JPH0529542B2 - - Google Patents
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- JPH0529542B2 JPH0529542B2 JP2186131A JP18613190A JPH0529542B2 JP H0529542 B2 JPH0529542 B2 JP H0529542B2 JP 2186131 A JP2186131 A JP 2186131A JP 18613190 A JP18613190 A JP 18613190A JP H0529542 B2 JPH0529542 B2 JP H0529542B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/22—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of indefinite length
- B29C43/30—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C43/305—Making multilayered articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C43/48—Endless belts
- B29C2043/483—Endless belts cooperating with a second endless belt, i.e. double band presses
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/02—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
- H05K3/022—Processes for manufacturing precursors of printed circuits, i.e. copper-clad substrates
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はプリント配線板として用いられる金属
箔張り積層板を連続的に製造する積層板の製造装
置に関するものである。
箔張り積層板を連続的に製造する積層板の製造装
置に関するものである。
[従来の技術]
従来、連続的に金属箔張り積層板を製造するに
あたつて用いられる製造装置が種々提供されてお
り、本出願人も先に特願昭59−45919、特願昭61
−78584、特願昭61−78585を出願している。そし
て、これらのものにおいて、金属箔張り積層板は
プリプレグの片面または両面に金属箔を貼着する
ことによつて形成されるものであり、金属箔をプ
リプレグに添設するにあたつては、片面または両
面に金属箔が配置されたプリプレグを高周波印加
用電極間に通し、無圧下または接触圧下で誘電加
熱することにより、プリプレグに含浸された樹脂
を加熱して熔融状態にし、ドラムによつて駆動さ
れるベルト間に通して加圧加熱し、加圧加熱装置
によつてプリプレグの樹脂を硬化させることでプ
リプレグと金属箔とを積層接着一体化させて金属
箔張り積層板を製造するものである。ここで、誘
電加熱によつて樹脂を熔融させると、熔融した樹
脂がスチールベルトのようなベルト表面に流れで
出て付着したりするようなことがあり、このよう
に熔融した樹脂がベルトに付着して硬化すると連
続的に製造される金属箔表面に凹凸が形成された
積層板が形成されることとなるため、従来にあつ
ては、スチールベルトに樹脂除去用の研削ブラシ
等を備えつけていた。
あたつて用いられる製造装置が種々提供されてお
り、本出願人も先に特願昭59−45919、特願昭61
−78584、特願昭61−78585を出願している。そし
て、これらのものにおいて、金属箔張り積層板は
プリプレグの片面または両面に金属箔を貼着する
ことによつて形成されるものであり、金属箔をプ
リプレグに添設するにあたつては、片面または両
面に金属箔が配置されたプリプレグを高周波印加
用電極間に通し、無圧下または接触圧下で誘電加
熱することにより、プリプレグに含浸された樹脂
を加熱して熔融状態にし、ドラムによつて駆動さ
れるベルト間に通して加圧加熱し、加圧加熱装置
によつてプリプレグの樹脂を硬化させることでプ
リプレグと金属箔とを積層接着一体化させて金属
箔張り積層板を製造するものである。ここで、誘
電加熱によつて樹脂を熔融させると、熔融した樹
脂がスチールベルトのようなベルト表面に流れで
出て付着したりするようなことがあり、このよう
に熔融した樹脂がベルトに付着して硬化すると連
続的に製造される金属箔表面に凹凸が形成された
積層板が形成されることとなるため、従来にあつ
ては、スチールベルトに樹脂除去用の研削ブラシ
