JP2005294944A - 光画像伝送システム、光画像送信装置、光画像受信装置及び光画像伝送方法 - Google Patents

光画像伝送システム、光画像送信装置、光画像受信装置及び光画像伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の画像情報を含んだ信号光を生成して送信し、当該信号光を受信して目的の画像情報を選択的に取り出すことが可能な光画像伝送システムを提供する。
【解決手段】 周波数の異なる光ビームからなる複数の光画像情報S1〜Snを生成し、前記複数の光画像情報S1〜Snを重畳し信号光Sとして自由空間又はイメージファイバ等の光導波路を通じて送信する光画像送信装置100と、当該送信された前記信号光Sを受信し、前記周波数の相違に基づいて前記各光画像情報S1〜Snを選択的に検出する光画像受信装置200とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空間的な光強度分布によって表される画像(光画像情報と呼ぶ)の送受信を行う光画像伝送システム、光画像送信装置、光画像受信装置及び光画像伝送方法に関する。より詳しくは、自由空間又はイメージファイバ等の光導波路を通じて光画像情報の伝送を行う光画像伝送システム、光画像送信装置、光画像受信装置及び光画像伝送方法に関するものである。
現在、日常生活のあらゆる場面においてインターネット等の情報伝送技術が利用されている。なかでも、光ファイバやイメージファイバ等の光伝送媒体を用いた情報の伝送技術は、伝送速度や伝送容量などのメリットから更なる普及が期待されている。特に、光の干渉を利用した伝送技術(コヒーレント光伝送などと呼ばれる)は、受信感度等の優位性により将来の展開が注目されている。
コヒーレント光伝送技術は、次のような光ヘテロダイン技術を用いている。まず、送信側から信号光が送信される。信号光は、例えば画像情報など所定の情報を含んだ光信号である。受信側では、この信号光と僅かに周波数(波長)の異なる参照光を発生させ、ビームスプリッタ等を用いて信号光と重畳させて干渉光を生成する。干渉光は、信号光と参照光との差の周波数(ビート周波数などと呼ばれる)を有している。そして、干渉光をフォトダイオード等の光検出器を用いて検出し、それを解析することによって信号光に含まれる情報を取得するようになっている。
なお、参照光の強度をI、信号光の強度をIとし、更に両光波の間の周波数差及び位相差をそれぞれfif及びΔθとすると、光検出器からは次式に示すようなヘテロダイン信号が出力される(例えば、非特許文献1を参照)。
Figure 2005294944
式(1)の右辺第3項は交流電気信号であり、その周波数fifは参照光と信号光が干渉されて発生する上記のビート周波数である。ヘテロダイン信号の交流成分の周波数fifは、このビート周波数である。また、式(1)の右辺第1項及び第2項はヘテロダイン信号の直流成分であり、干渉光の背景光の信号強度に対応している。
下記の特許文献1は、従来の光伝送技術の一例を開示するものである。当該文献には、光信号と、第1の局部発振光と、第1の局部発振光と予め決められた周波数差を持った第2の局部発振光とを混合する手続きと、該混合する手続きによって得られた複数の周波数成分から予め決められた2つの周波数成分を選択する手続きと、上記の選択された2つの周波数成分を混合する手続きとを含むことにより、光信号に対する受信感度の向上を図った高周波信号伝送方法が記載されている。
将来においては、ユーザ側の利便性等を考慮すると、より多くの情報を一度に伝送できるような伝送方式が主流になると考えられるが、このような従来の光伝送技術では、光信号に複数の情報を含ませて送信するとともに、受信側において当該複数の情報から目的の情報を選択的に取り出すことが可能な伝送方式を実現することは困難である。特に、複数の画像情報を単一の光信号として送信し、目的の画像情報を抽出して取得することは、現在のところ実現化に至っていない。
特開2002−9705号公報(請求項) 吉沢、瀬田編、「光ヘテロダイン技術(改訂版)」、新技術コミュニケーションズ(2003)、p.2
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたもので、複数の画像情報を含んだ信号光を生成して送信するとともに、当該信号光を受信して目的の画像情報を選択的に取り出すことが可能な光画像伝送システム及び光画像伝送方法を提供することを目的としている。
また、本発明は、複数の画像情報を含んだ信号光を生成し、所定の光画像受信装置に送信することが可能な光画像送信装置を提供することを他の目的としている。
また、本発明は、所定の光画像送信装置から送信された複数の画像情報を含んだ信号光を受信し、当該信号光から目的の画像情報を選択的に取り出すことが可能な光画像受信装置を提供することを更に他の目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、周波数の異なる光ビームからなる複数の光画像情報を生成し、前記複数の光画像情報を重畳し信号光として送信する光画像送信手段と、当該送信された前記信号光を受信し、前記周波数の相違に基づいて前記各光画像情報を選択的に検出する光画像受信手段と、を備えていることを特徴とする光画像伝送システムである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光画像伝送システムであって、前記光画像送信手段は、複数の前記光画像情報を生成する画像生成手段と、当該生成された複数の前記光画像情報の周波数を各々異なる周波数だけ変調する周波数変調手段と、当該周波数変調された複数の前記光画像情報を重畳して前記信号光を生成する光画像情報重畳手段と、当該生成された前記信号光を前記光画像受信手段に送信する送信手段と、を備えていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の光画像伝送システムであって、前記画像生成手段は、画像を表示する複数の表示手段と、当該表示された画像に向けて光ビームを出射する光源とを備え、前記光画像情報は、当該光源からの光ビームに照射された前記画像により形成されることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の光画像伝送システムであって、前記光源は、前記複数の表示手段の各々に対して設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の光画像伝送システムであって、前記光源は、前記複数の表示手段より少ない個数だけ設けられ、前記画像生成手段は、いずれかの前記光源からの光ビームを2つ以上の前記表示手段に導く導光手段を更に備えていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の光画像伝送システムであって、前記導光手段は光ファイバであることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の光画像伝送システムであって、前記導光手段は、前記光源からの光ビームの光路を分割する光分割部材を含む光学系であることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項2ないし請求項7のいずれか一項に記載の光画像伝送システムであって、前記周波数変調手段は、音響光学変調器であることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の光画像伝送システムであって、前記光画像送信手段は、画像を表示する複数の表示手段と、当該複数の表示手段の各々に対して設けられ、各々周波数の異なる光ビームを出射する複数の光源と、当該光源からの光ビームに照射された前記画像により形成される前記複数の光画像情報を重畳して前記信号光を生成する光画像情報重畳手段と、前記生成された前記信号光を前記光画像受信手段に送信する送信手段と、を備えていることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項3ないし請求項9のいずれか一項に記載の光画像伝送システムであって、前記表示手段は、前記光源からの光ビームを透過させる液晶ディスプレイであることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項2ないし請求項9のいずれか一項に記載の光画像