JPH05298939A - フラットケーブル及びその製造方法 - Google Patents
フラットケーブル及びその製造方法Info
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- JPH05298939A JPH05298939A JP4121122A JP12112292A JPH05298939A JP H05298939 A JPH05298939 A JP H05298939A JP 4121122 A JP4121122 A JP 4121122A JP 12112292 A JP12112292 A JP 12112292A JP H05298939 A JPH05298939 A JP H05298939A
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- Japan
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- flat cable
- conductive wires
- plate material
- connection terminals
- carrier
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/08—Flat or ribbon cables
- H01B7/0838—Parallel wires, sandwiched between two insulating layers
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/4092—Integral conductive tabs, i.e. conductive parts partly detached from the substrate
-
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
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-
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- Y10T29/49124—On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可撓性に富むフラットケーブルを提供し、製
造工程を簡略化し製作精度向上を図る。 【構成】 キャリア15を備えた導電性帯状板材14
と、絶縁テープ20とを用い、導電性帯状板材に打抜き
加工を施して、両端に接続端子18を備え該帯状板材の
幅方向に沿って連続した複数の導電性ワイヤ17を並列
状に一挙に成形し、両端の接続端子を残して両面から絶
縁テープを貼って形成した絶縁被覆部12内の複数の導
電性ワイヤには両端の接続端子部分よりも可撓性に富む
細い可撓性部分19を備え、両側の一点鎖線で示す切断
直線Lに沿ってキャリアのみを最後に切除して製造す
る。
造工程を簡略化し製作精度向上を図る。 【構成】 キャリア15を備えた導電性帯状板材14
と、絶縁テープ20とを用い、導電性帯状板材に打抜き
加工を施して、両端に接続端子18を備え該帯状板材の
幅方向に沿って連続した複数の導電性ワイヤ17を並列
状に一挙に成形し、両端の接続端子を残して両面から絶
縁テープを貼って形成した絶縁被覆部12内の複数の導
電性ワイヤには両端の接続端子部分よりも可撓性に富む
細い可撓性部分19を備え、両側の一点鎖線で示す切断
直線Lに沿ってキャリアのみを最後に切除して製造す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器等の接続に使
用されるフラットケーブル及びその製造方法の改良に関
するものである。
用されるフラットケーブル及びその製造方法の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフラットケーブルは、図7に示す
ように、一様な太さの複数の導電性ワイヤ2を個別にリ
ール3に巻いたものを回転自在に支持し、この各リール
3からワイヤ2を繰り出して平行に引き揃え、図8及び
図9に示すように、各ワイヤ2の両面に共通の絶縁テー
プ4を貼り、この絶縁テープ4を貼った部分を任意の長
さに切り取り、図10に示すように、各ワイヤ2の両端
部分の絶縁テープ4をストリップして両端に接続端子5
を形成させていた。
ように、一様な太さの複数の導電性ワイヤ2を個別にリ
ール3に巻いたものを回転自在に支持し、この各リール
3からワイヤ2を繰り出して平行に引き揃え、図8及び
図9に示すように、各ワイヤ2の両面に共通の絶縁テー
プ4を貼り、この絶縁テープ4を貼った部分を任意の長
さに切り取り、図10に示すように、各ワイヤ2の両端
部分の絶縁テープ4をストリップして両端に接続端子5
を形成させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のフラッ
