JPH04330834A - 多チャネルディジタル通信方式 - Google Patents

多チャネルディジタル通信方式

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JPH04330834A
JPH04330834A JP3148700A JP14870091A JPH04330834A JP H04330834 A JPH04330834 A JP H04330834A JP 3148700 A JP3148700 A JP 3148700A JP 14870091 A JP14870091 A JP 14870091A JP H04330834 A JPH04330834 A JP H04330834A
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Japan
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channel
signal
video signal
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digital
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JP3148700A
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English (en)
Inventor
Takashi Mizuochi
隆司 水落
Susumu Sato
晋 佐藤
Hiroshi Ichibagase
広 一番ヶ瀬
Tadayoshi Kitayama
北山 忠善
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数のチャネルが多
重化されたディジタル通信において、所望のチャネルを
簡易な装置で選択受信する通信方式に関するものである
【0002】
【従来の技術】一般に、周波数多重であっても時分割多
重であっても、多数のチャネルが多重化されて送信され
、受信側でそれらのうちから所望のチャネルを選択する
方式として各種のものが考えられている。さらにディジ
タル多重通信に限定してみると、チャネル番号をすべて
に付与してそれをもとに受信側でチャネルを識別する方
法がある。マルチチャネルの同期確立のための方法とし
て、図7は特開平1−91539「フレーム同期方法」
に示された時分割多重方式におけるチャネル識別方法を
示している。N個のサブフレームに分割され多重化され
る各チャネルにおいて、未使用ビットに各チャネル番号
を挿入するものである。受信側で、挿入したチャネル番
号を読み出せば、すくなくとも今何番目のチャネルを受
信しているかが分かる。従って、順次、チャネルを読出
し、希望のチャネルとの差をなくす方向に制御してゆけ
ば、最終的には希望チャネルを受信することが出来る。
【0003】図8はこの方法を実現する常識的な回路で
ある。マルチフレームの同期確立のためにはマルチフレ
ーム同期パターン検出部82、マルチフレーム同期回路
83、マルチフレームカウンタ84の付加回路が必要で
、何よりも、各チャネルにはすべて識別番号とデータ信
号の搭載とが不可欠であった。もっと簡単な回路で、し
かもチャネル使用の制約をなくした自由なチャネル使用
ができることが望ましい。
【0004】ところで、周波数分割多重コヒーレント光
通信方式におけるチャネル識別のための技術として、図
9に示すようなものがあった。この図は、北島他、「光
周波数分割多重伝送用ビートカウントチューニング法」
1990年電子情報通信学会春季全国大会、B−997
に示されたもので、図において、1は信号光、2は局発
光、3は光カプラ、4は受光器、5は中間周波数増幅器
、6は復調器、7は波長可変LD(レーザダイオード)
、8はLD駆動回路、9はAFC(自動周波数制御)回
路、10はスイッチ、11はチャネル番号入力端子、1
01はバイアス回路、102はディジタル比較器、10
3は選択チャネルカウンタ、104はビート検出器であ
る。なお、ディジタル比較器102の入力端子にはレジ
スタが備え付けられている。
【0005】この動作について説明する。任意のチャネ
ルを選択しているとき、スイッチ10は閉じられており
、AFC回路9が中間周波数が安定するように波長可変
LD7への注入電流を制御している。選択したいチャネ
ル番号をディジタル比較器102に入力する。現在選択
しているチャネル番号との大小関係がディジタル比較器