伝送システムであって、前記光画像情報重畳手段は、互いに直交する方向から入射される2つの前記光画像情報を重畳するビームスプリッタであることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1に記載の光画像伝送システムであって、前記光画像受信手段は、前記信号光に含まれる前記複数の光画像情報のいずれの周波数とも異なる周波数の参照光を出射する参照光源と、前記光画像送信手段から送信された前記信号光と前記参照光源からの前記参照光とを重畳して、前記各光画像情報の周波数と前記参照光の周波数との差をビート周波数とする複数の干渉光成分を含んだ干渉光を生成する参照光重畳手段と、当該生成された干渉光から前記各干渉光成分を選択的に検出する検出系と、を備えていることを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の光画像伝送システムであって、前記光画像受信手段は、前記検出系により検出された前記干渉光成分に基づいて、当該干渉光成分に対応する前記光画像情報が示す画像を復元する画像復元処理手段を更に備えていることを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項12又は請求項13に記載の光画像伝送システムであって、前記検出系は、前記生成された前記干渉光の強度を前記各干渉光成分のビート周波数に同期した変調周波数で周期的に変調する強度変調手段と、前記強度変調された前記干渉光を受光し、電気信号に変換して出力する光検出手段と、を含んでいることを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の光画像伝送システムであって、前記検出系は、前記生成された干渉光を複数の光路に分割する干渉光分割手段を更に備え、前記強度変調手段及び前記光検出手段は、前記分割された前記複数の干渉光の各光路上に各々配置されていることを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、請求項14又は請求項15に記載の光画像伝送システムであって、 前記強度変調手段は、前記干渉光を前記変調周波数にて周期的に遮断するシャッタであることを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、請求項14又は請求項15に記載の光画像伝送システムであって、前記光検出手段は、CCDカメラであることを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明は、請求項1に記載の光画像伝送システムであって、前記光画像送信手段は、画像を表示する複数の表示手段と、当該表示された画像に向けて光ビームを出射する光源とを含み、複数の前記光画像情報を生成する画像生成手段と、当該生成された前記複数の光画像情報の周波数を各々異なる周波数だけ変調する周波数変調手段と、当該周波数変調された前記複数の光画像情報を重畳して前記信号光を生成する光画像情報重畳手段と、当該生成された前記信号光を前記光画像受信手段に送信する送信手段とを備えており、前記光画像送信手段の前記光源から出射された光ビームを前記光画像受信手段に導く光ビーム導光手段を更に備え、前記光画像受信手段は、前記光画像送信手段からの前記信号光と前記光ビーム導光手段により導光された前記光ビームとを重畳して、前記各光画像情報の周波数と前記光ビームの周波数との差をビート周波数とする複数の干渉光成分を含んだ干渉光を生成する参照光重畳手段と、当該生成された干渉光から前記各干渉光成分を選択的に検出する検出系とを備えている、ことを特徴とする。
また、請求項19に記載の発明は、請求項1ないし請求項18のいずれか一項に記載の光画像伝送システムであって、前記光画像送信手段は、自由空間、又は前記光画像情報を伝送可能なイメージファイバ等の光導波路を通じて前記信号光を前記光画像受信手段に伝送することを特徴とする。
また、請求項20に記載の発明は、光ビームからなる複数の光画像情報を生成する画像生成手段と、当該生成された複数の前記光画像情報の周波数を各々異なる周波数だけ変調する周波数変調手段と、当該周波数変調された複数の前記光画像情報を重畳して信号光を生成する光画像情報重畳手段と、前記周波数の相違に基づいて前記各光画像情報を選択的に検出する光画像受信装置に対し、当該生成された前記信号光を自由空間又はイメージファイバ等の光導波路を通じて所定の光画像受信装置に送信する送信手段と、を備えていることを特徴とする光画像送信装置である。
また、請求項21に記載の発明は、請求項20に記載の光画像送信装置であって、前記画像生成手段は、画像を表示する複数の表示手段と、当該表示された画像に向けて光ビームを出射する光源とを備え、前記光画像情報は、当該光源からの光ビームに照射された前記画像により形成されることを特徴とする。
また、請求項22に記載の発明は、請求項20に記載の光画像送信装置であって、前記周波数変調手段は、音響光学変調器であることを特徴とする。
また、請求項23に記載の発明は、所定の光画像送信装置から自由空間又はイメージファイバ等の光導波路を通じて送信された、周波数の異なる光ビームからなる複数の光画像情報を含んだ信号光を受信する受信手段と、前記複数の光画像情報のいずれの周波数とも異なる周波数の参照光を出射する参照光源と、前記信号光と前記参照光源からの前記参照光とを重畳して、前記各光画像情報の周波数と前記参照光の周波数との差をビート周波数とする複数の干渉光成分を含んだ干渉光を生成する参照光重畳手段と、当該生成された干渉光から前記各干渉光成分を選択的に検出する検出系と、を備えていることを特徴とする光画像受信装置である。
また、請求項24に記載の発明は、請求項23に記載の光画像受信装置であって、前記検出系により検出された前記干渉光成分に基づいて、当該干渉光成分に対応する前記光画像情報が示す画像を復元する画像復元処理手段を更に備えていることを特徴とする。
また、請求項25に記載の発明は、請求項23又は請求項24に記載の光画像受信装置であって、前記検出系は、前記生成された前記干渉光の強度を前記各干渉光成分のビート周波数に同期した変調周波数で周期的に変調する強度変調手段と、前記強度変調された前記干渉光を受光し、電気信号に変換して出力する光検出手段と、を含んでいることを特徴とする。
また、請求項26に記載の発明は、請求項25に記載の光画像受信装置であって、前記検出系は、前記生成された干渉光を複数に分割する干渉光分割手段を更に備え、前記強度変調手段及び前記光検出手段は、前記分割された前記複数の干渉光の各光路上に各々配置されていることを特徴とする。
また、請求項27に記載の発明は、請求項25又は請求項26に記載の光画像受信装置であって、前記強度変調手段は、前記干渉光を前記変調周波数にて周期的に遮断するシャッタであることを特徴とする。
また、請求項28に記載の発明は、周波数の異なる光ビームからなる複数の光画像情報を生成し、前記複数の光画像情報を重畳して信号光を生成し、当該生成された信号光を自由空間又は前記光画像情報を伝送可能なイメージファイバ等の光導波路を通じて送信する光画像送信ステップと、当該送信された前記信号光を受信し、前記周波数の相違に基づいて前記各光画像情報を選択的に検出する光画像受信ステップと、を備えていることを特徴とする光画像伝送方法である。
なお、本発明において、「ビート周波数に同期した変調周波数」の「同期」とは、変調周波数が当該ビート周波数と(ほぼ)同一である場合、変調周波数が当該ビート周波数のn倍である場合、及び1/n倍である場合を示すものとする(ここで、nは2以上の整数とする)。
本発明によれば、光画像送信手段(光画像送信装置)は、周波数の異なる複数の光画像情報からなる信号光を生成して光画像受信手段に向けて送信し、また、光画像受信手段(光画像受信装置)は、当該送信された信号光を受信し、周波数の違いに基づいて各光画像情報を選択的に検出するように構成されている。したがって、複数の画像情報を単一の信号光として送信できるとともに、この信号光から目的の画像情報を選択的に取り出すことが可能である。
以下、本発明の実施形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
〔システム構成〕