等を備えつけていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかし上述のような従来例にあつては、スチー
ルベルトにブラシ等の別部材を取り付ける必要が
あり、ブラシ等の別部材によつて製造装置が大型
化するものであり、また、ブラシを設けたといえ
ども、一度スチールベルトに付着して硬化した樹
脂は研削ブラシでは完全には除去しにくいもので
あり、付着した樹脂の除去を確実に行うことがで
きないという問題があつた。
ルベルトにブラシ等の別部材を取り付ける必要が
あり、ブラシ等の別部材によつて製造装置が大型
化するものであり、また、ブラシを設けたといえ
ども、一度スチールベルトに付着して硬化した樹
脂は研削ブラシでは完全には除去しにくいもので
あり、付着した樹脂の除去を確実に行うことがで
きないという問題があつた。
本発明は上記問題点を解決しようとするもので
あり、その目的とするところは、スチールベルト
に樹脂が付着するのを防止することができ、研削
ブラシ等の清掃用の別部材を必要とすることがな
く、ベルトを奇麗な状態に維持することができ、
表面品質のよい積層板を製造することができる積
層板の製造装置を提供するにある。
あり、その目的とするところは、スチールベルト
に樹脂が付着するのを防止することができ、研削
ブラシ等の清掃用の別部材を必要とすることがな
く、ベルトを奇麗な状態に維持することができ、
表面品質のよい積層板を製造することができる積
層板の製造装置を提供するにある。
[課題を達成するための手段]
上記目的を達成するために、本発明における積
層板の製造装置は、長尺のプリプレグ1を連続的
に送りつつその外面に長尺の金属箔2を重ね、こ
れを上下のベルト3間に連続して送り込むことに
よつて上下のベルト3間で加熱加圧を行つて金属
箔張り積層板を得る積層板の製造装置において、
金属箔2の巾寸法よりも小さい巾寸法となつたベ
ルト3を備えて成るものである。
層板の製造装置は、長尺のプリプレグ1を連続的
に送りつつその外面に長尺の金属箔2を重ね、こ
れを上下のベルト3間に連続して送り込むことに
よつて上下のベルト3間で加熱加圧を行つて金属
箔張り積層板を得る積層板の製造装置において、
金属箔2の巾寸法よりも小さい巾寸法となつたベ
ルト3を備えて成るものである。
[作用]
ベルト3の巾寸法が金属箔2の巾寸法よりも小
さくなつていることで熔融した後に側部に流れる
樹脂aがベルト3の表面に付着するようなことが
ない。
さくなつていることで熔融した後に側部に流れる
樹脂aがベルト3の表面に付着するようなことが
ない。
[実施例]
以下、本発明を図示された実施例に基づいて詳
述する。
述する。
金属張り積層板を製造する製造装置は第3図に
示されるようにプリプレグ1に金属箔2を積層す
る重ねロール4と、この重ねロール4の後方に配
置された上下一対の高周波印加用電極5と、電極
5の後方に配置された上下一対のベルト3と、こ
の両ベルト3間においてプリプレグ1に金属箔2
が積層された積層物6を挟むように配置された上
下一対の加圧加熱装置7と、製造された積層板を
次工程に送るガイドロール8とによつて構成して
ある。上記したベルト3としてはドラム3aによ
つてスチールベルト3′がエンドレス状に回転さ
せられるダブルベルトであり、このベルト3は巾
寸法を重ねロール4によつて連続的に送られてく
る金属箔2の巾寸法よりも小さくしてある。つま
り、ベルト3間に積層物6が配置された状態では
第1図に示されるように積層物6を構成する金属
箔2の端部がベルト3よりも側方に突出するよう
になつている。金属箔2が積層されるプリプレグ
1はガラス布、紙等に基材にエポキシ樹脂等の熱
硬化性樹脂を含浸して乾燥させることによつて長
尺体として調製される。そしてこのプリプレグ1
を第3図に示されるようにロール状に巻いたもの
から巻外して上下一対のベルト3間に連続的に供
給する。一方、銅箔等の金属箔2も長尺に形成し
てロール状に巻いておき、これを巻外して重ねロ
ール4によつてプリプレグ1の最外層の外面に重
ね合わせる。そして、両面金属箔張り積層板を作
成する場合には第1図に示されるようにプリプレ
グ1の両外面に二枚の金属箔2を重ね合わせるよ
うにし、また、片面金属箔張り積層板を作成する
場合にはプリプレグ1の片側の外面に一枚の金属
箔2を重ねるようにする。片側にのみ金属箔2を
配置するようにする場合は他の片側に耐熱性のあ
るフイルムを配置するようにする。ここで金属箔
2は接着剤を塗布したものや、アルミニウムキヤ
リアーと極薄銅箔との組み合わせになつている箔
などでいずれでも使用できる。このようにプリプ
レグ1と金属箔2とを重ね合わせた積層物6を上
下の高周波印加用電極間5に通し、無圧化または
接触圧化にて誘電加熱することによつて積層物6
に含浸された樹脂aを好ましくは100〜140℃程度
に加熱する。この際、電極5と金属箔2とは電気
的に接続されるよう接触圧で行うのが望ましい。
