JPH0529475Y2 - - Google Patents

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JPH0529475Y2
JPH0529475Y2 JP1986003718U JP371886U JPH0529475Y2 JP H0529475 Y2 JPH0529475 Y2 JP H0529475Y2 JP 1986003718 U JP1986003718 U JP 1986003718U JP 371886 U JP371886 U JP 371886U JP H0529475 Y2 JPH0529475 Y2 JP H0529475Y2
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drum
reciprocating
gear
drive gear
photoreceptor drum
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、感光体ドラム(以下ドラムとする)
に画情報に応じたレーザー光を照射して画像を形
成する電子写真装置に係り、詳しくはドラムを回
転させると同時に、ドラムを軸方向に往復動させ
る電子写真装置に関する。
〔考案の背景〕
一般に、複写機レーザービームプリンタ
(LBP)等の静電写真記録装置に於いては、転写
紙にトナー像を転写後、ドラム上の残留トナーを
除去するためにドラム面に圧接されたゴムローラ
や、ブレード等を用いたクリーニング手段によ
り、これをクリーニングしている。ところで、ク
リーニング装置のゴムローラや、ブレードの装着
位置が、ドラムの軸方向に対しドラムと固定され
た関係である場合、ドラム面は常に同一箇所を、
圧力をもつてこすられ続けるために、ゴムローラ
やブレードについた傷や、これらとドラム面に入
つた微細な異物等の影響が、ドラム面の同一箇所
に集中し、そこだけ早期に劣化してしまうという
問題があつた。
また、とりわけLBPでは、同一の印字パター
ンを繰り返す事が多く、印字領域、非印字領域が
定まつてしまう傾向があり、バラムの劣化のみで
なく画像そのものにも悪影響を及ぼし易い。
そこで、上述の問題を解消する手段として、ド
ラムを回転駆動させながら、軸方向にも往復運動
させ、ドラム面上の同一箇所の摺擦を回避すると
いうドラム駆動装置がある。第2図はこのような
ドラム駆動装置の一例を示している。201はシ
ヤフトで、画像記録装置本体の前側板202と、
後側板203とを貫通しており、芯決め板20
4、支持部材205により回転不能に固定されて
いる。このシヤフト201にはドラム206がド
ラム前フランジ207及びドラム後フランジ20
8を介して装着され、このシヤフト201のまわ
りを回転する。さらに、このシヤフト201には
ドラム206を往復運動させるレシプロ駆動ギア
209も具備される。このレシプロ駆動ギア20
9のスリーブ部分には、ドラム206に回転駆動
力を伝達する回転駆動ギア210がレシプロ駆動
ギア209と異なる回転数で回転可能に同軸にと
りつけられるとともに、レシプロカム211が同
軸的に固定されている。このレシプロカム211
には、その外周に回転軸方向に振巾をもつサイン
カーブ状のカム溝211−aが設けられており、
このカム溝211−aに、前記ドラム後フランジ
208に固着されたガイドアーム212の係合ピ
ン212aが係合している。すなわち、このレシ
プロカム211とドラム206とは異なる回転数
で回転するので,ガイドアーム212と、レシプ
ロカム211とに相対的な周方向の位置ずれが生
じ、カム溝211−aに係合にしたガイドアーム
212がそのサインカーブに沿つて軸方向に移動
する。そのため、ドラム206が回転しながらガ
イドアーム212に追従してシヤフト201上
を、軸方向に移動する。213はスラストフレキ
シブルジヨイント(以下ジヨイントとする)で、
これは、2枚の板ばね状のものをダボで1体に加
締めたものであつて、軸方向には柔軟であるが回
転方向には剛性を有するジンバルばね状に形成さ
れ、そして、一端を前記回転駆動ギア210に固
定され、他端を前記ドラム後フランジ208に固
定されていて、ドラム206に軸方向の自由度を
与えながら回転駆動ギア210からの回転トルク
をドラム206に伝える役目をしている。
一方、モータ216の出力軸216−aには、
一体的に形成された駆動小ギア214と、駆動大
ギア215とが取付けられており、夫々レシプロ
駆動ギア209および回転駆動ギア210に噛み
合つて、該駆動ギア209,210を同時に駆動
する。レシプロ駆動ギア209は、回転駆動ギア
210よりも回転数が小さいので、レシプロカム
211はドラム206よりも回転が少し遅くな
り、ガイドアーム212がサインカーブのカム溝
211−aの中を少しづつ移動しながら、ドラム