図1は、本発明に係る光画像伝送システムの好適な一実施形態の概略構成を示している。この光画像伝送システムは、周波数の異なる光ビームからなる複数の光画像情報を生成し、この複数の光画像情報を重畳し信号光として送信する光画像送信装置100と、この光画像送信装置100から送信された信号光を受信し、上記周波数の相違に基づいて各光画像情報を選択的に検出する光画像受信装置200とを含んで構成されている。光画像送信装置100と光画像受信装置200とは、自由空間、すなわち伝送される信号が周囲の物体の影響を受けない空間、を通じて信号光の送受信を行うようになっている。なお、光画像送信装置100と光画像受信装置200とを、光画像情報を伝送可能なイメージファイバ等の光導波路によって接続し、この光導波路を通じて信号光の送受信を行うように構成してもよい。
ここで、光画像送信装置100は、本発明にいう光画像送信手段を構成し、また、光画像受信装置200は、本発明の光画像受信手段を構成している。
(光画像送信装置の構成)
光画像送信装置100は、レーザ光等のコヒーレント光を出力する光源1−1〜1−nと、この光源1−1〜1−nからの光ビームを平行光束とするとともにそのビーム径を拡大するレンズ系2−1〜2−nと、ユーザの要求に応じて各種の画像を表示し、レンズ系2−1〜2−nを通過した光ビームが透過することによって表示画像の情報を含んだ光ビーム(光画像情報S1〜Snと呼ぶ)を生成する液晶ディスプレイ(LCD)3−1〜3−nと、光画像情報S1〜Snの周波数をシフトさせる周波数シフタ4−1〜4−nと、各々周波数がシフトされた光画像情報S1〜Snを重畳して信号光Sを生成するビームスプリッタ5−1〜5−(n−1)及び反射鏡5−nと、信号光Sを自由空間を通じて光画像受信装置200に送信するための送信手段6とを含んでいる。このように、信号光Sには複数の光画像情報S1〜Snが含まれている。ここで、nは2以上の整数である。
光源1−1〜1−nは、例えば任意の半導体レーザなどによって構成され、連続光やパルス光などを適宜発光可能とされている。光源1−1〜1−nから出射される光ビームは、その可干渉距離(コヒーレント長)が伝送距離以上、すなわち光画像送信装置100と光画像受信装置200との間の距離以上であることが好ましい。例えば、市販のコヒーレント長が数キロメートル〜数十キロメートルの半導体レーザなどを用いることができる。ここで、光源1−1〜1−nは、例えば各々同一の周波数の光ビームを出力するように構成されている。
LCD3−1〜3−nは、ユーザの要求に応じて各々異なる画像を表示可能に構成されている。光画像送信装置100は、例えばコンピュータ装置に接続されており、ユーザは、このコンピュータ装置を操作することによって各LCD3−1〜3−nに表示する画像を設定するようになっている。ここで、「画像」とは、絵、写真等のイメージやパターン、更には各種の文字など、LCD3−1〜3−nに表示されるあらゆる形態の情報を意味するものとする。
周波数シフタ4−1〜4−nは、例えば音響光学変調器などによって構成され、複数の光画像情報S1〜Snを各々異なる周波数だけシフトさせるようになっている。したがって、光源1−1〜1−nからの光ビームの周波数は同一であることから、光画像情報S1〜Snは、各々異なる周波数を有している。なお、各周波数シフタ4−1〜4−nによる周波数のシフト量は、光源1−1〜1−nからの光ビームの周波数と比較して微少な量でよい。
送信手段6は、生成された信号光Sのビーム径を拡大するとともに平行光束とするレンズ系によって構成されている。当該レンズ系は、例えば、単一のレンズ(コリメータレンズなど)であってもよいし、複数のレンズを組み合わせたレンズ群を含む光学望遠鏡などであってもよい。なお、光導波路を通じて信号光Sを伝送する場合、送信手段6は、生成された信号光Sのビーム径を当該光導波路の径に適合させる送信用インターフェイスによって構成される。
なお、各周波数シフタ4−1〜4−nによって光画像情報S1〜Snに与えられる周波数シフト量の情報(周波数シフト量情報と呼ぶ)など、光画像送信装置100の各種の設定情報を光画像受信装置200に伝送する構成を光画像送信装置100に設けることができる。当該設定情報を伝送するための手段としては、例えば、光画像送信装置100と光画像受信装置200とを電話回線や光ファイバ等を介したネットワークで接続し、当該ネットワークを通じて上記設定情報を伝送するように構成できる。また、光画像送信装置100と光画像受信装置200とを例えば無線LAN等の無線通信手段によって通信可能に接続し、当該無線通信手段を用いて上記設定情報を伝送するようにしてもよい。
ここで、光源1−1〜1−nとLCD3−1〜3−nは、本発明にいう画像生成手段を構成する。特に、LCD3−1〜3−nは、本発明の表示手段を構成する。また、周波数シフタ4−1〜4−nは、本発明の周波数変調手段を構成する。更に、ビームスプリッタ5−1〜5−(n−1)及び反射鏡5−nは、本発明の光画像情報重畳手段を構成している。
(光画像受信装置の構成)
光画像受信装置200は、光画像送信装置100から自由空間を通じて送信された信号光Sを受信するための受信手段10と、受信された信号光Sに重畳される参照光Rを出射する光源11と、参照光Rを平行光束とするとともにそのビーム径を拡大するレンズ系12と、このレンズ系12を経由した参照光Rと受信された信号光Sとを重畳して干渉光Lを生成するビームスプリッタ13とを備えている。
更に、光画像受信装置200は、ビームスプリッタ13にて生成された干渉光Lを3つの光路に分割する2つのビームスプリッタ14−1、14−2と、各光路の干渉光を所定の周波数で周期的に遮断してサンプリングを行う液晶シャッタ等の高速シャッタなどからなるシャッタ15−1、15−2、15−3と、サンプリングされた各干渉光を受光し、光電変換して電気信号を出力する蓄積型の2次元光センサアレイであるCCDカメラ16−1、16−2、16−3とを備えている。
受信手段10は、光画像送信装置100から自由空間を通じて送信された信号光Sを受けて、そのビーム径を参照光Rのビーム径に適合するように縮小するレンズ系によって構成されている。当該レンズ系は、例えば、単一のレンズであってもよいし、複数のレンズを組み合わせたレンズ群を含む光学望遠鏡などにより構成される。それにより、CCDカメラ16−1〜16−3には、受信手段10によって調整されたビーム径の干渉光L1〜L3が入射されることとなる。なお、光導波路を通じて信号光Sを伝送する場合、受信手段10は、当該光導波路の径からなる信号光Sのビーム径を参照光Rのビーム径に適合させる受信用インターフェイスによって構成される。
光源11は、レーザ光を出射する半導体レーザなどにより構成され、信号光Sに含まれる光画像情報S1〜Snのいずれとも異なる周波数の光ビームからなる参照光Rを出力する。光源11から出射される光ビームは、当該参照光Rが各光画像情報S1〜Snと干渉可能なように、各光画像情報S1〜Snに十分に近い周波数を有している。例えば、光源11からの光ビームの周波数は、光源1−1〜1−nからの光ビームの周波数と同一に設定できる。このとき、参照光Rと各光画像情報S1〜Snとの周波数差は、各周波数シフタ4−1〜4−nによる周波数シフト量と等しくなる。また、光源11としては、出力する光ビームの周波数を変更可能なものが好ましい。それにより、送信側の各光源1−1〜1−nが出力する光ビームの周波数が異なる場合であっても、各光画像情報S1〜Snと同一又は近い周波数の参照光Rを提供することが可能となる。
ビームスプリッタ13に入射する信号光Sは、複数の光画像情報S1〜Snを含んでいる。したがって、ビームスプリッタ13により生成される干渉光Lは、参照光Rと光画像情報S1とが干渉して形成される干渉光成分L1と、参照光Rと光画像情報S2とが干渉して形成される干渉光成分L2と、・・・・、参照光Rと光画像情報Snとが干渉して形成される干渉光成分Lnとからなる複数の干渉光成分を含んでいる。このとき、各干渉光成分L1〜Lnの周波数は、対応する周波数シフタ4−1〜4−nによる周波数シフト量である。
なお、シャッタ15−1、15−2、15−3は、それぞれCCDカメラ16−1、16−2、16−3の直前に配置されている必要はなく、ビームスプリッタ14−1、14−2による干渉光Lの分岐点からCCDカメラ16−1、16−2、16−3とを結ぶ各光路上の任意の位置に配設することが可能である。すなわち、シャッタ15−1、15−2、15−3は、各干渉光Lを周期的に遮断することにより、CCDカメラ16−1、16−2、16−3による受光量を周期的に0に変調することが可能な位置に配置されていれば十分である。
