る新規のブロック
に変換される。m個のシンボルから成るブロックは並/
直列変換器によりエンコーディング回路の出力端子に或
るビット流として再変換され、このビット流はディジタ
ル通路(ケーブル、光ファイバ)を経てディジタル伝送
システムの受信機部に伝送される。伝送システムの受信
機では、ここに供給されるビット流をデコーディング回
路を用いてコーディングの場合とは反対に処理する。エ
ンコーディング回路及びデコーディング回路の例につい
ては、例えば「プロシーディングス・セブンティーンス
・インターナショナル・サイエンティフィック・コング
レス・オン・エレクトロニクス」(Proceedings 17th I
nternational Scientific Congress on Electrocics)
(於ローマ:1970年3月16〜18日、第275〜283頁)に記
載されている。
上述したタイプの高次ディジタル多重方式については例
えばC.C.I.T.T.勧告G922に記載されている。これには各
々140Mbit/sの4つの(支流)信号流を有している多重
方式のフレーム構成について記載されている。1フレー
ムは2688ビットの長さを有しており、このフレームは12
ビットのフレーム同期ワードと;4つのサービスビット
と;各々5ビットから成る4つの位置調整制御ワード
(これは各信号流に対して1つ)と;4つの位置調整可能
ビット(これは各信号流に対して1つ)と;4つの信号流
からの情報に対する2648個のタイムスロットを含んでい
る。ブロックエンコーディング回路はマルチプレクサの
後に配置され、ブロックデコーディング回路はデマルチ
プレクサの前に配置されている。このために、ブロック
エンコーディング回路及びブロックデコーディング回路
の双方を完全なラインレートで作動させることが必須要
件となっている。このラインレートが565Mbit/s以上に
高くなる場合には、消費電力の低いディジタルモジュー
ルを必要とするので、エンコーディング及びデコーディ
ング回路の実現に問題がある。産業上の集積化方法の現
状ではこれらのモジュールを実現することは不可能か、
又は実現が極めて困難である。従って、低次のディジタ
ル伝送システムにとって慣例のものと同じ設計原理を高
次のディジタル伝送システムに適用することは極めて困
難である。
本発明の目的は上述した問題点を解決すべく適切に設計
した冒頭にて述べたタイプの高次のディジタル伝送シス
テムに関する新規な概念を提供することにある。
本発明はN個の並列入力端子を有しているマルチプレク
サと、N個の並列出力端子を有しているデマルチプレク
サとを具えており、N個の相互同期をとったディジタル
信号流を前記マルチプレクサと前記デマルチプレクサと
の間の共通ディジタル通路を経て伝送する伝送システム
にあって、ここにn≧2とし、かつ前記ディジタル信号
流を周期的に、しかもシンボル−順序でインターリーブ
して合成ディジタル信号を形成すべく前記マルチプレク
サを配置し、前記伝送システムが少なくとも1個のブロ
ックエンコーディング回路及び少なくとも1個のブロッ
クデコーディング回路も具えるようにした高次ディジタ
ル伝送システムにおいて、N個の各ディジタル信号流を
ブロックエンコーディング回路を介してマルチプレクサ
の並列入力端子の1つに供給し、前記N個のディジタル
信号流を共通クロック信号の制御下にて前記ブロックエ
ンコーディング回路に同期させて入れ、かつ前記各ブロ
ックエンコーディング回路ではディジタル信号流のワー
ドにワード同期識別マークを設け、前記デマルチプレク
サの並列出力端子の各々をブロックデコーディング回路
の入力端子に接続し、デマルチプレクサの並列出力端子
に供給される信号を、前記合成ディジタル信号から再生
したクロック信号の制御下にて各ブロックデコーディン
グ回路に入力させ、前記ブロックデコーディング回路の
出力端子の各々を伝送システムの信号出力端子に接続
し、位相比較回路にて前記ブロックデコーディング回路
のワード同期識別マークを互いに比較し、その後読取ク
ロックの位相を、前記ワード同期識別マーク間にて測定
された位相差の関数として制御して、後にブロックデコ
ーディング回路が送信機端にて発生した相互位相差を有
