JP2912764B2 - 二成分現像システム - Google Patents

二成分現像システム

Info

Publication number
JP2912764B2
JP2912764B2 JP4103932A JP10393292A JP2912764B2 JP 2912764 B2 JP2912764 B2 JP 2912764B2 JP 4103932 A JP4103932 A JP 4103932A JP 10393292 A JP10393292 A JP 10393292A JP 2912764 B2 JP2912764 B2 JP 2912764B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
magnet roller
drum
idle
photosensitive drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4103932A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05281858A (ja
Inventor
史夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Original Assignee
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC filed Critical Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority to JP4103932A priority Critical patent/JP2912764B2/ja
Publication of JPH05281858A publication Critical patent/JPH05281858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2912764B2 publication Critical patent/JP2912764B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスにお
ける、二成分現像システムに関する。
【従来の技術】複写機、プリンタ等に使用される電子写
真プロセスでは、感光体に対向して、マグネットローラ
ー上に磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシを感光体表
面に摺動させて顕像化させる。この電子写真プロセスに
は、一般に、図8に示すような、一成分現像方式のもの
と、図9に示すような、二成分現像方式のものがある。
一成分現像方式においては、磁気ブラシは感光体表面に
対してほぼ等速に摺動させるのが最も画質が良く、図8
の如く感光体ドラム1の一端に設けられた歯車とマグネ
ットローラー2の軸に設けられた歯車とを噛み合わせる
ことにより、マグネットローラー2を回転させることが
できる。なお、図8において、符号1Aはチャージャ
ー、1Bはクリーニングブレード、1Cはリサイクルス
パイラ、2Aはトナーカートリッジ、2Bはトナー攪拌
スプリング、2Cはスポンジローラー、2Dは、ドクタ
ーブレードである。
【0002】また、2成分現像方式においては、磁気ブ
ラシは感光体表面に対しほぼ1.8〜2.2倍の速度で
摺動させるのが最も画質が良いことが知られている。し
かしながら、図8の例で感光体ドラム1側の歯車を大き
くしても、周速比はたかだか1.5倍程度にしか成らな
いため、前記の摺動速度の達成は困難である。そこで、
前記摺動速度の達成のため、2成分現像方式で一般に用
いられている方法は、感光体と現像器を別々の駆動系に
より駆動する方法である。図9の二成分現像ユニットの
具体例7において、感光体ドラム3は、プリンタ本体に
装着された歯車により駆動される。歯車6はマグネット
ローラ6Aの軸に固定されており、歯車4が前記本体側
の歯車により駆動され、その駆動は歯車5、歯車6と増
速される。図10は二成分現像方式電子写真プロセス装
置の従来例の本体機構部、図11は本体にプロセスユニ
ット7を装着した状態を示す。図10、11は装置本体
の左側面の図であり、プロセスユニット7は装置右側か
ら装着する。本体の駆動歯車列、プロセスユニットの駆
動歯車列は共に左側に配置されている。マグネットロー
ラ6Aは、本体の歯車10が歯車4と噛み合い、歯車
5、6の噛み合いを介して回転駆動される。また、感光
体ドラム3は、歯車12と軸芯が同一位置に配置され、
歯車12に設けられたカップリングにより駆動される。
この場合、歯車12には、前記歯車10の駆動が歯車1
1を介して減速伝達される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術では、感光体ドラム駆動系と現像器(マグネット
ローラー)駆動系が別個に設けられているため、次のよ
うな種々の問題点が生じる。多数の複雑な歯車列が必要
になり、このため、装置を小形化する場合に大きな制約
となり、部品点数が増え信頼性が低下し、コストが上が
る。また、プロセスユニットを本体に装着する際に、感
光体ドラム駆動、現像器駆動の2つを位置決めする必要
があり高い精度を必要とする。本発明は、前記従来の問
題点に鑑みて成されたものであって、少数の簡単な歯車
列で構成できるため、装置を小形化でき、部品点数が減
り、信頼性が上がると共に、位置決めが容易に行える二
成分現像システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子写真プロ
セスにおける、二成分現像システムにおいて、現像槽の
マグネットローラー駆動源を、感光体ドラムに軸着され
たドラム歯車から取るものであって、マグネットローラ
ー駆動歯車を軸支したマグネットローラーの軸を中心と
して自在に回動するように、前記ドラム歯車に噛合する
アイドル歯車を軸支し、このアイドル歯車およびマグネ
ットローラー駆動歯車と噛合しアイドル歯車の回転を増
速してマグネットローラー駆動歯車を回転させる二段歯
車を設けたことを特徴とする二成分現像システムである
ことにより、前記課題を解決するものである。
【0005】
【作用】本発明においては、現像槽のマグネットローラ
ー駆動源を、感光体ドラムに軸着された歯車から取り、
それと共に、マグネットローラー駆動歯車を軸支したマ