また、誘電加熱はプリプレグ1中の樹脂aが熔融
して流動性が与えられる程度になるまで行われる
もので、このように誘電加熱すると加熱温度はプ
リプレグ1の表面部よりもむしろ内部で高くな
り、電熱などを用いて外部加熱する場合のように
表面部が内部よりも高く加熱されてプリプレグ1
の表面部において樹脂の硬化反応が速く進行し、
プリプレグ1内の気泡が抜けきらくなるというよ
うなことはなくなり、次工程での気泡の抜けを良
くして、プリプレグ1内での気泡の残留を低減で
きることになる。このように誘電加熱によつて予
備加熱を行つてプリプレグ1中の樹脂を熔融状態
にしたのち、積層物6を上下一対のドラム3a間
に導入する。そして、ベルト3間で積層物6に加
圧を行うが各ベルト3の内側には熱盤など加圧熱
装置7が配置してあつて、この加圧加熱によつて
も積層物6に加圧と加熱を行つてプリプレグ1の
樹脂aを硬化させると共にプリプレグ1と金属箔
2とを積層接着一体化させる。ここで、プリプレ
グ1を誘電加熱して樹脂aを熔融させると樹脂a
の溶融によつてガスが発生したり、溶融した樹脂
aが側方に流れることとなるが、上記したように
ベルト3は巾寸法を金属箔2の巾寸法よりも小さ
くしてあり、つまり、金属箔2は側端がベルト3
よりも側方に突出した状態となつているため、第
2図に示されるように熔融して側方に流れる樹脂
aは金属箔2の端部よりベルト3に付着すること
なく流出することとなる。そして、硬化が終了し
た積層物6はガイドロール8によつて導かれ、例
えば切断機によつて所定箇所を切断することによ
り、所定巾、所定長さになつた金属箔張り積層板
を得るものである。ここで、プリプレグ1は誘電
加熱によつて予め加熱されているために、ベルト
3間で加熱を受ける際でのプリプレグ1と金属箔
2との加熱速度に事実上差はなく、プリプレグ1
と金属箔2との熱膨張の差による金属箔のしわの
発生を防止できることとなる。
示されるようにプリプレグ1に金属箔2を積層す
る重ねロール4と、この重ねロール4の後方に配
置された上下一対の高周波印加用電極5と、電極
5の後方に配置された上下一対のベルト3と、こ
の両ベルト3間においてプリプレグ1に金属箔2
が積層された積層物6を挟むように配置された上
下一対の加圧加熱装置7と、製造された積層板を
次工程に送るガイドロール8とによつて構成して
ある。上記したベルト3としてはドラム3aによ
つてスチールベルト3′がエンドレス状に回転さ
せられるダブルベルトであり、このベルト3は巾
寸法を重ねロール4によつて連続的に送られてく
る金属箔2の巾寸法よりも小さくしてある。つま
り、ベルト3間に積層物6が配置された状態では
第1図に示されるように積層物6を構成する金属
箔2の端部がベルト3よりも側方に突出するよう
になつている。金属箔2が積層されるプリプレグ
1はガラス布、紙等に基材にエポキシ樹脂等の熱
硬化性樹脂を含浸して乾燥させることによつて長
尺体として調製される。そしてこのプリプレグ1
を第3図に示されるようにロール状に巻いたもの
から巻外して上下一対のベルト3間に連続的に供
給する。一方、銅箔等の金属箔2も長尺に形成し
てロール状に巻いておき、これを巻外して重ねロ
ール4によつてプリプレグ1の最外層の外面に重
ね合わせる。そして、両面金属箔張り積層板を作
成する場合には第1図に示されるようにプリプレ
グ1の両外面に二枚の金属箔2を重ね合わせるよ
うにし、また、片面金属箔張り積層板を作成する
場合にはプリプレグ1の片側の外面に一枚の金属
箔2を重ねるようにする。片側にのみ金属箔2を
配置するようにする場合は他の片側に耐熱性のあ
るフイルムを配置するようにする。ここで金属箔
2は接着剤を塗布したものや、アルミニウムキヤ
リアーと極薄銅箔との組み合わせになつている箔
などでいずれでも使用できる。このようにプリプ
レグ1と金属箔2とを重ね合わせた積層物6を上
下の高周波印加用電極間5に通し、無圧化または
接触圧化にて誘電加熱することによつて積層物6
に含浸された樹脂aを好ましくは100〜140℃程度
に加熱する。この際、電極5と金属箔2とは電気
的に接続されるよう接触圧で行うのが望ましい。
また、誘電加熱はプリプレグ1中の樹脂aが熔融
して流動性が与えられる程度になるまで行われる
もので、このように誘電加熱すると加熱温度はプ
リプレグ1の表面部よりもむしろ内部で高くな
り、電熱などを用いて外部加熱する場合のように
表面部が内部よりも高く加熱されてプリプレグ1
の表面部において樹脂の硬化反応が速く進行し、
プリプレグ1内の気泡が抜けきらくなるというよ
うなことはなくなり、次工程での気泡の抜けを良
くして、プリプレグ1内での気泡の残留を低減で
きることになる。このように誘電加熱によつて予
備加熱を行つてプリプレグ1中の樹脂を熔融状態
にしたのち、積層物6を上下一対のドラム3a間
に導入する。そして、ベルト3間で積層物6に加