206を微速で往復運動させる。
ところで、このような従来のドラム駆動装置
は、ドラム206を回転運動させる駆動系と往復
運動させる駆動系とを後側板203と、ドラム後
フランジ208の間のスペースに、1つにとりま
とめられた駆動装置として構成されていたので、
記録装置本体としてとらえたとき、単にドラムを
回転させるものに比べ、より複雑な駆動系が、記
録装置本体の後ろ側のスペースを、より多く占有
することになり、結果としてドラムの位置がどう
しても記録装置本体の前側に位置する傾向にあつ
た。そのため、印字領域も手前側によつた状態で
あり、光学、現像、クリーニング装置等の構成要
素も全体的に記録装置本体の前側にかたよつたバ
ランスの悪い構成の装置となつてしまう虞れがあ
つた。この事は、コストダウンがさけばれるなか
従来からさかんに行なわれている既存の製品を流
用し、新製品のバリエーシヨンを増していくとい
う方針に対しては、大へん都合の悪いものであ
る。すなわち、往復駆動のない既存の製品を流用
する場合ドラムが既存の位置に対して軸方向にズ
レるので最悪の場合、他の構成要素も新たに設計
しなおしたり、装置全体の構成から見直さなけれ
ばならない必要も生じてくるのである。
また、異なる系統の駆動系を片側に集中させて
いるので、組付けの際も作業が煩雑になり易い。
さらに、通常よく用いられるドラムヒータ(不図
示)のドラム内装着、そのリード線(電気束線)
のとりまわし等の配線が複雑になる傾向にあつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、ドラムの回転駆動系をド
ラムの一方の端部の側に配し、往復駆動係は、ド
ラムのもう一方の端部の側に配することにより、
既存の製品の流用をし易くしかも組付けも簡単な
感光体ドラムに画情報に応じたレーザー光を照射
して画像を形成する方式の電子写真装置を提供す
ることを目的とするものである。
〔考案の概要〕
本考案の目的を実現する電子写真装置は、回転
軸を中心に回転可能な感光体ドラムと、感光体に
画情報に応じたレーザー光を照射する手段と、該
感光体ドラムの回転軸方向一端側に設けられ、該
感光体ドラムを回転させる回転駆動手段と、該感
光体ドラムを回転軸方向に往復動させる往復駆動
手段と、を有する電子写真装置において、上記往
復駆動手段を上記感光体ドラムの回転軸方向他端
側に設け、上記感光体ドラムの回転に伴つて上記
感光体ドラムを往復動させることを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案のレーザービーム方式の電子写真装
置を第1図に示す実施例に基づいて詳細に説明す
るが、本実例における構造と、従来例で示した構
造との同一部分には、従来例で引用した符号を本
実施例における構造に付してその構造説明は省略
する。
107はドラム206の前フランジで、環状の
凹部107-aが該ドラム206の内方向に凹設さ
れ、この凹部107−a内にフランジギア116
が、該ドラム206のシヤフト201と同軸的に
取付けられている。このドラム206は、前側板
202に設けられた芯決め板204と、後側板2
03に設けられた支持部材205との間に回転不
能に設けられたシヤフト201に、周方向回転可
能に取付けられるとともに軸方向移動可能に取付
けられている。そして、このドラム206のドラ
ム後フランジ208と後側板203との間には、
回転駆動ギア210がシヤフト201に回転自在
に取付けられ、さらに該回転駆動ギア210と該
ドラム後フランジ208との間にスラストフレキ
シブルジヨイント213が取付けられて、該回転
駆動ギア210からの駆動力がスラストフレキシ
ブルジヨイント213を介してドラム206に軸
方向の自由度を与えながら伝達されるようになつ
ている。この回転駆動ギア210は、後側板20
3の後方に設けられたモータ216の出力軸21
6aに取付けられた駆動大ギア215に噛合い、
該モータ216からの回転トルクをドラム206
に伝達するとともに、該ドラム206のフランジ
ギア116を介して後記するドラムの往復駆動系
に駆動力を伝達する。ドラム206の往復駆動系
は、ドラム206のドラム前フランジ107と前
側板202との間に設けられており、前記フラン
ジギア116からの駆動力は、該フランジギア1
16に噛合う伝達大ギア118を介して伝達シヤ
フト120に伝達される。この伝達シヤフト12
0は芯決め板204から後方に延出された軸受部
材121に回転自在に支承され、その後端側に前
記伝達大ギア118が取付けられるとともに、前
端側に伝達小ギア119が取付けられている。こ
の伝達小ギア119は、シヤフト201に回転自
在かつ軸方向移動不能に取付けられたレシプロ駆
動ギア117に噛合つて、該レシプロ駆動ギア1
17をドラム206と同方向に回転させる。な