グネットローラーの軸を中心として自在に回動するよう
に、前記ドラム歯車に噛合するアイドル歯車を軸支し、
このアイドル歯車およびマグネットローラー駆動歯車と
二段歯車を噛合させることによりアイドル歯車の回転を
増速してマグネットローラー駆動歯車を回転させるよう
にしている。従って、マグネットローラーを駆動させる
歯車列をアイドル歯車、二段歯車、およびマグネットロ
ーラー駆動歯車という簡単な歯車列で構成できると共
に、アイドル歯車をマグネットローラーの軸を中心とし
て自在に回動するように軸支したものである。この為、
装置を小型化でき、かつ、部品点数を削減することがで
きるので、信頼性が上がり、かつ、コストを下げること
ができる。また、本体との位置決めは感光体駆動系のみ
行えば良いため、コストを下げることができる。
【0006】
【実施例】以下図面を参賠して、本発明の実施例を詳細
に説明する。実施例のプリンタを図1に示す。本プリン
タは、カード、ラベル等の特定用紙に必要な情報を印字
するシステム用のものであって、本体システム内に収納
するため非常に小型に構成する必要があることから、図
1に示すように、本体のフレーム14、フレーム15で
構成される狭い範囲に印刷に必要な要素を全て収納して
いる。図1の13は現像ユニットで、図2に現像ユニッ
ト13の外観図を示す。本プリンタではトナー容量の制
約から感光体ユニットと現像ユニットを別個に構成し
た。図3は本プリンタの後部の図である。図3に示すよ
うに、メインモータ16の軸に固定されたプーリー17
により歯付きベルト18が駆動され、該ベルト18によ
り、感光体駆動用プーリー19が回転駆動される。図4
は感光体ユニットの断面図である。感光体ドラム22は
ドラムギア21に接着結合されている。図4の20はカ
ップリングであり、感光体ユニットを本体に装着する
と、感光体駆動ギアの溝部(図示省略)とこのカップリ
ング20が結合され、これにより軸23、ピン24、2
5によりドラムギア21が回転駆動するようになってい
る。図5は現像ユニット13の駆動状態の側面を示し、
図6は同底面を示し、図7は同正面を示す。図5〜図7
に示すように、現像ユニット13を本体システムに装着
すると、ドラムギア21がアイドルギア26と噛み合っ
て感光体ドラム22の回転が伝達される。すなわち、図
において、符号27はマグネットローラー、27Aは該
マグネットローラー27の軸である。前記アイドルギア
26はマグネットローラー軸27A上(図7では軸27
の一端部)に位置し、かつ、アイドルギア26の中芯部
には、該軸27Aとの間に軸受け28が設けられてい
る。このアイドルギア26はこの軸受け28によりマグ
ネットローラー27の軸27Aを中心として自在に回転
するようになっている。29は歯数に大小のあるギア部
が一体になって回転する二段のギアである。この二段ギ
ア29は、小歯数のギア部がアイドルギア26に噛み合
い、大歯数のギア部がマグネットローラー駆動ギア30
に噛み合っている。したがって、二段ギア29は、アイ
ドルギア26の回転(ドラムギア21から伝達された感
光体ドラム22の回転)を増速してマグネットローラー
駆動ギア30を回転させる。そして、マグネットローラ
ー駆動ギア30はピン31によってマグネットローラー
の軸27Aに締結されているので、該駆動ギア30の回
転によりマグネットローラー27を回転させる。以上の
ようにして、感光体ドラム22の回転が、順に噛み合う
前記ドラムギア21、前記アイドルギア26、前記二段
ギア29、および前記駆動ギア30を介してマグネット
ローラー27を回転させる。
【0007】ここで、各ギアの歯数は、 ドラムギア22…57T、アイドルギア26…42T、 二段ギア29…15/28T、マグネットローラー駆動
ギア30…29T である。従って、感光体ドラム22からマグネットロー
ラー27までの伝達比は、 (57/42)×(42/
18)×(28/29)=3.0575となる。また、
感光体ドラム22の外径;50mm、マグネットローラ
ー27の外径;31.4mmであるので、表面の周速比
は、 31.4×3.0575/50=1.920 となって、2成分現像方式によって適当な速度比が得ら
れている。以上の説明から明らかなように、実施例で
は、感光体ドラム22の1端に設けたドラムギア21か
らの回転伝達によって、現像ユニット13のマグネット
ローラー27を駆動することができるため、簡単な機構
で狭いスペースに現像ユニットを構成することができ
る。尚、実施例では、図1〜図7に示すようなプリンタ
で本発明を実施していたが、本発明は、実施例に限定さ
れず、他の構成の電子写真プロセスでも実施できる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
マグネットローラーを駆動させる歯車列をアイドル歯
車、二段歯車、およびマグネットローラー駆動歯車とい
う簡単な歯車列で構成できると共に、アイドル歯車をマ
グネットローラーの軸を中心として自在に回動するよう
に軸支したものである。このため、装置を小型化でき、
かつ、部品点数を削減することができるので信頼性が上
がり、コストを下げることができる。また、本体との位
置決めは感光体駆動系のみ行えば良いため、コストを下
げることができる等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のプリンタの構成図である。
【図2】図1のプリンタの現像ユニットの構成図であ
る。
【図3】図1のプリンタの後部図である。
【図4】図1のプリンタの感光体ドラムの断面図であ
る。
【図5】図2の現像ユニットの駆動説明図である。
【図6】同じく、説明図である。
【図7】同じく、説明図である。
【図8】従来の一成分現像ユニットの説明図である。
【図9】従来の二成分現像ユニットの説明図である。
【図10】図9の二成分現像ユニットの説明図である。
【図11】図9の二成分現像ユニットの説明図である。
【符号の説明】
13 現像ユニット 14、15 本体フレーム 16 メインモーター 20 カップリング 21 ドラムギア 22 感光体ドラム 26 アイドルギア 27 マグネットローラー 28 軸受け 29 二段ギア 30 マグネットローラー駆動ギア
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 B41J 23/02 F16H 1/06 G03G 15/00 550