圧を行うが各ベルト3の内側には熱盤など加圧熱
装置7が配置してあつて、この加圧加熱によつて
も積層物6に加圧と加熱を行つてプリプレグ1の
樹脂aを硬化させると共にプリプレグ1と金属箔
2とを積層接着一体化させる。ここで、プリプレ
グ1を誘電加熱して樹脂aを熔融させると樹脂a
の溶融によつてガスが発生したり、溶融した樹脂
aが側方に流れることとなるが、上記したように
ベルト3は巾寸法を金属箔2の巾寸法よりも小さ
くしてあり、つまり、金属箔2は側端がベルト3
よりも側方に突出した状態となつているため、第
2図に示されるように熔融して側方に流れる樹脂
aは金属箔2の端部よりベルト3に付着すること
なく流出することとなる。そして、硬化が終了し
た積層物6はガイドロール8によつて導かれ、例
えば切断機によつて所定箇所を切断することによ
り、所定巾、所定長さになつた金属箔張り積層板
を得るものである。ここで、プリプレグ1は誘電
加熱によつて予め加熱されているために、ベルト
3間で加熱を受ける際でのプリプレグ1と金属箔
2との加熱速度に事実上差はなく、プリプレグ1
と金属箔2との熱膨張の差による金属箔のしわの
発生を防止できることとなる。
[発明の効果]
本発明の積層板の製造装置は叙述のように金属
箔の巾寸法よりも小さい巾寸法となつたベルトを
備えているので、ベルト間に配置される積層物は
金属箔の側端がベルトの側端よりも側方に突出し
た状態となるものであり、ベルト間での積層物の
積層接着一体化時に熔融した樹脂は突出した金属
箔によつてベルトに付着することなく、側方に流
出するものであり、ベルトに樹脂が付着するのを
防止することができ、研削ブラシ等の清掃用の別
の部材を必要とすることなくベルトを奇麗な状態
に維持することができ、表面品質のよい積層板を
製造することができるものである。
箔の巾寸法よりも小さい巾寸法となつたベルトを
備えているので、ベルト間に配置される積層物は
金属箔の側端がベルトの側端よりも側方に突出し
た状態となるものであり、ベルト間での積層物の
積層接着一体化時に熔融した樹脂は突出した金属
箔によつてベルトに付着することなく、側方に流
出するものであり、ベルトに樹脂が付着するのを
防止することができ、研削ブラシ等の清掃用の別
の部材を必要とすることなくベルトを奇麗な状態
に維持することができ、表面品質のよい積層板を
製造することができるものである。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は
同上の作用を示す断面図、第3図は同上の全体構
成図であつて、1はプリプレグ、2は金属箔、3
はベルトである。
同上の作用を示す断面図、第3図は同上の全体構
成図であつて、1はプリプレグ、2は金属箔、3
はベルトである。
Claims (1)
- 1 長尺のプリプレグを連続的に送りつつその外
面に長尺の金属箔を重ね、これを上下のベルト間
に連続して送り込むことによつて上下のベルト間
で加熱加圧を行つて金属箔張り積層板を得る積層
板の製造装置において、金属箔の巾寸法よりも小
さい巾寸法となつたベルトを備えて成ることを特
徴とする積層板の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2186131A JPH0473146A (ja) | 1990-07-14 | 1990-07-14 | 積層板の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2186131A JPH0473146A (ja) | 1990-07-14 | 1990-07-14 | 積層板の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0473146A JPH0473146A (ja) | 1992-03-09 |
JPH0529542B2 true JPH0529542B2 (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=16182914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2186131A Granted JPH0473146A (ja) | 1990-07-14 | 1990-07-14 | 積層板の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0473146A (ja) |
-
1990
- 1990-07-14 JP JP2186131A patent/JPH0473146A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0473146A (ja) | 1992-03-09 |
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