お、フランジギア116、伝達大ギア118、伝
達小ギア119およびレシプロ駆動ギア117か
らなる歯車機構は、該レシプロ駆動ギア117を
ドラム206よりも若干低速に回転させるように
なつている。一方、ドラム206のフランジギア
116には、前方に向けてガイドアーム212が
取付けられ、その係合ピン212aが前記レシプ
ロ駆動ギア117のスリーブ部分に一体的に形成
されたレシプロカム211のカム溝211aに係
合している。
したがつて、モータ216を駆動してドラム2
06を回転させると、レシプロ駆動ギア117は
該ドラム206の駆動力によつて同方向にわずか
に遅い回転数で回転するため、ガイドアーム21
2の係合ピン212aがレシプロカム211のカ
ム溝211aの中を少しづつ移動しながら、ドラ
ム206を微速で往復運動させる。その際、ドラ
ム206はスラストフレキシブルジヨイント21
3により常時軸方向前方に付勢されているので、
ドラム206の往復運動はガタなく行なわれる。
〔考案の実施例の効果〕
本実施例によれば、感光体ドラムの後端部に感
光体ドラムを回転駆動させる回転駆動系を設ける
とともに、感光体ドラムの前端部に該感光体ドラ
ムを軸方向に往復移動させる往復駆動系を設けた
ので、ドラムは画像記録装置本体のほぼ中央位
置、すなわち回転駆動系のみを有する既存の製品
のドラムとほぼ同じ位置に配設する事が可能とな
り、これを流用する上で、他の構成要素に与える
影響を少なくすることができる。また、各駆動系
の組付けも後ろ側、前側と別個に行えるので駆動
装置の組付作業を容易に行うことができる。
さらに、ドラムヒータ等のリード線のとりまわ
しも、後ろ側スペースに余裕が得られるので、実
現し易いものである。
なお、往復駆動系の回転駆動力を、ドラムの回
転から得ずに独立の別駆動源から得るようにして
もよい。
〔考案の効果〕
以上説明した様に本考案によれば、回転駆動手
段と往復駆動手段とを、感光体ドラムの両端部に
別々に配したことにより、既存の製品に対する流
用を容易に行うことができ、組付け作業も容易に
行えるといつた効果が得られ、さらに駆動機構の
複雑化防止、メンテナンスの容易化といつた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電子写真装置の一実施例
を示す感光体ドラム駆動装置の断面図、第2図は
従来の感光体ドラム駆動装置の断面図である。 107,207,208……フランジ、11
6,118,119,214,215……ギア、
120……伝達軸、121……軸受け部材、20
1……シヤフト、202,203……側板、20
4……芯決め板、205……支持部材、206…
…感光体ドラム、209……レシプロ駆動ギア、
210……回転駆動ギア、211……レシプロカ
ム、211a……レシプロカム溝、212……ガ
イドアーム、212a……係合ピン、213……
スラストフレキシブルジヨイント、216……モ
ータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸を中心に回転可能な感光体ドラムと、感
    光体に画情報に応じたレーザー光を照射する手段
    と、該感光体ドラムの回転軸方向一端側に設けら
    れ、該感光体ドラムを回転させる回転駆動手段
    と、該感光体ドラムを回転軸方向に往復動させる
    往復駆動手段と、を有する電子写真装置におい
    て、 上記往復駆動手段を上記感光体ドラムの回転軸
    方向他端側に設け、上記感光体ドラムの回転に伴
    つて上記感光体ドラムを往復動させることを特徴
    とする電子写真装置。
JP1986003718U 1986-01-14 1986-01-14 Expired - Lifetime JPH0529475Y2 (ja)

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JP1986003718U JPH0529475Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

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JP1986003718U JPH0529475Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

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JPS62116271U JPS62116271U (ja) 1987-07-23
JPH0529475Y2 true JPH0529475Y2 (ja) 1993-07-28

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