102から出力され、これに従ってスイッチ10はオフ
になりバイアス信号はバイアス回路101により目標チ
ャネルのある方向へ走査される。ビート検出器104は
目標チャネルに至るまでのあいだに通過するチャネル数
に対応したパルス信号を出力する。選択チャネルカウン
タ103はビート検出器104からのパルス信号を計数
する。チャネル番号が等しくなるとディジタル比較器1
02からの出力によりスイッチ10はオンになりバイア
ス信号の走査は停止される。最後に目標チャネルとの中
間周波がAFC回路9により引き込まれ、安定になる。
【0006】また、多チャネルのアナログ映像信号を多
重化送信し、受信側では希望のチャネルを選択する映像
選択受信方式として図10並びに図11に示すようなも
のがあった。これは伝送に関していえば、時分割多重デ
ィジタル通信で、受信後に周波数多重アナログ映像信号
とするものである。この図は、第3回光通信システムシ
ンポジウム資料(電子情報通信学会、光通信システム研
究専門委員会編、1989年12月)9頁〜14頁に示
されたもので、図10において、51a〜51xはヘッ
ドエンドからの多チャネル映像信号(#1、#2、…、
#N)をそれぞれアナログからディジタルに変換するN
個のA/Dコンバータであり、映像信号とは無関係の高
周波スペクトルを除去するローパスフィルタ(LPF)
を内蔵している。52は上記N個のA/Dコンバータ5
1a〜51xの出力を時分割多重するTDM多重化装置
、53はその逆を行うTDM多重分離装置、54a〜5
4xは分離された各チャネルの映像信号をディジタルか
らアナログに変換するN個のD/Aコンバータ、55a
〜55xはアナログ信号をFM変調するN個の変調器、
56はN個の変調器55a〜55xの出力を周波数多重
するFDM多重化装置、57は映像信号受信器、58は
チャネル選択信号を発生するチャネルデコーダ、59は
チャネル選択のための入力装置である。
【0007】また、図11は上記TDM多重化装置52
とTDM多重分離装置53の詳細な構成例を示した図で
あり、図において、70a〜70xは各チャネル毎のN
個の入力バッファ、71は並列入力を直列変換するシフ
トレジスタ、72はクロック発生部、73はフレーム同
期パターン挿入部、74はフレーム同期パターン発生部
、75は直列入力された信号を並列変換するシフトレジ
スタ、76は入力信号からクロック成分を抽出するクロ
ック生成回路、77はフレームカウンタ、78a〜78
xは多重分離された信号の出力を制御するアンド回路、
79a〜79xは出力バッファ、80はフレーム同期パ
ターン検出部、81はフレーム同期回路である。
【0008】次に動作について説明する。従来の一例と
して、ここでは図10に示すように例えばNチャネルの
映像信号を多重化する場合について考える。まず、並列
入力されたNチャネルの映像信号は、それぞれMビット
A/Dコンバータ71a〜71xによってディジタル変
換された後、TDM多重化装置52によって時分割多重
された直列信号として伝送路へ送出される。一方、受信
された映像信号はTDM多重分離装置53によって各チ
ャネル毎に分離され、それぞれMビットD/Aコンバー
タ54a〜54xに入力されてアナログ変換される。そ
して、変調器55a〜55xによってFM変調され、F
DM多重化装置56によって周波数多重された後にRF
信号として映像信号受信器57へ送られる。映像信号受
信器57において所望の映像を受信するには、チャネル
デコーダ58によって入力装置59からの入力をチャネ
ル選択信号とし、このチャネル選択信号に基づいて映像
信号受信器57内の局部発振回路の発振周波数を変え、
受信した上記RF信号のうちの1チャネルに同調し、ベ
ースバンド信号を再生した後に映像を映し出す。
【0009】また、従来のTDM多重化装置52、TD
M多重分離装置53の構成例では、図11に示すように
、送信側ではまず、各チャネルのデータをそれぞれ入力
バッファ70a〜70xを介してシフトレジスタ71に
並列に入力する。シフトレジスタ71は、クロック発生
部72の出力クロックによって、チャネル#1→#Nの
順序で打ち出され、フレーム同期パターン挿入部73に
おいて、フレーム同期パターン発生部74で発生させた
フレーム同期パターンが挿入され、直列信号として伝送
路に送出される。
【0010】受信側においては、受信した直列信号がシ
フトレジスタ75に入力され、クロック生成回路76の
出力クロックにより順次シフトされ、各チャネルのデー
タがそれぞれ正規の位置にシフトされた時、フレームカ
