JPH0529868U - ケーブル類の保持装置 - Google Patents

ケーブル類の保持装置

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Publication number
JPH0529868U
JPH0529868U JP8754791U JP8754791U JPH0529868U JP H0529868 U JPH0529868 U JP H0529868U JP 8754791 U JP8754791 U JP 8754791U JP 8754791 U JP8754791 U JP 8754791U JP H0529868 U JPH0529868 U JP H0529868U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding piece
cable
holding
lid
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP8754791U
Other languages
English (en)
Inventor
勝 細川
博隆 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP8754791U priority Critical patent/JPH0529868U/ja
Publication of JPH0529868U publication Critical patent/JPH0529868U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] ラジエータグリルの周辺に配索されるケーブ
ル類をクランプするための専用のクランプ部品を省略す
るとともに、このクランプ部品を取付けるための作業工
数の削減を図る。 [構成] ラジエータグリル11の上端側の傾斜辺28
の切欠き27の部分に保持片29を設けるとともに、こ
の保持片29の先端部に係止部30を形成し、ワイヤケ
ーブル24を切欠き27の側端縁と保持片29によって
保持するとともに、係止部30によって係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はケーブル類の保持装置に係り、とくにラジエータグリルの周縁部に配 索されるワイヤケーブル、ワイヤハーネス等のケーブル類を保持するための保持 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばトラックのキャブの前方の外表面であってフロントガラスとラジエータ グリルとの間の部分には比較的大きな矩形の開口が形成されており、この開口を 開閉可能に覆うように、リッドが取付けられている。そしてリッドは、ロック装 置によってロックされるようになっている。このロックを解除する場合には、運 転席に設けられているレバーを引くことにより、ワイヤケーブルによってロック リテーナの施錠部を解除するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようにキャブのリッドの内側には、このリッドのロックを解除するための ワイヤケーブルが配索されるようになる。このようなワイヤケーブルを安定に保 持するために、従来はダッシュパネルに穴をあけ、この穴によってケーブル用ク ランプを保持するようにしていた。従ってケーブルを保持するために専用のクラ ンプ部品を必要とするとともに、その取付けのためにダッシュパネルに穴をあけ なければならず、これによって取付けの工数が増大する欠点があった。
【0004】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、部品点数を低減す るとともに、クランプを取付ける工数を削減するようにしたケーブル類の保持装 置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ラジエータグリルの周縁部にケーブルの外周部を保持する保持片を 一体に設けるとともに、該保持片の先端部に係止部を設けるようにしたものであ る。
【0006】
【作用】
ラジエータグリルの周辺に配索されるケーブルは、上記保持片によってその外 周部が保持されるとともに、この保持片の先端部に設けられている係止部によっ て係止されることになる。
【0007】
【実施例】
図3および図4は本考案の一実施例に係るケーブル類の保持装置を備えるトラ ックのキャブの前部の構造を示すものであって、キャブ10の前方であってラジ エータグリル11の上部には、フロントパネル12に大きな矩形の開口13が形 成されている。そしてこの開口13を開閉可能に覆うようにリッド14が装着さ れるようになっている。すなわちリッド14はヒンジ15によってフロントガラ スの下側で回動可能にフロントパネル12に支持されている。そしてリッド14 が開かれると、図3および図4に示すように、ダッシュパネル16が露出される ようになっている。
【0008】 リッド14の内側であってその下端には左右にロック爪20が取付けられてい る。そしてこれらのロック爪20を施錠するために、ダッシュパネル16の前面 であって左右にはそれぞれリッドロックリテーナ21、22が設けられている。 そしてダッシュパネル16に設けられている貫通孔に装着されたグロメット23 を挿通するように、2本のワイヤケーブル24、25が引出されており、これら のワイヤケーブル24、25が上記リッドロックリテーナ21、22と連結され ている。
【0009】 合成樹脂成形体から成るラジエータグリル11の上端側であってその左右の部 分にはそれぞれ中心に対して対称に傾斜辺28が設けられるとともに、これらの 傾斜辺28には切欠き27が形成されている。そして切欠き27に臨むように後 方へ屈曲された保持片29がラジエータグリル11に一体に形成されている。し かもこれらの保持片29の先端側には保持片29の内側に突出する係止部30を 形成するようにしている。このような係止部30は、保持片29に保持されたワ イヤケーブル24を係止するためのものである。