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真プロセスにおける、二成分現像シ
    ステムにおいて、現像槽のマグネットローラー駆動源
    を、感光体ドラムに軸着されたドラム歯車から取るもの
    であって、マグネットローラー駆動歯車を軸支したマグ
    ネットローラーの軸を中心として自在に回動するよう
    に、前記ドラム歯車に噛合するアイドル歯車を軸支し、
    このアイドル歯車およびマグネットローラー駆動歯車と
    噛合しアイドル歯車の回転を増速してマグネットローラ
    ー駆動歯車を回転させる二段歯車を設けたことを特徴と
    する二成分現像システム。
JP4103932A 1992-03-31 1992-03-31 二成分現像システム Expired - Fee Related JP2912764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4103932A JP2912764B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 二成分現像システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4103932A JP2912764B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 二成分現像システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05281858A JPH05281858A (ja) 1993-10-29
JP2912764B2 true JP2912764B2 (ja) 1999-06-28

Family

ID=14367214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4103932A Expired - Fee Related JP2912764B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 二成分現像システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2912764B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3916334C2 (de) * 1989-05-19 1998-11-19 Niederberger Kg Heinrich Auflaufeinrichtung
JP4049736B2 (ja) * 2003-11-28 2008-02-20 京セラミタ株式会社 画像形成装置
KR100608069B1 (ko) 2005-05-10 2006-08-02 삼성전자주식회사 현상기 및 이를 구비한 전자사진방식 화상형성장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05281858A (ja) 1993-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0564793A1 (en) Image-forming machine
JP3293438B2 (ja) 駆動伝達装置
JPH10171331A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3339274B2 (ja) 画像形成装置
JP2912764B2 (ja) 二成分現像システム
JP2910580B2 (ja) 画像形成装置
JP3937802B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP4440372B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP3319226B2 (ja) プロセスカートリッジの駆動装置
JP3200208B2 (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP3135671B2 (ja) 電子写真装置
JPH10142945A (ja) イメージングユニット
JPH07140744A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2001209221A (ja) 画像形成装置
JP4827960B2 (ja) 画像形成装置、及び、現像装置
JP4084586B2 (ja) カラー画像形成装置
JP4681847B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JPH08146825A (ja) 感光体ユニット及びこれを用いた画像形成装置
JP3465542B2 (ja) 画像形成装置の駆動システム
JPH07199586A (ja) カラー画像形成装置
JPH096210A (ja) 画像形成装置
JP2956442B2 (ja) 画像形成装置、及びシャーシ構造
JP2002328563A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置及び電子写真感光体ドラムユニット
JPH0792615B2 (ja) プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを装着可能な画像形成装置
JP2006106610A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080409

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees