JPH11184201A - カラー画像形成装置の回転現像器駆動手段 - Google Patents

カラー画像形成装置の回転現像器駆動手段

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JPH11184201A
JPH11184201A JP9352886A JP35288697A JPH11184201A JP H11184201 A JPH11184201 A JP H11184201A JP 9352886 A JP9352886 A JP 9352886A JP 35288697 A JP35288697 A JP 35288697A JP H11184201 A JPH11184201 A JP H11184201A
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gear
rotary
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JP9352886A
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Kinya Omura
欽也 大村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー汚染や潜像精度異常による画像ピッチ
ムラ等の発生を防ぐことができるカラー画像形成装置の
回転現像器駆動手段を提供すること。 【構成】 潜像が形成される像担持体と、該像担持体上
に形成された潜像を現像する1個の固定現像器及び複数
の回転現像器を有するカラー画像形成装置の回転現像器
駆動手段において、スリーブ駆動ギヤ(本体側固定駆動
ギヤ)の回転方向に該ギヤの半ピッチ角α以上のガタを
設ける。本発明によれば、スリーブ駆動ギヤ1と回転現
像器駆動ギヤ148との滑らかな噛み合い動作が実現さ
れるため、両ギヤ148,1の歯先当たり後のスリーブ
駆動ギヤ1の回転開始直後に発生する回転現像器の像担
持体への衝突によるトナーの飛散が防がれるとともに、
像担持体の振動に伴う画像ピッチムラの発生が防がれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式或は
静電記録方式を採用するカラー複写機やカラープリンタ
等のカラー画像形成装置の回転現像器駆動手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー画像形成装置の従来例としてカラ
ーレーザープリンタについて以下に説明する。
【0003】図7は従来のカラーレーザープリンタの断
面図であり、該カラーレーザープリンタは、一定速度で
回転する像担持体である感光ドラム115と固定式の黒
現像器121B及び回転可能な3つのカラー現像器12
0Y,120M,120Cから成る画像形成部を備え、
該画像形成部で形成されたカラー画像は転写ドラム10
9に多重転写され、転写ドラム109に担持されたカラ
ー画像は、給送部から給送された転写材102に転写さ
れる。そして、カラー画像の転写を受けた転写材102
は定着部125へ搬送されてカラー画像の定着を受けた
後、排出ローラ134,135,136によって装置上
面の排出部137へと排出される。尚、回転可能なカラ
ー現像器120Y,120M,120Cと固定式の黒現
像器121Bはプリンタ本体に対して個別に着脱可能に
構成されている。
【0004】次に、上記カラーレーザープリンタの各部
の構成を順次詳細に説明する。
【0005】[像担持体ユニット]像担持体ユニット1
13においては、感光ドラム115と該感光ドラム11
5のホルダーを兼ねるクリーニング容器114とが一体
的に構成され、このドラムユニット113はプリンタ本
体に対して着脱自在に支持され、感光ドラム115の寿
命に合わせて容易にユニット交換可能に構成されてい
る。
【0006】ところで、感光ドラム115は直径約60
mmのアルミシリンダーの外側に誘起光導電体層を塗布
して構成され、ホルダーを兼ねるクリーニング容器11
4に回転自在に支持されている。そして、この感光ドラ
ム115の周上には、クリーナブレード116、一次帯
電器117が配置されており、感光ドラム115は画像
形成動作に応じて不図示の駆動モータによって図示矢印
方向(反時計方向)に回転駆動される。
【0007】[像担持体ユニット駆動手段]像担持体ユ
ニット113に設けられた感光ドラム115は、図8に
示すように、その端部に設けられた軸115a及び結合
部153を介してドラム駆動ギヤ154に連結されてい
る。
【0008】ここで、ドラム駆動ギヤ154のピッチ円
直径は感光ドラム115の径よりも大きく設定されてい
る。従って、ドラム駆動ギヤ154のピッチ円直径をφ
1、感光ドラム115の直径をφD2 とすると、1ピ
ッチのギヤ精度の歪みはφD2 /φD1 <1となり、感
光ドラム115上の潜像ズレが軽減される。尚、図示例
では、φD2 /φD1 の値を約0.7に設定している。
【0009】而して、ドラム駆動ギア154は駆動源で
あるモータ155のピニオンギヤ155aに直接噛合し
ており、これによりアイドラギヤのギヤ精度の歪みによ
る感光ドラム115の回転ムラを排除することが可能と
なり、良好な画像精度を得ることができる。
【0010】又、ドラム駆動ギヤ154は段ギヤであっ
て、これの回転はアイドラギヤ156,157,158
を経て転写ドラム109に設けられた駆動ギヤ109a
へと伝達される。
【0011】[帯電手段]図7に示すように、前記帯電
器117は導電性ローラで構成され、これを感光ドラム
115に当接させて電圧を印加する所謂接触帯電方式に
よって感光ドラム115の表面が一様に帯電される。
【0012】[露光手段]感光ドラム115への露光は
スキャナー部130によって行われる。即ち、画像信号
がレーザーダイオードに与えられると、このレーザーダ
イオードは画像信号に対応する画像光をポリゴンミラー
131へ照射する。すると、このポリゴンミラー131
はスキャナーモータによって高速回転し、該ポリゴンミ
ラー131で反射した画像光が結像レンズ132及び反
射ミラー133を介して一定速度で回転する感光ドラム
115の表面を選択的に露光し、これによって感光ドラ
ム115上に静電潜像が形成される。
【0013】[現像手段]現像手段は、感光ドラム11
5上に形成された前記静電潜像を可視像化するためのも
のであって、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラック
の各色現像を可能とする3個の回転現像器120Y,1
20M,120C及び1個の黒現像器121Bとで構成
されている。
【0014】黒現像器121Bは固定現像器であり、こ
れの感光ドラム115に対向した位置には現像剤担持体
である現像スリーブ121BSが感光ドラム115に対
して微小間隔(300μm程度)をもって配置され、該
現像スリーブ121BSによって感光ドラム115上に
ブラックトナーによる可視像が形成される。
【0015】黒現像器121Bは、容器に内蔵されたト
ナーを送り機構によって現像スリーブ121Bに送り込
み、現像スリーブ121BSの外周に圧接された塗布ブ
レード121BBによって図示時計方向に回転する現像
スリーブ121BSの外周にトナーを薄層塗布し、且
つ、トナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。そして、現
像スリーブ121BSに現像バイアスを印加することに
より、感光ドラム115上の静電潜像をトナーを用いて
現像してこれを可視像化する。
【0016】又、3個の回転現像器120Y,120
M,120Cは、軸122を中心として回転する現像器
回転保持体である現像ロータリー123にそれぞれ着脱
可能に保持され、画像形成に際しては各現像器120
Y,120M,120Cが現像ロータリー123に保持
された状態で軸122を中心に回転し、所定の現像器1
20Y(120M,120C)が感光ドラム115に対
向した位置に止り、更に現像スリーブ120YS(12
0MS,120CS)が感光ドラム115に対して微小
間隔(300μm程度)をもって対向するように位置決
めされ、感光ドラム115上の静電潜像がカラートナー
によって現像されて可視像化される。
【0017】而して、カラー画像形成時には転写ドラム
109が1回転する毎に現像ロータリー123が回転
し、イエロー現像器120Y、マゼンタ現像器120
M、シアン現像器120C、次いで黒現像器120Bの
順で現像工程が実施される。
【0018】図7はイエロー現像器120Yが感光ドラ
ム115に対向した位置に位置決め静止されている状態
を示しているが、このイエロー現像器120Yは容器内
のトナーを送り機構によって塗布ローラ120YRへ送
り込み、図示時計方向に回転する塗布ローラ120YR
及び現像スリーブ120YSの外周に圧接されたブレー
ド120YBによって図示時計方向に回転する現像スリ
ーブ120YSの外周にトナーを薄層塗布し、且つ、ト
ナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。このように、静電
潜像が形成された感光ドラム115と対向した現像スリ
ーブ120YSに現像バイアスを印加することにより、
感光ドラム115上の静電潜像がトナーを用いて現像さ
れて可視像化される。尚、マゼンタ現像器120M、シ
アン現像器120Cについても上記と同様なメカニズム
によって静電潜像の現像が行われる。
【0019】ところで、各回転現像器120Y,120
M,120Cの各現像スリーブ120YS,120M
S,120CSは各現像器120Y,120M,120
Cが現像位置に回転移動されたとき、プリンタ本体に設
けられた各色現像用高圧電源及び駆動手段と接続され、
各色現像毎に順次選択的に電圧が印加され、駆動力が伝
達される。
【0020】[現像器駆動手段]図9に示すように、現
像器駆動手段としてのモーター138は正転逆転が選択
制御可能であって、これは不図示のモータ固定部材を介
して不図示の本体筐体に固定されている。そして、この
モータ138の回転軸にはモータピニオン139が固着