ウンタ77より出力イネーブル信号が出て、アンド回路
78a〜78xが開き、出力バッファ79a〜79xを
介して出力される。
【0011】また、受信信号はシフトレジスタ75を経
由してフレーム同期パターン検出部80に送られ、ここ
でフレーム同期パターンを検出し、フレーム同期回路8
1によってフレーム同期を取った後に、上記フレーム同
期パターンに同期したクロックがクロック生成回路76
から出力される。以上のように、従来の映像分配方式は
、受信側において、全チャネルを一度多重分離した後に
FM変調し、これを周波数多重した後に選局を行うとい
う構成になっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル多重
のチャネル識別方式は、以上説明したように回路が複雑
であり、すべてのチャネルに信号がのっていることが前
提である。つまりチャネルの使用に制約があった。また
、従来のコヒーレント光通信用周波数チューニング方式
では、例えば、選択しようとしているチャネル以外の、
あるチャネルが無信号状態であった場合や、一時的に受
信レベルが低下しビート検出器がビート信号を検出でき
なかった場合に誤動作を起こし、リセットしない限り復
帰できないという問題点があった。また、ビート検出器
を必要とするため装置が複雑になるという課題があった
【0013】また、従来の映像信号の多重化送信・映像
選択受信方式では、以上説明のように、受信側において
常に全チャネルが一度多重分離され、その後、チャネル
毎にD/A変換、FM変調を行い、周波数多重を行った
後に選局するため、回路規模が非常に大きくなっていた
。また、D/A変換後にFM変調、FDM多重、FDM
分離、FM復調を行うという処理の多さから受信映像の
画質が劣化するという課題があった。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、他のチャネルの状態にかかわらず
確実に所望のチャネルを選択でき、かつ直接、所望のチ
ャネルが受信できるディジタル多重周波数チューニング
方式を得ることを目的とする。同様に、チャネル使用の
制約がなく、回路規模が小規模で、かつ高画質の映像選
択受信方式を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる多チャ
ネルディジタル通信方式は、請求項2の発明では、送信
側において、信号フレームにキャリア情報を書き込む手
段を、請求項1と請求項2の発明では、受信側において
、周波数制御信号と発振周波数の関係を記憶したメモリ
を参照するか、または関係式に基づく演算をする手段と
、伝送されてきた信号から読み出したチャネル識別情報
を含むキャリア情報と、あらかじめ記憶されている制御
特性から、発振器に必要な制御信号を知り、これを制御
回路に与える手段とを設けた。
【0016】また、請求項4の発明においては、送信側
において、A/D変換手段と多重化手段の間にチャネル
識別情報付加手段を設け、請求項3と請求項4の発明で
は受信側において、受信された多重化ディジタル映像信
号の中からチャネル識別情報が指定されたチャネルと一
致するディジタル映像信号のみを選択出力する選択手段
と、選択出力されたディジタル映像信号をアナログに変
換するD/A変換手段と、このアナログ映像信号よりベ
ースバンドビデオ信号を再生する映像信号処理手段とを
備えた。
【0017】
【作用】請求項1と請求項2の発明においては、各チャ
ネルに識別番号を与え、選択すべきチャネルに対応する
制御信号を与えるようにしたので、チャネル選択は主と
して制御信号により行なわれる。請求項3と請求項4の
発明においては、受信側に備えられた選択手段は、受信
された多重化ディジタル映像信号の中から、チャネル識
別情報が入力選択チャネルと一致する映像信号をディジ
タル信号のまま選局するので、入力映像信号を各チャネ
ル毎に全て多重分離する必要がなく、従って、処理数が
少なく、小回路規模での映像分配が行われる。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示すブロック図
であり、1〜11は図9に示した従来方式と同一のもの
である。新規部分は以下の部分で、12は光周波数制御
電流発生回路、13はデータプロセッサ、14はキャリ
ア情報読出し回路、15はセクションオーバーヘッド終
端、16はバーチャルコンテナ終端、17はベースバン
ド信号、18はメモリである。なお、メモリ(Read
  OnlyMemory)18には、あらかじめ波長
可変LD7の特性に基づき周波数制御電流と発振周波数
の関係が記録されている。
【0019】次に動作について説明する。信号フレーム
内セクションオーバーヘッド部には、後述の方法により
キャリア情報が書き込まれている。キャリア情報は例え
ば、その信号フレームのチャネル番号(識別情報)と、
その信号フレームがのせられているキャリア周波数、お
よび送信中のすべてのキャリア周波数fS1〜fSNと
それぞれに対応するチャネル番号1〜Nからなっている
。まずはじめに、電源投入時にはスイッチ10は閉じら
れており、9のAFC回路が動作し、AFC回路の引き
込み範囲内にあった任意のチャネルを受信している。こ
のとき、キャリア情報読出し回路14がセクションオー
バーヘッド終端15からセクションオーバーヘッド内の
情報を読み出しているため、現在送信されているすべて
のキャリア周波数fS1〜fSNとそれぞれに対応する
チャネル番号1〜N、および現在受信している信号のチ
ャネル番号mとキャリア周波数fsmが把握されている
【0020】次に、チャネル番号入力端子11から、選
択したいチャネル番号kが入力される。データプロセッ
サ13は、キャリア情報読出し回路14からの情報をも
とに、現在受信しているチャネル番号mと入力されたチ
ャネル番号kを比較する。m=kであればスイッチ10
は閉じたまま、つまり現在の受信を続ける。異なれば、
スイッチ10をオフにし、AFC動作を解除する。入力
されたチャネル番号kのキャリア周波数fSKはキャリ
ア情報からわかるので、そのチャネルを受信するには、
波長可変LD7の光周波数fLKをいくらにすればよい
かを調べる。発生すべき光周波数fLKがわかれば、次
に波長可変LD7に与えるべき制御電流iK の値をメ
モリ18から読みだし、光周波数制御電流発生回路12
が制御電流iK をLD駆動回路8に与える。
【0021】しかる後、スイッチ10を再びオンにし、
AFC回路9を動作させその状態で受信できるチャネル
を受信する。受信した信号は復調器6で復調され、セク
ションオーバヘッド終端15を経てキャリア情報読出し
回路14でチャネル番号を読み取る。受信したチャネル
が入力したチャネル番号kと一致していれば、その時点
でチューニングを完了する。
【0022】図2は、キャリア情報を書き込んだフレー
ムフォーマットを示す図である。この図は例えばCCI
TTで標準化されたネットワーク・ノード・インターフ
ェースにおけるシンクロナス・ディジタル・ハイアラー
キの基本となるSTM−1フレームの未使用バイトにキ
ャリア情報を書き込んだ例である。図において黒塗りで
示したバイトがキャリア情報であり、セクションオーバ
ーヘッド終端15でフレーム同期を行うとともにキャリ
ア情報読出し回路14がキャリア情報を読み出すことに
より、その信号フレームのチャネル番号と、その信号フ
レームがのせられているキャリア周波数、および送信中
のすべてのキャリア周波数fS1〜fSNとそれぞれに
対応するチャネル番号1〜Nが分かる仕組みになる。
【0023】図3は送信部のブロック図であり、各チャ
ネルのSTM−1フレームにキャリア情報を書き込み、
周波数多重する機能を説明する。図において30はチャ
ネル1のベースバンド信号入力端子、31はキャリア情
報入力端子、32はバーチャル(仮想)コンテナ発生回
路、33はセクションオーバーヘッド発生回路、34は
LD駆動回路、35はLD、36は光周波数安定化回路
、、37はスターカップラ、38はキャリア情報発生回
路を示す。
【0024】送信部の動作を図3により説明する。チャ
ネル1のベースバンド信号入力端子30はバーチャルコ
ンテナ発生回路32にて規格化されたペイロードを発生
する。セクションオーバーヘッド発生回路31でネット
ワークの運用管理情報を伝達するオーバーヘッドが付加
される。同時にセクションオーバーヘッドの未使用バイ
トにはキャリア情報が書き込まれる。チャネルごとの個
々のLDは光周波数安定化回路36で一定の周波数間隔
になるよう周波数が制御されている。それぞれのチャネ
ルで変調されたLDからの出力光はスターカプラ37で
合波され、伝送される。
【0025】キャリア情報とは例えばその信号フレーム
のチャネル番号と、その信号フレームがのせられている
キャリア周波数、および送信中のすべてのキャリア周波
数fS1〜fSNとそれぞれに対応するチャネル番号1
〜Nである。キャリア情報はキャリア情報発生回路38
で発生する。光周波数間隔安定回路36に内蔵された周
波数基準を用いて検出されたそれぞれのLDの発振周波
数は、各チャネル番号と対応付けられキャリア情報発生
回路38でセクションオーバーヘッドに書き込める形に
される。
【0026】こうして完成したフレーム信号により、L
D駆動回路34がチャネル1用のレーザ・ダイオードL
D−1  35を周波数変調する。以下チャネル2につ
いても同様の操作がなされる。図4は図1のメモリ18
に記憶される波長可変LDの特性を表わしたものである
。 あらかじめ測定されている周波数制御電流を変えたとき
の波長可変LDの周波数が記憶されている。メモリ18
は任意の光周波数の呼び出しに対し、制御電流の値を返
す。なお、本発明ではキャリア情報の構成要素のひとつ
を光周波数としたが、これは光の波長としても上記実施
例と同様の効果が得られる。
【0027】実施例2.次に請求項4の発明を図につい
て説明する。図5、図6は実施例の全体構成と要部構成
を示すブロック図であり、図5並びに図6において、従
来例の図10並びに図11と対応する部分には同一符号
を付して、その説明は省略する。図5において、60は
映像信号のチャネルを識別するためのチャネルコード(
チャネル識別信号)を各ディジタル映像信号に挿入する
チャネル識別信号挿入部であり、本願のチャネル識別情
報付加手段として、送信側の各A/Dコンバータ51a
〜51xとTDM多重化装置2の間に設けられている。
【0028】61は、受信側にあって入力される多重化
映像信号をディジタル信号のまま処理し、加入者に所望
のチャネルを選択出力する部分(選択手段)であり、以
後、これをディジタルチューナと呼ぶ。このディジタル
チューナ61の詳細構成は図6に示し、後に説明する。 62は、ディジタルチューナ61からのディジタル映像
信号をアナログ変換するD/Aコンバータ54の出力か
ら、映像とは無関係の高周波成分を取り除くローパスフ
ィルタ(LPF)、63はこのLPF62の出力からベ
ースバンドビデオ信号を再生する映像信号処理回路、6
4はベースバンドビデオ信号を受信して映像を再生する
映像信号受信器である。
【0029】また、図6において、65は、シフトレジ
スタ75から並列入力されたデータよりフレーム同期パ
ターンを取り除いて速度変換した後、加入者に所望のチ
ャネルの映像を、入力されたラッチパルスに従ってラッ
チするチャネルセレクタ、66はシフトレジスタ15か
らのMビット並列データからチャネル識別信号を取り出
すチャネル識別信号検出部、67はフレームカウンタ7
7の出力をデコードするデコーダ、68はチャネルデコ
ーダ58、チャネル識別信号検出部66、そしてデコー
ダ67の出力を基にチャネルラッチパルスを発生する映
像サンプル回路である。
【0030】次に動作について説明する。ここでは、図
5に示すように、例えばNチャネルの映像信号を多重化
する場合について考える。まず、並列入力されたNチャ
ネルの映像信号は、MビットA/Dコンバータ51a〜
51xによってディジタル変換された後、チャネル識別
信号挿入部60へ送られる。チャネル識別信号挿入部6
0では、各チャネル毎に異なった、チャネル識別のため
のコードが挿入される。このチャネル識別コードは、例
えば1〜Nまでの数値を2進数表示したもので、挿入さ
れる位置はフレームの先頭に対して固定されており、例
えば各チャネルの保守用に割り当てられたバイトのうち
の未使用のバイトを用いることができる。チャネル識別
信号挿入部60の出力は、TDM多重化装置2によって
時分割多重されて直列信号として伝送路へ送出される。
【0031】一方、受信された多重化映像信号からは、
入力装置59から加入者によって入力され、チャネルデ
コーダ58によってコード変換されたチャネル選択信号
に一致したチャネルの信号がディジタルチューナ61に
よって選択され、MビットD/Aコンバータ54に出力
される。MビットD/Aコンバータ54では、入力され
たディジタル映像信号がアナログ変換された後、LPF
62に出力される。LPF62では、入力されたアナロ
グ映像信号のうち、映像に不必要な高周波成分が取り除
かれて映像信号処理回路63へ出力され、映像信号処理
回路63においてベースバンドビデオ信号が再生される
。そして、映像信号受信器64において、加入者に所望
の映像が出力される。
【0032】ここで、TDM多重化装置52の動作は従
来方式と同一であるため説明を省略するが、ディジタル
チューナ61については図6を用いてその動作例を説明
する。まず、受信された直列形式の多重化映像信号は2
分岐され、一方はシフトレジスタ75に入力されて並列
変換される。このシフトレジスタ75の並列出力は3分
岐され、その一方からはフレーム同期パターン検出部8
0によって同期パターンが検出され、フレーム同期回路
81においてフレーム同期が取られる。そして、フレー
ム同期パターン検出部80によってフレーム同期パター
ンが検出された場合に、並列データの出力が正規の順序
となるようフレームカウンタ77からシフトパルスが出
力され、シフトレジスタ75内のデータをシフトする。 このとき、もう一方の入力映像信号はクロック生成回路
76に入力されてクロック成分が抽出され、このクロッ
クによってシフトレジスタ55が動作する。
【0033】また、クロック生成回路76では、更に並
列変換後の処理を行うための分周クロックを発生し、デ
ィジタルチューナ61内や、それ以降の各部にクロック
分配を行っている。シフトレジスタ75の他の一方の出
力はチャネル識別信号検出部66へ入力される。チャネ
ル識別信号検出部66では、フレーム同期が確立した場
合にフレームカウンタ77から出力されるフレームパル
スを基に、入力信号からチャネル識別信号を検出し、そ
の結果を映像サンプル回路68へ出力する。映像サンプ
ル回路68では、前記チャネル識別信号検出部66の検
出結果と、加入者によって入力装置59から入力され、
チャネルデコーダ58によってコード変換されたチャネ
ル選択信号を比較し、両者が一致した場合にデコーダ6
7の出力に基づいてチャネルラッチパルスを発生する。 不一致の場合には、チャネルシフト信号を出力し、他の
チャネルのチャネル識別信号を検出するよう前記チャネ
ル識別信号検出部66の検出タイミングを変更する。
【0034】デコーダ67では、フレームカウンタ77
のカウント出力をデコードし、チャネルラッチパルスの
基となる基準パルスを発生する。この基準パルスは、前
記映像サンプル回路68において、所望のチャネルをラ
ッチできるようシフトされ、チャネルラッチパルスとし
て出力される。シフトレジスタ75からの残る一方の出
力はチャネルセレクタ65に入力され、ここで、フレー
ム同期パターンを取り除いて速度変換された後に、加入
者に所望のチャネルが選択される。このチャネルセレク
タ65は、前記映像サンプル回路68からのチャネルラ
ッチパルスによって1チャネルのみをラッチするので、
これにより、加入者に所望のチャネルが出力されるよう
になっている。なお、映像サンプル回路68において、
加入者からチャネルの変更が入力された場合、新しいチ
ャネルラッチパルスが確立するまでの間は、以前のチャ
ネルラッチパルスをホールドするものとする。以上がデ
ィジタルチューナ61の動作例である。
【0035】以上、本発明に係る一実施例を説明してき
たが、本実施例では、加入者が所望のチャネルを入力す
る入力装置59とチャネルデコーダ58をディジタルチ
ューナ61に接続し、ディジタルチューナ61において
は、この入力に基づいて、多重化映像信号をRF変換す
ることなくディジタル信号のまま処理し、加入者に所望
のチャネルを選択出力するようにしたので、回路規模が
小さく、処理数が少なくなって高画質が得られ、また、
ディジタルチューナ部が容易にLSI化でき得るような
装置構成が可能となっている。また、NTSC方式の映
像を受信する場合、映像信号処理回路63の後にRF変
換部を設ければ、現在市販されているテレビでの受信が
可能となる。
【0036】上記実施例において伝送部分は電気、光の
どちらでもよく、光で行う場合は、TDM多重変換後に
E/O変換部を、ディジタルチューナ入力前にO/E変
換部を設ければ良い。また、チャネル数にも制限はない
【0037】また、上記実施例では、ディジタルチュー
ナを図6のような構成としたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、これに、入力装置、チャネルデコー
ダ、LPF、D/Aコンバータ、映像信号処理回路、更
に送受信が光で行われる場合はO/E変換部を含めるこ
とが可能であることはいうまでもない。
【0038】上記実施例1.と実施例2.のいずれにお
いても、従来例の図8のマルチフレームの同期方法と異
なり、選択しようとするチャネル以外のチャネルが不使
用状態にあったり、検出できない状態であっても、所望
のチャネルを確実に選択することが出来る。つまりチャ
ネル使用上の制約がない。
【0039】
【発明の効果】以上のように請求項2の発明によれば、
送信側に信号フレームにチャネル識別情報を含むキャリ
ア情報を書き込む手段を設け、受信側に、周波数制御信
号と発振周波数の関係を記憶したメモリを設け、伝送さ
れてきた信号から読み出したキャリア情報から必要な制