トケーブル1では、複数のワイヤ2が一様な太さになっ
ているため、特に近距離間の接続に使用する場合に、可
撓性が不足するという欠点があり、一旦貼った絶縁テー
プ4の一部を切除しストリップして接続端子5を形成す
るという余分な工程を必要とし、また、リール3から複
数のワイヤ2を繰り出して平行に引き揃える際における
精度保持が容易でないという問題点があった。
トケーブル1では、複数のワイヤ2が一様な太さになっ
ているため、特に近距離間の接続に使用する場合に、可
撓性が不足するという欠点があり、一旦貼った絶縁テー
プ4の一部を切除しストリップして接続端子5を形成す
るという余分な工程を必要とし、また、リール3から複
数のワイヤ2を繰り出して平行に引き揃える際における
精度保持が容易でないという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、従来のこのような問題点
に鑑み、可撓性に富むフラットケーブルを提供するとと
もに、製造工程が簡単で容易に精度向上を図れるフラッ
トケーブルの製造方法を提供することにある。
に鑑み、可撓性に富むフラットケーブルを提供するとと
もに、製造工程が簡単で容易に精度向上を図れるフラッ
トケーブルの製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、複数の導電性ワイヤが
平行配置され、該複数の導電性ワイヤの両端に接続端子
を有するフラットケーブルにおいて、前記両端の接続端
子を残し両面に共通の絶縁テープを貼って形成した絶縁
被覆部を備え、該絶縁被覆部内の前記複数の導電性ワイ
ヤには可撓性部分を備えていることを特徴とし、請求項
2に記載の本発明は、請求項1に記載のフラットケーブ
ルにおいて、可撓性部分を接続端子部分よりも可撓性に
富む細い形状にしたことを特徴とする。
に、請求項1に記載の本発明は、複数の導電性ワイヤが
平行配置され、該複数の導電性ワイヤの両端に接続端子
を有するフラットケーブルにおいて、前記両端の接続端
子を残し両面に共通の絶縁テープを貼って形成した絶縁
被覆部を備え、該絶縁被覆部内の前記複数の導電性ワイ
ヤには可撓性部分を備えていることを特徴とし、請求項
2に記載の本発明は、請求項1に記載のフラットケーブ
ルにおいて、可撓性部分を接続端子部分よりも可撓性に
富む細い形状にしたことを特徴とする。
【0006】また、請求項3に記載の本発明の要旨は、
幅方向の両側にキャリアを有する導電性帯状板材に打抜
き加工を施して、両端に接続端子を備え該帯状板材の幅
方向に沿った複数の導電性ワイヤを並列状に一挙に成形
し、前記接続端子を残して該複数の導電性ワイヤの両面
に共通の絶縁テープを貼った後に、前記キャリアを切除
することを特徴とするフラットケーブルの製造方法にあ
る。
幅方向の両側にキャリアを有する導電性帯状板材に打抜
き加工を施して、両端に接続端子を備え該帯状板材の幅
方向に沿った複数の導電性ワイヤを並列状に一挙に成形
し、前記接続端子を残して該複数の導電性ワイヤの両面
に共通の絶縁テープを貼った後に、前記キャリアを切除
することを特徴とするフラットケーブルの製造方法にあ
る。
【0007】
【作用】本発明に係るフラットケーブルは、複数の導電
性ワイヤの両端に接続端子を残し両面に共通の絶縁テー
プを貼って形成した絶縁被覆部を備え、該絶縁被覆部内
の複数の導電性ワイヤに備えている可撓性に富む細い部
分が自在に屈曲するので、短距離間の接続に容易に適応
できる。
性ワイヤの両端に接続端子を残し両面に共通の絶縁テー
プを貼って形成した絶縁被覆部を備え、該絶縁被覆部内
の複数の導電性ワイヤに備えている可撓性に富む細い部
分が自在に屈曲するので、短距離間の接続に容易に適応
できる。
【0008】また、本発明に係るフラットケーブルの製
造方法は、幅方向の両側にキャリアを有する導電性帯状
板材に打抜き加工を施すことによって、両端に接続端子
を備え該帯状板材の幅方向に沿った複数の導電性ワイヤ
を並列状に一挙に成形するので、導電性ワイヤが精度よ
く容易に並列配置され、接続端子を残して複数の導電性
ワイヤの両面に共通の絶縁テープを貼った後に、キャリ
アを切除することにより、両端の接続端子の部分に絶縁
テープを貼ることがないので、一旦貼った絶縁テープを
切除する工程を省ける。
造方法は、幅方向の両側にキャリアを有する導電性帯状
板材に打抜き加工を施すことによって、両端に接続端子
を備え該帯状板材の幅方向に沿った複数の導電性ワイヤ
を並列状に一挙に成形するので、導電性ワイヤが精度よ
く容易に並列配置され、接続端子を残して複数の導電性
ワイヤの両面に共通の絶縁テープを貼った後に、キャリ
アを切除することにより、両端の接続端子の部分に絶縁
テープを貼ることがないので、一旦貼った絶縁テープを
切除する工程を省ける。
【0009】
【実施例】以下において、本発明の実施例につき、図面
を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の実施例に
係るフラットケーブルのキャリアを切除する前の状態を