するワード同期識別マークを呈示するようにしたことを
特徴とする。
以下図面につき本発明を説明する。
第1図に示す本発明による高次ディジタル伝送システム
におけるIはこの伝送システムの送信機部であり、IIは
この伝送システムの受信機部である。送信機部Iはブロ
ックエンコーディング回路1,2,3及び4と、マルチプレ
クサ6と、除算器5と、乗算器7及び9とを具えてい
る。受信機部IIはブロックデコーディング回路12,13,14
及び15と、デマルチプレクサ11と、位相比較器16と、除
算器19と、クロック再生器17とを具えている。相互同期
をとったN個のディジタル信号流A,B,C及びDの各々を
各ブロックエンコーディング回路1〜4の信号入力端子
に供給する。なお、図示の例はN=4の場合である。ブ
ロックエンコーディング回路1〜4の書込クロック入力
端子を一緒にしてライン70を経て伝送システムの送信機
部Iのクロック入力端子8に接続する。クロック入力端
子8は5で割る除算器5及びライン71を経て、4つのデ
ィジタル信号流A〜Dから5ビットのブロックを形成す
るブロックエンコーディング回路1〜4のクロック入力
端子に接続すると共に、6倍する乗算器9の入力端子に
も接続する。6倍乗算器9の出力端子はライン72を経て
マルチプレクサ6の書込クロック入力端子に接続すると
共に、4倍乗算器7を介してマルチプレクサ6の読取ク
ロック入力端子にも接続する。ブロックエンコーディン
グ回路の各信号出力端子60〜63はマルチプサクサ6の信
号入力端子に接続する。マルチプレクサ6の信号出力端
子65はディジタル通路10を介して伝送システムの受信機
部IIの入力端子66に接続する。この入力端子66はデマル
チプレクサ11の信号入力端子と、クロック再生器17の入
力端子とに接続する。クロック再生器17の出力端子はデ
マルチプレクサ11のクロック入力端子と、4で割る1/4
乗算器19の入力端子とに接続する。除算器19の出力端子
はブロックデコーディング回路12〜15の書込クロック入
力端子に接続する。ブロックデコーディング回路12〜15
の出力端子44〜47にて元のディジタル信号流A〜Dを再
び利用することができる。ブロックデコーディング回路
12〜15の各出力端子40〜43は位相比較器16の入力端子に
接続する。
4つの到来する(入り)ディジタル信号A〜Dはシンボ
ルレート(即ちビットレート)が140Mb/sの2進信号で
あるものとする。これらのディジタル信号流をライン70
に存在する140MHzのクロック信号を用いて5B/6Bブロッ
クエンコーディング回路1〜4に同期させて入れる。5B
/6Bブロックエンコーディング回路1〜4では、140Mbit
/sの信号流をライン71に存在する28MHzのクロック信号
によってシンボル長が各々5であるブロックに分ける。
その後5ビットづつの複数個のブロックをブロックエン
コーディング回路にてシンボル長が6の複数個のブロッ
クに変換する。ブロックデコーディング回路1〜4は、
それらの各出力端子60〜63に各々6/5×140=168Mボーの
ディジタル信号流を発生する。ブロックエンコーディン
グ回路1〜4の出力端子60〜63から供給される4つのデ
ィジタル信号流は、乗算器9によって発生される周波数
が6×28=168MHzのクロック信号を用いてマルチプレク
サ6に並列に入れる。マルチプレクサ6のディジタル内
容は、乗算器7の出力端子に現われるディジタルレート
が4×168=672MHzのクロック信号を用いて直列に読取
られる。
4つの並列5B/6Bブロックエンコーディング回路では、6
Bワードの各々にワード同期特性を(識別マーク)を設
ける。4つの並列5B/6Bブロックエンコーディング回路
1〜4は28MHzの同じクロック信号によって制御され、
しかもこれらのブロックエンコーディング回路1〜4は
同一構成のものとするため、これらのエンコーディング
回路の出力端子60〜63には6Bワードが同相で現われるよ
うになる。これを第2図に時系列線図にて図解的に示し
てある。垂直の線によって記号的に示してあるワード同
期識別マークK(1)…K(4)はブロックエンコーデ
ィング回路の出力端子60…63に同じ瞬時に到来する。従
って、ワード同期識別マーク間の相対的な位相差は0度