され、該モータ138はモータピニオン139とアイド
ラギヤ140を介してワンウェイクラッチ内蔵ギヤ14
1を回転駆動する。ワンウェイクラッチ内蔵ギヤ141
には回転可能な軸142が取り付けられており、この軸
142に平行ピン等によって固定された黒現像器用スリ
ーブ駆動ギヤ143が回転駆動される。
【0021】又、アイドラギヤ140はアイドラ段ギヤ
144を介してワンウェイクラッチ内蔵ギヤ146を回
転駆動し、ワンウェイクラッチ内蔵ギヤ146の回転は
駆動軸147に伝達され、該駆動軸147に平行ピン等
によって固定された回転現像器駆動ギヤ148が回転駆
動される。そして、回転現像器駆動ギヤ148は現像ロ
ータリー123により選別固定された例えばイエロー現
像器120Yのスリーブ駆動ギヤ149を回転駆動す
る。
【0022】以上の構成において、例えば黒現像器用ス
リーブ駆動ギヤ143を回転駆動する場合には、モータ
138を正回転に駆動し、第1の現像剤担持体駆動伝達
手段であるモータピニオン139、アイドラギヤ14
0、ワンウェイクラッチ内蔵ギヤ141及び軸142を
介して黒現像器用スリーブ駆動ギヤ143を回転駆動す
る。このとき、ワンウェイクラッチ内蔵ギヤ146はO
FF状態にあり、アイドラギヤ140の回転が駆動軸1
47に伝達されて回転現像器駆動ギヤ148を介してイ
エロー現像器用スリーブ駆動ギヤ149が回転駆動され
ることはない。
【0023】一方、例えばイエロー現像器用スリーブ駆
動ギヤ149を回転駆動する場合には、モータ138を
逆回転に駆動し、第2の現像剤担持体駆動伝達手段であ
るモータピニオン139、アイドラギヤ140、アイド
ラ段ギヤ144及びON状態となったワンウェイクラッ
チ内蔵ギヤ146を介してイエロー現像器用スリーブ駆
動ギヤ149を回転駆動する。このとき、アイドラギヤ
140に連結されたワンウェイクラッチ内蔵ギヤ141
が空転するため、アイドラギヤ140の回転は軸142
に伝達されず、従って、黒現像器用スリーブ駆動ギヤ1
43が回転駆動されることはない。
【0024】以上のように、単一の駆動手段であるモー
タ138からイエロー現像器120Yの現像スリーブ1
20YSに駆動力を伝達するときに、黒現像器121B
の現像スリーブ121BSに駆動力が伝達されることが
ないため、黒現像器121Bの現像スリーブ121BS
の回転による不要なトナーの劣化、トナー飛散及び混色
の発生を防ぐことができ、又、モータ138の負荷トル
クの増大を防ぐこともでき、従って、消費電力の増大及
びモータ138の大型化を防ぐことができる。尚、イエ
ロー現像器120Y以外のマゼンタ現像器120M及び
シアン現像器120Cにおける駆動についても同様であ
り、又、黒現像器121Bの現像スリーブ121BSに
駆動力を伝達する場合にも同様の作用効果を得ることが
できるのは勿論である。
【0025】[現像ロータリー駆動手段]図10及び図
11に示すように、現像ロータリー駆動手段は現像ロー
タリー123を回転駆動するステッピングモータ150
で構成され、該ステッピングモータ150の回転軸に結
着されたピニオンギヤ150aは現像ロータリー123
の一方の側端に結着された現像ロータリー駆動ギヤ12
3aに噛合している。
【0026】而して、現像ロータリー123はその両側
部に設けられた一対のロータリー保持調整部材151,
152によって不図示の本体筐体に固定されており、一
方のロータリー保持調整部材151には検知手段である
透過式位置センサー151aがビス151bによって固
定されている。そして、現像ロータリー123には複数
の被検知部である凸部123bが現像ロータリー123
の長手方向外側に向けて設けられており、これらの凸部
123bの回転位置が前記位置センサー151aによっ
て検知される。
【0027】上述のように、位置センサー151aがロ
ータリー保持調整部材151に取り付けられているた
め、現像ロータリー123の調整位置に関係なく位置セ
ンサー151aと凸部123bの相対位置精度が高く保
たれ、且つ、ロータリー保持調整部材151を取り外す
と位置センサー151aも排除され、現像ロータリー1
23の着脱時の位置センサー151aの破損は発生しな
い。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上説明し
たカラーレーザープリンタにおいては、回転現像器12
0Y,120M,120Cの公転時に図9に示す回転現
像器駆動ギヤ148はスリーブ駆動ギヤ149等と噛み
合う位置へ突入するため、該回転現像器駆動ギヤ148
はワンウェイクラッチのフリー方向には容易に回転して
スリーブ駆動ギヤ149と噛み合うが、逆方向へはワン
ウェイクラッチがロックするために回転しない。このた
め、回転現像器駆動ギヤ148とスリーブ駆動ギヤ14
9が駆動開始まで歯先当たりの状態に維持され、駆動開
始と同時に回転現像器駆動ギヤ148が感光ドラム11
5に衝突するため、トナー汚染が発生したり、感光ドラ
ム115が振動して潜像精度異常による画像ピッチムラ
が発生する他、図10に示すステッピングモータ150
の脱調や異常停止が発生する。
【0029】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、トナー汚染や潜像精度異常に
よる画像ピッチムラ等の発生を防ぐことができるカラー
画像形成装置の回転現像器駆動手段を提供することにあ
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、潜像が形成される像担持体
と、該像担持体上に形成された潜像を現像する1個の固
定現像器及び複数の回転現像器を有するカラー画像形成
装置の回転現像器駆動手段において、本体側固定駆動ギ
ヤの回転方向に該ギヤの半ピッチ角以上のガタを設けた
ことを特徴とする。
【0031】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、前記本体側固定駆動ギヤの回転下流側
に弾性体を設け、該固定駆動ギヤの非駆動時には回転規
制部材のギヤ回転下流側へ前記ガタを形成するようにし
たことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0033】<実施の形態1>図1乃至図4は本発明の
実施の形態1に係る回転現像器駆動手段を構成する回転
現像器駆動ギヤとスリーブ駆動ギヤとの噛合状態を示す
図である。尚、本実施の形態に係る回転現像器駆動手段
は図7に示したと同様のカラーレーザープリンタに設け
られるものであって、以下の説明では図7乃至図11に
示したと同一要素には同一符号を用いる。
【0034】図1に示すように、回転現像器駆動ギヤ1
48は、現像ロータリー123が公転して感光ドラム1
15に対向した位置に停止した際にはスリーブ駆動ギヤ
1と歯先当たりの状態で停止する。このとき、駆動軸2
と同一軸上には左回転フリーなワンウェイクラッチ内蔵
ギヤ146(図9参照)が設けられており、スリーブ駆
動ギヤ1は左方向には回転可能であって、回転現像器1
20Y,120M,120Cの感光ドラム115への適
当な当接圧によって回転して回転現像器駆動ギヤ148
と噛み合う。
【0035】次に、両ギヤ1,148の歯先の干渉部の
僅かな差のためにスリーブ駆動ギヤ1が右方向へ回転し
ようとした場合、本実施の形態では、スリーブ駆動ギヤ
1には該ギヤ1の半ピッチ分以上の角度αの扇状溝1a
が形成されており、駆動軸2を貫通する平行ピン3が扇
中溝1aに係合し、平行ピン3と扇状溝1aとの間には
所定のガタが形成されているため、スリーブ駆動ギヤ1
が右方向に回転して図2に示すように回転現像器駆動ギ
ヤ148に噛み合う。
【0036】その後、スリーブ駆動ギヤ1が図9に示す
モータ138により左方向に回転駆動されると、図3に
示すように平行ピン3がスリーブ駆動ギヤ1に形成され
た扇状溝1aの回転方向下流の側壁を加圧し、スリーブ
駆動ギヤ1の回転が回転現像器駆動ギヤ148に伝達さ
れる。
【0037】そして、現像工程終了後は、図4に示すよ
うに、十分な摩擦負荷抵抗を有するる回転現像器駆動ギ
ヤ148を含む回転現像器120Y,120M,120
Cの公転によってスリーブ駆動ギヤ1は左方向に回転駆
動され、平行ピン3が扇状溝1aの回転方向上流の側壁
に当接し、スリーブ駆動ギヤ1はフリーとなったワンウ
ェイクラッチ内蔵ギヤ146によって駆動軸2と共に回
転駆動され、平行ピン3と扇状溝1aとの相対位置は図
1に示す状態へと戻る。
【0038】而して、本実施の形態によれば、スリーブ
駆動ギヤ1に形成された扇状溝1aと平行ピン3との間
に周方向のガタを設けたため、回転現像器駆動ギヤ14
8がワンウェイクラッチのロック方向へも回転回避可能
となり、現像ロータリー123の停止時に回転現像器駆
動ギヤ148とスリーブ駆動ギヤ1が確実に噛合可能と
なる。この結果、回転現像器駆動ギヤ148とスリーブ
駆動ギヤ1との歯先当たり後のスリーブ駆動ギヤ1の回
転開始直後に発生する回転現像器120Y(120M,
120C)の感光ドラム115への衝突によるトナーの
飛散が防がれるとともに、感光ドラム115の振動に伴
う画像ピッチムラの発生が防がれる。
【0039】又、回転現像器駆動ギヤ148とスリーブ
駆動ギヤ1との滑らかな噛み合い動作が実現されるた
め、現像ロータリー駆動手段であるステッピングモータ
150の脱調及び異常停止が防がれる。
【0040】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態を図5及び図6に基づいて説明する。尚、図5及び図
6は本発明の実施の形態2に係る回転現像器駆動手段を
構成する回転現像器駆動ギヤとスリーブ駆動ギヤとの噛
合状態を示す図である。
【0041】本実施の形態では、図5に示すように、ス
リーブ駆動ギヤ1の扇状溝1aの回転方向下流側にスプ
リング溝1bが形成されており、このスプリング溝1b
にはスプリング4が挿入されている。
【0042】而して、上記スプリング4によって平行ピ
ン3と扇状溝1aとの間のガタが積極的に回転方向下流
側へ設けられることとなり、この結果、実施の形態1に
おいて図4に示す状態で発生する扇状溝1aの回転方向
上流側の壁と平行ピン3との衝突による戻り角(ロス)