示す平面図である。フラットケーブル11は、両側に送
り用孔15aを有するキャリア15を備えた導電性帯状
板材14を使用し、該導電性帯状板材14に打抜き加工
を施して、両端に接続端子18を備え該帯状板材14の
幅方向に沿った複数の導電性ワイヤ17を並列状に一挙
に成形し、両面から所定の大きさの絶縁テープ20を貼
って形成した絶縁被覆部12内の複数の導電性ワイヤ1
7には両端の接続端子18の部分よりも可撓性に富む細
い可撓性部分19を備えているため、屈曲自在であり、
当該絶縁テープ20を貼った後に、両側の一点鎖線で示
す切断直線Lに沿ってキャリア15のみを切除して製造
するので、精度良く製造でき、貼った後に絶縁テープ2
0をストリップすることが不要である。
を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の実施例に
係るフラットケーブルのキャリアを切除する前の状態を
示す平面図である。フラットケーブル11は、両側に送
り用孔15aを有するキャリア15を備えた導電性帯状
板材14を使用し、該導電性帯状板材14に打抜き加工
を施して、両端に接続端子18を備え該帯状板材14の
幅方向に沿った複数の導電性ワイヤ17を並列状に一挙
に成形し、両面から所定の大きさの絶縁テープ20を貼
って形成した絶縁被覆部12内の複数の導電性ワイヤ1
7には両端の接続端子18の部分よりも可撓性に富む細
い可撓性部分19を備えているため、屈曲自在であり、
当該絶縁テープ20を貼った後に、両側の一点鎖線で示
す切断直線Lに沿ってキャリア15のみを切除して製造
するので、精度良く製造でき、貼った後に絶縁テープ2
0をストリップすることが不要である。
【0010】導電性帯状板材14は、図2に示すよう
に、一様な所定幅の幅方向の両側に一定ピッチで送り用
孔15aを開けたキャリア15を備え、図示しないドラ
ムに巻いてあり、当該ドラムから繰り出し展開して使用
される。複数の各導電性ワイヤ17は、繰り出された導
電性帯状板材14に図示しないプレス機械を使用して打
抜き加工を施すことによって、該帯状板材14の幅方向
に沿って並列状に一挙に成形し、両端に一様な太さの接
続端子18を有し、この接続端子18の部分よりも可撓
性に富む細い形状の可撓性部分19を帯状板材14の幅
方向の中央に備えている。各導電性ワイヤ17の接続端
子18の部分と可撓性部分19との境界箇所にはテーパ
部17aを介在させてある。
に、一様な所定幅の幅方向の両側に一定ピッチで送り用
孔15aを開けたキャリア15を備え、図示しないドラ
ムに巻いてあり、当該ドラムから繰り出し展開して使用
される。複数の各導電性ワイヤ17は、繰り出された導
電性帯状板材14に図示しないプレス機械を使用して打
抜き加工を施すことによって、該帯状板材14の幅方向
に沿って並列状に一挙に成形し、両端に一様な太さの接
続端子18を有し、この接続端子18の部分よりも可撓
性に富む細い形状の可撓性部分19を帯状板材14の幅
方向の中央に備えている。各導電性ワイヤ17の接続端
子18の部分と可撓性部分19との境界箇所にはテーパ
部17aを介在させてある。
【0011】複数の導電性ワイヤ17に共通の絶縁テー
プ20は、自己消炎性ポリエステルフィルムの接着面に
自己消炎性接着剤をコーティングしてなる難燃性薄型の
ドライタイプのものであり、図1に示すように、複数の
導電性ワイヤ17を覆う長さと複数の各導電性ワイヤ1
7の両端に接続端子18を残す幅の長方形に予め寸法設
定して切断してあり、複数の導電性ワイヤ17の両面に
貼り合わせて絶縁被覆部12を形成する。
プ20は、自己消炎性ポリエステルフィルムの接着面に
自己消炎性接着剤をコーティングしてなる難燃性薄型の
ドライタイプのものであり、図1に示すように、複数の
導電性ワイヤ17を覆う長さと複数の各導電性ワイヤ1
7の両端に接続端子18を残す幅の長方形に予め寸法設
定して切断してあり、複数の導電性ワイヤ17の両面に
貼り合わせて絶縁被覆部12を形成する。
【0012】図5は本発明に係るフラットケーブルの使
用状態の一例を示す斜視図、図6は本発明に係るフラッ
トケーブルの使用状態の別の一例を示す側面図である。
図5に示すフラットケーブル11は、一端側の複数の接
続端子18が位置ずれのある二平面上にそれぞれ配置し
た二枚中の一方の基板21のそれぞれの所定位置に接続
され、他端側の複数の接続端子18が他方の基板22の
それぞれ所定位置に接続されており、また、図6に示す
フラットケーブル11は、一端側の複数の接続端子18
が平行に重合した二平面上に配置した二枚中の一方の基
板21のそれぞれの所定位置に接続され、他端側の複数
の接続端子18が他方の基板22のそれぞれ所定位置に
接続されており、いずれも可撓性部分19を有している
ため、二枚の基板の接続を無理なく極めて容易に行うこ
とができる。
用状態の一例を示す斜視図、図6は本発明に係るフラッ
トケーブルの使用状態の別の一例を示す側面図である。
図5に示すフラットケーブル11は、一端側の複数の接
続端子18が位置ずれのある二平面上にそれぞれ配置し