【0010】 このように本実施例に係るトラックのキャブ10においては、リッド14のロ ックを解除するために設けられたワイヤケーブル24をフロントグリル11の周 辺に配索する場合において、ワイヤケーブル24をラジエータグリル11の中央 部においてその裏側に配索するとともに、左側のワイヤケーブル24をラジエー タグリル11の上端側に形成されている一対の切欠き27の側端縁と、切欠き2 7内に形成されている保持片29によって図1および図2に示すように保持する とともに、係止部30によって係止するようにしたものである。
【0011】 このような構造を採用することによって、ダッシュパネル16に穴をあけ、ク ランプ部品をこの穴によって固定する必要がなくなる。従って専用のクランプ部 品が不要になるとともに、穴をあけてこの穴にクランプ部品を固定する作業の工 数が削減できるようになる。しかもラジエータグリル11の切欠き27の部分に 保持片29を形成するようにしているために、ラジエータグリル11を成形する 金型が複雑にならず、型抜きも面倒にならない。
【0012】 以上本考案を図示の一実施例につき述べたが、本考案は上記実施例によって限 定されることなく、本考案の技術的思想に基いて各種の変更が可能である。例え ば上記実施例においては、ラジエータグリル11の保持片29によってリッド1 4のロックの解除を行なうためのワイヤケーブル24を保持するようにしている が、このようなワイヤケーブル24とともに、あるいはワイヤケーブル24に代 えて、ワイヤハーネスを保持するようにしてもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案は、ラジエータグリルの周縁部にケーブルの外周部を保持 する保持片を一体に設けるとともに、この保持片の先端部に係止部を設けるよう にしたものである。従ってラジエータグリルの周辺に配索されるケーブルが保持 片によって保持されるとともに、係止部によって係止されることになる。従って 専用のクランプ部品によってケーブルの係止を行なう必要がなくなるとともに、 クランプ部品を取付けるための工数を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤケーブルの保持部の構造を示す拡大正面
図である。
【図2】図1におけるII〜II線断面図である。
【図3】キャブの前面側の構造を示す外観斜視図であ
る。
【図4】同正面図である。
【符号の説明】
10 キャブ 11 ラジエータグリル 12 フロントパネル 13 開口 14 リッド 15 ヒンジ 16 ダッシュパネル 17 ブラケット 20 ロック爪 21 リッドロックリテーナ(左) 22 リッドロックリテーナ(右) 23 グロメット 24 ワイヤケーブル(左) 25 ワイヤケーブル(右) 28 傾斜辺 29 保持片 30 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータグリルの周縁部にケーブルの
    外周部を保持する保持片を一体に設けるとともに、該保
    持片の先端部に係止部を設けるようにしたことを特徴と
    するケーブル類の保持装置。
JP8754791U 1991-09-30 1991-09-30 ケーブル類の保持装置 Pending JPH0529868U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8754791U JPH0529868U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ケーブル類の保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8754791U JPH0529868U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ケーブル類の保持装置

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Publication Number Publication Date
JPH0529868U true JPH0529868U (ja) 1993-04-20

Family

ID=13918018

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JP8754791U Pending JPH0529868U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ケーブル類の保持装置

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JP (1) JPH0529868U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015101111A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 住友電装株式会社 車両のホーン用ワイヤハーネスの保護構造及び車両のフロントグリルモジュール
JP2015139560A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 旭化成メディカル株式会社 液体回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015101111A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 住友電装株式会社 車両のホーン用ワイヤハーネスの保護構造及び車両のフロントグリルモジュール
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