を考慮する必要がなく、モータ138の回転開始から回
転現像器駆動ギヤ148の回転開始までの時間を極力近
づけることが可能となり、潜像書き始め以前に回転開始
して感光ドラム115への振動を抑える必要がある回転
現像器駆動ギヤ148の回転開始時間のロスを小さく抑
えて現像ロータリー123の切り換え時間を長く設定す
ることが可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、潜像が形成される像担持体と、該像担持体上に
形成された潜像を現像する1個の固定現像器及び複数の
回転現像器を有するカラー画像形成装置の回転現像器駆
動手段において、本体側固定駆動ギヤの回転方向に該ギ
ヤの半ピッチ角以上のガタを設けたため、トナー汚染や
潜像精度異常による画像ピッチムラ等の発生を防ぐこと
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る回転現像器駆動手
段を構成する回転現像器駆動ギヤとスリーブ駆動ギヤと
の噛合状態を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る回転現像器駆動手
段を構成する回転現像器駆動ギヤとスリーブ駆動ギヤと
の噛合状態を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る回転現像器駆動手
段を構成する回転現像器駆動ギヤとスリーブ駆動ギヤと
の噛合状態を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る回転現像器駆動手
段を構成する回転現像器駆動ギヤとスリーブ駆動ギヤと
の噛合状態を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る回転現像器駆動手
段を構成する回転現像器駆動ギヤとスリーブ駆動ギヤと
の噛合状態を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る回転現像器駆動手
段を構成する回転現像器駆動ギヤとスリーブ駆動ギヤと
の噛合状態を示す図である。
【図7】従来のカラーレーザープリンタの断面図であ
る。
【図8】従来のカラーレーザープリンタの感光ドラムと
転写ドラムの駆動手段を示す部分斜視図である。
【図9】従来のカラーレーザープリンタの回転駆動手段
を示す部分斜視図である。
【図10】従来のカラーレーザープリンタの現像ロータ
リー駆動手段を示す斜視図である。
【図11】従来のカラーレーザープリンタの現像ロータ
リーを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スリーブ駆動ギヤ(本体側固定駆動ギヤ) 1a 扇状溝 1b スプリング溝 2 駆動軸 3 平行ピン(回転規制部材) 4 スプリング(弾性体) 115 感光ドラム(像担持体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像が形成される像担持体と、該像担持
    体上に形成された潜像を現像する1個の固定現像器及び
    複数の回転現像器を有するカラー画像形成装置の回転現
    像器駆動手段において、 本体側固定駆動ギヤの回転方向に該ギヤの半ピッチ角以
    上のガタを設けたことを特徴とするカラー画像形成装置
    の回転現像器駆動手段。
  2. 【請求項2】 前記本体側固定駆動ギヤの回転下流側に
    弾性体を設け、該固定駆動ギヤの非駆動時には回転規制
    部材のギヤ回転下流側へ前記ガタを形成するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置の
    回転現像器駆動手段。
JP9352886A 1997-12-22 1997-12-22 カラー画像形成装置の回転現像器駆動手段 Pending JPH11184201A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7580656B2 (en) 2005-09-12 2009-08-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus featuring reduced shock attributable to a speed difference between a driving gear and a driven gear of a developing device
JP2015199352A (ja) * 2014-03-31 2015-11-12 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置及び動力伝達切換装置
JP2017187607A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 回転検知機構及びそれを備えた定着装置並びに画像形成装置

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