に等しい。乗算器7の出力端子に現われる672MHzのクロ
ック信号により同じ指標を有する常に4ビットづつの信
号が順次整列される。斯くして第2図の時系列線図に示
す形態の合成ディジタル信号がマルチプレクサ6の出力
端子65に現われる。
合成ディジタル信号はディジタル通路10を経てディジタ
ル伝送システムの受信機部IIの入力端子66に供給する。
クロック再生器17を用いて、伝送システムの受信機部II
にて他の信号処理をするのに用いられるクロック信号を
前記合成ディジタル信号から再生する。再生した672MHz
のクロック信号はマルチプレクサ11のクロック入力端子
に供給すると共に、除算器19を介してブロックデコーデ
ィング回路12〜15のクロック入力端子に供給する。デマ
ルチプレクサ11には672MHzのクロック信号を用いて4つ
のシンボルを挿入し、後に周波数が1/4×672=168MHzの
クロック信号を用いて上記4つのシンボルを4つの並列
ブロックデコーディング回路12〜15に並列に入れる。そ
の後、672MHzのクロック信号を用いて4つの新規のシン
ボルをデマルチプレクサに挿入し、その後これらのシン
ボルを168MHzのクロック信号を用いて4つの並列ブロッ
クデコーディング回路12〜15に並列に入れ、以下順次同
様な動作を繰返えさせる。シフトクロック(672MHz)に
対するデコーダの書込クロック(168MHz)の4つのとり
得る位相位置及びデマルチプレクサ11の4つの並列出力
端子に発生するディジタル信号流を第3図に時系列線図
に互いに関連付けて示してある。第3a図の時系列線図で
は、4つのワード同期識別マークK(1)…K(4)及
びワード同期識別マークK(10)…K(40)も互いに同
相となっている。このことはデマルチプレクサ11とマル
チプレクサ6とが互いに同期していることを意味する。
伝送システムの各ディジタル入力信号流A,B,C及びDを
ブロックデコーディング回路12〜15の出力端子44〜47に
て再び利用することができる。
第3b、3c及び3d図に示した時系列線図から明らかなよう
に、3つの他の位相位置ではワード同期識別マークK
(1)…K(4)の位相パターンが相違することにな
る。ワード同期識別マーク間の位相差は、伝送システム
の送信機部Iにおける位相差と同様に0度に等しくなら
なくなる。これら3つのケースではいずれもデマルチプ
レクサ11とマルチプレクサ6とが互いに同期しなくな
る。
第3b図の時系列線図では、ワード同期識別マークK
(1)及びK(10)が他のワード同期識別マークK
(2)〜K(4)及びK(20)〜K(40)に対してそれ
ぞれ時間的に先行する。第3c図の時列系線図では、ワー
ド同期識別マークK(1)及びK(2)がワード同期識
別マークK(3)及びK(4)に先行し、またワード同
期識別マークK(10)及びK(40)もワード同期識別マ
ークK(30)及びK(40)に対して時間的に先行する。
第3d図の時系列線図では、ワード同期識別マークK
(4)が他のワード同期識別マークK(1)〜K(3)
に対して時間遅れを呈し、また同期識別マークK(40)
も他の同期識別マークK(10)〜K(30)に対して時間
遅れを呈する。
第3b〜3d図に示すような位相位置を位相比較器16によっ
て検出し、その後制御信号を1/4除算器19に供給して、
マルチプレクサ6とデマルチプレクサ11との間の同期を
確立させる。位相比較器16が第3a図に示すような位相位
置を検出する場合には、ブロックデコーディング回路12
〜15の出力端子44〜47に元のディジタル信号流A,B,C及
びDが再び適当な順序で得られ、1/4乗算器19には制御
電圧が供給されなくなる。
位相比較器16が第3b図に示すような位相位置を検出する
場合には、1/4除算器19図が位相比較器16によって発生
される制御信号により1度だけ1/3除算器として作動す
るようになる。このことを第4b図にさらに詳細に示して
ある。S(2)は並列に読取られる瞬時におけるデマル
チプレクサ11の内容を示す。この際、位相比較器16によ
り発生される制御信号に応答して1/4除算器19が、シン
ボルd2,c2,b2に対応する3つのクロックパルスの後に1
度書込パルスを発生する場合に、つぎの4つのクロック
パルスの後にデマルチプレクサ11の内容がS(20)に等
しくなる。そこで、シンボルa3,b3,c3及びd3を、これら
のシンボルが並列に読取られる瞬時にマルチプレクサ11
の適当なメモリ位置に記憶させる(第3b図参照)。この
際デマルチプレクサ11とマルチプレクサ6とは同期す
る。従って、元のディジタル信号流A,B,C及びDがブロ
ックデコーディング回路12〜15の出力端子44〜47に再び
適当な順序で得られる。
位相比較器が第3c図に示すような位相位置を検出する場
合には、1/4除算器19が位相比較器16によって発生され
る制御信号により1度だけ1/2除算器として作動する。
このことを第4c図にさらに詳細に示してある。S(3)
は並列に読取られる瞬時におけるデマルチプレクサ11の
内容を示す。この際、位相比較器16により発生される制
御信号に応答して1/4除算器19が、シンボルd2及びc2に
対応する2つのクロックパルスの後に1度書込パルスを
発生する場合に、つぎの4つのクロックパルスの後にデ
マルチプレクサ11の内容がS(30)に等しくなる。そこ
で、シンボルa3,b3及びd3を、これらのシンボルが並列
に読取られる瞬時にデマルチプレクサ11の適当なメモリ
位置に記憶させる(第3c図参照)。この際、デマルチプ
レクサ11とマルチプレクサ6とは同期する。従って、元
のディジタル信号流A,B,C及びDがブロックデコーディ
ング回路12〜15の出力端子44〜47に再び適当な順序で得
られる。
位相比較器16が第3d図に示すような位相位置を検出する
場合には、1/4除算器19が位相比較器16によって発生さ
れる制御信号により一旦1/1除算器として作動する。こ
れを第4d図にさらに詳細に示してある。S(4)は並列
に読取られる瞬時におけるデマルチプレクサ11の内容を
示す。この際、位相比較器16より発生される制御信号に
応答して1/4除算器19が、シンボルd2に応答する1つの
クロックパルスの後に1度書込パルスを発生する場合
に、つぎの4つのクロックパルスの後にデマルチプレク
サ11の内容がS(40)に等しくなる。そこで、シンボル
a3,b3,c3及びd3を、これらのシンボルが並列に読取られ
る瞬時にデマルチプレクサ11の適当なメモリ位置に記憶
させる(第3d図参照)。この際、デマルチプレクサ11と
マルチプレクサ6とが同期する。従って、元のディジタ
ル信号流A,B,C及びDがブロックデコーディング回路12
〜15の出力端子44〜47に再び適当な順序で得られる。
同期位相の期間中にはブロックデコーディング回路での
ワード同期識別マークが一時的に失われる。ワード同期
識別マークは参照符号の(指標)が6のシンボルa〜d
がデマルチプレクサ11の入力端子を通過するまでは再生
されない。
ブロックエンコーディング回路1〜4及びブロックデコ
ーディング回路12〜15をN倍低いシンボルレートで作動
させるため、伝送システムのラインシンボルレートが高
くても前記両回路を集積化することができる。さらに前
述した多重化法によれば、スクランブリング、位置合わ
せ、ラインコーディング、エラーモニタリング及びワー
ド同期化の如き信号処理操作のすべてをN倍低いシンボ
ルレートで行なうことができる。マルチプレクサ6及び
デマルチプレクサ11は簡単な並/直列変換器及び簡単な
直/並列変換器で実現することができる。また、フレー
ムワード及び時間の長引くフレーム同期技術を加える必
要もない。
第5図はブロックデコーディング回路の一列を示したも
のであり、これは入力シフトレジスタ30と、バッファ31
と、デコーダユニット32と、出力シフトレジスタ33と、
ワード同期装置34とを具えている。クロック入力端子36
に現われる168MHzのクロック信号を用いて6つの2進シ
ンボルを有している1つのワードを入力端子35を経て直
列レジスタ30に書込む(例えば、第3a図のワードa1…a6
参照)。ワード同期装置34はワード同期識別マークK
(40)の検出後に1個のパルスを発生し、このパルスに
応答して直列レジスタ30の内容がバッファ31に転送され
る。前記ワード同期識別マークはライン40を経て位相比
較器16の入力端子にも供給する。6つの2進シンボルを
有しているワードはデコーダユニット32により5つの2
進シンボルを有するワードに変換され、このワードを出
力レジスタ33に並列に供給する。この出力レジスタの内
容はクロック入力端子37に存在する140MHzのクロック信
号により読取られる。このようにして元のディジタル信
号流が出力端子44にて再び得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による高次ディジタル伝送システムの一
例を示すブロック線図; 第2図はマルチプレクサの時系列線図; 第3図はデマルチプレクサの4つのとり得る位相位置の
時系列線図; 第4図はデマルチプレクサの出力端子に発生するシンボ
ルの時系列線図; 第5図はブロックデコーディング回路の一例を示すブロ
ック線図である。 I……送信機部、II……受信機部 1〜4……ブロックエンコーディング回路 5……除算器、6……マルチプレクサ 7,9……乗算器、8……クロック入力端子 10……ディジタル通路、11……デマルチプレクサ 12〜15……ブロックデコーディング回路 16……位相比較器、17……クロック再生器 19……除算器、30……入力シフトレジスタ 31……バッファ、32……デコーダユニット 33……シフトレジスタ、34……ワード同期装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N個の並列入力端子を有しているマルチプ
    レクサと、N個の並列出力端子を有しているデマルチプ
    レクサとを具えており、N個の相互同期をとったディジ
    タル信号流を前記マルチプレクサと前記デマルチプレク
    サとの間の共通ディジタル通路を経て伝送する伝送シス
    テムにあって、ここにn≧2とし、かつ前記ディジタル
    信号流を周期的に、しかもシンボル−順序でインターリ
    ーブして合成ディジタル信号を形成すべく前記マルチプ
    レクサを配置し、前記伝送システムが少なくとも1個の
    ブロックエンコーディング回路及び少なくとも1個のブ
    ロックデコーディング回路も具えるようにした高次ディ
    ジタル伝送システムにおいて、N個の各ディジタル信号
    流をブロックエンコーディング回路を介してマルチプレ
    クサの並列入力端子の1つに供給し、前記N個のディジ
    タル信号流を共通クロック信号の制御下にて前記ブロッ
    クエンコーディング回路に同期させて入れ、かつ前記各
    ブロックエンコーディング回路ではディジタル信号流の
    ワードにワード同期識別マークを設け、前記デマルチプ
    レクサの並列出力端子の各々をブロックデコーディング
    回路の入力端子に接続し、デマルチプレクサの並列出力
    端子に供給される信号を、前記合成ディジタル信号から
    再生したクロック信号の制御下にて各ブロックデコーデ
    ィング回路に入力させ、前記ブロックデコーディング回
    路の出力端子の各々を伝送システムの信号出力端子に接
    続し、位相比較回路にて前記ブロックデコーディング回
    路のワード同期識別マークを互いに比較し、その後読取
    クロックの位相を、前記ワード同期識別マーク間にて測
    定された位相差の関数として制御して、後にブロックデ
    コーディング回路が送信機端にて発生した相互位相差を
    有するワード同期識別マークを呈示するようにしたこと
    を特徴とする高次ディジタル伝送システム。
JP13841086A 1985-06-17 1986-06-16 高次デイジタル伝送システム Expired - Lifetime JPH0712159B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8501738A NL8501738A (nl) 1985-06-17 1985-06-17 Hogere orde digitaal transmissiesysteem voorzien van een multiplexer en een demultiplexer.
NL8501738 1985-06-17

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