た二枚中の一方の基板21のそれぞれの所定位置に接続
され、他端側の複数の接続端子18が他方の基板22の
それぞれ所定位置に接続されており、また、図6に示す
フラットケーブル11は、一端側の複数の接続端子18
が平行に重合した二平面上に配置した二枚中の一方の基
板21のそれぞれの所定位置に接続され、他端側の複数
の接続端子18が他方の基板22のそれぞれ所定位置に
接続されており、いずれも可撓性部分19を有している
ため、二枚の基板の接続を無理なく極めて容易に行うこ
とができる。
【0013】次に、このフラットケーブルの製造方法に
ついて詳細に説明する。 図示しないドラムに巻いた帯状板材14を、当該ド
ラムから繰り出して図2に示すように真直に展開する。 図示しないプレス機械によって、該帯状板材14に
打抜き加工を施し、図3に示すような複数の導電性ワイ
ヤ17を並設する。 このようにして並設した複数の導電性ワイヤ17の
両面に、両端の接続端子18を残した状態にて図4に二
点鎖線で示す共通の絶縁テープ20を貼って絶縁被覆部
12を形成する。 図1に示す切断直線Lに沿って、両側のキャリア1
5を切除する。
ついて詳細に説明する。 図示しないドラムに巻いた帯状板材14を、当該ド
ラムから繰り出して図2に示すように真直に展開する。 図示しないプレス機械によって、該帯状板材14に
打抜き加工を施し、図3に示すような複数の導電性ワイ
ヤ17を並設する。 このようにして並設した複数の導電性ワイヤ17の
両面に、両端の接続端子18を残した状態にて図4に二
点鎖線で示す共通の絶縁テープ20を貼って絶縁被覆部
12を形成する。 図1に示す切断直線Lに沿って、両側のキャリア1
5を切除する。
【0014】このようなフラットケーブル11の製造方
法は、帯状板材14をドラムから繰り出して真直に展開
し、プレス機械で打抜き加工を施して複数の導電性ワイ
ヤ17を一挙に成形するので、非常に高能率で且つ製作
精度向上を図れるという利点がある。
法は、帯状板材14をドラムから繰り出して真直に展開
し、プレス機械で打抜き加工を施して複数の導電性ワイ
ヤ17を一挙に成形するので、非常に高能率で且つ製作
精度向上を図れるという利点がある。
【0015】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、接続端子の間隔をそれぞれの箇所
によって任意に変えることが可能であり、電流容量を考
慮して導電性ワイヤの幅や太さを変えることもでき、素
材である帯状板材をドラムに巻いておくのに代えて初め
から展開した状態にしておいてもよく、絶縁テープにポ
リエステル以外の材質のフィルムを用いることもでき、
その他要旨から逸脱しない範囲で種々の変形が可能であ
る。
されるものではなく、接続端子の間隔をそれぞれの箇所
によって任意に変えることが可能であり、電流容量を考
慮して導電性ワイヤの幅や太さを変えることもでき、素
材である帯状板材をドラムに巻いておくのに代えて初め
から展開した状態にしておいてもよく、絶縁テープにポ
リエステル以外の材質のフィルムを用いることもでき、
その他要旨から逸脱しない範囲で種々の変形が可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、複数の導電
性ワイヤの両端にそれぞれの接続端子を残して両面に共
通の絶縁テープを貼って絶縁被覆部を形成し、該絶縁被
覆部内の当該複数の導電性ワイヤには可撓性部分を備え
ていることにより、近距離間の接続に容易に適合させ得
るという効果を奏し、請求項2に記載の本発明は、接続
端子部分よりも可撓性に富む細い可撓性部分を備えてい
ることにより、近距離間の接続に容易に適合させ得るの
みならず製作が容易でという効果を奏する。請求項2に
記載の本発明は、導電性帯状板材に打抜き加工を施し
て、両端に接続端子を備え該帯状板材の幅方向に沿った
複数の導電性ワイヤを並列状に一挙に成形し、両端の接
続端子を残して該複数の導電性ワイヤの両面に共通の絶
縁テープを貼った後に、キャリアを切除することによ
り、ストリップが不要になり製造工程が簡単で容易に精
度向上を図れるという優れた効果を奏する。
性ワイヤの両端にそれぞれの接続端子を残して両面に共
通の絶縁テープを貼って絶縁被覆部を形成し、該絶縁被
覆部内の当該複数の導電性ワイヤには可撓性部分を備え
ていることにより、近距離間の接続に容易に適合させ得
るという効果を奏し、請求項2に記載の本発明は、接続
端子部分よりも可撓性に富む細い可撓性部分を備えてい
ることにより、近距離間の接続に容易に適合させ得るの
みならず製作が容易でという効果を奏する。請求項2に
記載の本発明は、導電性帯状板材に打抜き加工を施し
て、両端に接続端子を備え該帯状板材の幅方向に沿った
複数の導電性ワイヤを並列状に一挙に成形し、両端の接
続端子を残して該複数の導電性ワイヤの両面に共通の絶
縁テープを貼った後に、キャリアを切除することによ
り、ストリップが不要になり製造工程が簡単で容易に精
度向上を図れるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の実施例に係るフラットケーブルのキャ