御信号を制御回路に加えるようにしたので、他のチャネ
ルの信号の情報にかかわらず、また、短時間に必要なチ
ャネルを選択できる効果がある。また、請求項4の発明
によれば、送信側においては従来の送信方式を僅かに変
更するだけで、受信側においては従来よりも安価で小規
模の装置によって、従来よりも高画質の映像サービスが
受けられるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の発明の一実施例である周波数多重光
通信方式のブロック図である。
【図2】フレームフォーマットの例を示す図である。
【図3】請求項2の発明の一実施例を示す送信側のブロ
ック図である。
【図4】メモリに記憶された発振周波数と制御信号の特
性関係図である。
【図5】請求項4の発明の一実施例である映像信号選択
装置のブロック図である。
【図6】実施例のディジタルチューナの詳細を示す構成
図である。
【図7】従来のマルチフレーム同期方法のフレーム構成
図である。
【図8】従来のマルチフレーム同期方法におけるチャネ
ル識別回路の構成図である。
【図9】従来の周波数多重光通信方式のブロック図であ
る。
【図10】従来の映像信号選択方式のブロック図である
【図11】従来の映像多重通信のTDM多重化装置とT
DM多重分離装置を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
12  光周波数制御電流発生回路 13  データプロセッサ 14  キャリア情報読み出し回路 18  メモリ 33  セクションオーバーヘッド発生回路38  キ
ャリア情報発生回路 51a〜51x  A/Dコンバータ 52  TDM多重化装置 54  D/Aコンバータ 58  チャネルデコーダ 61  ディジタルチューナ 63  映像信号処理回路 64  映像信号受信器 65  チャネルセレクタ 66  チャネル識別信号検出部 67  デコーダ 68  映像サンプル回路 77  フレームカウンタ 80  フレーム同期パターン検出部 81  フレーム同期回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  各々のチャネルを識別するためのチャ
    ネル識別情報を持つ複数チャネルのディジタル信号を受
    信し、上記チャネル識別情報を読み出す受信手段と、発
    振周波数と周波数制御信号との関係を記憶または演算す
    る手段と、指定されたチャネル識別情報に基づき最適な
    周波数制御信号を与える手段とを備えたことを特徴とす
    る多チャネルディジタル通信方式。
  2. 【請求項2】  複数チャネルのディジタル信号を伝送
    する周波数多重通信システムにおいて、各チャネルを識
    別するためのチャネル識別情報を送信フレーム内の所定
    部分に書き込む送信手段と、上記チャネル識別情報を読
    み出す受信手段と、発振周波数と周波数制御信号との関
    係を記憶または演算する手段と、指定されたチャネル識
    別情報に基づき最適な周波数制御信号を与える手段とを
    備えたことを特徴とする多チャネルディジタル通信方式
  3. 【請求項3】  各々のチャネルを識別するためのチャ
    ネル識別情報を持つ複数チャネルのディジタル信号を受
    信し、その中から指定した選択チャネルと一致するチャ
    ネルのみを選択する受信手段と、上記選択されたチャネ
    ルのディジタル映像信号をアナログ変換するD/A変換
    手段と、上記変換後のアナログ映像信号よりベースバン
    ドビデオ信号を再生する映像信号処理手段とを備えたこ
    とを特徴とする多チャネルディジタル通信方式。
  4. 【請求項4】  各チャネルを識別するチャネル識別情
    報を送信信号に付加する送信手段と、受信した多チャネ
    ルディジタル信号の中から指定した選択チャネルと一致
    するチャネルのみを選択する受信手段と、上記選択され
    たチャネルのディジタル映像信号をアナログ変換するD
    /A変換手段と、上記変換後のアナログ映像信号よりベ
    ースバンドビデオ信号を再生する映像信号処理手段とを
    備えたことを特徴とする多チャネルディジタル通信方式
JP3148700A 1990-11-21 1991-06-20 多チャネルディジタル通信方式 Pending JPH04330834A (ja)

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