ここで、光源11は、本発明にいう参照光源を構成する。また、ビームスプリッタ13は、本発明の参照光重畳手段を構成し、ビームスプリッタ14−1、14−2は、本発明にいう干渉光分割手段を構成する。更に、シャッタ15−1〜15−3及びCCDカメラ16−1〜16−3は、本発明の検出系を構成し、シャッタ15−1〜15−3は、本発明の強度変調手段を構成し、CCDカメラ16−1〜16−3は、本発明の光検出手段を構成している。
図示は省略するが、光画像受信装置200は、各シャッタ15−1〜15−3の開閉タイミングを制御するタイミング信号を生成するための構成として、パルス信号を発生させるパルス信号発生器と、このパルス信号の位相をシフトさせて当該タイミング信号を各シャッタ15−1〜15−3に出力する位相シフタとを備えている。位相シフタは、例えば各シャッタ15−1〜15−3毎に設けられており、各シャッタ15−1〜15−3に対するタイミング信号の位相をそれぞれ独立にシフトさせる。それにより、各シャッタ15−1〜15−3は、それぞれに独立したタイミングで動作するようになっている。
各シャッタ15−1〜15−3は、位相シフタからのタイミング信号に基づいて所定の周波数(本発明において変調周波数と称することとする)で干渉光Lをそれぞれ周期的に遮断することにより、各干渉光のサンプリングを行う。それにより、各CCDカメラ16−1〜16−3は、対応する干渉光Lを周期的に受光することとなり、各光路の干渉光Lを周期的なパルス光として受光する。このとき、各シャッタ15−1〜15−3はそれぞれ独立して開閉されるため、CCDカメラ16−1〜16−3によりそれぞれ検出される干渉光Lのパルスは、所定の位相差を有するものとなる。CCDカメラ16−1〜16−3は、各ピクセルにて受光された干渉光Lを光電変換し、その変換結果であるヘテロダイン信号をコンピュータ20に出力する。ヘテロダイン信号は、検出された干渉光の強度及び位相を反映した電気信号である。
コンピュータ20は、CCDカメラ16−1〜16−3から出力されるヘテロダイン信号に基づいて後述の演算処理を実行する。更に、コンピュータ20は、当該演算処理の結果を解析して、各光画像情報S1〜Snが示す画像、すなわちLCD3−1〜3−nに表示された画像を復元する。復元された画像は、コンピュータ20の図示しないモニタ装置等の表示装置に表示される。このようなコンピュータ20は、上記のような演算を行うための演算プログラムを格納するROMやハードディスクドライブ等の記憶装置と、当該演算プログラムを実行するCPUとを含んで構成される。当該コンピュータ20は、本発明にいう「画像復元処理手段」を構成している。なお、本発明の画像復元処理手段としては、このようなコンピュータを光学的構成を格納する筐体の外部に設けたり、同一筐体内に配置させたりすることができる。
なお、上述のように、周波数シフタ4−1〜4−nによる周波数シフト量情報などの設定情報を光画像送信装置100から伝送する形態を適用する場合には、当該設定情報を受信するための手段を光画像受信装置200に設ける。
〔伝送形態〕
続いて、以上のような構成の光画像伝送システムによる複数の光画像情報の伝送形態について図面を適宜参照しながら説明する。
まず、光画像送信装置100のユーザは、各LCD3−1〜3−nに所望の画像を表示させる。また、各周波数シフタ4−1〜4−nの周波数シフト量が設定される。当該シフト量は、ユーザが手入力することにより設定してもよいし、所定のデフォルト値を使用してもよい。
光源1−1から出射された光ビームは、レンズ系2−1によってそのビーム径が拡大される。そして、LCD3−1を透過してその表示画像の情報を含んだ光ビーム(光画像情報S1)となる。この光画像情報S1は、周波数シフタ4−1によって所定量の周波数シフトを受ける。光源1−2〜1−nから出射された光ビームも、同様の光画像情報S2〜Snとなる。上述のように、光画像情報S1〜Snは、それぞれ異なる周波数を有している。これら複数の光画像情報S1〜Snは、ビームスプリッタ5−1〜5−(n−1)及び反射鏡5−nによって重畳されて信号光Sを形成する。この信号光Sは、送信手段6によりビーム径が拡大され、自由空間(又は光導波路;以下同様)を通じて光画像受信装置200に向けて送信される。
光画像受信装置200の受信手段10は、光画像送信装置100から送信された信号光Sを受けてそのビーム径を縮小して参照光Rのビーム径に適合させる。
なお、周波数シフタ4−1〜4−nによる周波数シフト量情報などの光画像送信装置100の設定情報を光画像受信装置200に伝送する場合、光画像送信装置100は、信号光Sの送信と(ほぼ)同時のタイミングで当該設定情報を光画像受信装置200に伝送する。伝送された周波数シフト量情報は、光画像受信装置200の図示しないCPU等の制御手段に送られる。当該制御手段は、この周波数シフト情報を、シャッタ15−1〜15−3の開閉周波数を設定するための上記パルス信号発生器の制御に用いる。その他の設定情報が光画像送信装置100から伝送される場合、光画像受信装置200は、その設定情報を装置の制御等のために適宜利用できるように構成することが可能である。
受信手段10によってビーム径が適合された信号光Sは、ビームスプリッタ13により、光源11からの参照光Rと重畳されて干渉光Lを形成する。干渉光Lは、上述のように、信号光Sの各光画像情報S1〜Snと参照光Rとが干渉して形成される干渉光成分L1〜Lnを含んでいる(図2を参照)。各干渉光成分L1〜Lnは、上記の式(1)に示したように、干渉光Lの背景光からなる直流成分と、うなりの周波数(ビート周波数)を有する交流成分(ビート信号)とが重畳されたものと考えることができる。
干渉光Lは、ビームスプリッタ14−1によって2つに分割され、その一部がシャッタ15−1を介してCCDカメラ16−1により検出される。
また、ビームスプリッタ14−1を透過した干渉光Lは、次のビームスプリッタ14−2によって更に二分され、その一部がシャッタ15−2を介してCCDカメラ16−2により検出される。
ビームスプリッタ14−2を透過した干渉光Lは、シャッタ15−3を介してCCDカメラ16−3によって検出される。
ここで、ビームスプリッタ14−1による干渉光の分割率、つまり透過される干渉光と反射される干渉光Lとの強度比は2:1であることが望ましい。すなわち、ビームスプリッタ14−1は、入射光の2/3を透過させ、1/3を反射させる特性を有していることが望ましい。また、ビームスプリッタ14−2により透過される干渉光Lと反射される干渉光Lとの強度比は1:1であることが望ましい。すなわち、ビームスプリッタ14−2は、入射光の1/2を透過させ、1/2を反射させる特性を有していることが望ましい。これにより、各CCDカメラ16−1、16−2、16−3により検出される干渉光Lは、それぞれ等しい強度レベルとされるので、後述の演算処理を行うのに好適である。ただし、分割される干渉光の強度比はこれに限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
上記の図2及び図3〜図5は、シャッタ15−1〜15−3による干渉光Lのサンプリング形態を説明するための図である。ここで、周波数シフタ4−1〜4−nは各々異なるシフト量を付与することから、干渉光成分L1〜Lnは各々異なる周波数を有している。したがって、各シャッタ15−1〜15−3は、干渉光Lから各干渉光成分L1〜Lnを選択的に抽出してサンプリングすることができる。
図3(A)は、信号光Sの光画像情報S1と参照光Rとからなる干渉光成分L1の時間波形を示している。図3(B)、(C)、(D)は、それぞれシャッタ15−1、15−2、15−3の開閉動作を制御するサンプリング関数の一例を示している。これらサンプリング関数の周波数は、干渉光成分L1の周波数に等しいか、もしくはそれに近い値に設定されている。
図3(B)に示すサンプリング関数をm(t)とする。シャッタ15−1は、このサンプリング関数m(t)に基づいて周期的に開閉(on−off)させることにより干渉光成分L1のサンプリングを行う。サンプリング関数m(t)は、50%dutyの矩形列からなる波形を有し、その周波数fsmは、上述のように干渉光成分L1の周波数fifに等しいか、もしくはそれに近い値に設定されている(すなわち、fsm=fifもしくはfsm≒fifとされる)。