リアを切除する前の状態を示す平面図である。
リアを切除する前の状態を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例に係る導電性帯状板材を示す平
面図である。
面図である。
【図3】本発明の実施例に係るフラットケーブルの製造
方法の説明用平面図である。
方法の説明用平面図である。
【図4】本発明の実施例に係るフラットケーブルの製造
方法の説明用平面図である。
方法の説明用平面図である。
【図5】本発明の実施例に係るフラットケーブルの使用
状態の一例を説明するための斜視図である。
状態の一例を説明するための斜視図である。
【図6】本発明の実施例に係るフラットケーブルの使用
状態の別の例を説明するための側面図である。
状態の別の例を説明するための側面図である。
【図7】従来のフラットケーブルの製造方法説明用の斜
視図である。
視図である。
【図8】従来のフラットケーブルの製造方法説明用の部
分平面図である。
分平面図である。
【図9】従来のフラットケーブルの製造方法説明用の斜
視図である。
視図である。
【図10】従来のフラットケーブル及びその製造方法説
明用の平面図である。
明用の平面図である。
【符号の説明】 11 フラットケーブル 12 絶縁被覆部 14 帯状板材 15 キャリア 17 導電性ワイヤ 18 接続端子 19 可撓性部分 20 絶縁テープ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の導電性ワイヤが平行配置され、該
複数の導電性ワイヤの両端に接続端子を有するフラット
ケーブルにおいて、前記両端の接続端子を残して両面に
共通の絶縁テープを貼って形成した絶縁被覆部を備え、
該絶縁被覆部内の前記複数の導電性ワイヤには可撓性部
分を備えていることを特徴とするフラットケーブル。 - 【請求項2】 請求項1に記載のフラットケーブルにお
いて、可撓性部分を接続端子部分よりも可撓性に富む細
い形状にしたことを特徴とするフラットケーブル。 - 【請求項3】 幅方向の両側にキャリアを有する導電性
帯状板材に打抜き加工を施して、両端に接続端子を備え
該帯状板材の幅方向に沿った複数の導電性ワイヤを並列
状に一挙に成形し、前記接続端子を残して該複数の導電
性ワイヤの両面に共通の絶縁テープを貼った後に、前記
キャリアを切除することを特徴とするフラットケーブル
の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4121122A JPH05298939A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | フラットケーブル及びその製造方法 |
US08/118,212 US5408050A (en) | 1992-04-16 | 1993-09-09 | Flat cable and method of making the same |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4121122A JPH05298939A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | フラットケーブル及びその製造方法 |
US08/118,212 US5408050A (en) | 1992-04-16 | 1993-09-09 | Flat cable and method of making the same |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05298939A true JPH05298939A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=26458560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4121122A Pending JPH05298939A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | フラットケーブル及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5408050A (ja) |
JP (1) | JPH05298939A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09161550A (ja) * | 1995-12-11 | 1997-06-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | フラットケーブルとその製造方法、およびその接続方法 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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