サンプリング関数m(t)によれば、干渉光成分L1の位相0〜πの範囲がサンプリングされる。ここで、サンプリング関数m(t)の周波数fsmと式(1)に示すような干渉光成分L1のビート周波数fifとの差(δf=|fif−fsm|)は、蓄積型光センサであるCCDカメラ16−1の応答周波数に比べて十分小さく設定されている。それにより、干渉光成分L1の各周期においてほぼ同じ位相範囲がサンプリングされるようになっている。このとき、干渉光成分L1を受光したCCDカメラ16−1からの出力i(t)は、受光時間内にCCDカメラ16−1に蓄積された光電荷量に比例しており、具体的には次式によって与えられる(例えば、M.Akiba、K.P.Chan、N.Tanno、「Optics Letters」、Vol.28、816(2003)を参照)。
Figure 2005294944
ここで、<−>はCCDカメラ16−1の蓄積効果による時間平均を表している。また、φは検出の初期位相値を表し、Kはビームスプリッタ14−1の反射率とCCDカメラ16−1の光電変換率を含めた光検出効率を表している。
同様に、干渉光成分L1は、図3(C)に示すサンプリング関数m(t)に基づいてその開閉タイミングが制御されるシャッタ15−2によってサンプリングが施されてCCDカメラ16−2により検出される。このサンプリング関数m(t)は、サンプリング関数m(t)と同一の周波数fsmを有し、50%dutyの矩形列の波形を有するものである。ここで、サンプリング関数m(t)は、サンプリング関数m(t)に対して位相差Δθ1,2を有する。この位相差Δθ1,2は、位相シフタによる位相のシフト量をあらかじめ設定することによって生成される。以上のような条件の下に、式(2)と同様の原理で、CCDカメラ16−2からは次のような出力i(t)が得られる。
Figure 2005294944
ただし、Kは、ビームスプリッタ14−1の透過率と、ビームスプリッタ14−2の反射率と、CCDカメラ16−2の光電変換率とを含めた光検出効率である。
式(2)と式(3)から分かるように、CCDカメラ16−1、16−2からの出力には、信号光Sと参照光Rの強度I、Iの項とともに、干渉光成分L1の振幅√(I)及び位相(2πδft+φ)、(2πδft+Δθ1,2)に関わる項がそれぞれ含まれている。
更に、干渉光成分L1は、図3(D)に示すサンプリング関数m(t)に基づいてその開閉タイミングが制御されるシャッタ15−3によってサンプリングが施されCCDカメラ16−3により検出される。このサンプリング関数m(t)は、サンプリング関数m(t)と同一の周波数fsmを有し、50%dutyの矩形列の波形を有するものである。ここで、サンプリング関数m(t)は、サンプリング関数m(t)に対して位相差Δθ1,3を有する。この位相差Δθ1,3は、位相シフタによる位相のシフト量をあらかじめ設定することによって生成される。このとき、式(2)と同様の原理で、CCDカメラ16−3からは次のような出力i(t)が得られる。
Figure 2005294944
ただし、Kは、ビームスプリッタ14−1、12のそれぞれの透過率、及びCCDカメラ16−3の光電変換率を含めた光検出効率である。
図4及び図5に示す干渉光成分L2及びLnも、同様の原理によってサンプリングされ、各CCDカメラ16−1、16−2、16−3により検出される。
〔演算処理〕
式(2)、(3)、(4)に示す各CCDカメラ16−1、16−2、16−3から出力された電気信号は、コンピュータ20に送信される。コンピュータ20は、これらの出力結果を用いて以下に説明するような演算を実行することにより、干渉光成分L1の背景光、すなわち干渉光Lの背景光に対応する式(1)に示す直流成分と、干渉光成分L1の信号強度及び位相の空間分布とを算出する。コンピュータ20は、この干渉光成分L1の強度及び位相の分布に基づいて、当該干渉光成分L1に対応する光画像情報S1の画像、すなわちLCD3−1に表示された画像を形成する。
ここで、図3(B)、(C)、(D)に示すように、サンプリング関数m(t)とサンプリング関数m(t)との位相差Δθ1,2は−π/2に設定され、サンプリング関数m(t)とサンプリング関数m(t)との位相差Δθ1,3はπ/2に設定されているものとする。このとき、干渉光成分L1の背景光からなる直流成分の強度Sと位相直交成分(sin成分とcos成分)S及びSは、それぞれ以下の式により表される。
Figure 2005294944
したがって、3つのCCDカメラ16−1、16−2、16−3のうち2台のCCDカメラ16−2、16−3からの電気信号に基づいて、干渉光Lの背景光に対応する直流成分の強度を算出することができる。
Figure 2005294944
Figure 2005294944
式(6)と式(7)を用いると、干渉光成分L1の振幅は次のように表される。
Figure 2005294944
ここで、右辺に係る比例定数はπ/4である。したがって、式(5)により求めた直流成分を用いることにより、干渉光成分L1の振幅を算出することができる。したがって、上記直流成分とヘテロダイン信号の振幅とを足し合わせることにより、干渉光成分L1の強度を求めることができる。
更に、当該伝送システムの光画像受信装置200によれば、次のような伝送方法により干渉光成分L1の位相の空間分布を求めて画像化することができる。
ある受光時間t=tについて、式(6)及び式(7)に示す干渉光成分L1の干渉成分S(t)及びS(t)が取得されると、これら双方の干渉成分の比を取ることによって次式に示すような信号が得られる。
Figure 2005294944
この式(9)から分かるように、信号Sは干渉光成分L1の振幅には依存せず、その位相情報のみを含んでいる。したがって、2次元光センサアレイであるCCDカメラ16−1、16−2、16−3の各ピクセルにより出力される干渉光成分L1の位相φ(x、y、t)は、次式のように表される。ここで、(x、y)は、これらCCD上に設定された各ピクセルの位置座標を示している。
Figure 2005294944
この式(10)の第2項2πδftは、ゼロあるいはほぼゼロの周波数δfを有する交流信号の受光時間tにおける瞬時位相値であり、CCDカメラ16−1、16−2、16−3のピクセルの位置(すなわち変数x、y)によらず一定であると仮定できる。したがって、CCDカメラ16−1、16−2、16−3上のある座標x=x、y=yに位置するピクセルにおけるヘテロダイン信号の位相φ(x、y、t)に対する、各ピクセルからの信号の位相差を求めることにより、干渉光成分L1の位相の空間分布を求めることができる。この位相情報を用いることにより、復元画像の精度を向上させることができる。
更に、上記の位相情報を用いると、干渉光成分L1の周波数情報を取得することができる。すなわち、干渉光成分L1に対応するヘテロダイン信号の周波数fifとサンプリング周波数fsmとの周波数差δfは、ある2つの受光時間t=t及びt=tにおける位相の算出結果φ(x、y、t)及びφ(x、y、t)に基づき次式を用いて算出される。
Figure 2005294944
サンプリング周波数fsmは既知であるので、式(11)による算出結果からヘテロダイン信号の周波数fif、つまり干渉光成分L1の周波数を算出することができる。
図4及び図5に示す干渉光成分L2及びLnについても、同様の原理によってその強度及び位相の空間分布を求めることができる。
本実施形態の光画像伝送システムは、例えば次のような形態で使用される。光画像送信装置100を或るビルディング内に設置し、光画像受信装置200をそのビルディングと通りを挟んで位置する他のビルディングに設置する。更に、光画像送信装置100の送信手段6を構成する光学望遠鏡を当該他のビルディングに向けて配置し、光画像受信装置200の受信手段10を構成する光学望遠鏡を送信手段6から送信される信号光Sを受光可能な位置に配置する。光画像送信装置100のユーザは、伝送したい複数の画像をLCD3−1〜3−nに表示させて光画像情報S1〜Snを含む信号光Sを送る。光画像受信装置200のユーザは、伝送された信号光Sに含まれる光画像情報S1〜Snのうち所望のものを選択的に取得することができる。
なお、当該光画像伝送システムは、このような近距離間の光画像伝送への適用に限定されるものではなく、例えば光学望遠鏡の倍率を適宜調整するなどしてより長距離の伝送に利用することも可能である。
〔変形例〕
以下、上記実施形態の光画像伝送システムの各種の変形例について、図面を参照しながら説明する。
(第1の変形例)
図6は、第1の変形例の概略構成を示す。同図に示す光伝送システムは、図1に示した上記実施形態とほぼ同様の構成を備えている。本変形例の光伝送システムの光画像送信装置100は、複数の光源1−1〜1−nに代えて、単一の光源1を備えている。この光源1から出力された光ビームは、本発明にいう導光手段を構成する光ファイバ400の一端に入射される。この光ファイバ400の他端は、複数(n個)に分割されている。それにより、光源1からの光ビームは、n個の光路に分割され、各レンズ系2−1〜2−nに入射され、各LCD3−1〜3−n及び各周波数シフタ4−1〜4−nを経由して光画像情報S1〜Snが形成される。この光画像情報S1〜Snは、ビームスプリッタ5−1〜5−(n−1)及び反射鏡5−nにより重畳されて信号光Sを生成し、送信手段6によって光画像受信装置200に送信される。光画像受信装置200は、上記実施形態と同様の処理によって各光画像情報S1〜Snを選択的に検出する。
このような第1の変形例によれば、複数の光画像情報S1〜Snを生成するために必要な光源が1つで済むので、光画像送信装置100の省電力化を図ることが可能となる。
なお、第1の変形例のような効果を享受するためには、光画像送信装置100の光源の個数は、生成される光画像情報の個数よりも少なければ十分である。例えば、5個の光画像情報を生成する場合において光源を2つ配設し、第1の光源からの光ビームの光路を2つに分割して第1及び第2の光画像情報の生成に用いるとともに、第2の光源からの光ビームの光路を3つに分割して第3ないし第5の光画像情報の生成に用いるように構成することができる。
(第2の変形例)
図7は、第2の変形例の概略構成を示す。同図に示す光伝送システムは、図1に示した上記実施形態とほぼ同様の構成を備えている。本変形例の光伝送システムの光画像送信装置100は、第1の変形例と同様に、単一の光源1を備えている。この光源1から出力された光ビームは、本発明にいう導光手段を構成するビーム分割光学系500に入射される。このビーム分割光学系500は、光源1からの光ビームの光路を分割するビームスプリッタ等の光分割部材や、光ビームを反射する反射鏡等の反射部材を含んで構成されており、光源1からの光ビームを複数(n個)に分割して各レンズ系2−1〜2−nに入射させるように作用する光学系である。各レンズ系2−1〜2−nに入射された光ビームは、各LCD3−1〜3−n及び各周波数シフタ4−1〜4−nを経由して光画像情報S1〜Snを形成する。この光画像情報S1〜Snは、ビームスプリッタ5−1〜5−(n−1)及び反射鏡5−nにより重畳されて信号光Sを生成し、送信手段6によって光画像受信装置200に送信される。光画像受信装置200は、上記実施形態と同様の処理によって各光画像情報S1〜Snを選択的に検出する。
このような第2の変形例によれば、第1の変形例と同様に、複数の光画像情報S1〜Snを生成するために必要な光源が1つで済むので、光画像送信装置100の省電力化を図ることが可能となる。また、第1の変形例の場合と同様に、光画像送信装置100の光源の個数は、生成される光画像情報の個数よりも少なければ十分である。
(第3の変形例)
図8は、第3の変形例の概略構成を示す。同図に示す光伝送システムは、図1に示した上記実施形態とほぼ同様の構成を備えている。本変形例の光伝送システムの光画像送信装置100は、生成される光画像情報S1〜Snと同じ個数の光源1−1′〜1−n′を備えている一方、図1に示した周波数シフタ4−1〜4−nを備えていない。光源1−1′〜1−n′は、各々異なる周波数の光ビームを出力する。それにより、周波数シフタ4−1〜4−nを備えなくとも、周波数の異なる複数の光画像情報S1〜Snを生成することができる。なお、当該変形例の構成を適用する場合、光画像受信装置200の光源11は、出力する参照光Rの周波数を変更可能なものとする。それにより、抽出目的の光画像情報とほぼ同一の周波数の参照光Rを光源11から出射して好適な干渉光Lを生成することができる。光画像受信装置200による各光画像情報S1〜Snの検出処理は、上記実施形態と同様である。
本変形例によれば、周波数シフタ4−1〜4−nを設ける必要がないので、光画像送信装置100の構成を簡易化することができる。
(第4の変形例)
図9は、第4の変形例の概略構成を示す。同図に示す光伝送システムは、図1に示した上記実施形態とほぼ同様の構成を備えている。本変形例の光伝送システムの光画像受信装置200には、参照光Rを出力するための光源が設けられていない。その代わりに、光画像送信装置100の光源1からの光ファイバ600が設けられている。この光ファイバ600は、本発明にいう光ビーム導光手段を構成するもので、光源1から出射された光ビームを光画像受信装置200に導き、参照光Rとして使用するためのものである。
なお、光源1から出射される光画像情報生成用の光ビームの一部を光ファイバ600にて光画像受信装置200に導光してもよいし、光画像生成用の光ビームとは別に光源1から出力される光ビームを導光するようにしてもよい。前者のケースは、生成された信号光Sをそのまま光画像受信装置200に送信するとともに、光画像受信装置200にてリアルタイムで光画像情報の抽出を行う場合などに利用される。また、後者のケースは、光画像受信装置200のユーザが光画像情報の抽出を行うときに、光画像送信装置100に対して要求を送信し、光画像送信装置100はその要求を受けて光源1を作動させて光ビームを出力して参照光Rとして使用する構成などに対して適用することができる。
(その他の変形例)
上記実施形態では、本発明の強度変調手段として高速シャッタ等のシャッタ15−1〜15−3を備える構成を採用したが、強度変調手段はこれに限定されるものではない。例えば、干渉光を完全に遮断するこのようなシャッタ手段に代えて、干渉光を透過させる透過率を周期的に増減させることが可能な例えばSLM(Spatial Light Modulator;空間光変調素子)などを設けることにより、CCD等の光検出手段により受光される干渉光の強度を変調させて干渉光をサンプリングすることができる。すなわち、シャッタ手段は、光検出手段に受光される干渉光の強度を0と100(最高強度)との間で切り換えるものであるが、本発明の強度変調手段としては、干渉光の強度を例えば10と80との間で周期的に切り換えるような構成を適用することが可能である。
更に、干渉光の強度変調は、2値間での切り換えだけではなく、3値以上の間を周期的に切り換える方式や、2値間を周期的にかつ連続的に変化させる方式を、サンプリング態様などに応じて採用することが可能である。なお、強度変調の幅は、CCDカメラの感度等を勘案して決定すればよい。本発明の強度変調手段としては、干渉光の強度を周期的に変調させることが可能であれば、いかなる構成を採用してもよい。強度変調手段と光検出手段とを一体的に構成することも可能である。
ビームスプリッタ13、14−1、14−2としては任意の形態のものを用いることができるが、キューブ型のビームスプリッタを用いると、空気との境界面における反射光がCCDカメラ16−1〜16−3に入射してしまうおそれがあるため、プレート型やウェッジ型などのビームスプリッタを用いることが好ましい。また、ビームスプリッタ5−1〜5−(n−1)についても、信号光Sに対する上記反射光の影響を考慮してプレート型やウェッジ型のビームスプリッタを用いることが好ましい。
光画像受信装置200には3つの単体のCCDカメラ16−1〜16−3が設けられているが、例えば3CCDタイプのカラーCCDカメラのような3枚式CCDカメラ(ユニット)を使用し、各CCDチップの前位置に強度変調手段を配設することにより外見上1つのCCDカメラとして構成してもよい。それにより、装置構成の簡略化や装置内の省スペース化などを図ることができる。
また、1つのCCDカメラの受光面を複数の領域に分割し、各領域の前位置に強度変調手段を配置することにより、CCDカメラの各領域を1つのCCDカメラに見立てて干渉光を検出するように構成することもできる。このとき、CCDカメラの当該複数の領域を覆う大きさの液晶SLM等からなる強度変調手段を1つ配置し、CCDカメラの各領域に対応する強度変調手段の領域をそれぞれ制御することにより干渉光の検出を行うようにしてもよい。このような構成によれば、装置構成の簡略化や装置内の省スペース化を図ることができる。また、複数のCCDカメラを互いに同期制御させてサンプリングする必要がなくなるので、制御系の簡略化を図ることも可能となる。
更に、CCDカメラ16−1〜16−3に蓄積された電荷の直流成分のオフセット調整や交流信号のゲイン調整を適宜行うことにより、検出される干渉光Lが形成する干渉縞のコントラストを向上させるように構成してもよい。
光画像受信装置200では、サンプリング関数m(t)とサンプリング関数m(t)との位相差Δθ1,2を−π/2に設定し、サンプリング関数m(t)とサンプリング関数m(t)との位相差Δθ1,3をπ/2に設定することにより、各干渉光成分のサンプリングを行うようになっているが、これに限定されるものではない。
また、光画像受信装置200は、ビート周波数と(ほぼ)等しいサンプリング周波数にて干渉光成分のサンプリングを行うように構成されているが、これに限定されるものではない。例えば、サンプリング周波数として、抽出したい干渉光成分のビート周波数の整数倍の周波数を適用すれば、干渉光の複数の位相範囲をそれぞれ周期的にサンプリングすることができる。この方法によれば、干渉光の各周期について複数の位相範囲をサンプリングできるので、干渉光をより詳細に解析することが可能となり、計測精度の向上が期待される。
一方、ビート周波数の整数分の1(1/n)倍のサンプリング周波数を適用することも可能である。この方法によれば、干渉光の所定の位相範囲がn周期おきにサンプリングされるので、強度変調手段による強度の切り換えがビート周波数に追いつかないような場合に有効に利用することができる。
なお、サンプリング周波数は、上述のように、光画像送信装置100から送信された周波数シフタ4−1〜4−nによる周波数シフト量の設定情報に基づいて制御されるが、当該シフト量として所定のデフォルト値を常に用いる場合、光画像送信装置100から当該設定情報を送信する必要はなく、光画像受信装置200も当該デフォルト値にてサンプリングを行うように構成してもよい。
本発明の光画像受信装置に用いられるサンプリング関数は、50%dutyのものを用いることが好ましい。すなわち、50%未満のdutyである場合にはCCDカメラ16−1〜16−3に受光される光量が減少し干渉光の検出効率が低下し、一方、50%を超えるduty比であっても検出効率がダウンしてしまうからである。ただし、50%以外のdutyのサンプリング関数を用いてよいことはいうまでもない。
また、本発明の光画像受信装置に用いられるサンプリング関数としては、シャッタ15−1〜15−3の開閉タイミングを好適に切り換えるために、図3等に示すような矩形の波形を用いることが好ましい。ただし、正弦波や三角波などの矩形以外の波形からなるサンプリング関数を適宜用いることも可能である。
本発明に係る光画像受信装置は、上記実施形態のように干渉光を3つの光路に分割する構成に限定されるものではなく、分割される光路数は任意である。複数の光路に分割する場合には、各光路上にCCD等の光検出手段を設けるとともに、1つの光路を除く全ての光路上に強度変調手段を設ける構成とするか、又は全ての光路上に強度変調手段を設ける構成とすることが好ましい。前者の構成では、強度変調手段が配置されない光路を伝搬する干渉光成分を連続的に受光することにより、その直流成分を求めることが可能である。なお、干渉光Lの検出方法や演算方法に応じて、分割された複数の光路のうち任意数の光路上に強度変調手段を設ける構成を適宜採用することができる。
また、本発明に係る光画像受信装置の光検出手段としては、上述したCCDカメラ16−1〜16−3の他にも、積算回路を備えたラインセンサなどを適用することができる。本発明の光検出手段は、干渉光を受光して光電変換する機能と、受光した干渉光に基づく電荷を蓄積する機能との双方を備えている限り、1次元ないし2次元のあらゆる構成のものを用いることが可能である。ただし、伝送に係る画像、すなわちLCD3−1〜3−nに表示される画像が2次元画像である場合(通常は2次元画像である)には、光検出手段も2次元センサであることが好ましい。
光画像送信装置及び/又は光画像受信装置の光学系の一部に光ファイバ(バンドル)を設けて導光部材として用いることにより、装置設計上の自由度を高めたり、装置のコンパクト化を図ったりすることができる。
以上に詳述した構成は、本発明の実施形態の一例に過ぎないものであり、本発明の要旨の範囲内において各種の変形を施すことができる。
本発明に係る光画像伝送システムの構成の一例を示す概略図である。 本発明に係る光画像受信装置によって検出される干渉光の時間波形を示すグラフ図である。 本発明に係る光画像受信装置による干渉光の第1の干渉光成分のサンプリング態様の一例を説明するための図である。図3(A)は、第1の干渉光成分の時間波形を示すグラフである。図3(B)は、第1の干渉光成分をサンプリングするための第1のサンプリング関数の波形の一例を示すグラフである。図3(C)は、第1の干渉光成分をサンプリングするための第2のサンプリング関数の波形の一例を示すグラフである。図3(D)は、第1の干渉光成分をサンプリングするための第3のサンプリング関数の波形の一例を示すグラフである。 本発明に係る光画像受信装置による干渉光の第2の干渉光成分のサンプリング態様の一例を説明するための図である。図4(A)は、第2の干渉光成分の時間波形を示すグラフである。図4(B)は、第2の干渉光成分をサンプリングするための第1のサンプリング関数の波形の一例を示すグラフである。図4(C)は、第2の干渉光成分をサンプリングするための第2のサンプリング関数の波形の一例を示すグラフである。図3(D)は、第2の干渉光成分をサンプリングするための第4のサンプリング関数の波形の一例を示すグラフである。 本発明に係る光画像受信装置による干渉光の第nの干渉光成分のサンプリング態様の一例を説明するための図である。図5(A)は、第nの干渉光成分の時間波形を示すグラフである。図5(B)は、第nの干渉光成分をサンプリングするための第1のサンプリング関数の波形の一例を示すグラフである。図5(C)は、第nの干渉光成分をサンプリングするための第2のサンプリング関数の波形の一例を示すグラフである。図5(D)は、第nの干渉光成分をサンプリングするための第3のサンプリング関数の波形の一例を示すグラフである。 本発明に係る光画像伝送システムの第1の変形例の構成の一例を示す概略図である。 本発明に係る光画像伝送システムの第2の変形例の構成の一例を示す概略図である。 本発明に係る光画像伝送システムの第3の変形例の構成の一例を示す概略図である。 本発明に係る光画像伝送システムの第4の変形例の構成の一例を示す概略図である。
符号の説明
100 光画像送信装置
1−1〜1−3 光源
2−1〜2−n レンズ系
3−1〜3−n 液晶ディスプレイ(LCD)
4−1〜4−n 周波数シフタ
5−1〜5−(n−1) ビームスプリッタ
5−n 反射鏡
6 送信手段
S1〜Sn 光画像情報
S 信号光
200 光画像受信装置
10 受信手段
11 光源
12 レンズ系
13、14−1、14−2 ビームスプリッタ
15−1〜15−3 シャッタ
16−1〜16−3 CCDカメラ
20 コンピュータ
L 干渉光
L1〜Ln 干渉光成分

Claims (28)

  1. 周波数の異なる光ビームからなる複数の光画像情報を生成し、前記複数の光画像情報を重畳し信号光として送信する光画像送信手段と、
    当該送信された前記信号光を受信し、前記周波数の相違に基づいて前記各光画像情報を選択的に検出する光画像受信手段と、
    を備えていることを特徴とする光画像伝送システム。
  2. 前記光画像送信手段は、
    複数の前記光画像情報を生成する画像生成手段と、
    当該生成された複数の前記光画像情報の周波数を各々異なる周波数だけ変調する周波数変調手段と、
    当該周波数変調された複数の前記光画像情報を重畳して前記信号光を生成する光画像情報重畳手段と、
    当該生成された前記信号光を前記光画像受信手段に送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の光画像伝送システム。
  3. 前記画像生成手段は、画像を表示する複数の表示手段と、当該表示された画像に向けて光ビームを出射する光源とを備え、
    前記光画像情報は、当該光源からの光ビームに照射された前記画像により形成されることを特徴とする請求項2に記載の光画像伝送システム。
  4. 前記光源は、前記複数の表示手段の各々に対して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の光画像伝送システム。
  5. 前記光源は、前記複数の表示手段より少ない個数だけ設けられ、
    前記画像生成手段は、いずれかの前記光源からの光ビームを2つ以上の前記表示手段に導く導光手段を更に備えていることを特徴とする請求項3に記載の光画像伝送システム。
  6. 前記導光手段は光ファイバであることを特徴とする請求項5に記載の光画像伝送システム。
  7. 前記導光手段は、前記光源からの光ビームの光路を分割する光分割部材を含む光学系であることを特徴とする請求項5に記載の光画像伝送システム。
  8. 前記周波数変調手段は、音響光学変調器であることを特徴とする請求項2ないし請求項7のいずれか一項に記載の光画像伝送システム。
  9. 前記光画像送信手段は、
    画像を表示する複数の表示手段と、
    当該複数の表示手段の各々に対して設けられ、各々周波数の異なる光ビームを出射する複数の光源と、
    当該光源からの光ビームに照射された前記画像により形成される前記複数の光画像情報を重畳して前記信号光を生成する光画像情報重畳手段と、
    前記生成された前記信号光を前記光画像受信手段に送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の光画像伝送システム。
  10. 前記表示手段は、前記光源からの光ビームを透過させる液晶ディスプレイであることを特徴とする請求項3ないし請求項9のいずれか一項に記載の光画像伝送システム。
  11. 前記光画像情報重畳手段は、互いに直交する方向から入射される2つの前記光画像情報を重畳するビームスプリッタであることを特徴とする請求項2ないし請求項9のいずれか一項に記載の光画像伝送システム。
  12. 前記光画像受信手段は、
    前記信号光に含まれる前記複数の光画像情報のいずれの周波数とも異なる周波数の参照光を出射する参照光源と、
    前記光画像送信手段から送信された前記信号光と前記参照光源からの前記参照光とを重畳して、前記各光画像情報の周波数と前記参照光の周波数との差をビート周波数とする複数の干渉光成分を含んだ干渉光を生成する参照光重畳手段と、
    当該生成された干渉光から前記各干渉光成分を選択的に検出する検出系と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の光画像伝送システム。
  13. 前記光画像受信手段は、前記検出系により検出された前記干渉光成分に基づいて、当該干渉光成分に対応する前記光画像情報が示す画像を復元する画像復元処理手段を更に備えていることを特徴とする請求項12に記載の光画像伝送システム。
  14. 前記検出系は、
    前記生成された前記干渉光の強度を前記各干渉光成分のビート周波数に同期した変調周波数で周期的に変調する強度変調手段と、
    前記強度変調された前記干渉光を受光し、電気信号に変換して出力する光検出手段と、
    を含んでいることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の光画像伝送システム。
  15. 前記検出系は、前記生成された干渉光を複数の光路に分割する干渉光分割手段を更に備え、
    前記強度変調手段及び前記光検出手段は、前記分割された前記複数の干渉光の各光路上に各々配置されていることを特徴とする請求項14に記載の光画像伝送システム。
  16. 前記強度変調手段は、前記干渉光を前記変調周波数にて周期的に遮断するシャッタであることを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の光画像伝送システム。
  17. 前記光検出手段は、CCDカメラであることを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の光画像伝送システム。
  18. 前記光画像送信手段は、画像を表示する複数の表示手段と、当該表示された画像に向けて光ビームを出射する光源とを含み、複数の前記光画像情報を生成する画像生成手段と、当該生成された前記複数の光画像情報の周波数を各々異なる周波数だけ変調する周波数変調手段と、当該周波数変調された前記複数の光画像情報を重畳して前記信号光を生成する光画像情報重畳手段と、当該生成された前記信号光を前記光画像受信手段に送信する送信手段とを備えており、
    前記光画像送信手段の前記光源から出射された光ビームを前記光画像受信手段に導く光ビーム導光手段を更に備え、
    前記光画像受信手段は、前記光画像送信手段からの前記信号光と前記光ビーム導光手段により導光された前記光ビームとを重畳して、前記各光画像情報の周波数と前記光ビームの周波数との差をビート周波数とする複数の干渉光成分を含んだ干渉光を生成する参照光重畳手段と、当該生成された干渉光から前記各干渉光成分を選択的に検出する検出系とを備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光画像伝送システム。
  19. 前記光画像送信手段は、自由空間、又は前記光画像情報を伝送可能なイメージファイバ等の光導波路を通じて前記信号光を前記光画像受信手段に伝送することを特徴とする請求項1ないし請求項18のいずれか一項に記載の光画像伝送システム。
  20. 光ビームからなる複数の光画像情報を生成する画像生成手段と、
    当該生成された複数の前記光画像情報の周波数を各々異なる周波数だけ変調する周波数変調手段と、
    当該周波数変調された複数の前記光画像情報を重畳して信号光を生成する光画像情報重畳手段と、
    前記周波数の相違に基づいて前記各光画像情報を選択的に検出する光画像受信装置に対し、当該生成された前記信号光を自由空間又はイメージファイバ等の光導波路を通じて所定の光画像受信装置に送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とする光画像送信装置。
  21. 前記画像生成手段は、画像を表示する複数の表示手段と、当該表示された画像に向けて光ビームを出射する光源とを備え、
    前記光画像情報は、当該光源からの光ビームに照射された前記画像により形成されることを特徴とする請求項20に記載の光画像送信装置。
  22. 前記周波数変調手段は、音響光学変調器であることを特徴とする請求項20に記載の光画像送信装置。
  23. 所定の光画像送信装置から自由空間又はイメージファイバ等の光導波路を通じて送信された、周波数の異なる光ビームからなる複数の光画像情報を含んだ信号光を受信する受信手段と、
    前記複数の光画像情報のいずれの周波数とも異なる周波数の参照光を出射する参照光源と、
    前記信号光と前記参照光源からの前記参照光とを重畳して、前記各光画像情報の周波数と前記参照光の周波数との差をビート周波数とする複数の干渉光成分を含んだ干渉光を生成する参照光重畳手段と、
    当該生成された干渉光から前記各干渉光成分を選択的に検出する検出系と、
    を備えていることを特徴とする光画像受信装置。
  24. 前記検出系により検出された前記干渉光成分に基づいて、当該干渉光成分に対応する前記光画像情報が示す画像を復元する画像復元処理手段を更に備えていることを特徴とする請求項23に記載の光画像受信装置。
  25. 前記検出系は、
    前記生成された前記干渉光の強度を前記各干渉光成分のビート周波数に同期した変調周波数で周期的に変調する強度変調手段と、
    前記強度変調された前記干渉光を受光し、電気信号に変換して出力する光検出手段と、
    を含んでいることを特徴とする請求項23又は請求項24に記載の光画像受信装置。
  26. 前記検出系は、前記生成された干渉光を複数に分割する干渉光分割手段を更に備え、
    前記強度変調手段及び前記光検出手段は、前記分割された前記複数の干渉光の各光路上に各々配置されていることを特徴とする請求項25に記載の光画像受信装置。
  27. 前記強度変調手段は、前記干渉光を前記変調周波数にて周期的に遮断するシャッタであることを特徴とする請求項25又は請求項26に記載の光画像受信装置。
  28. 周波数の異なる光ビームからなる複数の光画像情報を生成し、前記複数の光画像情報を重畳して信号光を生成し、当該生成された信号光を自由空間又は前記光画像情報を伝送可能なイメージファイバ等の光導波路を通じて送信する光画像送信ステップと、
    当該送信された前記信号光を受信し、前記周波数の相違に基づいて前記各光画像情報を選択的に検出する光画像受信ステップと、
    を備えていることを特徴とする光画像伝送方法。
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